まるで薄いベールを剥いだみたいな (04/7/29) 次へ 前へ
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新しいテレビが届きました。
機種はKV-29DX650です。
単体では10万しないけど今や4:3テレビで一番高い機種だったり。
世の中は薄型テレビな流れなのでブラウン菅テレビは安物ばかりに。
29型テレビの大部分のモデルは5万円前後で買えるのでした。
その安物を買って画質が悪いとか壊れやすいとか文句を言うわけで。
中身と値段を考えたら品質も耐久性も期待できるわけないじゃん。
つーか文句言うなら品質に相応する金払えって感じ。

そのテレビですが、今回は設置までやってもらいました。
前回は2階まで上げてもらっただけでその後えらい苦労したので。
だって29クラスのテレビって重量が50kgぐらいあるから。
箱から出すのも大変。移動するのも大変。何もかも大変
階段の上げ下ろしなんて考えたくもないっちゅーの。
当然古いテレビ(と台)も配送のついでに引きとってもらったよ。

新しいテレビを設置して、ケーブルを繋いで見た第一印象。
(以下、外部入力のみで内蔵チューナーは一切使用してない)
明るい。つーか明るすぎ!なんじゃあ!この明るさは!
表示モードを4段階(ダイナミック・スタンダード・リビング・AVプロ)
切り換えられるんだけど、一番暗いAVプロですら明るすぎるよ。
RD(ハイブリレコ)のメニュー画面の下地の白いグレーが輝いてるよ。
店頭で試してた時はAVプロはちょっと暗いかもとか思ってたのに。
外の光が差しこむ真昼間ですらコレってどーよ。

ちなみにリビングとAVプロは明るさ・色合い等の調整が可能。
(調整のできないダイナミックとスタンダードは捨てれ)
とりあえずAVプロにして明るさを-8にする。こんなもんだろうか。
久しぶりソニー色とも言うべき微妙に薄い色調を堪能したよ(笑)。

そして最近のアニメは色が薄いというのも思い出した。
これは淡い色がキレイに表現できるデジタル彩色ならではだけど。
昔のコメントではわりと良く言及してたでしょ?
しばらくその手の表現が無かったのはテレビの劣化で輝度が落ちて
全体に色が濃くなってしまってたからです(汗)。
だから昔のアニメはモノによって異常に暗くなってたし。
ナディアなんてまさにそれ。オープニングが暗くて悲惨だったよ。
新しいテレビで見たら濃い目の色使いが鮮やかでキレイだし!(感涙)

ついでに画質の確認も兼ねて自作DVD「Anime Clips」最新版を見てみる。
(デキのいいオープニングを集めたアレです)
選別、編集、確認と何度も見てるのでチェックに最適ってことで。
実は明るさ調整も見慣れてるこれでやってたのでした。

見てて思ったけど、よく言われるプログレの違和感は感じなかった。
曰く、止まってると凄いキレイだけど動くとザラザラとか。
曰く、キレイなソースはキレイだけど汚いソースは露骨に汚いとか。
前者は気にならないし後者は今までのテレビのほうが凄かったし(笑)。
プロフィールHGは知る人ぞ知るプロフィールプロのプロトモデルで
ソースの品質が露骨に画面に現れる怖いテレビだったわけで。
キッズステーションなんてノイズまみれでこれで有料かよと思ってたし。
でも今度のテレビだとキッズステーションもそんなに酷くないっす。
つーかこんな凄いクソ画質で見てたのは私だけですか?(爆)
なんか適度に補正が入ってて汚いソースもそれなりに見れる感じ。

もひとつ思ったこと。見違えるほど解像度が高い。
(プログレテレビ+HVチューナ=ハイビジョンテレビだから当然か)
細かいクレジットがくっきりキレイに判読できます。
今までのテレビは劣化してボケてたのもあるし、
そもそも最初からデジタル時代ほどの解像度は無かったし、
シャープネスを上げた副作用でさらに解像度落ちてたし。
(でもそーしないとボケて見られなかったから)
今さらだけどテレビ放送ってこんなにキレイだったのか(笑)。
プログレだとキレイなソースがよりキレイなのは確かのようで。

ところで、MONSTERのオープニングを見てて気付いたけど
DRC4倍密(初期値)だと細かいクレジットがチラチラするよーだ。
DRCプログレッシブにすると画像がカチッと安定するみたい。
何度か切り換えてみたけどDRC4倍密のメリットはさっぱり分からん。

