今さら正規バージョン(遅すぎ) (05/6/30) 次へ 前へ
目次へ

うがー、時間が足りない。
なんとかビデオは見たんだけど書いてる時間が無い。
更新日を引っ張ってみたけど結局ダメだったり。
つーわけで今週の分はなんとか来週に(希望)

書いてないのがたまると見るのを自粛するので
ビデオの待ち行列が積み上がってプレッシャーが(汗)。
4月の新番組をまだ全部チェックしてないのに
今週から7月の新番組が始まってしまいます……
つーか昨日すでに1つ始まってしまいました。
そしてなんと今回は7月のくせに15番組もあるよ。
4月開始番組が少なかった分を補って余り有るんだけど。

そーいえば先週追加したレンタルのない作品のページ。
注釈つきで「まほらば」と「ネギま!」が入ってるけど
この2作品+レンタルで検索してくる人も結構いたりして。
レンタル予定があるので厳密にはここに含まれないんだけど
現在はレンタル商品がないので確認の意味で入れてあります。
(レンタル屋をまわって探す人もいるかもしれないし)
あ、リリース日が分かったのでを追記しておきました。


もひとつ小ネタ。
録画するだけでもはや見るかどうか不明のスピードグラファー。
今さらオープニングが正規版になったよーです。
時期的には2クール目のオープニングなんだろうけど
キャラの出る順が最初のと似てるし、もういないキャラがいるし、
やっと音楽(同じ)とちゃんとシンクロしてるし、全部描いてるし、
って感じでこれが本来のオープニングだと思われます。
つーか、今までのオープニングは何じゃコレ?だったしな……

本編の絵を使いまわすのは構わない(LOVELESSだってそうだし)。
でもバラバラのシーンを繋いだだけでひとつの作品になってない。
せっかく名曲を使ってるのに音楽とまるで合ってなかったし。
オープニングが作品の第一印象なのにこれでどーするよ?って感じ。
正規版のオープニングは映像センスが桁違いに良くなったよ。
コレだけのものが作れるなら最初からやれよって思ったり。

未完成といえばガラスの仮面も最初はオープニングが暫定版だった。
3話だか4話でやっと正規版のオープニングに差し替わったのでした。
これも暫定版がひどいデキだったので中身は大丈夫かよと思った
※中身はまだ見てません
正規版のオープニングの方は合格点をあげてもいいかなと(偉そう)。

ちなみに最初に暫定版のオープニングをつけてた作品は
(録画するようになってから)確認してるのが他にコレだけある
・まじかるカナン
・ToHeart Remember My Memories
・ジンキ・エクステンド
・GIRLSブラボー first season
・クロノクルセイド

ジンキ・エクステンドは本編の絵に曲を重ねてた方がマシだった(爆)。
つーか正規版ってガンダムのOPのパロだと後で気づいたよ。
でも今さらガンダムのOPのレベルで通用するわけないじゃん。
たった10年前のエヴァのOPですら今見るとわりと陳腐化してるのに。

クロノクルセイドの暫定版は正規版より個人的には好きだった。
そーいえばこれも紅優+武山篤コンビ十八番の本編コラージュ。

ちなみに、まじかるカナンは正規版を見たことない……
4話まで暫定版だったのであれが正規版だと思ってた
真ん中へんで正規版に差し変ったそうな。遅すぎです。
レンタルが出てないので確認のしようがない。
(DVDだと最初から正規版らしいです)

にしてもオープニングチェックで困るのが暫定版なのでした。
クロノクルセイドは別として暫定版は総じてイマイチなので
それで評価を終わらせてしまうと良いのを見落とす可能性も
と言っても正規版でセレクト対象に昇格したのはスピグラだけ。
長く続く番組はオープニング(曲も)がどんどん変わるので
どっちにしろ完璧にフォローするのは不可能では有るけど。

とにかく最初のオープニングぐらいは完成させてから放送しろと。

あ、スト4とダフネも最初は未完成版(一部暫定版)だったけど
完成版に差し替わって実は未完成だったと分かったぐらいで。
※スト4はDVDの1話のがそれ、ダフネは完成版のみ収録
この程度の未完成なら許容範囲です。


知りたいなら教えてやろう (05/6/23) 次へ 前へ
目次へ

以前からアクセスログ見てて気になってたんだけど
「AIR (DVD) レンタル」で来る人が結構いるのでした。
これは期待に答えねば!と言うコトで新たなページを作りました。
それは……「レンタルのない作品」をリストしたページ。
つまり、AIR(TV版)は現時点でレンタル商品が無いのですよ。
索引のページに(R)でレンタル情報へのリンクも貼ったので
AIRのレンタル情報を求めてきた人も期待した情報に辿りつけるかと。
そんな現実は知りたくなかったかも知れないけど。

