無音生活再び (08/9/17) 次へ 前へ
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暑い夏になるとやってくる。
わけでもないだろうけど再びAVアンプが故障しました。
使ってる最中に数回の電源断があって何度目かで完全に沈黙しました
※電源を入れてもうんともすんとも言わない状態
3年前の故障も夏だったので恐らく暑さのせいでしょう。
と言うか前の故障はコントローラ基板上のケミコンが吹いてたせいで
今回も恐らくコントローラ基板上のケミコンが吹いてたのが原因です。
(パソコンでも熱のせいでケミコンがパンクする不具合が良くある)
コンピューター制御の機器は廃熱を気をつけないとまずいのを実感。
特にアンプは自身がものすごく発熱して近づいただけで熱く感じるので、
周囲に十分にスペースを取って熱を逃がさないと故障を繰り返しそうだ。
なわけでラックから不要なユニットを追い出して隙間を増やしてみたり。

以上で話は終わりかと言うとそうではないのでした。
前回は出張修理に来てくれたその場で直ったのです。
しかし今回はケミコンを交換して配線を掃除してもらったものの
電源が入る状態まで復元できずお預かりして修理ということに(泣)。
小さな配線の穴に液が入って腐食断線した可能性が高いらしく。
修理に来てくれるまでに5日かかってさらに一週間も音が出ない……
と言うのはさすがに我慢がならなかったので買ってしまったよ。
一番安いプリメインアンプを。こんな時のバックアップ用に。
今までのが修理から戻ったら箱入りなんで勿体無い気もするけど、
音が出せないといろんな作業に支障をきたしまくりだから仕方ない。
※アンプがないとテレビもビデオも全く音が出せません
さらに今回はもう一つの問題を急いで解決する必要が有ったので。
それについては状況がクリアできたら。

今回、予備のアンプとして買ってきたのはパイオニアのA-D1です。
買値が2万円ぐらいで単品アンプとしては一番安いグレードです。
アナログ系である程度以下の値段のものは値段が質に直結するので、
この値段では音質に多くを求めるのは間違いかなと思われます。
実際、繋いで音を出した当初は何じゃこの音とか思ったから(爆)。
今まで使ってた10万円ぐらいのAVアンプも大したモノではないのに
それと比べてもえっ?と思うような凄い音がしたのでビックリだよ。
どのへんがアレかというと、よーするに音がうるさく聞こえたのです。
恐らく高調波歪がかなり高くて音が濁ってるのだと思われます。
(ラジカセでコンポ並の音量にしたら凄くうるさいでしょ)
さすがに2万円のアンプ。とりあえず音は出るよって感じですな。

実は2万円ぐらいのは他にも有りまして。
特にマランツの前のモデル(PM4001)が今処分価格で出てるので
そっちに惹かれるところが有ったのです。
今の単品オーディオは圧倒的にデノン・マランツが強いので
たぶん同じ価格帯では一番マシな製品である可能性が高かったし。
※数が出るからその分中身にコストをかけられるって意味
とにかく安いという意味でもこっちの方がほんの少し安いしね。
機能的に差がなければこっちにしていた可能性もあります。
つまりA-D1を選んだ理由は音ではなく機能面でのことなのです。

メーカーのA-D1の頁には肝心な仕様が何も載ってなかったけど
ほぼ同じパネルデザインのA-D3の取説をネットで閲覧してみたら
このモデルはDSPを接続できる構造になってるのが判明しました。
※TAPE2(デッキ2)端子がプロセッサ端子的に使える
普通のTAPE端子で運用すると実際の入力切替がRECセレクタになるので
RECセレクタが小さかったり蓋の中とかだと使い勝手が悪いのです。
しかしこれのTAPE2端子は通常の入力切替の信号をREC側に出して
TAPEモニターボタンを押すとPLAY側の音がスピーカーから出てくる。
つまりこのスイッチでTAPE2経由かパススルーかを切り替えてる。
これで音が素晴らしければAVアンプは要らなかったぐらいだよ……
映像のセレクタは別のAVセレクタでやってるわけだし。
どーせスピーカーも2台しか置くとこが無いんだし。

ちなみにマランツの前のモデルの一つ上のグレード(PM6001)なら
プリアウト・メインイン端子がついてるので似た運用が可能です。
※PM4001には残念ながらついてない
これも処分価格で3万円になってるので少し気持ちは揺らぎました。
でも今回はあくまでも予備だからと2万円コースになりました。


