正しい掃除のススメ (99/12/27) 次へ 前へ
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世の中はクリスマスと年末商戦真っ盛りの今日このごろ。
みなさんは盛り上がってますか?NAVIはいつもとちっとも変わりません(爆)。
昨日なかったことが今日あるはずもなく、そして何も変わらない明日
ってな感じでしょーか。なんてすっぱい現実(汗)。

ところで年末なので恒例の大掃除……と言えるほどのことはしてないけど。
でも雰囲気的に掃除って感じの時期と言うか、やっぱ掃除したくなるのです。
ただモノが多すぎるので、ホントの意味の大掃除をしようとすると少なくとも
一ヶ月ぐらいかかるんじゃないかと(爆)。なので部分的にやっただけ。

ちょっと前に「ためしてガッテン」で掃除の極意をやってて。
それ見てて知ったんだけど。掃除機って後ろの排気口から小さなホコリが
出てくることは無いんだそーな。言われてみれば当たり前なんだけど。
なのに掃除機をかけるとホコリが舞うのはなぜ?かと言うと。
よーするに動かしてる掃除機とか排気口の空気によって床のホコリが
部屋の中に舞い上がるからなのだそーで。これも言われれば当たり前すね。

そのへんを学習したので、
今回からはホコリの積もってるところはまず軽く掃除機で吸って。
で、その後に雑巾で拭くというやり方にしてみたのです。
今までは床だけ掃除機で吸って、他のところは全部雑巾で拭いてたの。
それだとホコリまみれの場所はあっという間に雑巾が真っ黒なので
時間的にも作業的にも効率が悪かったと言うか。私がアホでした(笑)。


さてさて続いて、またまた見てたよビデヲ編。
いっぱい見てるように見えるかもしれないけど、映画は1本2時間ぐらいだし
ゲームをやることに比べれば時間的には全然楽だったりして。

今週の映画は「セブン」途中で気がついたけどこの前テレビでやってたね(爆)。
こんなことならテレビを録画すべきだったか?ま、190円だからいいけど(笑)。

ちなみに内容は評判を裏切らない、いい出来だったです。
なんか初っ端から思わせぶりのイイ映像を見せてくれるし。
ちょっと青みがかったシーンで雨が降ってるのなんか最高だよ。
ストーリーはちょっと猟奇的な殺人者を追いつめてく系と言うか。
ぱっと見が「羊たちの沈黙」のよーな感じ?犯人の人間像は被るかな。

しかしこの作品のストーリーはこっちの期待を越えて展開する。
追跡者が犯人を追いつめていく過程を犯人の方も楽しんでいると言うか。
予め辿るであろう追跡ルートを想定して餌をまいて置くという方法で。
そして最後の2つの死体は、お見事!としか言いようがない。
あまり詳しく書くとネタバレなので書けないけど。
よーするに「この事件にはハッピーエンドはありはしない」って事。
どの選択肢を選んでも犯人の思惑には勝てないと言う結末。

これを見ててパトレイバーの1作目の映画を思い出したよ。
設定じゃなくてストーリーの組み立て方がどことなく似てるから。
あれも、結局どんな選択肢を選んでも犯人には勝てないという意味で。
だいたい犯人は映画の冒頭で薄笑いを浮かべながら自殺するし(笑)。

内容的にはあんまり好きにはなれないけど、ストーリーの組み立ては絶品。
てなわけで、ストーリーのお勉強をしたい人(?)は必見でしょー。


またまた続くよ「カウボーイビバップ」すでに7巻まで見たっす。
いや〜〜見れば見るほどによく出来てる。実に至福の時間であるよ(笑)。
「エヴァ」や「lain」のよーな例外を除けば、最近では最高のTVアニメかも。
このクラスの作品がゴロゴロしてれば世の中平和なんだけどね。うむ〜〜

今回のでは「魔術師のレクイエム」がかなりインパクトあったです。
映像的にかなり気合が入ってたし。違う作品かと思えるほどに(爆)。
あとCGを使いまくってたけど、あんまCGっぽく見せてないのが上手い。
結局技術というものは何かを表現するための手段だってコトですね。
技術は使うものであって、使われてたり溺れてたら本末転倒と言うか。

「少女革命ウテナ」わはははははは、なんじゃコレ(爆)。
かなりイッちゃってますな。独特の表現技法も興味深いし。クオリティーも高い。
すんごい気になるかも(笑)。カウボーイビバップ見終わったら続き見るかな。
ところでこのアートワークどことなく大昔の「エースをねらえ!」を彷彿とする。
ってゆーか作品の雰囲気もどことなくそんな感じがあるし。
後は「ベルサイユのバラ」っぽくもあるかな?男装の麗人だし(笑)。
つまり一昔前の少女漫画文法を今の技術で装飾し直したよーな感じかも?

