サントラスペシャル・エピソード2 (03/5/28) 次へ 前へ
目次へ

風邪をひいてしまいました……
さすがにSARSではないが。
ってゆーか週1、2回しか外出しない人間がSARSなんかに感染したら
その時には東京中がSARSの被害で凄いことになってるかと。
と言うわけで例の更新はできません(汗)。
当然のようにビデオも見てないし。


ネタが無いのでサントラスペシャル第2弾でも。

「beyond the stratosphere」
ストラトスフォーのキャラソング集です。
正直言ってこれ買うかどうかずいぶん悩みました。
いやだってキャラソング集なんて欲しいとは思わないし(爆)。
しかもこれちょっと高いんですよ。3500円もする……
じゃあなんで買ったの?と思うでしょう。ふつーは思うわな。

実はこのCDの内容はキャラソングだけじゃないのです。
キャラソングが4人それぞれ1曲ずつ(つまり4曲)。
OPテーマのフルサイズ、EDテーマのTVサイズ、カラオケ。
そしてSo far,So near(EPテーマ)のアコバージョンを収録。
さらに未収録BGMを7曲収録しています。
金額で分解するとキャラソングとテーマソングが各800円。
未収録BGMが1400円。そして(キャラ)ピンバッジが500円
これを参考に自分にとっての価値を計算してください(笑)。

で買ってみた感想は……これけっこー拾い物かも。
キャラソングはまぁ置いといて。<おいおい
So far,So nearのアコバージョンはなかなかいい感じだし。
未収録BGMに至っては、こっちに入ってるのが不思議なぐらい
印象的に使われた曲が並んでます。なんでやねん……
この7曲とサントラのイマイチな7曲をトレードしたら
本来のサントラの聞き応えは格段にアップすると思うよ。

「未収録BGMその1」So far,So nearのビート強めのアレンジ。
流すシーンで良く使ってました。あと次回予告でも流れてた。
「未収録BGMその3」スラップスティックで派手な曲。
「未収録BGMその4」So far,So nearのファニーなアレンジ。
「未収録BGMその5」メロウ系の曲では一番よく使ってたかも。
「未収録BGMその6」テンション系のテクノグルーブ。
「非常警戒体制」→「迎撃開始」→この曲って感じに流れます。
ってゆーか彗星迎撃の一番見せ場の曲が抜けてたんじゃん。


「ウイッチハンターロビン オリジナルサウンドスコア 1」
「Shell / half pain / 葉菜(Bana)」(OP/EDマキシ)
OPの方なんか特にだけどボーカル泣き系洋楽ロック風味だったり。
音楽プロデューサーがL/Rと同じ野崎圭一さんで、
この人がやるとそーいう路線(洋楽風)になるのかもしれない。
ちなみにサントラのほうにはOP/EDのTVサイズが入ってます。

サントラのほうは一言で表現するなら洗練されてるって感じ。
作品の方向性がスタイリッシュなので音楽的にもそーなってます。
あと、当たり前なんだけど情緒的と言うか凄く雰囲気があります。
見せ場の緊迫した動のシーンの曲もなかなかグルーブ感あるし。
作品を全く知らない人が聞いても結構聞けると思うよ。
(作品を知らない人がサントラ買うことはまずないけど)

「ROBIN」ロビンのテーマ。落ち着いてるけど哀愁を感じるような。
このバリエーションが「STN」「OPEN YOUR EYES」
「TACTICS」エンターザミッションって感じの曲。
「MARVEROUS」不思議?不可思議?って感じの曲。
「ORAGNET」アクションを流すシーンで使うスライドグルーブ(?)。
「HARRY'S」落ち着いたピアノ曲。紅茶飲んでるシーンで良く使う。
「DANCING TYPE」ディストーション系(?)の曲。
「FLAME」ここぞと言うところで使われるテンション高いグルーブ。
「ROBIN」が静のテーマなら「FLAME」は動のテーマって感じか。
「ALLAY PAIN」EDのアレンジバージョン。メロウ系の曲。
「SILENCE」コヴェンが闇に沈みし時より……のトコで使う曲。

ロビンといえばDVDの1巻が2000円(新品)で売ってたので買ってみたよ。
(定価は1巻あたり2話入って5000円です)
他の巻も全部2000円にしてちゃぶだい!<無理


「R.O.D オリジナルサウンドトラック」
これ偶然にもロビンと同じ人(岩崎琢)が曲を作ってます。
でも曲の感じはずいぶん違うけど。作品の方向性が違うし。
ちなみにOVAなんでいわゆるOPやEDは無いんだけど
テレビと同じサイズのOPみたいのはついてます。
「R.O.Dのテーマ」ってのがそれで。長いバージョンも収録(未使用)。
EDはスタッフクレジットが延々と流れるので元から長めです。
「すべての叡智を英国へ!」ってのがそれです。
どっちも現代風に装飾してるけどベースが往年のいかにもって曲調

※曲のタイトルは実際にそう書いてあるのです
「書を愛して狂う者曰く、"紙は常に我らと共に"」読子のテーマ(らしい)。
今風に言うとカフェミュージック?読子が神保町を徘徊するシーンの曲。
「時の狭間に隠れたる星屑のテーマ」ジャージーな曲。未使用。
「偉人組曲」偉人のテーマ、バトルテーマ、アダージョの三部構成。
実はこの曲のバリエーション&再構成した曲がアルバムの大部分です。
特にバトルテーマは見終わっても頭に残るぐらいよく使ってたよ。


「NOIR オリジナルサウンドトラック 1」
まだ買ったばかりであまり聞いてないので簡単に。
ざっと聞いた感じは宗教音楽っほい雰囲気が感じられるよーな。
ヒーリングミュージックのような感じでもあるね。
わりと声を印象的に使う曲が目立つのも特徴的かも。

なんかこの作品の形容にもクール&スタイリッシュとか書いてあった。
子供嫌い、バカ嫌い、鬱陶しいの嫌い、媚びたの嫌い、とか言ってると
結果的にこーゆー形容の作品を見ることになるのでしょうか(笑)。

「canta per me」霧香のテーマとか書いてあります。あの曲ですよ。
仕事してるシーンでよく使われるグレゴリオ聖歌風(?)グルーブ。
「salva nos」「canta per me」のハードグルーブバージョン。
この作品を見るとのこのメロが耳について離れなくなるのでした。
「melodie」オルゴール(ソロ)〜ミレイユの回想(アレンジ)。


