超大物ルーキー (99/9/27) 次へ 前へ
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あいかわらず貧弱な更新が続いてる今日このごろ
みなさんはお元気ですか?(笑)
NAVIはかなり荒んだ毎日です(爆)。
そーいや、前に飲みに行ったのいつだっけ……
なんか1年ぐらい飲んでないような気がしてきた(泣)。
ま、そんなに飲みたきゃ買ってくればいいのだけど。
ってそーいう問題じゃないだろ。

なんか一週間があっという間に過ぎてしまうのです。なぜ?(笑)
その割にはたいしたコトをやってないような気もするし。
いまいち時間を効率的に使ってないような感じが。むむむむむ
それとも宇宙人に攫われてたとか?(おいおい)

ところで前々から気になってこと。
デートってなんで日付(date)なんでしょうか?(笑)
気になって夜も寝れん!って、朝寝てるけど(爆)。
ま、それを言ったらセックスは性別(sex)だし。
セックスチェックと言っても別に性交渉したかどうかを調べるんじゃなくて
生物学的な性別を調べる検査ですから。……間違えるやつはいないって。

そんな馬鹿話を置いといて。
今週は自然の力は恐ろしかった、な一週間でした。
いきなり台湾で大地震だし、その後は台風がやってきた。
地震といえばトルコでも大地震が、あとギリシャでもあったっけ?
耐震基準があってもちゃんと守ってないとか、古い建物は揺れに弱いとか
どこの国でもあんまり違いはないよーで。断層の真上はしょーがないけど。
日本だって全然例外じゃなくて、手抜き工事のオンパレードだし。
数千円しかしないような工業製品ですら厳重な品質管理が当たり前なのに、
なんで家みたいな高価なものがいいかげんな品質で売られるんだか。

台風では大きな竜巻が発生したり、高波で村が一気に冠水したりして。
どっかで秒速66メートルの瞬間風速を記録したとか。想像でけん。
ちなみに秒速を3600倍(60×60)すると時速になるのです。
だから風速25メートルとは時速90キロの車の屋根に乗ってるようなもの。
風速50メートルだと時速180キロの新幹線の屋根の上
とても歩けないってゆーか、人間だって飛ばされると思う(笑)。

雨はこの前の豪雨の時の方が凄かったけど。東京は。
渋谷の地下街が冠水したのははじめてのコトじゃなかったっけ?
渋谷の地下街……そーなんです。渋谷には地下街があるのです(爆)。
って東京に来たことない人には何のことかわからないか。
東京のメガステーションというと池袋・新宿・渋谷が有名で、
そんなかでも特に渋谷が有名なんじゃないかと思うのだけど。
地下街に関しては、え?あったのってレベルだったり(笑)。
池袋と新宿の地下街は八重洲と並ぶ東京の三大地下街だと言うのに。
とゆーわけで、東京見物で渋谷に来たときには地下街もお忘れなく。
たいしたものは有りませんが(爆)。

なんか途中からちっとも自然の脅威じゃねーな(汗)。
今週は疲れがお脳を侵食してまじめなモードに入らんよーです。ふふふ


話は全然変わるけど、少女漫画の新雑誌が出てました。
「Cookie」(クッキー)という名前で集英社から。
デザートとかチーズとかクッキーとかおいしそうな名前が増えたすね(笑)。
りぼん・ぶ〜け共同編集というちょっと不思議な組み合わせで。
りぼんはマーガレット系より(対称年齢が)下でぶ〜けは上なのに。
でも中身を見ると、理由がすぐわかってしまった。

まず全ラインナップを見て驚け(爆)。
矢沢あい、あいざわ遥、谷川史子、稚野鳥子、石田拓実、斉木久美子
藤末さくら、山本マキコ、

(ショート)雨月衣、いくえみ綾、生藤由美、山野りんりん、
キャンディー・サトウ


りぼんのベテラン+ぶ〜けの生きのいい若手+αって感じですか。
とてもじゃないけどポッと出の新雑誌という感じではないかも。
いきなり超大型新人登場ってゆーか、りぼんやぶ〜けよりレベル高いし(笑)。

