ぼうけんのしょが…… (04/9/30) 次へ 前へ
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うちのハイブリレコ(RD-XS40)なんですが、
先週「録画状態に問題があって録画も再生もできません」という
無情のメッセージとともにHDDの録画内容が全滅しました(泣)。
実は先月も同じ症状が出て消えたばっかりだったのに……
その時はとりあえずHDDを初期化して様子見してた。
でもたった1ヶ月で再発したのでHDD交換とあいなりました。

もともとHDDを信用してないというか
消えても被害が少ないようにとマメにディスクに移動してたので
重点視聴番組(KURAU、マリみて、忘却)に被害は無かったけど
消えてしまって録画中断した番組も一部ありました。

1回目がケロロ。
これはDVDレンタルあるし後回しなので録画中止→レンタルへ。
2回目がチャンプルー(最終話・#17)とギャラクシーエンジェル(#12)。
チャンプルーは地上波はまた途中で終わっちゃったし……
視聴優先度は高いけど続きはDVDレンタル(あり)でいいかなと。
ギャラクシーエンジェルはDVDレンタル予定なしだけど
いつ見るかわからんからいいか。1話読みきりだし。

あとアニメ魂の「はにはに」と「Wind」は1回目に前半が消えて
気を取りなおし続きを録画したら2回目に後半が消えて全滅。
切り分けが面倒で後回しにしていたらこんなことに。
あともう2回あるけどラストの2回分だけ録画してもな……
今まで出てこなかった理由はそーいうことです。


修理でラックを引っ張り出したついでにSケーブルで接続してみたよ。
今までのコンポジット(いわゆるピン接続)も繋ぎっぱなしで
切り換えながら見比べてみたけどあまり大差ないかも
これってコンポジット入力が優秀ということなのかもしれない。

S端子で接続すると一つだけメリットがあるのです。
それはワイド素材のDVDだとテレビが自動でワイドモードになるとこ。
※S端子(S1/S2)とD端子にはワイド識別信号が付加されています
(高画質)ワイドモードとは画面の走査線を縦方向の真ん中へんに集中させ
ワイド素材をワイドテレビと同等の解像度で表示するモードです。
つまり29インチの4:3テレビなら26インチのワイドを買ったのと同じ。
(高画質ワイドモードを搭載してるモデルに限るけど)

あ、S接続しなくても手動で切り替えればワイドモードになります。
あくまで自動で切り替わるので便利というだけの話です。
ちなみにRD(以外でも)のテレビ設定はワイドにすること。
※ワイドじゃない素材は普通に画面いっぱいになります
なにげにアニメはワイド素材の作品が結構あるので
DVD+高密度ワイドだとテレビ放送よりキレイ。当たり前か。


本ネタの前にもひとつ。
先週更新したレンタルビデオの在庫リストですが
TSUTAYA新宿も調査して入れておきました。
さすがにパーフェクトじゃなかったけど圧倒的ですな。
「天使のたまご」が置いてあるトコここだけなのか……
あとバンパイアハンターDの情報が間違ってたので修正しました。
(吸血鬼ハンターDのレンタルDVDと混同してたので)


そんなわけでアニメネタに。いつものように面白い順。

「イノセンス」
押井さんが監督した攻殻機動隊の2作目の映画。
GHOST IN THE SHELLと同じ設定のそのまま未来のようです。
(草薙)少佐ってあのラストシーンのまま失踪しちゃったんだ。
テレビ版のイメージで見てるとアレ?って感じかもしれないけど
GHOST IN THE SHELLを期待してるならまさにコレ!って感じすね。
思索の迷宮に迷いこむ感じが実にそれっぽくていいっす。

ここ最近愛玩用のロボットが暴走し所有者を襲う事件が続発していた。
本来ロボットは人を襲うようにはプログラムされていないのに。
それがただの事件ではない可能性を考えて公安九課が動き出す。
全身の大部分を機械に置き換え生身は脳だけというバトゥと
相棒の刑事出身でほとんどが生身のトグサは事件を追った。
そして見えて来たのは謎のハッカーの存在だった。
電脳を侵食されいつのまにか偽の光景に惑わされる二人
ロボット工場の防御を破りその中枢で見たモノは。って内容。

知ってる人には今さらだけど
哲学的・概念的な押井節ぶっちぎりの内容でした。
自分で考える人、理解できる人だけついてくればいい、
という視聴者への媚びとか配慮を一切行ってない潔さ。
つーか押井さんの作品ってうる星のころは別として
選ばれた人だけが楽しめる至高の珍味みたいな作品だし(笑)。
それがジブリ配給で大々的に公開ってなんか違う気もしたよ。
かなり難解で誰にでも楽しめる内容とはとても思えないんだけど。
(わりと簡単な)マトリックスが難しいならやめとけって感じ。

押井作品のもう一つのポイントは映像ですが
この作品の映像はシーン構成・レイアウトもだけど
CGやデジタル処理に関してもかなり凄いですよ。
とくにオリエンタルな雰囲気の街並が素晴らしいっす。
CGの凄さだけなら(予算・物量が桁違いの)ハリウッド映画も凄いけど
このデザインワークや色使いは異彩を放ってるっすね。
東洋と西洋の文化が交錯する日本の作品ならではって感じ。
そして情緒を大事にする日本文化が空間の説得力を増している。
「千と千尋」もそーだけど見てて惚れ惚れする映像って感じ。

ハリウッドとかCGとかで思ったけど
この作品はえらく予算が掛かってる感じです。
前作は手書きの部分はともかくCGはチープだったけど
今作はCG部分があえてチープにしてる部分は別として
かなり凄いです。北端の都市なんかハリウッド級です。
全世界を相手にできるアニメだから予算がかけられるのか!?

そいやラスボスが中華テイストなんだけど
最近は敵がオリエンタルなのが流行りですか?
(R.O.D THE TVの読仙社とか)
確かに西洋風の多国籍企業を相手にするのはもうマンネリだけど。
(ゴーグで敵が国じゃなくて企業になった時は新鮮だったが)


「忘却の旋律 21〜24話」
これでラストです。
てっきり3話ずつで26話かと思ってたけど違ったよ。

21〜23話は圏外圏編。
ミトラノームを敵から守りそして発動するため宇宙に行く話。
宇宙船の中で信号機だし、なぜかカラオケボックスだし。
ノリノリでエンディングの曲(てのひらの光)を歌ってるし(笑)。
かと思えば「もーもー」言ってる人たち脈絡もなく挿入されるし。
演出の暴走が最高潮に達し、まさに「やりたい放題だな」って感じ。
いちおー、ミトラノームという宇宙要塞の攻防戦の話なんですが。

24話は最終話。
ついにソロ(モンスターキング)との対決。
そして「忘却の旋律」(と呼ばれる女の人)の実体と対面する。
つまり、あそこが旋律劇場ってことなのか!?

この作品はいったいどー決着をつけるのだろう、と思ってました。
て言うかソロがモンスターキングになった経緯を考えると
ソロを倒して世界は平和になりました(完)にはできないわけで。
終わりようが無いよな、とは何となく予感してました。

で、予感した通り終わらなかったと言うか。
いわゆる続編に続く「続いてる」という意味ではなく。
そして物語は続く、と言う進行形で終わってると言うか。
ネタばらしちゃうと最初の部分にループしてると言うか。

ちなみに、このままの続編は作りようが無いと思う。
主要人物の大部分はラスト直前で退場しちゃうし。
別キャラで作るにしても同じ設定なら結局終われないし。
似たようなことを別キャラでやるコトは可能だけど。
それ意味ないし。

そいや、忘却の旋律がメロスの戦士を呼んだのって
孤独なソロに仲間を作ってあげたかったってコトなのかな?
そう考えないと設定的に筋が通らないんだけど。

なわけで最初に書いたとおり
基本設定はイマイチな感じだけど映像作品としては良かったかな。
個々のエピソードを取り出して見ればなかなか面白かったし。
ちなみに一押しエピソードは白夜岬編でしょう。


「ヒートガイジェイ 1〜4話」
2002年にTBS(のみ)とBS-iで深夜に放送してたテレビシリーズ。
前にも書いたけどレンタル商品がリリースされてません
これはキッズステーション(放送中)を録画したものです。
舞台は近未来。ジェドという街に都市安全管理局特務課という
犯罪を予見し未然に防ぐことを職務とした部署があった。
その部署の構成員はダイスケと相棒でマシンのジェイと、
そして監察兼経理兼雑用のキョウコのたった3人だけ。
街の平穏を守るためにダイスケとジェイは今日も事件を追っている。
体裁は話の流れみたいのはあるけどほぼ1話読みきりみたい。

カッコイイ!
印象を一言に集約するならまさにこれ。
熱い男の物語とか書いてあるから暑苦しいのかと思ったけど
表面的にはクールを装ってて内に熱い正義感を秘めてるって感じ。
むやみに叫ぶような内容だったらどないしようとか思ってたけど
こんな感じなら大丈夫です。つーかむしろいい感じです
テイスト的にはカウボーイビバップと似た感じなんすけど。
つまり形容はクール&スタイリッシュとか言われかねないような。
監督はクールじゃないんだ!熱いんだ!と思って作ったらしいが(笑)。

ちなみに相棒のマシンのジェイは激しいアクションの後に
廃熱のために首の横からパイプが出てきて蒸気を吐くので
それでヒートガイって形容みたいです。ある意味熱いぞ(笑)。
セリフが「男はむやみに容姿について口にするものではない」とか
みょーに渋い言いまわしなので、雰囲気は熱いって感じじゃないけど。
この台詞回しはやっぱ作った人(開発主任)の趣味なんでしょうか?
って彼女の父親の思考パターンを投影してるって書いてあった。
確かにオヤジくさい言い回しかも。カッコ良くて頑固な親父系の。

街並とかがオリエンタル基調で色鮮やかで雰囲気あるし、
マフィアの2代目の子供だけどいっちゃってるキャラとか、
海外ドラマのよーなみょーにクセのあるキャラ描写とか、
これはなかなか面白いじゃねーか!と思いました。
男キャラメインでも良いデキの作品がちゃんと有るじゃん!
1年に(新作100本超の中で)2、3本しか有りませんが……

そいや、これ前にBS-iで再放送してたんです。
その時も録画しようと思ってたんだけど……
なんとプラネテスと同じ時間でした(泣)
なんで数少ないアニメファンを取り合うか!って思ったよ。
てゆーかレンタルDVDを出してください!お願い!


