なんて変な趣味してる (05/5/30) 次へ 前へ
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しばらく放置してたBBSの大掃除をしました。
あまりのゴミの量に途方にくれてしまったよ……
なんでも掲示板の方なんて500発言以上ゴミが有ったよ(爆)。
内容チェックがかったるくていっそ全部消してしまおうかと。
結局なんでも掲示板は番号が一気に巻き戻ってしまった。
※途中を削除すると欠番になり最新を削除すると巻き戻る

ついでといってはなんだけど
ゴミ発言で過去ログに押し出されてた内容を戻しておきました。
BBSの歴史というか閑古鳥の鳴きっぷりがよくわかります(爆)。
出会い系とかのクソポストは消しても消してもキリが無いので
発言内容で拒絶するシステムも組みこんでしまいました。
今後は定義を追加しするだけなので対応がずいぶん楽になるかと。

今のところ発言の拒絶はかなり単純で限定的だけど
今後の展開次第ではもっと高度で網羅的にする可能性もあります。
ただ処理を複雑にするほど重くなるので悩ましいところ。
いちおーまともな内容の発言なら拒絶はされないはずです。
万が一「拒絶しました」なメッセージが出たらメールでご連絡を。

そもそもまともな発言自体がほとんど無いんですが……(汗)
放置プレイのツケというやつで。
でも今後は少しずつでも時間を確保して対応していこうかと。


今さらBBSを再生したのには理由がありまして。
今後の選択肢の一つにホームページが有効なことがわかったので。
と言ってもホームページで利益を得るとかそーいう意味ではなくて。
間接的な意味があるってことで。プロモーションのような感じの。
なので作業の効率化や内容の先鋭化をして、負担を大きくしないで、
多くを望まずそこそこの存在感を目指して、存続させることに。

その流れで……
ずいぶん長い前置きだなオイ!(笑)
アニメのページによくある私的ランキングページを追加しました。
前にここに書いてた内容をちゃんと整形しただけの話ですが。
でも他のページを見てて思ったけど、日記の中に埋もれてると
そのページを継続的に見てないと見つけるのが困難なのですよ。
検索しても簡単に希望のページに辿りつけないし。
そんな自分の経験から独立したページを設置したわけです。

と言うのは簡単だけど実際にはレイアウトでえらい苦労したよ。
今まで作ってたページの中身だけ差し替えなら簡単だったけど
ベースになるページが無かったので一から組み立てることに。
完成ページのようなシンプルでかつハッキリしたデザインって
凄く難しいのだといろいろ試行錯誤して思い知ったりなんかして。
Amazon.co.jpのランキングページとか、ここまで装飾が無いのに
カッチリしたレイアウトになるのがプロの仕事なのかと感心したり。

って実はAmazonのランキングページを参考にしたんです(汗)。
最初はもっとそっくりそのまんまだったり(爆)。
でも背景が白くないせいかどーもイマイチだったのでした。
コントラストを押さえて目に優しくしたのが裏目に出てる感じ!?
あと区切りを入れてかつタイトルを強調するのが難しくて
現在のように項目の区切りはスペースを余分に入れて
タイトルをアンダーラインで強調するアレンジを施してみたのです。
出来上がってみるとまるで最初から計算したようなデザインに。
オレ様天才!<おいおいおい

そして今回初めて画像を組み込んでみました(レイアウトを決めた後)。
うーーーーむ、やっぱ画像があるのと無いのとでは見た目が違いすぎる。
画像が入っただけでページの完成度が格段に上がった錯覚がする(爆)。
なるほど安易に画像に頼るページか多い理由が頷けたよ……
そーか、Amazonのランキングページの真似が上手く行かなかったのは
画像が入ってなかったからか。まぁ結果オーライだからいいけど。

でその画像なんですがDVDのジャケ絵をAmazonから借りてます。
よーするにAmazonアソシエイトってことで。
営業代行をすることで宣伝ポップを提供してもらう感じか!?
自分で著作権の問題をクリアするのは激しくかったるいので、
Amazonアソシエイトの間接的な利点を利用してみたわけです。
(著作権とか無視しまくりのページも腐るほどあるがな)
そもそもDVDみたいに高いものをここ経由で買う人は居るまい(笑)。
自分でも最低20%OFFじゃなきゃ買わないし。


私的ベスト作品ランキングですが。
2004年のは前に書いた(2005/1/20)ののそのまんまです。
2003年のは後で見たタイトルを追加して作りなおしました。
と言っても順位はつけなおさずに参考順位で挿入しました。
そもそも見た時期が違うものを順位づけするのは困難だし。
同じ作品だって見た時期が違えば印象が違う可能性があるし。

2002年のランキングを作ったのは初めてです。
この時期はリアルタイムに追っかけてた作品が無いので
全部が参考順位だけど価値観を表現することは出来てるかなと。
てゆーか私的ランキングとは作品の絶対的な評価ではなく
その人の感じかたを凝縮してカタチにしたものだから。
作った本人は「なんて素晴らしい作品ばかりだろう」と思っても
傍から見たら「なんて変な趣味してる」に見えたりするし(爆)。
でもそれがいい。みんなが同じ感覚だったら実につまらんよ。

ちなみに2001年以前はランキングを作れるほど作品を見てない。
最後まで見たって前提条件をつけるとエヴァ〜2001年だと
エヴァ、ウテナ、lain、ビバップ、南海奇皇(1期)、NiaA_7、
ビッグオー(1期)、BASARA、フルバ、NOIRしかなかったり。
※超GALSはビデオが半分しかリリースされてません
エヴァ以前に遡るとパトレイバーやシティハンターまで無いし。
考えてみたら人生の中で今が最もアニメを見てるかも(笑)。
でもウン十年アニメと付き合ってきたけど今が一番面白いよ。
やっぱり作品数の多さ=幅の広さって重要なんだと思った。

こんな感じでサントラや主題歌のセレクションもやります(希望)。


さて今週のビデオネタをと行きたいトコだけど
更新日の調整(繰り上げ)したのでお休みです。
時間が無くて書けないんじゃなくて見てないのです。


レンタルは試聴ですから(本来は) (05/5/27) 次へ 前へ
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結局、舞-HiMEのサントラ「姫」を買ってきたよ。
レンタルして1週間後に本物を買ってくるなんて……
アホみたいです。いやある意味とっても正しいんだけど。

あと月詠のミニサントラも買ってきた(DVD5巻とも言う)。
内容には十分満足したけど長さが30分ぐらいしか無かったり。
もしかして未収録曲を全部入れてもこんだけしかないのか?
だとすると1枚しか出ないのは仕方なかったのかも。
つーかそれなら最初から1枚目と2枚目の時間配分を考えるとか
最近よくある2枚組にしてしまうとかやりようが有ったような。

サントラといえば神無月の巫女のサントラじゃなくてDVDの1巻。
一部の店舗で今月いっぱい半額で売ってたりして。まさにCD価格。
(欲しい人は楽天で検索してみるとよろし)
もしも曲が印象的だったら今買わないと後で後悔するかもしれん、
と録画したのを音楽の部分だけ追っかけて確認してみました。
うーむ、クラシックっぽい曲を中心に使ってるような感じ。
あまり欲しいという気分にならなかったからいいか。
CDで聞いたらイイかもしれないけど、そこまで突撃できません。


てなわけでビデオネタです。
しつこいけど面白かった順。

「これが私の御主人様 1〜4話」
4月からBS-i(のみ)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
原作はスクエニ系(ガンガンパワード)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
何かの理由でいずみとみつきの姉妹は家出して仕事を探したけど見つからなくて。
途方にくれてさまよってたら巨大なお屋敷の家政婦募集を発見してダメ元で突撃。
そのお屋敷は両親が死んで孤独になった義貴一人しか住んでいなかった。
その境遇に同情して家政婦の仕事をやろうと思ったいずみだったが、
実は義貴は両親の死を喜ぶ人でなしで人にコスプレを強要するド変態
弱みが握られ働くしかなくなったいずみの多難の日々の始まりであった。

スクエニ系は元々のスタイルの作品の大部分が分派した時に外に行って、
残った作品の多くは従来のスクエニ系というより角川系みたいな作品で。
この作品の原作はスクエニ系と角川系の混ぜた感じの作品だったり。
で1巻しか読んでないけどあっさり切り捨てない程度には面白かったよ。
そのおぼろげな記憶と比較してアニメは格段に面白くなってる感じ。
それというのもこれいずみの視点をメインに構成してるからかも。
原作はもーちっとニュートラルというか3人称視点だったような記憶が。

いずみ視点なもんで義貴の鬼畜変態っぷりがいっそう際立ってるね。
おかげでやりたくないのに仕方なくやってる感じが滲み出てるし。
義貴が調子に乗って無茶言いまくっていずみがぶち切れるトコも、
いずみ視点だからこそリミットブレイクな感覚にみょーにシンクロする。
「このド変態!ド変態!」とゲシゲシ足蹴にするのが気持ちいい(笑)
こんなヒドイ扱いの主人公も珍しいね。いちおー男性向け(のはず)なのに。
つーか視点がいずみなら主人公はいずみだろうという説も……。
いずみもエライ(エロイ)めに会いまくってますが。
翻弄されまくりな感じがダフネのマイアと似てるとも言えるかも。

この作品って一見するとコスチュームのエロさが目立つけど
コスチュームだけじゃなく内容そのものもエロエロです(笑)。
そして視点が羞恥プレイの当事者なので感覚的にさらにエロい(爆)。
よくもここまで原作のエッセンスを強調したものだと感心したよ。
なんかとっても面白いっすね。やりたいことがハッキリしてて。
どっちつかずだった同じスタッフの前作(この醜)よりもずっと面白いよ。

