オンラインレンタルはどんなもんだ? (03/8/28) 次へ 前へ
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先週のトラブルの後日談です。
実はテストマシンから持ってきたマザーボードがこのケースか
刺さってるどれかのボードと相性が悪いらしく……
シャットダウンするとリセットがかかるという致命的な事態に。
Windowsをシャットダウンする時だけではなく、電源スイッチを押しても
リセットかかってしまうのでソフトじゃなくてハードの問題でしょうな。
って推測はできるのだけど、よーするに電源が切れない(泣)

仕方ないので、起動メニューから(まだ残ってた)DOSに行って、
プロンプトが出たところで電源ユニット側の元スイッチを切ったよ。
(DOSはシャットダウン処理が不要なのでいきなり切っても大丈夫)

最初はリセットかかる場合と電源が切れる場合があったので
しばらく様子を見たりしてたけど状況は悪化の一途をたどり……
むしろ確実にリセットするようになったのだった。
電源を交換すれば治るかも、との淡い期待はあっさり裏切られたし。
結局のところテストマシン用に新たに用意したマザーボードを
メインのマシンに装着することで状況の打開を図ったのです。

とりあえずそんな感じで現在は快調なようです。
プライベート環境(Windows98SE)はまた修復セットアップしたけど、
お仕事環境(Windows2000)の方はまた最初からやりなおしだ!
まぁ、こーなる可能性を見越して前回は作業を途中で止めたので
無駄になった分はそんなになかったけど。

で、なんでこんな話をしてるかというと……
コメントを用意できなかった言い訳なんです(爆)。
よーするに更新はないんです


当然のようにビデオも見てないので今週はネタがないぞ。
仕方ないのでパクリ企画でもやるか(汗)。
題して「オンラインレンタルはどんなもんだ?」
サービスが始まって半年ぐらいになるオンラインDVDレンタルの
実際に利用したその使用感などををちょっと語ってみようかと。

去年の11月頃ほぼ同時に4社がこのサービスを始めたんですが
当時は在庫リストを見てもあまり魅力は感じなかったのですよ。
多いところでも3000タイトル程度だったし。
特にアニメはろくなタイトルがなかったような記憶が。

で、しばらく頭からは消えうせてたんですが。
7月頃にある広告リンクを間違ってクリックしてしまって(汗)
オンラインレンタルサイトに行ってしまったわけです。
その時なにげに在庫リストをチェックしたのが運のつき(笑)。
なんか結構いろいろ有るじゃん?とか思っていきなり入会(爆)。
それが一番メインに使ってるDVDZOOです。
勢いで入会したので他と比較とかしなかったんだけど……

半月程利用すると、他社の在庫とかが気になってきます。
よーするにDVDZOOに無いのが見たくなって来たわけで。
その頃になると各社の在庫の傾向とかも分かってきたりして。
そして選んだのがGEOが運営してるGEOLANDでした。
アニメの在庫に関してはここが一番強力みたいだから。

実は……この選択は失敗だったのです。
DVDZOOはわりと借りたいタイトルがすぐ借りれたのです。
新作で人気が集中するのでなければすぐ借りれる感じだし。
でもGEOLANDだとウィッシュリストに入れたタイトルの大部分が
「少々お待ち」「わりと待ち」で「貸出OK」が全く無い。

これだといつまでも発送されないっぽいと思ったので
そんなに興味はないけど見たことないタイトルを入れまくり
さらにエロアニメを片っ端から入れまくり(爆)
無理矢理30タイトル並べてやっと「貸出OK」が3タイトルに。
(「少々お待ち」のタイトルが送られてくることもある)
結果的に見たいタイトルはろくに送られてきませんでした。
(リストの下の方のエロアニメがガンガン送られてきたよ・笑)

GEOLANDって他より安いうえにキャンペーンでさらに安いので
たぶんキャパシティを越えて利用されてるのでしょう。
でもこれじゃあ印象がとても悪くなると思うのですが。

GEOLANDのあまりの体たらくに我慢ならなくなったので
もうひとつ入ってみたり。入ったのはDISCAS。
こーなったらGEOLANDはエロ用だ!<おいおい
後で理由は書くけど、この選択もちょっと間違いかも……
ちなみにDISCASにした一番の理由はタイトルをリストすると
その横に借りれる率が表示されるトコ。
GEOLANDはウイッシュリストに入れないと分からないんだよ。
リストに追加しては途方にくれるのはもうヤなんだよ!
(DVDZOOも同じシステムだけど、わりとどれでも借りれるから)