「カードキャプターさくら」うぬーー、実に少女趣味。って当たり前か(笑)。
ここまでコテコテに少女趣味なのって久しく見てなかったかもしれない。
BASARAは実に少女漫画的ではあるけど少女趣味とはちょっと違うし。
ところで見ててふと気が付いたんだけど、CLAMP作品ってなんかゲーム的だ。
「X」の映画を見た時も、なんかゲーム的だなとか漠然と思ってたよ。そーいや。
「魔法陣グルグル」のよーなゲーム文法のパロディとかじゃなくて、
CLAMPの場合は作品の質というか方向性が実にゲーム的なのです。
だから今の時代に受けるんすね。ゲーム世代なんだし。今わかった。

もひとつ「リトルプリンセス」ってどこか「カードキャプターさくら」かも。
とか思ってたけど、改めて見てみるとやっぱそーみたいだよ(笑)。
どこがどーとは言わないので、興味があったら自分で見てくれたまへ。

「機動戦艦ナデシコ」……………ぬぬぬ
この一連のレンタル大作戦(?)で借りた中では圧倒的にクオリティー低いかも(爆)。
比較的マシなのを借りてきてたとは言え、ちょっとコレは何だかな。
放映当時「エヴァに匹敵する面白さ」という噂を聞いてちらっと見てみて、
いくらなんでもこのレベルで比較するのは失礼では?と思ったりもした。
今回改めて最初からじっくり見てみたけど、印象は超低空飛行のまま。
ま、笑えるけどね。チープなギャグ物だと思えばそれなり……かもしれない。


来週からはついにネクストミレニアム(笑)ですね〜。
では、よいお年を!


未来予想図 (99/12/20) 次へ 前へ
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個人のホームページは言ってみれば現実と現実のスキマに存在する。
だから現実が大きくなれば、相対的にスキマは小さくなってくわけで、
ホームページを運営することも難しくなってしまう。
だからと言って、ホームページを運営するために現実を圧迫し続けたら
いずれ生活は成り立たなくなるのは見えている。

2000年を目前にしてちょっと岐路に立たされてます。
いや、2000年は別に関係ないか(笑)
今までホームページを維持するために仕事のスタイルを犠牲にしてきたけど、
これだと数年は持つかもしれないけど、今後の人生設計ができないから。
もはやホームページの維持を前提にしない仕事のスタイルも考えないと。

きっと今までの仕事の実績よりもホームページの方が評価は高いでしょう。
でも、評価といってもそこそこで。存在感も影響力もそこそこでしかない。
今後も続けて何か展望が拓けるのか?と考えてもとても見通し暗いし。
人生設計を大きく左右するような何かを期待するにはちょっと甘すぎる。
現実を圧迫して人生設計が成り立たないという意味では左右してるけど(爆)。

と言うわけで、やめるのも一つの選択肢として本気で考えてます。
気持ち的にはずっと続けたいんだけどさ。


ではでは、今週もビデオ見てました日記の続編を(笑)。

今さらだけど見てみたっすよ「タイタニック」。
うーーん、なんちゅーかこてこてのラブストーリーですな(笑)。
タイタニック・ラブみたいなタイトルの方が相応しいんじゃないかと(爆)。
船が沈むのが主でラブストーリーが絡んでるのをイメージすると違うよ。
ラブストーリーが主で船が沈むのは一つのシチェーションでしか無いし。

でも船が沈むという予め分かりきった結末は変えられないのだから。
よーするに予定調和の中でのバリエーションとしてよく出来てるかも。
例えば水戸黄門のよーに、最後には印篭が出てくる展開というか。
最初から結末が分かってる物語は面白くないって人って良くいるけど、
決まりきった筋立てをいかに面白く書くかもシナリオの醍醐味の一つなんだよ。
それに水戸黄門って面白いじゃん(笑)。
そちも悪よのぉ、ふぉっふぉっふぉっ。ってカンジで(?)。

