限界に挑戦 (03/1/28) 次へ 前へ
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3週間ぶりってコトで今回は大量です。
たまってたので。<何がだよ
そんなわけでさっさと行きましょう。
駄文とはいえこれだけ書くとさすがに時間がかかるし。

そうそう、フルバの9巻ですが、某所にありました。
某所というか入会したきり一度も借りてないTSUTAYA椎名町店にあったよ。
TSUTAYAってオンラインで店頭在庫の検索ができるんだけど、
それを久しぶりに思い出してやってみたのです。
(入会してない店舗のもできると便利なのだが)
すると有るではないですか!

他にも1巻だけ抜けてるタイトルをいくつか調べてみたりして。
おお!「ハレグゥ」もちゃんとあるじゃん。
いや、いつも利用してるとこはなぜかデラックス(OVA)しかないので。
OVA版って確かテレビのそのまま続きのはずなのに、なぜOVA版だけ!?
これずっと見たかったんだよ。

てなわけで実際に行って来ました。実に2年ぶりです
「NieA_7」や「アルジェントソーマ」や「ポポロクロイス物語」もある。
このへんはいつもの3店には無いんです。
1巻抜けで見れなかった作品もちゃんとあった。
(TSUTAYAは巻抜け放置プレイはまずやらない)

前に不満を書いたけど、それは故TSUTAYA池袋店との比較だったので
久々にTSUTAYAの品揃えに触れて、やはり格が違うなと感じてしまった。
ただしアニメの量的にはA店(前々回参照)と大差ないです。
こっちの方が定番をきっちり網羅しててA店はマニア系が圧倒的すね(笑)。
ちなみに「超GALS!」は無かったよ。もしかして恵まれてたのか!?

で、借りたかったんだけど……すでに会員証は失効してた(爆)。
更新期限はとっくに過ぎてるので、入会しなおさないとダメらしい。
くーー出直しだ……(泣)


今回は数が多いので多少の順位は誤差の範囲内です(汗)。
ってゆーかそんなキッチリ順位はつけられません。

「超GALS!寿蘭 7」
ついにリリース分最終巻です。次回予告が虚しいです(泣)。
今回はアルバイトの話が印象的でした。ちっともらい泣きを(汗)。
にしてもこの作品では美由が一番カワイイ役どころですな。
そして蘭はカッコイイ役どころってことすね。
でも、この二人は両方とも(精神的に)強いキャラなので、
読者の感情移入の余地って言う意味で綾がいるわけです。
なかなかバランスの取れたキャラ配置だなと感心したり。

ところで美由の声の人って器用っすね。
普段のカワイイ声と過去編のドスの利いた声ってえらいトーン違うし。
ひとつの役で同じ人がここまで違う声を使うのって珍しいよーな。
シーンが違うときはまだ気持ちの切り替えも楽だろうけど、
VS群青の回なんか同じシーンで声変えるし。
おお、すげぇ!とか思ったよ。

なわけでサントラパート2の話を。
これって……未収録曲集ですか?(爆)
いや、マジでそんな感じなんですが。
なにしろぱっと見の曲数は結構あるんだけど、実はブリッジ多数だし。
(10〜15秒程度の曲をブリッジというらしい)
ブリッジまで収録してるってことは他に入れる曲が無いって可能性大。
しかもキャラソング全部とパート1に入ってた歌まで入れて30分……
完璧を目指す人以外は買わないほうがいいかもよ(汗)。

簡単に曲紹介。
「お台場コップのテーマ」なんちゃって太陽にほえろ(笑)。
「GALSでGO・2」GALSでGOと同じ系統の違う曲。
「GALSでGO・3」ドタバタでGOの早回しバージョン。
「ギャル語解説A/B」そのものズバリ(ブリッジ)。
「目が回るぅ」花の回る妄想シーンでよく使ってるかも(ブリッジ)。
「ボクらはモグラ」適度な下手さ加減が実にカラオケらしい(爆)。

ところでいかにも偽名な渋谷ハチさんって何者でしょう?
オープニングのコンテとかチューボー刑事の歌詞とかやってる。
監督とかコアスタッフの連名ですかね?