色調がしっかり再現されるのも嬉しいね。
劣化して色の濃いのが極端に暗くなるのは論外として。
暗い部分が黒一色じゃなくちゃんと階調があるし(爆)。
輝度の高い部分がむやみに白飛びしなくなったし。
このへんが劣化の目安だけど安いテレビは最初から酷かったり……
あと微妙な色合いが今までよりもずっとキレイに表現されてる。
今までもキレイだと思ってた恋風のオープニングなんか
新しいテレビだとまるで薄いベールを剥いだみたいな印象だよ。
今までのテレビが劣化してたのか新しいテレビの実力かは不明。
とにかくグレード的に心配してたけど期待以上にいいモノらしい。

そうそう。
もう一つ驚いたこと。
今までのテレビは時代的にS端子がついてなかったので
そのまま置き換えで今でもピン接続だったりするのです。
(換えるには何時間もかけてラックを引っ張り出さないと)
それなのにクロスカラーがほとんど目立たなかったり。
解像度が高いうんぬんもピン接続での話だし。
なにげに凄いっす。このままでも良さそうだ(笑)。


つーわけで毎度のアニメネタを。
今週から新しいテレビなので印象が多少変るかも。

「ふしぎの海のナディア 9〜10」
ラストです。
ついにヤマト発進です。<違うって
てゆーか記憶が間違ってたようだ。
見てないのは最終回だけじゃないみたい。
どーやら最後の3回分は見てないっすね。
まさにヤマト発進(だから違うって)した回が最後に見た回。
あと通して見た限りでは、結構見てない回があるよーで。
ハマハマのあたりは全く記憶にないし。
まぁ、忘れてるだけかもしれないけど(汗)。

にしても、宇宙に行ってしまうとは……
そして最終決戦の相手はレッドノアだったとは。
用意した伏線はちゃんと使うってコトですな。
なんか最後の方の展開はゼノギアスを思い出すよ。
正確に言えばゼノギアスがナディアに似てるんだけど。
(ゼノギアスもアニメ文法を引用しまくりだった)
ちょっと強引だけどわりと感動的なラストかなって感じ。

14年ぶりに見て、そして初めて完全に見た感想。
最近のハイクオリティ作品と比べると見劣りする部分もあるけど
今見ても作品全体としてわりとデキはいいんじゃないかと。
中盤以降展開がまったりするので2クールぐらいが丁度良かったかもね。
とは言え当時としてはこれでも十分な密度はあったと思うけど。
今みたいに1〜2クールで完結の作品が多い時代とは違うから。

まぁ、見たことないなら一見の価値は有るかと。
ワタクシ的にはまた10年後ぐらいに見たくなるかも!?(笑)


「光と水のダフネ DVD 1」
レンタルで借りて見たんだけど……
次回予告が放送版と違ったりして。むむーん。
ちなみに放送版の次回予告も隠し映像で入ってます。
偶然パソコンに入れなければ気づかなかったですよ。
でもその映像をメニューから出すのに苦労しました。
こーいうのは隠し映像を捜し慣れてると楽かもしれないね。

ちなみに特典映像メニューでMAINの文字にカーソルを合わせ
左右のキーを押すと1話ずつ放送版の次回予告が流れます。
放送を見たことない人はそれで堪能してください。
つーかこの程度は特典映像メニューに入れといてくれよ。
(別ディスクが無い他はセル版と同じ特典映像が入ってるっぽい)

あとオープニングも放送版と違います。
正確にいうと途中から差し替わった正規版と同じです。
1巻の頃は最後にみんなで飛んでるシーンの絵は苗木(ダフネ?)の
前にマイアが寝そべってる(顔アップ)1枚絵だったのです。
どーせならこれも収録してくれって感じが。

これのDVDも半額なら頑張って集めるんだけど……
1話約3000円、全部で約7万円なんてとても買えん(泣)。


19年目の大往生 (04/7/22) 次へ 前へ
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先週暑いとか書いたけど……
今週はもっと暑かった。
39.5度ってなんの冗談かと思ったよ。
翌日の38度なんか多少マシに思えたり。
もちろんそれは錯覚なんですが。
33、34度だとずいぶん涼しく思えたり。
もちろんそれは錯覚なんですが

ところで先週書いた熱射病のこと。
テレビでは熱中症と連呼してるので間違ったかと思って辞書引いたよ。
やっぱ、ちゃんと有りました。つーか、熱射病=熱中症だから
昔はテレビでも熱射病と言ってた記憶があるんだけど
いつのまにか熱中症と言うようになったっすね。
日射病と音が似てて紛らわしいので言い換えるようにしたのかな!?
そもそも日射病と熱射病(熱中症)は似たようなものですが。


