固ゆで卵 (02/9/26) 次へ 前へ
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ここ2、3日鼻水がひどいし頭痛がしたりで参りました。
いわゆる、よくある風邪ですが。
てなわけで一日遅れてしまったよ(汗)。
……いつのまに水曜日更新が通常に?(爆)。


ところでつい数日前に発見したんですが、
WindowsMediaPlayerってもしかすると音が悪いんじゃないかと。
その昔に作ったセレクトテープをCD-Rで作り直そうとか思って、
セレクト曲をCDからリッピングしたWAVEデータにしたんですよ。
で、確認のためにWindowsMediaPlayerで聞いたら音が派手に濁ってるし。
最初リッピングに失敗したのかと思ったではないか!!
SirenJukeboxだとちゃんといつも聞いてる音だったから良かったよ。

にしてもWindowsMediaPlayerがそんなに音悪いとは知らなかった。
普段からWAVEファイルを確認するのにWindowsMediaPlayerを使ってたし。
よーするにいつもCDで聞いてる曲だからこそ気付いたんでしょうな。
本来の音を知らないと悪くなったのが当たり前だと思ってしまう……
元を知らないとカラオケで下手に歌ってもバレないのと同じだ。<違う

あ、これってWin98(Me)での話です。Win2000(XP)とかはまた違うかも。
たぶんWindowsMediaPlayerは内部で一度48KHzに変換してるのでしょう。
そのせいだとするとマイクロソフトのクソってたれって感じ。


さてさて先々週のサントラの話……はまた気が向いたらすることにして、
ビデオネタの続きを。ここ最近ビデオを見まくってます。
ゲームを進めるのに比べれば時間はかからないしね。

「疾風の用心棒」かぜのようじんぼう。アニメです。
黒沢明「用心棒」より、って原作か原案ですか?
オープニングは結構カラフルで明るい感じだけど本編はド渋い(笑)。
題材から何からアニメっぽくないというか実写・邦画っぽいすね。
そしてハードボイルドですよ。子供はお断りってカンジ。

ある田舎の小さな町に人探しで訪れた一人の男。
その町はひどく閉鎖的でよそ者の情報はすぐに町中に伝わる。
しかも何やらきな臭い匂いまで漂ってきたりして。
好むと好まざるとに関わらずその中に巻き込まれていったり。
って感じの内容です。
ハードボイルドな旅情ミステリーと言うかなんというか。
二時間ドラマをもっとちゃんと作ったよーな?(笑)

映像的にはわりと普通。ただとにかく雰囲気が渋いのが印象的。
あとスモークガラスみたいな変わったエフェクトを多用してる。
最近の傾向だけど3Dもいっぱい使ってますな。車とか列車とか。

てなわけでかなりツボです。予想以上に良かった。
世のアニメはギャルとガキとロボットばかりなので……
こんな感じに渋くてカッコイイ男を希望!(笑)


「ちょびっツ」アレですよ(笑)。
オープニングがまるで広瀬香美みたいですが……まぁそれはいい。
なんか監督と制作会社は「カードキャプターさくら」と同じようだ。
と言うことは主要スタッフも同じだったりするかもね。
そしてこれも原作者(大川七瀬)自ら脚本書いてたりする。
このへんまで言えば想像つくかと思うけど結構出来は良いです。

原作はわりと背景を省略する人(Xとは別の人)が描いてるけど
アニメはかなりきっちり世界を描いてるので実体感があります。
どっかで見たような風景が出で来るんだけど現代ですか?(笑)

あと多少だけど設定を変えてるよーで。
秀樹は冒頭で北海道から東京に出てきたことになってる。
「居酒屋よろこんで」が初バイトになってるし。
(原作ではその前にチロルで働いたことがある)
そして「居酒屋よろこんで」は裕美ちゃんの家になってる。
裕美ちゃんが以前チロルで働いてないと筋が大幅に変わるぞよ。
そしていきなり「先輩」ってのはシャレかい?(笑)

