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Comic The Best ['1998 All]


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ベスト10なんて絞れないと言ってたっけ……
選べてしまったものは仕方ない。
これぞベスト・オブ・ベスト。傑作ばかり。
もちろん反論を受け付けないのは
言うまでもない(爆)。
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一人一作品のみ、順位はありません。コメントは使いまわし。
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出会えさえすれば、お互いさえいれば他には何もいらないと思ってた。
でも全てを犠牲にできるほど背負ったものは軽くなくなってしまったから。
自分で自分が許せなくなるのはイヤ。だから今は少しだけサヨナラ。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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迦々羅は絶対許せないと思ってた。でも痛々しい過去を知ってしまったから。
桜を助けるために、亜梨亜を助けるために、全てを捨てるしかないのか。
圧倒されるほどの映像と、激しい感情の洪水。極限の想いがここにはある。
[秋田書店・きらら16コミックス]
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絶句……
時代が動くとき、歴史は多くの血を飲み干すのだそうだ。
更紗が朱理が、そして新たな時代を夢見るみんなが、笑えるように。
もー誰も死んで欲しくない。五体満足でいて欲しい。お願いだから。
[小学館・別コミフラワーコミックス]
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呆れるほどのテンションの高さと、どこかでそれを冷静に見てる自分。
とめどなく繰り出されてるコトバの散弾銃がなんか心地よいのです。
時代感覚も価値観も人間像も全てが最終形態に至ったラブストーリー。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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可哀相だから結婚した。でもそれって優越感だから、対等な関係じゃない。
同情されるのはイヤ。可哀相に思うコトを、私は私が愛してる人にだけ許したい。
白っぽい映像と圧倒的な説得力で綴る人の心のカタチ。形。かたち。
これを見ずに何を語る?そんな心理劇の傑作。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]
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ホントの姿を知ってしまえば、それは他愛のないことだったりする。
でも初めて出会った時の、溢れんばかりのキレイで完全なイメージ。
それこそが自分にとっての真実なのかもしれない。想いなのかもしれない。
透明っぽい心理描写で人と人との構図を鮮烈に描いた第六弾。傑作。
[新書館・WINGSコミックス]
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こんなハズではなかった。上手くいくハズだった。どこで間違えたのか。
理解するために愛すしかないなんて。好きだからこそ憎まれたいなんて。
終わりのない螺旋階段をひたすら上り続ける。出口はまだ見えない。
[小学館・プチフラワーコミックス]
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あたしのこと好き?壊れたレコードのように繰り返してくコトバ。
お兄ちゃんさえいてくれるなら、どんな嫌なことでも我慢できるから。
痛々しいぐらいに破滅的でギリギリのシチュエーション。傑作。
[近代映画社・エルティーンコミックス・大判]
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自分がここに居ていいと信じたいから、人は抱き合うのかもしれない。
汚されてもかまわない。狂ってもかまわない。存在が認められるなら。
前代未聞のディープな心理劇で繰り広げられる狂気の肉体関係。傑作。
[コアマガジン・ホットミルクコミックス・大判]
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体は悦ぶことをシッテイル。でも、ココロはここには無い。
体とココロのちぐはぐな感じ。女である違和感。そしていらだち。
恐ろしいほど生々しく、青臭さと虚飾にまみれた、これも一つの現実。
[小学館・スピリッツコミックス・大判]
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今月の1冊と、次点の作品です。コメントは該当ページへ。
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● ハッピーファミリー 全2
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三原ミツカズ
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● ハッピーファミリー エクストラ
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三原ミツカズ
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