これからの出来事 (98/8/24) 次へ 前へ
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本日の一言。
「BASARA」終わってないよ……

ま、それは置いといて。
今後のホームページの方針など。

ゲームのページに「売れ筋・新作ソフト情報」を追加しようかと。
よーするにゲーム雑誌に載ってる新作情報から売れそうなソフトを
独自の分析によって厳選した(←つまりはテキトー)リスト。

でも、意外にもその手のリストってネット上にないことが判明。
雑誌を買ってる人には意味はなくても、買ってない人には意味あるハズ。
と言うことで追加することにしました。
書籍を買えば体系的に載ってる情報でも、ネット上で探そうとする人が
けっこーいるから。本を買えよってカンジだけど……

ホントは今週追加する予定だったんだけど、予想以上に大変なので
近日中に公開予定です。って作りかけで放置したりして。常習犯だし(爆)。
リンクはメンテがあまりに大変なので更新に挫折中……


コミックの方は感想とかを書いてるページが知る限りで200ぐらいあるのです。
その中からまた使えそうなページをいくつか追加しようかと。
これも作業の途中なので、来週ぐらいには追加したいっす。

それと比較的古めの作品で、24年組より後の人たちの作品
そのへんを体系的に紹介してるページってないコトに気が付きました。
そーゆーのを紹介するページを作ろうかな、とか考えてます。

あとは紹介してる作家のコミックスリストとか、ありがちだけど。
全部のコミックスにコメントつけて紹介するのは多分不可能なので、
他のコミックスを探す手がかりにしてもらおうかと。
必ずしも全部持ってるわけでもないし。だから置いとけないだってば。
今でも「キーワード検索サービス」の中の書籍データベース検索に
著者名を入れて検索すれば、ほぼ全コミックスが出てくるっす。

メニューのヘルプも作ろうかと思ってます。
何のページなのかわからない、と言う人がいるので(泣)。
とってもわかりやすい、という人もいるんだけど(笑)。
その分野に興味が有るかないかで、これほどに印象が違うとは。
これからもクドイほど説明する気は毛頭ないので、
自分から理解しようって気がないと、ワカラナイかもしれない。


誰もツッコミを入れないから放置して有るのが掲示板(BBS)。
実はスクリプトをわけてもらったので、すぐにも追加できるのです(爆)
じゃあ、ナゼ追加しない?と言うと。
もしも繁盛した場合、満足に相手をできるのか???ってコト。余力の問題。
かと言って寂れてしまうのも問題があるけど……
ここ読んでる人はどー思いますか?
ぜひ有った方がいいと思う人は今すぐメールを(笑)。善処します(おいおい)。

実は感想メールを催促しなくなったのも、余力がないから。
返事は怒涛のように遅れてるのです。すみませぬ。
メールなんてあんま来ないのに(爆)。
もちろん感想はいつでもお待ちしております。返事は遅れてるがな……


ところで、ここをリンクしてるページを探してたんだけど、
なんと「秋葉系LinkZ!!」とか言うところからリンクされてた(笑)。
うちのページはアキバ系だったのかい?知らなんだ(笑)。
美少女CGエクスプレスの時といい、意外な人の琴線に触れるようです(笑)。


ラブラブとエロス (98/8/17) 次へ 前へ
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暑い。久しぶりに暑い。
夏はどこに行ったんだろう、とか。
梅雨明け宣言は取りやめ(?)、とか。
そんな異常気象だったけど、久しぶりに夏らしい陽気。
でも場所によっては大雨みたいで、やっぱり異常気象。
にしても35度の部屋の中で寝てたら、足がむくんでる……


ところで、最近マンガ雑誌の休刊が相次いでます。
特に比較的好調だと思える雑誌まで休刊してるのです。
つい最近休刊したアップルミステリー・アップル花組(宙出版)やAmie(講談社)は、
人気タイトル・作家を抱えてたのに休刊という信じられない事態に……
以前にも、フレンドやmimi、ボニータとか有名雑誌が休刊にはなってるけど
それぞれは後継の雑誌があったので、今回の状況はさらに異常なのです。

確かにマンガ離れって有るのだろうけど……そんなに急減はしてないハズ。
どーも違う要因があったみたいで。
世の中を騒がせてる貸し渋り、これが出版業界にも押し寄せてるらしい。
宙出版や学研の三誌(CAIN、Pocke、NORA)の休刊はまさにこれの直撃な感じ。
徳間のキャプテンも似たような状況なのかも……
その後のトライガンの大ブレイクは皮肉な展開だったりして。
バブルを作った重罪人の銀行は、今度は日本の経済や文化を破壊する気か……