まぁ、AIRに関してはそのうちレンタル出ると思うけど。
売れまくった作品はレンタルが出るという法則が有るから。
ローゼンメイデンも結局レンタルDVDがリリースされたし。
地上波バージョンの左右トリミングに一部で非難轟々ですが。
(セルDVDはもちろんノートリミングのビスタサイズ)
レンタルでいつでも見れるんだから良しとしろ!ってことで。

そーいえば「シティハンター DVD レンタル」なんてのも有った。
あのー、レンタル以前にシティハンターはまだDVD出てませんが
やっとDVD-BOXのリリースが(今年の12月に)決まったばかりだよ。


では毎度のビデオネタを。

「創聖のアクエリオン 5〜8話」
4話の「足で地球をつかめ編」に続いて6話は「想いの矢で射ろ編」
離れた相手に自分の意思を投げて振りかえらせる訓練をするのです。
各々が自分の得意な技を使って試すものの距離が遠くてなかなか届かない。
ここで(見た目胡散臭い)指令が名言(迷言?)を口にするわけです。
距離は人の心の迷いが生み出す幻だ」と。
つまり意志の力されあればどんな距離でも越えられる、みたいな。

このセリフだけなら夢見がちなファンタジーで片付けられるけど
アクエリオンはそれを戦いの場で実践してしまうのでした。
そして生み出されたのが月へも届く無限パンチ……
するすると逃げるケルビム兵を追いかけて、腕がまるで植物のように
ニョキニョキ伸びていって、凄い勢いで月面に叩きつけてしまう。
あまりにムチャなのに映像で見てる人の感覚をねじ伏せると言うか。
「オレがそう決めたらそうなんだ」な有無を言わせないノリが凄い。
まさにビーンボール気味の剛速球。

この「想いの矢」は7話で相手の術中にはまり嫉妬に飲み込まれ
我を失ったシリウスに向けて麗花が基地から放つ応用編もあったり。
この時シリウスの乗ったアクエリオンは基地から遠く離れてたわけで。
まさに強い意志の力が距離を超越してしまうのでした。
モニター越しに想いを届けてるのでワープみたく空間を歪めてる!?
なんか理論的な整合性より感覚的な説得力を重視する作品っすね。

7話にはもうひとつ見所があるのです。
そこまでの経緯もあって上に書いたように互いが嫉妬に飲みこまれるのです。
それは敵の幻術のせいではあるけど元から心の中にあったものでもある。
そして合体したアクエリオンはそれぞれの搭乗者が互いに攻撃すると言う
絵面的になんとも凄いコト(奇形のアクエリオン)になるのでした。
ここで胡散臭いオッサン(おいおい)が再び名言を口走るのです。
「嫉妬は強い力になる」「誰もが嫉妬を抱いて生きていけ」と。

基本的なモノの考えたかを、まるで素晴らしい哲学みたいに語る。
その言葉を実践するようなエピソードを映像として見せながら
(「この醜い」が言葉に頼りすぎだと言ったのはこーいうこと)
この芸風ってアルジュナのそのまんまだったりして。
内容がエキセントリックだったアルジュナに比べて普通!?というか
サービス精神が旺盛で一般受けしそうに路線修正してはいるけど。

8話の「はじめてのがったい」
合体シーンで「気持ちい〜」とか言ってるのをアレになぞらえてたけど、
まんまそのノリのエピソードをやってくれました……もう最高(笑)。
アクエリオンで合体をしたことがないつぐみとジュンの二人は
合体は気持ちいいと先輩たちから聞いて興味津々だったのです。
で先輩に「はじめてってどんな感じですか」と聞きに行ったり。
先輩は違う方の「はじめて」と勘違いしてアドバイスするわけです。
これが間違ってるようでまるっきり違うわけでもないのがポイント。
そして程なくつぐみとジュンも合体する機会がやってくるのでした。
実際に合体した後に恍惚とした表情で「しあわせ」とか言うんだよ。
笑い死にさせる気ですか!(爆)

実はこの回は結構感動的なエピソードでクライマックスに涙が出てきたり。
しかしそこで笑わせてくれるもんで……
感動の涙を流しながら笑い死にしそうになってヤバい人のようです(笑)。