以上の顛末もあって今週はコミックの更新はありません。
新たな問題が発生しなければ来週には更新できるかと思います。


「コードギアス反逆のルルーシュ R2 1〜22話」
4月からTBS系(全国ネット)で日曜日の夕方に放送してる新番組。
5月からアニマックスでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(1巻はリリース済)
ゼロによるブラックリベリオン(前作のこと)は結局のところ失敗した。
日本人は再び負け前よりもっと屈辱的な立場に追いやられてしまった。
ゼロのことももはや歴史の一ページとして過去になろうとしていた。
そんな中でルルーシュは苛立ちを募らせながら日々を過ごしていた
テレビを賑わすゼロの姿を見て愚かなやつだと見下していた。
刺激を求めた賭けチェスも下らない暇つぶしとしか思えなかった。
そんなある日、毎度のヴィレッタ先生の追撃を振り切ったルルーシュは
弟のロロと一緒にバベルタワーへと賭けチェスをしに出かけるのだった。
そして偶然にも……偶然ではなくそこに黒の騎士団の残党が現われた。
突如始まった戦闘の中、ルルーシュは安全な場所を求めて走っていた。
しかしそのその前に黒の騎士団のナイトメアフレームが立ち塞がる。
絶体絶命だと思ったその瞬間、マシンから一人の女性が降り立ち言った。
思い出せ、おまえこそがゼロだと。
(多少脚色してるけどだいたいこんな感じだったはず)

コードギアスの待ち遠しかった続編です。
とか言いながら放送があと3話で終わる頃になって見てたりして(汗)。
実は5話まで毎週放送したすぐ後に見てたのですよ。
そのままずるずる毎週見てしまうそうなぐらい惹きつけられました。
しかし先に他の番組を切り捨てないと予定が破綻する寸前だったので
面白いとわかってるこの作品は後回しにしてしまいました……
まさかこんなに引っ張ることになるとは思わなかったけど。
そしてあと3話だから半分(1クール)だけ見て残りは最後まで行ってから、
とか思って見始めたのです。が、見てたら途中で止められなくなった。
録画したものが手元に有るのに続きを見るのを我慢なんかできなかった。
1日かけて22話をぶっ続けて見てしまったよ。見た後に頭痛がしたよ(爆)。
(諸事情で作業が止まってしまったので既に23話が放送されてたり)

ここまで見るのを引っ張ってしまうと、
肝心な内容を見てないのに余計な情報は目に入ってしまいます。
可能な限り情報をシャットアウトしてても偶然目にしてしまうので。
よーするにシャーリーが13話あたりでアレしてしまうとか、
C.C.がアレになっちゃうとか、最近の展開は凄いことになってるとか。
録画を早送りで確認したときにマリアンヌの存在も認識してたし。
そんな先の情報が少しは入ってたのに先の展開は全く読めなかったよ。
こちらが予想した展開なんて軽く超越した展開の連続だったので。
まさか今さらルルーシュとスザクが共闘する展開が有るなんて……

この作品の終着点がルルーシュの望んだ世界であった場合、
そこへと至る道筋はある程度は予想できるわけです。
有りがちな展開としてはまず手駒を揃え東京租界に橋頭堡を築いて、
日本全体を制圧して、周囲の国々と反ブリタニア連合を発足して、
ブリタニアの軍隊を各個撃破して最後に皇帝と直接対決する。
(これが恐らくルルーシュが頭に描いていた予定表だと思う)
最初からまともにやったら2クールには収まるはずのない内容で。
4クールでやるにしてもかなり効率的な戦略が必要になってくる。
最短距離で予定を消化していかないと目的地にはたどり着けない。

しかし現実はこちらが考えた通りに進んでくれるとは限らない。
むしろ現実には予定を覆す事態が次から次へと起きるわけで。
目的地への最短の道が閉ざされて迂回する進路を選ぶわけです。
進路を変えたことで目的地が遠のいてしまったはずなのです。
しかし遠のいたはずの目的地が進路を変えるたびに近づいていく。
当初立てていた予定は狂いまくったのに何故か目的は達してたのです。
なにしろ22話の最後の時点でルルーシュが望んだ世界がほぼ完成してる。
と言ってもルルーシュが最も望んだ願いだけは叶ってないですが……
ルルーシュの大事な人が次々といなくなる予感は当たってしまったけど。

1期で謎のまま放置されていたC.C.やV.V.の正体やギアスについてや
皇帝が真に望んでいたことも21話についに明らかになりました。
「ラグナレクの接続」って1期にちらっと出てきたセリフだったすね。
またしても人類補完計画ですか?とか言いたくなる願いだね……
まさかこんな形でマリアンヌが復活するとは予想できなかった。
先で出てくるのは知ってたからどこかに隠れてるんだとばかり。
どこかに隠れてたという表現もあながち間違ってはいませんが。
にしてもルルーシュの記憶のマリアンヌとはキャラが違いすぎです(笑)。
考えてみたらあの皇帝と夫婦なんだからただ優しい人なわけがないか。
1期からC.C.が誰かと話してたけどその相手もマリアンヌだったようで。
ってことは皇帝が話してた相手もマリアンヌだったわけだね。
1期の放送当時から相手はマリアンヌじゃないかという説が出てたけど、
いったいどこで気づいたんだろう?そう判断できる場面あったっけ?