「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 2,4」
前に見たのは1巻と3巻なので2巻と4巻です。
そのへんにないので新宿まで行って借りたやつの一つ。

2巻はお台場コミケ会場での戦い。
1巻が秋葉原で2巻がコミケかい……
ビッグサイトが変形して巨大ロボになるのです。
その名もビッグサイトロン!攻撃はユリカモメパンチ(爆)。
変形するときの歌がゴーダンナーのにそっくりなんですが(笑)。
あれ?ゴーダンナーの方が後じゃなかったっけ!?
対する小麦ちゃんは1人5(+1)役のガッチャマンモードに……
科学忍法火の鳥(ただ燃えてるだけ)でロボットに突撃するし。
爆風はドクロ3段重ねだし、3人乗り自転車で捨て台詞だし。
タツノコネタをリスペクト、というかパクリまくりです。

そーいや
この作品って最近の作品で唯一製作がタツノコプロであった。
今はXEBECかプロダクションIGしか製作・制作してないから。
※どっちもタツノコ系のアニメ制作会社
もしかしてネタパクリのためにタツノコ製作なのか!?

4巻は小麦ちゃんアニメ製作ネタ。
小麦ちゃんネタアニメで小麦ちゃんアニメを作りますか……
原作・脚本があかほりさと「ろ」だし。
出演する監督は知ってる人はよく知ってるナベシンだし。
いきなり線画になって「これが伝説のヤシガ(ピー)」だし。

ここで知ってる人には常識の基礎知識を。
伝説のヤシガニとは作画が凄いコトになったロスト・ユニバースの
サブタイトルの「ヤシガニ屠る」から来ています。
放送版は見たことないので実際のところはよーしらんです。
(ビデオでは修正されてるので放送版ほどの凄さはない)
これとガンドレス劇場公開版(ビデオは修正されて普通の作品に)、
ヴァラノワール(ビデオ視聴可能!)をヤシガニ3部作と呼ぶ人も(笑)。

そんな感じで
わかる人は大爆笑、わからん人はさっぱりな路線を突き進んでます。


「ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー 1」
1998年テレ朝系で夕方放送してたテレビシリーズ。
「みいファぷー」という枠で放送した1回10分弱の作品です。
原作は幼年向けのなにか。よく知らない。
内容とかビジュアルテイストがおジャ魔女どれみそっくりです。
と言うかこっちの方が古いのでどれみがこれのアレンジかも。
魔法の元を小瓶に入れて振ると精霊が出てくるという設定で
最近の魔法少女モノのように変身したり戦ったりはしない。

見た感じは完全に小さい子供向けって感じです。
でも一見してわかるデザインワークもそうだけど
結構丁寧に作ってあって大人が見ても面白いと思うよ。
つーか年取ると一番ツライのが子供向けのあざとさだから。
ちなみにキャラデザ・シリーズ構成が魔法使いTai!と同じ人。
つまり小中さんがやってるのでした(全話の脚本も)。
小中さんだから間違いないね!と言うかこんなのやってたのか。

監督の貝澤さんってデジモンフロンティアの人すね。
あの作品も結構細部のデザインワークが凝っていた。
玩具縛りが作品作りを大きく節約することも実感するよ。
※ファーマシィーはほとんど玩具縛りがない
確かにスポンサー様のおかげで放送ができるのだろうけど
それで作品がいいように捻じ曲げられるのは見てて悲しい。


「ToHeart 1〜2」
1999年に一部の民放で深夜に放送してたテレビシリーズ。
大元の原作はエロゲーですが、直接の原作は全年齢版かな!?
前に夕方とか大嘘書いてしまったよ(汗)。深夜です。当然。
主人公!?の浩之と幼馴染のあかりと腐れ縁の志保と親友の雅史。
その4人を中心に他の女の子を絡めた日常のちょっとしたエピソード。
って感じの内容のいわゆる準ハレームタイプ美少女アニメです。
変な耳が付いたマルチと言うキャラが有名。って前も書いたけど。

前に1巻(1話)だけ見て評価保留だったけど
もーすぐ新作が放送される&DVDレンタル開始した。
つーわけでこの機会に改めて最初から見てみました。

で、見て思ったんだけど、これずいぶん淡々とした作品かも。
1話がみょーにまったりキャラ紹介してるって感じだけど
実はその後もずいぶんと展開がゆったり落ち着いた感じだし。
2話は好きなバンドのライブに行きたくて偶然チケットが手に入った
けど2枚しかない(4人なのに)からどーしよう!?って内容だけだし。
ここまで日常を淡々と描写する作品って実は珍しいかもしれない。
まぁ、キャラがそこそこ立ってるし雰囲気あるしわりと面白いかな。

最後に映像特典でキャストのトークが入ってて
浩之があんな(誰にでもさりげなく優しい)態度をとってると
(浩之のことが好きっぽい)あかりは気が気じゃないとか。
実は嫉妬深くて浩之に詰め寄るシーンがあったら面白いとか言ってます。
(それをやったのがD.C.なのでした)
なんでみんな浩之が好きなんだろうね?それはそーいう作品だから
なんて、みもふたもないツッコミが入ってたりもするよ(笑)。


「課長王子 1」
1999年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。
ロックバンドのリードギターとしてそれなりに人気を博していた。
……のはもはや過去のこと、今はただの冴えないサラリーマン。
そんな田中王児がある日ちょっと危うげな女性に誘われる。
あなたのギターで私を震わせて
一見すると不倫のお誘いのようなコトバに連れられある扉を開いた。
その日から一見変わりない日常だけど、宇宙を救うヒーローになる。

なんつーか、変な設定(笑)。
ギターを弾くとなぜか強力な兵器が発動するという設定だし。
で、宇宙サイドはそんな感じに現実味のかけらも無い設定なのに
日常サイドはみょーに現実感のある空間描写だったりするし。
とっても庶民的な雰囲気が画面いっぱいに充満してるのであった。
昔熱中してたモノが有って、今はすっかり錆びついてしまったけど、
でも心の底には秘めた思いが残ってるみたいな現実系の内容なのです。
と言うか冴えないオヤジが主人公で救世主って前代未聞で空前絶後(笑)。

ところで
一つだけ大事に残しておいたギターを妻に捨てられちゃうとか。
大事なレコードを子供にコースターにして投げられちゃうとか。
(そして窓の外に落ちて車に轢かれ粉々に……)
そんなシーンが出てきて王児が血涙(比喩)を流すけど
気持ちが痛いほど理解できてしまってイヤん(爆)。


「エイリアン9 1〜2」
2001年頃にリリースされた30分×4本のOVA。
原作は青年マンガ(ヤングチャンピオン)で1巻だけ読んだことあります。
現実に近い世界。なぜか毎日のように空から宇宙船が落ちてきて
そこから小動物サイズのエイリアンが出てくる、という世界観。
主人公は小学生の女の子で、小学校のエイリアン係と言う
そのエイリアンを捕らえる仕事に選ばれてしまった。イヤなのに。
何がイヤって頭にエイリアンをくっつけるのがイヤなのだった。
(共生関係で垢を与える代わりに捕まえる手伝いをしてくれる)

これ原作を読んだ時になぜ青年誌で小学生女子?とか思った記憶が。
あれですか?やはりロリコン狙い撃ちですか?<おいおい
エイリアンを捕まえるアクションシーンは、原作も鮮やかだけど
動く映像だとよりいっそうインパクトがあるなって感じ。
映像的にはわりとデキはいいので見れる作品だと思います。
やたらピーピー泣いてる主人公がかなり鬱陶しいけど。


「宇宙海賊ミトの大冒険 1〜2」
1999年にテレビ東京の深夜に放送してたテレビシリーズ。
父の墓参りのために久々に帰国した母(ミト)と再会する葵(中学生男子)。
しかしその母を追って来た謎の人たち(宇宙パトロール)と戦いになる。
それだけでも十分驚きなのに戦闘後に母の体がパカっと割れ中から子供が。
実はこの子供に見える人物こそホントの母の姿でしかも宇宙人だった!?
さらに仕事は(今まで聞かされていた)モデルではなく宇宙海賊のキャプテンで
指名手配されていた!?いきなり世界が引っくり返った葵の明日はどっちだ。

一言で感想を言うなら、なんじゃこれ?(爆)
登場人物がほとんど(見た目が)子供だし。
キャラ絵やテイストもリアル系と言うよりマンガチックだし。
子供向けの作品と言ってもあながち間違いではないかなって感じ。
でもそのわりにはずいぶんマニアックな作り方だし、深夜だし。
濃い〜アニメファン向けってコトなのだろうか。
まぁ、ノリがいいからわりと楽しめると思います。

ところでいくらミトが宇宙人とは言っても
あのサイズに人間の赤ちゃんは入らんような……


「ONE 〜輝く季節へ〜 1〜2」
2001年頃にリリースされた30分×4本のOVA。
原作はエロゲーかな?やったことはないです。
ちなみに、これとは別に18禁のOVAもあるようです。
たぶん現実に近い世界でちょっと田舎になる学校が舞台。
体裁は1話読みきりみたいで、それぞれのエピソード毎に
メインとサブの少女ふたりがフィーチャーされている。
そして片方の少女が折原浩平と何か約束をしてるという話。
その折原浩平というのは存在してるかしてないか不確かで。
全編が音で彩られた不思議系のストーリーになっている、のか!?

