嬉しくて悲しくて (04/10/28) 次へ 前へ
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地震について書きたいこと有ったけど時間切れ。
と言うわけでアニメネタです。

「KURAU Phantom Memory 13〜16話」
引き続きGPOから逃げる展開が続きます。
そして逃げる途中でクラウとクリスマスが乗った船が爆発してしまう。
もちろんクラウ達の肉体も粉々に吹き飛んでしまうのだけど
拡散した光が再び収束して肉体を再生してしまうのでした。
つまり人であることに固執しなければ死なないってことなのかな?
まぁしかし、服をどーしたのか気になって眠れません(笑)。

GPOはその事故でクラウ達が死んだと思い追跡を中止してしまう。
そのおかげでクラウ達にはしばしの休息が訪れるのでした。
地球のクラウの叔父さんの家での久しぶりの穏やかな日々。
ここは山間の緑に包まれた場所でクラウが小さい頃に過ごした場所。
(研究材料にされないようにお父さんが密かに預けに来たのでした)
つまりOPに出てくる緑の草原のシーンってここなのかな?

実はクラウの叔父さんというのが元エージェントで。
自分の力が人を傷つけるだけだと思いこんでたクラウに
その力は人を助けるためにも使えるのだと教えてくれた人だった。
クラウがエージェントになった理由ってそー言うことだったのか。
これもそうだけど、この作品ってキャラ描写がすんごい丁寧っすね。

そしてもう一つ思ったのが、この作品は大人が魅力的ってコト。
クラウのお父さんも素敵だし、叔父さん夫婦もとてもいい感じ。
そしてクラウを助けてくれたダグも頼もしい存在でありました。
大人の存在感が無いとか、邪魔な存在とか敵とかじゃなくて
頼りになる、手を差し伸べてくれる存在、ってのがいいっすね。
まぁ、クラウも20過ぎなので子供とは言い難いんだけど(笑)。

クラウ達の休息の日々にイヴォンという少年が割って入ってくる。
彼は対を無くしたリナクスで対を求めてクリスマスを追いまわした。
クリスマスは対がいるからと拒絶するんだけど彼は諦めなかった。
でその後どーなるかは、まぁ自分の目で確かめてください。
対って最初から決まってる(わかってる)のかと思ってたけど、
その後の展開を見ると互いに対がいなければ新たな対になれるようで。
なんかまるで恋人みたいだね。

そしてもう一つ新たな事実が。
それは自覚のないリナクス人間もいるってこと。
クラウもそうだけど人間だった時の記憶が残ってるってコトは
リナクスだったことを忘れれば人間だと思う可能性もあるわけで。
だけどリナクスには同種の存在(リナクス人間)がわかるわけで
二人が出会ったことで初めて自分が何か自覚するなんてコトも。
この出会いのエピソードはとても素敵でそして悲しい内容でした。


「ヒートガイジェイ 5〜8話」
6話は先物取引の話。こーいうネタってアニメでは珍しいっすね。
マフィアの二代目(やんちゃ坊主)が意図的な情報を作り出し市場を
コントロールして大儲けしよう(というか他人を大損させよう)と画策して、
ダイスケは知らずにそれに荷担されられるって構図がなかなか面白い。
途中で思惑に気づいたダイスケは意外な手段で反撃したり。

7話はアンダーグラウンドの話。
地上からはみ出た人たちが地下に生きてるって設定が面白いっす。
それも下水に住んでるとかじゃなくてちゃんと街になってる
九龍城じゃないけどこーいうカオスな空間ってなんか好きだよ。
にしてもキョウコに言われるまで自分がクサイのに気づかなかった
とはとても思えないので、きっと鼻がマヒしてたのでしょう(笑)。
まぁ、鼻がマヒしなかったら、精神がおかしくなりそうだけど。

このアンダーグラウンドって当然だけど海面より低くて
窓の外に海が見えてキレイだったりするんだけど
いきなりその窓の有る部屋で戦いを始めてしまうので
窓が割れて水が流入しないかといらん心配をしてしまったり。
さすがにそんな展開にはなりませんでしたが。


「月詠 -MOON PHASE- 1〜4話」
10月からテレビ東京系(2局)で月曜日の深夜に放送してる新番組。
11月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はマニア系(GUM)のマンガで1巻だけ読んだことあるらしい(?)。
ドイツの古城に取材に行った耕平はそこで葉月という少女と出会う。
そしてなりゆきで葉月の願いを叶えて城の結界を壊してしまう。
城の崩壊とともに消えた葉月。幽霊?とか思いつつ日本に戻る耕平。
家に帰るとそこに葉月がいて、なぜか居候することになっていた。
家の主の祖父の出した居候の条件は常時ネコミミ装着だった(爆)。

つーわけで例のネコミミモードです(笑)。
前に書いたけど監督とシリーズ構成がソウルテイカーと同じで
アバンタイトルの色使いや雰囲気とか実にそれっぽいっすね。
しかし続くオープニングがアレですから、まさにポカーンって感じ(爆)
まぁ、それはとりあえず置いといて、全般に映像のレベルが高いです。
これぞソウルテイカーの新房さんだよ!って感じの惚れ惚れする映像。
で、その映像でバンパイアみたいな内容なので雰囲気ばっちりです。
耕平のいとこの成児さん(力のある霊能力者)と城の主のバンパイアとの
霊力対決はとってもカッコイイ映像だし。見てるだけで楽しいっす。

おや?ネコミミモードはどーしたと思うかもしれない。
実はここからがこの作品のキモなのです(爆)。
バンパイアは血を吸った人間をシモベにできるって設定で
葉月は耕平をシモベにしようとキス(血を吸う)をしたのです。
しかしなぜか耕平にはバンパイアの力が効かなかったのでした。
シモベのハズなのに全く言うコトを聞いてくれないもどかしい
感じがOPの「私のシモベ〜」ってセリフだったりするのです。
「お兄さま〜、キスしたくなっちゃった」も、ネコかぶった仕草で
寄って来たとこでキスしてシモベにしようと企んでるわけで。
確かに吸血鬼モノなんだけど、ノリがイロモノ感ぶっちぎり(笑)
シリアスな雰囲気とイロモノなノリのギャップが実に面白い。

そーいえば、これも映像の仕掛けの一つなんだけど
耕平たちが住んでる家が舞台になるシーンの場合
家を横から切断したような絵を多用してるのが面白いっす。
ドリフとかでやってたステージ上の手前が開いた家みたいなアレ。
今や深夜はなんでもアリって感だけど、これはちっと驚いたよ。