「絶対少年 1〜4話」
5月からBS-2で土曜日の朝に放送してる新番組。
主人公の歩(少年)は夏休みに田舎に住む父親のところに来ていた。
歩の両親は離婚してて父はここで動物病院をやっているのだった。
母親のススメで気分転換のつもり(&エサに釣られ)でやってきたけど
見渡す限り何もない呆れるほどの田舎な場所にすでに辟易していた。
ただの退屈な田舎町だと思っていた。しかし次第に様相が移ろいゆく。
死んだはずのオカカ婆(猫)の復活の噂!?別荘地に現れる幽霊!?
例年にない蛍の大発生!?歩をずっと待ってたと言う不思議な子供。
世界の皮膜が薄くなると不思議なことが起こるのだそうな。
そう、この長閑な田舎町に少しずつ異変は広がっていた。

まず一見するだけで目を引くのが初めて見た枯れたような色使い
人がいないのが当たり前で時間がゆっくりと流れてるような空間描写。
映像のクオリティがとても高いので作品世界に実体感があります。
そして緻密で現実的な人間描写なのに、どこか不思議な雰囲気。
わかりやすい例を出すなら「耳をすませば」をテレビに持ってきた感じ。
人のいないゆるやかな雰囲気は「ヨコハマ買い出し紀行」だろうか。

にしてもこの空間描写はとっても心地いい。
物語なんて何もなく時間が流れてるだけでも浸っていたい。
今すぐにでもここに住みたいです(笑)。なんて思って見てたよ。
それに加えて不思議なことが起こる予感がする展開ですから!
まさにツボですよ。萌え萌えですよ(爆)。何に萌えてんだか……

現実味のない剣と魔法のファンタジーは激しくどーでもいいけど
現実の隣に不思議があるって展開が昔から凄く好きだったり。
そこの路地を入ったら不思議が待ってるかもしれない感覚が。
うる星が好きだった理由もラブコメとかカワイイ女の子と同居とか
ではなく現実の隣の不思議な部分だし。あと演出が暴走してたとこ(笑)。
そして伊藤和典さんと言ったらうる星の中心スタッフの一人です。
(前半の押井さんの最盛期の脚本の大部分を書いた人)
ちなみに望月智充さんもうる星を一時期(後半の最盛期)やってたよ。

まぁ、伊藤和典×望月智充という組み合わせだとうる星よりも
クリィミーマミが出てくる人が多いというかほとんどでしょうが。
なんてことを言及できる人は結構いい歳だったりするがな(爆)。
だって20年前の話ですから……

そうそう、ビジュアルインパクトというとオープニングも凄い。
色使いは本編よりさらに極端で枠線を強調したイラストみたいな絵で。
本編の原画を使いまわしてる部分もあるのに全然違う絵に見えるよ。
そして主題歌の光のシルエット(CooRie)がまた最高にイイ!
透き通る声でアップテンポに音がすいすい流れていく感じが
今までのCooRieの曲の中でも一二を争うぐらい心地よいです。
(アップテンポのコレとスローの「存在」が双璧でしょう)
さっそくシングルを買ってしまったよ。CDで聞くとさらにイイよ!
今期の一番の曲は「月の呪縛(カース)」と思ったけどやっぱコレかな。
一人のCooRieはもういらんかも、とか言いながら結局買ってるよーな。
つーか今までに出たシングルを全部買ってるしな。

ところで海野(うんの)役の清水愛さん。
(最近だと舞-HiMEの命をやってた人)
この人は今まであまり現実的な役が無かったから気づかなかったけど
このトーンの高い声がいかにも甘え(媚び)てる役にぴったりだと思った。
普段は低いトーンだけど相手によってはトーンが上がる感じって言うか。
鼻にかけるような猫なで声って言うか。


「ヴァリアブル・ジオ 全集」
1996年頃にリリースされた30分×3本のOVA。DVDレンタル(全部収録)。
原作はファミレス美少女格闘ゲーム(18禁?)でやったことありません。
PSに移植されたバージョンの体験版は触ったことあるかも。
内容は簡単に言えばファミレスの制服を着て戦う美少女格闘モノ。
勝った者には莫大な財産が、そして負けた者には屈辱が与えられる。
(コンシューマ版ではペナルティの部分が無かったことに)
そのV.G.の戦いの裏である陰謀が蠢いていたって感じの展開です。