「Cloud Age Symphony / OKINO,SHUNTARO」
ラストエグザイルのOPマキシ。村田蓮爾さんのジャケ絵が目印です。
これ実際に聞いたことあれば分かるだろうけどもろテクノすね。
わりと最近のテクノのようで実はエレボディーっぽくもあり!?
ジャケ絵もまるでポップアートみたいなデザインだし。
(アニメ絵なんだけどえらく洒落たイラストになってる)
知らない人が聞いたらアニメソングだって分からんぜよ。
まぁ、これをアニメソングと認識できる人こそオタクだから(笑)。


オタクな服装 (03/5/21) 次へ 前へ
目次へ

今月の「電脳やおい少女」にこんなフレーズがありました。
「男オタクは一目でわかるが女オタクはわからない」
これってわりと常識的に語られるコトではあるけど事実なんだろうか?
確かに凄い格好をしてる人たちが存在することは知ってるけど、
少なくとも知り合いにはあんな格好をしてる人いないんですが。
ホントにオタクな人種の中で大勢を占めてるのでしょうか?(笑)

そもそもオタクの定義って人によってマチマチな気がするが。
俺様定義ではオタクとは外的価値観より内的価値観を重視する人です。
外的価値観とは他人にどう思われるかという価値観。
内的価値観は自分でどう思うかという価値観。
外的価値観>内的価値観なのが一般人と考えてもいいかも。
ミーハーという表現もアリだけど、この言葉の解釈も人それぞれすね。

外的価値観が強いと他人の評価が気になります。
そして他人に評価されるものが良いと感じたりします。
よーするに流行に流されやすいというか。
流行という現象を作る人たちというか。

内的価値観が強いと他人の評価などクソ食らえです(爆)。
自分が面白いのが良いものだと思いこむ傾向があります。
(結果として痛い批評を平気でしちゃう人も……)
流行とは全然関係ない場所にいます。
オタクだけでなくクリエーター・デザイナーもいます。

で、オタクがものすごい格好をしてるというのは……
理論的にはあながち間違いではないんですが(笑)。
外的価値観より内的価値観が強いということは、
他人にどう思われるかより自分でいいと思う格好を選ぶわけで。
一つ間違えると眩暈がするような凄い格好になる可能性が(爆)。

でもオタクな人種が皆オシャレでないかと言うとそーでもなくて
ジャンルによっては凄いオシャレな人たちもいるわけで。
いわゆるデザイン系の人たちなんかはそーだったりするけど。
で、オタクでオシャレかそーでないかの境界線があるのです。
それは「装うことに興味があるか無いか」ですな。
興味がないことには全く興味がないのがオタクな人種で。
逆に興味があれば一般人よりずっと深いのもオタクな人種。

デザイナーとオタクを同一視すると理解しにくいかもしれないけど
長髪(とは限らんが)ジーパンな洋楽ロックオタクも
全身黒ずくめで化粧したビジュアル系オタク(追っかけ)も、
ジャンルが違うだけで人種的には同じだと言えば分かりやすいかと。
聞いてるものが変わると格好も変わるのです。
それって不思議ミステリー(笑)

ついでに言うとビジュアル系のコスもアニメ・ゲーム系のコスも
全然違うもののように思うかもしれないけど意味合いは同じです。
好きな人の格好を真似てるだけで、実在するかしないか違うだけ。
格好が極端なだけで好きな芸能人の真似をするのとも変わりません。
ま、人前で極端な格好をしてしまえるからこそオタクなのだが(笑)。

では男女のオタクの差は?と言うとこれは社会的な差でしょうか。
女性は一部のハイセンスな人と大部分の普通のセンスの人って感じで
そーとんでもない格好をしてる人はいないのです(オタク以外でも)。
これって小さい頃から装うことを基礎知識として身につけるからです。
ってゆーか生まれたときからオタクな人はいないので(笑)。

対して男性はオシャレな人とそうでない人しかいないとか言われます。
つまり(服飾のセンス的に)普通以下の人が多いというわけで。
(最近の若人は男でも化粧とか言ってるので状況は違うかもしれんが)
なので基礎がない状態で装うことに興味のないオタクになると、
最悪の場合いわゆるあの凄い格好になってしまう可能性が……


「NOIR 3〜4」
とりあえずこれの続きをみていくことにしました。
前に内容の説明をしてなかったので簡単に説明を。

殺人を生業をするミレイユに一通のメールが届く。
「過去への巡礼」という言葉と記憶を呼び覚ます旋律。
待ち合わせの場所にいたのは制服を着た少女だった。
彼女は追ってきた男たちをいとも簡単に殺してしまうのだった。
私はこんな簡単に人を殺せる。でもなんで全然悲しくないの?」
彼女の名は夕叢霧香。一見すると普通の高校生のように見えた。
しかし名前も戸籍も偽りのもの。しかも彼女は記憶がなかった。
覚えてたのはNOIRという名と殺人技術だけ。
そして二人は霧香の記憶とミレイユの過去を求める旅に出る。
(と言っても別にいわゆる旅に出るわけじゃないが)

この後二人は殺人請負で日々の糧を得ながら、
霧香を追う組織の痕跡を追うという展開が続きます。
基本は読みきりスタイルで本筋とは全く関係ないエピソードもあれば
その回のエピソードが本筋に絡んでくるという展開もあります。

先週にストーリーが希薄という表現を使ったけど
そう感じる理由がなんとなく分かりました。
これレギュラーキャラが現在のところ主役の二人しかいない
(よーするにNOIRのミレイユと霧香ってこと)
他のキャラはほぼ全てその回限りのゲストキャラなんです。
つまり思い入れを継続できるキャラが少ないんだよ。


「デ・ジ・キャラットにょ 1〜4話」
4月からテレビ東京系で日曜朝に放送中の新番組です。
いわゆる萌えアニメという印象だったんですが……
オープニングだけ見た時にも思ったけど何かイメージと違う。
変な設定で変な格好で耳が付いて語尾が「にょ」だけど、
そのわりに全然媚びたキャラ描写じゃないってゆーか
むしろとってもリアル系なキャラ描写だったりする。
もしかしてこれって実はリアル少女(小学生とか)向け作品!?