以上のような感じで22話の段階でルルーシュの予定表はクリア寸前です。
作中に散りばめられてきた謎もほぼ全てのカードが開いた状態です。
あとはルルーシュが素顔を晒して人に嫌われても行おうとしてることと、
(最終的にはブリタニアを解体する気なのかなとは思ったけど)
シュナイゼルが行おうとしてることと、ナナリーの考えてることかな。
そしてこの物語が終わった後に世界はどうなってるかだろうね。
ここまで来てもこの物語の着地点がさっぱり予想がつかないです。
最初に予想していた終着点とはずいぶんと様相が変わってしまったので。
大事なものの大半を失ったルルーシュのそばに誰かが残ればいいけど

ルルーシュが求めたのは大事な人たちが幸せに暮らせる世界だったはず。
しかしその大事な人たちがルルーシュの周囲から次第に消えていく。
ルルーシュが願ったのはナナリーが穏やかに暮らせる優しい世界で、
その願った世界が結果的に多くの人にとって幸せな世界であっただけ。
ささやかな願いのために多くの人を利用して世界を変革しようとした。
そしてついにルルーシュが願った人を虐げない世界は目前に迫ってる。
ルルーシュの傍らにはナナリーも友人たちも残ってなかったけど。

ルルーシュと結ばれるのはシャーリーかカレンかそれともC.C.か、
そんなカワイイ話をしてたのがなんだか遠い昔の話に感じてしまう。

シャーリーは一度ルルーシュへの感情も含めて全てを忘れてしまった。
でも2期では序盤からルルーシュへの好意がはっきり見て取れた。
一度全て忘れてしまったはずなのにの何で?と思ったよ。
考えてみたらシャーリーがルルーシュに惹かれる何かが有ったのなら
感情を忘れたとしても再び好きになる可能性は少なくなかったわけで。
全てを忘れたのにまた好きになったってセリフにズキっと来たよ。
シャーリーがいつか全てを思い出す日が来るのは予感はしてたけど
まさかあんな形で全てを思い出すことになるとは思わなかったよ。
全てを思い出してそれでもルルーシュを選んだのは愛だなと思った。
でもその選択が最悪の結末に繋がってしまった……

カレンは1期最終話の後に一度はルルーシュを見捨てて逃げたらしい。
それでも完全にルルーシュとの関係を断ち切ったわけではなかった。
ゼロの正体を知っていながらゼロの復活作戦に参加したわけだし。
(バニー姿のいたいけな少女のふりにはビックリしたけど)
疑いもあったけど信じたい気持ちも少なからずあったのでしょう。
だからゼロが復活した後はすぐに以前のような関係に戻っていった。
むしろルルーシュの秘密も知るに最も近い人間にもなったのでした。
外様のC.C.と違って生え抜きのカレンが味方なのは凄く大きかったはず。
そして黒の騎士団の下克上もカレンがいたら起きなかった可能性が。
(全ての事情を知るC.C.はアレだったしロロは人望の無い新入りだし)
そんなカレンをルルーシュは自分から切り離してしまう。
カレンを捨てたのではなく、自分をカレンに捨てさせたのです。
この時点ではルルーシュはもはや生きる意味など無いと思ってたから。

2期に初登場したロロ。
いきなりルルーシュの弟とか言って出現して何それ?とか思ったよ。
そもそもルルーシュがゼロのことを他人と思ってたのも謎だった。
ヴィレッタが先生だし学校では平和な頃の光景が展開してるし。
1期の内容は過去の出来事と語られてるけどまるで夢だったみたいで。
しかしそんな光景はまさしく夢だった。偽りの記憶だったのでした。
目が覚めたルルーシュはナナリーの場所に居座る偽者の存在に憤るのです。
心の弱みにつけこんで利用するだけした後に捨てるつもりだったのです。
そう心の中で吐き捨てたルルーシュはとっても真っ黒でした……
実際×××××を殺された後には何度かロロを殺そうと試みてたしね。
でもその試みは最後まで成功せず意外にもルルの最後の味方となった。

ルルーシュがロロを信用させるために口にした言葉は、
ルルーシュが考えてる以上にロロの心を大きく揺さぶったのでした。
道具として生きてきたロロに初めて人としての居場所が出来たのです。
しかしその場所がナナリーの代わりであることも当然知っていた。
そしてその場所を失いたくない執念はが思いもよらぬ行動を引き起こす。
×××××が殺された原因の大半はナナリーを知っていたことだし。
(つまりこの件の原因の半分ぐらいはルルーシュにあるのです)
ナナリーの救出作戦でも「殺してあげるから」とか言ってたし。
そうまでして守ろうとした居場所だからこそ最後までルルの味方だった。
偽りの関係だったとしても彼にとってはそれが世界の全てだったから。
命を削ってまで自分を助けようとしたロロの姿はルルの心は響いた。
またしても失って初めてその大事さに気づくのです……