Amieの休刊はちょっと趣が違うようです。
なんというか、たぶん講談社内部の高度な判断なんだろうけど、
前にも書いたなかよしの不振のあおりを食らった感じ。
伝統の雑誌を潰すぐらいなら、ってコトなのだろうけど、
正直言ってAmieの方が将来性があるように感じてたのに……
Amieに描いてた作家の行方がとっても気になるところです。

これだけ雑誌が休刊してるのに、どんどん創刊してるトコもあったりする。

集英社系のeyes(ホーム社)とクリムゾン(創美社)がそれ。
ビジュアル系、センシティブ系、ファンタジー系なと
あまり集英社が強くなかった分野に切り込んでる。
以前にヤングユーがあるゾーンにコーラスを創刊して大成功したし。
集英社を見てるとマンガが不振だとか、少女誌の休刊ってのが
どっか別世界の出来事に見えてくるのが不思議。

白泉社もメロディを新たに創刊して休刊はないし。
小学館も少コミからCheeseが派生してめぼしい休刊はなし。
少女マンガ御三家に限って言えば、けっこー順調なのです。


ところで、デザートのある作品を読んでて思ったんだけど……
すっかりH路線に突っ走ってる(笑)。そもそもHは雑誌の売りだけど(爆)。
少コミが伝統的にH路線でそこから派生したCheeseに至っては
まるでレディースコミックのよーな感じだし(笑)。
きららセーズまでリニューアルしてH路線に!!やっぱ時代かな(笑)
ラブにエロスは必然だから、自然ななりゆきってやつかも。

美少女マンガでHな少女マンガが目立つようになったのは、
少女マンガがH路線に走ってるのとやっぱり関係あるような気が(笑)。
もっと過激な描写をしたい(見たい)人が美少女系に興味を持つのか……

以前の男に媚びたお約束で安っぽいストーリー展開に比べると、
とっても自然体のリアル志向のストーリーが目立つようになりました。
ちょっと描写をぼかせばそのまま少女誌に載せられそうな内容まで。
快楽天に描いてる夏蜜柑さんなんかは、そのままでも行けそうだよ(笑)。
女の子のHな体験コミックかい!ってカンジのまである(爆)。

そーゆーのが受けるようになったのか、女性読者が増えたからなのか、
はたまた編集者の暴走か(笑)。まーいいか面白いから(爆)。


lain…!? (98/8/10) 次へ 前へ
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なんじゃこりゃーーーーーーー!!!!!

いきなりハイテンションですみません(笑)。
久々に衝撃的なモノを見てしまいました。
TVの前でしばし唖然としてたぐらい。
それは何かと言うと、タイトルにある「lain」ってアニメ。
TV東京で月曜の深夜にやっているんだけど。
(あとはアニメシアターでしかやってないらしい)

内容はというと、押井さんが好きそうな観念的なテーマを
ひたすらビデオドラッグのような先鋭的な映像でやってるのです。
しかも表面的な設定をほとんど削ぎ落としてるし、
ストーリーも有るような無いような感じ。
これはどー見ても実験アニメじゃないのかな……
こんなのを放送していいのか?とすら思った。

作品の中に実験的なシーンが含まれてたり、表面的なストーリーの中に
観念的なテーマが隠されてたりすることもあるけど、
それだけで作品を構成してるのってTVでは見たことが無かったし。
「迷宮物語」とか「Memories」とか「天使の卵」とかに通じるんでは?

にしても油断してたよ。
「lain」ってゲームとのメディアミックス企画で
よくあるギャルゲームみたいなモノだとばっかり思ってたのに……
まさかこんな想像を絶するモノだったとは。
10数年ぶりにアニメ雑誌をチェックしてしまった。立ち読みだけど(爆)。

ところでオープニングの曲がすんごいイイので買いに行ったのです。
「BOA」ってアーティストの「DUVET」って曲。
なんかどこにも無かった……メーカーでも品切れだって。
数日前に発売になったばかりで、なんでそんなことに???
洋楽みたいな曲だなーとか思ってたらUKのアーティストでした(笑)。