「プリンセスチュチュ 1」
せっかくDVDを買ったので見てみました。
録画は3話までだったので4話以降は初めて見たよ(5話収録)。

この作品は1話読みきりのスタイルになっていて。
でも作品全体としても少しづつ物語が進んでいく形態です。
作品スタイルとしてはウテナが最も近いっすね。
最初の1話は導入部としてこの物語のカラクリを垣間見せて
2話以降で王子の砕けた心臓(心・感情)を集めるお話になります。

それぞれのエピソードは一見関連が無いようで、王子の砕けた感情と
シンクロさせ、バレエの曲とも重ねられ展開していきます。
そして必ずクライマックスで変身して踊ります
セラムンとかそれ系みたく戦うんじゃくてバレエを踊るんです。
キメ台詞は「さあ一緒に踊りましょ」だし。
踊ることで心を通じさせ王子の心の欠片を引き剥がすのです。

物語も寓話的だけどそれぞれの行為もなんか記号的だったり。
つまり作品の組み立てかたもウテナと似ています。
だから、もしかしたら……って期待が膨らむのであった。

てなわけで続きはやはりDVDを買うしかないのか!?


「ロミオの青い空 1〜4話」
ハウスの名作劇場です(本物)。
キッズステーションで放送してるのを録画しました。
日替わり一回こっきりなので録画が大変だよ。

今より少し昔、多くの人たちは貧しい暮らしをしてた頃。
アルプスの麓の村に貧しいけど穏やかに暮らす一家がいたのです。
しかしその年は例年にない旱魃で作目の育ちが悪くって、
しかもその一家の畑は動物の被害に有ったりして厳しい状態に。
そしてある出来事によって父親が倒れてしまいます。
医者を呼ぶためにロミオ(その一家の長男)は自分の意思で人買いに買われ
煙突掃除夫として都会に行くことに。

わりとオーソドックスなストーリー展開だし。
善悪とかハッキリしてる(わりとステレオタイプだ)し。
映像もハイジの時代と大差ないし(爆)。
そーいう意味で刺激的な作品ってわけでは無いんだけど
さすがに名作と言われるだけのことはあるなって感じでした。
見てると心が洗われるようです。

ところで一冬で30フランってずいぶん安くない?
当時の物価が全く分からないので比較できないけど
医者を呼ぶのと同じってずいぶん労働単価が安いような。
いや、それとも医者が高かったのかな!?


「十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密- 1〜4話」
これ続きを見ようと思った時にレンタル屋にはもう無かった(爆)
今回はシネマチャンネルNECOでやってくれたのを録画しました。
月替わりの4話一挙放送なので録画がとても楽ですね。
ちなみにTSUTAYA椎名町店にはあったよ。

ところで、今回4話までちゃんと見て初めて気づいたことがあった。
相手役(?)の彼って双子だったんだね……(汗)
いや、リアルタイムで見てたときは何かやりながら視聴だったので
暗闇で喋ってる人と同一人物だと思ってた。声が(たぶん)同じだし。


「ママレードボーイ 1」
少女漫画(りぼん)が原作です。読んだことないっす。
ある日、旅行から帰ってきた両親がいきなり離婚するといいだした。
なんでも旅行先で出会った夫婦と意気投合して相手を交換することに
なったそうな。主人公(少女)はもちろんそれに反対したんだけど……
なんと二つの家族が一つの家に住んで、夫婦の関係は解消するけど
親子の関係は今まで通りそのまま、ってなおかしな状態に。
しかも相手側にも子供(少年)がいて、いきなり一つ屋根の下ってことに。

実は少女漫画でも(異性と)同居ネタは隠れた定番だったりして(笑)。
(フルバ、花君、きみはペット、プラチナガーデンなど)
わりとシチュエーションに(リアリティではなく)説得力はあるけど。

