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ぬくたい羊水の中で自分の輪郭がぼやけていくような恐怖があった。
でも自分が消えていくより、相手が消えることの方が何倍も恐かった。
白っぽい映像と圧倒的な説得力で綴る人の心のカタチ。形。かたち。
これを見ずに何を語る?そんな心理劇の傑作。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]
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ずっと嫌いだと思ってた。ずっと負けたくないと思ってた。
でも結局は、俺は兄貴に笑って認めてもらいたかっただけなんだ。
どーしようもなく不安だったり、意味もなくイライラする。
そんな思春期の世代感覚を、今の時代感覚で鮮やかに描いてる。
[講談社・ヤンマガKC]
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ホントの姿を知ってしまえば、それは他愛のないことだったりする。
でも初めて出会った時の、溢れんばかりのキレイで完全なイメージ。
それこそが自分にとっての真実なのかもしれない。想いなのかもしれない。
透明っぽい心理描写で人と人との構図を鮮烈に描いた第六弾。傑作。
[新書館・WINGSコミックス]
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好きだけど手に入らないから、気持ちを隠して陵辱してしまう。
もしそれで相手に怨まれ殺されてしまったとしても本望だから。
狂おしいほどの激情、ぎりぎりの想い。そして、これもまた愛。
[ワニマガジン社・ワニマガジンコミックス]
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無名王と秋津国の真実が語られる。はたして全貌はどれほどに深いのか。
誰が善で悪なのか、何が優しさで何が狂気なのか。単純な構図では語れない。
交錯する思惑に目眩を覚えるほどの、超スケールなドラマチックファンタジー。
[宙出版・ミッシィコミックス]
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体は悦ぶことをシッテイル。でも、ココロはここには無い。
体とココロのちぐはぐな感じ。女である違和感。そしていらだち。
恐ろしいほど生々しく、青臭さと虚飾にまみれた、これも一つの現実。
[小学館・スピリッツコミックス・大判]
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永遠に変らないモノなんて何もないのかもしれない。
でも、この瞬間の幸せな想いは穏やかな光景は、記憶の中に永遠に残るだろう。
二太郎とマリコさんの、そして太と野沢の、絡み合った糸がキレイにほどけ、
エイエンノノハラここに完結。野沢よあんたはエライ。
[集英社・ぶ〜けコミックス・大判]
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Hマンガに何をやらせようとしているのだろう、そんな感じすらする。
肉体が繋がることによってしかココロの繋がりが確かめられない。
そんな今の時代感覚を、映画の1シーンのような映像に鮮やかに投影してる。
桁外れのセンスを持ち合わせた超弩級の新人。
[ワニマガジン社・マニマガジンコミックス]
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呆れるほどのテンションの高さと、どこかでそれを冷静に見てる自分。
とめどなく繰り出されてるコトバの散弾銃がなんか心地よいのです。
時代感覚も価値観も人間像も全てが最終形態に至ったラブストーリー。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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自分がここに居ていいと信じたいから、人は抱き合うのかもしれない。
汚されてもかまわない。狂ってもかまわない。存在が認められるなら。
前代未聞のディープな心理劇で繰り広げられる狂気の肉体関係。傑作。
[コアマガジン・ホットミルクコミックス・大判]
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絶句……
時代が動くとき、歴史は多くの血を飲み干すのだそうだ。
更紗が朱理が、そして新たな時代を夢見るみんなが、笑えるように。
もー誰も死んで欲しくない。五体満足でいて欲しい。お願いだから。
[小学館・別コミフラワーコミックス]
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(男性誌系は該当なし)

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まさかここまでキレイに終われるとは。そんな鮮やかな展開に唖然とした。
旭も環も飛良もえいじも要も睦も……それぞれのココロがちゃんと救われてる。
感動したなんてコトバではとても言い尽くせない、とてもステキな物語。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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思春期の不安定なココロ、未来に対する拭いようのない不安。
そんな不安なココロが奏でる音、それに惹かれてくる人でなき存在。
そして音をつむぎ護るモノ達。緻密な記号の積み重ねに圧倒される。
でもこの作品のもつ凄さ、掲載誌の読者に理解できるのか?
[エニックス・Gファンタジーコミックス・大判]
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