とりあえず外枠から感想を言うと
この監督さんの演出スタイルはみょーに古くさい(爆)。
でもテイストがノスタルジックなので合ってはいるかな。
(原作ゲームと雰囲気が違い過ぎるらしいけど)
美少女キャラが浮いてるけど、見れないことはないっすね。
と言うのはあくまでも映像としての話。
ストーリーは、まぁなんと言いますか……


「おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ! 1」
2003年にテレビ東京で放送してたテレビシリーズ。DVDレンタルです。
原作はディアゴスティーニの週刊××なのかな!?
内容は一言でいうなら知育アニメみたいなモノ。
その昔に読んだ学習マンガの感じそのまんまだったり。
(原因不明だけど)ゲーム世界に閉じ込められたと言う設定で。
ゲーム世界から出るためにミッションをクリアしないといけない。
このミッションに絡んで科学知識を解説してくれるという感じ。
で実際のミッションに関してはちょっと科学を逸脱してるような。
なんちゃって科学アドベンチャー そんなんあるかい!ってか(笑)。


「アーケードゲーマーふぶき 1〜2」
2002年頃にリリースされた30分×4本のOVA。
原作はマンガ(ファミ通ブロス?)で読んだことありません。
内容はパンツで必殺技(爆)。ってそれだけかよ!
すっかりテレビの前で置いてかれ感を満喫いたしました。
懐かしいゲームがいろいろ出てくるし結構知ってるけど
だからどーしたとしか思えなかった。


君が僕を知っている (04/9/23) 次へ 前へ
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なんと1年ぶりにレンタル在庫リストを更新してみました。
注意書き通りまさに「気が向いたら更新」状態っすね(汗)。
新作も含めてタイトルを倍近くに増やしたぜ!頑張ったよ!
TSUTAYA新宿とオンラインレンタルも表に加えてみたり。
(TSUTAYA新宿はこれから調査だけど全部有るかもしれん)

で、VHSとDVDの在庫が分かり難いという意見が有ったので
今回は2段にして上段をDVDで下段をVHSにしてみました。
1年前に比べてDVDが充実したのでこの方がよいかなと思って。
あとDVDレンタルをしてないタイトルも分かりやすくしました。
(DVDを発売しててもレンタル許諾してるとは限らないので)

入荷状況について思ったこと。
「R.O.D THE TV」が意外にもあまり入ってなかったり。
これなんかこのクラスのお店なら入れて当然な気がするのに。
逆に「マリみて」が全店に入っててちょっとビックリ。
「妄想代理人」が全店に入ってるのは今敏ブランドですか!?
つーか今敏さんってそんなに知名度有るんでしょうか???

「D.C.」は当初は1店にしか入ってなかったのに
リリースが終わった後になぜか2店増えました
本部から入れるように通達でも有ったんでしょうか!?
ちなみに「君望」の方は最初から3店で入れてました。

新入荷と引き換えに撤去された作品も結構あります。
「L/R」や「今、そこにいる僕」は池袋近辺には事実上もう無いよ。
「旋風の用心棒」「TEXHNOLYZE」「ぽぽたん」「ワンダバスタイル」
あたりなんか1年後には在庫が残ってない可能性がかなり……
まぁ、今は新宿まで行けば何とかなるので多少気が楽だけど。

「灰羽連盟」に関しては消えたんじゃなく最初から入らなかった。
ある程度分かってる人なら入れそうなタイトルなんだけどね。
実はこれが入荷しなかったのが地上波録画に踏み切った最大の理由
今明かされる意外な事実でありました。そーでもないか(笑)。
TSUTAYA新宿に通ってたら録画生活にはならなかった可能性もある。

最近はDVDレンタルでオンラインという選択肢が出来たので
いつも行くお店に入荷しなくても何とかなるのも有り難いです。
(VHSレンタルオンリーだとオンラインに頼れないので大変です)
タイトルによっては競争率高くって2ヶ月ぐらい待ったりするけど。
実店舗だとどっちにしろ新作期間が2〜3ヶ月とかあったりするし。

リストにはまだ反映してないけど
トライガンのレンタルDVDも11月からリリース開始されます。


あ、アニメ関係のページはまとめてURLを移動したので
ブックマークしてる物好きな人はしなおした方が宜しいかと。
そんなわけでアニメネタに。いつものように面白い順。

「R.O.D THE TV 1〜9」
20話で放送をぶち切ったR.O.D THE TVの続きです。
半年ぐらい開いちゃったので内容の再確認とか気分の盛り上げとか、
まーそんな意味も兼ねて、最初からDVDで借りなおして見てみたよ。
(テレビの続きだけなら8〜9巻だけで十分です)
ちなみに前半は先週見ました。2クール一挙はさすがに無理。

にしても最後まで見てもやっぱり20話で切るのはひどいっすね。
ストーリーの展開で切りがいいわけでは無いし。
つーかストーリーがヤな感じに盛りあがったその真っ只中だし。
シリーズ中でも最も悲惨な状況で次に引いちゃってるし。
1ヶ月ぐらいならまだしも続きは半年後って笑えない冗談だぜ。
最初からビデオで見てた方が良かったかもしれない。

後半の展開は前半と違ってストーリーがずっと繋がってて
3姉妹+ねねね、そして途中から加わった読子+ナンシー、
助けに来たドレイク、事実を知って合流したジュニアの計8人が
ジョーカー及び大英図書館(と読仙社)を敵に回す展開になるのです。
よーするに前半のクライマックスの12〜13話の続きってコトです。

後半の途中までは逃亡生活ながら一時的に落ち着くシーンも有ったり。
神保町の本を全部燃やしちゃったり、(日本の)国会図書館を
大英図書館が買収したり、逃走で崩壊しちゃったりもするけど(爆)。
ビブリオマニアのための作品と銘打ちだけあって、
本好きのツボをうまく心得た舞台設定が随所にされてるっすね。
しかし本好きだからこそ、ショックの多い展開でもある。
本好きじゃないと神保町の惨状は実感として分からんだろうし。

そーいや、
この作品を見てから神保町に行くと感動するみたいっすね。
(作品のファンが舞台を見に行くのを聖地巡礼と言う・爆)
作品の舞台がホントにそこに実在してるって感じで。
まぁ、神保町を良く知ってる人間だってOVAで初めて見た時に
街の雰囲気も含めてちゃんと再現されてて感動したぐらいだし。
さすがにトトブックスはあそこには実在しないけどな(笑)。
でも実際に存在してても違和感がない街でもあるのだった。

話は内容に戻り
後半も途中あたりからクライマックスに向けて
どんどん悲惨な展開になってきます。
メンバーもバラバラになるし、3姉妹もバラバラに。
そしてアニタ視点で他の二人が生死不明で放送終了……
最も悲惨な状況で次に引いてるというのはそーいうコト。
たぶん生きてるだろうとはなんとなく思ってはいたけど。
でも主人公(アニタ)の視点にシンクロして見てるわけだから
アニタにとってショックの展開は見ててズキッと来るっすね。

ショックと言えば3姉妹がバラバラでいる最中に
アニタの過去が、そして3姉妹の真実が明らかになります。
知らなければ良かった残酷な真実とも言うべき内容が。
当の3姉妹も激しくショックだけと見てるほうも超ショックだったよ。
(これを先に知っちゃうと前半の印象が変るので詳細は書きませんが)

アニタはこれの直前に誰も頼る人がいなくなって
ひさちゃんに会いに行って「あなただれ?」って言われて。
他に行くあてもないので学校生活を再開してみたりして。
そしていればいるほど違和感が増幅していくのです。
これは私の知ってるひさちゃんじゃないと思い知るのです。
そんな感じでショックの連続と言うかキツイ展開が続いたり。

真実を知って打ちひしがれた3姉妹が再会するシーンが。
このシーンで一番印象的と言うか胸に突き刺さるのが
ミシェール(一番上)が声を荒らげて泣くシーンだったり。
つーかアニタは喜怒哀楽がハッキリしててわりとよく泣くし
マギーも気が弱くて泣き虫みたいな印象があるけど
ミシェールはお調子もので悪びれないし泣かないから。
泣かない人がここぞと見せる涙ってかなり破壊力があります。
視聴者にとっても、アニタやマギーにとっても。
それが結果的に3姉妹の絆を再確認することになるわけで。

そっから先は情緒的にはケリがついたと言うか
後は大事な人を助けて全てを終わらせるだけと言うか。
ラストはOVAでも見せてくれた大掛かりな機械仕掛けが登場して
クライマックスに相応しい派手なビジュアルで盛りあがります。
そしてどーなるかは、まぁ実際に見てください。

放送とDVDの違い。
地上波の放送は先行放送をすでにリテイクしたバージョンで
DVDはそれとほぼ同じバージョンになってるようです。
絵が荒れてるシーンも多少残ってたけどそのままでした。

あと放送規制の関係か洞窟の温泉の回で
放送だと湯気で隠れてたのがDVDだとクッキリ見えてます。
でも改めて見比べたけど放送版もさほど違和感は無かったり。

前にも書いたけど本編の長さの関係でカットされてる話も。
本編が1分ほど長い回は本編にエンディングロールが被ってます。
1話(紙の鳥が飛ぶ)、5話(お城に潜入する)、11話(ひさちゃんとお別れ)、
13話(香港が水没する)がまさにそんな感じになってるでしょ?

