祭ですよ (03/9/25) 次へ 前へ
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急に寒くなったのでなんか風邪気味に……
9月になってやっと夏本番かと思ったら今度は冬かよ!
一気に10℃以上最高気温が変化するのはカンベンしてくれ。

ところで10月からの新番組ですが。
また枠が増えるようで、いったいどこまで行くのでしょう!?
今度こそ予約枠が32個を越えそうです。衝突する枠もいくつか。
ハイブリがもう一台欲しいようぉぅぉぅぉぅ(エコー)。

おおXS41が発表されとる。しかも渋いところが大幅に改良されてる。
某所ではすっかりお祭騒ぎです。あの内容なら当然だろうけど。
金が有ったら10月改変に備えて買いに行くのだが……


ではビデオネタに。先週分も有るので多めです。
並び順は毎度のように面白かった順。

「シティハンター 1〜4話」
キッズステーションを録画しました。
これ本放送当時にわりと熱心に見てて、それ以来だよ。
当時は生で見てたけど、録画すれば良かったと何度思ったことか。
レンタル屋には無いし……つーかフル収録のビデオは無いと思う。
昔の作品のDVD-BOXのリリースが流行ってるのでコレも出たらいいね。
[追記] 全話収録のVHSをレンタルしてます(DVDはまだレンタルしてません)

久々に見て思ったこと。
15年も前の作品なので、さすがにいろいろ古くなってる(笑)。
オープニングやエンディングの表現技法なんか全然違うし。
最近のしか見たことない人にはこれはこれで新鮮かもしれんが。
あとアクションシーンのコマの節約っぷりが凄いっす(爆)。
でも当時の方が少ない枚数でそれっぽく見せる技術は長けてたかも。

今は夕方の時間帯はほぼお子様アニメしかないけど
当時これ夕方(何時かは忘れた)にやってたんだよね……
今やるとしたらたぶん深夜だろうけど。
つーかこれ以降放送されるアニメ全般がやたら低年齢化したので
モチベーションが下がってアニメと疎遠になったんだった。


「高橋留美子劇場 5〜8話」
相変わらず絵はパッとしないけど(爆)話はとても面白いっす。
原作の手法を踏襲してるとも言えるれど表現もわりと面白いし。
にしても本橋秀之さん作画監督の回だけ絵が全然違ったり……
(団地の女王と魔女の出てくる回)
ずっとこのレベルの絵なら作品の印象が5割増ぐらいにはなりそうだよ。

ちなみに一番印象的だったエピソードは「おやじローティーン」かな。
記憶喪失で外見がオヤジで中身が子供という妙なキャラになるのです。
次点は「暴走家族F(ファイヤー)」かな妄想の暴走が凄いので(笑)。

このシリーズって全部が読みきりでキャラが違うのに
なんか同じ声優さんがよく出て来たりする。
特に主役級の人に、るーみっく作品に出てた人が目立つような。
何度も出てくる雪野五月さんって誰かと思ったらかごめの人だし。
この絵にそーいう声があってるってコトかもしれないけど。


「L/R 2」
未放送分の4話を見るために借りてきました。
リッチじゃないので買いましたとは言えないのが悲しいっす。
このエピソード自体は読みきりなので未放送でも問題なかったり。
つーか4話とか言ってるけどビデオ用に後で作ったと思われます。
放送しないものを先に作れるほど余裕なスケジュールだったら
途中で絵が崩れたりレイアウトがトホホなコトになるわけない……
3巻以降も借りて修正されてるか見てみたい気もするが。

ちなみにこの回にはエムアールとか言う二人組が出てきます。
その名も轟くL/Rに憧れてエージェントになった二人組で、
名前がL/Rのパクリだけでなく見た目までL/Rのパチモンだったり(笑)。
本物と同じ画面で並んでたりすると失笑を禁じえない(爆)。
このエムアールの二人組って最終話にも出てきたよ。

ところで最近気づいたんだけどこの監督(川崎逸朗)さんって
ダブルキャスト(やるドラ)をやった人だったのだね!
当時は名前全く知らなかったので記憶に残らなかったんだけど。


「ジャングルはいつもハレのちグゥ 2」
無性にハイテンションなギャグが見たくなったので。
つーか油断してたらはれぶたは撤去されてしまった……
(T池袋に4巻まであるけど、以前はA大塚に全部あった)

原作そのままではあるけど相変わらずシュールな内容ですこと(笑)。
どんな変な内容もグゥの存在でアリになってしまうのが凄いっつーか。
変な内容のバックにまったりした音楽が付いてるのが印象的っつーか。。
舞台はジャングルなのに世知辛いっつーか純朴さの欠片もないっつーか。
なんとも変な作品ですな。

テンションは異常に高い回と必ずしもそうでない回があったり。
4話なんかは凄いブチキレっぷりで腹が痛くなった(爆)。
全般にテンション高く安定してればアニメの歴史に残ったかも!?


