三浦靖冬 次へ 前へ
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花喰幻燈機 三浦靖冬
私より弱くて儚くて私が守らないといけない存在で。だからいつも一緒にいた。
一緒にいると自分が強くなった気がした。自分が女であるのを忘れていられた。
ずっと守ってるんだと思ってた。守らせてもらってたのだと、気づかなかった。
[ワニマガジン社・ワニマガジンコミックス・大判]

とわにみるゆめ 三浦靖冬
私たちはただそのためだけに存在する、人に作られた人に似せた人でないもの。
生まれてきた意味を全うできるなら、まだ幸せなのだと思っていた。信じてた。
叶わない夢を見なければ、知らないままでいれば、そのまま生きていけたのに。
[ワニマガジン社・ワニマガジンコミックス・大判]

おつきさまのかえりみち 三浦靖冬
どこか懐かしく、静かに朽ちていくような情景の中。その行為は繰り返される。
まだ何ひとつ知らない無垢な表情を残しながら。本能とも言うべき性の営みの。
これはメルヘンである。無垢な性の穢れを塗り込めた、ハードメルヘンである。
[ワニマガジン社・ワニマガジンコミックス・大判]


岬下部せすな 次へ 前へ
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悪魔様へるぷ☆ 全3 岬下部せすな
赤ん坊の頃に教会の前に捨てられていて、教会で育てられた悪魔っ子のルルー。
人のために尽くせばいつか人間になれると信じ、今日もマジメに働いています。
ていうか一癖も二癖もあるシスターたちの中では一番純粋で、天使みたいです。
[芳文社・マンガタイムKRコミックス・大判]


水玉ペリ 次へ 前へ
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わたしのお気に入り 水玉ペリ
確かに幸せな時もあった。まだ幸せが取り戻せると思ってた。自ら貶めてでも。
でもそれは幻。選ばれることはなく、三人で幸せになることも有り得なかった。
だからもう会わない。二人が不幸になっても。幸せになっても。私は関係ない。
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]

優しくしないで 水玉ペリ
好きになった。告白した。めでたしめでたし。なんて人間関係は簡単じゃない。
付き合うことは手を繋いで一緒に帰るだけ。なんて何も知らない子供じゃない。
絵空事の恋物語では物足りないあなたに。皮膚で感じるリアルなラブはいかが?
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]

チ・ヨ・コ・レ・イ・ト 水玉ペリ
どんなことでも知りたくて。鬱陶しがられても聞きたくて。聞いて自己嫌悪。
ホントに聞きたかったのは何だったのか。伝えたかったのは何だったのか。
一生懸命すぎて空回りして傷つけて。でも好きだから大事にしたいこの関係。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]

P.S! 水玉ペリ
人を傷つければ自分も痛くなる。だから傷つけた分だけ優しくなれるのかも。
関係が壊れたって世界は終わったりしないし。間違えればやり直せばいい。
好意を素直に嬉しいと思える心があれば、また世界は動き始めるのだから。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]

双子座B型 水玉ペリ
本気になると壊れたときに死にたくなる。だから本気の恋はもーしたくない。
でも傷つかないよう一歩引いて付き合ってたら、幸せになれるのだろうか。
今も都会のどこかで繰り広げられてるかもしれない等身大でリアルな恋物語。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]


道原かつみ 次へ 前へ
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ファイナル・ミッション 道原かつみ
僕の彼女は特捜司法官。筋力強化された合成人間。寿命は人よりもずっと短い。
そしてその日は近い。彼女はもう会わないと言う。会わずに逝くつもりなのか。
もう一度会いたい。知らないうちに消えるのはいやだ。せめて最後まで一緒に。
[新書館・ウイングスコミックス]