で、この雑誌の理由というか位置づけはたぶんコーラスみたいな感じ。
少女漫画(に限らないけど)は描き手が読み手と一緒に歳を取って
だんだん描く雑誌(の対称年齢)が上がっていくのが基本なのです。
でも集英社系は新人を熱心に発掘しすぎて漫画家が余ってる。
上に移動したくても空いた椅子が無いのが実状だったりして。
あきらかに人材が不足してるとこもあるのに贅沢な悩みですな。

つまり今回の新雑誌ってりぼんのベテラン陣の移動先みたいすね。
ターゲット的にはマーガレット〜ちょっと上ぐらいまでかな?
まさに少女漫画雑誌のボリュームゾーンを狙ってるご様子。
白泉社とか小学館の雑誌に比べると、マーガレット系は
とにかく若い描き手が多いので、内容的には負けちゃってる。
そんな話の内容で読みたい人のための雑誌という感じかも。
あ、本来の読み手の共感という意味ではマーガレット系は正しいよ。
だから何だかんだ言って売れてるわけだし。

とりあえずは手にとって見てみろ!って感じ。
次は12月中旬予定なので今のところ季刊で出すつもりかな〜?
これだけ本気ならあっという間に月刊になっても不思議ではないけど。

来週はおすすめコミックスです。


スクウェアの底力 (99/9/21) 次へ 前へ
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久しぶりに遅くなったです。
ゲームショウに行くために徹夜したツケが来てしまいました。
ぬーーー、寝ないでもピンピンしていられればいいのに。
(そしたら寿命が縮んじゃいそーだけど・笑)

と・こ・ろ・で(はーと)←?
なんかまたこのページを雑誌で紹介してくれるらしいです。
今月末頃に出る「ファミ通DC(ドリームキャスト)」だそうな。
NAVIはドリームキャストを持ってないのだけど(爆)。えーのか?

にしてもゲーム系はほとんど無名なのに「TOKYO1週間」についで2度目。
コミック系と合わせるとトータルで4度目すね。ドンドンパフパフ
回数だけなら、まるで有名ページのよーだ(笑)。

てなわけで今週は、行ってきたぜよ東京ゲームショウの巻

春のは行かなかった記憶があるから、去年の秋から1年ぶりかな。
確かドリームキャストの大量展示とFF8のムービーが記憶にあるし。
そして今回はあのプレステ2がついについにベールを脱いだのです!
んもー、期待しないわけがないっスね。

プレステ2と言えば春の発表の時は久々に衝撃的だった。
まさか39万8000円ですか?(笑)とか言いたくなるようなシロモノだったし。
たぶん普通の人は知らないだろうけど、
あれウン千万のCGワークステーションよりも映像表現性能が上なんだから。
ホンキでこんな化け物みたいな性能のマシンを家庭用ゲーム機として出すの?
まさか夏の夜の夢なんじゃないのか?とか思ったよ。

ドリームキャストがその時点でパソコン用のほぼ最高の表現力と同等で。
これだってゲーム機としては十分すぎる能力を持っているのに、
それすら霞んでしまうよーなシロモノが出現するとは予想しなかった。

ま、ちゃんと製品として発表されるまでは信じられない、とか。
あれだけの性能のもの今年度中に発売できるとは思えない、とか。
心臓部のマイクロチップの生産が遅れてるらしい(噂)、とか。
いろいろ言われてたり。どれも杞憂ではあったけど。

そしてゲームショウ直前の電撃的な発表会。
ちゃんと動いてる実機が明らかに発売日も価格もすでに決まってて。
しかも、そこではなんとすでに動いてるソフトも有ったりして。
もはや絵に描いた餅じゃなくて、焼き立ての食べられる餅って感じ。

にしても、今までのプレステと互換性があるってのは凄いっすね。
(プレステのソフトが何も考えずにそのまま動くということ)
互換性を保ちつつ劇的に性能をアップするのは難しいし。
互換性を保つためには余分なコストがかかってしまうものだから。
ゲーム機のように安くて高性能なマシンに互換性は鬼門なんす。

今までのどのゲーム機も互換性を持たなかったのも当然の成り行きで。
しかしその常識は過去のものに。しかも性能もハンパじゃなく。
あまり意味のない比較だけど、プレステとプレステ2の性能は
軽く100倍ぐらい違います。んーー、100倍……想像できん(笑)。