つーわけで毎度のアニメネタを。
と言っても1本だけですが。

どーやらついにテレビがダメっぽいので。
一見するとちゃんと映像が映ってるように見えるけど
全体に暗いんです。明るさ最大にしてもなんか暗いんです。
暗めの画面だと極端に暗いし、黒つぶれもかなりヒドイです。
それなのに白飛びまでヒドイ。濃淡の階調が狭くなってる感じ。
そしてかなりフォーカスが甘くなってます。ボケてるとも言う。
シャープネス最大で2メーター離れて見てもボケてるのがわかる(爆)。
もはや画像が乱れて叩くと直るようなレベルでは無かったり。
テレビ(ブラウン菅)が寿命を迎えるとこーなるのかと実感したよ。
まぁ19年も使ったのだから大往生って感じですが。

なわけでついにテレビを買い換えました。
もちろんブラウン菅テレビです。そして4:3タイプです。
プラズマも液晶も品質と値段を考えたら高くて買ってられないし
ワイドテレビは狭い部屋では縦の潰れたテレビでしかないので。
薄型テレビは次に買い替える10年後ぐらいですかね(笑)。
とりあえず新しいテレビが届くまで視聴は中断です。

にしても19年……
このテレビと人生の半分以上付き合ってきたのか。
新しいテレビは今のよりグレードがかなり落ちるので
満足できるかとっても不安だけどもはや選択肢が無いし。
慣れるしかないと言うコトで。


「妄想代理人 5〜6」
ラストです。
ついに少年バットの正体が明らかになります。
が、うーーーーーーむ。
確かにこーいう展開だと他にあまり選択肢はないけどさ。

ニセの少年バットが捕まる7話までの展開は
オムニバス形式だけど着実に核心に近づいてた
でも8話以降その流れが断ち切られて拡散していく。
てっきり8話だけ番外編みたいな感じなのかと思ったら
9話10話とそのまま流れが断ちきられた状態のまま。
いったい物語の収拾はどーつけるつもりかと思ったよ。

でも11話以降やっと物語が収束に転じる。
少年バットの正体もなんとなく見えてくる。
そしてついに核心へと到達するわけですが……
この展開でその結論だとかなり台無しかもって雰囲気が。
必死で頑張ってきたら夢オチだったみたいなもんだから。
(ホントのところは違うけど若干ネタバレ気味かも)

とにかく第一印象はインパクト大だし。
クオリティはテレビアニメの常識を超えてるし。
1話ずつ取り出してみれば面白いと思う。
間違いなく一見の価値はある作品だと思います。
でも全体を1個の作品として好きかと言われると微妙かな。


太陽がいっぱい (04/7/15) 次へ 前へ
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暑いです。
いきなり夏本番です。
37.5度って体温より暑いんですが……
こんな時に外で活動してたら熱射病になるよ。
ちなみにクーラーフルパワーで部屋は32度です。
外気との温度差があるせいか32度でも涼しいですが。

ところで、今年の梅雨はいったいどこいった?


なわけで本題のおすすめを。5月分です。

女性誌の今月の1冊は篠原烏童さんの「Hold me tight」に。
今月は特に抜きん出た作品は無かったけど内容の深刻さでこれに。
最初はもっとまったりした話だったような記憶があるんだけど……
2巻あたりからかなり派手な異変が起きて。それが全て古の言い伝えの
コトバをなぞってたりして。3巻ではもはや異変なんてレベルじゃなくて。
果たしてこの物語はどんな結末を迎えるのかちょっと想像つかなかったり。
古の言い伝えによるとこれから起こるのは「癒しの獣の始まり」だそうで。

今月のいい感じだった作品は「Do Da Dancin'!」でした。

「雨柳堂夢咄」
基本は読みきりスタイルなので、
続けようと思えば続けられるし、やめようと思えばいつでも終われる話。
10巻を区切りに完結!とか思ったけど、なんだかまだ続いてる、そうで。
ちなみに、細々と続いてきた篁さんと柚月さんの話が一応の決着をみます。

「バウハウス」
これの一番最初に入ってる話が、記憶違いでなければ初めて読んだ話。
てことはデビュー作!?公式サイトがあるんだから自分で確認せぇよ(汗)。
まぁ、どっちにしろ今まで出た中では一番古い作品群かもしれない。
表題作のなし崩しシリーズ連作のエピローグが描き下ろされてるけど
絵の変りっぷりが凄いのなんのって。もはや別人にしか見えないし。

