春は出会いと別れの季節 (99/3/29) 次へ 前へ
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今週もビックリするようなニュースが入ってきました。
なんとスコラが事業停止して会社を解散するそうです……

スコラって何出してたっけ?という人のために情報を。
あの岡野玲子版・陰陽師を出してるところです。
他にもバーズは連載追ってる作品があったりして、
青年誌ではガンマ以来の大ショックだったよ(泣)。

しかも雑誌の休刊よりも事態はずっと深刻。
コミックスが今後増刷されないのは当然として、
それどころか書店によっては早々と返本してるところも。
(会社の清算が終わったら返本できないから)
いつも愛用してる池袋の芳林堂では一部の売れ筋以外は
きれいさっぱり無くなっていて唖然としました……
山田靫さんの本まだ1冊しか買ってなかったのに、
なんてことしてくれるだ!(泣)
他の本屋も廻ったけど、そもそも品揃え的に無かったりして(爆)。
早めに渋谷まで遠征するしかないのか?

不況の猛威は止まるところを知らず、って感じ。


あんまり暗い話ばかりではなんなので、新雑誌の話など。
某所にはすでに書いたけど、なんとエニックスから少女誌が(笑)
「Gファンタジー ステンシル」という名前で
名前のごとく「Gファンタジー」の少女誌バージョンです。

もともと「Gファンタジー」って少女マンガっぽい部分もあったし、
エニックス系は若手で実力のある女性作家がけっこーいるから。
少女誌みたいのを作ったら、けっこーイケるんでは?と思ってた。
実際目にしてみると、なかなか新鮮で面白い内容に仕上がってます。

天野こずえさんと、峰倉かずやさんのエニックスの実力派を看板に。
新進の注目株のこがわみさきさんと、浮きまくりの坂田靖子さん(笑)。
あと他の大部分はエニックス系の作家で少女誌ではなじみのない顔ぶれ。

天野こずえさんの少女マンガ初挑戦は……いつもと変わんない(笑)
峰倉かずやさんは前から思ってたけど凄い上手いっす。かなりキてる。
とか言いながらコミックスはろくに持ってないけど(爆)。

とりあえず増刊ということで次号の予定がないけど、
季刊でもいいから是非とも続けて欲しいすね。


出版不況で雑誌が休刊したり出版社がなくなったりしてるけど
雑誌の総数はそんなに減ってないのが不思議。
ま、多くの雑誌が部数を減らしてしまってるのが現状らしいけど。

そーいえば、スコラのバーズって公称5万部だったそーで。
公称ってことは返本があるぶん実売はもっと少ないだろーし。
少女誌ならまだしも、青年誌にしてはずいぶん少なくないかい?
もともと男性誌は女性誌に比べると雑誌の読み捨てが多いのに。
(↑コミックスと雑誌の売り上げ構成比のことです)
5万部やそこらでマンガ雑誌ってやってけるんだろうか?
やってけないから、出版社が無くなったのか……

しかし、つくづく思ったこと。
ジャンプとかマガジンとか300〜400万部売れる雑誌があって。
それを読んでる人のほんの1割でも他の雑誌に目を向けてくれれば、
どれだけ多くのマンガ雑誌が救われることか。
ジャンプとかマガジンとかが面白くないとは思わないけど、
他の雑誌を無視して盲目的に追い求めるほど素晴らしくはないよ。
マンガが好きならもっと探求して欲しいっす。

だいたい探さない人に限って面白い作品が無いって言うし。
探さない人のせーで雑誌が休刊してしまうわけだから。
結果的に面白い作品を世の中から消してるのは、あんたらじゃん!
くそーー、イッパツ殴らせろ!(おいおい)


ユウゴウノトキハ……チカイ (99/3/22) 次へ 前へ
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ふふふふ、サーカディア最後まで行きました。
自力で最後までやったのって、すんごい久しぶりかも(涙)。
最後までやりたいという魅力があったから、ってのもあるけど。
そんなに時間がかからないのがいいよ。12時間ぐらいだし。