ところで神様と言って出てくるカバ?とハムスター?って原作者っすね。
カバがストーリーでハムスターが絵の人。確かにある意味神様だったり。


「イリヤの空、UFOの夏 1〜2」
現在リリース中の30分×6本のOVA。DVDレンタル。
原作はライトノベルで読んだことありません。
浅羽直之は夏休み最後の日にいつものように学校のプールに忍び込んた。
しかしその日プールには先客がいた。イリヤと名乗る見知らぬ少女が。
泳げないという彼女に泳ぎを教えてて手首に埋めこまれた金属に気づく。
そして翌日直之のクラスにその彼女、伊里野加奈が転校してきたのである。
他人との交流を避けてるようで、それでも直之には少しずつ心を開いてた。
そして浅羽は彼女の不思議な体質や置かれてる立場を知っていくことになる。

えーーーと、なんつーか最終兵器彼女ですか?
とか思う人が全国で100万人ぐらいいそうです(笑)。
とりあえず2話までだとアレほど強烈な展開にはなってないけど。
今後かなりキツイ展開になっていく可能性は十分に有りうるかな。
しかしテレビの最終兵器彼女よりクオリティが低いのがなんとも。
インタールードは結構頑張ってたのに東映お得意の手抜き上等ですか。
※これの制作は東映アニメーション
空間描写にもっと気合入れてくれないと世界の説得力が薄いんだけど。
キャラ絵だけやけにキレイなのが何とも……

ビジュアルはもう少し頑張りましょうって感じだけど話は面白い。
とくに浅羽と伊里野のデートを妹が尾行したり水前寺が盗聴したり。
それに気づいた伊里野が浅羽を引っ張って逃げてしまうとか。
妹と水前寺が尾行中に落っこちた川でバトルってしまうとか。
話が目まぐるしく動いてキャラが生き生きしてて楽しいっすね。
そんな明るい展開のなかで伊里野に秘められた事実も見えてくる。
見てる人の興味をがっちりと掴むことには成功してると思います。

さて今後はどーなるのでしょう。


「交響詩篇エウレカセブン 1〜4話」
4月からTBS系(全国ネット)で日曜日の朝に放送してる新番組。
現代と似てるけど地球とはちょっと違う世界観の世界が舞台。
主人公の少年は変わらない日々に閉塞感を味わいながら生きていた。
そんな彼の前に一機のLFO(ロボットのような)が(文字通り)落ちてきた。
LFOから降りてきたのは彼と同じぐらいの歳のキレイな少女だった。
この出会いは彼を今までとは違う新しい世界へと導いてゆく。

少年が主人公とは思えぬ渋い雰囲気とえらく緻密な空間描写で始まる。
しかし物語が動き始めるとみょーな既視感があるのだった。
てゆーかこれ20年ぐらい前のロボットアニメの文法そのまんま……
その頃の作品を熱心に見てたのでずいぶん懐かしい気分に(笑)。
絵柄も一見すると新しいようで昔も実はこーいう絵が主流だったし。
お尋ね者のわりに緊張感がなかったり展開がまったりなとこも似てる。
エウレカの子供のような小さい子が船に乗ってるのも昔は定番だったよ。

コンパクドライブといい、スマートだけど玩具くさいロボットといい、
サーフボードのようなものに乗るスタイル(アムドライバー)といい、
作品自体が玩具主導!?と思えてしまうのがちょっと気になるね。
まぁ、アムドライバーや絢爛舞踏祭よりはちゃんと作ってある感じ。
昔だって玩具スポンサーの影響は有ったからこの程度なら許容範囲かな。
(影響ないのは作品そのものが商品である深夜アニメぐらいだよ)
主人公の乗るメカが途中で変わってしまうのなんかお約束だったし。

そーいえばエウレカに子供がいるって設定にはちょっと驚いた。
見た目は少女のヒロインなのに母親とは大胆過ぎる設定だよ。
でも本当の子供じゃなかったようで。なんだつまんないの(爆)
むしろ子供がいるエウレカにアプローチするレントンが見たかった。
なんかメインターゲットは子供みたいだしそれは倫理的に無理か。


「満月をさがして 1」
2002年頃にテレビ東京で放送してた番組です。DVDレンタル(最近出た)。
原作は少女誌(りぼん)のマンガで読んだことありません。
歌手を夢みる神山満月は反対する祖母には内緒でオーディションに申し込む。
だが書類審査を通過して喜んだものの病気が悪化して大きな声が出ない状態に。
さらに死神を自称する変な二人組にあと1年の命だと知らされてしまった。
それなら後悔したくないと満月は声が出ないのにオーディションに向かう。
しかし年齢を偽ってた満月は門前払いを食らってしまうのだった。
そこで死神は心残りがないようにと満月に16歳の健康体にする術をかける。
死神の思惑をよそに満月の歌声はデキレースすら引っ繰り返してしまう。
そしてフルムーンは誕生したのだった。

大人に変身して歌手になるのって今では珍しいけど昔は定番だったすね。
というかその昔に歌手が国民的アイドルだった時期があったのです。
だから女の子の憧れとして歌手という一つの象徴が有ったのでした。
そしてその一番代表的な作品といったらクリィミーマミでしょう。
本放送を見てた自信はないけど当時結構熱心に見てた記憶が(笑)。
(本放送を完全に見てたのはマジカルエミだけだと思う)
ロンググットバイなんかレーザーディスクで持ってたよ……
ってクリィミーマミの話ばかりしてどーするよ。
よーするに見ててクリィミーマミを思い出したと言いたいわけです。

一見すると変身魔法少女なんだけど原作が漫画なんでアレンジされてます。
まず自分で変身するわけじゃない。死神が変身させる術を使うのです。
マスコットキャラ(というか死神)も通常は人型で(でも他人には見えない)、
ぬいぐるみの形態に偽装してるって設定のようです。
死神の二人のコンビ名がネギらーめんなのが一番お約束ズレしてるけど(笑)。
マネージャーが元アイドルなのは最近よく見るかも。現実的だからなのか?

そーいや主人公の声が声優らしからぬ声質だなとか思ってたら
バンドのボーカルの人(myco)が声優をやってるのだった。
(エンディング曲のChangin' My Lifeのボーカル)
喋り声が口で喋ってて歌声が腹の底から響く声なのがらしいつーか。
声優さんだと喋り声も歌声と同じように腹の底から発声しちゃうから。
にしても声優が歌うんじゃなくて歌手の人が声優をやるのは珍しいね。
まぁクリィミーマミの頃は声優さんの主題歌も珍しかったけど。

見た目は大したことない(ジャンヌよりはマシ)けどみょーに面白い。
特にマネージャーさんが本人と保証人の先生(主治医?)に会いに来る
エピソードは辻褄の合わない嘘をつきまくって収拾ついてないのに
最終的には強引にうまく行ってしまうし。ありえねぇよ(笑)。
まぁそもそも設定に無理有りすぎだからしょーがないのですが。


「おねがいマイメロディ 1〜4話」
4月からテレビ東京系(6局)で日曜日の朝に放送してる新番組。
サンリオのキャラクター・マイメロディをモチーフにした作品。
ある日クロミがマリーランドの魔法道具を盗み出して人間界へ逃亡。
マイメロディはクロミの逃亡を手助けしたと疑いをかけられてしまう。
尻拭いに!?人間界を行きクロミの企てを阻止するよう命じられた。
そして話は(現在に近い)人間の世界へ。

物語は主人公の歌とその姉妹やクラスメイト達を中心にして、
日常的なエピソードの中に些細な夢を持った人が出て来て
夢を叶えるふりして悪夢に変えてしまうクロミの魔法と、
阻止して夢を取り戻させようとするマイメロの魔法って構図です。
よーするにミルモでポン!と似たような感じだと思えばよいかと。

これは対象年齢がかなり低め(小学生低学年ぐらい)なので簡単な内容です。
しかし物語の仕掛けが凝ってるでのあった。さりげなくセンスいいよ。
2話の「勉強ができたらいいな」で頭がパソコンになっちゃう展開とか。
早くしてくれないとスクリーンセイバーが起動しちゅう!とか(笑)。
で問題を書いて指名したらスクリーンセイバー状態になってたり。
暴れまくってフリーズしてみたり。みんなが胸をなでおろしたら
ついリセットした人が。「心情的に押したくなるじゃん」って確かに。
当然、リセットした人はみんなにゲシゲシ足蹴にされてます。

4話のゴミ御殿も凄かった。
あの手の人間っててっきり片付けられないのだと思ってたけど
このエピソードでは汚れてるのが幸せって解釈になってたり。
隣の家が掃除してたら「なんで掃除しちゃうんだ」とか言うし。
しまいにはクロミの魔法でパワーアップしてゴミを撒きに参上……
ちなみにこの隣の家というのが主人公たちが住んでる家。

ところで音楽部の先生が岡本知高さんに見えて仕方ないんですが(笑)。
※「題名のない音楽会」によく出てる日本唯一の男性ソプラニスタ
なんてこと言うとファンの人にぶっ飛ばされそうだが……


「アカネマニアックス 1〜2」
現在リリース中の30分×3本のOVA。DVDレンタル。
原作は君望の外伝としてFC限定配布されたゲームでよく知りません。
時期的には遥が退院した直後(「ほんとうのたからもの」より前)の話。
茜の学校に剛田城二という超熱血バカ(かなり電波混入)男が転入してきて
茜に一目惚れしていきなり「好きだ!結婚してくれ!」と言うのでした……
茜は「好きなんて簡単に言うもんじゃない」と冷たく突き放すけど。