ところで、原作ってこんなんだったっけ?
実は内容が忘却の彼方で本ももう残ってないんだけど(汗)、
アレ?こんなに面白かったかな?ってのが正直な印象です。


「センチメンタルジャーニー 1〜2」
1998年にテレビ東京で深夜に放送してたテレビシリーズ。
原作はSS/PSのゲーム(センチメンタルグラフィティ)でやったこと無い。
1話ごとにそれぞれの街の一人の少女の物語が描かれていて
それぞれの少女は誰かとの別れの記憶を心の中に残している。
と言ってもいなくなった相手自体は作品には登場しない感じ。
(そのいなくなった人がよーするにゲームの主人公です)
「北へ」と同じで設定だけ生かしたゲームとは別の作品っすね。

1話を見て「なんて格調高い美少女アニメ」とか思ったよ(笑)。
全編が弦楽器の調べで彩られてるし、色調はセピアトーンだし、
真ん中へんは無声映画風味だし、相手役は髭の生えた外人さんだし。
なんかアニメというより実写の青春モノ映画を見てるような感じ。
(ONE 〜輝く季節へ〜のアニメってこれの出来そこないのようだ)
映像のデキも素晴らしくいいし、ストーリーもしっかりしてるし、
もしかして傑作なのでは!?と思ったり(あくまでアニメの話)。
ちなみにこのスタッフ(監督など)の次作がビッグオーですよ。

ところで、これセラフィムコールと売りかたがそっくり。
1話×12巻だし「12都市12少女物語」だし、サンライズだし。
つーかこっちが前なので、このやり方を踏襲したわけっすね。


「スクールランブル 1〜4話」
10月からテレビ東京系(6局)で火曜日の夕方に放送してる新番組。
地上波で見れない人はBSジャパンかAT-X(11月から)でどうぞ。
原作は少年誌(マガジン)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
内容はボケボケ+ハイテンションの学園ラブ!?コメディです。
冒頭の「テレビを見る時は〜」が毎回違って無駄に凝ってたり。
OPの最後にサブタイ入れたり、提供バックでキャラ紹介したり、
3本立てだったり(つまり2回CMが入る)とかなり変則な構成。

OPもそーだし、中身もだけど、かなりゆるーーい感じの映像です。
なのでイマイチかも?とか思って見てみたらコレがなかなかイイ!
気の抜けた感じの絵とボケたキャラがみょーに似合ってるので。
つーかこの映像のテイストは狙ってやってるみたいみたいだね。
あと畳み掛けるようなアップテンポでハイテンションなノリが楽しい。
原作自体はおぼろげに覚えてるし、確かにこんな内容だったけど。
原作を踏襲しつついい感じに映像化できたんじゃないかと思った。
なんか見た印象は「クロ高」+「せんせいのお時間」って感じかな。
こんな突っ走った作品はテレ東の夕方では久々っすね。
ジャンル的にもこの手のを夕方やるのは久しぶりだよ。

そうそう。
ゆるーい映像とはいいつつも、実はわりと面白い映像があります。
特に3話はずいぶんポップな絵だとか思ってたら長濱さんだったり。
(フルバのオープニングの長濱博史さんのことです)
エンディングの後のパートなんか漫画風表現で飛ばしてるし。
事前情報のコアスタッフ名ではノーマークの作品だったけど
実際に動いてるのを見ないと判断できないってコトを実感したり。
(実は脚本陣がなにげに豪華だったよ)


「ファンタジックチルドレン 1〜4話」
10月からテレビ東京系(6局)で月曜日の深夜に放送してる新番組。
時間を超え度々現れるベフォールの子供たちと呼ばれる存在がいる。
彼らはその時代の人として生まれ一定の期間だけ過去の記憶を持つ。
そして彼らは何らかの目的をもってティナと呼ぶ存在を捜していた。
時は2012年。緑に包まれた南洋の諸島でトーマは日々を過ごしていた。
ある日、母を迎えに船を出そうとして見なれないボートを見つける。
そこから続く足跡を辿り寺院の仏像を登っていくと一人の少女がいた。
このヘルガという少女は小さい頃から頭の中に不思議な光景を持ってた。
どこかは知らない、だけどそこに行きたいと思う、そんな光景を。
トーマとヘルガの出合いは、時空を超えた物語が動くきっかけになる。
※公式サイトにはテレビではまだ描かれてない背景設定も載ってます

これ設定がかなり壮大で、まともに説明すると時間がかかりそうで。
なので最初のうちは少しずつ背景を見せていく展開になると思います。
また物語の導入説明をしてる最初の2話は時間ががんがん飛ぶ展開で
ちょっとストーリーを捉えにくい感じがしないでもないっすね。
トーマとヘルガが中心の展開になると理解しやすくなってきます。
4話のシノンの話を聞くと先の展開が気になってきたりするし。

作品のテイストはというと最近の作品とはかなり異質な感じ。
って言うかちょっと昔っぽい純朴でノスタルジックな雰囲気です。
内容自体はファンタジーだけど、名作劇場っぽい感じでもあるね。
実はこれ日本アニメーションによるオリジナル作品なのでした。
昔なら夕方でもイケたと思うのに今はこんなのも深夜なのか。
しかし、(DVD販促という性格上)サービス精神旺盛な深夜アニメの中で
こんなに地味で落ち着いたアニメやってウケるんでしょうか?