背景はすごい投げやりな絵だし(誉めてます)。
カワイイ系の絵なのに激しく崩しまくりだし。
声のトーン下げて「ぬしも悪よにょ」とか言ってるし(笑)。
あのキャラさえ使ってれば何でもアリ?って感じですか。
結構芸の細かいギャグアニメに仕上がってます。
騙されたと思って見てみては如何なもんか?

ちなみに内容説明が無いですが……
内容なんて有ってないようなモンだから(爆)。
たぶん途中から見ても大丈夫です。


「TEXHNOLYZE 1〜4話」
(放送枠の都合で3、4話を1回分に編集してるので本来なら1〜5話)
4月からフジテレビ(ローカル)で水曜深夜に放送中の新番組です。
オープニングからゴリゴリのトランスだし(映像もトランス系)。
1話なんか内容まで薬でトリップしたような感じだったし。
画面は暗いし、シーンの流れを切りまくるし、説明しないし。
もはや見るものを拒絶してるのでは?とすら思える内容で(爆)。
でも映像のクオリティはめっちゃ高いです。凄い映像です。
ま、なんつーかアフタヌーン系って感じ?(笑)

シリーズ構成とキャラデザインの人がlainと同じ組み合せなので
lainに近い感じの作品になるかも!?とか思ってたけど
作品の雰囲気的にはむしろ「WOLF'S RAIN」の方に近いです。
現在までの印象では内容もかなりハード路線みたいだし。
ちなみに説明できるほど内容を理解してません(汗)

とにかく現状では凄い映像という以外の評価は下せないっす。


「スパイラル 推理の絆 1〜2」
1巻は1話収録、2巻以降3話ずつ収録。
エニックス系の漫画が原作です。1巻だけ読んだことある。
主人公の少年の兄がブレードチルドレンという言葉を残して
失踪をしてしまうのです。そして謎を追う物語の幕が開く。
物語は主人公の周囲で起こる事件を追う推理モノの体裁で展開し
それがブレードチルドレンに絡む大きな流れの断片として描かれる。
果たしてブレードチルドレンとは?そして兄の行方は?

この作品はブレードチルドレンというキーワードがなければ
金田一とかコナンとかのよくある素人推理モノなんですが、
その大きな流れが有るのでちょっと違った展開になってる。
でも1話と2話はパターンが素人推理モノに寄り過ぎてるっすね。
「真実の旋律は奏でられた」とかキメ台詞まで出てくるし。
3話以降このパターンが崩れて多少面白くなってくるけど。

映像に関してはオープニングの出来で期待してたんだけど……
おぉ!と思うようなシーンが出てきたかと思ったら
うっ!と思うようなシーンが出て来たりもします(爆)。
なんか1話の中ですらクオリティが安定してません。


「エアマスター 1〜4話」
4月から日本テレビ系で火曜深夜に放送中の新番組です。
青年誌(ヤングアニマル)の漫画が原作で1巻だけ読んだことあるよ。
内容は元新体操の女王だった主人公がその経験を生かした空中技で
ストリートファイトの連戦連勝の伝説を作るのだった。
というよーするによくあるバトルモノです。

これ原作を読んだことあれば分かるかと思うけど
青年誌によくある凄いクドい絵です。歪んだ絵ともいう(爆)。
ついでに言うとキャラ描写もクドいっす。胃にもたれます(?)。
バトルシーンは結構派手で映える映像だったりするんだけど、
それは死ぬだろう」とか「それは重傷だろう」ってシーンが続々。
もちろん死なないし余裕で立ちあがったりするよ。
それって不思議ミステリー!<違う


「超重神グラヴィオン 1〜2」
1巻は1話収録、2巻以降2話ずつ収録。
いきなり宇宙から得体の知れない敵が攻めてきた。
そして地球の軍隊はその敵にたいして全く歯が立たなかった。
そこにある貴族が秘密裏に開発してた兵器が登場する。
その貴族は人里離れた巨大な城に住み、今日の事態を予測して
人知を超えた超兵器を開発し操縦者を訓練していたのだった。

つい最近の作品なんですが……
ロボットアニメの文法としては旧世代に属するかも。
オモチャみたいなデザインのロボットだし。
変形しちゃうし、合体しちゃうし、必殺技を叫ぶし。
なんでも音声入力なんだそうだ(笑)。
ま、リアルとかそーいうのは期待してはダメっす。

そんな作品だけど現代的(?)な部分もあります。
この貴族のお城には身の回りのお世話をするメイドがいます。大量に。
ロボットに指示を出すコントロールルームもメイドまみれです(爆)。
メイドに限らず他のキャラの服もコスプレしてるみたいです。


エージェントはお好き? (03/5/15) 次へ 前へ
目次へ

今更ですがVHSのビデオデッキを買い換えてみました。
壊れてもいないのに買いかえるなんて珍しいです(爆)。
もちろん、ちゃんと買い換えた理由はありまする。

ちなみに、買ったのはHV-BX500というモデル。
買値が3万円なのに今やこれがアナログ系では最上位機種……
もはやそんな進化のない分野なのにコストダウンが進み過ぎです。
そしてその弊害が露骨に出てたりします。
(コレに関しては長々と書いたけどバッサリ削除)

VHSデッキを買い換えた理由と言うのは今使ってるデッキだと
ハイブリレコで録画した際に不具合が出ることがあるからです。
全体の1割程度なんだけど画面の上の方が緑に変色するのです。
(調べてたら画面全体に帯状に色がアレるのもあった)
「X」のOPを録画した時に派手に変色してて気付いたのでした。
でもしばらく原因が分からなくて、あれこれ試行錯誤したりして。

なぜか一度Hi8に録画したのからだと症状が出ないと言うことで。
もしかして目で見えない程度に映像信号が乱れてるのかも!?
デジタルに変換する過程で映像信号の乱れ→色ずれになってる!?
と言う推論を立ててみたのです。そして結果としてそれは正しかった。
たぶんHi8デッキの方が高かったので構造もしっかりしてたのでしょう。

推論を検証するために、
デジタルTBC付きのビデオデッキを買うことにしたのです。
だいたい2.5〜3万ぐらいで買えるので、それでダメなら泣こうと(爆)。

でモデルを選定してて愕然とした事実に突き当たりました。
今やビデオデッキをまともに作ってるメーカーって数社しかない。
東芝と日立はアナログ系ビデオを売ってすらいない……
売ってはいてもやる気の全然ないメーカーもちらほら。
確かに上位機種で3万じゃ中身を考えたらやる気も失せるわな。