ルルーシュは大事な人や仲間を失うだけではなかった。
新たにルルーシュ個人に忠誠を誓う人が出てきたのです。
それは1期から何度も登場しては消えていったオレンジ卿!
完全体の改造人間としてルルーシュをつけ狙ってるとか思ったら
なんとジェレミアには真に忠誠を誓った人が別にいたのでした。
そしてルルーシュの真実はジェレミアの思いと同じだったのです。
初登場時はただの間抜けなやられキャラかと思ってのに……
姿を変えて何度も登場してついにはルルの忠実なる臣下になるとは。
オレンジ卿のあまりに凄い出世っぷりに驚きを隠せません。
ルルーシュがつけたオレンジというあだ名も光栄に思ってたりするし。
にしてもこの設定って最初から有ったのかね。

1期から居るのにイメージがすっかり変わったキャラと言えば
ルルーシュとナナリーの世話係だった咲世子さんもそう。
ルルーシュが黒の騎士団を率いるゼロなのは知らなかったのに
いつのまにか黒の騎士団に参加してたのはちょっとビックリでした。
しかしそれ以上にビックリだったのは特殊な能力を有してたこと。
くの一の系譜で体術や変装術などを駆使するスーパーメイドって(笑)。
ルルーシュの不在時にロロと連携して学園での影武者にしたってことは
この時点で咲世子さんはルルの正体を知って協力したってことか!?
第二次東京決戦のナナリーの救出にも咲世子さんは参加してたし。
直接ルルーシュを知ってるからそちらとの関係を優先してるのかな。
黒の騎士団での上司であるディートハルトには伝えてなかったし。

咲世子さんのルルーシュの影武者っぷりはちょっと凄かった。
秘密を守るためにとシャーリーにキスをしたりするし。
※キスをしたのはルルーシュの姿をした咲世子
他の女の子たちにも愛想を良くし過ぎてデートの予定が分刻みだし(爆)。
さらには会長発案のイベント時に卓越した運動神経で逃げ回ってるし。
ルルーシュのキャラがいろいろと崩壊してて笑い転げてしまったよ。
厳しい展開が続いてたので思わず和んでしまいました。
しかしこの時にはすぐ後に何が起きるか知ってたのでした……

ルルーシュの唯一の友だったスザクのこと。
ゼロが生まれて以降、二人は目指す手段の違いから道が別れてしまい、
両者は知らずに戦場で何度も刃を交えることになるのでした。
そして制御不能のギアスが生み出したユーフェミアの事件によって、
二人の関係にもはや後戻りができない亀裂を作ってしまったのだった。
自らの出世のためルルーシュを皇帝に売り渡すほどの憎しみがあった。
二人が笑って手を繋ぐことなどもはやありえない未来予想図だった。
そう思ってた。

しかし二人の関係に少しずつ変化が生じる。
はっきりと兆しが表れたのはルルーシュが第二次東京決戦の前に
ナナリーの身の安全を求めてスザクに単身出会いに言った時のこと。
ここでもルルーシュはスザクに対して一切言い訳をしなかった。
むしろ全ての罪は自分に有るとでも言うような返答をしていた。
ここでルルーシュの頭を足蹴にして怒りをぶつけていたスザクだけど
その姿が何を意味してるのをついに気づいてしまったのです。
このへんはやっぱりルルーシュに最も近い人物なんだと実感するよ。
もしかしたらこの後に二人の和解があったのかもしれない。
ユーフィが望んでいた平和的な解決方法があったのかもしれない。
しかしシュナイゼルの姦計によって二人の交渉は決裂してしまう。
(さらにルルーシュが自分を悪く言った言葉を利用してたり)

迷いながらも第二次東京決戦でルルーシュと対決するスザク。
ここでスザクは取り返しのつかないことをしてしまうのでした。
それは(ルルーシュ同様に)スザクの意思ではなかったのだけど。
戦力差と戦術の前に絶体絶命になった時にあのギアスが発現して……
結果、スザクは大きな十字架を背負い、ルルーシュは戦う意味を失った。
ここに至ってスザクとルルーシュが戦う意味は無くなってしまった。
そして二人がやり残したことは同じことしかなかったのです。
実際、示し合わせたわけでもないのに二人とも皇帝を倒しに行ったし。
「ルルーシュとナナリーの絶望も〜」とか「それは僕が背負う十字架だ」
と言ったりとスザクの中のルルーシュの存在は昔のように近くなってた。
血塗られた十字架を背負うことで近くなってしまった関係だけど……

まだ書きたいことがあったけど時間切れなので続きは機会があれば。


「かのこん 1〜2巻」
4月からAT-X(のみ)で放送してた全12話の新番組。DVDレンタル。
原作はライトノベル(MF文庫J)で読んだことは有りません。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(3巻までリリース済)
最近、田舎から都会の学校へと転校をしてきた純朴な少年の小山田耕太。
耕太は転校早々に(曰くつきの)美少女に手紙で呼び出されるのだった。
(という導入部はアニメにはありませんが)
その美少女の名は源ちづる。彼女は見るからに大きさ胸の持ち主で、
そしてもう一つ普通の人に知られてはいけない秘密も持っていた。
彼女はある理由から耕太のことがいたく気に入ったらしかった。
そして、その日から耕太とちづるの放送禁止寸前の日々は始まった!?