少なくともアルマゲドンよりは面白かったすね。
しかしあの海底探査関係はちょっと冗長って気もするけど。いらんのでは?
最初から最後までこてこてのラブストーリーでいいじゃん(笑)。

書き忘れてた、
なんか見てた印象としては30年ぐらい前のハリウッド映画のような
大スケールで金かけまくり豪華絢爛な雰囲気がありました。
しかも最近の映画にありがちな暗い感じもしないし。影が無いというか。
身分違いの恋って設定もなんか懐かしいっすね。ローマの休日のようで。


「カウボーイビバップ」どんどん続きを借りまくってます。
やっぱイイっす大人のためのアニメってカンジで。渋いってゆーか。
NAVIはかなりいい歳なもんで、子供ばっかり出てくるアニメはちょっと。
だいたいオレはガキとケダモノと落ち着きのない女は嫌いなんだ。
(↑(C)スパイク/ちょっと間違ってるかも)
エヴァなんか見てた当時にミサトさんと同じ歳だったし(爆)。
ってことはカジさんの方が年下だったってことなのか!!!!(笑)
主人公の3人ともダブルスコア……じゃなくて半分以下だったよ(泣)。

そーいや、先週これって毎回読み切りの内容って書いたけど、
毎回なんかテーマを決めて、いろいろ遊んでるよーなカンジがする。
一連のストーリー物よりも読み切りの方が遊べていいのかもしれないね。
「うる星」もそーだったけど、スタッフの癖みたいのが反映されるし。
もともとアニメって多人数でよってたかって作るものだから、
スタッフのカラーが反映された方が作り甲斐もあるってもんでしょう。

で、ちょーど印象的だったのが怪しい冷蔵庫の話(笑)。
ノリはまんまエイリアンかな?最後は「2001年宇宙の旅」だったけど。
無重力で浮いてる絵に「美しき青きドナウ」なんてパロディをするかい。
あ、イマドキの若人は「2001年宇宙の旅」なんて見たことなかったりして。


他にもいろんな作品を1巻だけ見てます。
「ブレンパワード」ああ富野さん10年前と変わらない(笑)
ガンダム当時はあれもかなりリアルってイメージが有ったけど、
押井さんとか大友さんとかが超現実系の描写をするよーになって以降
そっちの方が主流だから、その辺と比べると現実感が薄いかもしれない。

トミノさんの作品って最後にちゃんと見たのがダンバインかな。
エルガイムもZもZZも飛び飛びにしか見てなかったし。
そーいう意味ではじっくり見たのは久しぶりかも。

ところで、なんか見てて自分が歳をとったって実感するんだよ(爆)。
ダンバインの再放送を10年ぶりぐらいに見た時も思ったけど、
登場人物の気性が若いと言えば聞こえはいいんだけど、よーするに
感情の起伏が激しすぎるってゆーか、やたらと怒ったり叫んだり。
こんなにアツイのはちっとカンベンしてくださいってカンジ(汗)。
昔は好きだったんだけどね……

「青の6号」1巻に1話しか入ってないので話が見えない。
大昔の作品をCGで装飾したっていうのを実感するぐらい設定古いかも。
ちょっと松本零士さんのSFにノリが近いんじゃないかな。
しかし、これのウリのCGはキレイなわりに作り物(オモチャ)っぽいので、
なんか一昔前の特撮モノみたいなんですけど……
ノウハウの蓄積したセルアニメに比べるとCGはまだまだこれからですかね。

CGと言えば「FF8」のみどころビデオを見せてもらったです。
さすがにこのCGは凄いっすね。映像の作りも「FF7」よりかなり良くなったし。
CGのキャラ再現度とか動きとかすんごいそれっぽくなってる。
しかし!!!肌がキレイすぎるんですけど。ツルツルピカピカと言うか。
造形がいかにも人間のようで、でも肌だけが不自然にツルツルしてる。
なもんでマネキン人形が演技してる人形劇のようです。むむむむ


日本一にはワケがある (99/12/13) 次へ 前へ
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すっかり寒くなった今日このごろ、みなさんお元気ですか?
NAVIはピンピンしておりまする〜〜バカは風邪ひかないってゆーか(爆)。