V.G.のメンバーとして登録して有るとカードが発行されて、
それをセットすると交差点に特設舞台が出現するとか、
ゲーム用にでっち上げた無茶な設定をまんま映像化した感じ。
全編にわたり実にありえない感が満点の内容だったりします。
バトルシーンも派手では有るが説得力のかけらもないし。
いわゆる美少女モノではあるけどやってることは少年マンガっすね。
拳を交えればわかりあえるとか、まんま少年マンガ風味だし。
親友同士が本人の意思に反して戦う展開を期待したのに……

ちなみに敗者の屈辱というのは公衆の面前で裸踊りをすること。
そーいう設定なので負けた人が一通り裸になるシーンがあったり。
それとは別に陰謀がらみで謎機械に裸で入れられる人もいたり。
だた裸がいっぱい出てくるわりには大してエッチくはないです。

ところで中盤ぐらいに出てくる薬でヤバくなった男キャラ
それまで山ほど出てきた女キャラ全てよりキャラ濃いのですが(笑)。
ここに限らずグドいクサいワザトらしい脚本が実に黒田節って感じ。
クライマックスのあたりなんか感動的?みたいな内容なんだけど
クサさが匂うほどにやり過ぎで気持ちがどんどん引いてしまったよ。


「同窓会 1巻」
1998年頃にリリースされた30分×4本のR-15指定OVA。DVDレンタル(2話収録)。
原作は恋愛アドベンチャー(18禁)でやったことありません。
中学時代にテニス部だった仲間が誰かの呼びかけで再会することになる。
そして記憶の底に沈んでた当時の想いが互いの関係を動かしていく。

見てて最初に思ったのが、ちょっと懐かしいテイストってとこ。
手塗りっぽい色とか見た目の雰囲気とかストーリーとかも含めて。
この監督(ふくもとかん)さんの演出スタイルが多少古いのも有るかな。
ハーレムモードと違って男女が半々なのも最近のラブコメとは違うね。
ただ男キャラは数いるわりに存在感が薄かったり。主人公も含めて。
女キャラは互いに牽制してたりとそれなりにキャラ立ってるのに。

にしても主人公はちょっと意思が弱いというか……
正体のわからないデイジーの君が好きだったのはいいとしても
好意を寄せてくれる人を全て受け入れてたら収拾つかないんだけど。
2話の最後ではしっかり3人がブッキングしてるし。
女キャラが主人公を争奪して戦っちゃう展開ならまだ見れるけど
控え目なキャラ同士だと主人公の優柔不断さだけが目立ってしまうよ。

ちなみにR指定と言うコトで毎回エッチシーンが有ります。
X指定との違いは局部を見せないとこ(だからモザイクもない)。
エッチシーンがもっとあっさりならノーマルでも行けたと思われる。


以下は18禁なので順位は別扱い(でもないけど)。

「V.G.NEO 1〜2」
2004年頃にリリースされた30分×3本の18禁OVA。DVDレンタル。
原作はV.G.シーリズの同名の最新版でやったことありません。
いちおーヴァリアブル・ジオの未来という設定らしい。
でもシリーズ全体の設定に整合性がとれなかったりする(らしい)。
V.G.のキャラはヴァリアブル・ジオとそっくり入れ替わってます。
ミスティーとか言う名前でオリジナルの主人公も出てくるけど。

予めお断りしておくと、これわざわざ見る価値はないです(爆)。
ヴァリアブル・ジオの関連作品なのでついでに紹介してるだけ。
ストーリーはともかく絵がいつものミルキークオリティなので……
目玉のはず!?の格闘シーンが短い&動かないという有り様だし。
まぁ今時のエロアニメはエロ以外でまともに動く方が珍しいけど。
代わりに負けたペナルティは陵辱シーンとしてパワーアップ!?
(原作がそーなってるらしいです)

これ長さがちょーどヴァリアブル・ジオと同じなんだけど
エロシーンが多いせいでストーリーがかなり希薄になってます。
(かなり原作のストーリーを端折った高速展開らしい)
原作のキャラは一通り出るけど大部分は出番少なくて印象薄いし。
思い入れが薄いもんだから陵辱シーンもただのサービスシーン。
優の親友の沙奈理がV.G.をよく知らずに参加して優に負けで犯される
シーンで私が代わりなる!ってセリフにはちょっとジーンとしたけど。

そーいやこれオープニングがI've(KOTOKO)だよ(クレジットはない)。
制作時期の違いはあるけど主題歌はこっちの方がいいかも。
オープニング映像もそれなりにセンスのある映像だったり。
って実は原作ゲームのオープニングと全く同じモノらしい。
(エロシーンも原作のアニメをかなり使いまわしてるらしい)
絵のクオリティも本編よりずいぶんマシなんですけど。
ただイマドキのアニメとは思えない枚数のケチりかただね。