そして3社体制になって思ったこと。
元を取ろうとすると忙しない(爆)
当たり前だ!(汗)

元を取るというか、そもそも1タイトル当たりの幾らかというと。
DVDZOO(東京)がポストに入れると翌々日に届く(日曜日は+1日)ので
届いた翌日に返却すれば8往復16タイトル借りれる計算になる。
月額2980円(税込)÷16で1タイトル186円(税込)っすね。
さすがにそれだといつ見るんだよ!って感じだけど。
半分の4往復でTSUTAYA標準価格の350円とほぼ同等すね。

GEOLAND(愛知)とDISCAS(大阪)は返却して届くまで4日ほどかかる。
だいたい片道2日みたいです。このへんは宅急便には負ける。
(90円の普通郵便を使ってるので贅沢は言えないけど)
こちらも届いた翌日に返却すれば6往復12(15)タイトル借りれる。

GEOLANDは2枚で1980円(0円)、3枚で2980円(1980円)。()は今月。
今3枚コースで2980円÷15で1タイトル198円(税込)っすね。
借りたいタイトルが借りれないなら安くても意味ないけど。
DISCASは2980円で9月まで1980円。10月以降も!?
2980(1980)円÷12で1タイトル248(165)円(税込)っすね。
安いし、借りたいの借りれるしと言うわけでなかなか良いです。

選択を間違えた、というのは発送場所のことなのでした。
DVDZOOは東京なので東京に住んでる場合は時間のロスが少ない。
でもGEOLANDとDISCASは配送時間が倍なので不利だったり。
逆に関西の場合はDISCASが一番良いのではないかと。
(GEOLANDは利用者と在庫数が均衡しないと話にならん)
で、残る1社の「ぽすれん」が発送場所が東京だったり。
つまり3つ目はそこにに入るべきだったのかも……
GEOLANDは借りれさえすれば品揃えが魅力的なんだけどね。

ついでにエロアニメの話でも(爆)。
通常のアニメに比べてエロアニメの方がレンタル可のタイトルが多い!?
のかは知らないけどエロアニメはかなりイロイロあります。
いくつかざっと見た印象では、わりと見れるのも有るようです。
と言うか前は選べるほどタイトルが置いて無かったので。
そのうちわりと見れるタイトルでも紹介しますかね?(笑)
もちろんしょーもないのはコメント書くの面倒なので黙殺。

そのエロアニメの在庫数ですがDVDZOOとぽすれんが双璧のようです。
どちらも250タイトルほどあります。
DVDレンタルとか言う以前に実店舗にはこんなに置いてないっすよ。
ことエロアニメに関してはオンラインレンタルは役に立ちそうだ。
実はGEOLANDはエロアニメはそんなに多くないっす。
ってゆーか普通のアニメがろくに借りれないだけだし。

とりあえず2、3ヶ月ほど3社体制で行って、
状況を見極めてから使うところを絞ろうかと。
3社体制はホントに忙しないんで(自業自得)。


そして夏休みは無くなった (03/8/21) 次へ 前へ
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最近ハードディスクからやな異音が聞こえてくるので、
ドライブの健康をチェックするソフトを動かしてみたら
2台(30Gと60G)のドライブのうち古い方(30G)のドライブで
最も早くクラッシュするかもしれない予言日が今日とか出たり(爆)。
それでもディスクの状態は健康ですとか出てるのも謎だが……

怖いので新しいディスクを買ってきてデータを移し変えてみたり。
とりあえず古いディスクの中身だけ。
で、コピーが終わって古いのを外して元に戻そうとしたら、、、
電源を入れても焦げるような匂いがして立ちあがらなくなった(泣)。

最初はマザーボードが逝ってしまったのか思ったんだけど、
どーやら電源も逝ってしまったようで。どっかショートしたのか!?
ディスク交換ぐらいでこんなことになるとは予想もしなかったので
しばらくうろたえてしまいました。

とにかくこのままではどーにもならないので、
テスト用のマシンに入ってるマザーボードを入れてみた。
実はここで電源も死んでしまったことが判明したのでした。
念のために正常な電源と今までのマザーを組み合せてもみたり。
(マザーが生きてればその後の展開がずいぶん楽なので)
電源を入れると……ピーピッピッピッという非情なPOSTエラーが。
マニュアルによるとやはりマザーボードかCPUが死んだようで……