でも、実は以前から東京にいたとなると、パソコンのことを
全く知らないのが逆に不自然になるので……仕方ないか。
この話ってほとんどのキャラが相互に関係してるので
一部をいじるとどこかに無理が出てくるんです。
しかし根本的なところの設定がちょっと甘かったと言うことで。

ましかし、、、最初の方は原作もだけど色物にしか見えん(爆)。
と言っても、先に進んでも表面的には色物に見えますが(笑)。


「ラーゼフォン」エヴァのパクリとか言われてるやつ。
監督自らエヴァのパロディとか言うだけのことはあります(?)。
随所で露骨にエヴァのシーンのコピーが入ってます。
が、それ以外はたいして似てないよーな。最初の2話に関しては。
表面的に似て見えることが、ある種の眼くらましになってる感じ。
無自覚にやるより自覚してやったほうが上手く消化できるってコトか。

ストーリーはめっちゃハッタリが効いてます。
ラーとかムーとか古代文明かなんかがキーワードなんでしょうか。
あと音(階)の使い方が興味深いっす。
ラーって王だっけ?ってことはラーゼフォンは「王の音(階)」とか!?
そうそう、制作会社のBONESってカウボーイビバップを作ったとこ。
(よーするにサンライズ系の会社ってことか?)
なので映像の出来はかなりいいです。
ってゆーかヘボい映像ではエヴァのコピーは無理かと。

とにかくこれは自分の目で続きを確かめないと現状では何も言えない。


「コックピット」松本零士原作の戦紀ロマン・オムニバス。
この人の描く戦紀ものは戦争の派手で華々しい部分じゃなくて、
どっちかと言うとただ数字で片付けられてきた一人一人の戦士の話。
あとわりと渋いというか男くさい話です。よーするに大人向けすね。

話は3本あって。全部、第二次世界大戦の頃。
ドイツで恐るべき兵器を運ぶ飛行機の護衛を命じられた男の話。
大戦末期の日本で人間魚雷に乗って敵艦に特攻した男の話。
南方の日本軍で仲間の元に帰るためにバイクを走らせる男の話。
どれもいい話です。楽しい話、では無いけど。
紅の豚をめっちゃ渋くしたと言えば分かりやすい!?


「怪童丸」坂田金時とか源頼光とか酒呑童子とかの頃の話。
これって漫画版を先に読んだこと有るけど坂田金時が女なのです。
ちなみに怪童丸ってたぶん坂田金時のコトでしょう。
そして酒呑童子を退治したエピソードをアレンジしたのが内容かな!?
よーするに日本昔話みたいな内容だと思ってくれ(笑)。

ちなみに映像がかなり特殊です。全体に白焼けしてるみたい。
そしてCGを使いまくりです。色合いのおかげで目立たないけど。
変わった映像のアニメを見てみたい人は見てみるとよいかも。


「シャム猫」モンキーパンチ原案のやつ。
テロリストに東京ベイエリアを占領されて、という話です。
が、正直言って20年前なら通用したかもしれないけど、今は……
あの〜〜〜「クソったれ」と言って宜しいでしょうか?(汗)
アクションシーンが売りなのに、アクションの絵面がヘボいし。
ストーリー展開はあまりに酷い。責任者前へ出ろ!

これ見る時間が有るなら「カウボーイビバップ 天国の扉」を見れ。


「サイレントメビウス」漫画が原作なのか?
SFとオカルトをくみ合わせた感じの内容。面白くなりそうな設定。
ただこれ50分しかないので話が全くありません。面白くないとも言う。
(50分あればそれなりに面白いものも作れるのだが)
そして、ある意味凄いと思ったのは役付きが女しかいない。
いくらなんでもこれはちょっと……
もーちっとちゃんと作品を作ろうよ。


にしても相変わらず出来不出来に天と地ほども差がありますな。
ちなみに今回の作品の評価は上から4作品が見る価値ありで
1作品が興味があれば、2作品が見るのは時間の無駄という感じ。


いきなり最終回(多数) (02/9/18) 次へ 前へ
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ヤバかった。実にヤバかったです。
更新が今週に間に合わなくなる寸前でした。
毎度のごとくコメント書きに手間取りまくりまして……
と言うかページ内容の更新作業はこれからですよ(汗)。
終わるのは(更新日の)午前11時ぐらいかも。