ところで、まいにちまいにちまいにち……
あまりにマンガ漬けの日々にちょっと飽きました(汗)。
てなわけで今週はレンタルビデヲを借りまくり、ゲームやりまくり(笑)。
何という堕落した人生じゃよ。ねぇ、もっとまじめに生きよーよ(爆)。
ま、どーせ世界は大晦日で終わりだし。<終わりません
今のうちにやりたいことをやっておかないと。

や、そもそもレンタルビデオを借りまくっちゃったのは
やっとTSUTAYAに入会したからなんでっす。へっへっへ
ずーーいぶん前に書いた愛用してたお店が潰れてから、ここ2年ぐらいかな。
もーずーーーーっとレンタルできなくて禁断症状があったのでござる(笑)。
しかも生まれてはじめて週間レンタルできる店だよ!!(泣)
なんか嬉しくっていきなり5本も借りてきてしまった。借りすぎ……

ちなみに借りたのは「アルマゲドン」「ムトゥー踊るマハラジャ」
「カウボーイビバップ」「ネオランガ」「KEY THE METAL IDOL」各1巻目
そして借りた当日に5時間ぶっ続けで見てた(爆)。
で、3日後に「カウボーイビバップ」2巻と「パーフェトブルー」を借りてくる。
年内いっぱい190円なので気合で借りまくるぜよ。お店のいいカモ状態(笑)。

「アルマゲドン」はストーリーは比較的シンプルでディティールに凝ってる系の
ハリウッド映画ではよくある大作RPG……じゃなくてエンターティンメントすね。
しかしSFパニックがいつのまにか男臭い穴掘りアクションになるとは……(笑)
いや、まー面白かったけどね。基本はしっかり押さえてるし。
少なくともID4よりはずっとマシだったから。そんなのと比べんなって(爆)。

「ムトゥー」ははじめて見たマサラムービーってやつ!?
マサラムービーってよーするにインド版ミュージカルですかね。
バングラビートにノって大勢の人が唄って踊るのはけっこー壮観だよ。
こっちもストーリーは単純明快で30年ぐらい前の大作ハリウッド映画みたい。
ミュージカル仕立てってことでハロードーリーを思い出してしまった。
ってもそんな映画はイマドキの人は知らないか(笑)。
ふと文化的感性と言うものは時間的空間的に偏在するって話を思い出したよ。
つまり今日本で流行ってるものが30年後に地球の裏側で流行るかもってこと。

「カウボーイビバップ」はTVでは1話だけしっかり見たことあったです。
今回やっと最初からじっくりねっちり見ることが出来ました(笑)。
いや〜これって1話読み切りで続き物じゃなかったのねん。知らなんだ(爆)。
ちょっと胡散臭い街の雰囲気がいいねぇ。クオリティも全般にとっても高いし。
なんか見ててルパン三世〜〜!?とか思ってしまったり。狙ってるね。
時代が違うぶんこっちのほーがディティールの凝りよう凄いけど。
お金が有ったらこれはビデオ買ってもいいっす。無いけど(汗)。

「ネオランガ」は第一印象がパトレイバー〜〜?(笑)でした。
いやそれよりもいきなりエヴァ??だったけど。描写がそっち系だし。
背景のアートワークが現代にしてはちょっと懐かしい感じでいいっすね。
あとは音楽のエスニックっぽい太鼓の低音が印象的ってゆーか。
話はまだ最初の方だから展開が読めないっす。気になる内容ではあるかな。
しかしキャラ絵のクオリティがちょっと低いのが気になる……

「KEY THE METAL IDOL」はちょっと変わったアイドルものなのかな?
いきなりミリタリーな内容で始まった時はえっ?って思いました(笑)。
なんか1巻(1〜3話)だけ見た感じではクリーミーマミとかの路線をSFタッチで
調理し直したみたいな雰囲気で。ちょっと変わったアプローチってゆーか。
そいや、ロボットが人間になろうとするってテーマは面白いっすね。
でもそれがナゼに「3万人の想いを集める」になってしまうのか。
いくらなんでも、ちょっと強引過ぎないかい?(爆)

ま、続き物は続きを見てから言えって感じですか?