「D.C. 〜ダ・カーポ〜 5〜8話」
なんか好きなんですわコレ。
内容は他愛ないんだけど、リアクションがそれっぽくてイイよ!
美少女アニメでここまでちゃんと描写してるのは珍しいんじゃないかと。
前回フルバに似てると書いたけど、どことなくちょびっツにも似てる。
よーするに作品のテイストがポップなのでした。

内容は5話がネコミミ少女の話。
良くあるネコミミ少女というより人になったネコって感じだけど。
6話は屋上鍋パーティをやってる姉妹にお呼ばれする話。
7話はみんなで海に行く話。
8話はショートストーリー付きの総集編。
こんな感じでまったりと進むのでしょう、たぶん。


「フルメタルパニック?ふもっふ 1〜4話」
フジテレビ(ローカル)で月曜日の深夜に放送中の新番組です。
原作はライトノベル?で読んだことはないっす。
ちなみに前シリーズの続きではなくて毎回読みきりらしい
(前のも読みきりっぽい雰囲気では有ったけど)

これ前作を見たときはイマイチと言ったような記憶が……
もしかするとこの作品の意味を取り違えてたのかもしれなひ(汗)。
よーするにコレって戦争バカの宗介が日常の世界にやってきて
その感覚のギャップから毎回騒動を起こすって内容みたいだし。
メインはあくまでかなめと宗介のラブコメみたいだし。
前作の隠密行動とかの設定はゴミ箱にポイと捨てて考えれば
これは結構面白いじゃねぇか!とか思いました(笑)。
特にノートを家に取りに戻る回は腹がよじれそうになったよ。

前作のシリーズも見なおした方がいいかもしれん。


「神秘の世界エルハザード 1」
最初のOVAでDVDレンタルで1〜4話収録されてます。
1話だけ45分、2話以降30分ぐらい。
主人公の通う学校の地下に遺跡が発見されるのです。
どーいう経緯だったか忘れたけど(汗)、その遺跡から現れた女性?の力で
異世界へ飛ばされてしまう。丁度その時学校にいた他3名とともに。
飛ばされた先はエルハザードと呼ばれるファンタジーな世界。
主人公(少年)はなぜかその世界の王女?の失踪した妹にそっくりで、
世界の安定のために女装して妹の身代わりをするハメに。

これもまた男女比が偏りまくってます。
主人公まで男なのに女装してるし(爆)。
どことなく天地無用と芸風が似てる……つーか監督が同じか。
一見凄そうなのにフタを開ければただの女キャラなのもそっくり。
大神官とか恐るべき兵器とか。
キャラがステレオタイプで薄っぺらいのもそっくりだ(爆)。
テンポがいいのでわりと楽しく見れることは見れるけど。
アートワークもけっこ面白いね。


「下級生 エルフ版 1〜2」
1巻30分のOVAかと思ったらテレビシリーズ(全4話)らしい。
これとは別のテレビシリーズもあるようです(監督は同じ?)。
主人公(?)の少女の家にひょんなことから同級生の少年が下宿する
ことになってって感じの、エッチ〜なシチュエーション有りのラブコメ。
お風呂に入ろうとしたら彼が入ってたなんてコテコテですな(笑)。

そーいう作品なのでパンチラとかいかにもな画面が目立つけど、
基本的にはわりと良くできた映像です。監督が鹿島さんだし。
(最近は天使のしっぽをやってるけど昔はサンライズ系やってた人)
色合いとか雰囲気でオレンジロードを思い出したよ。似てないけど。
この前の「With You」と比べると天と地ほども差があります。
……あれと比べるのはもうやめようよ。
なんかイメージしてたよりずっと良くできてるよってコトで。


「ガンフロンティア 1」
AT-Xでやってたらしい。松本零士原作の作品。
トチローとハーロックと言うどっかで見たような二人が
何らかの目的を持って西部劇な世界を旅するって話。
見た感じは1話読みきりっぽい内容です。