とにかくマザーと電源を交換して……おもむろに電源を入れてみる。
Windows2000は起動中にブルーバックで死ぬ。まぁ、当然すね。
違うマシンにディスクをつないで動くか試してるようなもんだし。
Windows98はなんかがんばって起動した。まともに動いてないけど。

まずはWindows2000を修復インストールしてみる。
やはりブルーバックで死ぬ……マザー交換は想定してないようだ。
仕方ないのでクリーンインストールをする。
レジストリーは初期化されるので全部インストールしなおしだよ!(泣)
ブックマークも全部消えたよ……
バックアップとったのはずいぶん前だし。

気をとりなおしてWindows98の方を再インストールする。
こっちは既存の環境を生かしたままインストールできるようだ。
なんとか以前の環境を再現してくれたので九死に一生を得たよ。
今こうしてここに書いていられるのもこのおかげです。

そうして夏休みは消えていったのでした……


そうそう
先週載せたレンタルビデオの在庫リストを更新しました。
こんなにマメに更新する予定は無かったんだけど
GEO池袋にレンタルDVDが大量に追加されてたので急遽追加したのです。
「藍より青し」「ブラックジャックOVA」「うる星」「めぞん」のDVDが
入ってるの実店舗でははじめて見たよ(オンラインレンタルにはある)。
リニューアル前は全然なかったけど今はDVD在庫が4店中一番多いかも。
小型店なんだからDVD重視戦略は正しいかもしんないね。


では今週のビデオを。

「魔法遣いに大切なこと 5〜12話」
ふと続きを見たくなったので。
最初は4話だけ見るつもりが一気に全部見てしまいました。
これって最初はそこそこだけど見続けるとじわじわ来るっす。
現実のわりと普通の話を描きながらここまで鮮やかな印象なのは
実は凄いことなんじゃないかと、某人間交差点を見た後思ったり(爆)。
前にも書いたけど1月組はいい作品が揃ってたんだと実感したよ。

この作品での魔法というのは万能ではないのです。
まぁ、ふつー魔法は万能ではないけど、それをあえて語らないっすね。
誰かのために魔法を使いたいと思って気持ちをこめて使って、
でもその結果その人が幸せにならなかったとしたら……
ましてや魔法を使うことでその人の人生を壊してしまったりしたら。
それだけの覚悟を持って魔法を使えるのだろうか?

魔法というファンタジーの道具をあえて現実の道具として扱って
生活とか感情とかを描くという手法はなかなか成功してると思います。
恋をして東京タワーを捻じ曲げるなんて普通考えつきません(笑)。
(「恋のバカジカラ」のクライマックスのシーン)

あと繊細なキャラ描写とか濃密な空間描写が凄くいい。
途中で気づいたんだけどこの作品って「耳をすませば」と似てる。
作品そのものが似てるのではなく内容や表現の方向性がね。
最初は地味に見えてもじわじわ来るとこまで似てる(笑)。
「耳をすませば」が好きなら、これも好きだったりしそうだよ。

ところで今amazon.co.jpでDVDの1巻が3000円(40%off)になってます。
2話収録なんでそれでも十分高いけど(爆)欲しい人は急くべし!
もちろん自分の分は既に確保しました(汗)。


「STRANGE DAWN 1」(ストレンジ・ドーン=見知らぬ夜明け)
WOWOWでやってたらしいです。
奈津野さんと宮部さんという普通の女の子(高校生)二人が
いきなり小人ばかりのメルヘンな世界へ召喚されてしまうのです。
そして二人は世界を救う魔人さまと呼ばれ大変な歓迎を受けます。
でも私たちは確かにその世界の住人よりはサイズは大きいけど、
普通の人間だし特別な力はないし期待されても困るし、ってことで。

いきなり異世界に行ってしまう話は定番ではあるね。
しかしこの作品は今のところ世界を救うとかそーいう感じはないかも。
特に宮野さんの方はそんなこと知るか!って感じやね(笑)。
クールというか他人事には関わりたくないってゆーか。
とにかくさっさと元の世界に戻りたいと思ってるご様子。

奈津野さんの方は人がいいので出来ることは協力してもいいって感じ。
で、宮野さんは「奈津野さんはここに残れば?」とか突き放すし。
でも奈津野さんは我を通すほど意思が強くないのでついて行っちゃう。
二人は対称的だけど、どちらもとても現代的なキャラクターだなと。