「パーフェクトブルー」はどこいらへんがパーフェクトブルー?って感じ(爆)。
アイドルを脱皮して女優に転身しよーとした主人公に降りかかる事件と言うか。
テーマに関係あるとは言えあの気色悪い人たちはちょっとイヤ(笑)。
これって確か大友系の作品ってイメージがあったけど、見てたら違うし。
なんか思いっきり押井系の作品だったです(笑)。
だんだん現実と虚構の区別が分からなくなっていくノリとかさ。
ハッと起きたらさっきまでのは現実?それとも夢?とか。
この手のシーンってマトリックスでもやってたっすね。
あと偶然ちらっと見たセラフィムコールとか言う番組でも出てきた。
このシーンの大本はビューティフルドリーマーだと思うのだけど。
(とテレビ版の「みじめ!愛とさすらいの母!?」かな)
何気に押井さんって影響力絶大じゃないっすか。知名度のわりに。

そーそー、途中で女優としての自分はあくまで空想の産物で
ドラマの内容の方が現実の自分だった、てな感じの劇中劇が入るのです。
いっそ作品全体もそれにしてしまったらどーなったかな?とか思って。
つまり冒頭から流れてた内容の方が実は虚構だったという感じで。
信じてた土台を根底から覆したら、どんな感じがするんだろ。うむー
だれか書いてくれ(笑)。


さてさて、いつもならここで終わりのはずが、
今週はここからが本題の始まりでござる(笑)。

すでに掲示板には書いちゃったけど、
「リトルプリンセス マール王国の人形姫2」と言うゲームにどっぷり(笑)。
どのぐらいどっぷりかって、はじめてまだ一週間も経ってないっちゅーのに、
すでにクリアしちゃったぐらいで(笑)。
本もほとんど読まず寝る時間を削ってまでやりまくりでした。
いや、こんなにゲームに熱中したのは久しぶりだよ。
だいたい25時間ぐらいで終われるんだけど、もしも50時間ぐらい必要だったら
しばらく非人間的な生活が続くとこだったでしょー。はっはっは(汗)

雰囲気はいいし、音楽もいいし、セリフの出来もかなりいい。
いきなり唄って踊っちゃうミュージカル仕立てがなんか凄い楽しくて。
難易度はかなり易しいし、最初の方はマップが単純でサクサク進むし。
でも先に進めばそれなりに手応えもあるよ。適当にやってるとヤバい。
システムもシンプルだけどよく考えられてるし、そのわりに奥も深い。
ストーリーは単純明快だけど、芸が細かいしけっこー感動的だし。
今までよく知らなかったけど、もしかしてこれって傑作なんでは?

せっかくだからゲームの内容を。
主人公はマール王国ってとこの王女で12歳の女の子なのです。
凄く面白いんだけど、熱中してるとちょっと人生終わってる感じ(爆)。
で、その王家の血筋(正確に言うと母親の母親)に古代人の血が混じってて
人形と話ができるのです。で、人形をパートナーにすることができる。
おてんばな王女はよく城を抜け出しては街に遊びに行ったりして。
そして親友(同じ歳の少女)と一緒に近くの森に冒険に行ったりもする。
あ、大事なコトを書き忘れてるっすね。
主人公の夢は母親のように冒険に出て素敵な人に出会い恋をすること。
(母親のよーにってことはよーするに前作の主人公ってことかな)

最初はほんと身近な冒険から始まって、最後には世界の運命を決する!
よーな展開にはならないけど(笑)。
第一印象はムーーって感じだったけど、だんだん気になる謎の少年がいて。
その少年の母親を助けるために古代の秘宝を手に入れるのを手伝うのです。
そこで出てくるのが敵役のアクージョ(凄いネーミング)とその手下たち。
一人一人キャラが濃い〜の。なんかタイムボカンかと思ったよ(笑)。
で明かされる少年の正体と古代文明との繋がり。実は自分にも関係がある。

親友とケンカしてしまった時に心を閉ざしてしまった親友の心の中に入って
過去の思い出とともに心を開いていく、そして自分が再確認する過程とか。
前作の敵役のマージョリィ(凄いネーミングパート2)とその手下たちは
アクージョの手下たちとそれぞれライバルで。いがみ合いながらも秘宝を
手に入れる過程でお互いが段々と理解してく、その様に教えられるとか。
謎の少年の自分の立場と主人公の想いとの狭間の心の葛藤とか。
おちゃらけてるよーで、かなりしっかり心が描けてるんだよ。