なんか他のことが考えられない。
いきなり「lain」のページを作ってしまったりして(笑)。
lain オフィシャルページ


お気に入りのしくみ (98/8/3) 次へ 前へ
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やっと梅雨が明けましたねー。
暑い夏はキライだけど、夏が暑いほうが景気は良くなるから。
やっぱし暑いほーがいいんじゃないかと思うのです。
特にこんなご時勢には。減税するより祈祷でもした方がいいよ(笑)

というわけで、今週はおなじみのコミックお薦めリスト更新でした。
例によってまだ作業は途中だったりして(汗)。

今月の女性誌系は本命不在のフレッシュな争いに。
そんな中で、前回の時に近い将来「今月の1冊」を出すと予想した
藤田麻貴さんの「ハレルヤ7」があっさりさらっていきました。
巡り合わせってのもあるのかもしれない。

この人の描いてる内容は言ってみれば、くそマジメなテーマなのです。
でもくそマジメなテーマをひたすらシリアスに追求なんかされたら、
正直言って読むのは鬱陶しくてしょーがなかったりする。
でも持ち前のポップな感覚とか、若さゆえの瑞々しさとかで、
楽しく、でも真摯に読ませるような作品に仕上がってる。
絶妙なバランス感覚が光ってるのです。

次点は「飛行×少年」「福家堂本舗」でしょうか。
藍川さとるさんはまたまた大それたテーマを追求してるようで。
「晴天なり。」が他者との関係を追求したモノなら、
こちらは自己との関係を追求していってるよーな感じ。
まだまだ漠然としすぎてるけど今後はどんどん来そうな感じでした。
「福家堂本舗」を描いてる遊知やよみさんは、伝統的に個性の強い作者を
送り出してくるぶーけの若手ホープ三人組(と勝手に呼んでる……笑)の一人。
ちなみに他の二人は石田拓実さんと、今月の新刊のおかざき真理さんです。

実はおかざき真理さんは若手ではないよーな(笑)。
知る人ぞ知るファンロードかどこかで強烈な作品を描いてた人です。
印象的な作品を描いてても、いつのまにか消えてしまうことが
少なくないのがこの世界なので、こんなカタチで帰ってきたのは嬉しい。
一見新人なのに、いきなり凄い腕前なのはそんな理由なのでした。

そんなおかざき真理さんの新刊も含めて今月の短編もかなりキテます。

男性誌系はあいかわらずタマ不足が否めない感じ。
今月の1冊をはじめて以来、ついに同じタイトルになりました。

前回は何も書いてないので、あらためて作品について。
天野こずえさんは以前の作品もそーだったけど、
「クレセントノイズ」で特にその印象を強めているのが、意図的な
仕掛け映像なのです。カメラワークとか白と黒のコントラストとか
NAVIは映像系の人間なので、こーゆー映像を見せられると
評価のポイントがぐーんと上がってしまうのだった(笑)。


さてさて今回はお気に入りのシステムについてちっと語ってみませう。
世の中では自分の読んだ作品について、星を付けて評価する人がいます。
NAVIもやろうと思えば、できないことはないんですが……
星の少ない作品についていちいち語ってられるか〜〜
と言うのが正直なところ(爆)。めんどくさいぞ(おいおい)。

いちおー読んだ作品全てにおいて4段階の評価が存在するのです。
上から「お気に入り」「マーク」「保留」「廃棄」といった感じで。

「お気に入り」は言うまでもなくお気に入りの作品・作者です。
だいたいお気に入りの作品を描く人がお気に入りの作者。
お薦めリストに入ってるのは全てこれです。

「マーク」と言うのはよーするにお気に入り予備軍。
なんかちょっと気になる作品を描く人たちがここに入ります。
名前を覚えてるので新刊が出たらだいたい読んでみてる。
で、場合によっては「お気に入り」に昇格することもあり。
でも、もーいいやと「廃棄」になる場合もあるシビアな世の中(笑)。

「保留」は評価保留のモノです。ここに属するのはけっこーあり。
時々リストラ大作戦(笑)で再評価が行われて、「マーク」や「廃棄」に
改めて分類しなおします。天国と地獄とはまさにこのことなり(爆)。
ここから「お気に入り」まで上りつめることもたまに有ったりして。
だいたい評価なんて、そんな感じで絶対的なモノではないから。

「廃棄」はつまり古本屋行き(爆)。せちがらい世の中だ(おいおい)。
買った本を全て置いておけるうちは、まだまだなのです(笑)。
一時期熱心に読んだ本も、どんどん廃棄せざるをえない状況だし(汗)。
新たな作品を発掘するためには、やっぱり新陳代謝は必要不可欠なのです。