11話だけ少し構成が凝ってて終業式までがエンディングに被って
その後の香港の部分はエンディング後に入ってます。
これは放送版の方が構成がいいんじゃないかと思ったり。
1話もエンディングが文字だけなんで放送版の方がいいような。
こーいう微妙なバージョン違いこそ映像特典で欲しいんですが。
オーディオコメンタリーなんぞよりも!

長さが1分より長くて内容がカットされてる回。
10話(クリスマス)はサブタイトル直後のパーティに行く前の部分を。
18話(実家でまったり)はCM直後のねねねが出る部分をカット。
そー言われてみれば、って感じで見比べるまで気がつかなかった(汗)。
わりとカットされてても違和感が無かったからってのもあるかも。
まぁ、いかに違和感なくカットするかが腕の見せ所なんだけど。

21話以降は放送してないんで比較しようもないですが
24話が3分、25話が2分、26話なんか5分30秒も長かったり。
最初から地上波で放送する気なかったんかい!って感じが。

ちなみに最終話のエンディングはちょっと変則構成になってます。
後半のエンディングの曲と絵で始まってその絵がズームして
アニタとひさちゃん(実はだったりする)のセリフが入って。
そのままラストのエンディングっぽい構成の絵が流れて、
ラストカットをはさんでその後に黒バックでエンドロール。
これ黒バックじゃない方にエンドロール入れる選択肢もありかも。
それでも4分長いけどOPカットして余韻の部分を編集すれば入りそう。
放送しなかったんだからどーでもいい話ですが。


「KURAU Phantom Memory 9〜12話」
しばらくずっと逃げる展開が続いてます。
最初のうちは行った街に生活の基盤を作ってたんだけど
だんだんそんな余裕も無くなって追い詰められていって
ついにクラウとクリスマスは捕まってしまう。
クラウだけが移送の途中で目が覚めて逃げ出せたけど
クリスマスは月のリナクスの研究施設へ運ばれてしまう。

クラウは逃げる前に何とかクリスマスを助けようとして、
でも傷ついて街の片隅に落下して(飛んで逃げたので)、
その時自分の額の血を見て「わたし人間みたいね」と言う。
今までリナクスが人間の形を取ってるみたいに思ってたけど、
人間の体にリナクスが融合してしまってるってコトなのかな!?
人間のクラウの記憶を持ってるって設定はそーいう意味か。

クラウはクリスマスを助けに月へ行き父(天箕博士)と再会する。
そして短い間だったけど親子で一緒に過ごすことになる。
危険を避けるために会いたくても会えなかった二人だから。
やっと会えて、互いを思いやる姿は見ててジーンとするよ。
ホントの意味では親子ではないんだけど素敵な親子像のようで
そんな関係を見てたクリスマスも天箕博士をお父さんと呼ぶように。


「妖しのセレス 1」
2000年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。
原作は少女誌のマンガで1巻だけ読んだことあります。
御景妖(アヤ)と明(アキ)の兄弟はごく平凡な高校生として今まで生きてきた。
二人は16歳の誕生日に祖父の屋敷で箱に入った干からびた手を見せられる。
その瞬間に不思議な力が発現するアヤ。それが彼女の運命を大きく変えた
自分が御景を恨む天女の血を伝承し、それゆえ命を狙われてるのだと知る。

自分があまりいい意味ではない特別な運命を背負ってて、
それまでごく普通の人生だと信じて疑わなかったのに
その瞬間から運命に翻弄される非日常に投げ込まれてしまう。
そんな感じの展開って、考えてみれば結構ツボかもしれん(笑)
最近の言い方をするといわゆる「萌えポイント」ってやつかね(爆)。
自分の父親に殺されそうになり、母親にも殺されそうになり、
唯一の拠り所だった家族すらあたたかい場所でなくなってしまう。
そんな悲惨な状況をどーやって打開していくのか、興味深々です。

これ監督・キャラデザが同じ作者の「ふしぎ遊戯」同じだけど
こっちの方は舞台がずっと現代なので雰囲気があるっすね。
設定的にも好みというか。


「風まかせ月影蘭 1〜2」
2000年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。
内容は凄腕女素浪人の月影蘭と猫鉄拳を使う中国娘ミャオの珍道中で。
(たぶん)江戸時代を舞台にした1話読みきり勧善懲悪の痛快娯楽時代劇。
監督は十兵衛ちゃんと同じ大地丙太郎さんで、そんな感じの作品(笑)

タイトルの文法が十兵衛ちゃんと同じなのでそんな感じと思ったけど
予想通りそんな感じでした。ただ十兵衛ちゃんに比べると軽いかな。
1話読みきりなのと、突き抜けたキャラがいないのが原因だけど。
まぁでも、キャラ描写がポップだし、殺陣のシーンがカッコイイし。
ストーリーもお約束バリバリの内容だけどセリフとか結構面白いし。
こんなすっとぼけた(実写の)時代劇を作ったら話題になりそうだよ。
ちなみに映像や表現の方向性こそ違うけどチャンプルーと似てるかも。


「宇宙船サジタリウス 1」
1986年にテレビ朝日(系?)で放送してたテレビシリーズ。
原作は海外の絵本らしい。よく知りません。
今よりずいぶん未来な世界。広い宇宙を自由に行き来できる時代。
設備も満足にないボロ宇宙船で仕事をする零細の便利屋がありました。
主人公のトッピーとラナはその会社に属するパイロット兼作業員で、
いつものようにトイレを設置に行ったり、修繕に行ったりしてた。
※零細なので仕事の内容もしょぼいんです
ある日、辺境の星に行った科学者(アン教授)を連れ戻す仕事を受ける。
その仕事の依頼主のトッピーと共に宇宙の果てへと飛び立つのだった。

TSUTAYA新宿にこんなのもありました。
いやー懐かしい。これ当時わりと熱心に見てたんだよ。
しかし改めて見るとすんごい古くなっている。
18年も前なんだから当然といえば当然なんだけど。
つーか今レンタルビデオが残ってるだけで奇跡的かも。

内容のタイプ的にはスペースオペラではなくSF冒険モノです。
見た目は擬人化動物キャラなのでホームズみたいな感じ。
(SF版ムーミンなんて言われたりするそうで)
ノリはコメディタッチでみょーに庶民的でビンボーくさい(爆)
美形キャラや美少女キャラとかは全く出てこないんだけど
不思議と味のあるビジュアルとキャラ描写が印象的だったよ。
考えてみたら宇宙が出てくる作品は腐るほど有るけど
思考実験であるはずのホントの意味のSFはあんまし無いっすね。

ちなみに
18年前の記憶で最も鮮明なのがラザ〜ニア(笑)。
これで見て以来、ラザニアが特別おいしい食べ物のような
そんな錯覚を頭の中に刻んでしまったのでありました。
初めて食べた時はこれがあのラザニアか!と密かに感激したよ。


「新白雪姫伝説プリーティア 1〜4話」
2001年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。
ASUKA掲載のコミック版?原作?の1巻だけ読んだことあります。
今MXテレビで再放送してるので、それを録画したものです。
人や動物、植物など全ての生命にの持つ生命力であるリーフェ。
そのリーフェを守る人型をした妖精のような存在のリーフェナイツ。
彼らはリーフェの危機になるとどこからか現れるのだった。
しかし彼らだけの力では強大な力には対抗できなくて。
彼らと力を通わせられるプリーティアという存在を探ししていた。
で、主人公の姫乃がよーするにプリーティアだったりするわけです。

タイプ的には戦う変身ヒロイン物です。
が、いわゆる戦隊タイプのようにヒロインは何人も出て来たりはしない。
代わりにリーフェナイツという青年から子供までのヒーロー戦隊が(笑)。
つーかよーするにアンジェリークと同じキャラ構成っすね。
リーフェナイツはそれぞれ別の(水とか風とか)属性を持っていて
姫乃とプリート(合体?)すると(姫乃が)その力を使えるようになる。
プリートしたナイツによってコスチュームがそれぞれ変るとか。
プリート中は姫乃がダメージを受けるとナイツが傷つくとか。
女の子向けってみょーに実感するような設定になってたりします。

ちなみに
これ総監督が佐藤順一(ケロロの監督でセラムン!の監督)さんで
監督は佐山聖子(天使禁猟区の監督)さんという布陣です。
なのでキャラ描写はポップでかなりしっかり描写されています。
ピッチとかプリキュアに比べると対象年齢が多少高めっすね。
バトルシーンは意味付けって感じでわりと少なめあっさり風味。
4話の屋敷を探検する話なんか突っ走ってて結構楽しかったよ。

ところでまだ公式サイトのBBSが生きててビックリ。
なのは置いといて、あのスタッフ紹介の絵はなんやねん……(笑)


「エイケン」
30分×2本のOVA。レンタルビデオには2本とも入ってます。
原作は少年誌(チャンピオン)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
内容は一言で表現するならおっぱいがいっぱい(おいおい)。
何じゃそりゃ!と思った人は原作を読んでおくれ。一目瞭然だから。
原作は忘れちゃったのでどのへんのエピソードかは分からんけど
「痛いよ」「壊れちゃうよ」「途中でやめちゃヤダよ」とか
目をつぶってセリフだけ聞くとエロアニメのような感じです(爆)。
つーかエロシーンのないお馬鹿系エロアニメみたいなもんだけど。


