美少女アニメ・エロリューション!? (04/2/26) 次へ 前へ
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先週、今週とエロアニメを20タイトル(40本)以上見てみたよ。
なんか結構面白いのもあるっすね。
カイトとメゾ・フォルテを筆頭にして意欲的な作品がいくつかある。
あと普通のアニメのスタッフがそのまま名前出してやってるのもある。
例えばピュアメールの監督とウルトラマニアックの監督は同じ人とか。
「夜が来る!」のキャラデザ・作監は倒凶十将伝と同じ人とか。
(この人はD.C.やフルバの作監もやってるので名前覚えてた)
内容に自信があるとか、少なくとも恥ずかしいとは思わないってコトか。
つまりそれだけエロアニメのレベルが底上げされたのかもしれない。

美少女エロマンガと美少女エロゲー、そして美少女エロアニメ。
これは互いに影響し合ってレベルが上がって来てるみたいっすね。
その典型が去年のD.C.と君望の頂上対決なわけですが。
旧態依然の作品もまだまだあるので上下の差は一般作より凄いけど。

にしても
こんなに一挙に見るとエロシーンにありがたみが無くなります(爆)。
必然性のないエロシーンなんかRPGのバトルイベントのような気分に。
エロシーンがだんだん鬱陶しくなってくるのはなんか間違ってるよ。


「GUNSLINGER GIRL 5〜8話」
放送はつい最近終わりました。
ので最終回まで見てしまうつもりだったんですが……
今回の内容を原作と対比すると
5話=原作6話、6話=原作7話、7話=原作9話、8話=原作10〜11話
ってコトで原作の4、5、8話は後回しみたいっすね。
4、5話は一番印象的な話なので最後の方にやるのでしょう。たぶん。
で、残り話数(5話)を考えると3巻分もやる可能性があるので
3巻(27日発売)が出てから最後まで見ようかと思って。

なんてことを考えちゃうのは、この作品が原作そのままだからです。
原作→アニメで見た人なら分かるだろうけど見事に原作のまんま。
1、2話は多少構成が違ってシーン補完が目立つけど、後はほぼそのまま。
と言っても前にも書いたように完全に同じではないです。
つーか原作の1話だと長さ的にアニメの1話には全然足りません。
御伽噺(パスタの国の王子様)のように原作2話で丁度いいぐらい。

長さが足りないと言うことは、何かを足さなくてはいけません。
これは良くあるストーリーをアレンジして膨らませる手法ではなく
ディティール描写を膨らませ空間を描くことに徹してるのでした。
そのへんの手法でなおさら原作そのまんまって感じに見えるわけです。
原作は限られたページ数で内容を描くためにあっさりと描写してるので
映像化に際して省略されてるディティールを補完したって感じかも。
(描写を増やせば同じ内容で倍のページを使うことも可能ってこと)

そうそう。
スペイン広場でジェラートって「ローマの休日」っすね。

ちなみにレンタルVHSはすでにリリース開始されてます。
DVDはなんと(PS2の)ゲームとセットにするらしい……
ゲームなんていらないんですが。やる時間ないし。
でもゲームとセットだからこの値段(5話6800円)なのかもしれない。
プリンセスチュチュと同じ価格なので1クールものでは良心的っすね。
問題はゲームが完成しないと発売されないってところ。
(1巻は4月予定、2巻以降の発売は全く未定)


「茄子 アンダルシアの夏」
タイトルがわかりにくいとちまたで評される作品。
「アンダルシアの夏」だけで良かったんじゃないの?
「茄子」は原作のタイトルなので尊重したんだろうけど。
ちなみに原作は青年誌のマンガで1巻だけ読んだことあります。
表題である茄子をモチーフにした読みきりのシリーズで
この映画の原作であるアンダルシアの夏はその中の1篇になります。
(1巻に収録されてる)

内容はよーするに自転車ロードレースです。ほぼそれだけ。
まるでマラソンとかのスポーツの実況中継のような構成で。
それを競技してる本人の一人称視点を中心に据えて描いてる。
レースの舞台で主人公の出身地でもあるアンダルシア地方の風景や
主人公に近しい人たちの表情を兄の結婚式に絡めて濃厚に描写してる。
シンプルな物語の骨組をじっくりことこと煮込んだスープな感じ。

