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二人はごく普通に出会って恋をして。でも一つだけ違ったのは彼が犬ってこと。
普通とは違うシチュエーションで、いつもの当たり前の日常が繰り返されてる。
変わってるけれど変わらない人の営みを、ポップに記号化して描いてるのです。
[実業之日本社・MBコミックス]
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青年誌にありがちの清楚なシスターが出てくるエッチな話と思ったら大違い。
人形が喋り、虫が楽器を奏で、空間が歪んで、空想が現実に染み出してくる。
それは実にメルヘンでファンタジーでエキセントリックな世界だったのです。
[集英社・大判]
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あの時追いかけてれば無事だったかも。そんな仮定は起きた後には意味がない。
もしかしたら自分だったかもしれない。そう考え始めると恐怖で足が動かない。
暴力は脈絡なく当然に襲ってくる。だからこそ、傷ついても、負けないように。
[白泉社・HLC SILKY]
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誰かが悪いわけじゃない。その時できる最善のことをやってきた。がんばった。
割り切ったツモリで自分に言い聞かせる。でも自信はない。罪悪感が拭えない。
だからこそ、同じ言葉を言ってもらえたのが、認められたのが、とても嬉しい。
[秋田書店・ACエレガンス]
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一緒にいれば楽しいんだから問題はない。事故を目撃するまではそう思ってた。
もしも彼の身に何かが起きても、そばに行けない立場だと、気づいてしまった。
嫉妬でドロドロになる前に、終わりにしよう。楽しいうちに、サヨナラしよう。
[秋田書店・ACエレガンス]
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人は必ず理解できるなんて思うから、理解できないと不安になる。苦痛になる。
他人なんてわからない。わからないのが普通なんだ。そう思えば気が楽になる。
ほんの少しでも見えれば嬉しくなる。さあバカになろう。幸せなバカになろう。
[集英社・クイーンズコミックスユー]
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ほんの数分前までは日常だった。こんなことが起こるなんて考えもしなかった。
テレビのニュースに呆然とし、最悪の想像が頭を駆け巡る。胃が、胸が、痛い。
時間が経つのが遅すぎる。気持ちばかりが空回りする。じっとしていられない。
[集英社・クイーンズコミックスユー]
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携帯は通じなくて。メールも届かなくて。親に聞いても行き先は分からなくて。
なんで連絡をくれないのだろうか。友達と思ってたのは私たちだけだったのか。
私たちも、この街も、あの日々も、彼女に捨てられたのだ、そう考えたくなる。
[秋田書店・miuコミックス]
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彼の夢が私の夢だとか、一緒にいられるだけでいいとか、それじゃツマラナイ。
自分の夢を持って。自分の足で立って。自分の力で進んでいく。夢に向かって。
そして、いつか彼と同じ場所で同じ風景を見ること。それが私にとっての幸せ。
[白泉社・HLC SILKY]
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私たちはラブラブで、不満がないわけじゃないけど、わりといい感じな毎日で。
だけど、他の人を好きになってしまった。彼を嫌いになったわけじゃないのに。
燃え上がった気持ちは押さえても止まらなくて、傷つけたくないのに傷つけて。
[秋田書店・miuコミックス]
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ありふれた斜面の緑が、放置された敷地の緑が、私たちにとっては未開の大地。
たとえオママゴトみたいだとしても、ここは私たちだけで作った私たちの王国。
そう。確かにこんな時代があった。大人はみんな子供だったのだ。と実感する。
[双葉社・ジュールコミックス]
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考えて、迷って、考えすぎて答えが出ないとき、私はこう考えるようにしてる。
もし明日死ぬとしたら、今何が欲しい?何をしたい?今日は誰と一緒にいたい?