この作品って漫画でトレンディドラマって企画だったそうで。
毎回のようにクライマックスで必ず挿入歌が入るのはそのノリか?
(「花より男子」もこの企画の一環だったそうな)
ストーリー展開がジェットコースターなのもそれっぽいかもね。
そんな感じで、物語も映像もちゃんと作ってあるので面白いよ。


「Sci-Fi HARRY 1」
飯田譲治さん原作のサイキックホラーです。NIGHT HEADの原点とか。
東城麻美さんの描いたマンガ版を読んだことあるよ。
アニメ化の時期に再びマンガ化されたけど、そっちは読んでないっす。

いじめられっ子の少年ハリーが、ある出来事のあと憧れてる少女キャサリン
の家で超能力の番組を見てたのです。そしてスプーン曲げのまねをする。
ぐにゃりと曲がったスプーンがハリーとキャサリンとその彼を巻き込む
悲劇の始まりだったのです。って感じです。(この先の展開知ってるので)

映像はシックな色合いのリアル系。
絵柄は実写風と言うか、いわゆるアニメっぽくないっす。
ただ見た感じはいいんだけど安易な背景のみパンが目に付いたりして
映像としてのデキはそんなに誉められたものでもないかもしれん。
(アニメは絵なので背景のみパンは注意して使わないと手抜きに見える)
ま、内容に興味が持てるなら映像はそれなりでも問題ないけどね。


「ゲートキーパーズ 1」
前に借りた「〜21」の前のシリーズかと思われます。
基本設定(MIB)は同じだけどキャラが違って雰囲気も違うようだ。
時代設定はずっと古くて(1969年)、ノリがコメディだった。
もはや資料映像とかでしか見ない風景が出てきて懐かしかったよ。
(生まれた頃なので記憶にはほとんどないけど)

ところでコレ総監督がセラムン(やらドレミやらチュチュ)の人すね。
昔風味の世界観に驚いて、敵の出現のしかたの大胆さに驚いて、
正義の味方風の秘密基地やら車やらのデタラメさに呆れ果てて、
なのに人間描写はわりと丁寧だったりするバランス感覚に感心したり。
とっても変でかなり暴走気味だけど、わりとちゃんとした内容です。
1969年って設定はたまに実感するけど、ほとんど設定のみかも(爆)。

ところでイントロ……スタートレックですか?(笑)


「.hack//SIGN 1」
ゲームとのメディアミックスモノです。
作品の舞台は自分の分身を投影できるオンラインゲームの世界の中で。
なぜかこの世界からログアウトできなくなってしまった少年(司)と
その原因に繋がるかもしれない世界の異変を鍵として物語りは展開する。
少年の一人称の物語ではなくて周囲のキャラを交えた集団劇って感じ。

これ放映時にちらっと見てイマイチ?とか思ってたけど
今回ちゃんと見てみたらわりと見れる内容だったです。
腐っても伊藤和典さんって感じでしょうか。<偉そう
ぱっと見の映像がたいしたこと無いのが悪印象の原因だけど、
この作品のキモは描かれてる内容みたいなので。

ところで誰もが思うであろう疑問。
ログアウトできなかったら元の肉体は餓死しないのか?と。
と言うかこのゲームの仕様がよーわからんです。
あくまで画面の中の世界ならログアウトもなんも無いような。
感覚変換をしてるのならログアウトできない可能性もあるけど、
でも誰か別の人が強制切断したら抜けられるのでは?