と言っても中身が薄いかと言うと、そんなことないのです。
だいたいRPGってプレイ時間の半分ぐらいは戦闘時間なわけだし。
フィールドを歩き回ってたり、ダンジョンを探索してたり。
ストーリーの根幹とは必ずしも関係ない部分に時間を浪費してるから。
ヒマな人はそれで良くても、時間がないと苦痛でしかないのに。

だから戦闘の比重をぐっと少なくして、
アイテム集めたり、武器や防具を揃えたりってことを省略して、
フィールドの探索も省略、ダンジョンも無し、
とにかく無駄に時間を消費する行為を全部取り去ったのはいいね。
そのぶんいわゆるゲームとはかなり違ってしまってるけど(笑)。

でもゲーム的な部分はちゃんと残ってたりする。
前にも書いたけど、恋愛シミュレーション風のシステムだから、
どのキャラと親交を深めるかを選べるわけだし。
それに仲良くならないと、見えないイベントがいっぱいあるのです。
ゲームの進め方によって、ずいぶん違ったストーリーに見えるハズ。
特に根幹にあたるイベントを見れないと印象がずいぶん変わるんでは。

1回プレイで全てのキャラと仲良くなるのは絶対不可能なので、
またやってみたいと思えるシステムになってるのも、いいよ。
1回プレイに40数時間かかるのより、やりたいなら何度でもどーぞ
の方がユーザーには親切だと思うんですが、どーすか?
だいたい40数時間もかかると、途中で挫折してしまうこともあるし。
話の中途で挫折するのほど悔しいことはないのに……

あと、テキストの出来がとてもいいんだよ。
読んでて自然って言うか、安っぽくないし、鬱陶しくもないから。
RPGとかアドベンチャーとかストーリー系のゲームはこれって重要なはず。
雑誌とかの紹介や、レビューでは全く感触が見えてこないし。
実際に触るまでわからないのが、困りものだったりする。
なんじゃこりゃー!なテキストとは数十時間も付き合ってらんねーよ。
体験版があると嬉しいのは、こーゆー時っすね。

ああ、それにしても思い出すのがアークIIのテキストのデキ。
目眩がするぐらいヒドかった(爆)。キャラ描写もいいかげんだし(怒)。
それでも途中までは我慢してやってたよ。5000円も払ったんだから(泣)。
あるシーンでさすがにぶちキレて投げてしまったけど。苦いおもひで(笑)。
でも、これゲーム雑誌の評価は高かった。サーカディアよりずっと。
他人の評価がいかにあてにならないか、この時ほど痛感したことはないね。

そーそー設定もなかなかよく出来てる。無駄がないというか。
偶然に見えることが実は全て必然だった、ってとこが憎いよ、この!(笑)
設定に感嘆したのって土器王紀に出てくる土器人の意味と必然性とか、
トワイライトシンドロームの雛城という地名に秘められた事実、以来かも。
全貌が見えてくると、かなり強烈な設定だったりするのです、これが。

そして、かなり強烈でいやらしい展開でありながら、ちゃんと救いがある
どんなに強引で御都合主義だろうと、救いがない展開よりは好きだね。
FF7みたいに、救いのないのはイヤだよ。
最後には救いがあると、信じてやってたのに……(泣)
ちなみにスクウェアのテキストは可もなく不可もなしって感じ(←偉そう)。

このゲームは最後に舞台になった都市が崩壊してしまうんだけど、
そこがなんかとっても物悲しいというか。ちっとエヴァを彷彿とする。
いきなり世界を救うために仲間を集めてとか言われて、それを実行して。
非日常なシチュエーションも、繰り返すことによって日常と錯覚する。
ほんの10時間ぐらいの付き合いなのに、街や仲間との別れが淋しい。
それだけ存在感というか空気感があるってことなのかもしれない。