方言バリバリの西部劇とか、妙に渋い雰囲気とか、
ハーロックとトチローのボケツッコミ漫才とか、
そのへんがわりと面白いんじゃない!?とか思いました。
ただ動くシーンで凄いことになるのは勘弁して下さい……
つーか昔のアニメを見習ってくれよ。


「NARUTO 1〜2」
1巻に1話、2巻以降は3話収録。
今もテレビ東京系のどこか(汗)で放送中です。
少年マンガ(ジャンプ)が原作で1巻だけ読んだことある。
内容はよーするにナルトが忍者になるために頑張るって話。
ってこんな簡単に要約できるような内容だったのか……

原作は絵は興味深いけどストーリーはあまり……って感じだった。
アニメのほうも似たような印象かも。アートワークは面白いね。
にしても、この手のキャラでシリアスは白けてしまうのだが。
逆にコメディ色の強い2話なんかはわりと見れるカンジ。
ただマニア系の作品がハジケまくってる今日この頃なので
もっともっとハジケないと印象薄いんじゃないかと。


「風の名はアムネジア」
小説が原作になってる十年ぐらい前の映画です。
ある日アムネジアと呼ばれた風が吹いて人は全てを忘れてしまった。
それまでの歴史や文明を忘れ、まるで原始人のように生活する人々
その世界の隔離された施設の中で過去の記憶を残してた少年によって
知識を教えられた主人公が世界を旅して見て回るというストーリー。
途中で一人の謎の女の人と出会って一緒に旅をするのです。
で、その彼女が実は……って設定なのでした。

1本の映画なんだけど、1本のストーリーというより
いくつかのエピソードが連なった内容って感じになってます。
しかもクライマックスと呼べるようなものが無い(爆)。
いちおー有るんだけど、あんなのクライマックスとは認めん!
なので1本の作品としてみると「なんじゃこれ?」って感じかも。
ラストも物語を投げちゃってるし。

ただ描かれてるエピソードには興味深いものもあるのです。
たった二人でいくつもの配役を演じてる街とかね。
つーかこれを一本の作品にした方がずっと面白そうだ……


最後までやらんかい! (03/9/18) 次へ 前へ
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なんかフジテレビの深夜アニメが凄いコトになってます。
前にも枠が足りなくて同時に2話放送とかやってたけど、
今回は枠が足りない分を放送しないという暴挙に……

テクノライズは元々全22話だったらしいけど、
枠が足りないので最初の方で2話分を1話に編集して放送してた。
しかし……結局ラストの方の2話分が未放送という事態に。
(重要な内容なのでアニメイトTVで急遽ストリーミングしたそうで)
テクノライズはまだ最後までやるだけマシなのかもしれないが。

ガドガードに至っては全26話中19話しか放送されないことに。
途中に制作側の不手際で1回再放送してるので枠は20回あったけど
それにしたって全然足りてないし。
最初の方に未放送エピソードが1回あって問題になったけど
そんなの消し飛んでしまうほどの大胆な所業ですがな。

最後までやらないというのはWOLF'S RAINもそう。
途中に総集編が4話分入った都合でラスト直前で終わってる(らしい)。
これは枠は26話分有ったのだから制作側の問題ではあるけど。
後半の展開を詰めるとかする方法はなかったのかね!?
結局DVDの方で最後の4話分を補完することになったらしい。

そもそもフジの深夜は枠がつぶれることが多いので、
WOLF'S RAINなんか7ヶ月以上もかけて放送してたんだし。
なにも3ヶ月単位でキッチリ番組を入れかえる必要も無いだろうに。
つーかキッチリ入れかえたいなら機器メンテで枠を潰すんじゃねー!

「R.O.D」と「GUNSLINGER GIRL」は悪夢なこの枠でやるんだよ……


さて今週のビデオは……
と言いたいトコだけど時間切れなので。
今週のネタは来週まとめていきます。


電子化の波 (03/9/11) 次へ 前へ
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ずっと前から考えてたことを
またまた財政が逼迫してるのに実行に移してみました(爆)。
よーするにスキャナーを買ってみたのです。

スキャナーと言うと普通は絵をスキャンすると考えるでしょう。
実際前に働いてたトコではそーいう使い方をしてたです。
当時はかなりいい値段してたけど。しかもズッシリ重かった。
もちろんそーいう用途も考えてはいたんだけど……

