熱 (00/2/28) 次へ 前へ
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もしかして風邪が流行ってる?
ってわけで、NAVIも今週はちょっと具合が悪かったです。

でも考えてみたら、ハッキリとした高熱ってずっとないかも。
平熱が低い(35.5度とか・笑)ので37度なんてまず行かないし
38度超えたのも今までの人生に2、3回ぐらいかもしれん(笑)。
で、今回も36.5度とかそんな感じで体温的には微熱ってゆーか。

しかし、体調はめっちゃ悪かったよ。
まずなんか体中から寒気がするんだよ。厚着してもダメでさ。
ストーブの前で丸まってたけど、それでも寒気が止まらないし。
しょーがないので布団に入ってぬくぬくしてました(爆)。
ちなみに寒気が出てくるのはすでにかなり重い状態だったりする。
その頃には体中の節々が痛くなったり、頭痛もけっこーヒドかったり。
これって体温が上がる時には典型的に現れる症状らしいっすね。

ところで、体調が悪くなった時に一番最初に現れる症状は、と言うと。
音楽とかかけてて、なんかいつもより耳障りに感じる、って現象かな。
症状がヒドくなると音楽が聞こえてるだけで、気持ち悪くなってくるし。
ふつーは音楽には気分を落ち着かせる効果があるものなのに。
(ま、かけてる音楽にもよるだろーけど・笑)
作業しながら音楽をかけてるコトが多いので、ちょっとした体調の変化が
すぐ分かるのです。けっこー便利?もちろん今も音楽はかかってるよ。

もうひとつ分かりやすい症状が。
本とか読んでて頭の中でイメージ(言葉とか)を組み立てにくくなる。
よーするに本を読むスピードがぐっと遅くなるのです。
なんか字面だけを眺めてて全然頭の中に入っていかないのだった。
絶好調の時でも全然頭に入ってかないって作品も有りますが(笑)。
ちなみに絶不調の時は、読みやすい本すらまともに読めない。

と言うわけで調子悪くなると、まず頭に変調をきたすご様子(笑)。
怒って頭に血が上ると頭の働きが悪くなるのと似てるかも!?

そーそー、熱ですが。1日でおさまりました(爆)。その程度か……
さっさと布団にもぐりこんで、1日18時間以上寝てたし(汗)。
低血圧なんで布団に入ると寝ちゃうんだよ。
寝て、ごはん食べて、また寝て、お風呂入って、また寝て……
どーせ本もまともに読めないし、何もやりようがなかったけど。
しかし翌日は気分こそ良くなったけれど、背中は痛いし(寝過ぎです)
頭は重いし(だから寝過ぎだっちゅーの)で完全に復調するまでに
あと一日要したのは言うまでもありましぇーん(はーと)。←?


さてさて今週のビデオ見まくり大作戦。そろそろ最終回?
今週の映画は「鳥」ヒッチコックのあの名作です。
実は見たことなかったんだよ。

最初はちょっと小粋な恋愛映画みたいな雰囲気ではじまって。
なにげに出会った男と女がいて。第一印象はサイテーって感じの。
からかわれた仕返しに男の住んでる港町までイタズラをしに
やってくる女。いろんな事情で何日かそこで過ごすことになる。
なんか、これってラブストーリーの導入の定番だったりして(笑)。
意識しなきゃスキもキライも無いからね。

そこでの日常って言うか、ラブストーリーのようなモノが展開してく中で
不気味に増えていく「鳥」たち。そして徐々に目立ちはじめる異様な行動。
最初はボートの上で一羽のカモメに激突されるだけ。
次はパーティー会場で多くの鳥に追い掛け回される。
なんか変なことが起きてる?という漫然とした不安が膨らんできて。
そして暖炉から家に入り込んだ大量の鳥。

ここから先は自分で見てくだされ(笑)。
この映画の中でも語られるけど、鳥というのは集団で人を攻撃したりは
しないんだそーです。と言うよりも、もしそんな事態になったら
人間には勝ち目が無いそーだ。だからこそ、とっても恐いのかも。

ところで話は飛ぶけど、
うる星やつら(テレビ)に「恐怖!!トロロが攻めてくる」って話があって。
ふと思ったんだけど、これ「鳥」がモチーフになってないか?(笑)
そんなに似てないんだけど、部分的にソックリなシーンが有るし。
鳥がトロロになっちゃうところが実にうる星って感じだよ(爆)。
ちなみにこのネタは原作にはなかったよーな記憶が。
大昔に作ったテレビと原作の対応表はどっか行っちゃったので、
ハッキリと確定的なことは言えないんだけど。