いちおー君望と繋がりがあるんですが……
そーいうイメージで見てるとあまりのバカ展開に唖然とします(笑)。
つーか1巻なんて城二の(電波ゆんゆん)妄想シーンがやたらと多いし。
見てて「関智一ひとり舞台」なんてキャッチコピーまで浮かんだよ(爆)。
でもそんなバカ展開にいきなり茜のシリアスシーンが挿入されたりして。
てゆーか茜のセリフや態度は君望を見てた人間には痛いほどよくわかる訳で。
バカ過ぎるテイストとシリアスの落差を折り合いつけて見るのが難しいよ。

これ君望を知らない人が見たらただのネタアニメっすね。
(君望を知らない人がわざわざ見るとも思えないけど)
まぁ君望を見てた人間でもあのキャラを使ったネタアニメに見えます(爆)。
でも知ってるキャラのその後が見えたりして感慨深い部分も有ったりして。
遥もちょっとだけ出てきたし。孝之や美月も変な格好で出てくるし(笑)。

にしてもこれもっと真っ当に作れば良かったのに。
城二がバカで熱血でもいいしポップでハイテンションでもいい。
でも基本スタンスとして茜の心情の変化を重視して描いていくなら
あのネタくさいノリはやめるべきだったんじゃなかろうか。
そーすればちゃんとした君望の外伝として見れたわけで。
現状は本編の作品世界が好きだった人間にはかなり微妙なんですが。
(作品単体で見たら面白いとは思うけど違いが極端すぎるので)
キャラだけ好きな人はこれでいいのかもしれんけど。

ちなみにクレジットを見ると茜(ほか)の声優さんが代わってます。
が、声がそっくりです。大人の事情と言うやつです(笑)。
君望のアニメってアダルトネームのままでやってたようで。
(ちゃんと本来の名前でやってる人もいます)
ってことはΦなるのお嬢(笑りん)って美月と同じ人だったのか。
ああ、確かにそうだ。見ててどっかで聞いた声とか思ってたよ。
にしても本来の名前より美月役の名義の方がずっと有名なんですが。


「バジリスク 甲賀忍法帖 1〜4話」
4月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
AT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は青年誌(アッパーズ)のマンガで読んだことありません。
※「甲賀忍法帖」という小説が大元の原作です
老齢の家康は竹千代と国千代のどちらを後継者にするか悩んでいた。
そこで代理として伊賀と甲賀を戦わせ勝った側に継がせることにした。
伊賀と甲賀は互いに憎しみあったのも昔のこと不戦の約定があった。
愛し合う弦之介と朧は伊賀と甲賀の和解の礎になろうとしていた。
それなのに家康の思惑によって二人は殺しあうことになる(らしい)。

忍者がとっても人間離れしてるので獣兵衛忍風帖を思い出したよ。
ここまで行くと忍者決戦というより妖怪大決戦って感じで(笑)。
好き合ってるのに殺し合う運命の悲哀みたいのを匂わせるわりに
4話終わった時点でまだその展開に至っておりません……
で、その間に何をやってたかと言うと妖怪大決戦ですから
つまり最も見せたいモノはアクションなんでしょうか?
ビジュアル的には凄い派手で見ごたえは有るけど、
それだけだと正直言って見続けたいとは思わないっす。

ところでこれのエンディング曲のCMのビデオクリップ。
もしかしてShining☆Days(舞HiME)と映像ディレクター同じ?
画面の作りかたがそっくりなんだけど。
暗めのライティングでミステリアスっぽいし。
グルグルカメラを回してるし、どっちも剣を振ってるし。
そーいやPracious Memeories(君望)も似た感じだったっけ。
みんな同じ人だったりして。


「サクラ大戦 ル・ヌーヴォー・巴里 1〜2」
最近リリースされた30分×3本のOVA。DVDレンタル。
原作はサクラ大戦(ゲーム)の3作目でやったことありません。
3作目ということで巴里を舞台にした巴里花組の物語になってます。
(同じキャラのエコール・ド・巴里というOVAシリーズもあり)
時間的にはゲームより後、大神隊長が日本に戻ってしまった後みたい。

いきなり凱旋門と融合した!?巨大な銃みたいなモノが出てきて、
なんともゲームちっくで派手なビジュアルとか思ってたけど……
オープニングが終わったらそのへんはあっさりスルーされてしまったり。
本編はわりと日常レベルのエピソードが展開しています。1話読みきりで。
つーかオープニング前の派手なシーンはゲームのシーンみたいだね。
(ゲームのプロモーション映像も一緒に収録されている)

1話読みきりだけど話はそれなりに盛りあがって楽しめます。
クライマックスには見せ場のアクションシーンも有ります。
なので原作をよく知らない立場で言うと普通に楽しめる作品かな。
原作ファンならキャラを掘り下げる展開だからいい感じかもしれん。
でもOVAでこんなまったりした内容でいいのかな?という気も。
全3本なら連続したドラマチックな内容の方が満足度が高そうだが。
現状ではファンアイテムって感じだし。まぁファンアイテムですが。


「戦闘妖精少女 たすけて!メイヴちゃん」
最近リリースされた30分の単発OVA。DVDレンタル。
原作はいちおー「戦闘妖精雪風」らしいです。見えないけど(爆)。
何気に応募したアニメフェスタに当選(招待券?)した少年は、
田舎から東京というか秋葉原のイベント会場にやってきたのです。
雰囲気に圧倒され人ごみを避けてトイレに入ったら不思議な空間に。
なぜか女の子のカタチをした戦闘機が出てくる不思議ワールド。
そこは実はファンの妄想によって作られたイメージの世界だった。

雪風のネタアニメ……と言うほど雪風と関係ないです。
空飛ぶ女の子キャラが雪風に出てくる機体同じ名前ってぐらい。
むしろスト4の絵がいっぱい出てくるのでちょっと楽しかった(笑)。
※制作はスタジオ・ファンタジア
つーかこれ雪風のファンが見て楽しめるよーな作品なんでしょうか?

アニメファンの妄想によって生み出されたキャラたちが
時と共に忘れ去られていって彼女たちも消滅するみたいな展開で。
戦闘機から女の子というのもまさにファンの妄想の産物で。
勝手に生み出されて忘却されるキャラたちの悲哀みたいな感じに。
と言うとなんか良さそうですが……たった30分なので物語は希薄
そしてあえて萌えアニメ風にしてるせいでシリアスが似合わない(爆)。
まさに迷走という言葉がよく似合う作品。

昔あったナンセンスなくせにシリアスなOVAを思い出したよ。
中身のわりに無駄にクオリティが高いのまでそれっぽい(笑)。


イメージが木っ端微塵 (05/5/18) 次へ 前へ
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今さらだけど(というかやっと週間レンタルになった)
舞-HiMEのサントラ「姫」(1枚目)を借りて聞いてみたよ。
梶浦さんなら大丈夫とは思いつつ、でもいつもと曲の感じが違ったので
いきなり突撃する勇気が(金も)なくて、レンタルを待ってたのです。
で、実際に聞いた感じは……やっぱり今までのとずいぶん傾向が違う。
ビックリするほど明るい曲が多いし、コミカルな曲もあったりして。
考えてみたら梶浦さんが明るいテイストの作品をやったの初めてなのか。
もちろんいつもの梶浦節も健在で要所で緊張感を醸し出してます。
作品を熱心に見てたので印象に残ってる曲が何曲も有っていい感じだし。
どーやら買って大丈夫っぽいね。

そーいえばライナーノートの梶浦さんのコメントで
お気に入りのキャラを公言すると酷い目に会うジンクスが有るので
公言せずに心の中で密かに応援するみたいなことを書いてたり。
しかし、ほとんどのキャラが酷い目に有ってたような……


てなわけでビデオネタです。

「D.C. 〜ダ・カーポ〜 1〜4」
DVD-BOX版を最初から最後まで見てみました。一気に。
3巻までは買ってすぐに見てたけど4巻まで見たのは初めてです(汗)。
見る時間が確保できなくて先延ばしになってたのもあるけど、
後半の内容を見るには相当な覚悟が必要だってのもあったり。
情緒に訴えるものが余りに大きくて精神的に磐石でないとキツイので。
実際、多大な情動や充足と引き換えに精神的にかなり消耗したよ。
いわゆる茫然自失ってゆーか。何もやる気にならんつーか。
目もすっかりパンダだし……(汗)
2度目ですらこーなので、1度目なんかそれはそれは凄い状態で。

にしても改めて見てもこの作品の感情描写は凄いっすね。
前半のポップな展開でも随所でさり気なく絶妙な表情描写をしてて、
それが美少女ものらしからぬキャラの実在感みたいのを醸し出してたし。
後半の切ない展開ではその表情描写が震えるほどに凄い効果を発揮してた。
物語と映像のハーモニーがここまで上手く行ったのはホント奇跡だよ。

ま、それはさておき。
これ当時キッズで録画してたので、消す前にちょっと見てみたり。
当時も思ったけどキッズとは思えないほど色合いがキレイだった。
いやもちろんDVDと比較すればやっぱり多少退色した感じなんだけど。
デジタル彩色の利点を生かした凄く繊細で微妙な配色が光ってます。
チュチュもとてもキレイだったけどD.C.はそれ以上にキレイだね。
ちなみにオープニングのロゴにリボンがひらひらしてる部分なんか
DVDで見るととってもキレイで初めて見た時ちょっと感動したよ。
(キッズで見てた時は白飛びしててかなり悲惨だった……)