いや、ホントよくできてるよ。雑誌の評価は6点だったけど(笑)。
NAVIだったら滅多につけない10点あげてもいいっす。
てなわけで、勝手に語ってサーカディアの第二弾でした。


こーなったら、サーカディアのファンページを作るか?(笑)
ゲームページって、現状ではイマイチ魅力に乏しいし。
1年に500本以上出るゲームのその1%すらレビューしてないし(爆)。
こーゆーものはある程度の量がないと情報としては意味がないから。
レビューよりもファンページにシフトした方がいいのかも。

あとページ充実する余力がない音楽系と映像系も統合しよーかな。
エヴァとレピッシュだけ独立ページに昇格することにして。
でもレピッシュは充実するほどネタがなかったり……(爆)
忙しくてライブはご無沙汰だし。他のライブももちろんご無沙汰(泣)。
エヴァの方はlainとかビューティフルドリーマーとかと統合して、
自己と現実と虚構と記号とかそーいう読み物系にでもしようかな?
と密かに考えてたりするけど、時間が……

とにかく時間と相談しながらやりませう。


時間というと、つくづく思うことがあるのです。
特にインターネットという安価な情報メディアに触れてると思うコト。
一個人が一生のうちにどーにかできる情報量なんて、
総量からするとチリみたいなものなんじゃないかって。
知れば知るほどに世界の広さを思い知るというか。
情報というのを、本とか音楽とかに置き換えても同じこと。

いかに選ぶのかということと、いかに切り捨てるのかということ。
これこそが情報とつきあう場合の重要なテーマでしょう。
全てを受け入れてしまったり、全てを保持したままであれば、
いずれ情報に押しつぶされることは目にみえてる。

いやホント、いまかなり押しつぶされそうだから(泣)。
いろいろなことをバッサリと切り捨てないと駄目だと痛感してる。
やっぱ全てを捨てて旅に出るかな……(爆)


訃報 (99/3/15) 次へ 前へ
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実はいろいろ書こうと考えてたネタがあったんですが、
あまりに驚いて半分ぐらいどーでも良くなってしまいました。
多田かおるさんが亡くなったそうです。

たぶん情報の早い人はすでに知ってるとは思いますが、
うちの毎日新聞では小さくしか載ってなかったので見落としてました。
たぶんいまだに気づいてない人もけっこーいるでしょう。

多田かおるさんを良く知らない人のためにちょんとだけ情報を。
その昔「愛してナイト」がアニメ化されたのです。おぼろげに覚えてる。
「デボラがライバル」は(実写)映画化されました。ついこの前。
現在、別マで大人気連載中の「イタズラなKiss」はドラマ化もされてます。
(あんなの原作とは違うとか言われてるけど)

デビューして20年以上やってて、ずっと一線級の大人気作家なのです。
「イタズラなKiss」もオリコンのコミックチャートでしばらくTOP3圏内だし。
ほぼ1年前には1位になった事すらあるし。もちろん別マの看板作家だから。
どれだけ多くのファンがいるか想像には難くはないです。

ほんの先月号の別マにはしっかり掲載されてて
今月は一月だけお休みということだったのに。
まさかこーゆー事になるとは、考えもしなかったと思う。

特別ファンだったわけではないのに、これだけショックを受けてる。
ファンの人のショックは想像もできないよ。
神様は不公平だとか言ってもしょーがないことだけど。
とにかくご冥福をお祈りします。

無断リンクになっちゃうけど非常時だから。
別冊マーガレット (公式ページ)
イタズラなKiss大好き (ファンページ)


てなわけで、ここから通常モードに。
とか言いたいんだけど、ネタが頭から飛んでいっちゃったからなぁ……

そーそー、宇多田ヒカルさんの新アルバム。
なんと発売初日に290万枚だそーです。なんですと!
もちろんその290万人の一人だったりする(爆)。
だんご恐るるに足らずって感じでしょうか(おいおい)。
ちなみにだんごは買ってねぇよ(笑)。