そして同じ敵役が何度も再登場してくるのもいいっすね。
味方のキャラばかりじゃなくて、敵方のキャラもちゃんと存在感がある。
そしてマージョリィの手下とは戦うだけじゃなくて仲間になったりもする。
謎の少年とも半分ぐらい仲間として一緒に行動するのです。
しかし最後のほーでは戦うんだよ。主人公の気持ちを考えるとかなり痛い。

システムもなかなかよく出来てる。
人形がパートナーにできるって書いたけど。
よーするに人形をパートナーにして、それが一種の召喚魔法になるのです。
で、人形をパートナーにしておくと、主人公と一緒に成長していく。
そして成長するとより強力な魔法を使えるようになるってコト。
ちなみに普通の魔法は存在しないっす。魔法は全て人形が使う。
あとモンスターに勝つとモンスターが人形として仲間(?)になることも。
FF7のマテリアのよーな、ペルソナのよーな、色んな作品のコラージュすね。

更によく出来てるなと思ったのが。MPが無いってとこ。
人形を使うとイノチウムという単位を消費するのです。
このイノチウムはこの世界の全ての基本となるエネルギーで、
お金のよーに使える……ってゆーかよーするにお金です(笑)
つまり!魔法を使うとお金を消費するんだよ〜〜。

ふつーRPGって冒険してて力尽きるのはMPが無くなるってことだから。
MPが無いと力尽きることがない。回復のために宿屋に泊まる必要なし!
あれイノチウムが無くなっちゃうのでは?と思う人もいるかな。
でもモンスターを倒せばふつーお金(イノチウム)が入るじゃない。
つまりモンスターを倒して得られる分より消費を少なくすれば大丈夫。
もちろん弱い相手に派手な魔法を使いまくると赤字です(笑)。
戦略に金銭感覚が必要だなんて、なんとも生活感がありまくりですな。

ちなみに、いわゆる回復アイテムを買って持ち歩くのも、魔法で回復するのも
結局は全く同じことです。お金で回復してるわけだから(笑)。
いや〜〜、ちっと感動的だよこのシステム。今後はこれを基準にしよーぜ。

にしても、これを作ってる日本一ソフトウェアって名前しか知らんかった(笑)。
あ、そいや以前なんかの体験版をやったことはあったっけ。
それは……誰が買うんですか?こんなゲーム……みたいなのだったのに。
素晴らしいゲームは過去に実績のある人や会社が作るわけじゃないって実感する。
だいたいサーカディアだって過去に実績なんか全然無い人たちが作ってるし。
考えてみたらポポロクロイス物語のスタッフだってあれで注目されたわけだ。

あ、これってよーするにポポロの王女版みたいなものです。
ポポロの影響を色濃く受けてるっすね、もちろんただの焼き直しでは無いよ。
だからポポロが好きな人ならバッチリハマるよーな気がしまする。
後はロリコンな人におすすめ。<おいおい


スーパーロボット検索 (99/12/6) 次へ 前へ
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最近またまたマウスの滑りが悪くなったです。
縦の軸のローラーが重いみたいで、特に上方向にちゃんと動かない
ボールは時々取り出してクリーニングしてるけど、もーダメみたいで。
分解して潤滑油とかさせばいいのかもしれないけど、メンドくせー!(爆)
と言うわけで新しいのを買ってきたです。またもや同じモデルを(笑)。
すでに同じの何個買ったかわかりまへん。ほっほっほ。<自慢になるかい


ではでは、恒例の今月のおすすめコミックスを。

女性誌の今月の1冊は文句なしで「残酷な神が支配する」に。
性的虐待とそれが生んだ精神的疾患。病んだ精神が更に暴力を生む構図
複雑化した社会とコミュニケーション不全によるストレスの蓄積。
まさに今の現代を象徴するような問題を目を背けたくなるほどに描いてる。
次点の「スプーン一杯の愛情」「僕が唄うと君は笑うから」もそーだけど、
どこかに精神的に欠陥のある人間が出てくる。そーいうのを選んでるのかな。