「花ざかりの君たちへ」
ついに女だと言うことがバレました!まだ一部の人の間だけだけど。
とりあえずの収拾を見たかと思いきや、事態はさらにヤバイ状況へ
風雲急を告げる展開と言うか、ラストに向かって巻きに入った感じ?
そろそろ卒業だしね。

「ピース・オブ・ケイク」
キャラ描写はマニア系ではないのにネタが時々凄いマニアックです(笑)。
朝礼の終わりの挨拶が「ジーク、ジオン!」ってなんやねん、それ(爆)。
(普通なら今日も一日頑張りましょう、とか言うもんだけど)
あとBLエロアニメ(タイトル「高校生達の危ない夏」)って……
アニメマイスターNAVI(おいおい)の知る限り、そんなモノは無い
エロアニメの市場はエロゲーに比べてはるかに小さい(らしい)ので
そこまでバリエーションを許容できる現実にないってところですか。
つーかノーマルな少女マンガのアニメ自体凄く少ないんだけど。


男性誌の今月の1冊は中野純子さんの「ちさ×ポン」に。
これ入れたのは1年ぶりかな。月1連載なので刊行ペースが遅いっす。
あの話にケリがついてこの後何をやるのかなと思ってたけど、
なるほどそれを描くんだって感じの展開になりました。

考えたら今まではポンタ(男)のイヤらしい部分は描いてきたけど、
千砂(女)のイヤらしい部分って描いてこなかったわけで。
と言うかあの事件のインパクトですっかり霞んでしまってたけど、
そもそもあの展開に至った原因は今回と同じようなコトなわけで。
絡んできたのが男か女かの違いで展開が変ったわけだから。
もう一度原因を直視して、そこからやり直せってコトなのかも。

今月のいい感じだった作品は「ES」でした。

「period」
この作品は本能的に怖いっす。
DVな父親は理屈で割りきれるだけ、まだ怖さはそれなりだけど。
暴力に日常的に晒された子供の方。特にヨキの無邪気な残酷さが怖い。
そもそも暴力が悪いと教えようもない環境で育ったわけだから。

「アパートの鍵あいてます」
有名な映画(アパートの鍵貸します)のタイトルパロですな。
ちなみに、この作品で一番もてそうなのはプクちゃんですが……
彼は外見が問題なんじゃなくて、中身の方に問題がありまして(爆)。
つーか人の好みはそれぞれと言うか、結構もの好きな人はいるよ(笑)。
美女とテディベアみたいな組み合わせ(逆も)って結構あるから。


水のほとりに植えられた木の (04/7/7) 次へ 前へ
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今週はちょっと危機がありました。
何が危機ってハードディスクから凄い異音が。
ガッガッガッガッガーといういかにもヤバそうな音が。
しかもそのたびに読みこみが息継ぎのように止まるし。
だんだん読みこみエラーも増えるし。

なので急遽ハードディスクを入れ換えることに。
一年前ぐらいにも同じコト言ってた記憶が有ります。
実はその時買ったのが120Gで当時使ってたのが30Gと60G。
そしてあの時ヤバかったのが30Gの方でした。
ハードディスクの丸コピーは時間がかかるので
30Gの分だけ120Gに移動して後はそのうちとか思ってた。
そう思ってからあっという間に一年経過してた(爆)。

で、今回ヤな異音がしてるのが60Gの方。
大事なデータがたんまり入ったまさに生命線の方。
もちろん即効でパーティション丸コピーを敢行しました。
しかし……なんといくつかのパーティションがコピー不能。
とりあえず可能な部分だけファイルコピーで凌いだよ。
だけどそのせいで完全にそのまま移行はできなかった。

仕方ないので再び環境を再構築しました。
40時間ぐらい連続して起きて作業したりえらく時間を浪費したよ。
人がせっかく懸案を少しずつ片付けてたのに、なんてコトでしょう(泣)。
まぁでも、今まで使ってた環境は多少不具合が有ったので
そのうち環境を再構築したいと思ってたし、いい機会だったかも。
で、その再構築した環境ですが……今までと違う不具合が(爆)。
なんでやねん!ビルゲイツのウンコたれ〜!<子供かよ