ちなみに買ってのはGT-8400Uというやつ。
GT-7300にしなかった理由は……USB2.0だろうか!?
って自分の判断を誰かに聞くなよ!
つい先日(壊れたので)新調したマザーボートはUSB2.0に対応してまして
なんかボケたことをやってなければ高速に転送してるはずです。
いやだってUSB1.0だとどの程度の速度なのか分からないもんで。

せっかくスキャナーがあるので
まず手元に合った雑誌の切り抜き(マンガ)をコピーしてみる。
ドライバと一緒にインストールされる標準のコピーツールで。
持ってるのは600DPIのモノクロレーザープリンタなので、
能力的にはコピー機なみの画質でコピーできるはず……
なんだけど出てきたものはちっとアレだった(爆)。

最初はグレースケールでコピーしたんだけど
(雑誌の)下地の色がしっかりコピーされてしまいましたとさ(泣)。
もちろんカラーコピーしてもプリンタ側でグレー化するので同じ。
なのでカラーコピーで画像処理の単色効果(黒)でやってみた。
やっとそれっぽい感じにコピーされました。
でもトーンが潰れまくりです。なんでやねん。
つーかスキャン速度から言って300DPI程度で読んでるっぽい。
なんか設定が悪いのか、ソフトがタコなのか。

こんなんじゃ納得いきませんコトよ。
と言うわけでPaint Shop Pro(でなくてもいいが)を使ってみる。
とりあえず600DPIでスキャンしてみる。
グレーでとりこむと当然のように下地の色が出てしまうので
明るさをあげて意識的に白く飛ばしてみる。
次に取り込んだ画像を実寸表示(1:1)にしてトーンを拡大表示した状態で
ヒストグラム調整をしてトーンをクッキリさせてみる。
最後に画像を200%で印刷してみた(プリンタは擬似1200DPI)。
今度はトーンもかなりそれっぽく再現されたよ。

実は1200DPIでも同じコトをやってみた。
スキャン時間が長くなっただけで結果は同じだった(汗)。
まぁ、所詮はなんちゃって1200DPIだし
時間の無駄だということが分かっただけヨシとしよう。

にしてもこの一連の画像処理は自動化でもしないと
何頁もなんてかったるくてやってられないっす。
下地の色はやろうと思えば自動判別が可能なので
マンガ雑誌のスキャンに徹した全自動コピーを作るしか。
せっかくだからモノクロ、三色、カラーとかの判別も自動化して。
誰か作ってちゃぶだい!(爆)
自分で作ろうとは思わんのですか……

ふと思ったんだけど、
ちゃんとしたコピー機でも下地の色ってコピーされるのかな?
特別な処理を入れないと薄く色が出ちゃうような気がするけど。

コピーとは別にコミックスの購入事前確認用サンプリングの
切り抜きを電子化できないかとも考えてたり。
結構な量になって場所をかなり占有してるので困りもんです。
お気に入り作品と違って内容さえ確認できればいいので、
画面で見れる150DPI程度でファイリングすればいいかなと。
どちらにしろコピーと同程度の前処理は必要かもしれん。
そしてファイリングも自動化して電子ブック風のデータにして
閲覧もマンガに適した操作性を追及したものにしたい。

と言うわけで誰か作って(以下略)

とりあえずマンガのスキャンの話は置いといて。
もう一つ考えてたのがドキュメント類の電子化。
今まで手書きメモだけが電子化できなくて困ってたのです。
ドローソフトやペイントソフトで何度か清書を試みたけど
期待したものを得るまでに時間がかかり過ぎで挫折(爆)。
しかたなく紙のままバインダーに挟んで置いたり。
でも作業の大半がパソコンの上に移行してしまった現状では
バインダーに挟んだものは過去の遺物みたいになってる。
意識的に取り出さないと見れないのが痛いっす。

で、ふと手書きメモをスキャンしてみたり。
鉛筆書きなのでめっちゃ薄ッ!
しかも印刷済み用紙の裏面を使ってるので裏の字がうっすら出る(爆)。
困ったときの万能フィルター(大げさ)ヒストグラム調整というわけで、
裏地の色を飛ばしつつ文字の色を濃くしてみた。
あと最初150DPIでとりこんで濃くした後サイズを50%に縮小して
縮小すると字が薄くなるのでガンマ補正でまた濃くしてみた。
(最初にガンマ補正すると裏の字まで濃くなる)
そして出来上がった物は期待以上だった。
これは想像以上に使える!