「神無月の巫女 1〜4話」
10月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
NECOでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は角川系(エース)のマンガで読んだことありません。
山間の長閑な山村にある乙橘学園に通う主人公の来栖川姫子(ひめこ)。
彼女は学園の羨望の存在の姫宮千歌音(ちかね)と密かに親交を結んでた。
姫子と千歌音が16歳を迎えた運命の朝、空に不気味な黒い太陽が輝く
そしていきなり巨大なロボットが出現し姫子に襲い掛かってきた。
それを操るのは古の巫女が封じたオロチの血を受け継ぐものたちで、
姫子と千歌音は古の巫女の生まれ変わりだったのだ。

和風な伝承モノっぽく始まったかと思ったら
実は学園モノだし、百合チックな内容だったりして、
かと思ったらロボットだし。いったい何が何やら……

千歌音は姫子が好きで(友情としてではなく)。
でも姫子はソウマのことを大事な存在(恋愛未満)だと思ってる。
もちろん千歌音のことは好きだけど、それは親友として。
そしてソウマは姫子を好きだと思ってる。という三角関係。
ソウマがオロチとして覚醒し姫子を襲おうとするけど、
途中で我を取り戻し自らの血や他のオロチと戦うと決心する。
千歌音も自分こそがオロチから姫子を守るのだと思ってる。
姫子は自分が至らないばかりに千歌音を傷つけてると思ってる。
そんな三者の関係はわりと切ない感じ。

で、問題なのがロボットです(爆)。
やってる内容からして、もっと生き物やオーラ的な存在だったり
もしくは土とか岩とか自然物っぽい感じが相応しいような。
露骨に人間が作りましたな外見で雰囲気ぶち壊してるよ。
設定が安易と言うか全体の整合性や配慮が足りんと言うか。
もーちょっと世界を丁寧に構築すればずっと上が狙えるのに。
人間関係に光る部分を持ってるだけに勿体無い。

そーいえば
千歌音が「私が必ず姫子を守るから」とか言ってると
まるでクラウみたいです(笑)。声が同じだから。


「うた∽かた 1〜4話」
10月から一部の民放(9局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
現代の鎌倉が舞台でわりと現実に近い世界観の物語。
私立鎌倉女子学園(中学校)に通う一夏(いちか)という少女は終業式の日に
旧校舎の鏡から出現した舞夏(まなつ)という不思議な少女と出会う。
そして一夏と舞夏の二人と友達を中心にしたひと夏の体験が始まった。

舞夏というのはちょっと変った格好をしていて人間じゃないようで
でも行動とかはそのへんにいる女の子と変らなかったりする。
こことは違う世界!?から夏の課題をやるために来たとか言ってる。
(それが事実どうかは現時点ではさっぱりわかりません)
そして舞夏が出てくるきっかけとなった一夏の携帯につけた御守りは
舞夏の出現とともに変化して模様に色がついてしまうのだった。
その模様は精霊力を呼び出す毎に色が抜けて元に戻るらしかった。
大事な御守りを元に戻すため、そして舞夏の課題を手伝うため!?
日常の出来事の中で困った時に精霊力を解放するのだった。

ちなみに精霊力を解放すると一夏のコスチュームが変るのです。
それぞれの精霊の属性(雰囲気)にあわせたコスチュームって感じに。
そして毎回別々の精霊が出てくるので毎回違う姿になるわけです。
で、勘のいい人はもしかして分かっちゃったかもしれないけど、
これ(戦わない)変身魔法少女モノの文法とそっくりだったりする。
日常がメインでその展開の中に非日常を挿入する手法も含めて。
魔法少女でもないし、変身してるわけでもないんだけど。

主人公が控え目でマジメな性格で日常がメインの話ってことで
作品そのものは全く似てないんだけどpianoを思い出したり。
わりと丁寧でそつのない作りで減点ポイントはないけど、
強烈に引きつけるポイントも現時点では少ないと言うか。
そのへんもpianoと似てると言えば似てるかな。


「舞-HiME 1〜4話」
10月からテレビ東京系(6局)で木曜の深夜に放送してる新番組。
主人公の鴇羽舞衣(ときはまい)は弟と風華学園に転校して来た。
その途中の船旅で海に浮かぶ(溺れてる)一人の少女に出会い
その彼女を追ってきたらしき謎の少女の襲撃を受けるのだった。
船の中でいきなり戦い始める二人。それに巻きこまれた舞衣。
自分の前に獣!?が迫った時、舞衣は炎の壁を生み出すのだった。

宣伝スチールを見た時の印象では、てっきりマリ見て便乗の
百合風味ありーの美少女萌え萌え学園ラブコメかと思ってた(笑)。
モエモエはモエモエでも1話からいきなりフェリーが燃え燃えで(爆)。
どーやら女キャラ中心のオカルト系学園アクションコメディみたい。
あと最初の印象でもっとマジメな雰囲気をイメージしてたけど
なんかずいぶん軽いです。内容のわりにコメディ色が強いような。
絵柄はわりといい感じだけど、映像のできはそれほどでもないし。
ちょっと微妙かな〜って感じ。

もひとつ思ったのはシチュエーションが微妙にエッチくさいとこ。
テレ東なんで露骨な描写は(でき)ないけど、なんか雰囲気がね。
4話なんか下着ドロ(モンスター)を捕まえる騒動の話だし。
つーか、ずっとこの路線で行ったほうが楽しいよーな気もするが。


「流星戦隊ムスメット 1〜4話」
10月から一部の民放(4局)で深夜に放送してる新番組。
アニマックスでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
宇宙から強力な力を秘めた7つの流星(小さな宝石風)が飛来して。
そのうち3つは確保できたけど残り4つは飛散してしまった。
で、残りの流星を回収するために3つの流星の力を利用して
3色の特殊なヘルメット、その名もムスメットを作ったのです。
ちなみにこのムスメットを装着しても変身するのは一部だけで
コスチュームの大部分のその時着ていた服だったりするのでした。
だからセーラー服だったり、水着だったり、体操服だったり……
なんて感じの超イロモノ戦隊ヒロインモノです。

ストーリーはそこそこ内容あるし
コテコテのパロディをやったりしてわりと楽しめる。
けど見た目を含めて、ちょっと引いちゃうシロモノですな。
「小麦ちゃんマジカルて」とか「ワンダバスタイル」のように、
遊ぶなら遊ぶでもっと徹底的にやれば、それはそれで芸だけど。
この程度だと、恥ずかしいつーか、しょーもないつーか。
まぁそんな感じ。

ところで青い人の髪の毛には針金でも入ってますか?(禁句)


「魔法少女リリカルなのは 1〜4話」
10月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
これ実はとらいあんぐるハートSSFと同じ世界観の作品です。つまり外伝。
と言っても微妙に設定が違ったりしてパラレルワールドって感じですが。
ジュエルシードという力を持った宝石のようなもの回収している
異世界の少年(フェレットの姿をしてる)と出会い魔法の力を授けられる。
と言う一昔前の魔法少女モノそのまんまな設定でありました。

これとらいあんぐるハートSSFと同じスタッフが作ってるような。
と言うことはつまりこれも新房さんが監督やってるのでした。
1話のAパート冒頭の画面なんか見てると実感できるっすね。
とらいあんぐるハートSSFもだったけどアクションシーンが結構見せます。
あと魔法を使うシーンの杖が喋る部分がSFっぽくてカッコイイっす。
そのへんは一見の価値あると思う。