にしてもなんだ。たった一日で290万枚も売れたのも凄いけど、
シングルが売れてるとはいえ、ついこの前デビューしたばかりの新人の
アルバムをいきなり290万枚も出荷したってとこも凄いと思う(笑)。
ま、それだけお店から注文があったってことなんだろうけど、
店頭で100万枚ぐらい余ってしまったら、どーすんだい。
結局は、売れたのだから全てオッケーってな感じか。
手に入らなかった人もいるらしいし。いったいどれだけ売れるんかな。

しかし、15歳……半分以下だよ(爆)。
アイドルと言ったって十分すぎるぐらい通用する歳だし。
もちろんルックス的にも十分通用しそうだし。
ああ、それにしても15歳?ホントに?いやーーん(死)

ついでだから、音楽の話を続けようではないか。明智君。
「FANATIC◇CRISIS / THE LOST INNOCENT」待望の新アルバムです。
最後にWORLDが付いてれば完璧だったのに。って何が?
なんか凄くいい、これ。「火の鳥」は素晴らしいよ〜。名曲だよ(感涙)。
2枚目にしてこの貫禄とは。ミーハーとか言って油断してたっす。うむむ
ただいまヘビーローテョン中。ぐるぐる廻ってマス。
ビジュアル系だけど、スタイルはアートとかサイケとかそっちかもね。
けっこーキャッチャーなので、きっかけさえあれば大ブレイクしそうな気が。

「SUPERCAR / JUMP UP」宇多田ヒカルさんと同じ日に出た2枚目のアルバム。
前に全然得体が知れない人、とか書いたけど……(汗)
ちょっと調べたら出てくる出てくる、その筋では超注目の人たちでした(笑)。
なんでもロック界の救世主とか、轟音ギターバンドとか言われてたとか。
相変わらず耳だけで発掘してるので、位置づけに驚いてしまった。ははは
しかし、何じゃこのレベルは……超大物バンドとか言われても信じちゃうぞ。
わかりやすい形容をするなら小野塚カホリさんみたいなものか?
どこがわかりやすいんだよ、おい!(笑)
一般的な知名度はほとんど無いけど、その筋では評価絶大な新顔と言うか。
そんな感じですかね。なら、最初からそー書けってーの(汗)。

てなわけで、騙されたと思って聞いてみたまえ。ワトソンくん。
もちろん騙されたと思っても責任は持てないがな(爆)。


ハマって抜けない (99/3/10) 次へ 前へ
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すっかり遅れました……久々の3日遅れです。とほほ
しかし実はこれ書いてる時点ではまだ作業は終わってないんだな。
寝ないで頑張ってるというのに……(泣)

それというのも、某所で書き込みしまくったから。ってのもあるし。
毎度のごとくコメント書きに手間取ってるってのもあるけど。
ホントのホントの原因は……


サーカディアにハマってしまったから(爆)
ずぶずぶはまって抜けねぇじゃねーか(汗)。
先週、体験版をやってしまったのが運の尽き。
続きが気になっていきなり買ってしまいましたよ。ふふふふ
やり始めたら止められないんだな、これが。
今だって続きがやりたくてしょーがない。ああゲームが呼んでる(笑)。

それにしても影守先生!あんたは美味しすぎだ!(笑)
刺さりそうな目線と毒入りクールなセリフで白衣が似合って喧嘩も強い。
で、けっこー優しいところもあるなんて。くぁー惚れたぜヒジリーー(爆)。
全国で1万人ぐらいは同じことを考えた人がいるに違いない(笑)。

ちなみにゲームの内容はというと、
ある理由があって崩壊の危機に瀕した世界を救うために、
仲間を集めて戦う。って感じの現代版のRPGみたいな内容です。
その中で仲間を集める部分が特に重要な位置を占めてて。
かわりに戦闘のウェイトを大幅に削ったものになってる。
(いちおうRPG風のコマンド戦闘みたいのがある)
アドベンチャープラスというジャンル名称はつまりそーいうこと。

