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お互いにタイミングが良すぎたのだ。いや悪すぎた、とも言えるかもしれない。
勢いで寝てしまって。後悔して。付き合うことにして。でも上手くいかなくて。
あんたはいったいどーしたいんだ?そしてワタシはどんな展開を望んでるのか。
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]
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新しい時代を切り拓いた役者達の影には、語られない人々の生き様が存在する。
革命という歴史の大きなうねりの中にも、時代に負けない強い想いが存在する。
誰もが知る歴史の一頁も、視点を変えれば物語となる。歴史って実に興味深い。
[小学館・プチフラワーコミックス]
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ある日両親が死んだ。見知らぬ男が私を引き取ると言う。母の不倫相手だった。
その男の出現によって、ごく普通でありふれた私の日常は少しづつ変わってく。
まるで石を投げ入れた水面のように、恋人や友人との関係に歪みが広がってく。
[講談社・KC Kiss・大判]
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死のうとしたのは私。自分の勝手で晶を巻きこんで、強引に心中しようとした。
助けてくれたのは彼。実の親にすら見捨てられた私を、ただ一人助けてくれた。
身代わりになった彼。ただ生きているだけの彼。これが私のしたことの結果だ。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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双子はよく似ていて、どこか通じ合ってる。でもそれは私たちのことじゃない。
容姿も性格も似てないし、距離は離れてたし、お互い知らないことも多かった。
そんな私たちの人生が、一人の男をきっかけにして初めて交わろうとしている。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]
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私の通う高校は制服は可愛いしオシャレは自由でバイトも自由。でも恋愛禁止!
そんな校則もバレなきゃオッケー?と隠れて付き合ってたら見つかっちゃって。
目隠しされ車に乗せられ、着いた所は高い塀に囲まれた反省棟!?マジっすか?
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]
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私は自分の領域に他人が入ってくるのが苦手で、だから最初は彼も苦手だった。
アパートはボロイし、住人は変人ばかりだし、どこかに迷いこんだ感じだった。
でも、いつのまにか心地よくなっていた。他人と暮らすのが楽しくなっていた。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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私たちはただ人と違う力を持っていただけなのに、狩られ殺される存在だった。
生き延びたいなら選択肢は一つだけ。政府に従い仲間を狩る手伝いをすること。
私は人に好かれる資格なんてない。私が何してるか知ったら、きっと軽蔑する。
[秋田書店]
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あなたはどこにもいないけど、私はあなたの姿も声も心の内も全て知っている。
あなたは孤独で。理解されなくて。でも孤独をいとわない。私の憧れのあなた。
あなたは私だけど私じゃない。だからこの物語も嘘だけど本当のことでもある。
[祥伝社・大判]
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ただ待っているだけで出会えるのは凄いことで。当たり前なのに奇跡のようで。
彼の存在以外は重要ではなく。むしろ私にとって面倒でつまらないことだった。
その尋常でない執着は、どこで生まれ、どこへ向かうのか。まだ何も知らない。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]
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仕事に生きる女だってお嫁さんが欲しい!いやいや、メシを炊ける男が欲しい!
愛のない結婚はダメですか?胃袋をみたしてくれる男にときめくのは変ですか?