「EAT-MAN'98 1〜4話」
角川系(ガオ)の漫画が原作です。1巻だけ読んだことある。
'98の前も有るらしいけど、見たこと(置いて)ないっす。
ちなみにキッズステーションを録画しました。
内容は1話読みきりなんで途中から見ても問題はないでしょう。

食べたものを再現できるボルトって主人公が出てくるのです。
しかも金属とかをバリバリ食ってしまうのです。
で、冒険屋とか言ってます。全然冒険してないけど(爆)。
毎回物語があって、それにボルトとその特殊能力が絡むって感じです。
特殊能力が絡むと言っても、話のキーに絡むわけではなくて
ただ単に手から前に食った武器が生えてくる程度ですが。

1話読みきりなので回によって話の面白さが全然違ったり。
1話がちょっと……、2話がそれなり、3、4話がまぁまぁって感じ。
エイミーの話がなければ順位はもっとずっと下だったです。
無口で愛想のない主人公一人しか毎回出てくるキャラがいないので
シリーズとしての思い入れが持ちにくいのが難点すね。


「PROJECT ARMS 1」
少年漫画が原作です。「ARMS」の1巻は読んだこと有る。
わりと普通の生活を送ってた少年の学校に一人の生徒が転校をしてくる。
彼はオマエは敵だと言って、腕を刀に変形させ襲っている。
そしてそこに第3の男が出現する。その男こそ真の敵であった。
少年の幼馴染の少女に危険が迫るとき、彼の腕は初変態をする
それこそがアームズであった。って感じに物語は始まります。

いわゆる日常的な現実から非日常な現実に巻きこまれる展開です。
よくある展開ではあるけど緊迫感が出てていい感じじゃないかと。
いい作品かどうかは今後の展開次第だろうけど。
ところで1巻の最後の「俺たちはもう友達だろう?」ってセリフ。
これ「俺たちはもう運命共同体だろう?」の方がそれっぽいぞ。<おい
よーするに「好むと好まざるとに関わらず」って意味だけど。


「バトルアスリーテス大運動会 1」
OVA版も有るみたいだけど、これはテレビ版です。
放映当時にちらっと見たことがあるようで。2話は見覚えがあるし。
内容はなにか(宇宙撫子?)を目指してる少女達の学校があって
そこで訓練をしてる日々の友情と成長の物語みたいです。
ジャンル的にはコテコテのギャルモノってことで。

設定はかなりヘンですが(爆)、中身は結構まともだったりする。
まとも、と言ってもリアルって意味ではないけどな。
テンポがいい展開と、ギャグを散りばめるノリが結構面白い。
わざとらしいキャラ設定も、こーいう内容だと不思議と違和感ないし。
どことなく「らんま」っぽいっすね。


「コスプレCOMPLEX 1〜2」
30分のOVAなのでまとめて2巻借りてみました。
20〜30分だと判断つかないことが多いし。
内容はよーするにコスプレ同好会という活動です。
と言うかそれ以外になんと説明しろと言うのだ!(逆切れ)

コスプレなので(女の)着替えシーンが満載です。
下着シーンが満載です。時々裸も出てきます。
わりとお色気ちっくな路線だと思って間違いないでしょう。
さらにアニメのパロが随所に散りばめられてます。
ってゆーかかなり暴走気味です。イッちゃってます。
「G-onらいだーす」と芸風そっくりです。(監督が同じだ)
ま、でもこっちはまだついていけそうだ。

内容はコスプレ同好会なんだけど、
コスプレに思い入れがなくてもたぶん楽しめると思います。
と言うかコスプレはネタの一つだと思ったほうがいいかも。
あんま似てはいないけど「究極超人あ〜る」(漫画)を思い出したよ。
ところでセクハラされても怒らないのはなぜ?
(うる星だと必ずぶっ飛ばされてお空の星になったのに)


「シスタープリンセス 1」
ゲームとのメディアミックスものでしょうか?
いきなり12人(13人?)の妹が出現するってな無茶な設定なのは、
まぁギャルゲー用だからってことなのかもしれないけど。

ちなみに1巻分(2話)は12人の妹が出現するまでの話で
ある予備校の主席だった少年が目当ての高校に(記入ミスで)落ちて
いきなり家を追い出されることになって、
受けてもいない高校に推薦で合格してて、
その学校は小島のテーマパークの中にあって、
そこで部屋を借りたらえらい豪勢な建物だった(妹つき)
という「なんじゃーそりゃー!」な展開だったり。