25000円の高性能ブラ (05/6/14) 次へ 前へ
目次へ

なんとか終わりました。
全部は入れられなかったけど力尽きたので勘弁しろ!(爆)
つーかこんなに冊数多いのは何ヶ月ぶりだろう……
って1年ちょっと見返したけどコメントする冊数が減ってる。
コメントは落ちまくるし発掘が出来てないしで当然の結果だけど。
表面はなんとか体裁は保ってるものの内情は危機的ってことで(汗)。


そんなわけでさっさと恒例のオススメへ。3月分です。

女性誌の今月の1冊は小川彌生さんの「きみはペット」に。
輝夜姫とどっちにするか迷ったけどコメントが書けたこっちに。
コメントを書きなおしたということは状況が動いたと言うコトで。
よーするについに相手にバレるわけです、どちらかのアレが。
ずっとペットな関係こそが本来求めてるモノだと思ってたけど、
物語の展開が表層的な恋愛関係の方に傾いていくように見えたので
あれ?もしかして読み違い?とか思ってしまったよ。
でもやっぱり最初に思ってた通りの関係になっていくようです。
今回の展開を見てるとそろそろクライマックスかも。

今月のいい感じだった作品は「輝夜姫」「KEY JACK」でした。

「走れハイジ」
小学生ぐらいの少女を誘拐する事件を題材にした作品です。
それがもし自分の友達だったら?という仮定で描いてる。
もう一つはクラスで孤立した生徒が自殺しちゃう内容。
いつものわりと飄々と生きるスタイルを描いた作品と違って
陰鬱な現実を直視した重苦しくやるせない内容だったりして。

「R-18」
タイトルは元々いわゆる18禁を意味するR-18だったそーで(笑)。
でもそのわりには主人公はバージンでエッチシーンは必ず寸止め
わりと簡単にやっちゃうCheese!で最後までやらないのが新しい!?
まぁ、エッチシーンを描いてるんだから大差ないよという気も。


男性誌の今月の1冊は無し。
コメント書きなおす余力が無かったので。
あえて入れるなら「アタゴオルは猫の森」かなと。

「妖怪仕置人」
これで最後です。
そろそろクライマックス?みたいな感じではあったけど
いきなりラスボスと最終決戦な展開に。しかも結構あっさり。
(大人の事情でラストの数回分ほど予定より短いらしい)
この手のは長さのわりにラストが弱いのがわりとありがちっすね。
読み切りにオチがついてる、ぐらいの気持ちで臨むべきかも。

「渋谷ガーディアンガールズ」
内容のことは置いといて(おいおい)。
実は見てて一番記憶に残ったのがフランス製の25000円のブラのとこ(爆)。
どーして自分のとは違うピッタリのサイズが用意できるんだろうと。
最初から狙ってたみたいだけど外から見て正確なサイズがわかるのか?
オマエは江戸伸介ですか!とか思ってしまったり。
(きっと一通りのサイズがあったのだろうと好意的に考えてみる)
まぁ、作品の本質とはなんの関係も有りませんが。

「三者三葉」の荒井チェリーさんは新顔です。ピチピチ!?
「マンガタイムきらら」からのオススメ第二弾ってことで。
つーか実は一番最初にきららで面白いと思った作品はコレです。
1巻も入れようとしたんだけどコメント落ちました……
可愛いけど毒もあるみたいな路線はこの作品は最初だったはず。
キャラがわりとリアル系で「女子高生」に通ずるものがあるかも。
あれほどおバカ炸裂ではないですが。


サはサヨナラのサ (05/6/6) 次へ 前へ
目次へ

なんかコミックページのカウンターの進み具合が変?と思ってたら
カウントが止まってるし……
(これに限らず)ファイルが壊れないようにロック(専有)する仕様で、
なんか不具合が生じてロックされたまんまになってました。
ロックを手動で解除すれば終わる話だけど再発したら面倒なので
ロックファイルが生成されて一定時間を経過してる場合は
もう処理は終わってるとみなして処理を強行するように変更したよ。
にしてもカウントCGIを修正したのこれで何度目だっけ(汗)。