欲望にストレートで、可愛くて下品。これが少女漫画の真の姿だ!ったりして。
[小学館・プチコミフラワーコミックス]
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なにもできず緩慢に死んでくぐらいなら、この瞬間に人生が終わったっていい。
生きたいから。まだ生きているんだから。生きてるってカラダで感じたいから。
先生と出会えたことを。この愛しい瞬間を与えられたことを。私は感謝します。
[小学館・少コミCheese!フラワーコミックス]
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彼女だけが理解してくれた。彼女にだけ自分を晒せた。彼女にだけ甘えられた。
僕は高校生で、彼女は小学生だけど、彼女だけが必要だった。なぜ彼女なんだ。
これは愛じゃない。愛だけど愛じゃない。僕が欲しいのは。欲しかったのは……
[幻冬舎(幻冬舎コミックス)・バーズコミックス]
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今までずっと放って置いたくせに、今さら一緒に住めだなんて何を企んでいる。
期待しちゃイケナイと分かってる。でもどこか期待して、裏切られて傷ついて。
結局、人は自分に都合のよい夢だけを見る。それに気付いた時は手後れなのに。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]
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学ぶことが、知ることが、聞くことが、君と僕の夢への道筋だとそう信じてた。
けれども、知識を積み重ねるたびに、音楽だけが僕の指からこぼれ落ちていく。
ただ奏でることが楽しかったのに。忘れてしまった。僕の音が分からないんだ。
[徳間書店・Charaコミックス]
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仕事は順調だし恋愛も上手く行っている。そう思ってた。思ってただけだった。
信じてたのが虚像で。私には何もなくて。何もしてこなかったのだと思い知る。
殻を破らないと世界は広がらない。ぬくぬくと丸まっていたら腐っていくだけ。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]
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慈夢と慈樹。私たちは二人で一つの体を共有してた。それで上手くいっていた。
誰も見ることができない、私だけが知っている慈樹を、彼が見てしまうまでは。
彼は私たちの関係を壊してしまう。だから私は彼が嫌い。嫌いなはず、なのに。
[大都社・ダイトコミックスアンジェリーナ]
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我は何もできないから。何の責任も持てないから。と、すがる手を振り払った。
我が手を離さなければ良かったのか。離すなら差し出すべきではなかったのか。
後悔してた。やり直したかった、のかもしれない。だから、おまえが望むなら。
[徳間書店・Charaコミックス]
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兄さんが人を殺すわけはないと信じてる。けど。姿を見せてくれないのはなぜ?
私まで殺されそうになったのはなぜ?存在が邪魔だから?何かを知ってるから?
異なる二つの思惑が偶然に絡み合う時、単純なはずの事件が複雑に見えてくる。
[小学館・Betsucomiフラワーコミックス]
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昨日まで事実だった知識も秩序も、そして自分の存在意義すらまやかしだった。
この星の秩序も、この星に落とされたのも、全てが予め用意された必然だった。
核心に近づくたびに自らの想像力の貧困を思い知る。本物とはそういうことだ。
[白泉社・ジェッツコミックス・大判]
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笑えない子供が笑えるようになった。でも、笑うことしか出来なくなっていた。
傷ついた心に触れず優しく守っているだけで、傷口が閉じて治ったりはしない。
たとえ見せかけの幸せを壊してでも、傷に向き合うことこそが必要なのだろう。
[集英社・マーガレットコミックス]
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今まで隠してきた真の欲求。彼女と出会って初めてそれを開放できたと思った。
じゃあ今までの関係は偽り?嘘で塗り固めてまで関係を断ち切れないのはナゼ?
たぶん少しは好きだったから。欲しかったから。そして満たされなかったから。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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まるで遥かな昔の私たちと同じ姿、同じ名前の者たちの運命を巻き戻すように。
それぞれが龍王の玉を受け継いで、そして同じ時代の同じ場所で再び出会った。
それは偶然ではない。決められてた。生まれてしまった厄災を清算するために。
[秋田書店・ボニータコミックス]
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最も古い記憶は雪国の景色。行ったことのない場所。昨日まではそう思ってた。
戸籍に見つけた私の過去。亡くなった年下の姉。母親の話は私のことじゃない?