つーわけで毎度のアニメネタを。
いつものように面白かった順。

「光と水のダフネ 21〜24話」
ついにラストです。
ついに全ての真実が明らかになります。
予想もしなかったマイアの過去が明らかになります。
いや〜、この構成はちょっと脱帽だったかも。
終わり良ければ全て良しというコトバが有るけど
この作品はまさにそんな感じだったかもしれない。
もちろん途中も結構面白かったんだけどさ。

にしても全編通して
まさに「マイアが数奇な運命に翻弄される」って感じだったよ(笑)。
と言うか存在そのものがこの世界では稀有だったわけだし。
ケチのつけ始めの海洋庁の採用試験に落ちたところさえも
やはりマイア自身の存在に関係があったわけだから。
でも、ネレイスに入ることになって、いろんな人と知り合って、
それが結果的に財産になるのです。最後はみんなで助けてくれるし。

そう。最後は途中に出てきたキャラが大集合。
オールスターキャストで物語のクライマックスを盛り上げます。
もちろんあの4兄弟も最新鋭潜水艦に乗って出てきました(笑)。
てゆーかエルピダがこんな重要な位置付けとは気づかなかったよ。
最後にみんなでお宝捜しにでも行くのかとばかり思ってたのに。
まぁ、ある意味マイアにとっての宝捜しみたいなもんかも。
最終話の記憶を思い出していくシーンはお見事だったすね。
(ちょっと「11人いる!」の映画を彷彿とするかも)

記憶と言えばお兄ちゃんのコト。
もしやあの人が?と思ったけど違ったり。
21話の内容を見てたら、あれ違うかも?って感じたけど。
と言うかマイアの過去と言うのが想像を絶する内容なので。
そこは見てない人にはかなり派手なネタバレなので書きません。
(これ知ってると初めて最初から見る場合でも印象違うので)
最後の最後に実は××××がお兄ちゃんだと言うのを知ります。
実はあの人じゃないと知った時点で、もしやとは思ったけど。
ただその仕掛けが最後まで分からなくて確信が持てなかったよ。
とにかく「お兄ちゃんはずっとマイアを見守ってた」とだけ。

で、終わってみて気づいたんだけど
この作品ってテーマが「マイアの自分捜し」だったのだねん。
それは過去の記憶という意味でも相応しい仕事という意味でも。
コスチュームのデザインがあまりに異彩を放ってたけど
内容はわりとまともでストーリーの展開も正攻法だったすね。
なんだかんだ言って(ませんが)終わってみれば結構面白かったよ。
途中わりと絵が荒れてたけど今になれば全てイイ思い出です(爆)。
(このへんはDVDだと多少はリテイクされるかも)
内容さえ面白ければ多少絵がアレでも問題ないってコトかも。

にしても、やっぱり好みの作品は最初からピンと来るようで。
マンガを腐るほど読んで選別してたのが功を奏したのかな!?
途中で化けるとはよく言われる(D.C.がまさにそー言われた)けど、
好みの作品はやっぱ最初から好みですよ。
それを早く自覚するかどーかは経験値がモノを言うだけのことで。

まぁ、
コスチュームはかなり凄いですが。
(うる星世代なんですぐ慣れました・笑)
男キャラもあまり出てきませんが。
(恋愛が絡まないので媚びた内容ではないが)
わりと面白いので良かったら見てみてください。
前にも書いたけどDVDレンタルもやってるので。

そうそう。
マンガとアニメは内容が違うので念のため。
どっちがどっちの原作と言うわけではなく
一つの世界設定から二つの物語を展開してるのです。
マンガが浮上する前の話でアニメが浮上した後の話。
だいたい年代が100年ぐらい離れてます。
これ以上何か書くとネタバレしそうなので(以下略)。


「光と水のダフネ オリジナルサウンドトラック vol.1」
ついでにサントラの話。前に書いたけど作曲は大谷幸さんで
音楽のテイストはエスニック(中国+南洋)+未来風。
ここ2年ぐらいに聞いたサントラの中では一番好きかも。
キレイで心地よいって言うか。
すでに何回聞いたか分かりません!っていつも言ってるけど(汗)。