この後ストーリーはどーなるのでしょう?
世界を救うつもりはないだろうけど(力もないし)。
自分の世界に戻るための旅が結果的に世界を救うのだろうか?
ファンタジーなんだけどファンタジーらしからぬ文法というか
なんか新鮮で面白いっす。

ちなみにこれ監督・総監督のコンビがプリンセスチュチュと同じ。
佐藤順一さんというとセラムン・ドレミが有名だけど、
それ以外の作品のほうがわりと意欲的な作品が多いような気もする。
(セラムン・ドレミがダメって意味ではない)


「天地無用!魎皇鬼 1」
一番最初のOVAシリーズらしい(全6話)。
レンタル用のDVDで3話収録されてます(1期と2期が連続して入ってる)。
主人公の天地が禁止されていた祠に入って封印を解いてしまう。
そして鬼が甦って……天地の前に現れたのは封印されてた鬼娘の魎呼。
魎呼は封印の恨みを晴らすとか言って天地を追いまわすのだった。
とりあえず初期設定はそんな感じかな。

第一印象は、なんちゃってうる星?だったり。
そー思って見てると似通った設定がいっぱいあったりして。
大きな違いがあるとすれば、男女比が激しく偏ってるとこか。
うる星は男キャラがいっぱい出てくるから。

枝葉の設定とかわりと面白いしテンポいいので結構見れる。
だけど、なんつーか軽いんです。薄っぺらいんです。全てが。
これなんか90年代を代表する作品の一つだと思うんだけど
それでこのレベル?ってのが正直な感想だったり。


「学校の怪談 1」
児童文庫みたいなのが原作で、読んだことないっす。
モノレールができて開発され始めたベットタウンが物語の舞台。
そこに主人公(小学生の少女)とその弟が家族と共に引っ越してきた。
通う学校には幽霊の出そうな木造の古い校舎(閉鎖)が隣接してて。
その校舎の裏山にも開発の手が伸びて切り崩されていった。
そして学校の怪談は始まる。

主人公が小学生なのでそのへんを対象にしてるっぽい。
けど、そのわりに結構面白かったりして。
雰囲気とか映像の見せかたがわりといい感じなので。
同じ監督さんの探偵学園Qよりはずっとよさそうだ。
つーかこの作品はわりと画面のレイアウトに凝ってるので
トホホな画面構成の連続だった探偵学園Qと同じなのが信じがたい。
(実は烈火の炎も同じ監督さんだったりする)
まぁ……面白さは原作の問題なのかもしれんが。


「With You 〜みつめていたい〜 1〜2」
30分×全2本のOVA。
美少女恋愛ゲーム(18禁?)が原作でやったことないっす。
いつものように陸上の部活をやっていた主人公(少年)の前に
小さい頃に海外に行ってしまった幼馴染の少女があらわれる。
そして再会を懐かしみながら内心穏やかじゃないもう一人の少女。
ってな感じのちょっと青春モノ風味の内容。

うーーむ、頑張ってるのは分かるんだけど……
残念ながら技術が伴ってないって印象です。
全般にテンポが悪いので長くもないのにダレてるし。
描きたいものが消化不良なのか内容が希薄だし。
主役級の声優さんは素人くさいし(禁句?)。

これ見てると7月組の美少女アニメは実は結構マシなのかも!?
とか思えてくるから不思議です(笑)。
ダイバージェンス・イブですらこれよりは面白いんですが。
(絵柄の問題は横に置いといて・爆)


「スターオーシャンEX 1」
ゲーム(2の方)が元ネタでエニックス系のマンガが直接の原作かな。
どちらも見たこともやったこともないので違いはわかりません。
ある宇宙船のクルーである主人公がある物体の内部の調査をしてる時に
うかつに機材を触って光りに包まれ異世界?へ飛ばされてしまう。
そこはまるでファンタジーの世界で彼は勇者さまと呼ばれるのでした。

これって元ゲームそのままの設定なんでしょうか?
だとするとあまりにひねりがない……
そして、なんつーか映像作品としてとってもヘボイです(爆)。
これ監督さんが王ドロボウJINGとか魔探偵ロキの人なんだが……
なんでこんなにデキに差があるのでしょう!?