もはや松下・三菱・ビクター以外は論外って感じです。
で、ビクターはデザインが論外なので却下(笑)。
いや、マジな話ビクターは自社以外のテープを再生しにくい(らしい)ので
レンタルメインの使い方には向いてないっス。
そしてデジタルTBC付きはNV-SXG550、HV-BX500、HV-SX300だけ。
(この時点ではNV-SV150Bは発表されてなかった)
レンタルにはS-VHSは無用だけど対象モデルはそれしかないので。

何度も言うようにレンタルメインだしBSなんかいらんし
ってことで一番安い(と言っても大差ないが)HV-SX300を買ったのです。
あれ最初に書いてるのと違う?と思うかもしれない。
そう違うのです。そしてここから1ヶ月にも及ぶ苦難の始まりでした(爆)。

届いて例の症状の出る(Xとは別の)テープを再生・録画してみて、
デジタルTBCを有効にすると推論通り症状が出ないことを確認する。
とりあえず2.5万をドブに捨てずに済んだようでホッとした。
でも、なにやら右CHに異音が混じるのです。ブチブチって感じで。
最初は音が割れてるのとか思ったけどそーじゃないようで。
あとテープによって出るのと出ないのとがあるご様子。
(もちろん今までのデッキではそーいう症状は出ない)

とりあえず初期不良ということで交換してもらいました……
が、交換したモデルでも全く同じ症状が出ました(泣)。
もう一度交換して同じだと悲しいのでサービスに見てもらうことに。
サービスの人はテープとの相性じゃないかとか言ってましたが、
今までの(安物)デッキでは症状が出ないのを確認してもらって、
さらにサービスの人が持参したHV-BX500でも症状が出ないのを確認。
いちおー見こみ修理をして。結果、、、、直りませんでした(爆)

そして冒頭のHV-BX500になるわけです。
というか、最初はいっそHV-SX300は捨てと言うことで
もう一台買ってしまえとか暴走しそうになりました(汗)。
でも今までの経緯を説明して差額追加でHV-BX500にしてもらったよ。
いやー、ダメ元でも言ってみるもんだね。ありがたや(涙)。

いっそ松下のNV-SXG550にするという選択肢もあったんだけど
こっちも音声まわりの不具合を聞くので確認済みのHV-BX500に。
ちなみにHV-BX500が届いてすぐ音声を確認したのは言うまでもない。
また不具合が出たらどーしようかとドキドキもんでした。マジで。
今のところ全く問題なし。やっとビデオデッキが交換できる……
そしてここまでなんと1ヶ月も経過してたのです(遠い目)。


では今週もアニメ見まくり大作戦を。

「L/R 5〜12話」(4話は未放映なのでビデオだと6〜13話)
元々はこちらをリアルタイム視聴してたんですが……
5、6、7話と作画やレイアウトが乱れて悲しい気分になったので
7話でリアルタイム視聴は打ち切りに。
映像の崩れたスタイリッシュなんて滑稽以外の何物でもない(泣)。

でも内容は気に入ってたので覚悟を決めて最後まで見てみました。
なぜか8話以降は品質が持ちなおしてました。なんでやねん!
特にラストへ至る一連の内容の緊迫感はかなりいい感じです。
ノエルが撃たれる瞬間までの10分ほどは目が離せなかったよ。

ノエルといえば6話に再登場します。
そしてその後はずっと出っぱなし。まぁ物語の中心人物だし
ただ、画面にいるだけであまり活躍はしないのだった。
お姫様だから立場上活躍しにくいってのはあるけどね。
でももう少し活躍させてあげれば良かったのにとか思ったよ。

とにかく、第一印象のわりに途中でダメになってガックリ
みたいな展開にならなくてホントに良かったよ。
物語や設定やキャラ的には好きなタイプだし。前にも書いたけど。
品質も途中の数話を除けばそれなりに見れるレベルだったし。
手放しでは誉められないけど、まぁ、満足してます

あぁ、それにしても全般にも少しクオリティが高ければ……


「NOIR 2巻」
L/Rを見てたらこれの続きが見たくなったので。
L/Rが男二人でこっちは女二人だけど似たような路線ではあるね。
なにげに3話のコンテ・演出がL/Rの監督さんの人だし。
その回の作監の一人も偶然(?)L/Rのキャラデザインの人だし。

L/Rと比較するとこっちの方はクオリティが高めで安定してる。
あとアクションシーンが見せ場なだけ有って絵になってる。
L/Rもいい時はいいんだけど、バラツキが有り過ぎて……

ただこっちの方が全てに上回ってるかと言うとそーでもない。
アクションシーンの比率が高いせいかストーリーが希薄なんすよ。
せっかく面白そうなキャラ設定なのにイマイチ生きてないような。
つまりストーリーに関しては(現状は)L/Rの方がずっと上なのだった。

L/Rはアクションもあるけど基本は物語で見せてくスタイル。
そしてNOIRはアクションを映像として見せてくスタイル。
内容は似てるけど演出の方向性は正反対と言えるかな。
ちなみにNOIRをちょっと柔らかくしてパンツまみれにする
「ナジカ電撃作戦」になる……かもしれない(笑)。


「GADGUARD 1〜4話」
4月からフジテレビ(ローカル)で水曜深夜に放送中の新番組です。
見た感じLASTEXILEに匹敵するほどクオリティが高い感じ。
で、なぜそーいう作品に限って深夜でローカルなのかと(しつこい)。

現実に近いけど現実とはずいぶん違う世界。
貧富の階層ごとに別々のエリアに住んでるような世界。
主人公の少年ハジキはバイクで配達のバイトをしていた。
その彼がふとしたことからガドと呼ばれる物体と遭遇し、
そしてその物体は人型のロボットに変容するのだった。
このロボットは操縦するのではなく語りかけることで動く。
さながら自分の意思を持った鉄でできた生き物のよう。