続いてアニメ編はネオランガ(南海奇皇)の続き。
閉店なので最後まで一気に借りてしまおうと思ってたのだけど……
それは不可能だってコトに気付いたよ。まだビデオリリース中ぢゃん(笑)。
全12巻(予定)でただいま10巻が新作。そのうえ8、9巻はレンタル中だし。
なわけで7巻まで頑張って見てみた。ちなみに6巻までが第1部です。

前回、日常の中の非日常の違和感って書いたけど、
それは重要な鍵ではあったけどテーマでは無かったよーです。
ここまで見てきた中では、どーやら人と人との関係がテーマかな?

人は一人では生きられない。
だからこそ集まって集団で生きて行こうとする。
しかし人が集まれば、そこには一人の時には無かった問題が発生する。

人と人とが集団で生きていく上で、システム的なより所が
つまり社会であり、国家であり、政治である
そして理論的なより所が哲学や心理学やイデオロギーでしょう。
あともう一つの精神的なより所が、つまり宗教なのです。
この場合の宗教とは「〜教」というカタチのあるモノに限らない。
自己啓発とか自分探しだって宗教の一種だと思うよ。

この作品に描かれてるのは、そーいうモノですね。
いつも身近にあったり、当たり前だったりするのに、
気付かなかったり、見えなかったするいろいろなモノ。
ネオランガと言う非日常の存在によって浮き彫りにされるモノ
例えば、池に石を投げ込めばそこには波ができる。
波ができることによって、実はそこに水があるとわかる。
そー、それまでも有ったのに、気付かなかっただけで。


続いて「プリンセスナイン」なんかNHKでやってた?
と言うわけで、それなりの内容ではあります。
(NHKは予算が違うのでそんなヒドイものは有り得ない)
しかし今時スポ根ですか。しかも女子野球部とは。うむうむ
ちっと巨人の星を思い出してしまったよ(笑)。
それに……縦ロール?(爆)ウテナはあの芸風だからいいけど、
リアルっぽい話に縦ロールはやめた方がよくないかい?
取りあえず2話だけでは何とも判断のしようがありませぬ。

「ジオブリーダーズ」マンガが原作のやつです。
これはオリジナルの話だよねー?読んだ覚えないし。
原作のノリそのまんまで恐ろしくマニアックでエロくさい(爆)けど、
けっこーちゃんと作って有る感じ。クオリティはまーまーかな。
しかし、もりやまゆうじさんはうる星の頃と芸風が変わらんね(笑)。
ちなみに原作はアクションシーンがとっても見にくいので、
そーいう意味ではアニメは映像的に整理されてて見やすいっす。

「KEY THE METAL IDOL」の続き。
ネオランガの続きが借りれないので、他の続きを。
うーーーーむ、まだ何が描きたいのはハッキリしません。
興味深い内容なんだけど、熱中するほどの吸引力はないよーな。
ちなみに内容は「世界一には〜」の回を参照してくだされ。

「VIRUS」これはゲームとのメディアミックスもの。
なんちゅーか凄いクセのあるキャラデザイン……
しかも、みょーにエロくさい絵だし。ま、それはいいけどさ。
しかしキャラが安いっすね。対象年齢が低いのかな?
セリフとかの作りすぎ感が多分にあるんだよ……
アイキャッチとかエンディングの絵はいいセンスなので、
それが生きるような作品作りをして欲しかったと思うです。

そしてウテナの語りはまた来週……そろそろ忘れそう(汗)。


楽園はそこにある (00/2/22) 次へ 前へ
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ついにプレステ2発売まであと2週間を切りました。
てなわけでPLAYSTAION FESTIVAL 2000に行ってきたぜよ。
実際に動いてるプレステ2はどんな感じかじっくり検証ってコトで。

まず、第一印象は「思ったほど凄くない」(爆)って感じ。
と言うか、今回出てるタイトルはどれもすでに雑誌とかで
何度も紹介されてるので見慣れてしまってるのだった(笑)。