見返してて気づいたけど後半の曲でも未収録のがいくつかあるようで。
通常2クールモノなら2枚出ればかなりの網羅率なんだろうけど。
この作品に関しては前半と後半で使う曲ががらっと入れ替わるので、
2枚では未収録曲がかなり出てしまうという悲しい展開に。
※2枚で52曲も収録はされてるんですが
やっぱ頑張って(セリフ入り)未収録BGM集を完成させないとダメすね。
あと使用曲リストを完成させないと。20話までは作ってあるので。
(4巻分は見てからと思ってたので)

ちなみにサイドエピソードのサントラは別に存在します。
なんとサイドエピソード(だけ)のDVDの2巻に付属してるのでした。
全部入りのDVD-BOXを持ってるのにサイドエピソードのDVDを買うのは
釈然としないものか有ったけど、選択の余地がありません……

あ、メインとサイドのDVDがバラで出てるけど、メインエピソードを
全部集めると全部入りDVD-BOXとは5000円程度しか違わなかったはず。
なのでメインストーリー以外は一切いらん!って言うんじゃないなら
全部入りのDVD-BOXで買った方がお徳です。売ってるうちは
さらにサイドエピソードは割高なのでメイン+サイドを全部集めると
全BOXにサイド2巻を買い足したのとほとんど価格差有りません。
(声優PVや映像特典はBOXにしか入ってません)

DVDと言えば映像特典ですが
1巻は何もついてません。7話で9800円(税抜)だしってことで。
2巻は初音島放送局番外編と称して声優さんたちが鍋をつつきます。
確か音夢、さくら、鍋姉妹の4人で生の「今日のお鍋は〜」が聞けます。
3巻はDVD PG形式のミニゲームが入ってます。
内容としては原作ゲームの雰囲気をちょっと体験って感じです。
4巻は初音島放送局番外編その2で純一(の人)がヒロイン(の人)たちに
一人ずつデート形式で作品やキャラについての話を聞いてきます。

いわゆるノンクレジットOP/EDとかはついてないです。
あとCMやプロモーションクリップとかも一切入ってないです。
キングは映像特典を付けない代わりにDVDを安くするって方針らしいので。
個人的には映像特典は無くてもかまわないオマケって認識なので
その方針はとても有り難かったり。おかげで普通に揃えられたし。

レンタルDVDはDVD-BOXが元になのでメイン・サイド・PV全部入りで、
ディスクは1枚ずつバラバラになってます(DVD-BOXは2枚組)。
映像特典がレンタルにも収録されてるかは1巻しか借りてないので不明。
入ってる場合は4巻(BOX2巻)、6巻(BOX3巻)、8巻(BOX4巻)になります。

ついでにサイドエピソードのDVDについても。
と言っても2巻しか持ってないので2巻の話を。
放送と違ってオープニングが付いてます!それだけ(爆)。
(さくらの人が歌ってます)
新作カットがあるという話だけど中身は見返してないので知らん(汗)。
ちなみに新作OPはメインストーリーと絵柄が違うのが何とも。
まぁ、サイドエピソード自体がメインとは絵の感じが違うんですが。

あとDVD-BOXにはブックレットがついてるけど
サイドエピソードには新聞形式のペーパーが付属してます。
たぶんメインストーリーのDVDも同様だと思われます。
ブックレットとペーパーは体裁や内容の方向性が違うので
完璧を目指すなら全部集めないといけません。ご冗談を……
ちなみにブックレットは各話の内容、キャラ紹介、スタッフの話、
というオーソドックスな構成になってます。
ペーパーはパロディ形式で「萌・眞子のくいしん坊世界を釣る!」とか
「初音島美少女図鑑」とか「天声犬語」とかそんな感じです(サイド2巻は)。


「ダ・カーポ玉 1〜3」
DVD-BOX2〜4巻を買った時に付いてきたオマケCD(ROMデータつき)
店舗限定で配ってたので通販とかだとついてなかった可能性が。
さすがに今はもう付いてないと思います。
※実質初回特典で封入特典ではないです

1巻の内容
「音夢××」(一人語りミニドラマ)
「初音島放送局」第1回放送→単品CDが4枚ほど出てます
ダ・カーポよろず箱(ラジオ版?CMスポット集)
壁紙カレンダー(データ)

2巻の内容
「風見学園校歌」(歌:音夢・さくら・萌・眞子・美春・ことり)
「ダ・カーポ〜第二ボタンの誓い〜 -Candy morning Ver.-」(歌:音夢)※

3巻の内容
「幸せレシピ(short version)」(歌:音夢)※
「D.C. 〜ダ・カーポ〜」CMスポット集(ラジオ版?)
野川さくらが選ぶ「音夢エピソード BEST5」(ムービー)
「幸せレシピ PV(short version)」(ムービー)※

※は「D.C.〜ダ・カーポ〜 音夢アルバム」にも収録されてます

この中で一番面白いのは「音夢エピソード BEST5」かな。
こーゆーのこそDVDの映像特典で入れればいいと思うんだけど。


「D.C.P.S.C.S. 1」
D.C.プラスシチュエーションキャラクターソングの略です。略しすぎ!
内容はタイトル通りコンシューマ版ゲームのキャラソングです。
なんでそんなのを聞いてる(レンタルですが)かと言うと、、、、
これにことりの劇中歌の「そよ風のハーモニー」が入ってるから。
それ以外はアニメとは関係ないのでアニメオンリーの人には微妙かも。
歌ってる声優は同じだしキャラ設定も同じ(当たり前)なので
君望とかのように作中では使わないキャラソングと思えばいいのかも。
(10曲中3曲ほどアニメに出てこない人が歌ってます)
人によって歌唱力にかなり差があるけど、そーいうのは気にするな(笑)。

ちなみにアニメ版のキャラソングCD・ボーカルCDは何枚も出てます。
つーか関連CDの数はゲーム版よりアニメ版の方が圧倒的に多いです。
全部集めたらDVDより金額多いぞ(爆)
しかもまだまだ現在進行形で増えていってます。

音楽的に見た場合は……
こーゆー系統の曲は聞かないので評価しようがない。
そもそもキャラソングをいらん!っと言うのは曲の問題なのです。
声優さんが歌ってるOP/ED/挿入歌でもいい曲は何曲もあるわけだし。
「dolce」みたいな曲をみんなで歌ってれば聞けたんだけど。
つまりそれと似たテイストの「未来地図」(yozuca*)と
「Eternal〜眩しい季節〜」(rino)はなかなかいい感じに聞けます。


「創聖のアクエリオン 1〜4話」
4月からテレビ東京系(6局)で月曜日の深夜に放送してる新番組。
地球温暖化の影響!?かはよくわからないけど南極の氷が溶けて
そこから一万二千年前に滅びたはずのアトランディアが出現して。
羽を持つ堕天翔族の操る神話獣により人類は狩られ滅びに瀕していた。
人類も手をこまねいていたわけではなく古に堕天翔族を倒した兵器である
ベクターマシンを海底遺跡から発掘して対抗しようとしていた。
そして堕天翔族に対抗するための組織としてディーバを作ったのである。

実に久しぶりに正攻法の変形合体ロボットアニメを見たって感じ。
ここ10年ぐらいの変形合体ロボアニメって昔の内容を焼き直ししてるか
作り手側が恥ずかしがって変な方向に行っちゃってる物が多かったし。
あと変形合体は玩具アニメ以外では古いってイメージも有ったし。
そもそも玩具以外では変形合体する必然性ってあまり無いしね。

しかしこれは凄い。現在の感性や技術を総動員して本気で作ってる。
形容するならビーンボール気味の剛速球って感じでしょうか(笑)。
さすがにマクロスの河森正治さんだけあるなって感じがしたよ。
変形合体シーンはマクロスゼロで見せたCGがさらにパワーアップ。
ロボットがカッコイイ!なんて思ったのは何(十)年ぶりでしょう?

現在の感性で作ってるのでキャラが暑苦しくないのも好感触。
キャラデザインもキャラ描写もさりげなく洗練されてたりします。
しかしちゃんと必殺技を叫んだりします(笑)。音声入力ではないはず(爆)。
てゆーか謎の液体でマシンとの間を精神的にシンクロする仕様みたい。
よーするにエヴァと同じです。だから気分的に必殺技を叫ぶわけっすね。
ちなみに必殺技は搭乗者の得意な能力がロボットでも具現化する感じ。

そーいや、合体する時に気持ちイイ〜とか叫ぶのでした……
主人公とヒロインの人は一万二千年前の恋人同士の生まれ変わりで
その二人が毎回「気持ちイイ〜」とか言って合体するんだよ(爆)。
(男同士でも女同士でも「気持ちイイ〜」とかやってるが)
感覚をシンクロしてるから筋は通るけど、意味を考えるとアレですな。
深夜だし直接的じゃないとはいえ、放送コードすれすれな感じ(笑)。

ところでこれオープニングついてたんだね。
最初にチェックした2話までは無かったので無いのかと思ったよ。
(監督さんの)前作のアルジュナではOP無かったから早とちりしてた。
OPはとても美しいメロディの曲っすね。菅野さんの曲(BGMも)ですよ。
※BGMのもう一人の保刈久明さんは「ココロ図書館」の人
ちなみにLOVELESSのOP/EDは梶浦さんの曲。