主人公をはじめ主要キャラはほとんど子供だし、
リアル系ではないロボットみたいのが出てくるし。
と言うわけで表面的には明らかに子供向けの作品です。

が、実際の中身は必ずしも子供向けって感じではないような。
(たぶん子供が見ても楽しめるとは思うけど)
なんか子供向けっぽい素材を大人向けに調理したような。
まるでビッグオーを彷彿とする感じ。内容は似てないけど。
人間描写や空間描写がえらく濃厚なので見てて面白いよ。
ストーリー的には今後に期待と言うことで。

にしても1話の地震速報テロップは泣ける……
密度の濃い画面がテロップで悲しいことになってる(泣)。
とは言え地震に関しては入れるなとも言えないし。


「炎の蜃気楼 1」
知る人ぞ知るコバルト文庫の超人気ホモ小説(爆)が原作です。
いちおー14巻までは読んだことあるよ(笑)。
ってゆーか最初のほうは、わりと普通の作品だったんですが。
しかし、巻が進む毎にどんどん濡れ場が増えていく……

内容は戦国の世に志半ばで倒れた武将が、現代に復活して
自分たちの望む結果を求めて戦国をやりなおそうとするという話。
主人公の高耶はその怨霊たちを調伏する上杉夜叉衆の総大将で、
その片腕が直江で、パロネタで高耶とか直江とか書いてあったら
そーするにこの二人のこと(爆)。

ちなみにこのビデオの収録内容ではまだ普通です。
ちゃんと女キャラもいっぱい出てきて活躍します(笑)。
と言うか1クールならアレなトコまで行かないかも(爆)。
たぶん一般人が見ても問題なく見れます、現状は。
サイキックとかホラーとかが好きならわりと面白いのでは?


「D・N・ANGEL 1〜4話」
4月からテレビ東京系で木曜日夕方に放送中の新番組です。
少女漫画(ASUKA)が原作で。読んだことないっす。
主人公の少年の中にはなんかの遺伝子が眠っていて。
それがあるきっかけで発現して怪盗ブラックに変身するのです。
怪盗ブラックとは警備の網を破って美術品を華麗に盗む大ドロボウ。
そしてこの主人公は原田(双子)姉妹の妹の方が好きなんだけど、
どーやら彼女は怪盗ブラックを好きになってしまったご様子。

最初はふつーのラブストーリーのように見えたんだけど、
ちょっと違うような。でも全く違うわけでもないような。
三角関係ラブストーリーと怪盗モノが並行して進んでるし。
でも、こんな安っぽいアクションシーンなら無い方がいいよ。
とか言っちゃいけませんか?


「E'S OTHERWISE 1〜4話」
4月からテレビ東京系で火曜日夕方に放送中の新番組です。
エニックス系(Gファンタジー)の漫画が原作で、1巻だけ読んだ。
今より少し未来の世界。超能力(es)が普通に認知されてる時代。
主人公の少年は超能力者を保護したり超能力を生かし犯罪者を
捕らえるための組織に属し日々を送っていた。
そんなある日、いつものように犯罪者を捕らえる作戦の中で
教えられてきた事実が現実と違うことを知るのだった。

話そのものは興味深いとは思うんだけど……
キャラが子供っぽいのです。って実際子供なんだけど(笑)。
で、子供っぽい→安っぽいになってしまってる。
監督は「藍青」「魔法遣い」でいい感じの現実描写を見せた
下田正美さんだけど、SFだとイマイチ能力を発揮できない!?
もちっと皮膚感覚が感じられれば面白くなりそうなのだが。


「星界の紋章 1巻」
SF(?)小説が原作らしい。読んだことないっす。
人類が地球から他の星系まで広がった未来の話。
主人公はある星系の元首(?)の息子として生きていた。
しかしその星系はアーブの侵攻の前に無血降伏をするのだった。
元首はあることと引き換えにこの星系の委任統治権を得て、
その息子である主人公も地球人なのにアーブの貴族となる。
彼は一人前の貴族となる訓練のために次の目的地へ向かう。
そしてラフィールというアーブの少女と出会った

これの続きの「星界の戦旗」の1巻(1話のみ)はひたすら回想だったけど
ちゃんと最初から物語をやってるはずの「星界の紋章」でも
まるで回想のような構成になってます。これは作者の芸風か!?
ましかし1巻分はプロローグって感じやね。
しかもこんなみっちり説明する必要もないような気がする(爆)。
ってゆーかラフィールと出会うとこから初めても良いのでは?
よーするに1巻分は蛇足です(爆)。中身あんま無いんです。


「ぴちぴちピッチ 1〜4話」
4月からテレビ東京系で土曜朝に放送中の新番組です。
人魚のプリンセスが初恋?の男の子を捜しに地上に上がるのです。
そんなおり海の世界では悪者によって大変なことになっていた。
そして主人公は女神を復活するために仲間を集めるのです。
という感じのセラムンのバッタモンです。<おいおい

例の男の子をあっさり見つけて改めて惚れなおしたものの、
自分から正体を告白すると泡になってしまう。どーしたら?
って(まんま人魚姫な)設定はやり方次第で面白いとは思う。
あと人間描写は現代的で今期の新番組の中でもマシな方でしょ。
画面はスカスカだけど映像的にはそんなに悪くないし。

でも……悪者を倒すために毎回歌うのはキツイです(汗)。
歌が上手いとか下手とかそーいう問題じゃなくて。
対象年齢がかなり低めみたいなんで仕方ないか……
お呼びでないと言うことで。


「探偵学園Q 1〜4話」
4月からTBS系で火曜日の夕方に放送中の新番組です。
探偵に憧れるキューという名前の少年が、
ひょんなことから探偵学園という探偵を育成する学校に入って
そして志を同じくする仲間と出会う、という話です。
4話までだと探偵学園に入学するための試験がメイン。

まず1話を見た印象。映像がヘッポコである(爆)
とにかく1話と2話の映像はかなりヘボイです。
よりによってこんな代物を夜7時代に放送しないでも……
3話で少しマシに。4話でずいぶんマシにはなったけど。


騎士道精神なんてクソくらえ! (03/5/7) 次へ 前へ
目次へ

アニメOPセレクションのリニューアル作業が一応終わりました。
リニューアルとはよーするに同じ作品をレンタルしなおして
ハイブリレコで直に録画しなおす作業のことです。

Hi8にダビってあったネタは輪郭がノイズっぽくなってたし、
すでに録画テープが劣化してスジが入りまくってたのもあったし。
なのでタイトルによっては劇的にキレイになったのも有ります。
あと一部はDVDを買ってそこから録画しなおしたのもある。
南海奇皇だけはレンタル屋に無いのでそのままだけど。