あと嬉しかったのはDVDビデオが再生できること。
これはあれば嬉しいという話は多くの人が言ってたけど。
現実に実現してしまうとちょっと衝撃的なニュースかもしれん。
だって3万9800円のプレーヤーというだけで破格だし。
ゲーム機単体でも性能からすると安すぎるのにも関わらず。
DVDプレーヤーって今までにたった50万台しか普及してないのだから。
たった2日で100万台を出荷する予定のプレステ2は脅威的かもね。

DVDをゲーム機でなんか見ないんじゃない?って意見も。
確かにプレステとかサターンでCDを聞く人はあまりいないでしょう。
でも、CDプレーヤーがかなり普及してから出た前回とは条件が違うよ。
DVDが欲しくてもちょっと手が出ないって人もいるでしょう。
例えばNAVIのよーな人(爆)。そりゃあ買えるなら単体のを買ってるって。

プレステの時は出て半年ぐらいしてから買ったけど、
なんか今回はすぐ買っちゃうかもしれん。
ただ、並ぶのはキライ(爆)なので、しばらく手に入らなかったりして。
なら予約すればいいんじゃねぇの?(笑)

しまった、ゲームショウの内容が書いてない(爆)。
だって今回のゲームショウはプレステ2を見に行ったんだよ(笑)。
でなきゃ徹夜してまで行くわけないっての。

けっこー賛否両論あったデザインも、実際に見るとイメージほど
固い感じではなかったし。プレステを黒く塗ってちょっと洗練した感じ。
もともと今回のデザインは気に入ってたから、贔屓目に見てるけど(笑)。
これはオモチャとは違うんだぜ!って雰囲気の尖がり感がステキ。

そいや誰かがNextとか言ってたっけ、確かにそんなデザインかも。
(スティーブ・ジョブスがMacの次というイメージで作ったマシン&OS)
デザインまでCGワークステーションみたいなのだった(笑)。
39万8000円と言われても信じそうになる外見すね。

そーそ、肝心の映像デモの話をしなくては。
一言で言えば凄かった、ってな感じです(笑)。
いや、話には聞いてたけど、見ると聞くとでは大違いなのだよ。
ポリゴンが一杯出て精細になったぐらいなら、ふーんで済むんだけど。
そのぐらいは予想通りだし、最新鋭パソコンなら体験できるから。
しかーし、エモーションと言う意味がよくわかった。

グランツーリスモのプレステ2版はプレステ版オープニングムービーと
ほぼ同等のクォリティでゲームが動いててそれなりに凄いのだけど。
それよりも、逆光で空間全体の色合いが変わるとか。
(レンズフレアのよーな小手先のエフェクトじゃないっす)
熱せられたアスファルトのような視界がゆらゆらする効果とか。
同じ精細CGでもこの効果が有ると無いとでは雰囲気が全く違うんでした。
NAVIもいちおー3Dについてはまるきりシロートではないのに、
もはや、どーいう次元の処理をやってるのか想像もつかん(爆)。

いろんなデモの中でも群を抜いて凄かったのはザ・バウンサーかな。
エアガイツのスクウェア/ドリームファクトリーが作ってるやつ。
スクウェアお得意のCGムービーのような内容のゲーム画面でした。
照明効果とか火炎のエフェクトとかが凄いとしか言いようがないっす。
こーなるとどこからがムービーでどこがゲーム映像か区別できないかも。
ってゆーか区別すること自体が無意味になるかも。

ところで主人公らしき美形の少年。どこかのビジュアル系バンドの人みたい(笑)。
角が生えてたアニキ系キャラなんかまるでシャム・シェイドのボーカルだし。
なんつってもキャラ造形のツボを心得てるよ。スクウェア系は。
とりあえず、映像とキャラ(笑)だけでもこのソフトは買ってしまいそーやね。

折角なのでプレステ2以外の話も書こうかの。

今回のもう一つの注目といえばドラクエVIIだけど……
正直言ってホントに今年出るんでしょうか?と言いいたくなるレベル。
発売日もいまだに決まらず、フィールド画面も公開されてないし。
今までの経験上、このレベルではあと3ヶ月ではまず出ないっすね。
出ない方に3000カノッサってな感じだ(笑)。
それ以前に今のままじゃ買う気がまるでしないけど。
だってゲームの進化の系譜から置いてかれた過去の遺産みたいだよ。

エニックスブースでは他にヴァルキリープロファイルの紹介も。
雑誌の紹介ではなかなか良さそうなんだけど……
紹介ムービーでの三画面スクロールという宣伝文句には脱力。
X68000じゃないんだから、今どき背景を3枚重ねなんか売りになるかい!
なんかがっくり来てしまった。こんなんじゃヤバイぞエニックス!