この手のスキャンのちょっとしたコツですが。
黒い下敷きを上に重ねると裏の文字は透けなくなります。
光の特性なので説明しなくてもわかると思うけど。
代わりに全体に薄く下敷きの色が付いてしまうので
ヒストグラム調整は結局やらないとダメだけど。

昔考えたメモ書きの電子化なんぞに手間かけるのは時間の無駄なので
スキャンして片っ端から電子化してしまう方針に。
OCRとかして文字データにする必要なんかは有りません。
そして今後の手書きメモにはタブレットを使ってみようかと。
この程度のメモならタブレットでパソコン直でもいけそうだし。
今までタブレットってお絵描きツールのイメージが強かったけど
スキャナー同様にビジネスツールとしてもかなり行けるかもと思った。
ザウルスとかポケットPCにはそーいうツール標準でついてるけど
ほぼ家で仕事してる人間にはメインのパソにこそ必要だろう。

にしてもスキャナーは買ってすぐに大活躍してる。
今まで買ったパソコンに繋がる必須ではない周辺機器の中では
もしかして一番活躍してるのでは。デジカメなんてまるで使わないし(汗)。
プリンタも活躍してるけど今後はペーパーレスを促進するつもりだし。
費用対効果ではかなり満足できたですよ。


では今週のビデオを。
予告通りエロアニメも入れてみました(爆)。

「ウィッチハンターロビン 8」
今生の分かれに近い状態とはそーいう意味か。
全然違う展開をイメージしてました。
生きてるか死んでるかすら分からない状態ってコトすね。
てっきり関係が破滅的に悪くなってもう会えない状態だとばかり。
つーか、今生の分かれとはフツーに考えれば死のことだった(汗)。

8巻ではついにロビンを襲った連中がSTNJまで襲撃してきた。
目的のためには多少の犠牲は厭わない冷酷な意思を感じるよ。
しかも真の目的は別に有ったとか?
ちなみにメンバーは生きてこそいたけどみんな満身創痍な状態に。
それで堂島が仕事に意欲を持つようになったのは皮肉というか。
アモンは上に書いたけど生死不明で行方不明に。
ロビンはSTNJから離れて街に潜んで生きている。

なわけで先が気になるっす。
早く続きを見たいっす!


「LASTEXILE 17〜20話」
ついにギルドへ反旗を翻す展開に。
というか長い間戦ってきた理由はギルドがそう決めてたから!?
ギルドによっていいように躍らされていたということか。
ギルド支配の源になってるらしいのがエグザイルで
それを手にすればギルドの支配から脱却できるらしい。
そしてそのエグザイルはグランストリームの中にある。

ふと思ったんだけどストーリーが派手に動き始めると
相対的に人間描写が薄れてくような気がする。
ストーリーが何らかの理由で停滞すると表情が豊かになるし。
人間を描くためにストーリーがあるわけじゃなくて
ストーリーを描くために人間がいるって感じかも。
まぁ、ストーリー物としてはこれが常道ではあるけど。


「PARASITE DOLLS 1〜2」
30分×全3巻のOVA。
今より少しばかり未来の時代。
人間そっくりのアンドロイドが普通に存在する世界。
アンドロイドに関係する犯罪や事件が増えていた。
それらに対応する警察の裏組織のメンバーが主人公たちで
1話読みきりで事件とそれへの捜査みたいな展開になってる。

1話は突如として暴走をはじめるブーマ(アンドロイド)の話。
誰かが仕掛けてるのかと原因を探っていたら意外な事実を知る。
2話は売春をする改造ブーマを狩る犯人を捜査する話。
この改造ブーマというのはまるで人間のように反応をするブーマ。
どちらも人に似た人でないものという視点が色濃く出てる。

ちなみにこれ「A.D.POLICE」と同じ世界設定らしい。
(さらに大元はバブルガムクライシスらしいけど)
でもA.D.POLICEって言うよりはアミテージ・ザ・サード。
たぶん小中さんの芸風なんだろうな、とか思ったりして。
(シリーズ構成・脚本は小中さん)
印象もアミテージの方に近いっす。つまり結構面白いよ。
話のケリのつけ方が後を引く感じで印象的だし。