アルジュナで書くことを思い出した。
この作品もアルジュナと同様に基本的な内容を仰々しくやってたり。
4話の裸足のエピソードがまさにそれ。見ててアルジュナを思い出したよ。
足跡が奏でる旋律とか、足跡で感情が見えるとか、足で地球をつかむとか、
アルジュナのテイストを彷彿として見ててとても楽しかったです。


「撲殺天使ドクロちゃん 1〜4話」
現在リリース中の30分(15分×2話)×4本のOVA。
これは3月と先週にアニメTVで先行放送してたのを録画したもの。
原作はライトノベルで読んだことありません。
草壁桜と言う中学生の少年に家にドクロちゃんという天使がいるのです。
ホントはちゃんと理由が有って桜のところにやって来たんだけど、
そんなことはすっかり忘れて(?)すっかり桜のところに居ついてます。
ドクロちゃんは見た目が美少女なので一見かわいい女の子と同居モード。
しかしドクロちゃんは恥ずかしかったり、気持ちが高揚したりすると
エスカリボルグ(針のついた金属製バット)で桜を撲殺してしまうのです。
でも大丈夫。ドクロちゃんはピピルピルピルピピルピ〜と呪文を唱えて
生きかえらせるのでした。もちろんエスカリボルグを振りまわして(笑)。
さしずめエスカリボルグは魔法のステッキっすね。ハレグゥ級の(爆)。

ってなわけで、作品の第一印象は「なんかスゲェ!」(笑)
テイスト的にはハレグゥをもっととんでもなくした感じっすね。
にこやかな笑顔で血みどろな展開なのでヤバイ方面に振りきれてるよ。
ドクロちゃんの常識を踏み外した行動を桜がフォローしようと
右往左往するトコなんかハレグゥとそっくり。声の感じも似てるし。
(ちなみにハレグゥと監督が同じだったりします)
学校では誰も撲殺しちゃダメだよと言われて驚いてる姿を見てると、
こちらの価値観が間違ってる気すらしてきてヤバいです。

凄いと言えば絵の崩しかたも凄い。
いちおー美少女モノのような見た目なんですが顔を崩し過ぎです。
ドクロちゃんの頭の輪を外すとゲリピーになるという設定も凄いけど、
その時の顔はもはや美少女モノという形容が暴風で吹き飛んだ感じ(笑)

表現的に凄いと言えば撲殺シーンですが……
当然のように血が飛び散るシーンは放送できないので
「ごめんなさい
お客様には大変お見苦しい場面があり、ご迷惑をおかけしております。」
というフリップが出てきます。撲殺してる音をバックにして(爆)。
もちろん撲殺する度に出てくるので1回の放送で何度も出てきます。
1回目の放送の時には突然ですがお知らせとか言ってDVDのCMまで(笑)。
ちなみにこれは放送バージョンなのでDVDがどーなってるかは不明。
個人的にはDVDもこのまんまでいいような気がするけど。

撲殺のすぐ後には例のピピルピルピルピピルピ〜な呪文を唱えるシーンが。
エスカリボルグ(針つき金属バット!)を魔法のステッキのように振りまわす
いわゆる魔法少女風のシーンが出てきます。呪文も絵面も違った意味で凄い!

もひとつ凄いのがオープニングの曲。
ピピルピルピルピピルピ〜を歌詞で歌ってる超強力な電波ソングです。
曲調はともかくとして歌詞が凄いよ。今まで聞いた中でも最凶ですよ。
この曲を歌ってる(そしてドクロちゃんもやってる)千葉紗子さんは
クロノクルセイドのED曲みたいなまともな歌のイメージが有ったけど、
この1曲で今まで積み上げてきたイメージは木っ端微塵です(爆)。
声優としても今までのパブリックイメージが木っ端微塵です(笑)。
(最近だと舞-HiMEでのなつき役がわりと有名)
たぶんしばらくは千葉紗子=ドクロちゃんなイメージで語られるかと。
桃井はるこ=小麦ちゃんと同じで。

※1巻は(DVD)レンタル中。2巻は25日にリリース(セル・レンタル共)。


「ツバサ クロニクル 1〜4話」
4月からNHK教育で土曜日の夕方に放送してる新番組。
原作は少年誌(マガジン)のマンガでもちろん全部持ってます。
CLAMPの歴代作品キャラがオールスターキャストで登場するので有名っすね。
と言っても元の作品のキャラというわけではなく姿形がそっくりな別の人
元のキャラの性質は多少残ってるけど元の作品とこの作品は繋がりはない。
ストーリーは小狼がサクラの飛び散った羽(記憶・心)を拾い集めるために
いくつもの次元を超えて旅をするという展開になってます。

1話なんか原作のラインを省略する絵がしっかりした世界になってて感動。
優しく穏やかな雰囲気からいきなり緊迫の展開になるストーリーと
それを演出する実に梶浦さんっぽい音楽があまりにハマってて、
この作品ってとってもアニメに向いてる!とかみょーに感慨深かったよ。

しかし2話でクオリティが大幅に落ちました……またですか。
(3話で持ちなおして4話でずいぶんマシになったけど)
原作って描きこまないで描線の勢いでダイナミズムを表現してるので
絵のクオリティが落ちるとただのショボイ見た目になってしまうのでした。
このへんは展開もまったりしてるので全体的にパッとしない感じに。
1話が予想以上に良かっただけに2話で一気に突き落とされて大ショック。
真下さんのところは映像のクオリティだけは折り紙つきのハズなのに、
それがこんなになるほど制作現場の状況は厳しいのでしょうか!?

声に関してはカードキャプターさくらに特に思い入れがないので
全然気にならんかったよ。つーかそもそも別作品なんですが。


「SPEED GRAPHER 1〜4話」
4月からテレビ朝日(のみ)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
6月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
ほぼ現在の東京が舞台。もちろん固有名詞はいろいろ違いますが。
戦場カメラマンのサイガ(雑賀)は東京でツマラナイ写真を撮っていた。
それというのもパスポートを剥奪されてしまったからだ。
ある日、秘密の高級クラブの取材をする仕事を依頼された。
そのクラブは権力を持つ人しか入れない秘密の社交場だった。
うまく潜入したサイガは偶然にも女神の儀式に居合わせてしまう。
サイガと女神と呼ばれる少女との出会いは二人の運命を動かしていく。

リアル系で渋めのハードボイルド物だと思ってたんですが……
全然違いました。なんか退廃的でエキセントリックな内容だったり。
例えて言うなら現代の社会を舞台にしたメルヘンみたいなもんかも。
リアル系の見た目のわりに奇天烈な展開なので面食らう人も多そうだ。
この内容だと破天荒なR.O.D THE TVの方がまだリアルっぽいです(爆)。
キャラが全般的に仰々しいのでさらに現実味が希薄になってるよ。
まぁ「現代の童話」を作りたかったらしいのでこれでいいのでしょう。

童話と言われてみれば確かに童話なのであった。
高い塔のてっぺんに幽閉されているお姫様を助けに行くとか(笑)。
娘の若さに嫉妬したママ母(じゃないけど)が娘をいじめるとか。
なんか物語があまりにそのまんま過ぎて苦笑を禁じえないのだが。
つーか現代のキャラを童話に当てはめると普通なら展開が変わるハズ。
なのに現代の絵で昔の物語をトレースしてるから実感が乏しいんだね。
題材や絵は結構好きな感じなのに、なんか印象が微妙なのはそのへんかも。


「吟遊黙示録マイネリーベ 1〜2」
11月からアニマックス(のみ)で放送してた新番組。DVDレンタル。
原作はGBA/PS2のゲーム(耽美夢想〜)でやったことありません。
現代より少し昔の時代。まだ身分の差がハッキリしてた時代の話。
ヨーロッパのある国では王と使長たちによって政が行われていた。
そして次代の国政を担う使長たちを育てるために国中からエリートが
集められた学校、ここローゼンシュトルツ学園が存在するのだった。
物語はそこに通う5人のシュトラール(使長候補)の友情を描いたもの。
ちなみに原作ゲームの主人公に相当するキャラは存在しないです。
(センチメンタルジャーニーや北へDDDと同じ手法っすね)

まず第一印象が美しい(笑)。美形が惜しげもなく大量に出てきます。
そしてテンポは緩やかでセリフは丁寧で回りくどくてムード満点。
ビジュアル的にもキャラ描写的にもうんざりするほど美学を追求してる。
美しいキャラが全編にわたり画面を彩っててまさに眼福って感じやね(笑)。
ちなみにツバサと同じ真下監督です。こっちは品質安定してるのに……

でもストーリーが今一つ薄っぺらい感じ。
と言うかテンポがゆったりしてて雰囲気を濃厚に描いているのに
エピソードが読みきりなもんで物語が薄っぺらくなってしまってる。
わかりやすい例をあげるならエピソードが読みきりの「マリみて」
男女比が全く逆だけどテンポが遅くて雰囲気重視なトコがそっくり。
つまり「マリみて」みたく2〜3話で1つの話をやるべきなんですよ。
(一通りキャラのお当番回が終わると話が繋がっていくらしい)

あと美学を追求するならドロドロの感情も描けば面白くなると思う。
(先に進むとそーなるかもしれないけど)
美しいビジュアルで陰謀が蠢き愛憎が渦巻く。素晴らしいじゃないか(爆)。
ちょっとだけその匂いがする2話が多少マシに見えるのはそのせいかも。
にしてもこの絵を見てると伯爵カインシリーズのアニメを見たくなるよ。
あれがまさに美学と狂気とドロドロの感情だし(笑)。


「らいむいろ流奇譚χ 1〜2」
1月から一部の民放(6局)で深夜に放送してた新番組。もう終わりました。
実は録画してたんだけど2話で時間変更し忘れて……これはDVDレンタルです。
設定は前作とほぼ同じでらいむ隊と隊長のキャラが総入れ替えになってます。
って、そのへんの事情は実は前作のOVAの南国夢浪漫に出て来たりします。
新らいむ隊の一人もさりげなく(もないか)出て来たりするよ。

で、これですが……
とても寒いです。極寒のシベリアのようです(爆)。
センスがマイナス方面に突き抜けてます。1話の途中で視聴終了しようかと(汗)。
一言で評するなら前作の劣化コピーでそれも1万回ぐらいコピーした感じ。
下級生2といい大宮三郎さんがトライネットに行ってしまった後のKSSには
まともに作品をプロデュースできる人材はいないんでしょうか!?