で、キレイにするだけでは面白くないので
新ネタを10タイトル追加して全50タイトル・約75分にしてみた。
4月の新番組からも厳選5タイトルを追加しました。
と言っても、とりあえずオープニングだけ見て選んだので
内容が面白いかどうかは知りません(爆)
内容を見てからだと余計な雑念が入って評価がぶれるので、
内容を見ないで選ぶのはある意味正しいかもしれんが(笑)。

追加分は
(新番組より)LASTEXILE、TEXHNOLYZE、魔探偵ロキ RAGNAROK、
カレイドスター、GADGUARD、(新番組以外)R.O.D、スパイラル、
ウイッチハンターロビン、ニア・アンダーセブン、最終兵器彼女

新番組では「LASTEXILE」「TEXHNOLYZE」「魔探偵ロキ RAGNAROK」が
映像的に凄いっす。一見の価値アリです。オープニングだけでも見れ!
と言っても「LASTEXILE」と「TEXHNOLYZE」は東京ローカルですが(爆)。
(あと「GADGUARD」も東京ローカルですな)


では今週もビデオ見まくり大作戦を。
4月の新番組が続々登場です。
で、しつこいようだけど面白かった順。

「ストラトス・フォー 5〜13話」
実はこれ途中からリアルタイム視聴に切り替えたので
すでに全部見てます。でも今回あらためて見返したよ。

前にも書いたけど、予想以上に面白くできあがってたすね。
終わり方もなかなかキレイに終わってるし。結構感動的だよ。
(最終回のエピローグは「So far,so near」)
ラーゼフォンが能力以上を高望みしすぎで破綻したのと対称的に
自分たちの能力に見合った仕事をしっかりやった良作って感じ。
凄くはないけど、見終わってよかったと思える作品というか。

全体の構成は5話・4話・4話で
最初の5話が訓練の日々と彗星迎撃の中で自分の道をつかんでく部分。
自分の道に迷ったり、舞いあがったり、調子に乗って失敗したり。
次の4話が彗星の襲来が途切れて日常がクローズアップされる部分。
あまり緊張感のない日常の中で、ラストに向けた伏線がいろいろと。
最後の4話は彗星の大襲来の時期に大変な事件が起きる部分。
仲間が攫われて、捜しに行って、宇宙へ行って、そしてついに

ちなみに後半で彗星に関する隠された事実が出てきて
ちょっとオイオイって感じの内容だったりするんだけど。
(そこまでがわりとリアルな設定で固めてあったから)
でもラストシーンのアレにつなげるためのウルトラCだと考えれば
これはこれでいいかな、とか思えてくるのが不思議(笑)。
まさかたったの13話で最後にアレやっちゃうとは思わなかったし。


「LASTEXILE 1〜4話」
4月からテレビ東京(ローカル)で月曜深夜に放送中の新番組です。
もしかすると今期の新番組で一番デキがいいかもしれない。
で、そーいうのに限って深夜で東京ローカルとはこれいかに!?

現実とはちょっと違った世界。
貴族と平民とか身分とか貧富の差がハッキリ存在するらしき時代。
巨大な空飛ぶ戦艦が有って、その戦艦には大砲を備えていて、
それなのに船を並べ甲板を空け銃兵(平民)に撃ち合いをさせる。
なんだか良く分からない「騎士道精神」の存在する世界。

クラウス(少年)とラヴィ(少女)の2人はヴァンシップという
小型の飛行機みたいなモノに乗って日々配達の仕事をしながら
街で開かれる飛行機レースに優勝する夢を抱いていた。
(公式ページによるとグランストリーム越えが夢らしいが)
2人はある日一人の少女の護送を頼まれる。見たこともない重要度で。
そしていつしか何か分からない大きなうねりに巻きこまれていく。

そんな感じでとっても先が気になる展開です。
あと全般にクオリティがめっちゃ高いです。
GONZOなんでメカCGは相変わらず重量感が希薄ですが(爆)。
でもこの作品は見せかたが上手いので、あまり違和感を感じないよ。
それから絵柄とか方向性が違うんで気づかなかったんだけど、
この作品の根底にはかなり宮崎テイストが入ってる感じです。
(見ればなんとなく実感すると思う)


「千年女優」
引退した往年の大女優のドキュメンタリーを作るために、
元女優の元にディレクターとカメラマンが訪れるのです。
その元女優は昔の想い出と秘められた恋の話を語り始めます。
そして映像はその想い出を再現し、彼らはそこに入りこみます。
(想い出を臨場感たっぷりに再現したってコトなのかも)

しかしその想い出のシーンがいつしか出演した映画のシーンに。
現実の世界で彼に預かった鍵を返すために、現実の中でも
そして映画の中でも、彼を捜して追いつづけていた。
次第にどれが現実でどれが映画のシーンか分からなくなってくる。
もしかすると語ってる本人も分からなくなっていた!?

「パーフェクトブルー」の今敏監督の新作映画で、
今度のも現実と虚構がだんだんと交錯して混乱していく展開です。
キャラとか映像的にはこっちの方がいい感じだけど、
作品の面白さでは「パーフェクトブルー」かなって感じ。

だって、ここで描かれる現実って過去の記憶だから、
ホントの意味の現実ではない、これも一種の虚構なわけで。
現実の記憶は個人的な虚構で、映画のシーンは公然の虚構で。
それをごっちゃにしても辻褄の合わない夢を見てるようなもんだし。
悪くはないんだけど、求めてるものと違うかなって思ったり。


「カレイドスター 1〜4話」
4月からテレビ東京系で木曜夕方に放送中の新番組です。
主人公(少女)がカレイドステージというショーのメンバーになるため
オーディションを受けに日本からやって来たとこから物語は始まります。
ちょっとした事情があってオーディションは受けることができなくて、
でもいろんな経緯があって入団を特別に認められるのでした。
しかし特別扱いを受けたことで風当たりが強く難問を突きつけられて。

なんとなく分かるかもしれないけど、よーするにスポコン物です。
ジャンルは少女系なので大昔のスポコン少女アニメのようだ(笑)。
空間描写や人間描写、テンポとかは現代風にアレンジされてるけど。
なのでストーリーがめっちゃクサイっす。コテコテです(爆)。
でも逆にイマドキこーゆー内容なのは新鮮なのかもしれん。
「エースをねらえ!」とか知らない世代が見てるだろうから(汗)。