一言ずつコメントして全曲紹介。
「静寂」全ての始まりは静寂って感じの曲。
「ネレイスほど素敵な商売はない?」どんな仕事もやります!って感じの曲。
「のんきな人々」迷いこんだのは一体どこ?って感じの曲。
「ネレイス行動開始」さあ仕事を始めるわよ!な感じの中華ビート。
「トレーニング」ホバーで飛ばしてる感じの重力感のあるビート。
「水面の輝き」快調に水面を疾走する感じのアクション曲。
「のどかな昼下がり」未来の世界の街並って感じの曲。
「マイア頑張る!!」お仕事頑張ってます!って感じの曲。
「優しい気持ち」静かに落ち着いた一時って感じの曲。
「人の心に触れた時」なんとか仕事をやり終えた!って感じの曲。
「おじいちゃんへの想い」思い出は優しくて少し寂しいって感じの曲。
「眠れない夜」なんでこんなことになったのだろうって感じの曲。
「水面に映る月」水のほとりに植えられた木の…の曲。
「明るく前向きに生きましょう!」酔っ払って調子外れてる感じの曲。
「サブタイトル」タイトル通り。キラキラした曲。
「アイキャッチ」タイトル通り。同じくキラキラした曲。
「追跡1」抜き足差し足って感じの曲。
「緊迫感」張り詰める緊張感って感じの曲。
「追跡2」走って追跡って感じの曲。
「事件の予感」なんかいかにも怪しそうな雰囲気の曲。
「BATTLE!」高速微振動で爆走する感じのアクション曲。
「ミステリアスGirls」私の知らない真実がある?って感じの曲。
「どんな時も」いろいろあったけど今日も元気ですみたいな曲。
「トホホ〜」これもいわゆる一つのお仕事ですって感じの曲。
「忘れたい」むしろ思い出したいって感じの曲。
「任務完了」未来の情景にぴったり似合う感じの曲。
「明日のBlue wing(TV Size)」OP曲テレビバージョン
「あなたと言う時間(TV Size)」前半のED曲CooRieバージョン。

で、前に書いたけど「任務完了」みたいな曲が凄い好き。
あとアクション曲のエスニック風メロと疾走する感じのグルーブの
コンビネーションがとってもツボです。メロメロ〜って感じで(爆)
日常系のいろんな音が詰まってる感じもとても楽しいっす。
灰羽連盟のサントラを聞いた時にも思ったけど、
(なぜアニメを見てないのにサントラがあるのかはヒミツ・笑)
菅野さんや梶浦さんとは違う路線で一つの世界を極めた感じすね。


「光と水のダフネ オリジナルサウンドトラック vol.2」
vol.2は本筋であるマイアの記憶に絡む曲が中心になります。
vol.2もvol.1と同じく好きな系統の曲が多いっすね。

こちらもvol.1と同じく全曲紹介。
「深海に沈んだ都市」遠い日のなんとやらって感じの曲。
「水天一碧」こんなの日常茶飯事ですな感じのアクション曲。
「あの頃の私」記憶の中の穏やかな風景って感じの曲。
「ウォーターワ−ルド・カーチェイス」ここが見せ場って感じのアクション曲。
「支店長、お茶!」ああレナ君お茶……いやいいです、な感じの曲。
「危険な駆け引き」かなりヤバげに暴走するアクション曲。
「アイのテーマ」未来〜って感じの軽めの疾走ビート。
「みんな、仲良くね」食べ歩きのテーマ。なんちって。
「エルピダこそ我らが夢」穏やかな情景を思い起こすって感じの曲。
「なんでいつもこうなっちゃうの…。」私の記憶はどこのある?って感じのな曲。
「ダフネの記憶」ダフネの木の前で私は約束したって感じの曲。
「お兄ちゃん…どこにいるの…?」なんかイヤ〜んな感じみたいな曲。
「モラルハザード」クライマックス!って感じのアクション曲。
「記憶の糸」この記憶の断片は確かに私のものって感じの曲。
「マイアを返せ」施設に潜入って感じの曲。
「密輸組織潜入」同じく施設に潜入って感じの曲。
「ゆうとグロリア」ハタから見てると喜劇って感じの曲。
「Run!Run!Run!」鶏が逃げました〜(無いけど)な感じの曲。
「アイキャッチ#2」タイトル通り。コミカル中華。
「行きはよいよい、帰りは始末書…。」今日もいい天気ね(逃避)な感じの曲。
「特殊部隊」ヤツらが闇に蠢いているって感じの曲。
「壊滅の真相」真実は深い海の底に眠るって感じの曲。
「謀略」誰かに仕組まれてるって感じの曲。
「左胸のポケットに〜オルゴール〜」6話に出てくるオルゴールの曲
「明日のBlue wing」OP曲フルバージョン
「あなたと言う時間(TV Size)」後半のED曲マイアバージョン。

