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こんなにも彼に逢いたかったことに、こんなにも好きだということに。
文字として書いてみて、初めて見えてくる想いがあったりする。
まるで春の陽射しに包まれたような淡い淡い少年達の想いのカケラ。
[新書館・WINGSコミックス]
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海の見える小さな街と壊れかけの家族。息苦しさをタバコで紛らわし。
無性に街を飛び出したくなる。そして離れてみて見えてくるもの。
わけもなく苦しく、わけもなく自由が欲しかった。そんな瞬間が。
[ビブロス・ビーボーイコミックス]
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その昔、誰かが言ってた「ジャンル白泉社」の代表作家。
鋭いようで呆けるよーな、まともなようでズレてるよーな。
そんな微妙なバランス感覚に満ち溢れてる。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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永遠に変らないモノなんて何もないのかもしれない。
でも、この瞬間の幸せな想いは穏やかな光景は、記憶の中に永遠に残るだろう。
二太郎とマリコさんの、そして太と野沢の、絡み合った糸がキレイにほどけ、
エイエンノノハラここに完結。野沢よあんたはエライ。
[集英社・ぶ〜けコミックス・大判]
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理想的な親ってどんなのを言うのだろう、そんなことを考えさせられた。
自分の息子がゲイだと知って、誇りを持ちなさいと言える人がどれだけいる?
自分に正直で相手を尊重する、ニキちゃんはとても素晴らしい親だと思う。
そして、冷やし中華フォーエバーの彼女の笑顔は、少しせつない。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス]
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何も見えなくなるような盲目の愛は、人を淵に落としていくのかもしれない。
羽角のために鬼になった遊佐、でもそれは結果的に羽角をも追いつめる。
こんな結果しか有り得ないと判ってはいたけど、見るのはツライ。
[小学館・プチフラワーコミックス]
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二股かけてる男の側の言い分は、怒るを通りこして呆れてしまうほど。
でも、実際はそれが嘘ではなかったりして。これでも不倫なのかな。
ドロドロの愛憎劇ではない、ヘンな三角関係。こんなのもありかもね。
[小学館・プチコミフラワーコミックス]
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● Cute Bee Babies 全4
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央己あゆり
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プラスの心とマイナスの心、片方だけが真ではなくどちらも自分なのに。
マイナスの心だけが暴走し、狂気に走る。他人をも巻き込んで。
鮮やかな心理描写と瑞々しい人間描写でココロのあり方に迫る意欲作。
しかし最後まで、設定はなにげに壊れてた(笑)。
[秋田書店・きらら16コミックス]
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一定の音階が死者の世界との扉の鍵になる、という独創的な発想とか。
強烈なエゴとサディズムにみちた、壊れつつある人間描写とか。
繊細なタッチと強烈な毒をもって語られる、破滅的な未来の可能性なのかも。
[新書館・WINGSコミックス]
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まさかここまでキレイに終われるとは。そんな鮮やかな展開に唖然とした。
旭も環も飛良もえいじも要も睦も……それぞれのココロがちゃんと救われてる。
感動したなんてコトバではとても言い尽くせない、とてもステキな物語。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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周囲とは全く別の時間軸で、まるでスロー再生でも見ているような感じ。
二人の常識は他人の非常識なのか?と言いたくなるような独特の感覚。
それでも二人はとってもラブラブでいい感じなのです。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス]
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赤は死をイメージする不吉な血の色、そして狂おしい程に情熱の愛の色。
一人は寂しすぎるから、だから他人を求めるのかもしれない。
きっかけは些細なことだけど、取り替えのきかない関係を紡いでいく。
そんな男と男(つまりアレ)の話。
[小学館・別コミフラワーコミックス]
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何気ない日常のひとこまに独特なアート感覚を感じさせる。
当たり前の日常が、素敵な空間とドキドキした気持ちで満たされる。
そんなセンス溢れるポップな恋愛ストーリー。
[講談社・KC Kiss]
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● ハイテンション根性ERS 全5
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中村かなこ
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● 根性ERSリターンズ
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中村かなこ
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喜怒哀楽という言葉が良く似合うような、感情の起伏がハッキリしてる感じ。
猫の目のようにくるくる変る表情や、ストレートでパワフルな勢い。
そんな瞬間、瞬間を鮮やかに描いた内容は、見てて飽きない面白さがある。
[小学館・別コミフラワーコミックス]
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肉体の再生のビジネスを巡るエピソード。
再生された人格は姿が同じでも別人である、そんな当たり前の構図。
かわいい絵柄に騙されてはいけない結構ディープな話なのです。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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そのへんに有りそうで、でもなさそうなエピソード。
独特のペース感で淡々としてるけど、どこからか音楽が聞こえてきて
踊りだしたくなるような。そんなワクワクした感じ。
[講談社・KC Kiss]
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人との距離の取り方。人の愛しかた、愛されかた。