過去を探し辿りついた事実に、忘れた記憶は忘れたい記憶なのだ、と思い知る。
[小学館・flowersコミックス]
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お互い過ぎた面影に囚われ、割り切ったつもりで、目を塞いでたのだと気づく。
ずいぶんと遠回りをしてきた。無駄なようで、でも必要な道程だったのだろう。
バカで要領悪くて、ちっともカッコ良くない展開で。でもそれが私たちだから。
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]
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二人の関係は元通りになった。修復したかに見えた。修復していけると思った。
だけどあの時の言葉が頭から離れない。胸の奥に刺さった棘のように疼いてく。
それは予感だったのかもしれない。関係の終わりの。炎が消えつつあることの。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]
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物語というよりスケッチというか、シーンというよりエモーションというか。
余分な虚飾も過剰なサービスもなく、あるのは削ぎ落とされた人の営みだけ。
風景にカメラを向け撮影したら、そこに偶然にも物語があったようなカンジ。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
→宝島社刊の1巻が「冬」として再発売されました。
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世界でたった二人だけの、人を超越した存在。狂った頭脳が生み出した化け物。
最も理解し通じ合えたはずの一対が、運命に道を切り裂かれ憎しみで相対する。
二人は同じ目で海を見ていた。あの時間にもう戻れないと分かってる。けれど。
[小学館・フラワーコミックス]
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絶対カワイくなってやる。最初のきっかけは誰だってそんなのかもしれない。
頭の中にイメージが広がって、技術も何もないのにいきなり服を作ってしまう。
何かをクリエイトするコトって、やっぱ気持ちと行動力から始まるのだから。
[宝島社・ワンダーランドコミックス・大判]
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時を超えやってきたユーリが世界を動かす。ユーリを巡り世界が動き出す。
一人の少女として恋愛するコトが、そのまま国の行く末をも左右したりして。
奇跡の出会いをし愛が歴史を作ってしまう。まさに少女漫画の真骨頂かも。
[小学館・少コミフラワーコミックス]
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● 脂肪と言う名の服を着て [完全版]
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安野モヨコ
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食べさえいれば、不安は消える。安心できる。だから食べる。どんどん食べる。
そして安心という脂肪のかたまりに包まれ、傷つけられるコトから逃げている。
悪いのはいつも他人で自分は醜いだけ。そんな考えでは何一つ解決しないのに。
[祥伝社・大判]
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● すみれSEPTEMBERφ(ラブ) 1〜4
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なかはら桃太
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憧れて同じ選手を目指して。同じチームに入って同じフィールドでプレイする。
好きの気持ちが人間関係を紡いでく。好きの気持ちがフィールドを作っていく。
憧れと恋は似てるけど違う。好意と恋も似てるけど違う。違わなかったりして。
[桜桃書房・GUSTコミックス]
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記憶の中の坊ちゃんは、それは可愛らしくて。私を慕って頼ってくれる存在で。
それがすっかり大きくなって。ワイルドになって。って、私が受けですか?(爆)
あの時手を放したのを後悔したから、何でもしてあげたいと思ってた。けれど。
[芳文社・花音コミックス]
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知ってるから出来ることが有るように、知らないから出来ることも有るのです。
未来の可能性と確率も、たった一つの未知の値で全然違う結果になるというか。
本来は出会わない価値観の違う男女が出会い、筋書きのないドラマが展開する。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス]
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互いがまだ子供でその行為の意味を知らなくても、容赦なく現実はやってくる。
騒いでも逃避しても現実は変わらない。経験が無かったら経験を積むしかない。
人はいつか親になる。誰もが最初は初心者。少し早かっただけ。そう考えよう。
[講談社・KC 別フレ]
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男なのに、年上なのに、社会人なのに、嫁に来いって?せめて婿にしろ!<違う
ホモマンガでは渡る世間は男ばかりホモばかり、なんてのも珍しくはないけど。
どいつもこいつも変態ばかりで、ホモぐらいじゃ普通に見えてくるのがイヤン。
[徳間書店・Charaコミックス]
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助けられなかった過去の傷口。プライドも何もかもが粉々になった過去の傷口。
その死んだはずの弟が今になって目の前に現れる。しかも我に牙を剥き出して。
助けられなかったと悔み。助けに来なかったと怨む。互いの記憶はどこか違う。
[徳間書店・Charaコミックス]
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人生とは明確な目的や将来に向かって一直線に突き進むようなモノではなく。
その時々に考えたり悩んだり足掻いたりして、しっかり現実を踏みしめてる。
そう。ここには絵空事の物語じゃなくて、空間と人々の存在感が詰まってる。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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