ところで……
1話が恐ろしく気合の入った映像で、このまま行くのか?と思ったら
2話以降わりとデキのいい作品レベルまで落ちました(爆)。
1話のレベルを維持してたら映像的に凄い作品だったのに。
(ただし予算がどれだけ必要かまでは知らん)

そうそう、これのオープニングって紅優さんなんだね。
てっきり佐藤順一(監督)さんだと思ってたよ。
まぁでも1話の映像(コンテ・演出=佐藤順一)を使いまくってるので、
あながちその見たては間違いじゃない、とか負け惜しみを(笑)。


「妄想科学シリーズ ワンダバスタイル 1〜4話」
4月からキッズステーションと一部の民放で放送中の新番組です。
ミックスジュースという売れないアイドルのユニットを売るために
大金持ちの天才少年科学者の月旅行の実験台になる、という話です。
その月旅行の実験と言うのがトンデモ系で。内容もトンデモ系で(爆)
毎回奇想天外な理論に基づく打ち上げシーンが出てきます。
「ワンダバダ・ワンダバダ……」と言う例のBGMに乗って(笑)。

えーーーーーと、激しくイッちゃってます。何かが間違ってます。
リアリティなんて言葉はこの作品の前に風前の灯です(爆)。
クリエーターに自由を与えたらこんなんなりました。って感じ!?
いちおージャンル的には美少女・お色気路線なんだけど……
ナンセンスにハジケた作品って印象の方が圧倒的に強いです。ええ。
3話のヘリウム声で歌ってるトコなんか腹がよじれそうになったよ。

とにかく実際に見てもらわないとこの感覚は理解できないかと。
面白いかどうかでその人の脳の柔軟性が分かるかも!?


「魔探偵ロキ RAGNAROK 1〜4話」
4月からテレビ東京系で土曜朝に放送中の新番組です。
エニックス系(ガンガン→BLADE)の漫画が原作で、2巻までは読んだ。
ミステリー好きの繭良が幽霊屋敷で喋る人形を持ちかえるのです。
怖がらず喜んでいるその感覚にはちょっと唖然っていうか(笑)。
その人形を猫が持って行っちゃって、繭良は捜してまわります。
そして変な探偵事務所を見つけ中に入りロキと出会うのでした。
その後事件は無事解決して繭良はそこに押しかけ助手に。

これのオープニングを見てて、もしかしてとか思ってたけど
やっぱり「王ドロボウJING」と同じ人(わたなべひろしさん)すね。
映像の作り方がそっくりだなとは思ってたけど。
オープニングだけ見てるとなんか凄い作品のようです(笑)。
内容はそんな凄い作品でも無いのだが(爆)。
超簡単に要約すれば学校の怖い話みたいな内容だし。

ま、でも1話は映像も構成もなかなかいい感じに仕上がってます。
ストーリーもコメディとホラーが絶妙にバランスしてるし。
全部このレベルならかなりハイレベルな作品だったのですが……
2話以降はわりと普通に見れる作品レベルに落ちました。またかい。
4話も結構いい感じなので全体として平均値はクリアしてるとは思う。

そうそう。繭良とロキって透と燈路(フルバ)の声と同じすね。
ピンだと気付かなくてもこーいう組み合わせならさすがに分かる。
って言うか熱心に見てた作品の声なら聞き分けられるのかも!?


「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1」
スカパーのPPVで放送されてるらしいです。
設定は原作のそのままでストーリーはオリジナルのような。
2話まで見た印象では1話読みきりのミリタリーチックな刑事モノか?
よーするにパトレイバーをハードにしたみたいな感じ。
押井節バリバリで観念的な方向に突っ走った映画版とは違うものです。
こっちのシリーズもクオリティはとっても高いですが。

ちなみに1話読みきりなので面白さはエピソード次第だけど、
やたらメカ比率が高いので、そのへんが私的にはマイナスっすね。
人間描写とか現実描写が希薄だと虚構の空間に魅力を感じないから。
と言うわけで続きは気が向いたらかな。


「宇宙のステルヴィア 1〜4話」
4月からテレビ東京系で水曜深夜に放送中の新番組です。
地球が超新星爆発の影響で多大な被害を受けてから200年ぐらい後。
主人公(少女)は両親の元を離れステルヴィアへ向かいます。
ステルヴィア。それは地球の近くに浮かぶ宇宙ステーション。
そしてここはパイロットを育成する機関でもあったのです。

と言うわけで外形的には女神候補生に似てるかも!?
人型ロボット兵器は(今のところ)出てこないけど(笑)。
主人公とその友達の4人の少女だ中心とか、このステーションの本来の
目的が超新星爆発の第2波に備えるための防御装置だとか。
そういう意味ではストラトスフォーのほうがもっと似てるかも。

1話を見たときはこれイマイチかも、とか思ってたけど
2話、3話と進むにしたがってだんだん面白くなってきたよ。
だんだんキャラが立ってきて動き出してきたっていうか。
でも1話の印象が悪いとあっさり見捨てられやすいような。
1話だけ凄いのも考えもんだけど。


「犬夜叉 1」
少年漫画(サンデー)が原作です。全巻持ってます。
超有名作品なので内容は説明するまでも無いっすね。
内容を知らない人は漫画喫茶で読んでくれ。<おいおい
1巻は2話収録で四魂の玉が四散してしてしまうところまで。
そーいや最初はこんな内容だったっけと懐かしい気分に浸ったり。
いや、最初の方なんてすっかり忘れてたので(爆)。

内容は原作ほぼそのまんますね。
原作を知ってたらわざわざアニメで見る必要がないというか、
アニメで見たら原作読む必要がないというか。<こらこら
正直言ってアニメとしての面白みはあんまし無いかも。
もちっとアニメならではの映像を追求して欲しかったな。
サンライズ制作ってことで期待してたんだが……


「花右京メイド隊 1」
少年漫画(チャンピオン)が原作です。1巻だけ読んだことある。
主人公の少年は親が死んで(?)お爺さんの家にやってきたのです。
そこはバカデカイ屋敷でお爺さんはいきなり楽園で隠居してて
主人公はいきなりそのお屋敷のご主人様と言うことに。
そしてものすごい数のメイドがご主人様〜!とやってくるのでした。
しかし彼は女性アレルギーでメイドに触られるたびジンマシンが。