これを見ると前作はわりとちゃんと作って有ったんだなと実感したり(笑)。
まぁプロデューサーの差だけじゃなくスタッフにも差があるんでしょうが。
※前作をやったのはハピレスのスタッフ
前作との作品レベルの差が最も分かりやすいのがオープニングっすね。
同じようなパーツを使用してるので比べると露骨な差を思い知るよ。
一つ一つのカットの構図の質も違うしカットの流れにも凄い差があるし。
前作を見た当時は曲が好みじゃなかったのでスルーしてたけど、
ロボット(風)アクションの動きとしては見せ方がわりと上手いかもしれん。
ハピレスのOPと比較して今一つとか思ってたけど単体で見れば結構いいね。
※前作もハピレスもOPコンテは監督の鈴木行さん


このマンガはフィクションであり…… (05/5/13) 次へ 前へ
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すっかり更新日が押しまくりました。
どーしても入れたいタイトルが有ったので。
おかげで、ほとんど1週間遅れです……
正確に言うと2ヶ月と1週間遅れですが(汗)。
ちなみにその入れたかったタイトルとはBLモノ(爆)。
なんかいろいろ終わってる気がする今日この頃。


そんなわけでさっさと恒例のオススメへ。2月分です。

女性誌の今月の1冊は安野モヨコさんの「監督不行届」に。
いわゆる新婚生活を描いたエッセイマンガなんですが……
モヨコ流の多少の脚色や誇張は有るにしても面白すぎです。
特に監督は素で物語に出れそうなおバカキャラで突っ走ってるし。
ツッコミ入れてるモヨコさんも監督に負けず劣らずキャラ濃い〜し。
面白い作品を作る人は、その人となりも面白い!?とか思ったり。
オタクほど邪気のあるなしで印象の変わる人種も珍しいっすね。
決してカッコ良く無いんだけど無邪気なのでカワイイっつーか(笑)。

にしてもエヴァを作った庵野さんがこんなキャラだったなんて……
百年の恋も冷めて、改めて惚れなおしたよ。<日本語間違ってるし

そーいえばその昔ニフティである書きこみをしたこと思い出した。
ある人が庵野モヨコと変換ミスをしてたのにツッコミ入れて
庵野さんと安野さんが合体したら凄そうだ」とか書いたんだよ。
いやホント世の中何が起こるかわかりません。

今月のいい感じだった作品は「FUTAGO」でした。

「ポイズン・チェリー・ドライブ」
これ記憶が確かなら「高速エンジェルエンジン」に出てたキャラですね。
掲載誌は休刊したけど新雑誌で復活みたいなペーパーが入ってたのに、
結局その話は流れてしまったのかそれっきり音沙汰ありません(泣)
角川は少女マンガ誌が総崩れだから仕方ないのかも知れないけど。
(移動先の雑誌も潰れたってことかも)
と言うわけでキャラをリサイクルですか?(笑)
ちなみにこの作品が高速〜のノリに最も近くて他のはもう少しマトモです(爆)。

「雲を殺した男」
「岸辺の唄」と同じ世界設定の読みきりシリーズ2巻目です。
同じキャラが出て来たりもするけど基本は読みきりってことで。
内容は違うけどコメントは使い回しです。時間切れなので勘弁して(汗)。
そうそう。これの掲載誌(アンソロジー)がeyesのなれの果てです。


男性誌の今月の1冊は無し。
実は「サトラレ」でも入れようかと思ったんですが
毎度のごとくコメント書きなおす時間が有りませんでした。
BLを入れるために更新日を押しまくって何を言ってるって感じ……

サトラレはこの巻で第1部完というカタチになってます。
いわゆる事実上の打ち切りとかそーいう意味ではなく。
物語をキッチリ終わらせるために練り直しをするらしい。
確かにこのままだと惰性で連載が続いてグダグダになる可能性が。
(世の中にはそーいう連載作品が腐るほどありますが……)
と言うわけで連載は今はお休みしてて夏頃から再開されるらしい。


コロッケとヘリと地下ボクシングと私 (05/5/3) 次へ 前へ
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久しぶりにトップページの配置を微妙に変えてみました。
リンク位置を頭で覚えてるとアレって感じがするかも。
つーかまさに自分自身がそんな感じだったりして(汗)。

これはよーするにアクセス数にあわせた比重の変更なわけです。
気分的にはコミック・アニメ・ゲーム以外のコーナーは内容を整理して
一つにまとめた方がいいと思ってるけど。時間との兼ね合いで……
ゲームに関しても感想以外の内容はバッサリ削ろうかと思ってたり。
(アクセス数はコミックとアニメで大部分を占めるので)
とにかく時間が必要なので予定は未定ってことで。


では今週のビデオネタです。
いつものように(だいたい)面白かった順ってことで。

「スチームボーイ」
去年大々的に公開された劇場用アニメ。DVDレンタル。
内容に関しては説明が面倒なので公式サイトを参照!(汗)

とにかく第一印象としては凄い金がかかってる(笑)。
ものすごい予算をかけて作ったと宣伝するだけのことがあって
アニメに有りがちな誤魔化しとか節約のテクニックを使わずに
真っ正直に全部動かしてます。CGを使ってる部分も結構あるけど。
そーいう意味では確かに凄いというかビジュアルに圧倒されるっすね。
今の日本のアニメの作画レベルは制約さえ無ければこーなるって見本かも。

ただ物語の展開的には世界を意識し過ぎなのかなって感じが。
まるでハリウッドの売れ線アクション映画を見てるような気分だし。
特に序盤の車に追っかけられるシーンから列車が襲われるシーンなんか
まるでインディ・ジョーンズかよ!って感じの展開だし。いいけどね。
AKIRAの感想ではろくな評価をしなかったくせになんだけど、
以前の作品は画面から得体の知れない凄いパワーがあふれてたよ。
歳をとって丸くなったのか、普通になっちゃったなって感じ。
クセがないぶん誰が見てもわりと楽しめる作品になったとも言える。
でも多くの人は大友作品としてこんなのを求めてるんでしょうか!?
AKIRAが世界で絶賛されたのはハリウッド風だからでは無いはずだよ。
ある意味ジブリを見に行ったらイノセンスをやっていた。の逆だね。
※イノセンスはジブリ配給ですから

もひとつ気になったのは気分的な盛りあがりが分散してるとこ。
宣伝で流れてた女の子を抱っこして飛ぶシーンがクライマックスか
と思ったら実は違ってて(ネタバレ)。盛り上げポイントの一つだけど。
一番のビジュアル的なカタルシスはそこよりかなり前の城が飛ぶトコ。
しかしこれ主人公の行動とは無関係に進行する出来事なので
主人公の視点にシンクロしてても気分的な盛りあがりに欠けるのです。
全てが当事者だったラピュタと見比べると意味がよく分かるかと。
(最後に飛んで逃げる部分がそっくりなんですけど)

つーか、タイトルや宣伝映像から
てっきり初めて蒸気で飛ぶその瞬間に向けて盛りあがる展開かと思った。
つまり抱っこして飛ぶシーンこそが初飛行でクライマックスなのかと。
それぐらいシンプルな方が映像と情緒の臨界を一点に集中しやすいはず。
すごく分かりやすい例をあげるなら「オネアミスの翼」っすね。
あれなんかただ史上初めてロケットを打ち上げるだけの物語だけど
だからこそその瞬間に向けて物語が収束していけるわけで。

ま、面白いとは思うけど。


「フタコイ オルタナティブ 1〜4話」
4月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
双子が6組出てくる双恋アニメ企画のもう一つのやつです。
見た感じ双子が6組という設定だけが同じで他は全然違うような。
主人公は双葉恋太郎という繁盛してない私立探偵の青年で
そこに住みこみ助手として白鐘沙羅&双樹の二人がいる設定みたい。
この3人が作品の中心で他の双子はゲストキャラとして絡むようです。

この作品の制作をしてるufotableとfeelと言うと知る人ぞ知る
無駄に気合の入った(爆)作画をするアニメ制作会社の組み合せっすね。
(もう一つの制作会社のスタジオフラッグはよく知らない)
オープニングの怒涛のアクションなんかこれが双恋!?って感じだし。
1話もバイクでカーチェイスだし、ボクシングだし、謎生物と戦ってるし、
鬼のように動かしまくりで、ずっとこの路線か?と思ったけど……
※今回のタイトル「コロッケ〜」は1話のサブタイ
どーやら2話以降はわりと日常的な話を中心にやっていくようです。