「アニマトリックス」
マトリックスと日本アニメのコラボレーションだとか。
短編作品が9本で90分ほど。ってことは1本約10分か。
ちなみに最初のはフルCGでほぼマトリックスです。
こーいう実写を模倣したフルCGもアニメなのか!?
映像的にはどれも凄くレベル高いっす。見てて刺激的です。
最後のはちょーっと表現的に古いかなって気もするけど。
ただ1本約10分なので全般に底が浅いって感じがする。
ストーリーというよりは1シチュエーションって感じ。

9本の作品の中で一番面白かったのは「ビヨンド」かな。
たぶん日本と思われるとっても現実的な空間が舞台。
いなくなった猫を探して迷いこんだ壊れかけた屋敷の
その中で不思議な現象に出会うのだった。って展開。
マトリックスは仮想空間なのでバグることも有るってコトで。
でもそこの中に生きてる人にはまぎれもない現実で。
だからとても不思議で素敵な体験に見えるって内容です。
コレだけは設定以外マトリックスとは繋がってないので
単体で見てもそれなりに楽しめると思う。

他で内容的に面白いのは「ディテクティブ・ストーリー」かな。
探偵の元にある人物(トリニティ)を捜すように依頼が入る。
という全編がセピアトーンとハマキな感じの作品です。<おいおい
ただ、これがまさに10分では内容が浅い典型で……
せめて30分ぐらい有ればもーちっと面白くなったように思う。

と言うわけで結論としては
映像としては十分に見る価値がある。
作品としては一部を除いて微妙かな。
マトリックスのファンなら見てもよいと思うけど。
公式パロディみたいなもんだし(爆)。
私的価値としては90分で2500円は安いと思うけど
金出してでも欲しいのは30分ぐらいなので……


「魔術師オーフェンRevenge 1〜4話」
キッズステーションを録画したものです。
最初の方がHi8で録画されてるので1月頃のか!?
(終わった後リピートしてるので今もやっている・笑)
たぶん本編の続きじゃなくて外伝かな?と。
若干……つーかかなりコメディ色が強くなってるかも。
オーフェンとクリーオウの夫婦漫才みたいのが笑えます。

なにげに思ったんだけど、
剣と魔法のファンタジー物ではこのシリーズが一番面白いかも!?
原作がいいのか、脚本がいいのか、とにかくテンポがイイっす。
ちなみにシリーズ構成の片方は超GALS!やってた人だったり。
この作品は珍しく男女比がバランス取れてるし(笑)。
つーか他のが男キャラが少なすぎるだけだけど。

なんか本編よりやけに位置が下に見えますが
他の作品との相対順位なので悪しからずってことで。
むしろ今のところ本編よりも楽しいかも。


「魔獣戦線 THE APOCALYPSE 1〜2」
1巻は1話、2巻以降2話収録。AT-Xで放映してたらしい。
なんでもマンガの「魔獣戦線」の続きなんだそうです。
最初はこの作品の前のアニメでもあるのかと思ってた。
ストーリーは……説明するのが失せる内容なので
興味がある人は公式サイトを検索してくだされ。

ま、なんちゅーかクソったれって感じかも。
アニメとしての出来以前に設定とかストーリーが古すぎる。
最近の作品だけど30年ぐらい前の作品といわれても信じられます(爆)。
30年前だったら面白い、って意味ではないけどね。


以下は18禁なので順位は別扱い。

「胸キュン!はぁとふるCafe 1〜2」
1本30分の18禁アニメです。テレビで放送されるわけがない(笑)。
マスターが買い付けに出かけた喫茶店を任されてる青年と
その店を手伝う血の繋がらない妹二人のポップなラブコメ。
1話がライバル店に対抗するためにいろいろ頑張る話。
2話が互いに兄を好きだと自覚した妹二人が喧嘩する話。
どちらも最後に妹が両親の元へ行ってしまう(風な)展開で。
実は……な展開だったりして。
特に2話は「そんなんアリですか?」な手法を使います。

18禁なのでエロシーンは有りますがそんなに多くない。
基本的にエロのためのストーリーじゃなくて、ラブストーリーな
展開上のセックスなので描写を甘くすれば普通のアニメです(笑)。
脈絡もなくオナニーシーンが入ったりもするけど(爆)。
正直言ってエロシーンなしでもこの作品成り立つと思われます。
むしろ普通の作品として売った方が受けたかも。

とりあえずエロアニメに興味があるけど
どれが面白いか分からん!って初心者には良さそうです。
レンタル代すら返せ!とまでは思わないだろうから。
(エロ物は凄いのは違った意味でホントに凄いので)
同じエロゲー原作物では「With You」より面白いよ。