「夏色の砂時計 1〜2」
つい最近出た30分×2本のOVA。DVDレンタルです。
原作はPS2のゲームでやったことはありません。
主人公の少年はある事情で時間跳躍能力を身につけてしまう。
と言っても行きたい時間に行けるわけではなく運まかせなのだけど。
そして未来の世界で自分が大好きな彼女とつきあってるコトと
その彼女が事故にあって死んでしまうことを知るのだった。
彼は勝手に時間を跳躍する自分の能力に振りまわされながらも、
いずれ来る悲しい未来を変えるために奔走する。

なんと言いますか……
上手くやれば結構感動的な物語になったのではないかと思う(爆)。
悲劇の地点から遡って運命の分岐点を変えようとするのは良い。
それで時間の流れが変り結果的に運命が変らないのもアリだと思う。
でも問題はその瞬間が運命の分岐点だって実感に乏しいところ。
そして一つ目はともかく二つ目以降は因果関係が見えないところ。
タイムリミットに向けてどんどん追い詰められる感じも希薄だし。
最初から事故現場で助ければ早いじゃんと思える展開もちょっとね。
ま、そんなわけなんです。


罪つきと救いと (04/9/16) 次へ 前へ
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そろそろ10月の新番組の情報が出揃ってきてるんだけど
放送タイムテーブルが地獄のようです……
火曜日の深夜にそんなに番組を集中するんじゃねぇ!
3番組重なるとビデオデッキを使ってもどーにもなりませぬ。
W録でも買って来い!ということですかいな。

そんなわけでアニメネタを。いつものように面白い順。
実は録画&DVDレンタル以外はほぼ新宿で借りたものです。
あの品揃えを見てしまうと遠くても通わざるを得ないって感じ。

「灰羽連盟 3〜5」
わりと穏やかであたたかい日常の中で
世界の構造と日々の生活を知っていく。
そんな展開は5話で終わりを告げ
夏が終わり冬が近づくにしたがって
この物語がただ穏やかなものではないことを知る。

光輪と羽を持つ灰羽と言う存在を見た時にまず考えたのが
この世界は死んだ魂が行く場所!?ってイメージだった。
と言うか最後までそのイメージで見てたけどね。
実際のところこのグリの街とは何なのか、灰羽とは何なのか、
作品中ではハッキリとした答えは提示されなかったけど。
見る人が自由に解釈したらいい、というコトなのかなと。
だから以降に書く内容はあくまでも私的な解釈になります。

6話でクウの巣立ちという展開が出てくる。
物語の中では(出れない)壁を越え旅立つと言うけど
その瞬間に光が空に上っていくというビジュアルから
時が来て準備が整った魂が「生まれ変わる」って感じたり。
光輪を置いていくというのも実にそれっぽいのでした。

クウの巣立ち(よーするに別れでもある)が信じられなくて
ラッカたちは迷うと出られない西の森に入っていく。
(西の森の中に巣立つ時に行くといわれる遺跡がある)
帰りの目印にと直したばかりで動かすと鳴りっぱなしの
オールドホームの時計塔の鐘を鳴らした(鳴らし続けた)。
クウの行ってしまった場所に立つみんなの上に響く鐘の音。
それはまるで葬送の鐘のようだったよ。

クウが行ってしまった悲しみにくれるラッカに新たな異変が。
羽に黒い染みのようなものが現れ次第に増え始める。
最初は病気だと思ってたけど、それは罪つきの印だった。
そしてレキの本当の羽の色を知ることになる。

最後にレキが繭の中で見た夢の真の姿を知った時、
繭の中で見た夢がやっぱり死因のような気がするなと思ったよ。
だって宗教的には自殺は罪が重いって考えかたがあるじゃない。
罪の輪に囚われる限り巣立ちが訪れないという概念も
罪を贖って軽くならないと輪廻の輪から外れるって意味だし。
と言うことはラッカは飛び降り自殺でもしようとしたのかな?
それをラッカの近しい誰かが必死で助けようとしたのだろうか。

この作品は最初淡々と世界と生活だけを描いていて
まさか最後までこのままってコトはないよなとは思ってた。
最後までその展開だと作品としてさすがにどーかと思うし。
クウの巣立ちのエピソードが有って物語が動き始めて
これは最後にもう一度誰かが巣立つのかなとも思った。
ただ同じコトを2度やるとショックはずっと小さいわけで。

そんなことを考えながらラストが近づいてくる。
どーやらもうひとり別れが来るのは間違いないようだった。
ただそれが巣立ちとは限らない展開だったのだけど。
そう。巣立ちの時を迎えるまでに罪の輪から抜け出せないと
灰羽でも人でも無い存在になってしまう。のだそうな。
巣立ちもイヤだけど、でも巣立ちを迎えられないのもイヤ。
ラッカにとってどちらも選びたくない2択しかなかった。

ラストの直前。
もうすぐ別れが有るのだとヒシヒシと感じるようになる。
この予感はクウとの別れがあったから余計に実感するのだった。
あの時はただ漠然とした不安だったけど
今回は近いうちにそれが間違いなく来ることを知ってるから。
クウが先に行ってしまったのはつまりそーいう意味だったのか。

クライマックス。
レキの夢の真の姿が出てくる部分。
序盤の穏やかな展開からは想像もできないようなシーン。
ここはさすがに圧巻だったよ。
この瞬間を描くためにこの作品はある言っても過言ではないぐらい。
それほど重要であり、魂を揺さぶるシーンでありました。
(重大なネタバレになるので詳しくコトは書きませんが)

そんなわけで
いい作品でした。
この作品に出会えて幸せだと思った
(これは最大級の賛辞だと思ってくれて結構)
心のひだに染み入り、魂を揺さぶられたよ。
3巻だけいきなり買っちゃったけど結果オーライだった。
頑張って他の巻も集めてみるかな。

そうそう。
実際に見た人ならなんとなく分かると思うけど
この作品ってよーするにイメージの世界なのです。
いわゆる空想世界というより概念世界というか。
「天使のたまご」の世界観が近いと言えば理解しやすいかな?
と言っても「天使のたまご」って押井さんの作品の中でも
あまり知名度はない方だから、余計わからないか(汗)。


「忘却の旋律 15〜20話」
15〜17話が幸運河編。
世界で一番幸運でなくてはならないと思ってる男が出てくる話。
彼は小夜子の兄で彼のため家族は小夜子をモンスターに差し出した。
それは黒船との出会いのシチュエーションに繋がっていく。
そして再び捕らえられた小夜子を助けたのはボッカだった。

18〜20話が東京駅編。
モンスターの情報を得るために東京駅にやってきたという話。
ここで小夜子を捜してる人(家族ではない)がいることを知る。
いつのまにかボッカと小夜子はキスを数十回する関係になっていた。
それなのに帰っちゃっていいの?と小夜子は言うわけです。

最初のボッカと小夜子の出会いは
あくまで黒船を追い求める運命共同体って感じだった。
それが一緒に旅をするうちに距離が近くなっていった。
それこそ最初は一緒のテントは「やーらしい」とか言ってたのに
いつのまにかそのセリフが出なくなって変化は感じてた。

黒船への想いは一方的で決して叶えられないもので。
助けてくれた人を裏切る許されない想いだったりもして。
それでももしかしたらと微かな望みを抱いてた。
その望みが完全に潰えた時にそばにいたのがボッカだった。
そして黒船と同じようにボッカに助けられたので決定的になる。
戦いの最中に二人の世界を作ってキスしちゃってるし(笑)。

でもその二人の関係に終止符が訪れる。
モンスターユニオンの作戦を止めるために宇宙に行く。
その機械は再び地上に戻ってくることができない。
アイバーマシンを使えば戻ってくることができるけど
その行為は次元に干渉してしまうので
戻った場所が元いた場所である保証はないというコト。
小夜子は自分は足手まといだからと地上に残ることを選ぶ。
そしてそれは再び会えるかわからないという意味でもある。

小夜子はキスの先に進もうとホテルを取る。
そして別れの前に真似事でいいから結婚式をという。
ボッカを見送るためにウエディングドレスで走る姿を見ながら
この作品ってそーいう作品だっけ?とか思ってしまったよ(笑)。
実際のところ作品の本質はそのへんだったりするかもしれないが。
戦いは記号にすぎないし。

ところで、言われて初めて気がついたんだけど
この作品ってコアスタッフの数人がウテナやってた人なんだね。
キャラデザインは同じ人だけど作品の本質にはあまり関係ないし。
とか思ってたら、実は構成・脚本と美術監督も同じ人だったり。
調べたら監督の錦織さんもウテナの演出スタッフの1人だったし。
考えてみたらこの作品の表現スタイルってウテナそっくりじゃん……


「インタールード 3」
全3巻(120分)なのでこれで最後です。
ついに世界の真実が明らかになります。
実はなんとなく気づいちゃってたけどね。
一体どー見せてくれるのかが興味深々だったわけで。

1巻と2巻は現実(だと思ってる)世界と現実に似た
もう一つの世界という時空の固定された物語で。
だけど3巻でその時空の感覚が崩壊してしまう
時間と空間の流れが連続しなくなってしまう。
物語という体裁から舞台のような体裁になってしまう。
(「忘却の旋律」の方がもっとずっと舞台的だけど)
セリフは最初から演劇のような感じだったけど。
そもそもインタールードとは演劇の幕間って意味だし。

