
● ガールズザウルス 全3
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楠桂
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● ガールズザウルスDX 全10
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楠桂
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一人の男が何人もの女に迫られる。いわゆるお色気漫画の超定番なストーリー。
しかし彼は実は女恐怖症で、酒池肉林のはずが一転して阿鼻叫喚の地獄絵図に。
男に都合がよいはずの設定で、したたかな女に振り回される。なんか新鮮です。
[小学館・サンデーコミックス/サンデーGXコミックス]
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中世に魔女狩りというおぞましい儀式があった。過去の話。今のことじゃない。
それなのに、私たちは魔女として集められて、今まさに狩られようとしている。
どうしてこんなことになったのだろう。少し人と違う力を持ってるだけなのに。
[少年画報社・ヤングキングコミックス]
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ホラーマンガ家だって幽霊は怖いし、呪いも怖い。だって普通の人なんだから。
なのに怖い人と思われて、彼女はできないし、慕ってくれるのは幽霊だけとか。
血飛沫が飛んでも怖くない。むしろ笑える。かわいそうだけど、笑ってしまう。
[新書館・WINGSコミックス]
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何の理由もなく生まれるのではなく、何の意味もなく殺戮をするわけでもない。
暴力にさらされ、蓄積し凝縮した負の感情が、行き場を求め鬼のカタチになる。
誰かが鬼なのではない。誰もが鬼なのだ。キレイな顔のその下に鬼が潜んでる。
[小学館・少年サンデーコミックス]
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マンガ家兼書店員の番子さんが、本屋の日常の表と裏を赤裸々にぶっちゃける。
本が好きで本屋に通ってる人にとって、既視感のあるシチュエーションの数々。
共感したり、勉強になったり、番子さんの蛮行に唖然としたり、と面白すぎる。
[新書館・ウンポコエッセイコミックス・大判]
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最初は確かに憎しみだった。傷つけることで満たされていた。そのはずだった。
でもホントは最初から求めていたのだと、こんな状態になって思い知らされる。
元に戻って欲しいと願ってる。でも、その時この関係は終わる。失いたくない。
[晋遊舎・晋遊舎コミックス・大判]
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FAXが使えず飛行機に乗れず電車を乗り過ごし。喧嘩して散財し財布を落とす。
これほどまで自立という言葉とかけ離れた人間もちょっと珍しいかもしれない。
結婚して良かったこと、退屈しないこと。まさにそれを実感してしまうのです。
[宙出版・ミッシィコミックス]
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愛が全てを解決するなんて甘い夢は見れないから、結婚する相手を騙すの。
らくちんな暮らしを約束してくれるなら、一生カワイイ女を演じてみせるわ。
かわいく、したたかに、欲しいものを手に入れるため、今日も闘い続けてる。
[講談社・KC Kiss]
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偶然のようで、必然のようで、謎かけのようで、はぐらかしてるようでもあり。
真面目なようで、遊んででもいるようで、漫画のようで、絵画のようでもある。
それは一見すると分かりやすい内容だけど、底知れない奥の深い内容のような。
[講談社・ヤンマガKC]
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あの作品のあのキャラ達が勢ぞろい。でも作品世界が繋がってるわけじゃない。
喩えるなら、知ってるキャラが知らない物語に知らない配役で出演してる感じ。
知らなくても大丈夫。知ってても問題ない。ちゃんと別の作品として楽しめる。
[講談社・少年マガジンコミックス]
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好きだからこそ一つに結ばれたいと思う。でも好きだからこそそれは出来ない。
便利だから好きになったわけじゃない。するために好きになったわけでもない。
ただ一緒にいるだけで幸せだと、そう思える人がこの世にどれだけいるだろう。
[講談社・ヤンマガKC]
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したくてしょーがないけどやれない。縛られたくないけど縛られたい。
好きだけど時には恐くてイヤに感じる。気持ちいいのに涙が出てきて。
1と0で簡単に割り切れない。アナログな感情の機微がここにはある。
[ヒット出版社・セラフィンコミックス・大判]
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愛とはつまりどろどろした欲望だから、キレイ事なんてありえない。
檻の中に捕らえて陵辱するのも愛。そして自ら捕われていくのもまた愛。
美しくて汚れに満ちた肉体関係のカタチ。今後に期待してみたい人です。
[桜桃書房・夢雅コミックス・大判]
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私の通う高校は制服は可愛いしオシャレは自由でバイトも自由。でも恋愛禁止!
