苦闘のアクセスカウンタ (02/3/28) 次へ 前へ
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まだできてません……
ああ、ついに1ヶ月遅れという事態に。
ちなみに仕事も全然トンネルの先が見えません。
このままずっとトンネルから出れないかも(泣)。

ところで今週は大変でした。
半日ほどメッセージが出てたので気づいた人もいるかもしれないけど
サーバーが移転したんです。BIGLOBEの方のサーバーマシンが。
それでCGIが動かなくなるってんで、急遽作り直しました。

実はその告知は11月には来てたんだよ。
それなのにこんなギリギリになるまで作業できなかった。
まぁ、昨今の状況を考えれば十分に予測できた展開だけど。
ってーゆか更新履歴を見ると更新内容の少なさに驚きです!(爆)
これが今のNAVIの現実でありまする(泣)。


ちなみに作り直したCGIとは……アクセスカウンタです。
他にも微修正が必要なのがあったけど数分だったから。
とにかく問題はアクセスカウンタなのでした。
これCで書いてあるから新しいサーバーでは全く使えない……(泣)
そーなんです今までは黙認ってカタチで使えてたCコンパイラが
新サーバーでは明示的に使用禁止になりました。
やっぱ困ったことをする人がいたからだろうか……

しかしイメージ処理はPerlには荷が重いんです。
もともとテキスト処理用に作られた言語ですから。
そしてイメージ処理の決定版GD.pmが使えない
(従来のカウンタはGDのC版を使って楽しておりました)
一からイメージの切り貼りを書き下ろすなんて超大変!
さてどないするべーか……

と悩んでいても始まらないのでサクっとgoogleで検索。
既存のアクセスカウンタを持ってきて改造する方針で。
でもこれがまた使い方に癖があったり数字データが特殊だったり。
なにしろ多くのページに(見えない)カウンタがついてるので
ページを変更しないで使えるのが大前提だったのですよ。

まず某所のPNG画像を使ってるカウンタを改造してみる。
で、動かしてみるけど……全然、動かないっス!(汗)
あーだこーだと書いたり消したり試しても問題は原因不明のまま。
いつまでもらちがあかないのでこの路線を放棄(爆)。

その次に選んだのが画像使わないカウンタ方式。
前にちらっと試していたJavaScriptと連動させる方式を。
よーするにカウンタはただの文字として表示するだけで、
カウントする文字を外部スクリプトとして読み込むのです。
(JavaScript自体はファイルを読めません)
そしてその外部スクリプトはカウンタCGIが動的に生成する。

こっちは過去に実験を終えていたので実に簡単に動きました。
画面の表示は実際のカウンタより古いのがミソですが。
よーするに処理の順番が、外部スクリプト読み込み→カウンタ表示
→自分のカウント→新たな外部スクリプト生成、になるからです。

最初はカウンタの直前に外部スクリプトを置いてたんだけど。
そーすると画面が出るまでちょっと待たされるという問題が。
外部スクリプトを読むまで画面内容が確定しないからですか……
ま、それは読み込む位置をHEADに移動してことなきを得る。
しかし更なる重大な問題が待ち受けていたのでした!(爆)

なんと、このカウンタを貼ったページを表示するたびに
毎回カウントされる。戻ってもカウントされる。なんですと!
水増しカウントでラッキー。なわけあるかー!

いちおー重複カウントを抑制する方法はあるのです。
最初のPNGカウンタにもあったのでした。
その方法はリモートホストで同じ人と判断してる。
でも直前の値を一つしか覚えてないんですけど……
二人の人間がほぼ同時にアクセスしていたらダメじゃん。
これ考えた人ってネットワークをよく知らないのか!?

もう一つの方法はクッキーを使う方法。
これはカウントする時にその人のブラウザにクッキーを送って
次からはその内容を見て二重カウントか判断する。
こっちは概念的には間違いない方法です。

しかしクッキー型には致命的な欠点がありました。
それは……クッキーを使うという点。<おいおい
ってゆーか、大部分の人はクッキーがなんだかよく知らないのに
セキュリティのつもりで使えなくしてる人がけっこー多いのです。

じゃあ、どーしてるのかと言うと……
実は何もしてません(爆)。
いや、アクセスカウンタって画像の扱いになるから。
世の中の大部分の人は画像をキャッシュする状態で使ってるはず。
つまりブラウザを一度終わらせない限り再読み込みはされない
(ずっと電源入れっぱなしだとどーなるのかは不明)
再読み込みはされない→カウントアップされない、わけで。