今後妹たちが活躍しだすとどーなるか分からないけど、
ここまでの展開は意表をつきまくりで面白いっす。
あと映像が暴走してます。特に1話の冒頭の部分なんか。
しかし、まぁ、どこいらへんが妹なのかと小一時間ほど……


「らいむいろ戦奇譚 1〜4話」
キー局以外の民放(TVKとか)で放送中の新番組です。
新番組の録画しまくり大作戦からの第一弾ですよ。
PCゲームのアニメ化らしい。やったことないっす。

ある理由で外務省を辞めて教師をやっていた青年が、
北海道のど田舎の学校に赴任してきたところから話ははじまる。
しかもその学校はなんと停泊してる戦艦の中にあった。
そして教える生徒達はらいむ隊(特殊部隊)の少女達であった。
と言う某さくら大戦みたいな作品です(爆)。ってか原作同じ人。

らいむ隊というのは精神の力でらいむ(スタンドみたいの)を出して
敵と戦う少女5人で構成された特殊部隊です。
ちなみに敵も似たような能力を持ってる人たち。
で、舞台は明治の日本で日露戦争の頃の話……なんだけど
全然明治っぽくないっす。麻の髪形ってわりと新しくないかい?

ナゼ戦艦の中に学校かと言うと、少女たちが希望したからだそうで。
年端も行かない少女を死ぬかもしれない戦場に送る無常の、
そのせめてもの罪滅ぼしとして希望を叶えたのだそうだ。
って説明(セリフ)を聞いてて思ったけど、
これもっとちゃんとした設定で作ればとてもいい作品になるかも。
今現在でもまぁまぁ見れる作品なんだけど惜しい感じが凄くするよ。

そうそう、これエンディングでキャラが踊ってる。
監督(鈴木行)が同じ「ハッピーレッスン」でもSDキャラが踊ってたけど
こっちの方が楽しそうでいいね。スカートふりふりしてるのもいい(爆)。
ただエンディングはあまり動くとスタッフクレジットの邪魔です……


「臣士魔法劇場リスキー・セフティ 1」
角川系(ガオ)の漫画が原作です。読んだことないっす。
泣いている女の子のところに小さい悪魔(見習い)のリスキーが
やってくるのです。おまえの魂を貰いにきたと言って。
ところがふとしたことで天使(見習い)のセフティに変態する。
実はリスキーとセフティは同じ体を共有してたのです
って感じの物語です。

これ10分×6話になってるけど、どーいう仕様の放送だったのかな?
6話の終わりでリスキー(セフティ)はこの女の子のところを去るんだけど、
てっきり女の子が主人公だと思ってたのでアレ?とか思ったり。
(少なくても1巻分はそー見える)
あと女の子の眉毛が(幅が)太くて薄いのが印象的です。
よーするに未処理なだけだけど、アニメでこーゆー眉って珍しいし。


「朝霧の巫女 1」
青年誌の漫画が原作です。1巻だけ読んだことある。
内容は原作を参照してくれ……
と言うか説明するほど中身ないんだよ、10分だけだし
どーいう放送形式なのか知らんけど、せめて3話ぐらい入れろや!

でも収録時間は30分弱あったりする。
何が入ってるかと言うと、朝霧異聞録というおまけ映像が。
NHKの大河の後に入ってるような映像が3回分も入ってる。
中でも作品の舞台になった広島県三次市の紹介が結構面白かった。
ってゆーか、実はこーゆー歴史散歩みたいの好きなのだよ。
この位置はこのおまけ映像の評価と言うことで(笑)。


「FF:U ファイナルファンタジーアンリミテッド 1」
FFのイメージを元にした全くのオリジナルストーリーみたい。
最初のシーンなんか結構いけるかも?とか思ったんですが……
物語が始まってみたら主人公は小さい子供だし、敵はなんかヘボイし。
ずいぶん対象年齢が低いような感じです。
元々FFって主人公も青年だし、対象年齢も少し高めのはずなのに
なんでそのアニメが小学生あたりをターゲットにしてんのやら。
ハッタリなアートワークとかは結構興味深いんだけどね。