その表現手法自体はわりと面白いのだけど
この世界の仕組みの説明が分かりにくいのが問題すね。
時間が短くてビジュアル的にあまり見せてくれないのに
セリフが抽象的すぎて分かったような分からないような
つまりオチはじっくり見てればある程度予想がつくような展開で
(これ勘のいい人ならだいたいわかると思う)
でもそこに至る部分はあまり納得のゆく説明が無かったってコト。
面白い題材なのに惜しいって言うか。


「セラフィムコール 1〜2」
1999年にテレビ東京系で深夜に放送してたテレビシリーズ。
なんと1話×12巻という大胆な商品構成になってます。
オープニングの最後に2010年11少女物語って文字が入るけど
よーするにちょっとSFちっくな近未来を舞台にして
11人の少女の物語を一人ずつ描いたオムニバスストーリー。
ストーリーが異彩を放ってるけどジャンルは美少女モノです。

これ当時ちらっと見たことが有ったよ。
ホントに少しだけなので内容は全く分からなかったけど。
当時は1話読みきりオムニバスということを知らなかったので
何か変わったことをやってる作品って印象だけが残ってました。
で、改めてみた印象は……やっぱり「なんか変な作品」っすね(笑)。

男性恐怖症で男性と面と向かうと失神してしまう少女の手に
この(爆弾を仕掛けられた)都市の命運が握られるって凄い設定だよ。
で、気合を入れてバイクで突入して……の部分はいかにも夢だし。
バイクで両手離してる時点で変だし、男性と対面すると失神する人が
いきなりそれを克服できるなら、最初からそーならないわけで。
でも目を覚まして実際に出かけた時の方がもっと現実離れしてた(爆)

2話のぬいぐるみに視点を固定するのも凄いコトやってるなと。
ぬいぐるみなのでずっと視界が固定かと思ってたら
ぬいぐるみを持ち上げて動かすってやり方があったのですな。
ちなみにずっとぬいぐるみ視点だった理由は最後に出てきます。
確かにプライベートを覗き見してる感じはありました(笑)。


「てなもんやボイジャーズ 1〜2」
1999年頃にリリースされた30分×4本のOVA。
就職難のこの時代、なんとかつかんだ就職先は宇宙の果ての学校で。
交通費は相手持ちでやって来たものの経営不振であっという間に閉校。
宇宙の果てで無一文で放り出された花菱アヤコは、同じく地球から
スポーツ特待生としてやって来た七宮若菜と、空からメカで降ってきた
見た目は学生ぐらいのパライラと、連れ立って地球を目指すことに。
その途中、暴力団の抗争に巻きこまれたり、警察に追われたりして。
果たして3人は無事地球に辿りつけるのか!?ってな内容。

とりあえずの第一印象はえらく気合の入った映像。
そんな映像でやってることは……ナンセンスなギャグ(爆)。
しかもコテコテお約束っすよ。「メガネ、メガネ」だし。
宇宙空間で広域暴力団と警察が対決してたりするし。
暴力団の宇宙船に突撃して中を広島県警のパトカーが走るとか。
なんかやりたい放題な感じが結構面白いと言えば言えるかな。

ちなみにこれ監督がSoulTakerの新房さんで
随所に過激な色使いや映像表現が垣間見れたりします。
でも激しいアクションシーンであまり映像をいじると
何やってるんだか分からなくなるんでやめて欲しかったり。
(映像表現がブチ切れてたSoulTakerでもそーだった)


「チャンス トライアングルセッション 1」
2001年にテレビ東京で深夜に放送してたテレビシリーズ。
前にコミック版を読んだことがあります。内容は忘れたけど(爆)。
憧れのアーティストのライブ会場に偶然い合わせた3人の少女。
彼女らはそれぞれ別々に音楽の世界を目指し音楽学校に入る。
そして運命に導かれるように出会う。のだと思われます。
1巻は2話までで3人が出会うところまで行ってないので。

よーするにスターを目指すサクセスストーリーって感じ!?
展開的には一昔前の少女モノそのまんまだったりする。
ってゆーかこの作品自体が少女モノみたいな気がするが。
絵柄なんか少女モノっぽいし。月影先生がいるし<違うって
ただしそーいう意図で作られたかはちょっとわからない。
イマドキの少女モノはもっとキャラ描写がポップなので。


血は受け継がれる (04/9/9) 次へ 前へ
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今月はタイトル少ないから余裕、とか思ってたのに
フタを開けたらむしろ大ピンチだったりして。
すでにタイムリミットまであと数時間しかないし。
最後まで粘ってはみるけどタイトル落ちそうです。

それというのも
地震やら台風やらで気が散ってしまったからで……
自業自得ですな(汗)。


そんな感じで恒例のおすすめを。7月分です。
通常スケジュールになるのはいつの日か(遠い目)。

女性誌の今月の1冊は吉田秋生さんの「イブの眠り」に。
アリサが自分の出生を知って、そして静に会いに行くのでした。
しかし、その静との会話はコンピューター越しという状態だったり。
いったいどー言うことなのかは実際に読んで実感してもらうとして。
いつものことだけど、今回もやってくれたな、って感じです。
今作は静は前面から退いてクローンVS娘という図式みたいっすね。
髪を切って精悍になったアリサの顔は静の血を引いてるのを実感させるよ。

今月のいい感じだった作品は「きみはペット」「愛と欲望の螺旋」でした。

「きみはペット」
ついに結婚という展開に。
そしてペットごっこの終焉が近い!?
でも、このまますんなり終わる、とはとても思えなかったり。
とっても気になるシーンで終わってるし。
もしかするとこーなるかも、というラストの予想図も有るけど
それが正しかったりすると派手なネタバレなので書きません。

「愛と欲望の螺旋」
実は余裕があればこっちを今月の1冊にしようかとも思ってました。
現実に目をつぶり静かに死んでいくような偽りの幸せ図式に
真実を知った龍我が戻ってきたことで再び嵐が起きるのでした。
ジャンルがエロ少女系なんでまあやが物語の鍵になってはいるけど、
なんとなく泰我と龍我の関係が中心のような気がしないでもない(笑)。
これからラストに向けて大きな山は泰我と龍我の和解だと思うし。

「ラブラボ 〜恋愛実験室〜」
今日も科学室の片隅で私は彼に実験される。ってエロマンガかよって感じ(笑)。
一昔前(って数年前の話だけど)なら美少女系の専売特許のような内容です。
描写が甘めとはいえ今の少女マンガはこんなのも有りなんですか。そーですか。
でも最後の話はもっとレズ描写を濃くしたかったけどダメって言われたそうで。
どこまでが良くてどこからがダメなのかよーわからん今日この頃。

「アカイチゴシロイチゴ」
表題作というのが存在しないのでナナクセとエバグリンから。
どっちもちょっとしたクセみたいのが鍵になって物語が進むのです。
で、コメントについてちょっと言い訳と言うか説明不足の補足を。
リアル、バーチャルというのは現実とゲームの記号のことです。
(つまり現実を描いたこの作品はリアルに属するのです)

「白桜の園 -ホワイト・ガーデン-」の宮城とおこさんは新顔です。
なんとなく絵が好みで今までのコミックスは全部持ってたはず。
もしかすると前に入れようと思って、でも時間切れで落ちてたのかも。
(実は今回も時間切れの15分前に書き足してたりします……汗)
主人公の白妙の美人なんだけど面倒くさがりの性格も面白いけど
お付の菜々花の底抜けの能天気っぷりが見てて楽しいっす。


男性誌の今月の1冊は今月もなし。
「アフター0 Neo」か「がじぇっと」でもいれようかと思ったけど
どっちにしろコメント書きなおす時間がもうありませぬ

「アフター0 Neo」
一度終わってコミックスが絶版になって(一部は古本で集めたよ)。
それなのに再発されて再び始まるなんて奇跡のようです。
ちなみにSF短編集なので別にアフター0である必然性はないけど
同じタイトルの方が本屋で目立つからってのは有るかもしれない。
(再発の時にトワイライトミュージアムの分を混ぜたのもそれだし)


新たな目標に向かって (04/9/2) 次へ 前へ
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今週も時間がないのでいきなりアニメネタを。
いつものように面白かった順。
先週と先々週に落ちた分も含んでるので大量ですよ。

「ストラトス・フォー X-1/2」
30分×2本のOVAです。2巻は数日前にリリースされたばかり。
内容はテレビシリーズのラストシーンで4人がストラトスゼロに
乗って大気圏離脱飛行をするそのシーンの続きから始まります。
よーするにテレビシリーズ直後のお話と言うコトです。

テレビシリーズがこれ以上無いぐらいキレイに終わってるので
あとは小ネタの番外編をやるしかないようなとか思ってました。
でもその予想はいい意味で裏切られたようで。
そーか、そー来ますか、と感心してしまったよ。
考えてみたらこれもテレビでやってきた内容の延長っすね。

目指してた目標をテレビシリーズのラストで達成してしまう。
その達成感と、その後に来る空虚感みたいな部分を描いてる。
でも当然のことだけど目標を達成したら人生が終わるわけでは無いし。
新たな目標(と言うか本来の目標)に向けて再び走り出すことになる。
つまり番外編と言うより「新たな旅立ち」って感じの内容です。
もしかすると下地島基地のおなじみの面々が勢揃いするのは
このOVAのラストシーンが最後になるのかもしれない。

もちろんそれだけではなくスト4らしいエマージェンシーが絡みます。
テレビでもそーだったけど時間的リミットに向けてイベントが収束する
映画的スタイルを取り入れて盛り上げます。ハラハラドキドキです。
(彗星迎撃システムと言うのがそもそも秒単位のシビアさだし)
目の前で搬送ポッドが落下した時はさすがに絶体絶命だと思ったよ。

あと随所にスペースシードのネタが伏線として織り込まれてます。
実のところ今回のエマージェンシー自体も無関係じゃないんだろうね。
アレ?でもこれで終わりじゃないの?と思うでしょう。
実は終わらないらしいです。来年また新たにOVAが出るらしい。
まぁ、これだけネタ振っといてそれっきりなのもどーかと思うけど。
(これで終わりでも大丈夫なような構成にはなってますが)
しかしスペースシードネタって数本OVAを作ってどーにかなるのか?