なのにJavaScript方式だと毎回カウントされてしまう。
これってもしかして外部スクリプトを読み込んでるからか?
ページを表示するとカウントして外部スクリプトが更新されるので、
次に表示する時に外部スクリプト更新→ページをリロード状態に!?
というわけで、せっかくいい感じになってたこの路線もボツに。

再び画像カウンタに路線を戻す。
しかしGDが使えないのでこれぞという選択肢がなくて。
再びgoogleでネットを徘徊して手がかりを探る。
そして辿り着いたのがgifcat.plでした。
UNISYSの特許問題があったのでGIFをやめようかと思ってたけど
PNG対応も結局のところ目処が立たなかったので仕方ないね。

このgifcat.plはよーするにカウンタの桁数分だけ数字画像を
アニメGIFにして並べる方式で、画像を圧縮も展開もしないので
UNISYSの特許問題には引っ掛からないのです。
さらに処理も速いというおまけ付き。めでてーな!
上の桁からパラパラ表示されるのはつまりアニメGIFだからです。
(Netscape 6.xで表示が変なのはネスケ6のバグらしいよ)

これを使って画像カウンタに仕上げるのはすぐできました。
さすが俺様!ってゆーか12時間もかかっててさすがとか言うな(爆)。
そーなんです。紆余曲折して全工程になんと12時間もかかりました
この時サーバー移転時間まで24時間を切ってたのでした(汗)。
実に冷や汗の展開でありましたことよ。

ま、そんなわけで。


主客逆転 (02/3/21) 次へ 前へ
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毎度、順調に遅れてます(汗)。
まだ半分も進行してません……終わるのかなこれで。
月の最初の週に更新できなくなって幾年月。
崖っぷちの月末更新になって4ヶ月目。
状況が進展する兆しはあるんだろうか。

ところで。
いつになったら出るのか思ってたボーナスが今ごろ出ました。
そのお金でプロミスの借金を全額返済してやりました(笑)。
どーだ参ったか!って感じです。<大間違い
しかし、まだ別口があるぞ(汗)。
国民年金の未納分も3年分ぐらいあるし……
キレイな体になるのはまだ先のようです。

小ネタもう一つ。
先日池袋のサンシャイン通りを歩いた時のこと。
なんかテレビ番組のADさんらしき人に呼びとめられまして。
「笑っていいともに協力してくれませんか?」
とか言われました。スカウトですか!<違う
番組内の何かのコーナー用に人を探してたのだろうか!?
(年齢不詳グランプリとか……笑)
明日とかダメですか?って言われたけど忙しくて断りました。
今にして思うと勿体無いことをしたかもしれん。
テレビに映れたかもしれないのに。

忙しいと言えばゼノサーガ(?)。
ついちょっとだけとか思って数時間を消費する日々です(爆)。
だって先が気になってしょうがないんだよ〜〜〜〜
おかげで生活時間がめっちゃくちゃです。
すでに20時間超やってしまってるし(笑)。
確かFF10よりも進んでたような気がする。
このペースなら1ヶ月で終わってしまったりしてね。
生活を犠牲にすればこんなこともできたんだね!(汗)


さて今週のネタは
そのゼノサーガのゲームシステムを見てて思った
ストーリーゲームの進化の形態についてなど。

ロールプレイングゲームって元々は役を演じるゲームって意味なので
舞台だけを用意して物語は自分で作り出すって傾向があったのです。
まさにウィザードリーなんかがその典型すね。
フィールド(ダンジョン)があってバトルがあってアイテムがある。
ストーリーとかイベントなんてあって無いようなもんだった。

でも日本のRPGの原点のドラクエ(1作目)は最初から物語志向だったかも。
昔のシューティングのようなゲームの添え物的な物語ではなくて、
世界があって展開される物語があって手段としてのバトルがある。
ただこの当時は全体としての物語はあったけど個々のイベントの
ストーリーとしての必然性は希薄だったすね。
と言うかイベントの集合体がストーリーではあって物語ではなかった。
(ドラクエのストーリー展開とドラクエの物語は別であった)

ちなみにドラクエのイベントの特徴はわらしべ長者型です。
あるところで「何々が必要だ」とか困ってる人がいる。
それをどこからか探してきて渡すと別のアイテムをくれる。
そしてそのアイテムが次の展開に重要な役割を果たす。
まぁ、この方法論は今やRPGの超定番のスタイルなので、
体験したことない人はいないと思いますが。