唯一面白そうだなと思えたのが「プラネットライカ」ですかね。
あの「クーロンズゲート」のスタッフが参加して作った異色作。
ぬいぐるみのような不思議なフサフサ感とか10個の多重人格とか。
ちょっと古い外国のテレビドラマのようなレトロな雰囲気とか。
デザインも設定もプレステ時代に相応しいレベルでした。

実は隣にスクウェアのブースがあったんだよ。
だから余計に落差を感じたのかもしれない。
てなわけでスクウェアブースの話。

まずクロノ・クロス。こいつのCGムービーはめっちゃ凄いっす。
FF8の時も凄いと思ったけど。再び凄いと思い知らされるとは。
いわゆるファンタジーっぽいデザインを細密なCGにしてある。
FF系はリアル志向だから細密CGってけっこーありがちだけど、
ファンタジー風のデフォルメデザインを細密CGにするとは!!!
そしてリアル系の暗めの色とは違って鮮やかな色彩もキレイだし。
ゲーム画面の色彩とかデザインのセンスもとってもいい感じ。
これは買ってしまうかもしれん。かなり。

ベイグラントストーリー。中世的な雰囲気と全体に茶色っぽい色彩がいいよ。
ゲーム内容はアクションアドベンチャーみたい感じ。
とにかく見せかたが上手い。あとポリゴン空間とかキャラ造形が秀逸すね。
セリフを吹き出し調で見せるのなんか、ワザアリとしか言いようがない
アクションが難しくなければ、これもやってみたいっす。

パラサイト・イヴ2。こんなのを密かに作ってたとは(笑)。
今度のは完全なアクションアドベンチャーになったみたいなので、
さらにバイオに似てきたような気がする。
なんかミリタリーな雰囲気も追加されてるよーな感じ。
よーするにパラサイトモンスターVS武装した軍隊ということか?
一人で立ち向かうなんて、いかにもなゲーム文法だからねぇ。
これは買うか……ってまだ前作買ったのにやってないだろ(爆)。

すでに体験版とかも配布されてるデュープリズム。
ポリゴン空間デザインとかキャラ造形はもはや匠の仕事かもしれん。
ちゃんと性能に見合ったデザインができるのは凄いことなんす。
しかし、それよりもこの主人公の設定。
シリアスでかなりありがちな男の主人公の方はどーでもいいけど(爆)。
怠け者で国を追い出された元王女が、追い出した妹を逆恨みして、
仕返しするために遺跡(お宝?)を探す、そしてついでに世界征服!
とか言うメチャクチャいかれた設定が気に入ったぜベイビー(←?)。
時間があったらやってみたい。元王女のだけ(笑)。

これだけ違う種類の大作を一気にリリースできるパワーは
やっぱりスクウェアは恐るべしとしか言えません。
量だけで質が伴ってないなんて、未だに的外れな内容のことを
言ってる人がいたら、そいつの目は腐ってるよ。←超絶暴言吐きまくり
そこらへんのゲーム評論の人よりもゲーム業界の人の方が
スクウェアの凄さは分かってるんだから。いやホント。

今回のプレステ用のゲームの映像とプレステ2用のデモを見てると、
スクウェアの作るプレステ2用のFFとか他のRPGとかは、
今までに体験したことが無いような凄いモノになりそうな予感が。
とりあえず11/23になんか発表があるそうなので、こうご期待ってカンジ?