修正と言えば先週追加した私的ベストのページもちょっと修正しました。
考えたら「レンタルビデオで行こう!」ってタイトルを付けてるのに
レンタル情報無いじゃん!とそれぞれのレンタルリリースを追記してみたよ。
レンタル在庫リストの方にも載ってるけど一緒のほうが便利だろうと。
レンタル在庫リストは更新が大変なので情報が古くなりがちだし(汗)。
あとamazonへのリンクに全巻出るようなリンクを追加してみたり。
amazonのレビューを参照する場合は他の巻も見れたほうが便利だから。
(amazonのレビューは質にバラツキが有りすぎるけど)
パピレスTVだけは関係無いのが大量に出るけどは回避不能です……


では今週のビデオネタです。
いつものように面白かった順。

「フタコイオルタナティブ 5〜8話」
5話で沙羅と双樹が時々いなくなってしまうエピソードが出てくる。
住んでる場所は知らないし、連絡は取れなくなって(着信拒否)しまう。
って今まで一緒に住んでるんだと思ってたよ。寝てるシーンがあるし。
どこか別の場所に住んでて通ってきてて、泊まることもあるよーで。

2話の「家の手伝いをするとか」なセリフが今やっと理解できました(笑)。
3人で日曜日の昼間っから天井の穴の下で横になって日光浴のシーンの。
そこで「デートするとか」「ゴロゴロするとか」って恋太郎が言うけど
そのセリフで互いに目が合うとこがなんか幸せそうでイイっすね。
対照的にこの回の二人がいない恋太郎の姿の侘しいことこの上ない。
でもあきらかに恋太郎を慕ってる二人が事情も言わず留守にして
着信拒否をするのにはなにか深い事情が有りそうに思わせてるし。
今のこの一瞬がとても幸せで、それは長くは続かない予感もさせる。

6話で得体の知れない招待に乗って山間の温泉に旅行に行くのです。
5話の最後にどこにも行かなくてイイこのまま3人で一緒にいられれば。
そう言ってた二人がこの旅行に付いてきたのには訳があったのでした。
そう。幸せな時間の刻限がもうすぐそこまで迫っていたから。
せめて一つになれれば何かか変わるかも、と大胆な行動に出てくる。

その後いろいろあって恋太郎は二人の家の事情を知ってしまう。
もう時間がないからこそ一つになりたいという二人に対して
抱いたからってどーなるって言うんだよ」って吐き捨てる恋太郎。
確かにその瞬間だけ幸せだったとしても明日は変わりはしないから。
明日はどーでもいい今一つになれさえすればって感情も理解できるけど。
そして幸せだった3人の時間は終わりを告げるのです。

8話の終わりで恋太郎の元を去った沙羅と双樹だけど
その後に沙羅と双樹も別れ別れになるようにも見える。
次回予告では恋太郎の元に片方だけ戻ったようにも見える。
ってことは幸せだった3人の日々を取り戻すべく奔走するのか?
それとも3人だった時が最も幸せだったみたいに持っていくのか?
どっちにしろ予想を激しく上回る切ない展開にすっかりメロメロですよ。

1話でまず超絶アクションで視聴者の度肝を抜いて、
2〜4話で3人でいるコトの心地よさをじっくり見せていく。
そして5話以降その関係が無限に続かないことを思い知らせる。
1クールで無駄な内容をやる余裕は無いのを良く分かってらっしゃる。
なんとも構成上手すぎです。センス良過ぎです。面白すぎです。
双恋がアレでフタコイがコレなんだから実に油断大敵っすね。
実際に動いてるものを見ないと判断は出来ないのを痛感するよ。

双恋と言えば双子ですが8話までに一通り出てきました。
やっぱり完全にゲストキャラ扱いみたいです。
だいたい「3人が心地よい」を描くのに他の双子は絡ませられないよ。
(例外は昔恋太郎と関係があった桃井姉妹のエピソード)
キャラ設定とかは双恋と全く違うようででも微妙に似てるかも。
キャラが配置されてる場所は違うのに属性が双恋と多少似てるし。
双恋を見てた人はこのキャラがこう出てくるのかと興味深いかも。
双恋を見てないとキャラ設定を理解できない内容ではないし、
見てたとしても別物と割りきって見れるので問題はないです。

そうそう。8話からエンディングが変わりました。
と言っても曲が変わったわけではなく2番になっただけですが。
そして映像(恒例の粘土アニメ)も新しくなってます。
3人の時間が終わった瞬間に切り替わるのが実に絶妙っすね。
こんな絶妙なタイミングで変えたのって他はD.C.ぐらいだし。


