
● Do Da Dancin'! 全9
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槇村さとる
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● Do Da Dancin'! ヴェネチア国際編 1〜7
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槇村さとる
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行き止まって、立ち止まって、回りを見まわして、初めて欲しいものに気づく。
道から外れたからこそ出会えた。そして、立ち止まったから今の充実感がある。
回り道をしたことも意味がある。まだ望みが有るかもしれない。そう思いたい。
[集英社・ヤングユーコミックス/集英社(創美社)・officeYOUコミックス]
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一目見て印象に残った。一度だけと仕事をお願いした。売れるかも、と思った。
誰もが憧れる世界だから、お膳立てをすれば喜んで乗ってくる。そう思ってた。
イヤなカンジ。ゴーマンで。彼女はそう言った。それが私たちの始まりだった。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]
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何でもできると思ってた。天才だと錯覚した時が有った。でもそれは過去の話。
今さら戻れるとは思えない。だけど捨てることもできない。止まったままの私。
今の私にもできること。伝えられること。与えられること。まだ有るだろうか。
[集英社・クイーンズコミックス]
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仕事は順調だし恋愛も上手く行っている。そう思ってた。思ってただけだった。
信じてたのが虚像で。私には何もなくて。何もしてこなかったのだと思い知る。
殻を破らないと世界は広がらない。ぬくぬくと丸まっていたら腐っていくだけ。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]
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誰かにしがみついてれば楽。何かに依存してれば責任はない。でも不安になる。
自分の足で歩けば苦しいけど、依存しなければ自由になる。そして不安は減る。
不安定だから不安なのではない。依存した土台を失う可能性が不安なのだろう。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス]
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自分の存在が感じられなくて。繋がってる時だけ、必要とされてる気がした。
触れ合わない関係なんて成り立たないと思ってた。彼と出会うその時までは。
好きだけど相手を感じられない関係。でも心が感じられるのなら、いつか。
[集英社・ヤングユーコミックス]
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好きだから一緒にいたい。でも寄りかからない、対等なパートナーでいたい。
何ができるか分からないけど、やる前に諦めないで、とにかく足掻いてみよう。
失敗して考えてそして学んでく。そんな姿を、夢を追う人にこそ見て欲しい。
[集英社・ヤングユーコミックス]
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人は出会い、恋をして結ばれて泣いて笑って喧嘩して考えて、そして別れる。
カタチは前と変わってないけど、自分の中に確かに積み重ねた経験値がある。
恋愛も人生も勝ち負けのように単純じゃない。明日もまだ続くものだから。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス]
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人を愛することで優しくなれる。そして恐いほどに残酷にもなれる。
ぬくもりが自分に自信を植え付けて、人と触れ合うことが恐くなくなる。
ドロドロとした想いの行方。愛とはキレイごとばかりではないってコト。
[集英社・ヤングユーコミックス]
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夢は現実の続き。夢は心を映す鏡。夢は心が作り出した、現実とよく似た幻影。
繰り返し見る悪夢には、忘れていた現実と、見落とした真実が、隠されている。
悪夢から逃れるために、真実に辿りつくために、今日も銀星館の扉は開かれる。
[スクウェアエニックス・Gファンタジーコミックス]
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ここはアタゴオル。世界の見た目も社会のシステムも現実とはかけ離れた世界。
現実と似ても似つかないのに、随所に現実の影が記号として埋めこまれた世界。
そして世界のルールを超越するヒデヨシの存在で、不思議な実体感のある世界。
[メディアファクトリー・MFコミックスフラッパー]
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懐かしい記憶。恥ずかしい記憶。忘れていた記憶。それらが拡散して具現する。
私の記憶が闊歩し、私の記憶が会話する。私の記憶で構成された不思議な世界。
ここは辺境。私しかいない私だけの星。孤独と静寂の世界。のはずだったのに。
[ポプラ社・ポプラコミックス・大判]
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大人になるとは世界を知っていくこと。そしてもう一つの世界を忘れること。
子供の限りないワガママな想像力が、現実とは似つかない空間を作り上げる。
現実がありふれたツマラナイ世界だと気付くぐらいなら、ずっと子供でいい。
[偕成社・大判]
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ウサギの社会が有って、自分勝手なガイコツの生き物(?)もいる、
現実とは全く違う荒唐無稽な世界を描いたファンタジー。
それなのに絵が世界の魅力を、生き物の力強い息吹を雄弁に語ってる。
自然と生き物に対するあたたかい視線がとても心地よいのです。
[増進会出版社・大判]
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森に復活した植物の女王が花粉を撒き散らし、森の民を支配していく。
規律に合わせ自分を捨てた方が楽だから、自ら支配を受け入れてる。
一見すると他愛のないファンタジーなのに、鋭く現実を突いてるのです。
[朝日ソノラマ・眠れぬ夜の奇妙な話コミックス・大判]
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