プレーヤーが能動的に行動するわらしべ長者型のイベントに対して
ひたすら受動的な強制イベント型がいつからか出てきました。
これはFFから徹底的にやるようになったのでFF型とも言えるかも。
ただドラクエの2でも少しだけあったのでFFが最初では無いかな。

強制イベントってそのイベントの最中はプレイヤーが介在できないので
昔は結構イヤなもんだったよ。勝手にそっち行くなって感じで。
そもそも必然性がないイベントを強制的にやらされるのって苦痛です
チマチマしたキャラでショボイ演技とかしてるし。
よーするにストリートや映像のクソな映画が見せられてるようなもんで。

強制イベントの印象が変わったのはFF7からですかね。
気がついてなかったけどその前のポポロも苦痛に感じなかった。
そうです。強制イベントに必然性があれば苦痛に感じないんだよ。

つまり、昔のRPGはイベントの集合体がストーリーではあったけど
それは全体としての物語にはなっていなかったから。
その物語の一部ではない強制イベントは必然性が無かったのです。
しかしFF以降の流れとしてRPGのストーリー志向が強まってきて、
物語としてのストーリー。そしてストーリーの1シーンとしての
必然性のあるイベントという形態に変化してきてる。

この物語の1シーンとしてのイベントを強制イベントにする過程で、
どうせ強制イベントなら映像化してしまえ!という展開がムービーです。
ポポロはテストケースだったのかおまけ的にしか使われなかったけど
FF7は要所要所でムービーを使って物語を盛り上げてましたな。

そーいやFFとかのムービーをバトルのご褒美とか言ってる人がいたけど
ここまでの経緯をちっとも理解してないバカたれです。
よーするにいまだにバトルが主でストーリーが従だと思ってるわけで。
こんなやつはストーリーゲームをする資格ないのでとっとと返れ!(怒)

ちなみにフリーシナリオのゲームを否定する気は無いよ。
ようは方向性の違うゲームを同一線上で語るなってだけで。
あとこの手の批判は自分の無知をさらけ出してるだけなのに。
(世の中は無知をさらけ出してる自覚がない人が多いですが)

さてゼノサーガの話がまだ全然出てないと思うかもしれません。
大丈夫、ちゃんとこれから出てきます。真打は最後に登場だ(笑)

このゼノサーガ。
またストーリー型RPGに新たな1ページを追加しました。
簡単に説明するとイベントの合間にバトルがある
似たような表現をしてる人って他にも結構いると思います。
アーク2も似たような表現で語られたものでした……(遠い目)
まぁ、あんな物の比べんなって感じですが。全然違うよ。

よーするにゼノサーガにはフィールドがありません。
言ってみれば街とダンジョンしか無いようなものです。
だから常にキャラのスケールで世界が構築されてます。
FF7のミッドガルドの集合体と考えるとイメージ近いかもね。

そして現在主流のRPGのバトルとストーリーの主客逆転に続いて、
ゼノサーガでは能動部分と受動部分さえも主客逆転してる。
ストーリーを見ていて、ここぞというイベントが起きたら
フィールドを自由に動き回れるようになるって感じです。
そのフィールドはいわゆる一つのブロック(ダンジョン)だけ。
つまりだらだらと世界を探索する世界マップがありません。
(舞台が宇宙空間だから構造的に作りようもないんですが)

つまり従来の自由に行動→ストーリー強制イベントではなくて、
ストーリー(ムービー)→バトル(または行動)イベントになってる。
比率的にはだいたい半分ぐらいがムービーかもしれない。
(ぱっと見た感じではムービーに見えないムービーが多い)
このへんの主客転倒が気に入らない人もいるでしょうな。やはり。
NAVI的にはここまで徹底的に物語志向にしたのを喝采するよ。

ゼノサーガは普通のRPGとは違って完璧にSFの世界観なので、
出てくるのは宇宙船とか小惑星とかそんなのばかりだったりする。
つまり宇宙船に乗った状態でストーリーが展開して行って、
謎の生物(クノーシス)の襲撃を受けると乗ってる宇宙船が、
そのままバトルフィールドになるとかそーいう感じ。