リッジは凄いキレイだけど、やっぱリッジだし。鉄拳も同じく。
このへんて今までのやつにそんな不満が無かったから、
キレイになってもあまり有り難みも無いよーな気がする。
GT2000はさすがに美しいっすね。しかしまだ発売日決ってない(爆)。

まずは何をおいてもストーリー系と言うことで、そのへんについて。
フロムのエターナルリングは凄いキレイなキングスフィールドみたい。
同じくフロムのエヴァーグレイスは凄いキレイな双界儀のよーな。<おいおい
凄いキレイになった以上には、あまり進化が見えません……
ま、凄いキレイだとそれだけで進化したようにも見えるけどね(笑)。

エニックスの0(ラブ)ストーリーは実写のインタラクティブムービーか?
プレステ2にはDVDと同レベルの動画再生機能が標準で付いてるので、
ムービーを使うゲームはビデオと同次元の映像が使えるのです。
そーなるとコマ落ちするとか、画質がどーとか、色数がどーとか
その手の形容は何の意味も無くなるってコト。全て美麗ってゆーか(笑)。

そして今後重要になってくるのは、映像としてのデキでしょう。
よーするに映画とかと同じ、シーンのレイアウトやシーンの流れや
もちろんシナリオのできが重要なのは分かりきったコトですか。
で、0(ラブ)ストーリーはちらっと見た感じでは、ちょっと……って言うか。
やるドラのシリーズが名作になったのは、まるでアニメのように動画を
使いまくってるからじゃなくて、映像としてのデキがいいからだよ。

その他のジャンル。スポーツ系ではコナミの野球(パワプロ)とサッカーと
スクウェアの劇空間プロ野球がありました。
パワプロは今のでもたいして不満を感じないので、どーでもいいかも。
ハードがあったら新作を持っててもいいかなって感じ。
サッカーはプレステ版が性能的に見た目がけっこー厳しかったので、
プレステ2版はそのへんがかなりマシになってました。
やっぱキャラがたくさん出てくるのはプレステ2の本領発揮でしょう。
劇空間プロ野球は一見の価値有り。まるで実際の野球中継を見るような
造形とか動きとかがみょーにリアル。意外にこれは大化けするかもしれん。

音楽系ではコナミのドラムマニアとジャレコのステッピング
セレクションと今回のショーで初披露のSCEのBe On Edgeが。
ドラムマニアは説明するまでもないか。<おいおい
ステッピングセレクションはDDRのアレンジバージョンすね。
Be On Edgeはこんなの密かに作ってたのか?とか思ったよ。
パラッパ(ウンジャマ)の変形のような、かなりいい感じのデキ。

シム系ではコーエーの決戦とアートディンクのA6が。
決戦はビジュアル的に劇的に進化した歴史・戦略SLGって感じでした。
この手のゲームってパソコンからゲーム機に移植が多いので
ゲーム機の表現力を最大限に生かしたのってあまり無かったし。
そーいう意味ではインパクトがかなりあるかも。
A6は一見すると派手さはないけど、よくよくみるとかなり凄いかも。

パズル系ではSCEのI.Q REMIX+とファンタビジョン。
I.Q REMIX+は何がREMIX+なのかって、ゲーム内容はほぼ大差なくて
ビジュアルや演出的に大幅な変化が。まるでビートマニアみたいで。
ゲームを変えずに演出だけ変えるのって前代未聞だと思うですよ(笑)。
ファンタビジョンはちょっと変わった内容です。
打ちあがる花火を何個か捕まえて、そして爆発させるって感じの内容。
やってることはシンプルなんだけど、ビジュアル的にとってもキレイ。
ところで、これってミサイルコマンダーを逆にしただけっすね。
まさに発想の転換のいい例だ。

他にも麻雀、ゴルフ、将棋、ピンボールとかいろんなタイトルが揃ってた。
新機種でここまでバリエーション揃ってるのは珍しいかもしれん。
ちなみにNAVIが一番欲しいと思ったタイトルは「マトリックス」(笑)
ってそれはゲームじゃないっての。実はDVDビデオの性能を見せるために、
もーすぐ発売になるDVD版のマトリックスを実機で再生してたのですよ。

そーです。プレステ2のDVDビデオ再生機能はどんな感じかと言うと。
ハッキリ言って全く問題なし。専用機の画面と区別付きません
トリック再生とかの機能も完全装備だし。コマ落ちもあるわけなし。
パソコンのDVD再生とかをイメージしてたら全然違うですよ。
これでゲーム機のオマケ機能ってのはかなりサギかもしれん(笑)。