「英國戀物語エマ 1〜4話」※戀は恋の旧字
4月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
TBSチャンネルでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
(BS-iでも7月から放送が予定されてます)
原作はマニア系(ビーム)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
19世紀のロンドン。まだ階級がハッキリしてて越えるのが困難だった時代。
恩師に挨拶に来た一人の上流階級の青年がその家のメイドに惚れてしまう。
彼は何かと理由をつけて会いに来たけど確かな一言を口に出せなかった。
彼女のほうも彼の態度を好ましくは思ってたけど前に踏み出せないでいた。
まだ互いが好きなだけでは乗り越えられない壁が有った時代だから。

オープニングを見た時にも思ったけど恐ろしく背景美術に気合が入ってる。
予算も制作期間も比較にはならないけどスチームボーイを思い出したよ。
(ちょーど舞台の時代背景が同時期なのです)
テレビアニメでもここまで出来るんだ!とずいぶん驚いてしまったり。
全国ネットのNHK総合のゴールデンにへっぽこアニメをやってるかと思えば
独立系でひっそりと凄い気合の入った作品をやってたりする不思議。
※独立系で放送してるけどTBSが製作に加わってます
つーかこーいう作品こそNHKが作るべきだと思うんですが。

で、その凄い気合の入った空間描写でやってることはと言うと……
現代では有り得ないもどかしいぐらいに奥手なラブストーリー。
派手な展開が有るわけはなく、むしろ些細な描写こそが作品の真髄で。
まるで世の中に氾濫してるラブストーリーのアンチテーゼのような。
あ、でもちょっとマリみてに通ずる部分はあるかもしれない。
ちょっと現実離れしてて、でも共感できて、微妙な機微を重視するあたり。
しかし女同士というわかりやすい売りがあったマリ見てに比べて
これはせいぜいメイドとメガネ(笑)ぐらいしかマニア向けの売りがないので
商売的にはどーなんでしょう?そこそこ原作人気があるから大丈夫!?

わりと動きのない人によっては激しく退屈な展開が続かに見えたけど
象を従えたハキムの登場によって画面に彩りが出てくるのでした。
街中を象で突っ走るし、屋内で車を走らせるし、部屋が異国情緒だし。
原作もこのへんから流れにメリハリが出て楽しくなってくるのです。
彼に想いを寄せる上流階級の娘さんなんかも絡んでくるようになるし。
でも中途半端に望みを持たせる態度はどーかと思ったりもするね。
作品のテイスト的にドロドロな展開にはならんと思いますが。

ちなみにこれ主要スタッフが超GALSや美鳥の日々のチームです。
ぴえろってこのチームだけはいつもクオリティ高かったり。
そしてシリーズ構成が池田眞美子(D.C.やケロロ)さんです。
(美鳥の日々でもラストの数話は全部やってたよ)


「だめっこどうぶつ 1」
1月からキッズで放送してた1回5分の帯番組。今もリピート放送中。
帯番組は録画するのがかったるいのでDVDレンタル(13話収録)です。
原作は4コマ誌の漫画で雑誌でちらっと見たことがあります。
ダメな感じの(擬人化した)動物が集うダメな森(植物もダメ)を舞台にした
みょーにゆるくて多少ナンセンスでわりとホノボノしてる日常の話。
元が4コマで1話5分の読み切りなんで些細なエピソードの積み重ねです。

ハッキリ言ってたいした内容ではない(つーか中身ない)んですが、
とっても雰囲気がポップでゆるゆるした感覚が楽しいっす。
やわらかい曲線を主体とした丸っこいキャラ絵が凄くカワイイし。
(いわゆる美少女モノのカワイイとは違うカワイイ感じ)
現実味のない舞台なのにみょーに現実味のあるキャラ描写だし。
水彩+マーカー?なタッチで絵本のような背景も雰囲気出てるし。
なんとも不思議な味わいというか魅力がある作品です。

そーいえばオープニングのノリノリの曲にあわせてうる野クンたちが
踊ってるけど、そのウネウネしたやわらかい動きがなんかイイ(笑)。
ちなみに歌ってる人はミルフィーユ桜葉の人だったり。
でもさりげなく洗練されたホップな曲調でしっかり発声してるので
いつものキャラソング的なイメージとはかなり違います。
(↓のはいつものと同じだ)


「がぁーでぃあんHearts ぱわーあっぷ! 1〜2」
最近リリースされた30分(15分×2話)×2本のOVA。DVDレンタル。
前にやったやつの新シリーズでスタッフはほぼそのままみたい。
前シリーズとの違いは新キャラ登場という有りがちな展開で
なおかつ今回はストーリーが連続してたりします。全4話中3話。
ちなみに残りの1話は番外編と称してストーリーのど真ん中に挿入……