美少女特盛 (03/8/14) 次へ 前へ
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なんか、もう夏は終わりとかテレビで言ってるし。
すでに日本の上空には秋雨前線が南下!?
あの〜、東日本はつい先日夏になったばかりなんですが……
個人的にはこのぐらいが過ごし易くていいとは思うけど、
夏は暑くないと景気に深刻な影響があるような。


ところで、半年ぐらい前にやったレンタルビデオの傾向と対策の
きちんとしたバージョンが出来ました。
アニメ索引(レンタルビデオで行こう!アニメ編)の左側に
レンタル店の情報というブロックを新設して、そこに利用してる4店の
巻抜けも含めた在庫リストと店舗情報を載せてみました。
わりと面白いタイトルを適当に選んでチェックしてみたよ。

まぁ、池袋近辺に住んでないと何の役にも立ちませんが(爆)。
いいんだよ、自分用に調べたのをついでに公開してるんだから。
しかもチェックしたタイトルは偏りまくりだし。
いいんだよ、自分用に調べたのを以下略。
チェックタイトルはそのうち増やしたいっすね(希望)。
ただタイトルを増やすと調べるのが大変……

ちなみに今回は店舗名がちゃんと載ってます。
しかも地図つきだ!(MapFanの地図にリンクしてる)
利用可能な場所に住んでるなら参考にしてみてください。


つーわけで今週のビデオは7月の新番組の残りが登場。
なんと7月組は8番組中5番組が美少女アニメと言うわけで……
それ以外の3番組は先週出たので残りは全部美少女モノです(爆)。
NOIRも美少女モノと言えないこともない(笑)。大ハードだけど。


「NOIR 11〜13」
ラストです。
最後なので死にまくりです(爆)。最初から殺しまくりだけど(汗)。
霧香の変貌ぶりが怖いです。
言ってみればクロエから無邪気さをとった感じかな。
これがミレイユに逢う以前の霧香の姿なんだろうけど。
つまりそれまでは殺人の道具に過ぎなかったってコトすね。
そしてミレイユに逢って霧香という一人の人間になったのでしょう。

前にNOIRは死を司る二人の乙女の名前って書いたっすね。
クロエが真のNOIRだとも。
そして霧香がもう一人のNOIRらしいのも既に語られてた。
でも実はNOIRは二人だけど候補は二人ではなかったのです。
ミレイユの過去と霧香の過去は繋がってた。
そして二人の運命は大きな意思によって歪められていた。
ミレイユがつけたNOIRという名前は皮肉にも正鵠を射てたのだった。

最初のほうにミレイユが「全てが分かったら私があなたを殺す」って
セリフを霧香に言って、霧香が「ええ、いいわ」とか言うんだけど。
(ミレイユは殺し屋でその正体を知ってる人を生かしておかないってコト)
それがまさか、こんなとこに繋がってたとは思わなかったよ。

ところで「百合姉妹」とい雑誌が先月に新創刊したんですが。
これに百合作品セレクションというコーナーが有るのです。
で、アニメ作品のところにNOIRが絵入りで載ってたり。
今までどこいらへんが百合?と思ってたけど、確かにそーかも(笑)。
(ウテナも載ってる、あれはもろ薔薇+百合+近親相姦だし)


「ぽぽたん 1〜4話」
7月からBS-i(のみ)で木曜夜に放送中の新番組。
美少女恋愛ゲーム(18禁)が原作でやったことはないっす。
街外れの洋館にあい、まい、みいという3姉妹とメイドのメアーが住んでいた。
この3人はちょっとした魔法が使えるらしい。もしかしてタンポポの妖精!?
(ぽぽたんとはタンポポのことらしい)
当人たちの意思とは関係なく洋館ごと街を移動して旅してるようだ。
そんな3+1人(?)が行く先々で出会う人たちと繰り広げるエピソード。

元ネタは洋館に下宿した青年が主人公らしいんだけど、
これはむしろ3姉妹のほうが主役って感じで、ずいぶん違う!?
小奈美というキャラなんかまいが一時的に転校してきた学校の同級生で、
仲良くなってもすぐ別れなきゃいけないことが嫌で他人を避けてたまいに
友達になろうと積極的にアプローチしてくるって役回りなのでした。
(2話の「ともだち」というエピソード)

こんな感じで見た目は萌えアニメだけど中身はわりと感動的だったり。
シュガ〜とかとイメージ近いかもしんない(監督が同じです)。
ただ18禁美少女モノの名残とでもいうのか、
毎回お風呂シーンがあってむやみに裸が出てきます(爆)
そのわりにあまりエッチくはないけど。