そんな校則もバレなきゃオッケー?と隠れて付き合ってたら見つかっちゃって。
目隠しされ車に乗せられ、着いた所は高い塀に囲まれた反省棟!?マジっすか?
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]
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諦めて後悔したから、踏みつけて幸せになった。そして罪の重さが圧し掛かる。
一人の幸せはもう一人は不幸せの上にしか成り立たないなら、何を選べばいい?
ギラギラと焼けるような日差しの下で、無邪気で無責任で幸せな夢を見ていた。
[講談社・KC デザート]
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好きになったら実は相手も好きだったとか。セックスは愛があるからできるとか。
健全で純情そうで何も知らないとか。そんなのはしょせん幻想。キレイゴトだよ。
現実はそんな都合よく出来てないし、上手くもいかない。それが現実なのだから。
[講談社・KCデザート]
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負ければ食事代を全負担。やらせ一切なしの非情なジャンケン隊が帰ってきた。
一般的な社長というイメージとは違って、みなさん気さくで面白い人だったり。
年齢を感じさせない行動力とか発想力なんか、だから社長なんだと感心したり。
[小学館・スペリオールコミックススペシャル・大判]
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あの漫画家やスポーツ選手、タレントや俳優など。誰でも知ってそうな人たち。
でも知ってる姿はメディアの向こうの虚像で、素顔は案外こんなだったりして。
食べることには趣味が出て。お金がかかると地が見える。なかなかに興味深い。
[小学館・スピリッツコミックス・大判]
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● ともだち なんにん なくすかな♪ 全2
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現代洋子
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お見合いパーティ、合コン、結婚相談所から出会いのページまで完全攻略!?
編集者も友人も読者もそして尊敬する大先輩マンガ家さえも巻き込んだ、
目指せ結婚!!体当たりお見合い芸人マンガ家エッセイ。ついに旦那をゲット。
おいおい、いいのかい?とツッコミたくなるほどの暴走ぶりが面白すぎ。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス・大判]
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浮気現場を偶然に目撃して。失恋の痛みよりも、その行為の滑稽さに涙が出た。
恋愛もセックスも傍から見れば滑稽で。そんなこともう私はできないと思った。
愛は分厚い何かに埋もれて。老いて枯れ果てた心境だった。彼と出会うまでは。
[宙出版・ミッシィコミックスピンクパンチ]
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ある日サボテンから魔女ッ娘があらわれて、世界はメルヘンチックに彩られる。
それはラブリ〜で、プリティ〜で、ふにゃ〜んで、だら〜んで、ほわほわ〜の。
いわゆる萌え要素を詰めこみながら、でも純粋で、まるでカワイイ絵本のよう。
[シュベール出版・零式コミックス・大判]
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ラブの炎というものは、発火して、激しく燃え上がって、そして枯れて消える。
気持ちよくて心地かったコトも、炎が冷めたら、それはただの行為でしかない。
でもラブがないと味気なくて、分かってて繰り返す。永遠に絶えぬ炎を夢見て。
[宙出版・ミッシィコミックスピンクパンチ]
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借金のカタでフランス人兄妹の家で家政婦をすることになった市川エツ子17歳。
洋食と言われてるのに卵焼きを出したり、オムレツ作ったら納豆入りだったり。
自分の習慣で悪気は無いんだろうけど、兄妹に弄られるのも自業自得と言うか。
[竹書房・バンブーコミックス・大判]
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表の顔は名門女子高生。裏の顔はわりと危ない秘密の仕事人。正義の見方風味。
お淑やかになろうとしたけど、無駄だったし、お金も欲しいし、自分の力だし。
結局うまく乗せられた感じだけど、いつのまにかこの仕事が楽しくなってたり。
[小学館・サンデーGXコミックス]
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