FF7とかFF10とかあーいう感じのちゃんとした(?)FFが見たいっす。


「魔法戦士リウイ 1」
3人組の冒険者のパーティ(全員女)が自分達に欠けてる魔法使いを
パーティに加えようと探していたんです。いちおー女性限定で。
そして出会ったのがリウイ(男)だった。
当然最初は断ったんだけど、ある事情で同一行動をすることになる。
しかしこの男、魔法はろくに使えないし、
ピンチのときにはキレて力で暴れまくるし……
という感じの、おちゃらけファンタジーです。

にしても主人公(なのか?)以外のレギュラーは女キャラばかりかよ。
ファンタジーアニメってよりもろギャルアニメって感じですか?
なんか、それっぽいシーンも結構あったりするし。
ま、それでもスレイヤーズよりは面白いような気がする。
ギャグのノリいいし。アホらしさが徹底してるし。


「ティルズオブエターニア 1」
ゲームが原作です。やったことないっす。
空にも地平がある二重世界が舞台で、近づいて(落ちて)くる上の世界を
止めるための冒険をしてるらしいです。確か(汗)。

にしてもこれも女性キャラ比率が高いです。
(イマドキ女性キャラの少ない作品は滅多にないが……)
パーティこそ男:女が2:2でわりと普通なんだけど
その後に出てくる準レギュラーが女キャラばかり。
えーーーーと、そーいうゲームだったっけこれ!?
元ゲームのファンの人はどーいう気分で見てたんでしょう?
ま、それなりに楽しめる内容では有るんだけど。


「円盤皇女ワるきゅーレ 1」
エニックス系(ガンガン)の漫画が原作です。読んだことないっす。
ちなみに、この前までキッズステーションでやってました。

宇宙人が普通に行き交うような時代(ただし見た目は現代)に
昔ながらの銭湯を守ろうと頑張ってる少年がいたのです。
そこへUFOに乗ったどっかの星の皇女(ワルキューレ)が落ちてきた。
それが原因で死んでしまった(?)彼のために、その皇女は命を半分
彼にあげたのです。そしてワルキューレは8歳の子供の姿(中身も)に
でも彼と心が通じ合う(具体的に言うとキス)と元の姿に戻れるのです。

ま、そんな感じの設定なんですが……
よーするに少女がキスをして素敵な女性に変身する魔法少女風です。
(ちゃんと変身シーンもあるし、元の姿に戻ると魔法?も使えます)
ただ元来のターゲットを相手にしようにも、少女が幼すぎだし
キャラはリアル系じゃないし、大きなお友達限定って感じか?(笑)
映像は結構ちゃんと作ってるし、わりとポップで面白いけど
こーまで幼年趣味に走られると生理的にちょっと……


「CLAMP学園探偵団 1」
少女漫画(ASUKA)が原作です。読んだことないっす。
よーするに少年探偵団です。そんだけです(爆)。

いちおー自分ではCLAMPのファンだと思ってるんですが、
こーいう作品(内容)はちょっと……
半ズボンな少年萌え〜〜な人には面白いかもしれないけど(笑)。


やっと終わったよ……


人の世の外の存在 (03/1/22) 次へ 前へ
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申し訳ありません。
今月から通常スケジュールに戻るはずだったんですが……
一気に2週間遅れに(汗)。

ちょーど仕事が佳境を迎えてるので、そのへんの時間調整もあったりで
思った以上に作業に時間がかかってしまいました。
やはり精神的な余裕が作業のスムーズさに繋がってるのかも!?
ここ数ヶ月の順調な進行は、レンタルビデオを見まくってたから
ってわけではなかったのだね。残念ながら。