で、仲間を集めてといっても、よくあるRPGのようにいきなり仲間に誘うと
頭が変だと思われるのがオチなので(笑)、仲良くなる必要があったりして。
つまり仲間になる可能性があるキャラと友好を深めていく必要があるのです。
ちなみに仲間になる可能性があるキャラは14人(男女各7人)いて、
そのうち最終的に仲間になるのは7人まで。それ以外は敵になってしまう。

とりあえず親交を深めていれば仲間になる、と単純に考えていたので、
好みのキャラとだけ親交を深めてたのです。
しかし、このゲームはそのへんにあるチャチなゲームとは大違いであった!
仲間にしたはずのキャラにまで敵の魔の手が伸びてくる
特に友好度が落ちているととっても危険なのです。

友好度はまめに逢いに行かないと落ちてしまうから。
とにかく大切なキャラとは重点的に交流をしていかないといけない。
で、会うことによってそのキャラの色んな表情や背景が見えてきたりして、
よけいに思い入れてしまったりする。なかなか良くできてるよ、これ。
しかーーし、仲がいいキャラにも敵の刺客は送られてくる。いやーーん(爆)。
ちゃんと撃退するイベントもあるんだけど、もし負けでもしたら……
それだけ思い入れてるキャラが敵の手に落ちたらショック大きすぎ。自分が。

もちろん一応ヒロインらしきキャラがいるのです。
ヒロインという設定上、主人公とのカラミのイベントも多くって。
当然それなりに思い入れることになるのです、
が、油断してると敵の手に落ちる……ヒロインさえも例外ではないってこと。
なんてえげつないシステムじゃ。素晴らしすぎるよ(爆)。

ところで今までの説明でピンときた人はいるでしょう。
そーなんです、これ恋愛シミュレーションと同じシステムになってる(笑)。
仲良くなると相手から会いに来てくれたり、電話してくれたり、
下校時に一緒に帰れたりするのです。これぞ下校デートってか?(笑)
しかしなぜか逢いに来てくれるのも、電話くれるのも男キャラばかり(爆)。
いかんぞ弘樹、そんなんでは。ってそもそも誰のせいだっつーの(汗)。

ちなみに女キャラが相手だと恋愛的な展開にもなってくる感じ。
仲間を女ばっかり7人揃えるってことも理論的にはたぶん可能なはず。
でも二股とかしてるみたいで、気分的にちっとやな感じ
お弁当を作ってくれたことがあって、それがいきなりかち合ってるし。
こーゆー場合に対処を間違えると、どちらか傷つけて友好度が落ちるから。

てなわけで、ちっと語ってしまいました(笑)。
はやく続きをやりたい〜〜〜〜っす。

そーそー実はサーカディアのファンサイトを一通り見てまわったりもして。
なんと10サイト以上あるんだよ。ビックリ。密かに盛り上がってるじゃん。
で半分ほどがいわゆる女性向け煩悩系サイトだったりする(爆)。
他のもやっぱりそれっぽかったりして。まーいいけど面白いから(笑)。


さてさて、前置きが長すぎ(爆)。
恒例のお薦めコミックスの話を。

女性誌の今月の1冊は大定番の「っポイ!」でした。
やまざき貴子さんは今やグラフィティ系の実力ナンバーワンとも言えるし。
24年組以降のマンガ家さんの中でも、特に注目の作家さんの一人でしょう。
それにしても倒錯的なシチエーションで、なにげにエロエロだ(爆)

次点は「ハッピーマニア」「輝夜姫」「キッズ・ジョーカー」でした。
「ハッピーマニア」「輝夜姫」は定番なので「キッズ・ジョーカー」のこと。
藤田麻貴さんの前作は巡り合わせの偶然で今月の1冊に入ってたけど、
実は今度の作品の方がもっと良くなってます。どんどん上手くなってる

期待の新顔が、こがわみさきさんの「でんせつの乙女」
ここ3ヶ月ほど異色な作品がいろいろ出てたけど、この人が一番良かった。
異色なだけじゃなくて、ちゃんと楽しそうな雰囲気に仕上げてるのがいいね。