精神科医から見たらエヴァの主人公は3人ともどこか病んでるそうで。
と言うより現代の人は誰でも心の中に病んだ部分を持っているというか。
自分もどこか病んでるという自覚がない人ほど、犯罪を起こしやすいのかも。
そーいう意味で自分の中の暗部を覗くためのセレクションと言えるよーな。
なにしろこのページのサブタイトルが「人の心のカタチ」だし(笑)。

次点には入れてないけど「キッズ・ジョカー」「花ざかりの君たちへ」も
かなりいい感じです。とっても高いレベルで安定してるよ。

期待のニューフェイスは「吉沢ツムリ事務所」の鯖玉弓さん。
掲示板の方にはすでに書いてたけど、独特の間がいいのです。
グログロの描写で見せるんじゃなくて、間が恐怖を倍加させてる
一時のグログロ(絵はボロボロ・爆)ホラーからサイコホラー系に
ホラーもの主流が移ってきてるのかもしれない。

男性誌系の今月の1冊は「モーターロック」が初顔にしていきなり。
これまた掲示板の方にはすでに書いてたけど、掘り出しモノでした。
車ものとかバイクものって腐るほどあるけど、その手のものに興味ないと
正直言って読んでてもあんまり面白くなかったりするんだよ。
これはちょっと違うってゆーか、なんか魅力的なんです。やってみたくなる。
マニアックを一般化するバランス感覚があるってことなんでしょうか?


話は変わって、ちょっとしたアイデアのこと。
時間が有ったら是非やってみたいのが「スーパーロボット検索」
っても別にマジンガーZとかを検索するわけじゃないっす(笑)。
よーするにロボット検索を使った総合ディレクトリーみたいなの。
詳細な内容とかノウハウとかは今はまだ極秘なのじゃよ(爆)。
この説明だけでどんなのか想像ついたらやってみたまへ、明智君(?)。

なにしろ登録系の大手がどんどん撤退してしまう現状なのに、
登録系とロボット系の性格の違いを良く分かってない人が多いから。
ロボット系の特徴をうまく生かした応用例を示したいってゆーか。
管理を楽にするために極限まで自動化したシステムを考えてるです。

あ、ロボット系についてとっても重要な事実が。
ロボット系ってページのURLを登録さえすれば、説明文を考える必要がない、
って思ってる人が多いけど。現実はそんな甘いもんじゃないんだよ。
登録したページの内容を検索できるようにしているだけだから。

使う側に立って、どーいうキーワードで自分のページが出てきて欲しいか。
そのへんを考えてないと全然検索で出てこないという問題点があるのです。
「マンガ AND 評論」みたいな漠然としたキーワードでは膨大な数が表示されて、
リストの前の方に並べるのはこちらの意思ではどーにもならないでしょう。

だからページ登録する場合は固有名詞を重視するのです。
固有名詞なら凄く有名じゃない限り、比較的検索で選ばれる確率が高いし。
で、そこで重要なのは固有名詞を含むページがロボット系の検索エンジンに
登録されてるかってことなのです。トップページしか登録しない人が多いし。

そこでロボット検索系の収拾パターンを調べてみたりして。
LycosとInfoseekとExciteは登録されたページから自動的にリンクを辿って
どんどん他のページも登録していく仕様になってる。
でも、gooとInfoNavigatorは登録したページしか収拾しないのです。
トップだけ登録すればオッケーという説明は大嘘だったよ(怒)。
というわけで、後者に関しては地道にページを登録するのです。
あ、前に書いてあるよーに固有名詞の入ってるページを優先するべし。

自動的に収集する系も油断してはいけないっす!
Infoseekでも新しいページは2ヶ月ぐらい収拾されない傾向にあるけど
なんかそれ以外にもいつまでも収集されないページがあるのです。
だから定期的に検索エンジンに登録されてるページを丹念に調べて、
登録されてないページを自分で登録してまわる必要もあるかもね。

ちなみにInfoseekとInfoNavigatorだけはページURLで検索できるので
自分のサイトのURL(ディクトリー)で検索すればそこ以下のページを一気に
リストアップできるです。他のはちっと難しいかもしれない。
ここは大部分のページタイトルに「navi-do」が入ってて楽だけど。

てなわけで、今週は気合でロボット系にURLを登録しまくってみたよ。
すんごい疲れました……こんな作業はもーいやん(笑)。

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