てなわけで、予定してた分は全部入れられましたが……
コメントは使いまわし多数。って続巻はほぼ全部使いまわし(爆)
コメントと内容が乖離してる、とか言う次元ではなかったよ。

ちなみに今月は完結したタイトルが7タイトルもありました
現在のシステムでは最終巻のコメントは後々まで残ってしまうので
相応しくないコメントは修正したかったんだけど。なんとも。


では恒例のおすすめを。8月分です。

女性誌の今月の1冊は吉田秋生さんの「YASHA -夜叉-」に。
実は最初は「DOLL」を次に「ホライズン」を入れようと思ってました。
でもコメントを書くために再読してたらコレかなと思えたので。
それでも「ホライズン」とは最後まで迷ったんだけどね。
藤たまきさんは過去に何度か入れてるし、最後だしと言うことで。

「BANANA FISH」もだけど、この作品が終わってみて思ったのは
冷徹で破滅的な展開なのに、最後にはまがりなりにも救いがあるってこと。
ただ「救いがある」のであって「救われる」わけでは無いのだけど。
これって海の闇月の影と関係が似てるかも……って露骨にネタバレだ(汗)。

今月のいい感じだった作品は
「DOLL」「ホライズン」「時の地平線」でしょうか。
「DOLL」はこれで最終巻です。
今までに時々語られてきた改造屋さんとSG社(や社長)との物語。
ドールの物語としての本筋とは離れるけど、ドールの生まれた背景や
そのへんのもう一つの本筋にけりをつけたカタチになってます。
バラバラに語られたエピソードが何気に伏線になってたりするし。
生みの親の桐島博士や連番Noドールなどオールスター大集合してる。

「ホライズン」は「ミスターシーナの精霊日記」に出てきた話を
もう一方の視点で描いたいわゆる番外編みたいなものです。
と言っても独立性が高いのでこれだけ読んでも全然大丈夫。
「ミスターシーナ〜」の方も合わせて読むとさらに楽しめるけど。
実はこの話は「ミスターシーナ〜」で一番印象的だったのでした。
何しろコメントがこの話に触れた内容でそのまま残ってるし。
(つまり両方のコメントは一対なのです)

「時の地平線」はもしかしたら今後の本命かもしれない。
諸葛孔明と言うことは三国志ですが、視点がアレンジされてるせいで
どことなくオリジナルの物語っぽい感じになってるのが興味深いっす。
(いやそもそも三国志ではなく史実をアレンジしたオリジナルかも)
ところでこの巻での孔明の苦悩を見てヤン(銀英伝)を彷彿としたよ。
戦争を誰より嫌ってるのに、戦術の天才であるという描かれ方とか。
自分は天才ではなく過去の事例を応用してるに過ぎないって態度とか。

「ねこめ〜わく」って違う雑誌で続いてたんだね。
コメントにも書いたけどこれ実は猿の惑星のパロディか?(笑)
と言っても猿の惑星とは似ても似つかないので気づかないかもしれん。
にしても毎回毎回よくここまで変な内容を思いつくと感心します。

「サディスト神様マゾヒスト仔羊」一冊目に比べてずいぶん上達してる。
絵に力があるのでそこに目が行きがちだけど、台詞や行動パターンが
新しいと言うか、若いと言うか、何とも先鋭的でとても印象深いっす。
「マンコのスパークリングセール」なんて言葉はまるで思いつかんよ。


男性誌の今月の1冊はなし。タイトルは多いのに……
シャレで「Heaven?」でも入れようかと思ったんだけど、
(時間がなくて)新たにコメントが書けなかったので。
どれが一番かと問われれば「Heaven?」でしょう。
ボケっぷりが激しいストーリーばかり印象に残ってるけど
実は絵もストーリーもわりと緻密で玄人っぽいんですよ。
あと最近気づいたんだけど、絵のスタイルが萩尾望都→今市子系です。
そんなに絵柄が似てるわけじゃないけど、どこか印象が似てる感じ。

