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私より弱くて儚くて私が守らないといけない存在で。だからいつも一緒にいた。
一緒にいると自分が強くなった気がした。自分が女であるのを忘れていられた。
ずっと守ってるんだと思ってた。守らせてもらってたのだと、気づかなかった。
[ワニマガジン社・ワニマガジンコミックス・大判]
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私たちはただそのためだけに存在する、人に作られた人に似せた人でないもの。
生まれてきた意味を全うできるなら、まだ幸せなのだと思っていた。信じてた。
叶わない夢を見なければ、知らないままでいれば、そのまま生きていけたのに。
[ワニマガジン社・ワニマガジンコミックス・大判]
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どこか懐かしく、静かに朽ちていくような情景の中。その行為は繰り返される。
まだ何ひとつ知らない無垢な表情を残しながら。本能とも言うべき性の営みの。
これはメルヘンである。無垢な性の穢れを塗り込めた、ハードメルヘンである。
[ワニマガジン社・ワニマガジンコミックス・大判]
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赤ん坊の頃に教会の前に捨てられていて、教会で育てられた悪魔っ子のルルー。
人のために尽くせばいつか人間になれると信じ、今日もマジメに働いています。
ていうか一癖も二癖もあるシスターたちの中では一番純粋で、天使みたいです。
[芳文社・マンガタイムKRコミックス・大判]
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確かに幸せな時もあった。まだ幸せが取り戻せると思ってた。自ら貶めてでも。
でもそれは幻。選ばれることはなく、三人で幸せになることも有り得なかった。
だからもう会わない。二人が不幸になっても。幸せになっても。私は関係ない。
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]
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好きになった。告白した。めでたしめでたし。なんて人間関係は簡単じゃない。
付き合うことは手を繋いで一緒に帰るだけ。なんて何も知らない子供じゃない。
絵空事の恋物語では物足りないあなたに。皮膚で感じるリアルなラブはいかが?
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]
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どんなことでも知りたくて。鬱陶しがられても聞きたくて。聞いて自己嫌悪。
ホントに聞きたかったのは何だったのか。伝えたかったのは何だったのか。
一生懸命すぎて空回りして傷つけて。でも好きだから大事にしたいこの関係。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]
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人を傷つければ自分も痛くなる。だから傷つけた分だけ優しくなれるのかも。
関係が壊れたって世界は終わったりしないし。間違えればやり直せばいい。
好意を素直に嬉しいと思える心があれば、また世界は動き始めるのだから。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]
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本気になると壊れたときに死にたくなる。だから本気の恋はもーしたくない。
でも傷つかないよう一歩引いて付き合ってたら、幸せになれるのだろうか。
今も都会のどこかで繰り広げられてるかもしれない等身大でリアルな恋物語。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]
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僕の彼女は特捜司法官。筋力強化された合成人間。寿命は人よりもずっと短い。
そしてその日は近い。彼女はもう会わないと言う。会わずに逝くつもりなのか。
もう一度会いたい。知らないうちに消えるのはいやだ。せめて最後まで一緒に。
[新書館・ウイングスコミックス]
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● 帝王の庭
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道原かつみ
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● ムーン・ファンタジー I・II
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道原かつみ
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● ドリーム・プレイング・ゲーム
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道原かつみ
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● グリーン・パラダイス
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道原かつみ
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● シャーロキアン・コンピュータ
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道原かつみ
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● χの歌声
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道原かつみ
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ジョーカーシリーズはまだ続いてたんだ、と言う感慨にも似た嬉しさが。
新キャラのナイル。年齢不祥の上にバイ?なんて強烈なキャラクター。
この作品は最初からホモネタっぽいシチュエーションがあったけど、
今度はレズネタかい……少女マンガはどこまで行くの(笑)。
[新書館・WINGSコミックス]
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私はナツが大好きだった。恋しくて、寂しくて、妬ましくて、そして傷つけた。
恋すると誰にでも優しくなれるとか。愛が地球を救うとか。そんなのはウソだ。
嫌われていても仕方ない。もう遅いかもしれない。でも、再び会えたのだから。
[秋田書店・プリンセスコミックス]
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大切だから譲りたくない。でも二人で共有するなら?そんな関係はオッケー!?
テキトーに軽い感じを気取ってるようで、でもしっかり本気でジタバタしてる。
アブノーマル寸前のちょっと変な関係を、ノリとハッタリで強引に読ませます。
[秋田書店・プリンセスコミックス]
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彼女の友達とつきあう人でなしの彼。友達の彼と隠れてつきあう人でなしの私。
イケナイことと知っていた。でもイヤじゃなかった。続くはずも無かったけど。
正しいこと、正しくないこと。それで愛が止められるなら、世の中ツマラナイ。
[秋田書店・miuコミックス]
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物語というよりスケッチというか、シーンというよりエモーションというか。
余分な虚飾も過剰なサービスもなく、あるのは削ぎ落とされた人の営みだけ。
風景にカメラを向け撮影したら、そこに偶然にも物語があったようなカンジ。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
→宝島社刊の1巻が「冬」として再発売されました。
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物語とか意味とか理屈とかコトバとか。そーいうものはここには無くて。
その瞬間の空気とか時代とか衝動とか。そーいうものの断片が詰まってる。
リアルというよりも現実そのものというか。意味を見出すのはあなた次第。
[飛鳥新社・大判]
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男と女の風景は、ふわふわとくっついたり離れたり絡まったりしてる。
いつも誰かを捜し求めているような。身近な幸せを大事に思えるような。
なにげない感情の機微こそが、平面の空間にリアルな空気を感じさせる。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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冷え性だからって、軽々しく人肌を求めてしまったのがいけなかったのか。
ただ寝ただけだと思ってた。いつのまにか好きになってた。そして嫌になった。
人の心はふわふわとカタチを変えていく。1とか0で割り切れれば簡単なのに。
[宝島社・ワンダーランドコミックス・大判]
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キレイごとの幻想や妄想とは対極にある、等身大でとても生っぽい話。
ここまで肉体関係が生活に組み込まれてしまうと、まるでエロじゃない。
よくある嘘くさいHマンガに飽き飽きしてるあなたにお薦めデス。
[ぶんか社・大判]
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やっぱりこっちに来てしまった。
人の描きかたや時代感覚が鋭く生々しい。セックスが空気みたいな感じとか、
世間的なハッピーエンドよりも自分として気持ちのケリを優先するトコとか、
一言で言ってやまだないと系。他の作品は、反対側(男性誌系)にあります。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
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