とりあえず見た感じとしては前のよりずっと良い。
ヒロインが大過ぎ&描き分け不足のひと山幾ら状態なのに
今回さらにヒロインが増えて持ってけドロボウ状態だったり。
でも長めの物語で存在感が増してるのでそれなりに見れるように。
そして今回の敵役のバンパイア!?が眠りから覚めない相方を
目覚めさせるために少女を襲いエネルギーを奪うという展開が
露骨なお色気路線の作品にそれなりの説得力を持たせている。
最後は「死ぬ時は一緒だって約束した」とか言って抱き合ってるし。
超イロモノ作品のクセになんか感動的でビックリだよ。
あとミステリアスな展開だったりする。でエロエロ(笑)。

ところで今回の新キャラのミルフィーユ桜葉(だから違うって)ですが
みょーに気の抜けた新オープニングも歌ってたりします。
これが実にがーんツにピッタリ。いかにもダメな感じが(爆)
そーなのです。前のオープニングはがーんツにはカッコ良すぎ。
どー考えてもSleepin'JohnnyFishは違うだろうとか思ってたよ。
(曲だけヘビープレイしてた人間の言うことじゃないが)

そのオープニング映像ですが……
ギャラクシーエンジェルってるんですけど(笑)。
なんの脈絡も無くどっかで見たような服装で出てきたり。
最後にロゴが完成する部分なんかもGA4期OPのそのまんま。
ちなみにOP映像はギャラクシーエンジェル以外にもイロイロ。
露骨にわかるのは無いけど書類のあたりはトライガン?
暗い画面はD.C.かな?最後のレビューっぽいのがサクラ大戦?
とにかく全部元ネタありそうなカットで構成されてたりします。
本編もさりげなくパロ満載。そーいう作品だったっけ!?


「超時空要塞マクロスII 1」
1992年頃にリリースされた30分×6本のOVA。DVDレンタル(3話収録)。
これもオリジナルの未来の話らしい。それも伝説になるほど未来!?
時間が経ちすぎてるのでキャラには共通点は全くないです。
しかし設定的にはこれが一番オリジナルに近いような気がする。

あの戦争の後も宇宙に点在するゼントラディーと散発的な戦闘があって
統合軍はミンメイディフェンスを用いて状況を有利に進めていた。
しかしある時、この手法が使えない敵が現れ統合軍は惨敗したのだった。
その敵はイシュタルの歌によって戦意を高める手法を取っていた。
はたしてこの敵の正体とは!?みたいな感じの内容。

とりあえず見てて思ったのは主人公が激しくウザイ(爆)。
まるでアメリカの青春モノのテレビドラマみたいなキャラで
だけどコメディテイストが全く無いから青さばかり鼻につく……
しかも報道の人間なのにバルキリーで戦場に突入してしまったり、
いきなり敵艦からイシュタル(敵の歌姫)を連れて来たり(拉致)と
なんと言うかストーリー展開に説得力というものが欠けてます。
キャラ描写もなんかイマイチだし。古いからではないはず。
オリジナルに近い雰囲気なので結果的に劣化コピーに見えるよ。


「勇者王ガオガイガー FINAL GRAND GLORIUS GATHERING 1〜4話」
4月からテレビ東京(のみ)で月曜日の深夜に放送中の新番組。
6月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
前にやってた作品の続編、と言っても続きと言うわけではなく
全てが終わった後の新たなる戦いみたいな、よーするに第二章!?
全8本のOVA「FINAL」として既にリリースされてるものを
前作の映像なとを追加して再編集したものらしいです。
(検索すれば対応表を作ってるページが出てきます)
ってベターマンの映像まで挿入されてるのはなんかの冗談!?
※5話に大量に挿入されてます

芸風が激しく趣味じゃないのは承知してたけど一応チェックしてみたよ。
相変らずっつーか、無駄に力入ってるっつーか、激しく暑苦しいっつーか、
鬱陶しいっつーか、若いっていいネ、とか下らないこと思いつつ見てた(爆)。
話はそれなりに面白いと思うんだけど超クドイ芸風が生理的にダメっす。
これでキャラ絵がアクエリオンで、キャラ描写がアクエリオンで、
ロボデザインがアクエリオンで、ロボ合体シーンがアクエリオンで、
ストーリー展開もアクエリオンなら、熱心に見てたかもしれんけど。
って、それはもうアクエリオンですから!!!

Copyright(C)1997-2009 NAVI All Rights Reserved.
次へ 前へ