「アフター0」3巻と4巻で「大いなる眠り子」の全エピソード収録。
これ「アフター0」の中で同じキャラが出てくるシリーズです。
と言っても話が繋がってるわけではなく、重要な狂言回しになってる。
この作者って物語にあっと驚くような仕掛けを入れてくるけど
それとは別にキャラ設定もわりと個性的で興味深かったりするのです。
だからこそ同じキャラを使うことでより印象深くなるわけで。
この後の作品では読みきり形式でも必ず同じキャラ・舞台を使うように。

「復讐のように」フィールヤングの作品も一緒に収録されてるよ。
実は「寄生MIND」のコメントを書こうと思ってたんだけど出でこなくて(汗)。
いわゆる体と心の乖離を寄生というアプローチで表現してる話だけど。
結局表題作のコメントになりました。あたりさわりのないコメントに。
これ(表題作)って女は謎タイプの作品ですな。ホントに謎だよ(笑)
ってゆーか何が復讐なのか結局分かりませんでした。教えろ(爆)。

やたらとマーキングをしてるトコを見ると、存在を刻み付けてる!?
彼の中の自分の存在があまり大きくなかったことが許せなくて、
わざわざ戻ってきてあちこちにマーキングして存在感を大きくして
そーすれば次にいなくなったときにより大きいダメージが!?
とは言え、いなくなる感じでもないし。はてさて。


ppからffまで (02/9/11) 次へ 前へ
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続くとか言いながら今週はちょっと違うネタに。
正確に言うと先週の延長線上で寄り道みたいなもんか。
ちなみに続くネタはちゃんとありますよ。それはまたいつか。


てなわけで、これまた久しぶりのサントラネタです。
映画やらアニメやらゲームやらで印象的な音楽があったりしたら
いつものコトながら即買ってしまうのであった。わりと浪費癖?(爆)
CDって3000円ぐらいするじゃん……
DVDが5000円で高いとか言ってるくせにCDは買いまくりかい!
ま、、、少なくともCDは何十回と聞くから。と言うことにしとけ(汗)。

そーいやBASARAのDVDが出てました。5話入り(全3巻)で3800円だとさ!
元々のVHS版はなんと各巻1話入り(全15巻)で4300円だったのに!
VHSの恐ろしく高い価格とDVDの良心的な価格の落差が凄いっスね。
フルバもこのぐらいの値段なら買いまくるんだけどな……
lainやビバップはそれよりもさらに高いし。好きなのに限って高いよ。

ちなみにこれ買うかと問われれば、テレビを録画したのがあるからな〜〜
せめて1年ぐらいやってくれれば見せ場も数多くあっただろうにって感じ。
あ、よくよく考えたらたった3話の天使禁猟区OVAより安いじゃん(笑)。
そー考えると、見たいけどレンタルにも無いよって人なら買うのもヨシ。


さてさて本題のサントラの話。
買ってきたのは「千と千尋の神隠し」「耳をすませば」「ゼノサーガ」
「フルーツバスケット」等……他にもあったけどそこは察しろ。<おい

「千と千尋の神隠し」は映画を見たのがつい先週なので。
「耳をすませば」は先週見たので再評価と言うか曲がいい感じだったから。
「ゼノサーガ」はゲームが終わってからとか思ってたけどついでに。
「フルーツバスケット」は好きな作品はとにかく買ってみるといことで。

「耳をすませば」これ期待した以上にいいデキでした。
実はジブリもののサントラはほとんど全部持ってたりするけど
その中でも特に好きなサントラかもしれない。再評価して良かったよ。

曲調は全般にクラシックっぽいというか生楽器っぽいというか、
でもオーケストラって感じじゃなくて小編成の室内楽みたいな感じ。
ピアノがとても印象的で透明っぽい雰囲気がいいよ。流行の癒し系?(笑)
疾走感もメカがガーーって感じじゃなくて、風にふわっと乗るような感じ。