よーするにおバカでお色気路線の作品です。
そして、えらく気の抜けた映像です(低予算?)。
それでも、見せかたがポップなのでそれなりに見れると思う。


「鉄腕バーディ 1」
確か少年漫画が原作です。持ってたけど処分したような。
主人公は受験生の少年で、バーディがエイリアンを退治してる
現場に遭遇して、バーディーの不手際で死んでしまうのです。
そして一つの体に二つの心が入った存在になったのでした。
そう、エイリアンと対峙するとバーディに変身するのです。

これ小中+川尻コンビなので名前だけ見ればデキ良さそう
ですが……ハッキリ言ってあんま面白くない(爆)。
映像としては、そこそこ見れることは見れるんだけど。
そもそも、これ原作からして面白くないので……
(ファンだったのでこんなことは言いたくないけど)
ストーリーを徹底的にアレンジしない限り面白くならんような。


「パタパタ飛行船の冒険 1」
WOWOWでやってた作品らしい。
今よりも少し前の時代。蒸気機関がやっと動いたような時代。
ある貴族の家に飛行機で空を飛ぶことを夢見る少女がいた。
そのお兄さんは研究者でこの世のどこかに空を飛ぶための
液体「浮遊泉」があってそれを使えば空を飛べると信じてた。
再婚した母に連れられてきたもう一人の兄は父に疎まれてると思い
いつか父を見返してやろうと思ってた。そして全ては動き始める。

ま、なんちゅーか正統派冒険小説みたいな内容です。
そしてハウスの名作劇場風味です。またですか……
でも、2話を終わった段階ではまだ何も始まってなかったり。
ちょっとプロローグが長過ぎるんではないかと思われ。
オープニングを見てる限りは面白そうに見えるので、
この先を見続ければ面白くなるかもしれない。
まだ、今は面白くなってない、とも言うけど(爆)。


「陸上防衛隊まおちゃん 1」
う、これはなんかの罰ゲームですか?(爆)
なんかもー見てるのがめっちゃ苦痛なんですが……
シナリオとか作画とかは置いといて、とにかくあのキャラがキツイ。
あの小学生の3人がいなければ、まだ我慢のしようもあるのだけど。
とか作品の基本コンセプトを否定してみたり。


「学園都市ヴァラノワール 上」
凄い!凄すぎる!
何が凄いって、これが売り物なのが驚愕の極みってゆーか(爆)。
低予算とか作画が崩れてるとかそんな次元じゃないんですが……
つーかこれ全部を2、3人で作ったと言われても信じられます!(笑)

ま、ネタとして見てみるのも一興!?
そうと知ってて買ってみるのも一興!!!???
知らずに買ってしまった人には……


君のためにできないこと (03/5/1) 次へ 前へ
目次へ

今月もなんとか終わりました。
追加分・今月の一冊以外は全て使いまわしなのに
それでも時間切れ寸前だったですよ……
もちろん(?)予定してたタイトルは落ちまくりです(汗)。
しかし、このペース(4週間隔)だと本来のスケジュールに戻るのは
今年の12月頃になると思われます。その頃までここがあれば(爆)


時間がないのでさっさと恒例のおすすめへ。3月分です。

女性誌の今月の1冊は田村由美さんの「7SEEDS」に。
2巻に引き続き衝撃の映像が満載なので。ってか他に入れるのないし。
作品の内容は「漂流教室」に近いような感じもしないことはないかな。
どこかに逃げ場が存在するとは思えない絶望感が共通点かもしれない。
そして、全く現在と違う世界に現代の風景の残骸が存在する衝撃が。
この人は絵の力が強いのでこーいう映像はとてもインパクトがあるよ。
にしてもこの作品はどうケリをつけるつもりなんでしょうか?
いやだって、めでたしめでたしで終わりようがないし。

今月のいい感じだった作品はなし。
もしかして6冊って今までで一番少なかったかも!?
その代わり(?)男性誌は15冊もありますよ!<関係なし


男性誌の今月の1冊は安野モヨコさんの「花とみつばち」に。
「G戦場ヘブンズドア」とどちらを入れるか迷ったんだけど
結局こちらしか気のきいた(?)コメントが出てきませんでした。
言葉の強い「G戦場〜」すらコメントが出てこないなんて末期的だよ……

6巻は「小松ついに憧れの彼女と付き合うの巻」なんちって。
にしても……海の話を読んでで可哀想になりました。太田サクラが(爆)
確かに頑張ってるけど、頑張ってる方向が激しく間違ってるし。
自分の体裁を取り繕うばっかしで、全然相手のこと考えてないし。
そもそも小松はホントに太田サクラが好きなのか?と問い詰めたい(笑)。
と言うわけで(だめんずうぉーかー)太田サクラの気持ち代弁風コメントに。

今月のいい感じだった作品は「G戦場ヘブンズドア」に。
これって内容はわりと誇張された表現になってはいるけど、
そこかしこに漫画描きの基礎が散りばめられてたりするので
漫画家を目指す人のハウツーとしても使えるかもね。
技術的な部分ではなくて、スタンスとか精神的な部分として。

例えば「読者はあんたのファンじゃないのよ
がんばって読んでくれるなんて思わないことね」のくだり。
まず読者にわかるように描け、という当たり前のコトに言及してる。
もちろんNAVIも読みにくい作品を頑張って読んだりしません(爆)。
他にいくらだって面白い作品はあるんだから。

あ、そうそう、この作品版形がA5からB6に変わりました。
(1巻も同じサイズで再発されました)

「想うということ」はビームコミックスで出てますが
実は中身の8本中5本が亡きOURS Girl(少女誌)の掲載作品です。
(あとは2本が麻雀コミック誌で1本が他の少女誌)
なのでジャンル的にはこっちじゃないけど、まーいいか。
ちなみに一番印象的だったのは「君のためにできないこと」でした(笑)。
いきなり一人×××やってみせて!だし。少女誌に何描いてンねん(爆)。
でもコメントは一番書きやすかった最初の話だったりする。

Copyright(C)1997-2009 NAVI All Rights Reserved.
次へ 前へ