では恒例のおすすめを。12月分です。

女性誌の今月の1冊は今市子さんの「百鬼夜行抄」に。
今月は抜きん出た作品が無かったのでどーしようかと思ってたけど、
男性誌の1冊の作品とちょーど同月発売だったのでセットで入れました。
互いに年1冊程度しか出ないので今後一緒に出る可能性は低いから。

この2作品は、どちらも現実的な舞台で現実ではないモノを描いた作品で、
なおかつどちらもそのモノと力で対峙したり退治したりしない作品です。
そのモノを見れる力と多少の知識を持った主人公が、
そのモノたちと適当に距離を置きつつ共存していく感じの作品です。
とっても玄人好みの描写をするって共通点もあったりするかな。
この両作品は掲載誌を入れ替えてもたぶん違和感ないよ(笑)。

今月のいい感じだった作品は「インディゴ・ブルー」で、
前作「LOVE MY LIFE」に引き続き(女性の)同性愛がテーマになってます。
ノーマルだと思ってた自分が実は同性愛者だと自覚していく前作と違って
今作は最初から自覚はしてるけどそれは普通ではないとも思ってて。
その気持ちを閉じこめて現実的な妥協をして生きてきた主人公が、
運命的な出会いをして本来の欲求を開放するって導入になってます。
そして、じゃあそれまでの自分は偽りだったのか?という問いかけが。

性同一性障害なんかもそうだけど、男と女が1と0では無いのです。
程度の問題で全くダメな人もいれば、大丈夫な人もいる。
同性愛者にとっての異性愛(肉体関係)の是非と言う描きかただけど
これ逆にノーマルな人にとって同性との肉体関係は?とも描けるわけで。
と言うか多くの人にとってはそう置き換えた方が理解しやすいかもね。

「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子さんは新顔です。
でもぜんぜん新人じゃないっす。大昔に読んだきり忘れてたよ(汗)。
昔っから変な作品を書いてたけど、これはぶっちぎりで変です(爆)。
もはやただの変な作品の域を超越した変人エンターティメントです(笑)。
前作(GREEN)と見比べてみても、大きく化けたなって感じですよ。
ちなみに音楽マンガです。(自称)青春クラシック音楽マンガです。

天才でバカ(?)な主人公ってそんなに珍しくもないかもしれないけど
その手のバカはいわゆるイノセント(純粋無垢)なバカでしょう?
しかしこの主人公(?)の野田恵(のだめ)はまさに奇人変人って言うか(爆)。
奇声を発するわ、茶碗を持って玄関に立ってるわ、部屋はゴミタメだわ……
ま、その想像を絶する凄さは自分の目で確かめてくれ。

「3355」この表題作は、ふとしたきっかけで過去を振り返ることになって
今までに生きるために切り捨ててきたイロイロなモノに再会するって話。
まぁ、人によってはなんてことのない話かもしれないけど、
今までの自分の人生と重なって妙に実感するというか痛いと言うか。
現実を生きるためで仕方なかったにしろ、切り捨ててきたものが多すぎて、
叶うことなら少しでも拾い集めたいって思ってしまった。
こんな感じでこの手の現実を描いた少女マンガ(に限らないけど)は、
その作品をどー感じるかは読んでる人の現実に依存するのです。

「ただいま」短編集だけど表題作は「やもめスケッチ」の完結編です。
と言うか「やもめスケッチ」って終わってたのか……
少女マンガは飛び連載とか不定期連載とかなし崩し連載とかが多くって、
終わってるかどうかハッキリしない作品が多いのが難点です。
今時は雑誌がなくなって中途で強制終了する作品も珍しくないし。
そもそも現実を描いた内容だと終わりって有って無いような物だし。
いくらなんでも(主人公が)死ぬまで続けるわけにもいかないし。


男性誌の今月の1冊は漆原友紀さんの「蟲師」に。
実は1巻からずっと入れるかどうか迷ってはいたんだけど、
今月はそう差がないし女性誌のと同月でいい機会だしってコトで。
掲載誌を逆にしても違和感がないということは、どっちの作品も
男女関係なく読めるであろう、という意味でもあります。