最初に思ったほど凄くないって書いたけど、実は凄いと思った部分も。
ビデオ紹介だけのダーククラウドというちょっと変わったRPG。
ビジュアル的に凄く美しかったっす。見てていい気分になる
ちなみにこれはせいぜい年末ぐらいじゃないかとか言ってた。

ま、RPGとかの大作は制作に時間がかかるので、ホントの意味で
凄いのが出てくるのは、年末とか来年とかになってからでしょう。
早くFFやゼノギアスを超えるようなモノに出会いたいものです。
特にゼノギアス型のフィールドがポリゴンなRPGはプレステでは
性能が足りてないので、プレステ2の威力を見せて欲しいっす。

あ、書き忘れてた。実は会場に入る時に体験版を10枚も貰いました。
しかも複数入ってるのもあるので、実に19タイトルも!
入場料は1200円だけど、これだけ貰えれば十分元取れそうな気が。
ただし、もちろん全部プレステ2が無いと体験できるわけがなし。
むむむむ、何やら陰謀の匂いがします(笑)。


すでに凄い長いけど今週も行くぜよビデオ編。

今週の映画は「プライベートライアン」スピルバーグの戦争モノ第二弾。
シンドラーのリストみたいのをイメージしてたんだけど……
かなり違うものでした。どっちかと言うといつものスピルバーグ風
ストーリーは同時に戦死した3人のライアン兄弟の親の悲しみを考えて
まだ生きてるハズの一番下の弟を探し出して帰国させるというもの。
正直言って……このストーリー説明だけで、ちょっとイマイチ感が(爆)。

戦争の描写はかなり生々しいのだけど、ストーリーが作り過ぎだよ。
シリアスな戦争モノはそのままカメラで撮影するだけでも、
その事実の重さで見てる方はけっこー来るものだから。
あまりエンターティメント作品のように、作っちゃイカンですよ。
おかげで感動的なシーンで逆に気分がしらけてしまったり……


続いてアニメ編。今週のメインはネオランガ(南海奇皇)の続き。
1巻に4話(15分×4)ずつ入ってて、今回は5話目以降を見たのだけど、
どーやら最初の4話はプロローグだったよーです。
この作品が何をやりたいのか、やっとなんとなく分かってきた。
よーするに日常の中にいきなり割って入ってきた非日常と言うか。

この作品の主人公の三人姉妹は、ひょんなコトから南国の小さな王国の
王位を継承することになる。ただし、本人達はそんなの承知しないけど。
で、その王国の守り神であるネオランガが、いきなり東京にやってくる。
ネオランガは守り神だから、王のいるところに来るのは当然ってコトで。

武蔵野の小高い丘の上にある三姉妹のただの一軒家が、王国の大使館になり。
側に鎮座するネオランガという巨大な怪獣(←メカと生物の中間みたいな)を
見るために観光客やマスコミがあふれ。有事に備え近くに自衛隊が駐屯する。
ネオランガと言うあまりに日常から乖離した出来事を前にして、
繰り広げられるのはひたすら日常的で俗っぽいトラブルの数々。
日常の中に居座った非日常という不思議な違和感がこの作品のポイントすね。

三姉妹それぞれの性格付けの違いも興味深いっす。
一番上の魅波は大人で現実のためには多少の汚いことも容認するタイプ。
生活のためにネオランガで何か儲けられないかとすら思ってる。
神様で商売をしようとは、なんてバチあたりな!って気もするけど(笑)。
でもキレイごとだけでは生きていけないって分かってる大人だから。
なんとも逞しいなとか思うですよ。

一番下の夕姫(ゆうひ)は自分の欲望に素直なまだ子供とでも言うか。
ネオランガの力があれば自分達の生きたいように生きられるし、
汚いものは無くしてしまえばいい、その力があるのに!とすら思ってる。
ネオランガがただいるだけで邪魔もの扱いした人々を許せないと思ってる。
とりあえず市内を征服しちゃえば、誰にも文句を言われないでしょ?と。
「生きたいように生きられないのなら、死んでるのと同じよ」と。
ある意味で最も三姉妹の本音を喋ってるとも言えるね。