コミカライズ版を1巻だけ読んでたのでどんな作品かは知ってました。
それを読んだ時の印象としてはそれなりに面白いかなって感じでした。
で、このアニメですが、、、あんまし面白くないね。
ちょっとエッチなラブコメのラブコメな部分が凄くいい加減だから。
そもそもラブコメの肝の出会いを端折るとかスタッフは何考えてるかな。
冒頭から耕太とちずるがウザイほどにラブラブでアレ?とか思ったよ。
初接触の音楽室のシーンを回想で入れる理由がさっぱりわかりません。
普通にいきなりの呼び出し→音楽室での謎めいた態度でいいじゃん。
アレンジするなとは言わないけどこの構成はお世辞でも誉められないよ。

3話の弁当合戦もラブコメとして凄く違和感がありました。
妙な料理をちずると望が作ってきて耕太に食べさせようとするのです。
そしてどっちを食べるの?みたいな恋のバトルな感じになってます。
ここで耕太はどちらを先に食べても問題になるとか言ってるけど、
一応ちずるとつきあってるはずだからそっちを先に食べるべきでは?
そもそも望は後から割り込んだんだからその程度でひるむと思えんよ。
なんかこの作品はキャラの行動に筋とか説得力が感じられないのです。
ちなみに3話のバカバカしいバトル自体はそれなりに面白いです。
でもラブコメとしての行動に違和感が大きすぎて素直に楽しめなかった。
あと耕太があまりに受身に過ぎて魅力的に見えないよ……

ラブコメうんぬんのとりあえず話は置いといて。
このアニメを見た人はまず思うのがエロいってことでしょう(笑)。
裸乱舞とはまた違った視覚的なエロスを徹底的に追求しています。
さらにシチュエーションとかセリフでもエロを追求しています。
セリフだけ聞いてるとエッチしてるかのようなシーンもあります。
よーするにエロシーンのないエロアニメみたいなもんです(爆)。
寸止めの名に相応しくエッチ寸前のシチュエーションてんこもりです。
コミカライズ版と比べてここ(だけ)は凄くパワーアップしています。
ちょっと……どころじゃねー!エッチなラブコメって感じです。

私的にはラブコメでエッチなシチュエーションは大歓迎なのですが、
ラブに説得力がないのにエロシーンにばかり力が入っててもなと。
とってつけたようなエロシーンだとあまり楽しくないですよ。

※レンタルDVDには本編しかついてません


季節が終わってます (08/9/4) 次へ 前へ
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扇風機がいきなり壊れました。
スイッチを入れてもうんともすんとも動かなくなりました。
耳を近づけるとジージー音がするので通電はしてるみたいだけど。
後で詳細に状況を確認してみたら強にすると辛うじて廻ってました。
でも、あまり古い電気機器を不調なのに使い続けて発火したらヤバイし。
すでに買ってから20年ぐらい使ってて壊れても大往生って感じなので、
新しいのに買い換えることにしたのです。
しかし、すでに店頭には扇風機がほとんど残ってなかった……

今まで使ってた扇風機は一辺が30cmぐらいのボックスタイプで
縦長のスピーカーの上に置いて部屋の中に空気を流してたのです。
で、この場所にピッタリはまる扇風機って今は無かったりして
20年もしつこく使い続けてたのは替えが無かったせいでもある。
さすがに壊れてしまったので替わりを選ばないといけません。
そして小型のサーキュレーターなら辛うじて置けることが判明。
製品を選んで買いに行ったら、前述の通り店頭では終わっていた(泣)。
しかたないので通販で残ってた場所で買ってみたよ。
※通販でも大半の商品が終わってました

買ってみたのはMORITAのMCF-180というモデルです。
実物を見ずに買ったので心配だったけどデザインやサイズは期待通りだった。
通常の扇風機より重心が低いのでスピーカーの上でも全く問題なかったし。
弱でも多少音が気になる(その分風が強い)のは我慢すれば良さそうだし。
値段が2600円ぐらいと前のやつの10分の1ぐらいだけどそれなりかなと。
風を下向きに出来ないから、寝るときには役立たずだけど……
無いよりはマシだと言い聞かせて買い物に納得したのです。一度は。

しかし使い始めてこのサーキュレーターの致命的な問題が判明しました。
それはなんと動かしてるとテレビの画面に干渉してしまうという大問題。
モーターが強力な磁力を発生するから画面がゆらゆら揺れてしまってる。
(サーキュレーターを置いたスピーカーはテレビのすぐ横にある)
最初、画面がゆらゆらしてる原因がわからなくてビックリしたよ……
てゆーか今まで扇風機を使って画面に干渉したことなんて無かったよ。
つまり従来の扇風機には防磁処理がしてあってこれには無いってことか。
安いものには理由があるのは知ってたけどヤナとこをケチってくれたな。
ブラウン管テレビはいずれ消えるからいらんと思ったのかもしれんけど。
買う人はともかくブラウン管テレビが現役の人はまだ大量にいるんだぞと。