動く部分はわりと良さそうですが問題は日常の部分でありました。
魔法少女モノは日常を描く過程で魔法を使う瞬間が有るわけで
日常を描いた部分がダメだとアクションが良くても意味ないのに。
とにかく無駄なシーンが多すぎて中身がスカスカなのですよ。
ってとらいあんぐるハートSSFでも書いたっけ……脚本同じ人だから


「下級生2 1〜3話」
10月から一部の民放(6局)で深夜に放送してる新番組。
原作は18禁恋愛ゲームでやったことないっす。
主人公!?の少女(たまき)とその幼馴染の少年3人を中心にした
学園を舞台にした物語。という以外のことはさっぱりな内容。
意味深なシーンがやたら挿入されてたりするわりに中身がないよ。

実は監督(杜野幼青)さんの名前を見た時にヤな予感がしたんだけど
予想通り……と言うか予想以上にアレなデキでありました。
(「With You 〜みつめていたい〜」「ONE 〜輝く季節へ〜」の人)
映像は悪くはないけど脚本(監督の別名義)がクソったれで(爆)。
でふと前作(エルフ版下級生)と見比べてみたりして。
やっぱり前作の方がデキいいよ。100倍ぐらい。
今さら無理な話だけど前作のスタッフにやって欲しかった。

あ、3話までしかないのは3話で見るのを挫折したんじゃなくて
4話目の時間変更を忘れてて違うものが録画されてたからです(汗)。
まぁ、結果オーライ!?



異常な気象 (04/10/21) 次へ 前へ
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先週に続きまた台風が。
すでに上陸数は新記録を更新中。
東京は10月に入りずっと雨が降り続いて
今度の台風でついに月間雨量の最高記録も更新しました。
つーか今月に入ってまともに晴れたの何日だよ……
異常に暑い夏で最高気温や連続真夏日の記録を作って。
今度は雨で記録を作ってしまうとは。ホント異常な気象です。


さてさて、
津波のような新番組の来襲が一息つきました。
一通り始まったところで恒例のオープニングチェーック!
(まだ、あと11月頃に始まるのが2つ有るけど)

あくまでオープニングに限っての話として
今期のピカイチはと言ったら「tactics」「BLEACH」
「月詠-Moon Phase-」(ネコミミモード)の3つでしょうか。
ネコミミモードのインパクトがあまりに大きすぎた(笑)けど
「tactics」「BLEACH」のOPも素晴らしい出来ばえですよ。

「tactics」は「王ドロボウJING」「魔探偵ロキRAGNAROK」の
わたなべひろしさん(映像の作りからいってOPもたぶんそう)。
期待はしてたけど期待以上に美しくてカッコイイ映像です。
「月詠-Moon Phase-」の監督・構成はソウルテイカーと同じコンビ。
何かやってくるとは思ってたけど想像を絶したものが来ました(爆)。

「BLEACH」の阿部記之(監督・OP)さんは前作の「探偵Q」では
ポップの出来そこないみたいな映像を作ってたけど
今度のはポップでハイセンスな映像に仕上げてきました。
つーかこんなにカッコイイOPを作ってきたのは初めてです。

次点は「ローゼンメイデン」「BECK」「岩窟王」あたりかな。
「BECK」はまんまロックバンドのビデオクリップ風味っすね。
風景のCGが恐ろしくキレイなのに人物がわりと地味なのが
映像としては微妙なとこでしょう(らしいと言えばらしいけど)。

それなりに見どころが有るのが「W・ウイッシュ」「舞-HiME」
「神無月の巫女」「サムライガン」あたりかな。


OPと言えば映像だけではなく音楽としての視点もありますな。
※EDは映像も曲も全くチェックしてません
OPを音楽で選ぶとしたら、これは純粋に好みの話だけど
「うた∽かた」「双恋」「月詠-Moon Phase-」が特に好きです。
「うた∽かた」(savage genius)と「双恋」(eufonius)は
両方ともメロディ展開にひとひねりが有って面白いっすね。

ネコミミモードは曲自体がフレンチハウスなんで好みです。
で、そのオシャレ〜な曲調の上に
「ネコミミモード」「ネコミミモードで〜す」「うにゃ〜ん」
「お兄様〜」「あたしのしもべ〜」「キス、したくなっちゃった」
なんてボーカルが乗っかっててアヤシさ無限大(爆)
映像も含めてそのアバンギャルドっぷりが圧倒してますな。

とりあえず曲だけで買っていいと思うのはこの3曲ぐらい。

あと流行りと言うか似たタイプの曲が並んでるのがなんとも。
いわゆる今の(昔のではない)アニメソング風と言うか
歌謡曲を少し洗練したアップテンポな曲が「舞-HiME」(栗林みな実)
「魔法少女リリカルなのは」(水樹奈々)「神無月の巫女」(KOTOKO)
「W・ウイッシュ」(彩音)「tactics」(秋山実希)と5曲もあるよ。
ちなみに前の3曲がデジタル系ビート、後ろの2曲がロック系ビート。

これと「BLEACH」(Orange Range)「ローゼンメイデン」(ALI PROJECT)
あたりは作品が良ければ買おうかなって感じっすね。
まぁ、お気に入り作品はサントラもシングルは買う可能性が高いけど。


ではアニメネタに。しつこいようだけど面白かった順。

「マリア様がみてる〜春〜 9〜13話」
これで最後です。
またそのうち〜夏〜とかやるかもしれんけど(笑)。

9話は志摩子さんと乃梨子さんの話の続き。
欲張りで、失いたくなくて、手に入ったら失うのが怖くて、
だからこそハッキリした関係に踏み出せないでいた。
これって聖さまと志摩子さんの関係もそうだったっすね。
そして二人の関係を進めるきっかけ作りとはいえ祥子さまが
白百合会か乃梨子の二者択一を迫るのは見ててハラハラしたよ。
私と仕事とどっちを取るの!って感じで(違います)。

10話は令さまと由乃さんの話。
最初は体のことで反対してるんだと思ってた。
でもそれなら目に届く同じ部活は歓迎すべきなわけで。
運動部での姉の勇姿を見たいという気持ちはよくわかる。
そして妹が心配だし贔屓しそうで怖いというのもわかる。
そう、種明かしをしてみれば互いの言い分はもっともなわけで。
相手のことを想うあまり衝突することもあるのだと痛感したり。