「D.C. 〜ダ・カーポ〜 1〜4話」
7月から一部の民放とキッズステーションで放送中の新番組。
美少女恋愛ゲーム(18禁)が原作でやったことはないっす。
一年中桜が咲いている初音島という不思議な島が作品の舞台で。
主人公の純一は寝ている間に他人の夢を見る能力を持っていた。
(自分の意思で見てるのではなくて見せられてるって感じ)
ストーリーは主人公とその周囲の女の子の間で繰り広げられる
日常だったり恋愛だったりちょっと不思議だったりする話。

この作品はなんと!監督をはじめコアスタッフが女性ばっかりです。
美少女モノ以前にアニメ作品としても珍しいような。
そのせいかキャラ描写やノリがまるで少女マンガなんですが(笑)。
ちなみに、どことなくフルバの表現スタイルに似てます
(そもそも監督さんはフルバの助監督やってた人だったり)
フルバのスタイル(アニメの)が好きだった人なら結構いけると思います。
エッチぃ感じは全くないので予備知識ないと少女モノにも見えるかも。
つーか、これターゲットはどこらへんなんでしょう?

そうそう
これ本編が15分ほどしかありません。枠は通常(30分)だけど。
で残りの5分に作品に登場する声優さんの(歌つき)PVが流れます
1話のだけ見たけど2話目以降はスルーしたよ(爆)。
キャラソングとかイメージソングかと思ったけど違うみたいだし。
PVの映像も作品やキャラのイメージと関係ないみたいだし。
その声優さんのファンでもないと見てもしょうもないような。
さらにターゲットがわからんな……


「グリーングリーン 1〜4話」
7月から一部の民放(全4局中3局が南関東)で放送中の新番組。
美少女恋愛ゲーム(18禁)が原作でやったことはないっす。
山の奥に男たちだけの学び舎があったのです(よーするに男子校)。
その学校を近々共学にするために、テストケースとして期間限定で
女子高の生徒を受け入れることになったのです。
その歓迎回の責任者を押しつけられた祐介(主人公)の前に、
女子高のバスから真っ先に降りて飛びついてきた少女がいた。
「ずっと逢いたかった」そう「みどり」と呼ばれる彼女は言った。

なんつーか、気持ちイイほどにストレートな美少女モノです(笑)
上の2つが違うものに変容してるのでリビドーの炸裂っぷりが目を引くよ。
特に3バカトリオの突っ走るさまは呆れるほどです。
風呂を覗いたり、女子寮に忍び込んだり、パイ拓を取ろうとしたり……
主人公はこの3バカと仲がイイだけに毎回騒動に引きずりこまれてるし。
(進んでやるほど勇気はなく、力ずくで止めるほど正義感もない)

あ、ストーリーの基本はラブ+変態って感じです。
祐介とみどりは前世で好きあってたけど身分の違いで結ばれなくて
生まれ変わったら一緒になろうと誓った間柄らしい。
で、みどりは覚えてて祐介は覚えてないようだ。
だから祐介はみどりがちょっと鬱陶しいって思ってたり。

ちなみに18禁美少女モノが元ネタらしく下着や裸がばんばん出ます。
つーかオープニングからして下着&裸が出まくりなので(笑)。
このオープニングは凄いっすよ。違った意味で。
なにしろ主要キャラが一人ずつすっぽんぽんで出てきて、
手のカタチしたマウスカーソルみたいのが体を撫でると
下着から順に服を着ていくんだから。まるでエロゲー。逆だけど。
美少女モノだから女キャラだけだと思うでしょう……
男キャラもちゃんとやります(爆)。さすがに早回しだけど。


「ダイバージェンス・イブ 1〜4話」
7月からAT-X、BS朝日と一部の民放で放送中の新番組。
今より未来の世界。空間の歪みを利用して超空間飛行が可能な時代。
その空間の歪みを通って違う時空から出てくるグールと呼ぶ化け物がいた。
そのグールと戦うためのセラフィムの候補生として地球からやってきた
4人の少女たちの一人が主人公で。彼女は特殊な力を秘めているらしい!?
1話で描かれる内容では彼女は謎の変容を遂げるのでした。
(それはまるで特撮モノのような映像だったりして)

正直、1話を見たときは「やっちまったかー」と思いました。
それぐらいアレなデキなんだよ。
でも2話、3話と話が進んでいって結構見れる内容かもと思うように。
(1話はずっと先の内容で2話が最初の話なので説明不足なのです)
設定がしっかりしてるし、わりと興味を引くエピソードが出てくるし。