とりあえずテレビを見るときはサーキュレーターを止めてるけど
あまりに不便なので来年の扇風機の季節になったら買い換えよう!
(今年はもはや選択するほど物が残ってない)


「夏目友人帳 1〜6話」
7月からテレビ東京系他(7局)で月曜日の深夜に放送してる新番組。
9月からAT-Xでも放送するので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少女誌(LaLa)のマンガで読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDのリリースは10/22から
小さい頃から人に見えないものを見た夏目はそのせいで皆に疎まれていた。
両親を亡くした夏目はその力のせいで親戚の家を転々とすることになった。
そして最近、かつて祖母も住んでいた緑の豊かなこの町へとやってきた。
なぜかこの町に来てから以前より妖怪に追いまわされることが多くなった。
今日も、いつものように得体の知れない妖怪に追いまわされて逃げていた。
なんとか神社に逃げ込んだが、気が緩んでうっかり結界を壊してしまう。
そして夏目の前に現われたのが招き猫の姿をした妖怪・斑(まだら)だった。

斑の話では祖母のレイコも人に見えないものが見えて疎まれていたらしい。
人の間で孤独だったレイコはこのあたりの妖怪たちを相手にするようになり、
片っ端から勝負を挑んでは持ち前の妖力で次々と負かしていったのだそうな。
友人帳はレイコが子分にした妖怪たちの名を証として書き連ねたモノで
それを持つ者が名を呼べばその妖怪たちを使役できる恐るべきモノだった。
ニャンコ先生(斑)が夏目の前に現われたのは友人帳を奪おうとしたからで、
この地に来てから妖怪に追われることが増えたのも友人帳のせいだった。
本来の姿で友人帳をよこせと凄んだ斑を拳でねじ伏せた(凄い!)夏目は、
祖母の想いを継いで友人帳の妖怪たちに名を返すことにしたのである。

この作者の「あかく咲く声」を1巻が出た当時に読んだことがあります。
内容はすっかり忘れてるけど不思議で興味深い内容だった記憶があります。
なので機会があれば続きを読もうかなと思ったりもしました。
が、いつの間にか既読の本の中に埋没してそんなことを忘れてました(爆)。
(大量に本を読むのでその展開は結構ありがちです)
この作品も本屋でその存在を認識していたけど結局読んだことはなかった。
気になる作品を全て読めるほど時間が有ればいいのだけどね……
なのでアニメで初めて内容を知りました。
その感想を一言で語るなら、いい話だなと。とても素敵な話だなと
物語は淡々と流れていくけど最後にじわーーっと胸の奥にこみ上げてくる。
いかにも感動的って感じの話じゃないのに凄く感情を揺さぶられるのです。
特に燕の話(6話)と露神の話(2話)は何度も見たくなるぐらい良かったよ。

アニメを見た後に原作を2巻まで買ってきて読んでみました。
でざっと比べた限りアニメの内容はほとんど原作と同じです。
細かい違いは結構有るけど大筋の内容と雰囲気は原作にかなり忠実です。
つまり淡々と流れていって最後にじわーーっも原作そのまんまです。
アニメ絵のキッチリした線の印象をソフトフォーカスで薄くしてるのも
原作の持つアナログ的な線の柔らかさを出そうとしてるみたいだし。
少しのアレンジがさりげなくいい方向に効いてたりするのも含めて
かなり理想的にアニメ化されたんではないかと思うのでした。
それに比べて秘密のアニメはちょっとあんまりだったな……

内容のこと。
この作品は人と妖怪の関わりというわりとポピュラーな題材です。
その中でこの作品の特徴と言えるのは人と妖怪との距離感だろうか。
妖怪は人に害を及ぼすバケモノとして戦うというスタンスではなく
当たり前に人の世界に存在する隣人として交流をするわけでもない。
あくまで人と異なる理の中に存在する人とは異質な存在であって、
言葉が通じて親しみが持てそうで、でも油断すると足元を救われる
敵ではなく味方でもない、善でも悪でもない、全く違う世界の存在。
その絶妙な距離感こそが交流に成功したときに感動を呼ぶのです。
方向性としては百鬼夜行抄なんかが近いといえるかもしれない。
蟲師のアニメを見てて百鬼夜行抄もアニメ化しないかなと思ったよ。
百鬼夜行抄よりこの作品の方が素直に感動できるので一般向きかもね。
そして百鬼夜行抄の大ファンなのでこの作品も好みってことです。
実は今やってるので内容的には一番好きかもしれん。
(ひだまりは新房さんの映像センスに惚れてる部分が大きい)
時間の都合をつけてできるだけ続きを見たいっすね。