「ななか6/17 2〜4」
美鳥の日々を見てたらこれの続きを見たくなったので。
ちょーどDVDレンタルも始まったのでいい機会だしってことで。
(残念ながらオンラインにはまだ入荷してません)

前に本放送時には一部だけ見たことが有ると書いたけど
その見た記憶がハッキリ残ってるのが修学旅行の前半。
ここで初めて17歳の七華が再び顔を出すのでした。
これ全12話のちょーど真ん中に入ってて構成が絶妙だな思ったり。

この時の稔二の対応が実はその後の展開に大きく影響をする。
本来の七華に戻ったことは喜ぶべきなんだろうけど素直に喜べない。
と言うか稔二の気持ちは視聴者には痛いほどよく分かるので。
でも17歳の七華がああなった原因は稔二だったりするのでした。
そもそも稔二のために一心不乱に頑張ったからああなったわけで。
(方法とかいろいろ間違ってたりするんだけど)
その稔二に今の自分を否定されて再びショックを受けてしまう。

実は17歳に戻った後どーなるのかと思ってたのでした。
しかしご覧の状況を経て再び6歳のななかになってしまいました。
で、ここでふとあることに気づいてしまったよ。
これって記憶喪失の精神退行じゃないんだなと。
それだと途中経過を無視して最後には17歳に戻ってしまうけど、
途中の展開が無意味になるそれってアリなのかな?って思ってた。

つまり外的ショックによる精神分裂症なんだと分かったのでした。
この数話後にそのものズバリの説明を医者がしてくれるけど。
最初の部分はまさに外的ショック+心理的ショックなわけだし。
だから17歳の七華と6歳のななかが頭の中に共存してるわけです。
そして後半の展開では二つの人格が時々入れ替わるようになる。

精神分裂症だと気づいた時点でラストもある程度見えました。
精神分裂病の場合はいずれ人格統合をする展開になるわけで。
その場合の人格統合とは本来の人格が残り他が消えるわけではなく
本来の人格に他の人格が統合されるわけです(言葉通り)。
これなら途中の展開にちゃんと意味が出てくるわけだ。

実際修学旅行の時に出てきた17歳の七華は元のままだったけど
それ以降に出てきた七華は少しずつ変化をしていくようになるし。
最初は気付いてなかったもう一人の存在も認識するようになる。
この6歳のななかが17歳の七華に影響を与える過程自体がもうすでに
人格統合が始まってる兆しと考えるべきなのかもしれない。

でも17歳の七華は6歳のななかに居場所を取られたと思うようになる。
だから自分の中から6歳のななかを消して自分を取り戻したいと思うのです。
ここで「まじかるドミ子」(作中に出てくる魔法少女アニメ)の最終回の
エピソードを絡めて七華もななかも同じ自分なんだと気付かせるわけです。
(あたりまえだけど人格統合とは他の人格を受け入れることです)
そして心の中で七華とななかが出会うシチュエーションが。
これわりとよく使われる人格統合の象徴的なシーンすね。

実はラストシーンで七華がピアノを弾いてるシーンが
七華の中にななかが残ってるのを意味する描写なんだけど
あんなにあっさり描写してるとピンと来ない人もいるかも。

「まじかるドミ子」の(再放送)最終回→魔法が消える→ななかが消える
→人格統合という構成も含めてなかなか上手い構成になってます。
※6歳のななかはドミ子の魔法で(体が)17歳になったと思いこんでる
ずいぶん展開が早いと言うか(1クールだと当然だけど)
省けるところは省き描くべき内容だけ凝縮した内容になってます。
全ての作品がこれぐらい中身が濃いといいのに。

そーいや今ごろ気づいたけど
これ脚本陣が全員女性(金春智子・池田眞美子・丸尾みほ)だったのか。
(他だとフルバ、高橋留美子劇場、魔法遣い〜、マリみてがそうです)
ちなみに金春智子さんってうる星もやってたのでかなり長いっすよ。


「マリア様がみてる 〜春〜 5〜8話」
ついに3年生の卒業式になります。ここで卒業する3人の薔薇さまがたの
それぞれの出会いのエピソードが回想という形で描かれるのでした。
その流れってわけでもないんだろうけど、続いて
聖さま(ロサ・ギガンティア)と志摩子さんの出会いのエピソードが。
前シリーズで栞さんとの壮絶!?なエピソードが語られてただけに
なぜ志摩子さんとスールになったのかずっと疑問に思ってました。
あんなコトがあったら普通はもうスールなんて、と思うじゃない?

聖さまと志摩子さんの関係はまさに出会ってしまったという感じかも。
人が互いを求める理由は、自分と違うから、もしくは同じだから。
この二人の場合は互いに似ていたから引きつけられたのでした。
二人ともこの学園では回りから浮いてる異質な存在って感じだし。
銀杏の中に一本だけ桜が咲いてるみたいな表現があったけど、
リリアンでの二人の存在感はまさにそんな感じではないだろうか。

ただ出会ってしまった二人だけど
過去の出来事のせいでその先に踏み出せないのでした。
事情を知っててそれをじれったいと思う蓉子さまの策略も有って
志摩子さんはお手伝いという形で山百合会に出入りすることに。
志摩子さんの働きはとても優秀で今みたいな中途半端な形ではなく
誰かのスールとして正式に山百合会に迎えたいと考えるのです。
そして祥子さまがアクションを起こすのでした。
結果的に祥子さまは振られてしまうんだけど。
(実はこの流れは最初のエピソードにも繋がってたりする)

時間が今に戻り3年生が卒業して新入生がやって来る。
聖さまとの別れをあまり悲しんでる風には見えなかった志摩子さんも
実際に卒業してしまった後はすっかり気が抜けたような感じになり
時間があれば校舎裏に行って一人で桜を見ているような状態に。
(ここってたぶん聖さまと出会った場所なんだろうね)
そして再び出会ってしまうのです。新入生の乃梨子さんと。
この乃梨子さんの出会いは、聖さまとの出会いとシンクロしてる。
と言うか、あえて意識的にやってるんだろうけど。

ここで乃梨子さんが件の「銀杏の中に〜」の表現をするのでした。
それに続いて
「上手く言えないけど」「上手く言えてたわよ」ってやりとりが。
「上手く言えないけど」というコトバはわりとよく使うけど
それの返しで「上手く言えてたわよ」って滅多に聞かないような。
うーん、なんかいい!この返し。どっかで使えないかな。

つーわけですっかり志摩子さんと聖さま&乃梨子さんが中心の話に。
主役のはずの祐巳ちゃんの影が薄いです。ちょっとピンチです(笑)
まぁ、そもそもこの作品は集団劇みたいなもんだから仕方ないか。
特に直接3年生とスールだった志摩子さんとは立場が違うしね。


「KURAU Phantom Memory 5〜8話」
前回はあえて書かなかったけどリナクスと言うのは対の存在があって
クラウ(リナクスの)にも対の存在がいるのです。
その対の存在は例の実験の際に一緒にクラウの体の中に入りこんで
ずっとそこにいたんだけど何年も眠ったままで姿を表さなかった。
やっと姿を見せた対はクラウの小さい頃の姿をしていたのです。
クラウは彼女にクリスマスと名づけ彼女だけは絶対に守ると誓う。
目前で傷つくクラウを見てクリスマスもクラウを守りたいと思うように。
そんな展開なもんで百合チックアニメの称号を頂いてたりします(笑)。

でも、そもそもリナクスに性別はあるんでしょうか?
リナクスが入った体が女の子だったから女性型をしてるだけのような。
クラウなんか青年と言っても通用しそうな中性的な外見だし。
実は中性的なルックスってめっちゃツボなんですよ!(爆)
クラウとクリスマスというのも本来二人で一つの存在なのかも。
クリスマスがクラウの小さい頃の姿と言うのも実にそれっぽいし。
まぁ、同性愛と自己愛には関連があるという文章を以前書いた
ことあるので、それなりに筋が通ってる設定だとは思ったけど。

リナクスといえば、クラウ達が追われる展開になって
それはリナクス人間であるというのが理由なんだけど
それってリナクス人間がクラウ達以外にもいるってことか?
捕まえられるような問題行動を起こしてる人もいるのか!?
(特殊な力を持ってるだけで追われる理由にはなるけど)
捕獲部隊の隊長さんもリナクスになんか含みがあるみたいだし。
過去にリナクス絡みでなんか有ったんでしょうか!?
8話でこの人の子供の頃の出来事(事件)の話が出てきたよ。
でもこれがリナクスと関係あるのかはちょっと分からなかった。

まだまだ分からないことばかりです。


「灰羽連盟 1〜2」
2002年にフジテレビで深夜に放送してたテレビシリーズ。
1人の少女が大空から落下する夢を見る。そして目覚めた。
目の前には頭に光輪があり背中に羽が生えた人たちがいた。
彼女らは灰羽と呼ばれる存在で繭から生まれて来るのだそうだ。
そして自分も繭から生まれたその灰羽の1人なのだと知る。
この世界は今まで自分のいた世界とは違う世界みたいだった。
繭から出る前のことは何も覚えてないけど違うことだけはわかる。