ここってオープン当時からアフタヌーン比率が高いし、
しかも講談社の青年誌から今月の1冊に入れたのも多いのに、
アフタヌーンからはこれが初めてだったりします。
と言うか私的に一番クソだと思ってたヤンマガが一番多い……
ちなみにこの作品を掲載してたシーズン増刊が休刊になって
本誌の方に移動になったようです。

今月のいい感じだった作品は「力の在り処」で、
これを今月の1冊に入れようという気持ちも多少はあったです。
このコミックス、表紙とか体裁がセンチメントととても似てるけど、
センチメントのような性とか心と体を扱った内容ではないです。
そーいうのを期待すると肩透かしを食らうかも。
でも心をクローズアップする手法は今回も相変わらずなので、
この人の作品が好きな人はたぶん今回も気に入るでしょう。

そしてなんとこの作品は超能力モノですよ!
前に超能力モノが好きで自分でも描きたかったって書いてたけど
自分の得意な手法に好きな超能力って題材を組み合せて来るとはね。
欠けた何かの補完として特別な力を持つって発想は、
24年組の人たちが描いてたSF作品と印象が近いかもしれない。
内容は全く似てないけど「集まる日,」(竹宮恵子)を思い出したよ。
(文庫とかは「オルフェの遺言」ってタイトルになってます)

ところで最近のアクションはどーしてしまったのでしょう?
少し前までかなり感性の古ぼけた作品ばかりだったのに、
「欲シガリーノ……」「女子高生」そしてこの作品と、
まるで時代感覚が一気に10年ぐらい若返ったような感じだよ。

「春よ、来い」亜美猛アタックの巻。なんちって。
最初に出てきた頃は、確かに外見はカワイイんだけど
明らかに作ってるっつーか媚びてるのミエミエでヤな感じだったのに。
今やマジ惚れで頭に花が咲いてるようなとっても可愛いキャラに(笑)。
でも自分から攻める人なのは相変わらずというか。性格だしね。
相手が何もしてこないならキスだって奪うし、その先もって感じ?

ところでふと気づいたんだけど、
この作品ってカップリングがどんどん変わっていく珍しい作品です。
青年誌の(に限らないけど)恋愛モノって同じ関係でずっと続くでしょう?
あまり長く続くと、そろそろ決着つけんかい!とか思うの多いし。
でもこれって関係を作って、壊れて、また新しい関係を作るって展開です。
しかもそれぞれの関係が違うパターンになってたりする。
いろんなパターンを描いたエピソードが連なって一本の作品になってる。
ただ意味もなく並んでるわけじゃなくて、ちゃんと過去の関係が
次の関係に何らかの影響を及ぼしていく、ってのは上手いっすね。
まさにテレビドラマ的と言うか。

「ガールズザウルス」なんかFINALとか書いてあるんで、
もしかして(この内容なのに)人気ないから打ち切り?とか思ったら
どーやらサンデーGXの方に移るようです。お色気で人気爆発!?
今回の内容の銭湯のエピソードで、下着姿を見られてキャーとか言って
家に帰ったのに、勝負下着に着替えて戻ってきたのには受けたよ(笑)。
それって、そーいう問題なのか?と。ま、そーいう問題かもしれんが。

「マジカルふにゃっと」これ美少女(男性向けエロ)誌で連載してた作品
なのに全くエロシーンが有りません(爆)。健全な裸が多少あるだけ。
(女性向けの)「恋愛魂理論」の方が100倍ぐらいエロいです(笑)。
内容はみょーに肩の力の抜けたメルヘンと言うか絵本と言うか。
いわゆる、それっぽい願望やら妄想やらを描いた感じの作品なのに
純粋で邪気がないんですよ。だから場違いなぐらい健全に見える。
そしてキャラがわりとリアル系なので地に足がついてる感じ。
にしてもこの人は記号化して描くのが上手いっすね。

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