見えないから興味深い!? (03/9/3) 次へ 前へ
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せっかく地道にスケジュールを戻してたのに元の木阿弥に……
てなわけで1週間遅れで定期更新をお送りします。
本来の予定は8月4日なので正確に言うと1ヶ月遅れですが(爆)。
ついでに、コメントの質落ちまくりで、タイトル落ちまくりです(汗)。


では恒例のおすすめを。7月分です。

女性誌の今月の1冊は三原ミツカズさんの「死化粧師」に。
このタイトルを見て、てっきり人を呪い殺す化粧だと思いました(爆)。
そー言うのではなくて、死体をキレイにする現実のお仕事の話です。
つーかこの作者は基本的に非現実の絵空事は描いたこと無かったり。
フィクションであっても必ず現実とリンクした話だったし。
今回も仕事のウンチクではなく死体に至るまでの人生がポイントです。

今月のいい感じだった作品は「ハートを打ちのめせ!」かな。
この作品は一つの物語ではなくて、同じ空間に存在する人達の
別々の側面を切り取ったオムニバス的なストーリーになってます。
なのでクローズアップされるキャラによって雰囲気がずいぶん違う。
でも共通して感じるのが激しい感じ。若さというバカさというか。
バカさといっても青年誌によくある白痴なやつではなく(おいおい)。
わかっちゃいるけどやめられない」バカさってこと。

「強く儚い少女達」九龍コミックスだけど中身はエルティーン時代のです。
と言うわけで1冊目と2冊目の間の頃の作品が大部分です。
注目され出したのか最近立て続けにコミックスが出てる(今月も出る)ので
お蔵入りになってた原稿が日の目を見たのでしょう。
雑誌をまめにチェックできない人間には有り難いことです。

もりひのとさんの未収録原稿もどっかコミックスにしてくれんかな……
「花の庭」と「水鏡」だけでもいいから。


男性誌の今月の1冊は宇仁田ユミさんの「スキマスキ」に。
最初は「ES」にしようかと思ってたけど再読したらこれにしたくなった。
そーすれば「ES」のコメントを使いまわせる、という思惑も有ったけど(爆)。
この作者は短編作品でもみょーにキャラが印象的なのです。
で、今回は初の長編作品ということでさらにインパクト有りです。
つーかいきなり女の子の部屋覗いてるし。覗かれてる方も覗いてるし(笑)。
これ主人公は彼(ヘイサク)の方だけど、彼女(フミオ)の方が行動的すね。
彼が自分で考えて動いてるようで、実は彼女の仕掛けにはまってるし。

ところでこのコメントはもろネタバレなので、このままでいいか悩んだよ。
でもこの作品は読者が事実を知っていくタイプではなくて、全て知ってる
第三者としてキャラがどう行動するかを楽しむものだから、まぁいいかなと。

今月のいい感じだった作品は「ES」です。
「知らないことは教えられない」というコトバが印象的だったすね。
よーするに実験体として愛することを教わらなかったから、
愛することが知らない。知らないから教えられない、という不の連鎖。
そしてイザクの行為が方法は間違ってるけど正義だっりするのが何とも。
無邪気な正義ほど残酷なものは無いとでも言いたいのかと。

「xxxHOLIC」CLAMPのヤンマガ新連載です。
「ちょびっツ」の次に何を見せてくれるのかと思ったらそー来ますか。
まず第一印象として表現スタイルが違う。墨絵イラスト風味!?
ヤンマガというよりアフタヌーン系。実際浮きまくりなんですが(笑)。
基本は読みきりスタイルで心の問題を絵で見せるって感じになってる。
そこまでは結構挑戦的で面白いと思う。時々やるお遊びも許せる範囲。
だけど他の作品のキャラとリンクさせるのはちょっと……
そーいうのは一つ間違えると台無しなのであんまやらんで欲しいのだが。
ドシリアスのXにCLAMP学園が出てきた時はホント拍子抜けしたし。

ところで大変な間違いをしていたのでお詫びを。
5月に出た「ベイビーリーフ」ですが出版社が違ってた(汗)
体裁がそっくりだったのでいつもの出版社だと思いこんでたよ。
「ハネムーンサラダ」の外伝と明記してない理由はそこか!(爆)
もちろん修正しておきました。

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