真ん中の海潮がたぶん主人公。ちょーど大人と子供の中間で。
ネオランガの力があれば、みんなのためになるコトができると思ってる。
でも、その力をみんなに疎まれてまで、使うことができない。
他人を踏みつけてまで、自分を通せないぐらいは大人なのだった。
いれば邪魔にするくせに、手放していなくなれば、今度は寂しがる。
結局人々は自分勝手で、自分が傷つくことを恐れてたら何も出来なくて。
誰にも迷惑をかけないでお祭りはできないよ」ってコトに気付く。

そう、お祭りなんです。まさに日常の中の非日常
ガムランにのってネオランガが動く。低音の響きと声の合いの手。
ネオランガという存在がよーするに祭りを体現してるよーな感じ。

シナリオの出来はかなりいいっすね。時間密度が濃いし。
世界観や雰囲気も、とても現実的と言うか世俗的でリアルだし。
ここまでの説明に興味を持ったらぜひ見てくだされ。よくデキてるよ。
ただし、せめて2巻(8話)までは見てから判断してねん。


「勇者王ガオガイガー」一部でカルトな人気を誇るやつ。
実ははじめて見たですよ。噂には聞いてたけど凄い芸風だね、これ(笑)。
内容的にはけっこーよく出来てると思うし、芸も細かいと思うのです。
が、主人公が小学校の低学年で……ってコトはそのへんが対象か。
基本的に小学生はNAVIの守備範囲にはないっす(笑)。当たり前か(爆)。
キャラ絵がみょーにふにゃっとしてるのも、あまり好きになれないし。
対象年齢のせいか感情描写がほとんど無いのも、かなり不満でござる。
あと、凄い芸風が……好みと100万光年ぐらい離れてる(爆)。
なわけで、5話(1巻分)見たらもーお腹いっぱいって感じでした。

そいや、ナデシコの「なんたらガイ」ってまさかこの作品から来てる?
タイミング的にはほぼ同時なんで、パロディとは思えないけど。

「八雲立つ」みなさんご存知のアレです。
どーやら一番最初のエピソードみたいすね。
もともと原作が映像として完成してるからかもしれないけど、ここまで
原作そのまんまだとあんまアニメで見る必要性は感じなかったり(爆)。
ま、原作に忠実なので、原作ファンなら違和感はまずないでしょう。
声に関しては全てのファンのイメージに合わせることは不可能だし。
最初はアレ?って思っても見てるうちに慣れるから。声って。

「聖ルミナス女学院」これってlainの後番だった記憶が……
全寮制の女学院に若い男(主人公)の理事が就任してきて、
その学校で起きた謎の失踪事件を追っ掛けていくという感じ。
主人公の友人が女装して入り込んでしまったりとか。
まあ、なんてゆーかコテコテのギャルゲー風味すね。
こーいうの見たことなかったので新鮮な気分に浸ってしまったよ(笑)。
ま、けっこー面白いよ。ただ、キャラの色合いがちょっと変。
最近他のアニメでも見かけるけど、みょーに背景から浮いてる感じ。
これが噂のセルのデジタル処理なのか??

「シャドースキル」これもマンガが原作の作品です。
なんてゆーか、キャラとかセリフとかポーズとかイチイチ仰々しい。
このへんは原作者の芸風みたいなんだけど、口あんぐり状態で(爆)。
一言で表現するなら、北斗の拳とスレイヤーズを混ぜたような感じ。
……よけい分からなくなる形容だな、おい(笑)。
よーするによくある少年マンガな内容って言うか、そんな感じでした。
クオリティはそれなりなんで、好きな人は好きでしょう。

「無人島物語X」エロアニメ(爆)。
閉店する前にせっかくだから借りてみたですよ。
内容は……クソでした。<そんだけかい
しかも、内容が30分って書いてあるのに実質23分しかなかった。
後はずーーーーっと他の作品の広告ばっかり。ちょっとサギかも。
ただし30分有ったら面白くなったかと言うと、なりそうもない(笑)。
うぬー、面白いエロビデオはどこに?