男性誌の今月の1冊は二度目の「鬼切丸」でした。
ってゆーか今月も4冊しかないじゃんか。
だから先月みたいにまとめて出るなと言ってたのにー。

ところで「鬼切丸」について前から思ってたこと。
これ楠桂さんの作品の中でも一番少女マンガっぽい気がするんだけど(笑)。
りぼんとかマーガレットとかに載ってた作品よりもずっと。
ついでに言うと今での作品の中で一番デキがいいような気もするし。コレ。

この本の最初に出てくる「おまじない」の話。
昔似たような話を考えたことがありました。話を考えたりするの好きなんだよ。
よーするに「おまじない」でホントにココロが動いてしまったら。
それがその人の本来の気持ちと違ってたとしたら、どーなるのかなとか。
一見すると少女小説なんだけど、かなりホラーじゃないすか。ははは
もーちっと可愛げのある話は思い付かないのかい。無理だな変態系だし(爆)。

男性誌の期待の新顔は金田一蓮十郎さん……
いっやーー感性がめっちゃ若いです(笑)。ちっと世代のギャップが(爆)。
1巻から読んでて、やっと合格点あげてもいいかなって感じですかね。
なんか偉そうなことゆってるぜ、おい(汗)。


しまった大事なコトを書き忘れてた。
実は前から内々にお願いしてたゲストセレクションがついに登場です。
びあ・セレクションってゆーのがそれ。
お互い忙しくて今ごろになって1月版だったりするけど(汗)。
すでに2月分も届いてるので、なるべく早く載せたいっすね。

何と言っても抜群の言語感覚の持ち主で、
よしながふみさんの作品を小津安二郎映画みたいと言ってみたり、
町田ひらくさんの作品を日活ロマンポルノのよーだとか言ったりする。
この面白さを一人占めするのはあまりに勿体無いので、
エロマンガを一箱ほど貢いで書いてもらいました。←それなりに実話(笑)。


ではまた来週


そこに意味はあるか? (99/3/1) 次へ 前へ
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日に日に高くなる未読の山よ……ああ無情(爆)。

てなわけで、久しぶりにゲームなぞをしてみました。
時間があったから、じゃなくて。時間がないのに無理矢理やってた(汗)。
もはや生活が成り立ってないじゃないか。ははは(爆)
睡眠時間を削ろーと頑張って起きてても、そのぶん起きる時間が遅く……


ところで、去年買ったゲームの本数を数えてみました。新作だけ。
なんと11本しかなかった。しかもやったのは5本だけだし(汗)。
クリアしたと言えるのは1本しかないし。(←ダブルキャスト)
最近ゲーム情報誌を見てても、イマイチ熱心にチェックしてないのは
買ってもやる時間がないだろーーー!というコトだったのか。むむ

プレプレを継続してないのも、更新する時間がなかったのもあるけど、
体験版をやってる時間もないんだなこれが、という厳しい現実が(泣)。
ああでもCMコレクションだけでも欲しいなぁ。
プレステのムービーはちょっと画質が悪いから、ビデオで出して
くれればいいのに。LDとかDVDとか。3000円ぐらいなら喜んで買うよ。

ちなみに11本のジャンル内訳は7本がアドベンチャー系(含やるドラ)で
3本がロールプレイング系で1本がシミュレーション系。
よーするにストーリーの人だってことさ。ふほほ
興味のあるソフトを全部やる事ができなくなってしまうと、
結果的により興味のある分野に集約していくというか、そんな感じかも。


で、さっきまでやってたのが「鋼鉄のガールフレンド」
これ買ったのいつだっけ(汗)。出てすぐ買った記憶が……
にしてもビデオすらずっと見てないので、この雰囲気とっても懐かしい(笑)。
ううう、現実逃避してビデオでも見るかな、更新やめて(爆)。