なるほど。
絶賛された理由がなんとなく分かった。
この世界観の作りこみは半端じゃないっすね。
本来のファンタジーってこれなんじゃないかと思ったりもする。
今のところは何か事件が起こってみたいな展開ではなく
世界の仕組みの説明と空間とそこの生きる人々の描写だけ。
その派手さのない展開が退屈だと思う人もいるだろうね。
でも世界に浸ってるだけで心地よいと思える作品は稀有だよ。

映像のレベルはとっても高いです。
これは実は前から知ってたけど(理由は下のほうに)。
映像のデキがイイからこそ世界に説得力があるわけで。
設定や描写をとても丁寧にやってるのもいいっすね。
ラッカに羽が生える時の腫れとか痛みとか発熱とか
光輪を鍋みたいなので作って頭(の上方に)にくっつけるとか。
最初は上手くくっつかなくて針金で支えたりとか。
それを見た年少組の子達に補助付けてると笑われたりとか。
灰羽はお金を貰っちゃいけないから働いたら灰羽手帳につけて
お店ではそれを見せてモノをわけてもらうって仕組みとか。

音楽もいいっすね。(作曲はダフネと同じ大谷幸さん)
心地よい雰囲気の何割かは音楽によると言って間違いないかと。
ちなみに前にも書いたけどすでにサントラは持ってます。
そして結構ヘビーローテーションしてた時期がありました。
おかげで作中にかかる曲が最初から耳馴染みですよ。

そーいや主人公のラッカって名前は知ってたんだけど
名前の由来が「落下」だったとは考えもしなかった。
つまり繭にいた時に見た夢の内容を元にして名前をつける決まりで
ラッカの場合は空から落ちる夢を見ていたからラッカなのです。

ところで
なんですでにサントラを持ってたのか、その理由など。
去年の今ごろにDVDの3巻だけ半額ぐらいで安売りしてたのです。
L/Rの枠で流れてたCMがなんか良さそうだったコトもあったりして。
この機会を逃したら後で後悔するかもと突撃してみたわけで。
つまりまだ見てないけど3巻はすでに手元にあったりする。

で、当時オープニングセレクション(Anime Clips)を拡充してたので
素材に使えないかとオープニング・エンディングだけ見たわけです。
期待に違わずオープニングは気に入ってAnime Clipsに追加して、
そのオープニング曲が欲しくってサントラを買ったという流れです。
ちなみに3巻にはプチノネという未収録BGMのCDが付属してくる。
これは買うまで知らなかったけど結果的にラッキーだったです。
(初回限定みたいなので今でも付属してるかはなんとも)

あと3巻には映像特典でプロモーションクリップ完全版が入ってる。
本編は(途中なので)見なかったけど、これだけは見てたのです。
映像のデキがイイのは知ってたというはつまりそーいうコト。

さてこの先この物語はどー動くのでしょう?


「地球少女アルジュナ 1」
2001年にテレビ東京系の夕方に放送してたテレビシリーズ。
時夫とバイクで海を見に行く途中で事故に会い瀕死の重傷になる樹奈。
彼女は集中治療室で自分の姿を見ながらもう死ぬんだと漠然と思った。
次第に意識は体から離れ地球を一望できる場所まで登って行った。
そこで彼女は地球にこれから起こる破滅を目撃することになる。
彼女の心に謎の少年の声が聞こえた。未来を開くなら命を授けると。
よくわからないながら同意する彼女。そして目覚めた。

えらく緻密な現実描写だな、というのが第一印象。
なんか現実を描いた話?とか思ったらいきなりオカルトちっくに。
放送は新世紀だけど世界の破滅とか世紀末ネタみたいだね。
見ててちょっとX(CLAMP)をイメージしたよ。似てないけど。
環境破壊がラージャを生み出すって発想はゴジラみたいでもある。
つーかラージャと戦うシーンがまるで特撮のようです(笑)。
体にオーラをまとってまるで変身したような感じになるので。

ところで、これ夕方にやってたのか。ちょっと驚き。
この手の内容を夕方にやるなんて今じゃ考えられん。
まぁラーゼフォンも途中まで夕方だったんだけどさ。
(あまりに視聴率がとれなくて途中で深夜に飛ばされました)


「魔法少女隊アルス 1〜8話」
4月からNHK教育の金曜夕方の「天才ビットくん」の番組内で放送してる
1回9分ぐらいのショートアニメ。内容は毎回読みきりではなく続き物。
これは8月にまとめて再放送したのを録画したものです。
どこにでもいる小学生で魔法に憧れているアルスはふと気づくと
憧れの魔法の世界にいたのです。当然のように夢だと思ってますが。
森の中で妖精を触れ合ってたらそのせいで魔女に捕まってしまう。
人を幸せにするために魔法があると信じていたアルスにとって
この世界での魔女と魔法のあり方に疑問を持つのだった。

ショートアニメを録画するコトはまずないんだけど
これはスタジオ4℃が制作してる異色アニメってことで。
異色というのは実際に一目見ればすぐわかると思います。
キャラデザインからして日本のアニメらしからぬと言うか。
アートワークも大胆と言うか絵本的といえばそんな感じかな。
深夜だと変わったの時々やってるけど夕方なのは貴重っすね。
(深夜は最初から多くを相手にしないので好き勝手にやってるよ)
しかしこの枠だと作品の価値に気づく人はあまりいなそうだ。

ところで
このエンディング曲(DuDiDuWa*lalala)って
美しき青きドナウ(超有名なクラシック)のアレンジだよねぇ!?
ここまで大胆に変えると元のイメージほとんど無いけど。


「マイアミ☆ガンズ 1」
2000年に一部の民放で放送してたテレビシリーズ。
原作は少年マンガ(マガジン)で1巻だけ読んだことあります。
舞網市とか言う日本のようで日本とはとても思えない街が舞台で。
この街の治安を守るマイアミポリスに属するマイアミガンズの異名を持つ
美少女二人。この二人がひとたび出動すると些細な事件すら大惨事に!?
というよーするにダーティペアっすね。それのかなり滅茶苦茶なやつ。

2話でいきなり総集編とか言って実際その体裁な内容だけど……
これってネタだよね?放送しないものを作る余裕ないだろうし。
まぁ、いろいろ下らないことを考えるてなと感心してみたり。
4話なんかチープなCGで頭文字Dみたいなカーチェイスしていたり。
つーかまんま頭文字Dのパロディなんすけど(笑)。豆腐屋だし。
他にもお遊び満載。正確に言うとお遊びしかありません。
原作とはずいぶん違うみたいだけど、それなりに面白いんではないかと。


「闇の末裔 1」
2000年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。DVDレンタルです。
(これもキングの旧作でオンラインにはまだ入荷してません)
原作は少女マンガ(花ゆめ)で1巻だけ読んだことあります。
冥府の世界にすでに死期を迎えたはずなのに未だ現世をさまよってる
人間を調査して冥府へと送る閻魔庁召喚課という部署がある。
その部署に属する彼らはその仕事ゆえに死神と呼ばれてた

ぱっと見の印象としてはビジュアルがとっても美しいです。
映像も1話はそれほどでもないけど3話なんか結構いい感じだし。
しかし肝心のストーリーがちょっとイマイチな感じがする。
描かれてる内容のわりに実感に乏しいというか響かないというか
でもこれ原作を読んだ時に受けた印象そのものでもあるので
原作ファンの人ならこれはこれで面白いのかなとも思ったり。


「怪盗セイントテール 1」
1995年にテレビ朝日系で夕方に放送してたテレビシリーズ。
原作は少女誌(なかよし)のマンガでたぶん読んだことないっす。
近頃ちまたを騒がす怪盗セイントテールは普通の中学生の芽美だった。
実は親友でシスター見習いの聖良の元に助けを求めて来る人たちの願いを
怪盗セイントテールが何かを盗むというカタチで叶えているのだった。

とりあえずの第一印象としては、この当時はまだセル彩色だからだけど
最近の東映モノみたいに色がピカピカじゃないので雰囲気はあるかな。
内容では誰かの願いを叶えるために盗むってアプローチは面白いけど
アスカJrが特別捜査官に任命って設定はかなり無理があるよーな。
怪盗とそれを追っかける刑事(じゃないけど)が実は引かれ合ってる
みたいなのをやりたいんだろうけど(よーするにキャッツアイ)。


「D4プリンセス 1」
1999年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。
1話10分弱の続き物で1巻には6話まで収録されてます。
原作は角川系(ガオ?)のマンガで読んだコトありません。
現実に近い世界(とはちょっと言い難いが)の少し未来!?
パンツァーと言うパワードスーツみたいな形態があって。
これは個人の能力によって周囲の粒子を固着した状態らしい。
ある国の王女がパンツァーとして修行をするべく!?
超巨大な学園に入学した時から物語は始まる。

一言で言うとかなりしょーもない美少女アニメ(爆)。
しかしそのしょーもない流れの中で突如として
パンツァーとしての自分の姿(頭にドリルが生えてる)を笑われ
ショックを受けるという展開が出てきたりして、なんと言うか。
下手にシリアスを絡めずにバカに徹した方が良かったのでは?

ところでこのエンディング。
まるでパソコンでちょちょいと作ったようなチープな3Dです。
服と体の動きがずれてるのは何か深い意味でも有るのでしょうか?(爆)
曲も含めてなめんなゴルァ!って感じなんだけど。

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