特に好きな曲は「丘の町」と「バロンのうた」のコンビすね。
「バロンのうた」って確かラスト直前の日の出に向かって自転車で走ってる
シーンで流れてる曲だったと思う。この作品で一番盛り上がってるシーン?
「カントリー・ロード」もいい曲なんだけど、ボーカルが、、音外れてる(爆)。
元コーラス部の人としてこーいう音の外れ方は気になるのだよ明智君。
ま、映画が好きだった人はとにかく聞きなされ。損はしないよ。


「ゼノサーガ」これも期待した以上にいいデキでした。
「ゼノギアス」のサントラは私的ゲームサントラ・ナンバーワンだけど、
それと比較しても十分に勝てる内容です。これは素晴らしい内容だ。
これをイマイチと言ってる人はどこがイマイチなんだろうね?
確かに好みの問題だけど、ゼノギアスのが好きならこれも好きでしょ?

曲調は(後半の)ゼノギアス風味+シンフォニーってな感じです。
実際にフルオーケストラを使った曲が何曲かあるし。(全部ではない)
その結果「ゼノギアス」に比べて音の説得力がはるかに増してるし。
ダイナミックレンジ(小さい音と大きい音の差)もゲームらしからぬ広さで。
もちろん生楽器にも音の反応速度が遅いという不得手はあるので、
そのへんは打ち込みの系と上手く使い分けてる感じがする。

前にも書いたけどゼノサーガってフィールドには音楽が使われてないのです。
つまり音楽は基本的にイベントシーンで使われてるというわけで。
よーするにインパクト系と感情系の曲がほとんどってコトです。
そのせいかどの曲もけっこー印象に残ってたりするのだった。
大して音楽がかかってないと思ってたけど、ずいぶん曲があったんだね。

印象的といえば敵属性系の曲の「Gnosis」「Margulis」「U-TIC機関」は
どれもシンフォニーっぽい派手な曲でビートが舞曲なんですよ。
テクノみたいなダンスピートはゲームでもわりと使ってるけど
ゲームでクラシックな舞曲ビートって珍しいと思ったね。
「U-TIC機関」(←生音)に至ってはまるでオペラかよ!って感じだし。
まぁ、ゼノサーガはわりと仰々しい展開なのでオペラみたいなもんか(笑)。

ところで、サントラを聞いたら今どのへんか分かってしまった。
だからホントはゲームが終わってから買ったほうがいいのです。
ま、でもある程度は現状を予測していたからいいんだけども。
よーするにラストが近いというコト。全然終わらないらしいが……

しばらくネピリムの歌声(巨大な構造物)のアルベドのトコで止まってて。
曲聴いたら気分がもりもり盛り上がって、つい続きをやってみたり(笑)。
アルベドを何十分もかけて倒して……奴はピンピンしてやがりましたが(爆)
ついに天の車(巨大な構造物)が出現したところで中断。
そうそうアルベドのテーマ曲(Albedo)もまんまオペラですな。
にしてもネピリムの歌声?天の車?相変わらず凄いネーミングセンス。

蛇足だけどこのサントラは音の出る円盤としてもかなり優秀です。
上等なオーディオセットで聞くとビックリするような音が出てくるよ。


う、サントラネタまで続くのか?(汗)


現実の隣のファンタジー (02/9/4) 次へ 前へ
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まだまだ暑いです。
連日連日33度とか34度とか35度とか……
そーいや暑中見舞いを作り忘れたよ(汗)。
あまりに暑いから(爆)。
今から残暑見舞いを作っても大丈夫だったりしてね。
あまりに暑いから。<おいおい


てなわけで先週の続きですよ。

「フルーツバスケット 2〜8」
一気に見てしまいました。やるべきことをやらずに見てました(爆)。
ちなみに9巻はレンタル屋に(まだ?)入ってないのでした。
もはや買ってしまうしか!いや冗談ではなくかなりマジで。
てゆーか1巻から全部買ってしまおうかとすら思ってます。
クソ高いと分かっていながら。いわゆるカモですよ。カモ(汗)。