一見すると動いてるシーンの派手さに目を取られるけど
むしろこの作品は止まってる部分の空間描写が秀逸っすね。
光彩の入れ方とか音のつけ方とか仕掛けまくりの映像だし。
特に3話なんかうる星の映像表現を思い出してしまったよ。
窓の外で飛行機がゴーみたいなシーンがまさにお約束っすね。
延々と自販機が並んでる絵面も実にそれっぽいというか。
かと思えば4話ではゴスロリ仮面(爆)みたいなお遊びをかますし。
恋太郎の存在感大きいし。畳み掛けるような喋りがいい味出してるし。
シナリオのテンポの良さもあって面白い作品に仕上がってるようです。
やっぱり普通の話より多少破天荒な方がこの設定は合うんだよ。

そーいえば今回の双子について。
恋太郎に引っ付いてる二人はしっかり描き分けられてるし
3話に出てきた桃井姉妹(愛&舞)も完全に別行動だったりと
悪い冗談にしか見えなかった双恋みたいな手法はやらないようで。
唯一、ゴスロリ仮面の二人が常に一緒に行動してたけど。
これは絵面的な効果を狙って敢えてそーしたんだろうなと。
その関係でこの二人は現状では見分けつきません。
(この構成だとまた出てくるという保証はないが)

そうそう。
OP/EDの入ったシングルを買ってみたけど
OPはイントロから歌の入りまで凄いダイナミックレンジ(音の大小)です。
最初の音に合わせてボリュームを回すと心臓が引っくり返るよ。
放送はコンプレッサーかけてずいぶんレンジ圧縮してる感じだね。

曲に関しては文句なしで今期のベスト3(LOVELESS、コレ、アクエリオン)。
OPがハイテンションで耳を引くけどEDのバラードもなかなかイイっす!
※OPはベ・ユミでEDはeufonius(双恋OP/ED)
ちなみに双恋の方もシングルは持ってます(アニメはアレだったけど)。
シングルと放送版とはアレンジが違っててグルーブ感が強かったりして。
放送版が好きだった人は違和感を感じる人が多いみたいだけど
私的にはむしろこっちのバージョンの方が好きっすね。


「トップをねらえ2! 1〜2」
現在リリース中の30分×6本のOVA。DVDレンタル。
前にやった「トップをねらえ!」とは基本の世界観以外は全然違う感じ。
特にデザインやキャラ描写における時代感覚の違いは凄いものが。
前作は今見ると陳腐化著しいけど、これは映像も含めて最新型だし。
つまり、この作品はアニメとしてのビジュアルインパクトが強烈です。
未来世界の先鋭的で機械的で有機的な空間構築デザインを見てて、
こんな感じで999を再構築したら結構いい感じになるかもとか思ったよ。
デザインワークスにokamaさんが入ってるのがちょっと嬉しかったっすね。
(アクエリオンもやってたりします)

内容面では空間描写が緻密で行動のディティールをきっちり描きすぎてる上に
見せ場となるアクションシーンの比率が多いのでストーリーが希薄です。
vol.2のCMで「トップレスは人類の敵?」みたいなアオリが入るけど
実際の展開は先日(vol.1)の事件の事情聴取されるってだけだし。
少なくとも2巻まではストーリーに過分の期待はしない方がよいかと。
ま、この作品はビジュアルインパクトを楽しむ作品って感じなので。
ただ動いてるだけではない映像の凄さってやつを見せつけてくれますよ。
(映像センスならスチームボーイよりもこっちの方が上)


「こいこい7 1〜4話」
4月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はマニア系少年誌(チャンピオンRED)で読んだことありません。
田中哲朗という地味めの少年が転校した先が何故か女生徒のみの学校で。
しかもその学校ではごく当たり前の光景としてロボットが空を飛んだり
ロボットを素手で倒す美少女がいたり、髪の毛で金属を切る美少女がいたり、
羽が生えて空を飛んじゃう美少女がいたり、と現実離れしたことばかり。
さらに引っ越した寮では件のトンデモ美少女たちと一つ屋根の下。
はたして田中哲朗に再び平穏な日は訪れるのか?

にしても女子校じゃないのに女生徒のみだったり。
なんてあたりから説得力とかとは別の世界を爆走してるようで。
ロボットが出てきてそれに素手で立ち向かう展開で口あんぐり。
さらにはどっかで見たようなネタを次から次へと繰り出す始末。
ジェットストリームアタックとか、全方位ミサイルとか……
パロネタを挿入というよりパロネタで作品が構成されてるような。
ここまで徹底的にやられるといっそアッパレって感じがするよ(笑)。

ちなみに「こいこい7」とは主人公のまわりにいる6人の少女たちのこと。
6人だけど「こいこい7」だそうです。もはや説明しようって気ないし。
説明なしと言えば「こいこい7」の面々は人間離れした力を使えるけど、
ろくな説明がないまま彼女達がサイボーグらしいと主人公が知ってたり。
とにかく説明とか説得力とか作品の基本を完全に無視した作りっすね。
見てるほうが理解できるならそれでいいのだ、という考えも有るけど。

この6人のキャラの見分けは最初のうちは外見以外はかなりさっぱり。
極端な特徴づけはあるけどそれでも今ひとつ見分けがつきません(爆)。
とにかく最初の2話に関しては強引マイウェイなノリを楽しむ感じ。
でも3話以降は一人づつキャラをピックアップして描いてくよーです。
2話までのひたすらバカ一直線な展開からシリアスな面も出てくるし。
美少女モノに有りがちな主人公のキャラが薄いって側面はあるけど、
ノリは結構いいし内容は盛り沢山なのでわりと楽しめるんではないかと。


「LOVELESS 1〜4話」
4月からテレビ朝日系(3局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
AT-Xでも5月からやるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はスクエニ傍系(ZERO-SUM)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
作品設定に関して説明が難しいので公式サイトを参照。
子供の頃は人間なのに(獣の)耳と尻尾があるとか。
(人なんだけど)戦闘機とサーバントでスペルによる戦闘とか。
設定が実に変なんだけど説明しようって気がないし(原作から)。

オープニング映像が超絶素晴らしいLOVELESSですが。
本編の映像も鬼凄い!って感じです(語彙貧困・汗)。
ちなみにオープニングの映像は1・2話の映像を散りばめてるけど
そうとは思えないほど音楽にシンクロしてて素晴らしいっす。
本編コラージュでありながら素晴らしいオープニングというと
「最終兵器彼女」があるけど、あれも紅優+武山篤さんだったり。
にしてもわりと女性向け作品(と思われる)でこんなに映像&作画の
クオリティが高いのって珍しいっすね……

映像に関しては文句なしって感じだけど、
ストーリーに関してはイマイチ微妙……
つーか原作を読んだ時にも感じたんだけどやりたいことが見えない。
いちいち思わせぶりなセリフだし、どこまでが本心か見えないし、
情緒的な駆け引きを前面に出してるのは面白いとは思うんだけど、
全体の流れとして何を描こうとしてるのかさっぱりわからん。
映像のレベルが低かったら「わけわからん!」で終了してたよ(爆)。
逆に言うと映像のレベル高い=表情描写が優れてるので
話がイマイチ見えなくてもそれなりに見れてしまうのだった。

ま、それはともかく
見た感じは原作にわりと忠実っぽいし、映像のレベルは超絶高いし、
原作ファンには感涙もののデキではないかと思う。


「ふしぎ星の☆ふたご姫 1〜4話」
4月からテレビ東京系(6局)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
BSジャパンやAT-X(6月〜)でもやるので地上波で見れない人はそちらで。
星の内側に国々があってそれを中心にある光が照らしてるふしぎな星。
その星を光で照らす「おひさまの国」の王女ファインとレインが主人公。
歴史上最もプリンセスらしくないプリンセスと言われてたこの二人に、
迫りくる世界の危機に対して重要な使命が与えられたのだった。
それはプロミネンスの力を使って困ってる人々を救うこと。
その結果として王女の力が増し、世界が危機から救われる。らしい。
という感じの戦わない変身魔法少女系のスタイルです。

これってプリンセスチュチュとスタッフに結構共通点があります。
そのわりに見た目が凄く見えないのは予算の関係ですか!?
無駄にテンション高くてみょーに芸が細かいトコは実にらしいけど。
今回は対象年齢がかなり低めなので内容が簡単になってるっすね。
いわゆる少女モノと言うより童話のような雰囲気になってます。
見てて「夢のクレヨン王国」を思い出したよ。まさにあんな感じ。
ちなみにスタイルは戦わない変身魔法少女文法を踏襲してるけど、
変身する意味は全然無いです(爆)。スポンサーへのサービスですか?
子供たちには変身ポーズよりもいやいやダンスの方がウケそうだが(笑)。

にしても東映アニメを出たのにこーいうのをやることになるとは……


「極上生徒会 1〜4話」
4月からテレビ東京系(6局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
両親が亡くなった蘭堂りのは文通相手で素性をよく知らない
ミスター・ポビットの誘いを頼りに宮神学園にやってきたのです。
しかし来てみたら住むはずのアパートは全焼で寝る場所もない始末。
極上生徒会に入れば無料で寮に住めるというクラスメイトの助言を受け
ダメ元で挑戦してみたら何故か書紀として入れてしまったのでした。

これもマリみて便乗企画なのだろうか!?
生徒会が特別な存在で生徒たちの憧れで、
一見普通の主人公が憧れの存在に気に入られるって展開だし。
でもここまで違うとただの美少女てんこもり作品にしか見えんけど。
(男キャラはほとんど出てきません)