原作が現在までに6巻まで出てるってことは24話分ほどあるわけで
普通に1クール作品として作るならエピソードの抜粋になるはずです。
にもかかわらず6話までの内容はほとんど収録順にそっている。
さらに5話にオリジナルエピソードまで入れている。
ってことはもしかしてこれも変則2クール作品なんだろうか?
同じ枠のヴァンパイア騎士が変則2クールだからこれもそうかもね。
まぁ、今の人気なら変則でなくても第2弾をやる可能性は有るけど。
この手のアニメはもっと増えて欲しいので期待してしまいます。

あとは1話ずつ簡単に。

1話。「猫と友人帳」1巻1話より
登場時は恐怖感ばかりだったのに実は心優しい妖怪だったのが印象的。
この作品の本質が心にじわーっと染み入ってくるモノと実感した1話でした。
ニャンコ先生のずんぐりむっくりな見た目と本来の姿のギャップが凄いよ。
斑って見た感じ結構強そうなのに夏目のパンチに負けてるのが笑えます。
にしてもニャンコ先生って呼び方は……視聴者は元ネタ知ってるのかね?

2話。「露神の祠」1巻2話より
この話でみょーに記憶に残ってるのが露神の描いたススギの絵(笑)。
毛はないのか?で笑ってるのは絵がまんまオバQだからなんだけど
今時の若人ってオバケのQ太郎って知ってるのでしょうか!?
そのススギの「まいりました」で迫ってくる姿が凄く怖かったよ。
最後の露神の独り言にハナさんが答えるのはアニメでのアレンジです。

3話。「八ツ原の怪人」1巻3話より
最初に犯人だと思った人と本当の犯人は別というフェイクな展開の話。
実は原作だとアニメと違って中級たちは最初から犯人を知っていたりする。
アニメの方が笑える中級たちのキャラと間抜けなオチで釣り合ってるね。
あと小さい頃の人間に化けて夏目を慰めていた妖怪がとても印象的だった。
あんな別れ方だと自分だったら後で思い出して後悔してしまいそうだよ。

4話。「時雨と少女」2巻1話より
笹田の語った招福の若神様(時雨)ってよーするに座敷童子っすね。
それが欲の突っ張った人間のせいで不浄の存在になってしまった。
人に穢されて人を恨むといいながら人を憎みきれない妖怪でした。
傘を被ってたりバケツを被ってたりと不気味だけど何か滑稽だったよ。
ちなみに原作での笹田の出番はここだけで最後に引っ越していきます。

5話。「心色の切符」オリジナル
2巻までに無かったのでオリジナル?とか思ったらやっぱそうでした。
このエピソードだけじわーーっと来ないのでアレ?とは思ったんだよ。
原作とはちょっと毛色が違うこんなエピソードも面白いとは思うけど。
「さんと」の鬱陶しいほどにもっさりしたキャラが印象的だったから。
にしても約束したけど来なかった理由が単に忘れてただけって酷い(笑)。

6話。「水底の燕」1巻4話より
この回で燕以外でみょーに印象に残ったのが垂申(たるさる)の行動だね。
表情が見えないのでひょうきんな見た目に騙されてしまいそうになる。
親切心で祭りに誘ってるのかと思えば実は陥れようとしてたりするし。
喰って何が悪いとか言ったすぐ後に興味が湧いたからと手助けしてるし。
垂申の存在こそがこの作品の人と妖怪との距離感の象徴だったなと。


「Mission-E 1〜8話」
7月から一部の民放(9局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでも放送してるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは9/26から

CODE-Eの続編です。CODE-Eの5年後だそうです。
5年後なのでさすがにそのまんま続きって感じではないです。
さらにラブコメ的だったCODE-Eに対してアクション色が強くなってます。
同じ世界と舞台設定で同じキャラが出てくる別の作品って感じかも。
メインの電波シスターズ(自称)のうち片方は(恐らく)今回が初登場だし。
※もう片方は前回のヒロイン
そして今回の物語の中心になるのはそっちみたいだし。

前作とはかなり様変わりしてるのは例外的に状況の説明を。
特殊な力を持つTYPE-Eという存在が限られた人たちに認知された時代。
TYPE-Eであるが故に高度に電子化された社会は非常に生きにくかった。
そんな人たちを保護し力の制御を教えて社会への適応を手助けするOZ。
対して異質な存在だと社会から隔離し管理を進めるファウンデーション。
この2者による覚醒したTYPE-Eの争奪合戦という感じで1話が始まります。

ちなみにOZが前作で千波美を研究してた光太郎と園美が中心の組織。
なので当然ながら千波美ともう一人の麻織(まおり)が所属してるのもOZ。
ファウンデーションは前作終盤の安満沢崩壊の原因になった組織らしい。
と言っても崩壊事件の引き金を引いたのは千波美みたいですが。
(詳しいことは前作を途中までしか見てないのでわかりません)
そのせいで今回も登場したアドルは千波美を激しく憎んでるご様子。
千波美に復讐するためにファウンデーションの人間として出てきます。
千波美よりむしろファウンデーションを恨むべきような気がするけど。
(だから詳しいことは以下略)