しかしあれだね、これって元がパソコン版だから……
やるドラを見た後だと、アニメもどきな雰囲気がちょっと悲しいかも。
プレステってムービー用のハードが付いてるんだから、最初から
それを考慮して作れば、パラパラ漫画風デジコミなんて簡単なのに。
いっそ、一から作り直してくれれば……ってのは禁句かも。

いやそれ以前に、あれゲームである必要はあんまり感じなかったり(爆)
3時間ぐらいかかるけど、アニメにすれば半分ぐらいな気がするし。
エヴァのサイドストーリーということで、OVAとかにすれば良かったのに。
ってのも、もちろん禁句?(笑)

とか言いながらも、3時間のあいだ一度も中断しないでやってたけど(汗)。
ま、好きなんだからしゃーないやね。へへへ
シンちゃんは相変わらず辛気臭さ炸裂だし……
ふと思い出したけど、エヴァで一番感情移入できるのはアスカなんだよ(笑)


あと、もう一つやってたのが「シヴィライゼーションII」
これが1本だけのシミュレーション系のやつ。
前作はけっこーハマった。しかし1回のプレイで20時間ぐらい余裕だし。
時間がないから自粛してたのです。が、やっちまったぜー(爆)。
おー、いろんなところが改良されてる。さすがー。

でも……これもハソコン版がオリジナルだから、
画面の解像度が低いゲーム機だと情報が多すぎて見にくい(泣)
慣れないとけっこーツライかも。慣れれば前作よりはイイけど。
ま、どっちにしろ20時間ぐらいかかることには違いはないので、
しばらく封印しとくしかないかも。


ついでに体験版もやってみたりして。
「サーカディア」はけっこー面白いじゃん。雑誌の評価はイマイチなのに。
ストーリーがいわゆるライトノベル系みたいで。
テキスト(セリフとか説明文とか)はけっこーちゃんとしてるし。
好きな人はけっこー好きそうだよ。
キャラの行動で好意度が上下して仲間なったり、敵になったりって発想は
キャラ重視の人にはなかなか面白いんじゃないですか?
ゲーム屋の発想じゃないというか、ゲーム的じゃないけど。そこがいいね。

結局のところクソゲーとか傑作とかの区別ってナンセンスだったりする。
クソゲー扱いされてる好みのゲームと、好みでない世間的な傑作。
どちらを選ぶかは明白なんだから。好みが全て。あばたもエクボなのさ(笑)。
他人の評価はあくまでも他人の評価だ、としつこく言ってるのは、
つまりそゆことだよ。


世間的な評価とは別に面白そうだったといえば「東京魔人〜」もそう。
あれって選択肢が確か「喜怒哀楽」だっけ?か、そんなので選ぶのが面白い。
主人公は男なんだけど、男相手に好意をふりまいてどーするよ(笑)。
登場人物に男が多いので、主人公の性別で女が選べたらよかったのに、
という意見があったね。NAVIも体験版をやっててそー思った。
作ってる人は気が付かなかったのかな?それとも狙ってる?←何を(笑)


そいえば、ゲームには自由度が必要だという人がいたっけ。
ロールプレイング系って次にやる事が決まってて、
お使いゲームだってゆー人もいるし。ま、確かにそれは言えてるけど。
でも、それのどこが問題なのでしょうか?
いやそもそもゲームって結局のところは作業なんだよ。
その作業にいかに魅力を見いだすか。それに尽きると思うのです。

だいたい自由度を高くしたら今度は、次に何をしたらいいかワカラナイ、
って言う人が増えるのも事実だし。何をしたっていいのにさ。
それに自由度としっかりしたストーリーって両立しないから。
ファイナルファンタジーがあれだけ支持される理由を考えてみても、
そんなに自由度って求められてないんじゃないかと思うのです。


むむ、書きたい事はまだイッパイあるけど、すでに長いのでまた今度に。
続きはいつになるかは気分次第だけど。ゲームもやりたいしな(笑)。
来週は恒例のお薦めコミックスです。そんでは。

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