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夢は深い意識の底に繋がって、隠されてた欲望を映し出す。誰もが持つ欲望を。
触覚を視覚に変換し行為を記号化する。異次元で変容する淫らな欲望のカタチ。
ありふれた人の欲望がエキセットリックな映像で語られる。こんな表現もある。
[講談社・アフタヌーンKC]
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● ディスコミュニケーション 全13
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植芝理一
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● ディスコミュニケーション 学園編
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植芝理一
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● ディスコミュニケーション 精霊編 全3
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植芝理一
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ごくありふれた日常も、角度を変えて見たら全く違う世界なのかもしれない。
いつもの現実のすぐ隣にある幻影で、物事や行為の意外な意味が見えてくる。
ただの不思議だけじゃない、独創的な映像で人の本質と理を鋭くえぐる物語。
[講談社・アフタヌーンKC]
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その発想に衝撃を受けた作品。やってることはハビタットなんだけど。
仮想空間に感覚変換をしたら、現実と虚構の境界が曖昧になる。
そんなコトを考えさせられた。
[竹書房・バンブーコミックスガンマ・大判]
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子供は嫌いで女は苦手なのに、何の因果か小さな女の子と暮らすことになった。
子供と暮らしたことで初めて見えることがあった。仕事との両立は大変だった。
人は生まれた瞬間に親と子になるのではなく、親子になっていくのだと知った。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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皆が同じ人を好きになったりしないように、人の好みは人の数だけ存在してる。
ほとんどの人が気に留めないことが、その人にはとても魅力的に見えたりする。
運命の出会いとか、赤い糸で結ばれてるとか、実はそーいうことかもしれない。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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私は自分の領域に他人が入ってくるのが苦手で、だから最初は彼も苦手だった。
アパートはボロイし、住人は変人ばかりだし、どこかに迷いこんだ感じだった。
でも、いつのまにか心地よくなっていた。他人と暮らすのが楽しくなっていた。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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はたから見ると変ったクセであっても、わりと当人は気づいてなかったりする。
そんな当人が意識しない些細な事が、誰かのツボにハマったりすることもある。
リアルの条件分岐フラグはバーチャルみたく単純じゃない。些細で微妙なもの。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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いつも職場で見なれてた彼女の、見なれない、想像もつかなかった一面を知る。
キライだったはずなのに、仲良く話したり、好意なんかも持っちゃったりして。
そもそもどっちが本物の彼女なのか。なんで使い分けるのか。よくわからない。
[白泉社・ジェッツコミックス]
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泣くのは嫌い。カッコ悪いから。泣いて解決とかってカッコ悪い気がするから。
でも映画とかだと泣きそうになる。人前では泣けないから、凄い技を会得した。
そんな彼女の強がってるところが、可愛くないところが、たまらなく愛しくて。
[白泉社・ジェッツコミックス]
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スキマの向こうの彼女を覗いてた彼と、スキマの向こうから彼を覗いてた彼女。
覗いてるはずが覗かれてて。覗いてるのも知られてて。ってことは覗かせてた?
結局のところ彼女の掌で踊ってたようなもので、可愛くもあり、滑稽でもあり。
[小学館・IKKIコミックス]
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田舎は田舎であって生活する場所じゃない。そんな気持ちは有ったかもしれん。
だから四歳下の幼馴染のアイツとこんなコトになるなんて、考えもしなかった。
この歳で親の目を盗んで夜遊びをするなんてね。でもこれはこれで楽しいかも。
[祥伝社・フィールコミックス]
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衝撃的な事件が起きるわけではなくて、派手なアクションがあるわけでもない。
何気ない瞬間のふとした表情とか、ちょっといい感じのシチュエーションとか。
記憶に刻まれる印象なんてものは、実はそんな些細なところにこそ有るのかも。
[白泉社・ジェッツコミックス]
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私の気持ちを伝えられるはずはなく。彼女の恋路の邪魔などできるはずもなく。
誰よりも彼女の幸せを願ってるのに。認めたくなくて。気づかないふりをする。
ホントは私が彼女を独占したかった。ずっと私のそばにいて欲しかった。から。
[講談社・KC Kiss]
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告白されたけど好きな人は他にいた。でもその人もわりと好ましく思っていた。
そんな微妙な心のうちを包み隠さずぶちまけたら、意外とうまく行ったりする。
だけど正直だからこそ、傷つけてしまうこともある。壊れてしまうこともある。
「講談社・KC Kiss」
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無くなるわけじゃない。働かされるわけでもない。どーせ普段は捨ててるもの。
だからこれは大した問題じゃない。他の選択よりはマシ。本当にそうだろうか?
次第に変化していく体に恐怖は膨らみ、一度は割り切った気持ちが揺らいでる。
[講談社・KC Kiss]
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30歳になった。昨日と違った大人な自分になった。そんなコトあるわけもなく。
何か掴めてるようで、まだ何も掴めてないような、焦りなんかもあったりする。
結局なるようにしかならないなら。心の持ち方一つ。人生にときめいていたい。
[講談社・KC Kiss]
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お笑いの道は険しくて。ちょっとテレビに出てファンが付いて、その先は?
確かなものは何もなく。全ての願いが叶うわけじゃないと分かってるけど。
みんなが幸せになれたらいいのに。誰かを幸せにできる人になりたいなぁ。
[講談社・KC Kiss]
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● Telescape Diaries 全2
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海野つなみ
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目を閉じて触れ合うことから逃げてしまえば楽なのかもしれない。
でもたとえ傷ついても知りたいと思うから。触れたいと思うから。
チクチクと痛く切ない想いを、独特のペースと言語感覚で描いてる。
[講談社・Amie KC]
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無意識に舐めてしまうのか、甘そうだから舐めてしまうのか。
kissがきっかけで好きになることも、あるのかもしれない。
柔らかい感触とポップな感覚が絶妙にバランスした、ちょっといいお話。
[講談社・Amie KC]
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誰かに認められたいと頑張って、それでも期待に添えることが出来なかったら。
言い訳をする?諦めて逃げる?それとも、諦めない?自分が壊れてしまうまで。
心があるから苦しみがある。そして喜びもある。神は人に厄介な贈り物をした。
[ぶんか社・ぶんか社コミックス・大判]
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ふつうの男女関係で、ふつうの肉体関係。でも、どこかが少しずつ病んでいる。
人はセックスのときに無防備になる。体も心も。潜んだ性癖も見えやすくなる。
そう、人は誰しもどこか少しずつ病んでいる。自分自身で気付いてないだけで。
[実業之日本社・マンサンコミックス]
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エロのためのストーリーと言うよりも、エロのあるストーリーって感じがする。
過剰にエッチではなく、無理にエッチでもなく、ごく普通にエッチって言うか。
自然体のスタンスに適量のフィクションを加えた、普通の物語としてのエロス。
[桜桃書房・EXコミックス・大判]
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こちらが当たり前で正しい営みのはずで、そちらは間違った方法のはずなのに。
自信たっぷりの狂気の前で頼りない良心は侵食され、信じてた土台は崩れさる。
フツーのアイのカタチはどこにある?もはや僕にはフツーがどれかワカラナイ。
[蒼竜社・プラザコミックス]
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