11〜13話は祥子さまと祐巳ちゃんの話。
すっかり白薔薇組に主役を攫われた感も有るけと最後はこの二人で。
女の勘という言葉があって、これは些細な機微を読みとって
答えを導き出す能力が、男より女の方が長けてるって意味だけど、
時としてそれは間違った答えを弾き出してしまうことでもあったり。

勝手に勘違いして、破局を悲しんで、なんて一人相撲の最たるもの。
わりと良くあるストーリー展開で、実際によく有るんだろうけど。
いつも思うのですよ、仮に十中八九ダメだと感じてたとして
それでも自分だけで答えを出さずに問いただすべきではないかと。
まぁ、それ言っちゃったら物語は成り立たないんだけど(爆)。

でもそのすれ違いが意外な関係を繋ぐ手伝いをしたりして。
なんか意味深な登場のしかたをしてるとは思ってたけど。
祥子さまと祐巳ちゃんって不思議な運命に導かれてるって感じっすね。

そーいや傘の話。
勝手に持っていってしまう人にとって傘は価値のないものでしょう。
「傘なんて買うもんじゃない」と豪語した人もいたしな……
でも大事にしてる人もいるわけで。それは決して値段じゃなくて
その大事にしてた傘を勝手に持っていかれるとショック大きいわけで。
過去に一度だけ盗まれたことが有るので、実感として良くわかる。

最後まで見て思ったけど、
やっぱり集団劇で連作タイプの作品は最低でも2クールは欲しいっすね。
1クールだと個々のエピソードに関しての印象は強く残ったとしても
作品全体としてのキャラの思い入れが今一つになってしまうから。
なので無印と春はセットで考えた(見た)方がいいと思われます。
つまり●(お気に入り)評価は2クールまとめてってコトで。

にしてもセットで集めると凄い金額……


「HAPPY☆LESSON ADVANCE 9〜13話」
これで最後です。

9話のカンナと二人きり
この話は実はTHE TVのDVDのおまけエピソードを放送したものです。
カンナがメインの話をテレビで見せたいという監督の意向だったそうで。
(シリーズ構成の吉岡さんのページに書いてあった)
シリアス色の強いADVANCEにしては珍しく軽い話なのはそーいう理由。
ちなみにADVANCEのDVDには別のエピソードが入ってます。

きーちゃん(きさらぎママ)故郷へ帰るの巻では
きーちゃんの一族というのが出てくるのですが……
宇宙人だったのか!?確かに人間離れしたキャラだけど(爆)。
謎語を喋り謎語のテロップが入るけど、よーやるよ。
つーか何て喋ってたのかさっぱりわからんではないか!(笑)

最後にどんなエピソードで来るかと思ったら
HAPPY☆LESSON=ホームコメディ路線を突き詰めた内容で来たっすね。
結局は家族ってコトになっちゃうし。

考えてみたらこの作品ってアットホームな賃貸アパートの感じに似てる。
例えば「めぞん一刻」なんかが代表的な例だけど、血の繋がらない、
同居もしてない、でも一つ屋根の下で、まるで家族のような気安さ。
いきなり5人の母親って何じゃそれな感じでリアルのカケラも無いけど、
家族ゲームみたいな関係を描くのにはそれなりに成功してるのかなと。


「YAT安心!宇宙旅行 1」
1996年頃ににNHK教育で夕方に放送してたテレビシリーズ。
小さい頃に行方不明になった父親の唯一の手掛かりを頼りに
零細宇宙旅行会社の辺境の星の金鉱ツアーに参加したゴロー。
でも、そこでは何一つ情報を得られず、手掛かりも途切れてしまう。
その上、因果な巡り合わせで宇宙船の修理代を弁償するハメに
もちろんそんな金のないゴローは、この会社で働いて返すことに。
仕事で宇宙を巡れば何か情報が得られるかもなんて考えもあって。

これ本放送時にちらっと見たこと有るみたい。
なんかこの1話はハッキリ見た覚えがあるよ。
と言っても見てたのが1話だと今知ったのですが(爆)。
そー言えば当時これを見てサジタリウスを思い出したのだった。
そんなに似てないけど、どことなく彷彿とするのです。
共通点は零細会社でコメディで宇宙描写が突拍子もないあたり!?
およそ嘘くさい宇宙の描写が逆に楽しいって感じでしょうか。

もひとつ思い出した。
当時声優アイドル全盛でその代名詞な人が椎名へきるさんでした。
で、なるほどこの声が椎名へきるとかいう人か!と思った記憶が(笑)。
でも熱心に見た作品にあまり出てないのですっかり忘却の彼方に(爆)。
つーかトータルの仕事量からして歌の方がメインみたいだね。


「愛天使伝説ウェディングピーチ 1」
1995年にテレビ東京で夕方に放送してたテレビシリーズ。
内容はよーするに戦う変身魔法少女なアレのアレです(おいおい)。
愛する心を消そうとする勢力と守ろうとする勢力の戦いというコトで。
主人公とその友達の親はそれぞれ結婚関係の仕事をしてる設定みたい。

にしても変身してウェディングドレスって誰が考えたんでしょう?(笑)
最も戦いに適してない格好のような気がするんですが……
実際戦えないのですぐファイターエンジェルに「お色直し」します。
お色直しって言ったら和服じゃないんかい?<戦えないし

まぁ、キャラ描写自体はしっかりしてるのでわりと見れます。
10年前にしてはずいぶん古くなってるような気がするけど。
表現スタイルが微妙に旧式だから余計に古く感じるのかも。
顔が大きくなる表現スタイルってうる星世代の表現だし。
(今はそーいうデフォルメ表現を使う作品は無くなった)
その世代の人間なんでみょーに親しみ易くも感じたよ。

そうそう
ウェディングピーチが登場するシーンの前口上を聞いてたら
ひとーつ 人世の生き血をすすり ふたーつ 不埒な悪行三昧
みっつ 醜い浮世の鬼を 退治てくれよう桃太郎」(桃太郎侍)
を思い出しました(笑)。つーか大元のネタはそのへんだね。


「シンデレラボーイ 1〜2」
2003年にAT-Xで放送してたテレビシリーズ。DVDレンタル。
乱馬とレラはコンビで私立探偵事務所をやっていた。
借金の調査でカジノに潜入した時にヤバイ情報を知った二人は
マフィアに追われ車で逃げる途中で高架から落下し絶体絶命に。
その事故から奇跡的に助かった乱馬はなんと12時を過ぎると
体が(心も)レラと入れ替わるようになってしまったのでした。
※3話までは当人たちはその事実に気づいてない