先週、内容は原作に忠実と書いたんだけど若干改変されてました。
フルバは全体で一本の太いストーリーというタイプではなくて、
エピソードを積み重ねて全体として流れが作られる作品だけど。
その中のいくつかのエピソードが跡形もなくカットされてる感じ。
5巻より前が倉庫に行っちゃてるので詳しく検証は出来ないけど、
うおちゃんのエピソードがカットされてるのは確認しました。
あと前後関係も多少変わってるよーだ。ラストが夾のアレだし。
もちろんコレというエピソードはカットされずに出てきたと思う。

にしてもこの作品はアニメ単体で評価出来そうもないっす。
思い入れが大きすぎで内容を知ってるのにあちこちで涙ダーー(汗)。
それどころか次回予告で該当シーンがパラパラ流れるだけで、
頭の中にイメージがフラッシュバックして涙が出でくる(重症)。
特にはとりのエピソードは漫画で読んでたときよりキツイです。
おかげで、すっかり目がパンダメイク。<違う

ところで声のこと。
すでに慣れてしまったんだけど最初イメージと違った人が何人か。
あ〜やの声は高い声をイメージしてたよ。三ツ矢雄二さんあたりの。
逆に店員(美音)さんはもっと低い声のイメージだったと言うか。
頭の中ではまんま渕崎ゆり子さんの声で喋っておりました(笑)。
(アンシーのイメージじゃないよ)
しかし……アニメの方の配役で喋るようになってしまった!!!(爆)


「千と千尋の神隠し」
ついに見れました。もちろんビデオレンタルですよ。
ちなみに例の色問題ですが……ビデオもやはり色が変でした。
店頭デモで見たほど赤くないけど、やはり全体に赤みがかかってる。
むしろ黄色っぽいって言ったほうが一般的な感覚に近いかも。
ただそんなに気にならないと言うのも事実だったり。
詳細に比較して見せないと気づかない可能性も十分あります。

あ、赤く見える人が異常って意味じゃないよ。
映像機器はわりと機種によって色のつき方に癖があるのです。
で、今回のビデオは信号の赤が強いので、赤が強めに出る機種だと
人により許容範囲を超えてしまうんじゃないかと。そんな気がするよ。
(信号を補正してしまう機種もあるようです)
そうそう、DVDとビデオはどちらも同じ信号らしいです。

肝心な映画の内容に戻ろう。
こーいう内容は結構好きだよ。
いわゆる異世界とか剣と魔法のファンタジーじゃなくて、
オリエンタルで廃墟でお化けなファンタジーってツボなので。
宮崎さんの作品ではトトロが一番好きだし。

あと凄い賞を取った理由もなんとなく分かった。
雰囲気とかディテールが素晴らしいし。
ラストに向かって盛り上げる映画的手法をあえて取ってないし。
むしろラスト直前に喧騒から静寂へと向かう感じが印象的なので。
物語の構造はエンターティメント作品なのに、
物語の構成はエンターティメント作品らしからぬと言うか。
ドラマチックというよりエモーショナルな作品ですな。


「耳をすませば」
少し前に借りてみたもの。当時映画館で見て以来2度目です。
これ当時は映像は鮮やかだけど話は地味って印象でした。
一言で言えば「宮崎駿風味の少女漫画」です。それは間違いなし。
でも改めて見たら、これはこれで結構いいかもと思うように。
そもそも宮崎アニメ=ドラマチックという期待があって
それとは違うのが地味って印象に繋がってたのでしょう。

あ、そうそうこの作品は監督こそ宮崎さんではないけど
脚本も絵コンテも宮崎さんなので宮崎さんの色が強く出てます。
監督さんは宮崎さんを映像面で支える片腕だった人だし。
(なんとこのすぐ後に急逝してしまいました)

少女漫画らしく感情描写がとっても丁寧で時代感覚が鋭くて、
その舞台となる空間構築は現代的な上に恐ろしく精密なので、
空気感とか実体感とか皮膚感みたいのがよく出てます。
これに関してはジブリ作品の中でも圧倒的でしょう。
そこに鮮やかな宮崎カラーが混じればツボな人はメロメロ?(笑)
映画館で見たときより今のほうが印象的に感じるのは、
その間に自分の感性のベクトルが移動したというコトかもしれない。


しまった長く書きすぎた。
と言うわけでまだまだ続く。

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