ここまでの説明だとOZとファウンデーションは思想や利害の衝突する
二つの組織に過ぎなくてどちらが善とか悪という印象はないでしょう。
でも実際にはファウンデーションがいかにも悪者っぽく描かれてます。
主人公がOZの側だから相手方が悪く見えるのはわからんではないけど、
あまり安易に善悪で色づけしちゃうと安っぽく見えるような……
さらに序盤は他のTYPE-Eを保護する読みきりエピソードな感じなので
自分自身の話で物語が動いていたCODE-Eと比べて面白みが薄かったり。
模様が光るリフレイ・ドレスでのアクションは見応えはあるけどね。

4話からOZとファウンデーションのTYPE-E争奪合戦の図式が変わります。
むしろ、やっと本来やるべき物語が動き出してきたと言う感じかも。
よーするにCODE-Eでの千波美の立場の麻織バージョンってことです。
千波美と違っていきなり力にも組織にも適応してると思ったら……
むしろ以前の状態は両親がお人好しだった千波美より悪かったわけで。
OZに自分の居場所が与えられたからそれに答えてただけだったんだなと。
100%信頼してたわけではないからちょっとしたことで揺らいでしまう。
しかもOZの中枢部はみんな千波美と気心が知れた関係なわけで。
(他のエージェントはどうしたとか言いたくもなるけど)
ここでも自分だけ一人なんだと考えてOZを飛び出しちゃうのでした。

このOZを(辞めますと)飛び出してしまう展開は理解できるし
麻織のそこまで積もり積もった感情があるのはわかります。
でも飛び出してしまうきっかけになった仕事での判断は……
目の前の人間の命を粗末にして他の人を救えるかって思うわけで。
あそこの千波美の判断は間違ってないしその説明をすべきだろうよ。
説明をしないことで感情の行き違いが生まれるのは有りがちだけど
物語作法としてはあまり誉められたもんじゃないぞと。
ここに限らずこの作品は詰めが甘いというか底が浅い部分が多いです。
5〜6話の茜さんの行動も明らかに不審なのに全く疑ってないしね。
途中で丙五郎さんが経歴を怪しむけど最初の電話から疑えよと。
麻織の辞めます騒動も家出騒動のようなうやむやな終わりかただし。
物語が動き出すのも1クールなのに4話に至ってからとか遅すぎだし。
題材は面白いのに今ひとつなのはひとえに作りこみが足りないせいかなと。
(CODE-Eも同様でした)


「ToHeart2ad 1〜2巻」
最近リリースされた30分×全2巻のOVA。DVDレンタル。
原作は美少女恋愛ゲーム(PS2)でやったことはありません。
※セル・レンタルDVDは全てリリース済

2005年に放送したToHeart2のOVA版の第2弾です。
adというのはAnotherDays(或いはこんな日々?)の略みたいです。
わざわざタイトルを変えたから新たな展開があるのかなと思ってました。
※原作ゲームにはAnotherDaysという番外編的な別商品がある
ある理由で記憶をなくしてしまった貴明に対して
これは絶好のチャンスだとヒロインたちが自分に都合のいい情報を
吹き込む大騒動みたいなストーリーが紹介されていたから。
もしかしたらスケール大きい喜劇が展開されるのかなと。

でもそんなことはなくOVA第1弾と同様の1話読みきりの内容でした。
※スタッフはOVA第1弾とほぼ同じ
2話を通じてメインになるキャラはいない当番回みたいな感じの。
つまりこの2本で物語が進んでいくみたいな状況は全くありません。
OVA第1弾もこれも同じ場所で足踏みをして何も動かず何も選びません
(テレビシリーズは後半に多少は物語が動いてたみたいだけど)
好きなキャラのちょっとしたエピソードが見れるファンアイテム
だと思えばこんなものなのかなという気もしますが。
好評につき第3弾も作るらしいけどたぶん似たような感じだろうなと。

ちなみに1巻が貴明が記憶喪失になる話。
2巻が貴明とクラスメイトたち初詣に行く話。

実はテレビシリーズのファンでも(原作のファンでも)なかったのに
OVAを2度も追いかけてしまったのは理由があったのです。
それは今までとは切り口を変えるみたいな宣伝文句につい期待したから。
でも実態は今までと大差ない内容でがっかりするという繰り返しで(爆)。
まぁ、テレビ版や原作が好きならこれでもいいとは思うけどね。
そのへんに思い入れのない人はあまり期待しないほうがいいよとだけ。
そんな人はそもそもこんなの見ないよ、って気がかなりしますが(笑)。

※映像特典?のショートストーリーはレンタルにも入ってます

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