ところで、さりげなく書いてあるけどED曲が途中で変ります
同じ曲(微妙に編集部分が違う)で歌ってる人が違うのでした。


「明日のBlue wing / 小枝」
光と水のダフネのOP曲マキシ。
どーしようかと思ったけど作品が気に入ったので結局買ったよ。
しかしサントラvol.2にフルバージョンが収録されていた……
C/W曲のためにわざわざ買うほどのモノでもなかったのに。

曲はわりと正統派で透明感のあるJPOPな感じでアニソンぽいとも言う。
好みの話で言えば好きでも嫌いでもないよーするに普通なので、
曲だけで買うコトは無いっすね。まさに作品が好きだから買った。
まぁでも、ポコポコついてる音がサントラと雰囲気が同じで、
作曲・編曲してる人は違うけど作品とよく合ってるっすね。

ちなみにOPの最後のシーンでマイアがするポーズと同じポーズを
この人がやってたりします。CMでもそのポーズが流れてたね。
って確認するために今見返してたけどOP映像が途中で微妙に変ってる。
このポーズ取ってるシーンはいつのまにか差し替えられて無かったよ。


「あなたと言う時間 / CooRie」
光と水のダフネのED曲(前半の)。
C/Wに本編挿入歌としてマイアの人(中原麻衣)が歌う曲が2曲入ってます。
でも使ってた記憶がないんですが(爆)。

これはCooRieだからと買ってみたんだけどなんか期待と違ったよ。
と言うかCooRieがrino一人になったと買った後に気付いたので。
そんなことだったら勇んで買う必要もなかったっすね。
まぁ、ダフネは作品として気に入ったので結果オーライだけど。
もちろんフルバージョンはサントラに収録されてないし。

で、後半のマイアバージョンは本人のアルバムのみ収録らしい。
そんな、この1曲のためにアルバムは買えないっすよ。
しかも歌ってる人が違うだけだし……CooRieの方が上手いし(爆)
まぁ、TV Sizeがあるからいいか。

ってなワケでダフネネタはここまで。


「ふしぎの海のナディア 6〜8」
前回書いたとおりノーチラス号が海のもくずに(爆)。
にしてもでっかいU字型磁石でスーパーキャッチ光線とかって
大昔のロボットアニメかタイムボカンのノリか!?(笑)
今改めてみるとわざとやってると思える部分が随所にあったり。
一見マトモに見えけどよく見ると遊びのオンパレードだし。

ノーチラス号が沈んでジャンとナディア、マリー、キングだけ
船長室を切り離して脱出して、とある島に漂着するのです。
この島編はそれまでの派手な展開とは一変してのどかな内容に。
そしてナディアがいろんな意味で本領を発揮してきます(爆)。
ナレーションにすら「ナディアはいったい何を考えてるのでしょう
とか言われるぐらいに。いやホント視聴者もそー思ったよ(笑)。

ことココに至ってナディアの性質がわかりました。
ナディアって潔癖でなおかつ未熟なのですな。
潔癖でも成長すれば達観して折り合いをつけて行くけど
まだ未熟なので潔癖な部分が露骨に出てしまってる。
それが「わがまま」に見える部分でもあるけど。

そして絵が最高に荒れてるのもこの島編でした。
これ以来ガイナックスが作るアニメは最初は良くても途中で
絵がアレになると記憶の中に刻み付けられました(爆)。
エヴァも最後の方は次回予告に絵が無かったし。
本編の方は独自の演出スタイルで上手く!?乗り切ったけど。
(今にして思えば普通の映像なら画面が破綻してたかも)

で、肝心の絵ですが大部分はキャラの絵柄がばらついてる以外は
そんなに気にならないかも。思ったより酷くないっすね。
つーか記憶では歩いてるのに絵が止まってるシーンが有ったはず。
一部に動きが止まってるシーンが有るけどもっと露骨だったよ。
もしかして放送に間に合わなかっただけでリテイクしたのかな!?
まぁ、今ならもっと大掛かりにリテイクしたと思いますが。

ちなみに絵が荒れるのと時期を同じくして
キャラ描写がちょっと変ってきます。ナディアは前述した通りで。
ジャンはまるでコナンか?って感じに。未来少年の方の。
あと言葉遊びをするシーンが増えます。ダジャレとも言う(爆)。
ノーチラスに乗ってた時はあまり変なノリは難しかったけど
無人島だしキャラは限定されるしってことで脱線しまくり。
制作状況が危機的でダジャレでも言わせないと乗りきれなかった
とか言う逸話も有るそうですが(事実かは知らん)。