ただ、キャラデザインがメリハリ過剰というか異常だし(爆)。
エンディングは曲も映像も完璧に外してる(作品に合ってない)し。
いろんな作品から好きなパーツを集めてみたのはいいけど、
作品として組み上げるセンスに欠けてるってゆーか……

これ主人公の声がストラトス・フォーと同じ人だし、
候補生である主人公を含む4人の少女を中心に描かれたりと、
思いっきりストラトス・フォーと設定がかぶってるし。
ストラトス・フォーと比較されるのはしかたないってゆーか。
比較になってないってゆーか(爆)。


目論見と木阿弥 (03/8/7) 次へ 前へ
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いきなり夏らしくなりました。
クーラー無しでは室温が30度を切らなくなりました(爆)。
最低室温30度、最高室温34度って感じ……
なんでこの部屋はこんなに熱がこもるんだろう?


ところで
今さら知ったんだけど「ワダツミの木」って現ちゃんの曲だったのか
なんかアルバムを持ってた(爆)ので改めて聞いてみたら確かにそーだ。
(歌詞やスタッフクレジットはよほど気に入らないと見ないんだよ)
「ハーメルン」とか「さくらさくら」とかに通ずるものあるし。
つーか試聴コーナーで聞いてこの曲がいいなぁとか思って買ったんです(笑)。
その時は現ちゃんの曲とはまるで気づいてなかったけど(汗)。

ちなみにこのアルバムはちょうど1年ぐらい前に買ったもので、
それがたぶん視聴して買った最後のCDたちの1枚っすね。
試聴すると欲しくなるのでこの後はCD屋には行かなかったし。
支出抑制の一環として。
で、どーしても聞きたい曲はレンタルするって方針だったはず。

しかし……
試聴しない、音楽チャンネル(スペースシャワーとか)を見ない、
となると新たな音楽を仕入れる手段が無くなってしまうのだった。
こーして時代から取り残されていくのだな、とか実感してみたり。
でも、新たな音源ソースがあったのです。
そーです。アニメの主題歌たち(笑)。

昔のいかにもな主題歌の時代は遠くに去って、
90年代の売れ線タイアップ中心のスタイルも影をひそめ、
今はわりと音楽的に面白い曲が目立つようになった感じ。
(オイオイって感じの曲も時々あるけど……)
曲が面白いと欲しくなってしまうので結果買いあさることに(爆)。
だって売れ線の曲じゃないとレンタル屋には無いし……

そんな感じであまり節約の効果が出てません(汗)。
もうバカかとアホかと。


「LASTEXILE 13〜16話」
12話で皇帝直属の艦隊と壮絶な戦いをしてシルヴァーナが沈んで、
クラウスが乗ったヴァンシップは砂漠の中に墜落して……
そんな、かなり危機的状況で13話以降の話が進んでいきます。
でも状況的には動けないので、小休止って感じで今まで語られなかった
それぞれのキャラの過去とか正体とかが語られます。
そしてアレックスの行動の理由がやっとわかるわけです。
なんとクラウスとラヴィの両親がアレックスと関係があったとは!

再びシルヴァーナが動き出してクラウスも帰ってきて
状態が元に戻ったと思ったらさらに大きな変化が待ってます。
まるで、どんどん地図が塗り替えられていくような感じ。
展開がとても速いっす。


「キノの旅 1」
4月からWOWOWでやってた(もう終わった)作品です。
もちろんうちでは見れないのでレンタルってことで。
原作は小説(ライトノベル?)で読んだことないっす。

これ監督がlainの人でシリーズ構成がブギーポップの人すね。
そのせいか映像的にも物語的にもかなり印象的な作品になってる。
あとこのシリーズ構成の人(村井さだゆき)の芸風かもしれないけど、
コトバが主役を張ってるとゆーか、前面に出てくる感じってゆーか、
小説が原作になってるのをよく実感できる作品になってます。

内容はキノって少年(?)が相棒のエルメス(喋る二輪車)と旅をする話。
と言っても旅をするキノとエルメスがメインと言うよりは、
旅してまわる国々やそこの人々がメインで二人は狂言回しって感じ。
それらは、不思議だったり、変だったり、滑稽だったりして。
ガリバー旅行記とか銀河鉄道999とかのイメージに近いかもね。
本当の意味のファンタジーというか、メルヘンとか童話っぽいというか。

ちなみにこれオンラインのDVDレンタルにもあります。
ってゆーかそこで借りたのだった
なので、興味があるけど最寄のレンタル屋には置いてないよ!
って場合にはそーいうのを利用するのも一つの手かと。