その設定には無理があるだろう、と言うのは置いといて。
1日ごとに体が入れ替わるというの面白いと思った。
片方のキャラだと遅々として進展しない調査が
キャラを変えた瞬間にあっさり解決してしまうような
キャラ切り換えタイプのアドベンチャーみたいな感じで。
基本設定も含めてストーリーに難がある部分は目立つけど。
あと、アクションシーンが見せ場のわりにその映像が……
枚数制限がキツイならそれなりの見せ方をして欲しいのですが。


ネットでの存在抹消 (04/10/14) 次へ 前へ
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なんか「レンタルビデオで行こう」がgoogleから消されてる。
昨日の3時を最後にリファーが無くなってるから変だと思ったら。
最初はランクが下がっただけだと思ったのに存在が抹消されてるし。
(完全なURLを入れて検索して出ないのが登録されてない状態です)
一時的なものじゃなかったら、これが例のgoogle八分っすね。

で調べてて気づいたんだけど
最新お薦めタイトルのバックナンバーのページは収拾されないようで。
もしかしてリンクを▽でやってるから無視されたのかな!?
検索エンジンスパム対策の仕様なのかもしれないけど間抜けてるね。
スパム対策だとしてもページ収拾ぐらいはしてくれよ。

ついでに一通りページランクを見てみたり。
コミック(月刊・特選コミック情報)が4でトップ(なび堂)も4。
このへんは順当としてもゲーム系や音楽系やPC系も4だったり。
被リンク数から考えてもコミックのランクに引っ張られてる感じ。
映像系と文章系が3。この違いはナゼなんだろう。
※映像系のトップはランク有るのに消えてるような

コミックやゲーム内で直にリンクされてるページは
大部分が3で一部だけ4。ページの前の方のリンクが4になるみたい。
ページ内のリンクが少ない方がリンク先が4になる可能性が増える。
なぜかゲームの「PS以外のゲーム」はランクが0だったりする。
※URLは登録はされてるようです

ページ内にリンクが多いとその下のページのランクが下がるみたい。
特にページの内容のわりにリンクが多いとその下のランクに影響大。
例えば購入予定実績のページとかお薦めバックナンバーとか。
購入予定実績の目次が3で下は2または1で1が結構多いし。
(リンク数が少ない場合は大部分が2で一部3になるはず)
お薦めバックナンバーの下のページに至っては前述の通り。

で「レンタルビデオで行こう」ですが、
今は1だけどURL移動直後だからのようですな。
旧URLだと3のようです。新・旧どっちも消えてるけど。
つーかページランクが有るのに出ないってどーいうことよ!
在庫のページも以前は出たのに一緒に消えてしまったようで。
今までも作品名だけだと上位には出なかったけど、
それでも全く出ないのとは意味が違うから……

にしても検索エンジンには翻弄されまくりだよ。


ではアニメネタに。いつものように面白い順。

「WOLF'S RAIN 4〜5」
ここまで見てきて思ったんだけど
この作品って現実の延長線上の仮定であるSFみたいなものではなく
どっちかというとメルヘン(童話)とかファンタジーみたいだよ。
とってもリアル系の空間描写でちょっと勘違いをしてたけど。

迷いの森で梟(の亡霊?)に語りかけられるシーンでアレって思って。
でも考えてみたら、思い当たるふしは結構あったりして。
狼が人の姿をして街の中に紛れて生きるって設定自体がそーだし。
楽園への道を狼だけが知ってるとか、ハナビトとか実にそれっぽいし。

つまりこの作品ってラストエグザイルとかナウシカとかの系統です。
ぱっと見はSFっぽいメルヘンと言うかファンタジーと言うか。
そーいう視点で追っていくとなかなか面白く見えてくる。
男キャラばかりで萌えん!って人もいるでしょうが(笑)。

最初の頃に作品の方向性がイマイチ見えなかったのは、
世界をリアルに構築しすぎて物語の自由度が制約されたせいですな。
と14話からの総集編を見てて実感してみたり。
最初からもっと嘘っぽい世界観で攻めても良かった気がするけど。
このへんは信本さんの作風(リアルでストイック)なんで仕方ないか。
※信本敬子さんはカウボーイビバップの人

ちなみに14話から17話までが総集編です。
(5、6巻が4話収録で2話ずつ総集編)
フジテレビの深夜枠は潰れまくりで余裕が多少あったはずなのに
それでも制作が間に合わなかった、ってコトなんでしょう。
絵が荒れるのと総集編でつなぐのとどっちがいい?って感じだけど。

そいや11月からキッズでやるらしいです。


「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 5、2.5」
これで全部です(無印は)。
5巻は宇宙からマジカルティーチャーがやって来る話。
ってもしかしてアレのパロディ?最優先事項よ!な人の。
部屋がパタンと崩れるのは妄想代理人なのかな!?
(他にも捜せば有るだろうけど最近はあまり見ない表現)
わりと元ネタが分かり難いパロディが多いかもしれない。
発進シーンは露骨なパロディのオンパレードだけど。
それでも全部の元ネタが分かる人は凄いと思う。
つーか若人はマジンガーZネタってわかるんだろうか!?
(タイムボカンやガッチャマンのネタもそうだけど)
まぁ、元々コアな人だけがターゲットだから問題ないか(爆)。

2.5巻は2巻で完結したはずのシリーズが続巻決定というコトで
つなぎのために作ったファンアイテムのようなもの。
いちおー体裁は通常の1話と似たような形態になってます。
小麦ちゃんたちの日常のヒトコマを垣間見るというエピソード中に
イベントや妄想でミュージッククリップが(何本が)挿入されるって感じ。
本編の方はキャラ同士のやりとり以外はなんも無いっす。
まぁ、なんの脈絡もなくキャラソングCDを出されるよりはいいかも。


「ジーンシャフト 1〜2」
2001年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。
限りない欲望のままに消費を、破壊を、そして戦争を繰り返す人類。
その果てに滅亡の危機にまで至った人類を再生するために
遺伝子操作によって人の能力をコントロールする世界を作り上げた。
ここは男女比が1:9に保たれ、闘争や恋愛の無い安定した社会である。
(親子といっても遺伝的に繋がりがあるわけではないって設定らしい)
主人公のミカ・セイドウが詳細の知らされない特殊任務を受けて
宇宙ステーションにやって来たところから物語は始まる。

