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自分だけのものにならないなら、そんなのはいらない。殺してしまえ。
自分だけを見てくれる、そんな都合のいい願いを叶えるための翼。
でも翼が見せるのは結局のところ幻影だから。幻影はいずれ終わるもの。
自分で叶えた夢こそ大事に思えるもの。可能性はいつも君の中にあるから。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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傷つけるのは嫌だと思う自分がいる。他者を貶め殺戮を楽しむ自分がいる。
暴力を嫌悪する自分がいる。でも強さを美しいと思ってしまう自分もいる。
人の心は善や悪と単純に割り切れない。自分の中にも狂気はあるのだから。
数え切れぬ想いの交錯する超スケールなドラマチックファンタジー。未完。
[宙出版・ミッシィコミックス]
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● ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド 全3
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安野モヨコ
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「じゃあ ちんこいらないの?」「いる?」「うん!!」「じゃあげる!!」「やったあ!!」
この一連のセリフのノリが理解できる人なら、とってもお勧め。
少女マンガの最先端を暴走する新感覚の人。赤丸・超注目の人。
[宝島社・大判]
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レンズの向こうに見えるモノ。人のカタチだったり、空気だったり。
人によって違ってくるモノ。人と人の関係によって引き出されるモノ。
時代の空気感や人の輪郭を、大胆なタッチと構図で描いてる。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]
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たとえ人間じゃなかったとして、どれほどの違いがあるのだろう。
こんなにもあたたかいのに。こんなにも愛しいというのに。
作られた命だとしても。あなたに出会えたから。私は人として……
[偕成社・ファンタジーコミックス・大判]
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偽りのいい子で聞き分けの良い自分にはもうサヨナラするの。
やってみたら、ほら簡単なことなんだよ。ちょっと足を踏み出すだけ。
人生が他人のために有るわけじゃないなら、それは当たり前のこと。
[集英社・ヤングユーコミックス]
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全てを捨てられるほど憎んでる。何にも代えられないぐらい愛してる。
狂おしいほどの激情と、画面から飛び出すほどの圧倒的な力。
愛するというコトの究極のカタチが、ここには確かにある。
[秋田書店・ボニータコミックス]
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一の宮の強さが仲忠を成長させる。誰かを大切に想うことを知って。
そして二人のココロが重なり琴の調べが一つになったとき、
愛別離苦の呪いは消え、破滅に瀕した世界が再生される。
流血や破壊ではない終末と再生、こんな物語があってもいい。
[小学館・プチフラワーコミックス]
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ゲイのカップルをめぐる喜劇的な人間模様というか、そんな感じの話。
呆れ果てるほどの強烈なキャラクターと絡み合った人間関係が面白すぎる。
その筋の雑誌に掲載されてたけど、そっち系がダメな人でも大丈夫。
[芳文社・花音コミックス]
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友達よりは近いけど、恋人よりはちょっと遠い関係。家族みたいで
でも家族じゃない距離。そんな中途半端な隣人という距離感を、
お得意のちょっと変な人間描写と軽妙なテンポで描いてる。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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三角関係どころか、四角に五角に六角に……
絡み合った糸は親子を姉妹にする。健全な男女関係ってナニ?
と言いたげな、ひたすら転がりつつも幸せを求める女たちの話。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス]
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「きみとぼく」が発掘した期待度・赤丸のマンガ描きの人。
大胆なタッチと触れば切れるような人間描写にゾクゾクする。
後書きでやってることに、思いっきり親近感が……(笑)
[ソニーマガジンズ・ソニーマガジンズコミックスきみとぼく]
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理屈では割り切れない恐怖。なぜコワイのか?ワカラナイ。そんな話。
恐怖が広がり街を飲み込んでいく。現実なのか幻影なのか?
かなり意味不明の話なのに、でもひきつけられる。そんな話。
[新書館・WINGSコミックス]
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つかめたと思った構図が手の中からするりと抜け落ちる。
消化不良を起すような膨大な概念・観念の洪水にめまいを覚える。
果たして何を語るつもりなのか、なぜか目が離せない。
[新書館・WINGSコミックス]
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やっぱりこっちに来てしまった。
人の描きかたや時代感覚が鋭く生々しい。セックスが空気みたいな感じとか、
世間的なハッピーエンドよりも自分として気持ちのケリを優先するトコとか、
一言で言ってやまだないと系。他の作品は、反対側(男性誌系)にあります。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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命懸けのギリギリの世界の中で、男達がすれ違いそして出会う。
硝煙と煙草の匂いがするハードボイルドなナルシズム。
少年マンガのよーにも見えるし、やおいなマンガにも見える(笑)。
[徳間書店・Charaコミックス]
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ファンタジーという記号で人の心のあれこれを描いたモノ。
消化不良を起こすほどの、観念と感情が洪水のように流れ出す。
開放と輪廻。そして均衡。あまりにも観念的な、だけどこれも一つの終局。
[ビブロス・ビブロスコミックス]
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人はどこまで残酷になれるのか、そんな思いすらする。
読んでて気分が悪くなるほどの、残酷なエゴが充満している作品。
果たして勧めるべきなのかを迷ってしまう。それほどの内容。
[講談社・KCビーラブ]
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