帝王の庭 道原かつみ
ムーン・ファンタジー I・II 道原かつみ
ドリーム・プレイング・ゲーム 道原かつみ
グリーン・パラダイス 道原かつみ
シャーロキアン・コンピュータ 道原かつみ
χの歌声 道原かつみ
ジョーカーシリーズはまだ続いてたんだ、と言う感慨にも似た嬉しさが。
新キャラのナイル。年齢不祥の上にバイ?なんて強烈なキャラクター。
この作品は最初からホモネタっぽいシチュエーションがあったけど、
今度はレズネタかい……少女マンガはどこまで行くの(笑)。
[新書館・WINGSコミックス]


海月志穂子 次へ 前へ
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crossroad 全7 海月志穂子
私はナツが大好きだった。恋しくて、寂しくて、妬ましくて、そして傷つけた。
恋すると誰にでも優しくなれるとか。愛が地球を救うとか。そんなのはウソだ。
嫌われていても仕方ない。もう遅いかもしれない。でも、再び会えたのだから。
[秋田書店・プリンセスコミックス]

3人で愛しあいましょ? 全5 海月志穂子
大切だから譲りたくない。でも二人で共有するなら?そんな関係はオッケー!?
テキトーに軽い感じを気取ってるようで、でもしっかり本気でジタバタしてる。
アブノーマル寸前のちょっと変な関係を、ノリとハッタリで強引に読ませます。
[秋田書店・プリンセスコミックス]

愛の種子 海月志穂子
彼女の友達とつきあう人でなしの彼。友達の彼と隠れてつきあう人でなしの私。
イケナイことと知っていた。でもイヤじゃなかった。続くはずも無かったけど。
正しいこと、正しくないこと。それで愛が止められるなら、世の中ツマラナイ。
[秋田書店・miuコミックス]


南Q太 次へ 前へ
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夢の温度 冬・夏祭り・はる・あき 南Q太
物語というよりスケッチというか、シーンというよりエモーションというか。
余分な虚飾も過剰なサービスもなく、あるのは削ぎ落とされた人の営みだけ。
風景にカメラを向け撮影したら、そこに偶然にも物語があったようなカンジ。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
→宝島社刊の1巻が「冬」として再発売されました。

あたしの女に手を出すな 南Q太
物語とか意味とか理屈とかコトバとか。そーいうものはここには無くて。
その瞬間の空気とか時代とか衝動とか。そーいうものの断片が詰まってる。
リアルというよりも現実そのものというか。意味を見出すのはあなた次第。
[飛鳥新社・大判]

天井の下 南Q太
男と女の風景は、ふわふわとくっついたり離れたり絡まったりしてる。
いつも誰かを捜し求めているような。身近な幸せを大事に思えるような。
なにげない感情の機微こそが、平面の空間にリアルな空気を感じさせる。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]

ゆらゆら 南Q太
冷え性だからって、軽々しく人肌を求めてしまったのがいけなかったのか。
ただ寝ただけだと思ってた。いつのまにか好きになってた。そして嫌になった。
人の心はふわふわとカタチを変えていく。1とか0で割り切れれば簡単なのに。
[宝島社・ワンダーランドコミックス・大判]

愚図な女ばかりじゃないぜ 南Q太
キレイごとの幻想や妄想とは対極にある、等身大でとても生っぽい話。
ここまで肉体関係が生活に組み込まれてしまうと、まるでエロじゃない。
よくある嘘くさいHマンガに飽き飽きしてるあなたにお薦めデス。
[ぶんか社・大判]

さよならみどりちゃん 南Q太
やっぱりこっちに来てしまった。
人の描きかたや時代感覚が鋭く生々しい。セックスが空気みたいな感じとか、
世間的なハッピーエンドよりも自分として気持ちのケリを優先するトコとか、
一言で言ってやまだないと系。他の作品は、反対側(男性誌系)にあります。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]


TAKE THE "A" TRAIN 南Q太
少女誌とH系ヤング誌からの収録で統一感が出てるのは驚き。なのかも。
さっぱりとしてて、でも想いは深かったりする絶妙のバランス感覚とか。
空気みたいな肉体関係とか、そんな生々しいまでの時代感覚が素晴らしい。
ちなみにタイトルの意味は「A列車で行こう」です。知ってるよね?
[ワニマガジン社・ワニマガジンコミックス]