長すぎるので、ウテナの語りはまた来週。覚えてれば(爆)。


いつか世界を革命するために (00/2/14) 次へ 前へ
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みなさま、ついに世界は革命されました!
……いきなり、わけわかりません(汗)。

いや、ついにウテナを最後まで見たのですよ。
なるほど、なるほど。革命とはそーいう意味か。
最初の頃から、きっとこれはウテナとアンシーの関係が鍵なのだろうな、
と思ってはいたし。革命というのが直接的な意味じゃないとも思ってた。
ただ世界を革命する力が何を意味するのか、ちょっと想像つかなくて。
でも、知ってしまえば、これほど革命に相応しい内容はないかもしれん。

この物語は最初からウテナとアンシーと「世界の果て」(笑)の3人が中心で、
学園という舞台も薔薇の刻印の決闘も全ては記号や意味に過ぎなかった。
物語とは、世界があってキャラクターがいて、そして意味が語られる。
つまり入れ物(世界・人物)を作ってから、中身(意味)を詰めるのが普通。
でも、ウテナは全くその逆のアプローチで作ってある。
まず描くべき意味があって、それぞれの役割をキャラに当てはめて、
そしてあからさまにわざとらしい舞台を用意したって感じかな。
世界の設定があまりに現実味がないのは、そーいう理由からなのです。
そして描かれてる内容があまりに説得力が有りまくりなのも同じ理由から。
エヴァも比較的似たようなアプローチで作られてたんだけど、世界設定が
かなりリアルに構築されてたから、多くの人はそれに気が付かなかったかも。

エヴァってコトで、ふと思ったんだけど。
ウテナは大それたテーマを扱ってて、しかもちゃんとテーマを完遂して
そしてちゃんと終わってる。それはそれは見事に終わってる
エヴァが答えの出ない問いを半ば放棄して終わってる、っていうか
終わることを放棄してのと違って。作品としては終わってるけど。
lainの場合は描いてきたテーマを自己否定することで終わってるし。
大それたテーマは、描くのも大変だけど、終わらせるのも大変ってコトすね。

テーマと言えば。オープニングを最初に見た時に、なんとなくレズっぽい?
って第一印象で思ったんだよ(笑)。今にして思えば凄い勘が冴えてる(爆)。
たぶん同じ事を考えた人は、けっこーいるんじゃないかと思うけど。
前に書いてたジェンダー(性)もそうだけど、禁忌もテーマなんだろーね。
だって、この作品に出てくる関係って近親相姦(兄妹)と同性愛ばっかだし。
そして作品の中心に位置する3人がまさにその関係だし。
こんなのを年端も行かない子供が見てたとは油断大敵だよ(笑)。
しかも後半に入ると、さりげなくエーチシーンがいっぱい出てくる。
描写はかなり曖昧でキレイで可愛い絵だとはいえ。

いやほんと、すっかりハマってしまいました。
最初の頃はぶっとんだ設定とノリを面白がってただけなのに、
いろいろ見えてきたあたりから、ずぶずぶと深みにハマってしまって。
2部(黒薔薇編)が終わったあたりで、あなたしか見えない状態に(笑)。
最終話を見た後なんか2時間ほど茫然自失してたし。マジで。
サントラもすでに何度聞いたかわからないぐらいだよ。
ハマり度で言うと、ここ10年の中ではエヴァの次ぐらいかも。

今週でビデオは見終わったけど、語りは来週も続く予定(笑)。


てなわけで、今週のビデオ編。
の前にショックな出来事の話を。すでに掲示板には書いたけど。
なんと入会したばかりの池袋のTSUTAYAが閉店だそうで……(泣)
渋谷にはあんな巨大なTSUTAYAを作っておいて、なんじゃそれは!
TSUTAYAなら閉店しないだろうと思って入会したのに!
とりあえず他の店舗に振り替えてくれるらしいけど、池袋なら本屋に行く
ついでに寄れてたから、他じゃまめに通えるかは不明だよ。

しかし、ビデオレンタルに関してはホントついてない。
今まで入会した3店舗が全部潰れてるんだから。何なんだか。
ま、でもたった2ヶ月ちょっとの付き合いだったけど、
カウボーイビバップとウテナに出会えたので、十分に元は取れたと思う。

さて今週の映画は「フランケンシュタイン」。けっこー新しいやつです。
一言で表現すると、かなり微妙。って感じでした。
全編を通して、いい感じの部品はいくつもあるんだよ。
人造人間のキャラ描写とか、ゴシック調の世界の雰囲気の表現とか。
でも、いろいろ描こうとしてピントがぼやけてる感じもする。
人造人間側の感情をもっと描くか、作った側を重視するか選ぶべきでは?
これはどっちも描こうとして、どっちも描ききれてないから。
2時間という時間の長さを甘く見てはいかんよ。意外に短いんだから。

ところで、偶然かもしれないけど、これもブレードランナーに似てる。
人造人間と作った人(フランケンシュタイン)が洞窟で会話してる
シーンなんかブレードランナーの最後の方のシーンにそっくりだし。
そもそも人造人間もアンドロイドも意味的には同じだしね。

続いてアニメ編。
と言っても今週見たビデオのほとんどはウテナ(笑)
もはや我慢できなくって一気に見てしもうたわい。<どこ語?