島編に続き流され島(レッドノア)編に。
ここでノーチラス最後の戦いの最中に遠くに飛ばされた
グランディス以下3名と合流します。エアトンまで再登場。
最初はもっとまともなキャラだったのに胡散臭いキャラに。
この島に来てから再びこの作品の見せ場の大掛かりな仕掛けが。
と言うかこの流され島が巨大な施設だったのは覚えてたよ。
(詳細はすっかり忘れてたので偉そうなことは言えんが)

流され島の地下の巨大な施設の奥でナディアは自分のルーツを知る。
この島の地下の遺跡とか、宇宙人がナディアに語りかけるとか
このへんのシーンは巨神ゴーグを彷彿とするっすね。
この作品も引用のかたまりなんでゴーグが有っても不思議はないが。

さて、いよいよ佳境です。
いったいどんな感じでストーリーは完結するのでしょう。
14年の歳月をかけてやっと完結を見届けられる(笑)


「ぽぽたん 5〜8話」
ダフネを見終わって、なんか新規発掘するのはかったるいし、
とりあえずゆる〜いのを、でも面白いのを見たくてコレを。
先週までキッズで放送してたよ。「ゆめりあ」もやってるね。
(キッズってTBSの資本が入ってることをつい最近知りました)
ならヒートガイJやってくれ!と思ったら8月末からやるらしい。
いや、ヒートガイJはレンタルビデオが存在しなくて見れないので。
この作品はもちろんレンタル有ります。DVDレンタルはありません。

5話ではまいとメアーが館の移動に置いて行かれます。
そして館が飛んだ先は5年後の同じ位置。
実はこれで初めて館が移動する際に時間が経つのを知る。
ただ位置を移動するだけならそこで出会った人との距離は
あくまで空間だけなので再会も不可能ではないと思ったけど
時間まで跳躍してしまうとまさに今生の別れに近いっすね。
と言うか時間を経て全く変らない姿を見せられるわけもなく。

館に置いてかれたまいはその間に5年歳をとった(ように見えた)。
そしてその間館の外の現実に生活を得てしまうのだった。
別れるぐらいなら誰とも仲良くならない、と言っていたまいだから、
再び館に戻って旅を続けるのはイヤだと言い出すのでした。
でも実は3姉妹には館を離れられない理由が有ったのでした。

これ見ててポーの一族とかの吸血鬼の話を思い出したよ。
永遠に歳をとらないから一つ処に住んでいられないという話を。
結構切ない設定っすね。見た目はまるでイロモノなのに(笑)。


「HAPPY☆LESSON THE TV 5〜8話」
ダフネを見終わって、なんか新規発掘(以下略)第2弾。
話数が入ってるのはADVANCE放送時に再放送したのを録画したから。
どーせそのうち見そうだったし、
これ置いてるレンタル屋は高いとこなので自衛策で録画したよ。
しかし実はつい最近DVDレンタルが始まったのです……
(OVA版もレンタル中、もうすぐADVANCEもレンタルされます)
ちなみにキッズでもまたやってるね。今週で終わりだけど。

つーわけで、
内容的には全く似てないけどノリがまんまうる星なこの作品。
パンチでお空の星になるのも確かうる星がルーツだったはず。
とは言え最近はそれやる作品も減っちゃったね。
いきなり体にすりすりされて怒らないのもどーかと思うのに。
ベースのテイストはギャグなのに時折結構シリアスになるのも
実はまんまうる星なんだけど、見たことない人は知らんかな。
無茶苦茶な展開なのにマジをやる強引さまでうる星ですよ。
つーかうる星を見て育った人が作ってるのかも!?
監督(鈴木行)さんはうる星をやってた人だし。

そいえば、今さら気付いたけど
この作品に出てくるキャラの名前って暦だったのねん。
一文字むつき→睦月(1月)二ノ舞きさらぎ→如月(2月)
三世院やよい→弥生(3月)四天王うづき→卯月(4月)
五箇条さつき→皐月(5月)六祭みなづき→水無月(6月)
七転ふみつき→文月(7月)八桜はづき→葉月(8月)
九龍ながつき→長月(9月)十隠カンナ→神無月(10月)
※九龍ながつきはADVANCEで初登場するキャラ
名前の数字と同じとはなんと露骨な。
と言うより名前考えるのが面倒だったんではないかと思われ(爆)。

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