「高橋留美子劇場 1〜4話」
7月からテレビ東京系で土曜深夜に放送中の新番組。
確か青年誌に掲載されてた短編を集めたものが原作になります。
(最近タイトルと装丁を変えて再発行されました)

最初に映像を見た時「人間交差点」の悪夢が甦ってきた(爆)。
けど、じっくり内容を見てたら、これ結構いい感じです。
「るーみっく節」とも言える微妙に外した感じがよく出てるし。
高橋留美子さんの作風って確かにこーいう感じなんだよ。
基本はシリアス調だけど、その外した感じで妙なインパクトがある。
映像のデキは「うる星」や「めぞん一刻」と比べ物にならないけど
ストーリーさえ印象的なら十分に面白いんだって痛感したり。

ずっとこの作者のファンだった人なら
犬夜叉よりこっちの方が面白いんじゃないかと思う。


「なるたる 1〜4話」
7月からキッズステーション(オリジナル)で放送中の新番組。
青年誌(アフタヌーン)の漫画が原作で1巻だけ読んだことある。
主人公のシイナ(少女)が夏休みに祖父母の島に遊びに行くのです。
そしてそこで星型の変な生き物に出会うのでした。
この出来事を切っ掛けにしてシイナは次々と変な生き物を連れた
人たちに出会うことになる。彼らは敵なのか?味方なのか?
この変な生き物は竜の子とか言うらしい。成体もいるらしい。
成長すると世界を手に入れられるほどの凄い力を持つらしい。
4話までだと、とりあえずこんな感じ。

第一印象としては、かなりちゃんとした映像(笑)。
夏の暑さとか空間の雰囲気みたいのをしっかり描写しています。
シリーズ構成は小中さん(lain)なので人間描写も濃ゆいです。
アフタヌーンなので原作のレベルが高いと言うのもある。
のでキッズオリジナルとしては抜群にいいデキかもしんない!?
7月組の中でも映像的には一番レベル高いような気がする。

にしても小中さんがやってる作品は面白い率が高いっすね。
よーするに作品の面白さに占めるシナリオの比率が高いってコトで。
私的にはその比率はシナリオ:演出:作画で5:3:2ぐらいかなと。
つまりシナリオがダメだとどんなに映像に凝ってもダメなのだよ。


「HAPPY☆LESSON ADVANCE 1〜4話」
7月から一部の民放で放送中の新番組(キッズは9月から)。
タイトルを見れば分かるようにHAPPY LESSONの続きです。
と言ってもこれは元々読みきりシリーズなので、
続きとかそーいうのはあまり意識する必要はないかも。

新シリーズに相応しく!?いきなり制服が新しくなります(笑)
「九龍(クーロン)ながつき」という名の新キャラが登場します。
でいきなりむつき(ママ先生)をママと呼んで、チトセ(主人公)に
敵意を剥き出しにして挑んでくるのでした。
ってな感じでちょっとシリアスっぽい感じも。

あいかわらず男女比が異常に偏っている(さらに悪化した)けど、
うる星→らんまの系統に属するわりとまともなコメディなので
前シリーズ同様に誰が見てもそれなりに楽しめると思います。


「住めば都のコスモス荘 1〜4話」
7月から一部の民放(3大都市圏のみ)で放送中の新番組。
角川系の小説かマンガが原作で読んだことないっす。
不況のあおりでバイト先が潰れた主人公(少年)の前に変な格好をした
少女があらわれて、このベルトのモニターになってと頼まれるのでした。
そのベルトを装着すると変な外見のパワードスーツに変身するのです。
そしてそれは宇宙警察の次期装備のためのテストだとか言うのです。
ちなみに地球人は宇宙警察とか宇宙人とか全く知りません。

この作品を一言で表現するなら、変な作品(爆)。
なんちゃって変身ヒーローモノです(笑)。しかもヘッポコです。
で、コスモス荘と言うのは金の無い主人公の福利厚生のため(?)に
モニターを願い出たコスモス(かその会社)が用意した住居で。
なんとその住居には敵方の宇宙人も人間に変装して一緒に住んでたり。
この敵方とは凶悪な宇宙犯罪人をパワードスーツの機能試験の対象として
勝って正体を暴けたら無罪放免という条件で参加させてるのでした。
(もちろん毎回負けますが)

変にズレたギャグものだけど、それなりに面白いよ。

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