てなわけで「トップをねらえ!」庵野さんの過去の作品すね。
知ってる人は知ってる超マニアックな美少女アニメでノリがスポ根(爆)。
見た感じではけっこー映像的にちゃんと作って有るのがわかる。
でも、設定とかストーリーがめっちゃ恥ずかしいのだった(笑)。
だれじゃ!こんな恥ずかしい設定とかストーリーを考えたのは!
ちなみにタイトルは「エースをねらえ!」のパロディ。誰でもわかるか(爆)。

にしても、キャラ絵とかキャラの表情が古いな〜
このへんは時代を感じてしまうよ。


箱の中の暗黒の希望 (00/2/8) 次へ 前へ
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いやー、遅れました(汗)。
ビデオ見てたり……借りたものは返さないといけないし。
チャットしてたり……ちょっとのハズが気がついたら3時間とか(爆)。
ウテナのビデオの続きをガマンするためにサントラを買ったら、
CDの方がビデオよりずっと手軽なのでヘビープレイしてるとか。
ちょっと気分転換に1曲とか思っても、1曲が3曲になり5曲になる(笑)。
と、イロイロあったんです!豪語するようなコトじゃないな……


なわけで、恒例のおすすめコミックスを。

女性誌の今月の1冊はついに来ました大本命の「天使禁猟区」に。
98年と99年の作品ベスト10だったのに、巡り合わせが悪かったのか、
意外にも今月の1冊に入ったのは今回がはじめてなのでした。
ま、新ミレニアムの最初のセレクションに相応しい気もするけど。
にしても、この作品はいい意味で次から次へと裏切ってくれるよ。
ホント内容がヤバすぎです。いったい、どこまで行くつもりなんだか。

次点は「っポイ!」「そどむ」でした。
「天禁」の衝撃的な展開に隠れてはしまったけど「っポイ!」も実は
かなり大きな展開があったのでした。そろそろ終わりと言うことかも。
「そどむ」は小野塚さん初の巻数ものです。お手並み拝見ってカンジ。
ちなみにタイトルはソドムとゴモラのそどむみたいすね。

今月の期待の新人は「RIN RIN MANIA」の矢野りん子さん。
って全然、新人じゃないっす(笑)。すっかり消えた漫画家状態だった人。
コミックスが出たのも下手すると5年ぶりぐらい?
ちなみに収録作品は描き下ろしの1作を覗いて5年ぐらい前の作品ばっかり。
でも、今でも全く風化しないスタイルを持っている。もったいないな。

5年ぶりと言えば、海野つなみさんの「ゆうてる場合か!」もそーなんです。
何と5年前の作品がいまさらコミックスになりました。嬉しいぞ。
「Amie」が潰れて今どこに描いてるのかと思ったらKiss(カーニバル)の方に
描いてるみたいです。力は有ると思うのに、巡り合わせが悪い人すね。


男性誌の今月の1冊はノーマークだった「天才柳沢教授の生活」に。
いや山下和美さん自身に力があるのは知ってたんですが。
ヤングユーの「摩天楼のバーディ」なんか凄くいい作品だったし。
でも、これは「いい作品」ってイメージ以上では無かったのに。
しかし今回は違ってたね。実は1冊まるまる1本の話になってるんだよ。
この人はキャラが強いから長い話の方が生きてくるってコトかも。

次点は恒例の「鬼切丸」でした。少年誌で続ける内容なのか?と思ったり(笑)。
ここまでドロドログログロの人間模様って少年誌ではふつーやらんのに。
でも、この人の最近の少女誌のは「鬼切丸」と比べてイマイチな感じが。