前に1話(1巻)だけ見て評価保留だったのを見返しました。
3話まで見るとある程度話が見えてくるっすね。
結構設定がちゃんと作ってあるし描写もしっかりしてるし。
女キャラが多いけどその筋に媚びてるわけでは無いみたいだし。
なんか結構いいかもしんまい(古ッ)

あとコンピューター関係の描写がわりと説得力がありますな。
シャフト(機動兵器のようなもの)の制御プログラムの完成予定日が
1ヶ月後で、バグだらけで起動するといきなりクラッシュするとか。
とりあえずモジュールを削って(機能も削って)なんとか立ち上げて
みたものの肝心な時にフリーズしてしまうとか。ヤな感じにリアル(爆)。
ビジュアルデザインも大胆にシンボライズしてて面白い見せ方だし。
SFと言うからにはlainとかコレぐらいやってくれって感じすね。


「炎のらびりんす 上・下」
2000年頃にリリースされた30分×2本のOVA。
チャンバラオタクのガランは夏に本物の短刀をプレゼントされる。
そして、これを持って今度家に遊びに来てと誘われた。
(これが実は婚約の証だったりするんだけどガランは知らない)
でやって来たのが広大な砂漠の真ん中にある江戸風味の街。
その街の一番大きな屋敷に住む夏は街では姫様と呼ばれてた。
それと前後してこの街に隠された財宝を狙うドロボウが忍び込む。
(ガランの持つ短刀がその財宝の扉を開く鍵でもあったりして)
憧れの侍の姿に喜ぶガランの身に危険が迫るのであった。

とりあえず同じスタッフのAIkaやナジカよりも面白いっす。
ギャグで畳み掛けてアクションで見せるので密度が濃いっつーか。
お馴染みパンツ大乱舞もギャグ基調だとそれもアリかなと思えるし。
こーいう嘘っぽい舞台だと何出してもオッケー!て感じすね。
実際ラストでいきなり戦車が出てきて、ナニそれ!?だったよ。

にしても2枚目のはずの伊達ノ進がすっかり3枚目扱いなのだった。
最後にはかすみと伊達ノ進の役が逆だったりするし(笑)。


「らいむいろ戦奇譚 〜南国夢浪漫〜 前・後」
最近リリースされた30分×2本のOVA。DVDレンタル。
一つの戦いが終わって、でもまだ戦争は終わってない。
船の修理と休息のためにある島に立ち寄ったって話なので
テレビシリーズのそのまま後日談のようです。

新太郎(先生)が彼女たち(らいむ隊の)はもう十分戦ったから
普通の少女に戻すべきだと主張するけど退けられてしまう。
(これってテレビからずっとそのスタンスだった記憶が)
それに思い悩んでると、なぜか結婚に悩んでると勘違いされる。
そしてらいむ隊の面々は色めきたって妄想を炸裂させるのでした。

まぁ、一言で言うなら、ふつーに楽しめる内容。
深刻さは希薄なので軽い美少女モノだと思って見れば良いかと。
ときおり無駄に美しい絵が出てくるので眼福って感じやね。
当然だけど説明はほとんどないんでテレビ版を先に見ないとダメ。


「コロッケ! 1」
2003年からテレビ東京で放送してるテレビシリーズ。DVDレンタル。
(今もギャグコロスタジオという枠で放送してます)
原作は幼年誌(コロコロ)のマンガで読んだことありません。
集めると願いが叶う禁貨と言うお金に似た不思議なモノがあって。
それを集めることを生業にしたバンカーと言う職業があって。
主人公の少年コロッケは父親を生き返らせるために禁貨を集めていた。
そして幾多のバンカーと出会ったり戦ったりするのであった。

ちょっとドラゴンボールを思い出した。そんなに似てないけど。
でもテイスト的にはまんまジャンプのマンガっすね。
絵柄がお子様仕様で多少対象年齢が低いけど、
あの手のが好きなら楽しめるのではないかと思います。


「サブマリン707R 1」
2003年頃にリリースされた50分×2本のOVA。DVDレンタル。
原作はずいぶん大昔のマンガ。読んだことありません。
昨今謎の組織によって船を襲われる事件が頻発していた。
それに対応するために国連?によってPKNが組織されたのだった。
そして日本から参加したのが潜水艦707だった。って内容(超要約)。

うむー、設定ってゆーか感性がめっちゃ古ッ!(爆)
ソ連をロシアにしたぐらいで古さは拭えないと思うんだけど。
真空管のお化けみたいな電子頭脳に懐かしさがこみ上げてきたよ(笑)。
あとなんか長い内容を端折ったような印象をかなり受けます。
つーかこの長さで筋を追おうなんて考えるのが間違いのような。


「アキハバラ電脳組 1」
1998年にTBS系の夕方に放送してたテレビシリーズ。
主人公のひばりは中学生になった記念に今大流行してる電脳育成ペットの
パタPiが欲しいとか言い出すのでした。でも両親にはぐらかされてしまう。
でもある日王子様に呼ばれ!?た場所に行くと空からパタPiが降ってきた。
(これで王子様に貰ったと言うことになったらしい)
で、なぜかいきなりそのパタPiを奪おうと変な女の人が現れるわけです。
ひばりがピンチに陥った時、パタPiが人型に変身して撃退したのでした。

えーーーと、これターゲットは誰っすか?
なんか少女モノのようでも有り、そう思えない部分もかなり有り。
いちおー「なかよし」で(マンガ版を)連載してたみたいだし。
プリクラみたいなワイプがあるし。やっぱ少女モノか!?
少女モノにしては現実描写も空間描写もずいぶんおざなりだけど。
あとどこいらへんがアキハバラなんでしょう?