作品の印象としてはこの監督さんの前作(せんせいのお時間)同様
文字使いまくり&気の抜けた映像って感じっすね。
キャラの登場シーンで背景にテクスチャー風で名前を並べてるのは
親切なのか不親切なのか……ウルサイわりに読みにくいんだけど。
そして何度も名前を出てきたけどしばらく見分けがつかなかった(爆)。
露骨な外見や特徴づけがあるのにイマイチ記憶に残らないんだよ。
いちおー聞き覚えのある声が多いので声で聞き分けてました(笑)
主人公にライバル心剥き出しの人はネコミミモードの人っすね。

ところでこの作品のギャグもお約束が多いんだけど
ちょっとやり方が陳腐に過ぎないかと思ったりして。
無駄にテンションが高くて強引に見せてる部分はあるんだけど
手法とか感性がみょーに古くさいっすね。
この作品が今ひとつ微妙な印象なのはそこなのだった。

そうそう。
ミスター・ポビットって生徒会長さんだろうね。たぶん。


「EREMENTER GERAD 1〜4話」
4月からテレビ東京系(6局)で火曜日の夕方に放送してる新番組。
AT-XやBSジャパンでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はスクエニ傍系(BLADE)のマンガで2巻まで読んだことあります。
間違えて2巻を最初に買ってしまったから(汗)。

現代より多少昔っぽいゲームファンタジーな世界が舞台。
一部の人たちが空を飛ぶ力(機械)を手に入れ空に飛び出した時代。
主人公のクウは空賊の下っ端で今日もみんなの後ろをかけ回ってた。
当人は次代の長はオレだ!とか大言壮語を口走ってたりするけど。
そんなある日、彼は戦利品の中にあった石の柩を偶然開けてしまう。
中にいたのは人間にしか見えない少女。彼女こそ幻の種族と言われた
エディルレイドにして、その中でも希少な七煌宝珠の一人だった。
エディルレイドとは人とリアクトすることで強力な武器となる存在。
それ故にいろんな人たちに狙われて、道具のように扱われていた。
人なのに物として扱うことにクウは腹を立て彼女を助けるのだった。
(そのクウが直後に大チョンボをかますんだけど……)
そして彼女の行きたいと望むエディルガーデンへ送り届けることに。

原作の記憶ではエディルレイド=人型の人でない存在だったような。
でもアニメでは特別な力を持つ「人」という解釈になってるような。
原作の記憶がイマイチ曖昧なのでアニメの方が正しいかもしれないけど。
でも500年も封印されて眠ってられる人間なんておらんがな。

ま、それはさておきアクションシーンの絵面が超ヘボイんです……
空賊って表現でわかると思うけど設定が宮崎アニメもどきで、
なのに、絵が、、、、絵が、、、、、ヒドイんです!
LASTEXILEあたりと見比べるとあまりの落差に口あんぐりですよ。
(似たようなことをやってるので余計に実感する)
あと全体に軽いです。表現的にも崩し絵やSDキャラを使いまくりだし。
コメディ基調なのも有りとは思うけど、アクションがヘボイので
締まらないっつーか、全体のイメージが荒削りに感じるのだった。
シスカの裏表ありまくりのキャラが結構いい味出してるので、
もっと丁寧に作品を組み立てれば印象がマシになると思うのに。


「テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION 1〜2」
現在リリース中の30分×4本(?)のOVA。DVDレンタル。
原作はSFC/PSのゲームでやったことありません。
欲を持った人によって魔王の封印が破られしまう。
封印の種族の末裔であるクレスとミントは再び魔法を封印するため
過去へ行き魔王を倒した魔法使いを連れてくることを決意するのだった。
そして人と魔王が戦ってるその時代に舞台は移る。

うーむ、これは何と言ったらいいか……
そもそもRPGを4本やそこらのOVAにすること自体が無理有りすぎ。
4本だと映画一本分なのだから一つの大きなエピソードがせいぜいなのに。
おかげで大河ストーリーをダイジェストで見ている気分です。
垣間見える素材は結構いい感じだけど作品として成り立ってないような。
原作ゲームをやってないと理解は厳しいって話が有るけど、そんな感じ。
原作ゲームのファンがコレで納得できるかは知りませんが。

ところで過去に行って戻ってくるのに時間稼ぎも無いような……
過去から人を連れてくると現在の歴史が変わってしまうような……


「蒼い海のトリスティア 1〜2」
2004年にリリースされた30分×2本のOVA。DVDレンタル。
原作は発明&街作りSLGゲームでやったことありません。
主人公のナノカはトリスティアを再建するために中央から派遣されてきた。
彼女は天才的な能力を生かした発明品を作って街の再建に貢献するのだった。
そんなある日、町おこしと称したゴーレム大会が開かれることになった。
表向きは家事用ゴーレムの力比べ大会。しかし真の目的は別に有ったのだ。

ゴーレムというと一般的には土を主成分にした人型の化け物です。
がこの作品のゴーレムとはよーするに金属製のロボットのことです。
よーするに家事用ゴーレムとは家事手伝い用ロボットってこと。
で、いろいろあってゴーレム大会が戦闘用ゴーレムの模擬戦な展開に。
OVA全60分の大部分はそのロボットバトルが占めているのでした。
発明がどうとか、街作りがどうとか、そのへんは少しなでる程度。
キャラは何人も出るけどキャラ描写もかなり希薄なので
ロボット大好き!って人でないとあまり面白くないんじゃないかと。
(ufotableなんで動きはわりといいけど見た目のインパクトは無い)
ロボットの活躍よりもっと日常的なキャラの表情を見たかったなと。

そうそう、1巻の映像特典に「トリスティア〜if〜」とか言う
恋愛シミュレーション風味のイメージクリップがついてるけど
本編よりもほんの数分のこっちの方がずっと面白いです(爆)。
絵柄もこっちの方が好みだよ。
あ、ufotable恒例のEDの粘土アニメ(?)はなかなかいい感じです。


「MAR -メルヘブン- 1〜4話」
4月からテレビ東京系他(16局)で日曜日の朝に放送してる新番組。
(遅れて放送開始する局が何局かあります)
BSジャパンでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(サンデー)のマンガで読んだことありません。
メルヘンな世界に憧れたギンタはある日誰かの召喚によって扉を越え
夢に見たメルヘンの世界に行ってしまうのだった。
そこで偶然手にした超レアなARM(武器のようなモノ)を手にした事で
いろんな人に追い回されたり二つの勢力の戦いに巻きこまれたりする。

原作はコミックスの表紙絵ぐらいしか知らなかったけど
この作品ってこんなにお子様仕様の作品だったのか……
何も考えずに気楽に見れるし、ベッポとの漫才も笑えるけど、
積極的に見たいと思わないっすね。ま、想定ターゲット外だし。
にしても金色のガッシュやコレといいサンデーって
タッチとかの頃よりずいぶん低年齢化が進んでないか!?


「IZUMO -猛き剣の閃記- 1〜4話」
4月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はRPGのようなゲーム(18禁)でやったことありません。
※原作はIZUMOではなくIZUMO2です

八岐猛と大斗剛の二人は幼馴染の親友で共に剣道部に所属していた。
剛は誰もが認める剣道部一の使い手で次の選抜にも選ばれると思ってた。
しかし予想を裏切り選ばれたのは猛。猛は剛に遠慮してると言うのだ。
納得できない剛は猛との対戦を申し出る。しかし初めて負けるのだった。
プライドを傷つけられた剛は猛との間に精神的な亀裂を生じてしまう。
そのそれがキッカケとなり彼らは別の世界に飛ばされてしまうのだった。
猛と剛はその世界の対立に組みこまれ互いに戦うことになる(らしい)。

前にIZUMO(1作目)のエロアニメ版を見たことがあります。
(異世界モノに有りがちなエロシーンに必然性のないモノです)
それと最初の方の設定とか展開がみょーに似ています。
同じ作品かと思ったぐらいだよ。でもキャラ設定は違うのだった。
アニメの公式サイトはゲームとして1作目を紹介してるので
(いわゆるコンシューマ=全年齢版が1作目しか出てないから)
両者の関係をよく知らないと混乱してしまいそうだ。

で、このアニメに関してなんですが……
これちょっと映像がヤバくないですか?
深夜アニメでここまでヒドイのは初めてかも知れない。
ゼノサーガも今どき横スライドかよ!とは思ったけど(爆)。
(東映アニメは枚数=予算のケチりかたが上手です)
これは正面顔Fixで口パクとか不用意なレイアウトが多すぎる。
異世界物で見た目が腐ってるのは致命傷だろうに。
あと音楽が画面から浮いてるのが凄く気になったり。


「うえきの法則 1〜4話」
4月からテレビ東京系(6局)で月曜日の深夜に放送してる新番組。
BSジャパンでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(サンデー)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
内容説明はかったるい(汗)ので公式サイトを参照!

わたなべひろし(監督)さんと言うと魔探偵ロキやtacticsで見せた
大胆な色使いと美しい絵面が特徴的だけど、今回はそれは無いっす。
オープニングも今一つなら中身の見た目も今一つって感じっすね。
キャラデザが違うので今回は作画スタッフの主力が違うのかも。
ちなみに今回のキャラデザはD.C.の田頭しのぶさんだったりするけど
絵柄にほとんど共通点が無いので言われないと分からんだろうね。
(この手の作品のほうが本来のフィールドらしいです)

ストーリーに関しては
この手の必然性の無い戦いを延々と繰り返すのはお断りだ!って感じ。
しかも精神的に幼稚なキャラ多すぎて生理的に受けつけんですよ。
バカなやられキャラを出すにしてもせいぜい天然系にしてくれ。

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