ところで、たまにはコメント書きの苦労談でもしようか。
苦労というのは自分から主張しないと、誰もわかってくれないし(笑)。
たった3行だから、あっという間だと思ったら大間違いなのであるよ。
35文字×3行。だいたい100文字ぐらいかな。
この長さって一言で書くには長くて、語るには短すぎるのです。
じゃあ、なんでそんな長さにしたのだ、という疑問もあるでしょ。ない?(爆)

最初の頃は2行から4行ぐらいの間で、書こうと思ってた気がする。
ただ一言で書こうとすると、数か増えた時に似たコメントも増えてしまう
で、少し突っ込んだ内容を書いてるうちに、ちょっと長くなったのです。
ただ長くするとだらだらした感じになるし。内容を絞ってみたりして。
そのうちに3行と言うフォーマットが出来上がったみたいだね。

このコメントを書く時のアプローチには2種類あって。
一つは作品の内容に触れること。もう一つは作品の表現に触れること。
で、最初の頃は作品の表現に触れたのが多かった気がする。
ただ表現の特徴って同じ作者だとほとんど同じだから。当たり前だけど。
紹介する作品が増えると似たようなコメントが増えてしまう。
だから内容に触れるコメントを多用するようになったのでした。
今では内容に触れてる方が圧倒的に主流すね。

でも作品の表現ももちろん重要な魅力には違いないし。
で折衷案として2行で内容を1行で表現を書くというスタイルにしてみたり。
全てがそーじゃないけど、いちおー理想としてはこのカタチにしてある。
気付いてる人がどの程度いるかは不明だけど(笑)。

ちなみに内容の表現と言っても、ストーリーを説明してるわけじゃなくて。
そもそも70文字や100文字でストーリーが説明できるかい(笑)。
それにオチとか書いたらネタばればれだしね。ネタバレはいかん。
ストーリーから設定を削って、イメージとか雰囲気だけを書いてある。
設定が無いとわけわからんのは、設定にも触れてあるけど。

そんなわけで、無い才能を絞りに絞っていろいろ配慮してるのだ。
けど自分で決めた縛りが厳しくて……(爆)
毎月、毎月コメント書きが大変です。1個(3行)あたり1時間はざら(汗)。

長く続けたからかもしれないけど、それなりに手慣れてきて、
自分でもいいカンジと思えるコメントが書けるようになったけど。
それで逆に、いいカンジに仕上がらないコメントが気になってダメ。
せっかく書いたのに、消して何度も書き直しとかやってる。
今回も「っポイ!」のコメントを3回も書き直してしまったし。
内容メイン→表現メイン→フレーズコラージュ→内容メイン(決定)
こんなカンジで。ああ、もっとサクサク書ける才能が欲しい!


おんやーー、すでに100行目前(笑)。
でも今週も行くぜよビデオ編。来週には忘れちゃうし(爆)。

今週の映画は「恋人までの距離」
一言で説明すると、
一人の男が一人の女をナンパして意気投合してデートするって話。
こんな乱暴なあらすじ説明は古今東西どこにもないかも(笑)。
でもホント、映画全編が「で〜と」って感じの内容なのです。
いわゆる恋愛映画と言うよりも、デートをそのまま撮影したような。
例えば街のそのへんにいる恋人をそのままカメラで追っかけた感じ。

あと特徴的なのは、ほとんどずっとこの二人の男女が映ってること。
そして二人が常に会話してること。座ってても。歩きながらでも。
会話の内容も他愛のないことから人生観に至るまで幅広いし。
わざとらしく作品の流れと会話をシンクロさせてる感じは無いけど。
ただ会話してる内容は、時間とともに距離感が近づいてるよーな。
よーするに二人の関係がそれだけ近づいてるってコトすね。

しかしホントにデートって感じの内容だよ。
その昔ガードレールに3時間も座りながら、とりとめもない話をした
のを思い出しました。あの頃は若かった……(爆)

続いて今週のウテナ……はお休みです(笑)。
作業が終わったらやっと続きが見れる!!(涙)
とか言いながら、すでにサントラ何度聞いたのでしょうか。
なんか全然ガマンした意味ないし……

アニメ編は「シャーマニックプリンセス」
絵はキレイっすね。背景もたまに絵画のような雰囲気があるし。
クオリティはまあまあいい感じで、ちょっと気になるかも。
目が大きすぎるのがかなり違和感あるけど。我慢すればいいか。
ちなみに、これまた30分なので、内容については何とも言えない。

では股、来襲<おいおい

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