そんなコトを描いたもの。心を寄せるほどに相手を傷付ける。
そんなシチュエーションを鮮やかに描いている。
[白泉社・花とゆめコミックス]
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● 帝王の庭
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道原かつみ
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● ムーン・ファンタジー I・II
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道原かつみ
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● ドリーム・プレイング・ゲーム
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道原かつみ
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● グリーン・パラダイス
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道原かつみ
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● シャーロキアン・コンピュータ
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道原かつみ
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● χの歌声
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道原かつみ
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ジョーカーシリーズはまだ続いてたんだ、と言う感慨にも似た嬉しさが。
新キャラのナイル。年齢不祥の上にバイ?なんて強烈なキャラクター。
この作品は最初からホモネタっぽいシチュエーションがあったけど、
今度はレズネタかい……少女マンガはどこまで行くの(笑)。
[新書館・WINGSコミックス]
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いつもパワフルで元気でちょっとHで(Love)2な楽しい話を描く人。
なんと今回はゲームのコスプレネタ。のラブストーリー。
こーゆーオタクっぽいネタはあんまし描かない人なのに。
それくらい一般化したのか、コスプレは?
にしても、元ネタが全部分かるっす(笑)。
[小学館・少コミフラワーコミックス]
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思いっきりエッチっぽくて、しかも変態っぽいシチュエーション(笑)。
アリスは男のハズなのになぜか女になったりして。不思議の国だしな(笑)。
(他の本の)後書きを読んでて気がついたのだけど「萩原一至」に似てる。
あの人の作品から煩悩だけ抜き出して凝縮するとこんな感じかも(笑)。
[新書館・WINGSコミックス]
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● 大きな栗の木の下で 全2
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かわみなみ
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● 大喝采!
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かわみなみ
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男×男のラブストーリーとそれを面白がるオタク少女達。
ベタベタのシチュエーションを少し冷めた視点で鋭く描いている。
この手のネタで説得力のある話は、それだけで貴重品。
[ビブロス・ビブロスコミックス/ビーボーイコミックス]
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● 京劇的無頼繚乱
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西魚リツコ
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● 香港皇后
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西魚リツコ
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● マラッカの宝船
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西魚リツコ
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● 海洋城
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西魚リツコ
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● 黄金少年 (上・下)
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西魚リツコ
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● 桃源郷 (上)
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西魚リツコ
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中国風味のアクション。まるで香港映画のような感じ。
アクションのポーズがまるで舞台のように決まってて格好ヨイのです。
ストーリーの仕掛けも凝ってて面白いし。
あったまワルーい、なアクションに食傷気味のあなたにお勧め。
[宙出版・ミッシィコミックス]
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● しずくの風景 -GLOVES-
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大野潤子
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● しずくの風景 -SPIELFUHRER-
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大野潤子
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● 空の風景 全5
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大野潤子
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サッカーを舞台にした人と人の物語。スポコンでも、サクセス物でもナイ。
この人独特のちょっと呆けた感じと、繊細な感じのバランスが光ってる。
画面に散ってるスタンプもあいかわらずいい味出してるのデス。
[小学館・別コミフラワーコミックス]
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