さてさて「お気に入り」への道について。
まず、全く知らない名前の作家さんを見かけたら、
なるべく買ってみるようにしてます。そんな出会いの瞬間(笑)

で、読んだ瞬間に「マーク」「保留」「廃棄」のどれかに分類。
男性誌の場合は3分の2ぐらいの確率でいきなり廃棄(爆)。
女性誌の場合はいきなり廃棄はほとんどないです。
美少女系は例外的に雑誌チェックに切り替えたので、
今ではいきなり廃棄はほとんどなし。うむ、いい傾向だ(笑)。
「マーク」になるのは1割もないよーな感じですかね。

ってことは面白いと思う作品は少しだけなの?って思うかも。
実は違うのです。「保留」から上は全部面白いのだった。
でも、面白い作品を全て読むのは物理的に不可能だから。
だからよほど直感的に何か感じるモノがないとダメなのです。
面白い作品をではなく、好きな作品を読むのです。これは基本。

あれ「お気に入り」は?って良くぞ聞いてくれました(聞いてねーよ)。
ほとんどの場合は1冊目で「お気に入り」になることはないです。
ごく希に1冊目で「お気に入り」になることもあるけど。
よほど好みであるとか、よほど何か感ずるモノがあるとか
どっちにしろ例外的なのです。

多くの場合「マーク」になってる作者の作品を何冊か読んでみて、
やっぱりこの人はいい感じだな、と思った時点で「お気に入り」です。
早ければ2、3冊で、遅くとも10冊ぐらいには結論に達します。
もしも「お気に入り」にならなかった場合は、まず「廃棄」でしょう(爆)。

この「マーク」になってる人がすでに何冊も本を出してる場合。
特に「保留」から「マーク」に昇格した場合や、チェック漏れてた場合。
いい感じになると既刊を一気に読み進むことになるので、
気分が怒涛のように盛り上がって、いわゆるマイブーム状態に(笑)

さてさて「お気に入り」になっても、まだまだ厳しい試練は続く(笑)。
やっぱり時代が変れば感覚も変るから、だんだん陳腐化する作品も。
それに長期に連載してると、気分的にもーいいやと思うこともあるし。
そんなこんなで「お気に入り」から一気に「廃棄」になることもある。
特に飽きてしまった人は、もー二度と敗者復活もありえないのです。

敗者復活とは?よーするに「保留」になってる作品の選別です。
時々古本屋に売り払うための選別をしてるのだけど。
ここで「廃棄」に回される作品とは別に「マーク」に入れる作品も
少し出てくることがあるのです。埋没した傑作の発掘ですな(笑)。
この場合の「廃棄」は面白くない作品の廃棄ではなくて、
もー二度と読めなくてもいいかなと思える作品の廃棄なのです。

また、既に読んだことがある人でも表紙やタイトルに感ずるモノがあると
読んでみることもあったりして。そこで「マーク」に入ることもあり。
書き忘れたけど、積極的に2冊目以降を読むのは「マーク」まで。

具体的な例をちょっとあげてみると。
今年最初のマイブームになった今市子さんは、
1冊目が「マーク」に、2冊目かなんかで「お気に入り」に昇格。
由貴香織里さんはずっと前に読んで「保留」になってた人。
話題作チェックの天使禁猟区で「マーク」「お気に入り」と一気に上昇。
藤たまきさんも今市子さんとほぼ同じ感じ。
遠野一実(一生)さんは「マーク」したまま埋没してた(爆)。
つい最近発掘してチェックを強化、「お気に入り」に昇格したのです。
おかざき真理さんは「保留」から選別で「マーク」に昇格。
今回の新作で「お気に入り」になった、なり立てほやほや。
さりげなく既刊に追加された海野つなみさんも、
「保留」になってたのを「マーク」に昇格して、しばらく様子見。
とりあえず「お気に入り」に入れていいかな、って感じで。


そーまでして「お気に入り」を選別する必要ってあるのかな?
と思うかもしれない。でも前にも書いたとおり、
出版されてる全ての本を読むことは机上の空論にすらならないし、
面白い作品を全て読むこともやっぱり現実的には不可能だから。
ある程度は選別して、ある程度は新陳代謝していかないと。
より好みな作品に出会う機会を逸してしまうかもしれないから
新たな出会いのための、貴い犠牲なのです(爆)。

そんなわけで、お気に入りのしくみはいかがだったでしょう(笑)。

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