ムービーなんてゲームの面白さに関係ないって意見もあったね。
ゲームの表現力がCGムービーに匹敵するレベルに追いついた現在。
CGムービーを使って見せることを追求してきたスクウェアは
スタートした時点で半周ぐらい先を走ってしまってるかもしれない。

なんかスクウェアの話ばかり書いてもあれなので、他のところ。
SCEはプレステ2が目立ってたけど、もちろんプレステ用もあるよ。

特につい最近雑誌とかにも紹介されてるレジェンドオブドラグーン。
これのCGもめっちゃ凄かった!こんなのを密かに作ってたとはやるなSCE!
もしも今現在、スクウェアに正面から対決して負けない体力を持ってるのは
ゲーム業界広し(広くないけど)といえどSCEぐらいしかないでしょう。
それを痛感するようなシロモノ。ただしゲームの内容はかなり不明(爆)。
とりあえず映像だけで元を取ったと思えるほどのレベルじゃよ。
だからもちろん買いますぜ!だんな!(笑)

あとアークIIIのムービーもけっこー良かったよ。
なんかまるでFF8の真似ですか?とか言いたくなるような内容で(爆)。
と言っても比較になるようなレベルではなかったけど。
少なくともチャチなアークIIのムービーよりは100倍ぐらい良かった。
でも絶対買わない。アークIIとD食を作った人は永久に信用しないっす。

他に気になったゲームはアスキーの「シルバー事件」とか。
あのムーライトシンドロームのスタッフが参加してるらしいです。
相変わらず映像的にかなり尖がった内容でした。やっぱセンスいいよ。
スクウェアの物量に対抗できないならセンスで攻めるしかない!と言うか。
そーいやムーンライトの続きをやらんとな(爆)。

スクウェアを抜けた人たちが作ったサクノスとSNKが組んだ「クーデルカ」
これもムードとか映像とかが興味深い……のだけど全然見れんかった(爆)。
なにしろ人が多すぎてシアターの中に入れなかったのだよ(泣)。
スクウェアとかのように外にでかいシアターを置いてくれればいいのに。

カプコンのバイオとコナミのビーマニ系は分かりきった内容なので
わざわざ超絶混んでるゲームショウで見る必要はないかもね(笑)。

あ、セガの「シェンムー」を忘れてたっすね。
何が横須賀編なのかと思ったらそーいう意味だとは。
まるで横須賀の町並みをきっちり取り込んだよーな雰囲気で。
みょーに渋いというか地味というか(爆)。
よくぞここまでデータを入れたよな、という感想ばっかり出てくる(笑)。
でも映像的にあんまり見てても面白くないのだけど……

もしかしてセガって映像として見せるセンスはイマイチなのかも。
そーいやゲーム内容では負けなくてもオープニングムービーのレベルは
全然ナムコに負けてるとは前々から言われてたっけ(爆)。
(画質の問題じゃなくて見せる映像センスという意味で)
そんでスクウェアはナムコのずっと上を行ってるのだから。
セガとスクウェアが比較になるわけはないか……

プレステ2は凄かった、スクウェアは強かった。
てな感じのゲームショウでした。
ちょっと今週は長すぎかも。


好きってことさ (99/9/13) 次へ 前へ
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むーーん。
夏は行ってしまったとか先週書いたけど、今週のこの陽気は……
夏が帰ってきてしまったご様子。下手な情けなどかけてはイカン。
ってなカンジですか。てやんでい!


ところで今週は前々から書こうと思っていながらのびのび太になってた
NAVIの好みの話などをしませう。ふふふ(←?)
前にもちらっと書いたような気がするけど、こんなページをやってると
自分の好みの構図みたいなのが赤裸々になると言うか、自分で自分の感覚を
再確認できるというか、そんなことを実感してしまうのです。

もちろん前々から漠然と分かってたことってのもあったけど。
ここまでハッキリと出てしまうと、けっこー恥ずかしいかも新米(汗)。
ホームページも紛れもなく創作物で、創作物と言うのは過去に自分が
触れてきた情報を自分の嗜好や感性で再構成したものだってことスね。

ある程度自覚してたコトというと。
映像系の人だってことと活字中毒の人ってことかな。
映画とかもけっこー好きだし、小説も一時期読みまくってた。
ただその筋の人に比べれば、触れてる絶対数が少なすぎるけど。
一人の人間に与えられてる時間はあまりに少ないから……
あんまりいろんなコトに興味を持つと一つのことに割ける時間は
相対的に少なくなってしまうわけで。

そこで折り合いを付けてしまったのが、まさに漫画だった。
活字と映像がバランスよく絶妙にブレンドしてるから。
アニメの動かないモノというイメージで読んでるわけじゃないんだよ。
だからだろうけど、活字(文章)力の弱いものは扱いが悪いっすね。
と言っても言葉に頼りすぎてるのも、ろくに評価はしてないけど。
活字が好きといっても、文字そのものが好きなわけじゃないから。
(デザインのレタリングとしての文字は好きだけど・笑)