親切にも(自分の)宇宙船に乗った状態では必ず最初に安全な
探索イベントをあってフィールドの把握ができるようになってます。
レポートを提出しろとか、カレーを持って行けとか(笑)
従来の街=安全、ダンジョン=危険とは感覚が違うのです。
逆に敵のフィールドに乗り込むような展開もあります。
さすがにその場合は先に探索イベントなんてありませんが。

バトルの敵も従来のRPGとは感覚が違うかも。
謎の宇宙生物のグノーシスってのがいます。
これがモンスターに近い存在かもしれないね。
ただしグノーシスの宇宙船はこっちよりも強いっす!なんですと!
しかし常にグノーシスが敵というわけではなくて、
敵対する同じ人間の勢力を相手にすることも多いです。
この場合は兵士かメカがバトルの相手ですな。
バトルすらも世界観を構築する一つの側面になっている。

というわけで
ゼノサーガは現時点ではストーリー志向のRPGの最新型ってことでしょう。
今後の展開から目が離せないっす。


そんなに買ってどーするの (02/3/12) 次へ 前へ
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毎年恒例の確定申告の季節がやってきました。
というわけで今週もコミックの更新はありません。
なにしろまだ全くやってないし(爆)。

確定申告に関連して1年の支出をまとめるんだけど。
それを見ながら驚いたり感心したり呆れたりして(笑)。
今年の支出の方針を考えたりもする。
1年に1回しか決めないのは良くないけど、しかたあるまい。


さてさて肝心の支出の内容ですが。
一番支出内容が派手なコミック(雑誌を含まない)に関して。
なんと1137冊でした……1000冊越えたのは何年ぶりだろう(汗)。
2000年度が905冊なんで怒涛の増えっぷりですな。
部屋がスッキリしたので調子に乗ってしまったご様子。

去年は後半にかなり減ったので前半のペースはもっと凄かったかも。
新規発掘(特に男性誌の)に燃えてたのもあるかもしれない。
何にせよ買い過ぎなので今年は多少セーブする予定。
だいたい700冊程度が妥当なラインだと思うので。

ちなみに金額ベースでは実に65万円!平均単価は600円弱。
1000冊も買ってもこんな金額にしかならないとも言える。
古本屋に送ったのが箱4個で400冊ぐらい!?

コミック雑誌は105冊。2000年度が87冊でちょっと増えてる。
毎号買ってるのはクッキー(本誌・増刊)と「ばんがいち」しかないので
半分以上は不定期のチェック買いっすね。
100冊って一見すると多そうですが、ジャンプとマガジンを毎号買えば
ほぼ100冊になってしまいます。厚さを考えれば実質はNAVIより多いし。

そーいや、数字に出てこないのがコミックス体裁アンソロジー。
あれはレシート的にはコミックスなのでまめにリストを残さないと
後で振り返って見分けることは不可能なのでした。
購入実績の冊数合計と1137冊の差がコミックス体裁アンソロジーすね。
ひまな人は数えてくれ……(汗)
※購入実績には雑誌とアンソロジーは入れてない


倉庫関連の支出ですが。
まず家賃・管理費と敷金・礼金・仲介手数料を全部含めて101万円。
家賃が月6万円の部屋を新たに借りるとどこでもこんなもんですが、
改めて合計金額を見るとさすがに凄い金額ですな。うむうむ。

設備にかかった金額はほぼ50万円。
ラック6基で13万弱。コミックケース300個で21万。除湿機が5万。
他に掃除機、電気ポット、ラジカセ、ハンガー、テーブルや、
A5コミックス用に別のケースを30個ほど買ったりと。

ちなみに倉庫に8000冊の本があると仮定すると、
8000冊×600円で480万円。すごい宝の山です(笑)。
もちろん売り払ってもこの金額にはなりませんが。
(たぶん100万にもならないと思う)


金額・数量で派手なのはコミックや倉庫関連あたりですが、
実はリストを見て一番唖然としたのはそのへんとは違ったりして。

なんかゲームソフトの購入本数が凄いんです(爆)。
2001年度の総計が55本!(うちPC用が5本)
去年まともにやったゲームってFF10一本しかなんですが……
残りの54本は一体なんの意味が有ったと言うのでしょう(汗)。
総額で11万程度で単価がほぼ2000円なので、
安いのをいいことに買いあさった姿が目に浮かびます。
ってゆーか自分の行動を少しは反省しろ!