とりあえずここまでは台詞回しぐらいしか見るところ無いけど
先に進むと面白くなるという説も。まぁ縁があったらって感じすね。
本放送時は絵が凄かったという話も有るけどビデオだとわかりません。


「竜世紀」
1988年頃にリリースされた30分×2本のOVA。
DVD(レンタル)には2本とも収録されてます。
原作は(たぶん18禁の)ファンタジーマンガ。DVDに収録されてたり
※CAINに同名のマンガがありますが別物です
と言ってもエッチぃシーンは全く無し(アニメにも収録マンガにも)。
あの当時の作品はエロシーンが無くても成り立つの多かったから。
(つーかエロシーンが有るだけのエロマンガが多かった)

(たぶん)ほぼ現代。昨今竜が出現し人が襲われる事件が頻発していた。
もちろん人類も竜を駆除する部隊を各地で編成し活動していた。
ある日、世界が壊れればいいと願ってた璃子の前に竜が現れる。
特殊部隊に倒される竜の脇に卵を発見した彼女は密かに持ち帰り
廃屋で竜の子を育てるのだった。いつか世界を壊してと願いながら。
そして竜の子が大きく育ったころ、空から悪魔が降ってきた。
実は竜はこの時のために神に呼ばれ地上に出で来たのだと言う。
(このあたりでかなり脱力して見ておりました……)
破滅を願った彼女は、こんな世界を欲したんじゃないと悔やみ
竜と一緒に(まだ実体化途上の)悪魔へ向かっていくのだった。
で、2巻はいきなりそれから300年後(爆)。

とりあえず見た印象としては
1巻も2巻も(特に1巻は)30分でやる内容じゃない
なので筋をなでてる感じで作品としてはお話になってない。
つーか2本なのに章立てで実質読みきりってどーいうことよ。
長い原作を端折ったのかと思ったけど、原作と全然違うし。
まぁ、原作に忠実に作ったら面白くなったかと言われると……


ネコミミモード (04/10/7) 次へ 前へ
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今月も余裕とか思ってたのに全然余裕じゃなかったり。
コメントが大量に落ちてしまいました(汗)。
どれが落ちたかは適当に想像してください(爆)

というのも始まってしまったからです。10月の新番組が。
それはもう津波のように押し寄せてきやがりますよ。
今回はなんと新番組が31枠32番組も有るので……
(何度も書いてるけどこれで新番組全部じゃない)
あうー、うちのハイブリには予約枠が32個しかないんだけど。
仕方ないので完全に新番組シフトの体制にしてしまったよ。
追っかけてる作品以外の継続分は全てレンタルに移行して。
ディスクも消しまくって何とか番組数分は用意できそうだ。

ちなみにBSやスカパー系を含まない地上派のみの深夜枠が
継続分の5枠を含めてなんと26枠(27番組)もあります
一日平均3枠以上放送してる計算になるわけで。
そりゃー枠が衝突しまくるのも当然なわけで(泣)。
今さらビデオデッキが大活躍です。とほほほほ

てゆーか深夜アニメの大隆盛は不況が要因って話だったような!?
景気は上向きってテレビで言ってるのは嘘なんでしょうか!?
なんにせよ、DVDの販促が主目的と言っても過言ではない
深夜枠がこんなに増えてもパイの奪い合いになるだけのような。
(スポンサーがDVD売る会社とCD売る会社しかないのがほとんど)

ところで、
今までに放送したやつ限定で今回のOPのイチオシと言えば、
やはり「ネコミミモード」(月詠 -Moon Phase-)でしょう(笑)。
見たことない人には、なんじゃそれ?って感じでしょうが。
実際に見ても、なんじゃそれ!?って感じです(爆)。
ディミトリが主題歌(歌?)をやるとは聞いていたけど
まさかこんなアバンギャルドなシロモノだったとは……
深夜だと思ってやりたい放題だなオイ!


そんな感じで恒例のおすすめを。8月分です。

女性誌の今月の1冊はやまじえびねさんの「フリー・ソウル」に。
あまり差はなかったけど、いい機会だから入れてみようかなと。
そーすればコメントを書く数が一つ減らせるというのも有ったり(汗)。

やまじさんはこのところ同性愛(女同士)をテーマに描くことが多いけど
今回の作品もご多分にもれず同性愛をテーマにしています。
この作品は最初からそれと自覚していて、揺れや迷いは存在しない。
でもマイノリティであるという自覚と、理解されない孤独感がある。
そしてその気持ちを架空の人物に重ねてマンガとして描いてる。
※作品中で主人公がマンガを描いているって意味です

今までの作品をセレクトしなかったのにこれを入れたのは何故か、
それを一言で言うなら「作品の終わらせ方が良い」からかな。
淡々と物語は進んできて、最後の瞬間にブワッと来る感じで。
そーいう意味では今までのより構成が上手いのかもしれない。

今月のいい感じだった作品は「パンテオン」「7SEEDS」でした。

「7SEEDS」
秋のチームが新登場します。
今までのチームと違ってすでにこの世界で生活してる姿で。
というかそれぞれのチームが目覚めた時間には時差が有ったのです。
現状から推測すれば、それは至極当たり前のことだったんだけど。
つまり彼らは自分たちの3年後の一つの可能性だったりもする。
腕力ではなく生きる力が強いものが皆を従える構図が説得力あるね。
優秀な人を選んで残した理由と言うのをみょーに実感してしまう。
でも優秀だからこそ先に道がないのをすぐ気づいちゃったわけで。


男性誌の今月の1冊は惣領冬実さんの「ES」に。
今月はあまり抜きん出てはいなかったけど佳境だしってことで。
実は最初「結局誰も助けられなかった〜」みたいな路線で攻めてた。
でもこの巻のキモは実のところ次に来る展開への序曲なわけで
そんな(破滅の予感な)コメントにしてみたけど如何なもんか?

考えてみたら全てが自由になる力が有ったとしても、
自分が好き勝手に生きられればそれで十分だから、
わざわざ自分が住む世界を壊そうなんて考えないわけで。
あの問題が存在しなければ、多少の犠牲は有ったとしても
大勢には影響はなかったかも。物語も終わらせられないけど(爆)。

今月のいい感じだった作品は「サトラレ」「ARIA」でした。

「サトラレ」
今までサトラレは守るべきものってスタンスで描いてきたけど
この巻で必ずしもそうでないサトラレが出てきます。
と言うか今まで出てきたサトラレがいい人ばっかりだったのかも。
現実にこーいう自己中心的で未成熟な人間は腐るほどいるし。
しかもそーいう人に限って自分はまともだと思ってたりするし。

「ツバサ」
CLAMPキャラ総出演という体裁なのでどーしようかと思ってたけど
ここまで読んで作品の手法が見えてきたので入れることにしたよ。
よーするにこれ元作品での外見や性格付け・設定等を生かしながら
全く元の作品世界とはリンクしない物語を作り上げてるよーです。
コメントに有るようにまさに「キャラが出演してる」感じすね。

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