かみさまお願い 南Q太
一言で言い切ってしまうなら、これはHマンガでしょう(爆)。
でもここまで明け透けだと、Hって感じじゃなくて生活の1シーンみたい。
そんな空気のような肉体関係と、生々しいセリフや実体感。
たぶん、この人これからどんどん上へ登って行くんじゃないかな。
[ぶんか社・大判]

日曜日なんて大嫌い 南Q太
この人と出会った本。そして忘れられない名前になった本。
ベタなレズネタに始まり、全編にSEX描写が溢れてる。
でも、よくある安易なそれじゃなく、恐ろしいほどに生っぽい生活感を
大胆なタッチで描いてる。男性誌中心に描いてるけどなんか女性向きかも。
[集英社・ヤングジャンプコミックス]


三原ミツカズ 次へ 前へ
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死化粧師 1〜6 三原ミツカズ
エンバーミングは死体の状態を保存し衛生を保つため。そして残された人ため。
飾るわけじゃない、作るわけでもない、ただ生きていた時の姿を再現するだけ。
死は生の辿りついた終着点だから、お葬式はその人の経てきた歴史を映し出す。
[祥伝社・大判]

毒姫 1〜4 三原ミツカズ
赤ん坊の時から毒を飲まされ、耐えて生き抜いて、全身が猛毒になった私たち。
敵国に送られ自らの毒で暗殺する。そのためだけに作られた道具である私たち。
毒に負ければ死。逃げれば死。失敗しても死。生き延びる選択肢はたった一つ。
[朝日新聞出版(朝日新聞社)・眠れぬ夜の奇妙な話コミックス・大判]

HAUNTED HOUSE 三原ミツカズ
悪魔メイクで屍人形を抱え、血風呂につかり壁には骸骨。よーするに恐怖の館。
趣味なんて人それぞれとは言うけれど、それが家族なら他人事で済まされない。
こんな異常な家は嫌だ!普通になって幸せになりたい。でも普通って何だっけ?
[祥伝社・大判]

DOLL 全6 三原ミツカズ
人のための道具として生み出されて、人に尽くすことで存在を許されるドール。
生殺与奪も喜怒哀楽もオーナー次第。その姿はまるでオーナーの心の鏡のよう。
ドールの命は電気回路の中ではなくて、見る人の心の中に有るのかもしれない。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]

beautiful people 三原ミツカズ
ツギハギだらけでも、愛されなくても、愛するコトを決して諦めなかった彼女。
体に傷をつけてまで美しくなって、でもただ愛されるコトだけを求めていた私。
大事なことを忘れてた。自ら愛することを。美しさは外見だけではないことを。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]

R.I.P. 三原ミツカズ
彼らがホントは何を望んでいたのか、そんなことは本人たちにしかわからない。
彼らにとってどれが正しい選択肢か、そんなことは本人たちにしかわからない。
ただ世界はそこにあって。二人は永遠を手に入られたのだろう、と言うことだ。
[飛鳥新社・大判]

カトゥル・カール 三原ミツカズ
仕事に向き合う厳しさと、他人に接する優しさと、力にへつらわない強さと。
カッコイイって外見で決るわけじゃない。言ってみればオーラのようなもの。
プロフェッショナルの何たるかを、スタイリッシュに鮮やかに描き出してる。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]

ハッピー・ファミリー 1〜3・エクストラ 三原ミツカズ
自分の望みを叶えることが、好きな相手にとって不幸だとしたらどーする?
あれほど望んだハズのシチュエーションが嬉しくないのはなぜなんだろう。
決して手に入れられないと知ってるからこそ焦がれてやまないのかもしれない。
エレガントでロリータなスタイルと強烈なキャラクターで綴る親子のカタチ。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]