そーすれば選択肢の中の選ぶべき答えが、クッキリと浮かび上がってくるから。
[集英社・クイーンズコミックスユー]
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三つ子の魂は百までと言うように、幼い頃に繰り返し言われた言葉が私を縛る。
自分に自信が持てなくて、素直に受け取れなくて、負の無限回廊にハマってる。
気づいて欲しい。誰もが君を傷つける敵ではないと。解けない呪いではないと。
[秋田書店・miuコミックス]
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鬱陶しくない程度には離れてて、寂しくない程度に近づいてく、ほどよい距離。
手に入らないコトに苛立つより、今ある物に楽しさを見出す、心地よいペース。
渡る世間に鬼はない。距離やペースを間違えて、お互いの姿を鬼にしてるだけ。
[白泉社・HLC SILKY]
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気持ちがねじ曲がってしまうのも、余裕がないのも、きっと心が疲れてるから。
コンプレックスなんて考え方一つだと知ってても、どす黒い感情は止まらない。
理屈なんて必要じゃない。たっぷりの休息とそして愛さえあれば、それが幸せ。
[白泉社・HLC SILKY]
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悪いのを全て他人のせいにして、他人を蹴散らし生きられれば楽かもしれない。
でも相手を傷つけた返り血にまみれ、いずれ自らの影に身動きが取れなくなる。
幸せは勝ち負けじゃなく、奪えるものじゃなく、自分の中にこそあるのだから。
[講談社・KC Kiss]
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勝手に比較して、勝手にコンプレックスを膨らませ、勝手に悪意を撒き散らす。
自分は自分。他人は他人。比較をして上下を付けることに意味なんて無いのに。
成長するってこと、大人になるってことは、それを自覚することかもしれない。
[集英社・ユーコミックス]
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一生なかよしでいたかったから結婚したはずなのに、現実はすれ違いの日々。
すれ違いを嘆くぐらいなら、別々に生活して逢える喜びを感じた方がいい。
二人の関係のカタチは何も一つに限らない。自分に合ったカタチがあるハズ。
[集英社・ユーコミックス]
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気張ってるんじゃないけど二の腕に筋肉がつくほどに逞しくなっちゃったり。
二人の関係もドキドキ感じゃなくて、伸びたパンツのようなゆるゆるな感じ。
でも、ふとした瞬間に幸せだなと思える関係って、やっぱいいかもしれない。
[集英社(創美社)・オフィスユーコミックス]
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人が占いに頼るときってどんな時?迷っている時?それとも答えは出てる?
どーせ占って貰うなら、イヤな結果よりイイ結果を聞きたいんじゃないかな。
気の持ちようで未来が変わるなら、不安で今ある幸せを見失わないためにも。
[講談社・KC Kiss]
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バカで卑怯なヤツは嫌いだ。そんなヤツには負けてなんかやるもんか。
でも自分もとてもバカでコドモで、時々死んでしまいたくなる。
でも、とりあえず生きてみよう。いいコトがあるかもしれないから。
[講談社・KC Kiss]
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今やすっかり少女誌(レディース系)の顔となってしまった人だけど、
出会ったのはこの作品だった。のらという名の少女の独特な平衡感覚。
そんなモノにとっても魅了されてた。不思議でなんか後に残る感じ。
[竹書房・バンブーコミックスガンマ]
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直角に交わるはずの直線がほんの少しだけ傾いてるような微妙なズレと言うか。
よくある繊細でシリアスな恋物語のはずが、どこかが変でふと笑いそうになる。
違うと言うほどは違わなくて、でも同じじゃない。絶妙なズレ。そこが面白い。
[集英社・ヤングユーコミックス]
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歳をとっても変わらないものがある。でも歳をとると変わっていくものもある。
変わってしまったのに、変わらないつもりでいて、微妙にズレているというか。
気持ちが行き違っても、噛み合わなくて。とらえどころがなく。どこか滑稽な。
[講談社・モーニングKC]
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夢を見ていた。まわりの誰も知らない夢を。知られてはいけない夢を見ていた。
小さな手帳に大きく膨れあがる妄想の物語。鍵をかけた手帳の中の秘密の物語。
現実を忘れ幸せなだけの夢に浸っていた。現実に何が起きてるか知りもせずに。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]
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自分が誰でどこに住んでて、昨日は何をやったのか。何も思い出せない。
記憶という過去から開放されれば、それだけ未来を自由に描けるのかも。
目をひくパーツが真実を巧妙に覆い隠し、知らず思索の迷宮に迷い込む。
[集英社・ヤングユーコミックス]
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どこまでが現実でどこからが夢なのか、境界がぼやけてハッキリしない。
覚えているのは記憶なのか幻影なのか。そもそも自分はいったい誰なのか。
記憶の迷宮の中に散らばった真実のピース。その向こうに見えるもの。
[集英社・ヤングユーコミックス]
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