そして映像系としての嗜好が色濃く出る場合もあるのです。
特に白と黒の配色が印象的だったりするとポイント高いよ。
あとやっぱレイアウト(構図)。意図的な仕掛け映像なんか最高!
なんてったって天下無敵(?)の押井マニアっすから(笑)。
わざとらしく記号を配置して、思わせぶりな伏線を張って、
意味が有りそうでなさそうな、でも意味があったりする映像。
そーいうノリが好きなんだよ。好きなのは誰にも止められないっす(爆)。
そいや「マトリックス」って押井さんの影響をモロに受けてるらしい。
ぬーー、見に行きたいぞ。

ちなみに映像系の人だからといって、やたらと描写に走ってるのは
逆にたいして評価は上がらないので念のため。
気合の入った絵と映像的に面白い絵は全然関係ないから。
ついでに言うと映像的に面白くても話が面白くなければ当然評価はなし。


でホームページを作るようになってから実感したのが、
どーやら純文学が好きらしいってこと(笑)。
らしい、って自覚はなかったんですかい……
いやだって、いわゆる純文学ってほとんど読んだことなかったから(汗)。
だから好きかどうかなんて自覚があるわけもなし。

なんとなく漠然と、こんな感じのが好きなんだ、ってイメージはあったけど。
それがイコール純文学とは結びつかなかったんだよ。
知らないんだから当たり前と言えば当たり前なんだけど。

で、ある時ある場所で発せられたたった一つの発言。
エヴァって純文学じゃん」という一言。
それを見た瞬間にそれまで別々に認識してたいろんな断片が繋がりました。
そーか、そーなんだ、よーするに純文学を求めてるんだ、と。

エヴァに心酔してたのも、あれがSFロボットアニメだったからではなくて、
人の人としての存在の意味を模索するって側面が好きだったからだし。
小野塚カホリさんが好きなのも、藤たまきさんが好きなのも
思いっきり純文学だからなんすね。榎本ナリコさんもそれっぽいか。

天使禁猟区が好きなのも、天使と悪魔のスペクタクルバトルなんて
そんな表面的な部分で好きなわけじゃなく。いや美形は好きだけどさ(笑)
だいたい天使とか悪魔なんてファンタジーでは使い古されて手垢のついた
設定なんか、なまじっかなやり方では面白くはならんのだよ。実は。

正義という意味。というか正しいという意味。
そもそも正しいとはなに?いったい誰が決めるのか?
もしも完全な完璧な世界を具現したら、それはどんな世界だろう。
正しいとは、正しくないものの存在を認めないという残酷さなのにとか。
そんな仮定を恐いぐらいに生々しく描いてる。チクチク痛いっす。

表面的にはまるで似てはいないけど、
作品のアプローチの仕方がBASARAにそっくりなんだよ。
(だから銀英伝にも似てるかも・笑)
売れ筋のエンターテイメント風を装いながら、意味を語ってる。
純文学的で哲学的な作品だったりするわけです。

そーそ、哲学や心理学も好きなんす(笑)。
ってゆーか、哲学をより臨床的に発展させたのが心理学で、
純文学と心理学はそもそも理論と実践というか、表裏の存在だから。

てなわけで。
以上を踏まえて、コミックの「98年の作品ベスト10」の作品を読むと
もー笑っちゃうぐらいそのまんまなのだった(爆)。


イメージのコラージュ (99/9/6) 次へ 前へ
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今週は一気に気温が下がって過ごしやすかったよ。
なんか夏が行ってしまったって感じ。
暑い暑いと言っていながら、終わってしまうとちょっと寂しいね。

てなわけで、毎度お待たせしませんでした(?)
先月に引き続きいい感じに進行してるんだぬ〜〜
でも先月はあの後トラブル続きで悲惨な状態だったので
今月は絶好調なんて口が裂けても言いいません!(笑)