集積回路のヒマワリ 三原ミツカズ
時代に対する皮肉に満ちた描写。生々しい世界観と冷たい人間関係。
白と黒が目に焼き付くような、大胆でそれでいて繊細なタッチ。
恐るべき新人と言われたらしいけど、まさにそれを実感するような内容。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]


みやうち沙矢 次へ 前へ
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ネイキッド みやうち沙矢
自分が殺したようなものだからと、兄と同じ道を歩ませたくないと考えた父親。
幸せな頃の笑顔を取り戻したくて、兄は自分の中に生きてると伝えたかった娘。
互いが相手のことを思いやってしたことが相手を傷つける。そんなこともある。
[講談社・KC 別フレ]

あっかんベービー 全3 みやうち沙矢
互いがまだ子供でその行為の意味を知らなくても、容赦なく現実はやってくる。
騒いでも逃避しても現実は変わらない。経験が無かったら経験を積むしかない。
人はいつか親になる。誰もが最初は初心者。少し早かっただけ。そう考えよう。
[講談社・KC 別フレ]

天使のブレス みやうち沙矢
やってから死ねというか、死ぬ気になれば何だってデキるとでも言うのか。
手を差し伸べるだけが優しさじゃない。ビシビシと尻を叩くのも優しさで。
目に見えない羽を持った少年が、些細だけど切実な想いの手助けをしてる。
[講談社・KC 別フレ]

両面マン 全2 みやうち沙矢
いつもは泣き虫で役立たずなのに、キレると超頼れる彼に大変身。なんてお約束。
でも実はエロエロでケモノでもあった。おいしい話は問屋が卸さないぜな展開に。
にしても全編に漂ってるフェロモンの洪水がすんごいアヤシイ(爆)。
[講談社・KC 別フレ]

ごんたくれのススメ♪ みやうち沙矢
立場を変えてみないと見えてこないものが有る。
大人に都合の良いいい子を装うことが、はたして良いことなのか?
自分の頭で考えなくては。知らないことこそが罪なのだから。
[講談社・KC 別フレ]

書き順の問題 みやうち沙矢
この主人公は、そこらへんの人達よりほるかにマトモだと思いマス。
そんな人が社会にこんな扱いを受けるなんて、変な世の中だよな。
NAVIは当時(笑)それなりに優秀だったけど、漢字だけは苦手だったから。
漢字の書き順は今でもボロボロです(笑)。注意されても無視してた(爆)。
そんないいかげんな人よりは、マジメに考えて生きてるよ。
この作者の人も含めて、こんな人達を好ましく思うから。
だから、そんな生き方を陰ながら応援してます。
[講談社・KC 別フレ]


宮城とおこ 次へ 前へ
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白桜の園 -ホワイト・ガーデン- 宮城とおこ
お姫様になってみないかい?その言葉が冗談でなかったことをすぐに思い知る。
そう、ここ嵯峨桜花学院には姫という絶対権力者が統治する制度が有ったのだ。
他人と関わるのが煩わしいと思ってるのに、姫をやれだなんて、冗談じゃない!
[集英社・クイーンズコミックスコバルト]


宮下未紀 次へ 前へ
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シトロン・ヴェール 宮下未紀
恋人に会ってデートして楽しかった。でも手紙を出したら戻ってきてしまう。
どこかがおかしい。誰がおかしい?何がおかしい?そう、おかしいのは……
自分が変だという自覚がないからこそ、まさに狂ってると言えるのだろう。
[ビブロス・カラフルコミックス・大判]


宮本福助 次へ 前へ
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拝み屋横丁顛末記 1〜12 宮本福助
とある商店街のとある路地を入ると、よく言えば趣のあるその横丁が存在する。
住人は坊主に神主、神父に陰陽師、ついでに物書き、と胡散くさい連中ばかり。
妙なコトの相談は横丁へどうぞ。と言うより、妙なコトの発信源が横丁だから。
[一迅社・ZERO-SUMコミックス]

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