ちなみに2000年度は22本でこれでも十分多いんですが。
(やってる時間からすれば多すぎるぐらいです)
ちょっと55本は非常識すぎる本数でしたな。
いつか時間ができた時に、とか考えるにしても多すぎだ。
今年は安いからと言って買うのは止めよう。
その分のお金でDVDを買うのじゃ。<おいおい


やめられないとまらない (02/3/6) 次へ 前へ
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久々の舶来ゲーム機XBOXが発売になった今日このごろ、
ついにプレステ2を買ってしまいました。自分用を(笑)。
これで誰に気兼ねすることなく使えるよ。
一緒に買ったソフトはゼノサーガ。お約束すぎですか?(汗)
まだFF10が全然終わってない(止まってる)と言うのに。

とりあえず機械の動作チェックも兼ねて
ゼノサーガのオープニングでも見てみるかと思ってたら……
いつのまにか2時間ほどやってしまいました!(爆)
翌日は寝る前にホンの少しだけとか思ってたら6時間ほど。
おかげで生活時間がメチャクチャです。今も眠いっス。
全ては自業自得って感じですがね。

いやこれはイカンです。はじめると止められない。
しかし先が気になってガマンするのも大変だし。
時間がない人間には拷問のような内容ですよ。
ボス戦は単純な力押しだと全滅してしまうこともあるけど、
そこで中断して頭を冷やせと言うことなのかもしれない。
なんて親切な心配りでしょう。<大間違い

内容はまさにゼノギアスを彷彿とします(笑)。
ストーリーも設定もほとんど関係は無いんだけど。
(何千年にも渡るゼノ宇宙史という意味では繋がりが有る)
ストーリーの組み立て方とか、キャラメイキングとか、
思わせぶりな展開とか、そのへんが全くそっくりです。
原作・脚本が同じ人だから当然と言えば当然なんですが。

異色作とかじゃない大作RPGでここまで作家性が前面に出るのは
凄い珍しいんじゃないかと思ったりするよ。
やる人を選ぶのも熱狂的に支持する人がいるのもまさにそこだし。
(よーするにエヴァみたいな作品だと思ってくれ)
私的な印象を言わせてもらえば、ほんの8時間だけやった時点で
FF10よりずっと面白いすね。もちろんFF10も十分面白いけどね。

ところでこれ主人公が女性なんすね。なんと。
ストリー系で主人公が女性のゲームって珍しいっすね。
ゲームのプレイ人口は男性が(ずっと)多いのも関係してるんだろうけど。
主人公を女性にして恋愛を絡めると相手役はふつう男性になるし。
(主人公が女性で相手役も女性なのはエロゲーぐらいだろう・笑)
比較的有名なゲームでは他にパラサイトイブぐらいしか思い出せん。
これ最初の方をちょっとしかやってないけど、別に男女どっちでも
関係ないような気がしないでもない。

ちなみにゼノサーガはまずシオン(主人公)がヴェクターという
巨大な企業の開発部門の主任と言う立場でストーリーが始まります。
なにを開発してるかと言うとKOS-MOSという戦闘用アンドロイド。
KOS-MOSも重要な登場人物(らしい)で見かけは人間の女性に近い。
しかし最初の方はわざとらしいぐらい物言いが非人間的です。
(ミスタースポックみたいのをイメージしてくれるといい感じ)
シオンの立場は言ってみれば(エヴァの)リツコさんみたいなもん?

で、シオンはKOS-MOSを研究対象というより自分の娘みたいに思ってる。
対グノーシス用の究極の兵器として期待されて研究を重ねてるけど
できることなら戦いに行かなければいいとも思ってる。
冷徹なロジックだけで全てを判断するような機械よりも
温もりや痛みをわかる人間になって欲しいと思ってる。
異質なものも全て包み込んでしまうような母性というやつか。
だから主人公が女性なのかなとか思ったりして。

ちなみにバトルメンバーはストーリーの主要人物とは違います。
いやストーリーの主要人物がバトルメンバーとは限らないというか。
なんか主人公以外は特殊能力を備えた人がバトルメンバーですね。
だからアンドロイドやらサイボーグやらエアリエン(合成人間)やら
謎の少年(笑)やらそんなんばかりです。
人のカタチをした人でないモノがこの作品のテーマなのかな。
ちゃんと普通の人もたくさん出てくるのでご安心を。
特に今のとこ主人公にずっとひっついてるアレン君(大人)。
あの扱いは不憫でなりません(爆)。

さて続きやるか。<おいおい

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