では、今週のメインのお薦めコミックス。

女性誌の今月の1冊はそうそうたるメンツを蹴散らして「ONLY IF」に。
やっぱり藤たまきさんはJUNE系の方が破壊力あるよーで。なんで?(笑)
と言うことは今月の1冊はじまって以来初のJUNEモノですよ。おめでとう(?)。
ま、藍川さとるさんの「さかなのf」もかなりJUNEと言えないことないかな。
ちなみに「ONLY IF」は「私小説」のサイドストーリーです。
「私小説」を知らなくても読めるけど、知ってるとよりいい感じスよ。

次点は「ハッピー・ファミリー」「天使禁猟区」「八雲立つ」「ポップコーン」で。
他にもなかなかハイレベルの作品がまとめて出たので、もー食えんって感じ(爆)。
「ハッピー・ファミリー」なんかほぼ今月の1冊の雰囲気濃厚でした。
ついでに言うとここらで三原ミツカズさんをピックアップしたかったのに〜〜
藤たまきさんはすでに他の作品を今月の1冊に入れてあるしね。
でもそーいう計算って作品を読んでしまった後だとどーしょもなかったりする。

あと「花ざかりの君たちへ」のコトをちょっと。
中条比紗也さんの作品って実は絵で一目惚れだったのでした(笑)。
だから、まだ無名だった1冊目からちゃんと持ってるですよ。
だいたい何でも読んではいるけど、好みの絵というのはあるから。やっぱ。
中条さんのようなキリっとしたシャープな描線でプリティな絵柄はツボっす。
ま、でも絵で入ってそれっきりの人も多いけど。内容が付いてこないと。
ちなみに「花ざかり〜」はどんどん来てる。予想以上に良くなって来たよ。
(置いてある場所がどんどん前に上がってきたでしょ?)
グラフィティ系ではポスト「っポイ!」クラスになるかもしれぬ〜

さて男性誌の今月の1冊は久々の「センチメントの季節」でした。
実に4回目です。ってゆーかまだ4巻。他に入れるのはないのか?(笑)
でも、これに匹敵する作品は男性誌には数えるほどしか無いし。

にしても毎度の同じ顔ぶれなので、書くことないっす〜。
てな感じなので、ちょっと裏話なぞを一発こいてみませう←汚ねぇな
作品にくっついてるコメントはイメージを簡潔に表現したものだけど、
「センチメントの季節」のよーな短い話を集めた短編集みたいなモノの場合、
どんなコメントを付けるか困ってしまうのですよ。

で、不文律というか自分の中で決めたキマリごとがあったりする。
それは「一番印象的なエピソードを切り取る」ことと、
「全体に拡大解釈できる場合は、上手いこと言い換える」こと。
一番印象的であれば、表題作である必要はないと思ってるし。
選んだエピソードこそが自分ならではの解釈ということになるから。

拡大解釈というのは、短編集でも共通したイメージを持ってる場合のこと。
個々の具体的なイメージを特定の方向に曖昧にすることによって、
一つのエピソードから導き出されたイメージにもかかわらず、
まるで短編集全体のイメージを語っているかのよーにできるものだから。

「センチメント」も比較的共通したイメージ(テーマ)があるけど、
これがかなり捕らえどころのないファジーなイメージだったりする。
というか榎本ナリコさん自身がイメージの拡大解釈をしてるんだよ。
だからこそ多くの人の体験とシンクロすることができるのだけど。

おかげで「センチメント」はコメントを書くのがけっこー大変なんす。
そのわりにノリノリの詩人モードだったりするのはなぜじゃー(爆)。
と思うでしょう?え?思わない?そんな冷たいっす。痛いっす(?)。

実は「センチメント」のコメントに関しては裏技を使ってるのです。
ってネタばらしていいのかな……(汗)
エピソードから導き出したいくつかのフレーズをコラージュしたというか
パッチワークしたというか。見せかけの体裁をでっち上げただけなんだよ。
他にまるでそーいう作品があるかのよーなコメントを。

特に3巻のコメントなんか自分でも良くできたと自画自賛しまくりです(爆死)。
面白いようにフレーズが繋がってるし、韻もきれいに踏まれてる。
さすが、たった3行に3時間も掛けただけのことはある……(汗)

ちなみに「センチメント」は季節(1冊)ごとにサブテーマみたいのがある感じ。
今回のは「空っぽ」かな?3巻は確か「汚れ」だったよーな。
しかし「空っぽ」とか「汚れ」とかまるで「空のイノセント」みたい(笑)。

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