ほとんど自転車レースのみだから自転車に興味がないと厳しい、
かというそーでもない。むしろ初心者にとっても優しい構成です。
実際の中継だとスポーツにおける攻略パターンみたいなのは
分かってる人が見ないと分からない部分が多々あったりするけど
絵にすることでパターンをハッキリ目立たせられるから。

集団が斜めに列になって先頭が順々に入れ替わるトコなんかまさにそれ。
風の抵抗を少なくするために誰かの後ろについたほうが有利だけど
前が疲れて落ちると結果的に自分が困る。運命共同体な集団なわけで。
自転車レースのシロウトでもこの映画を見終わった頃には
そのへんの基礎知識が身についててしまうという素晴らしさ!?
ディティールへの徹底的なこだわりがこの作品の全てといっていいかも。
レースで人物を描くとか、勝負の勝ち負けとか、そのへんは枝葉で。
よーするに自転車レースそのものが主役ってコト。


「へっぽこ実験アニメーション エクセル・サーガ 3巻」
ついに見たことないエピソードが出てきた。
スポーツモノと動物モノはたぶん見たことあって
青春ドラマと刑事モノは全く見たこと無いようです。

ところで動物モノの犬たちって元ネタはガンバの冒険すね。
(ガクシャとかヨイショとかイカサマとか)
ちょっと記憶が不確かなんで検索してみたらやっぱそうだよ。
懐かしい……


「ふたりはプリキュア 1〜4話」
2月からテレビ朝日系で日曜日の朝に放送してる新番組。
内容は戦う変身ヒロインものでいわゆるセラムン系の作品。
ありえない!を連発してるとこが最近の作品らしいって言うか。
光の国から来たマスコットキャラが携帯のカタチになるのも
今の時代の(スポンサー対策)キャラグッズらしいって言うか。

第一印象としては、敵の設定からしてかなり対象年齢が低め。
前作(ナージャ)や前々作(ドレミ)よりキャラ描写が希薄っすね。
ぴちぴちピッチよりもキャラ描写が希薄なんですが……
なんかもう、オマエはお呼びでないって感じで。


「超変身コス∞プレイヤー 1〜4話」
1月から一部の民放(2局?)で放送してる新番組。
コスプレイヤーとはコスチュームプレイヤーではなく
コスモポリタン(国際)プレイヤー(祈祷師)の略だったりする。
国連によって組織されたシャーマンなんだそうで。
てっきりコスプレ戦隊ものかと思ったよ。
まぁ、そのイメージもあながち間違いではないですが(笑)。

これ放送枠は15分で、それを半分に分けて1回2本ずつやってます。
1本が6分ぐらいなので、まるで帯番組のような感じです。
1本が6分ぐらいなので、ストーリーがほとんど無いっす。
この枠はなんか2ヶ月毎に番組を変えるらしいけど、
だからって話数だけ水増ししたって意味ないだろうに……



以下は18禁なので順位は別扱い。
コメントを全部書くのは無理なので、わりと良さげなのだけ紹介。

「アンバランス 1〜2」
30分×全3巻(?)の18禁OVA。エロゲーが原作らしいです。
愛する妻・美里を亡くした純の前で義妹の美香は言う。
何でもするから姉さんの代わりに私を愛して。
純はそれに答え美香を愛した。最初は優しく次第に激しく。
愛する人の嫌がることを敢えて要求するのが彼の愛のカタチ。
エスカレートする要求を辛いと思いならが答えようとする美香。
愛という言葉で修飾された恥辱の行為でのみ結ばれた二人。
これが愛?こんなの愛なわけないさ。と純は自ら吐き捨てる。

この作品は物語の展開上エロシーンが出てくる作品というより
エロシーンそのものが作品の主たるテーマになってる作品です。
なので作品の全編にわたってエロシーンが出てくるのです。
まぁ、そーいうタイプの作品はわりといっぱいありますが。
実用性重視でストーリーなんてあって無いような路線のが。

で、その手の作品の中で特に異彩を放ってるのがコレ。
それはビデオを早送りで見てもすぐ分かることです。
だってこれ映像がぶっとんでる。エロアニメで何やってるか!(笑)
暴走エロアニメという言葉が頭の中をグルグル回ってたよ。

延々とエロシーンを展開する作品は往々にしてメリハリが無くなるけど
映像の仕掛けで緩急をつけまくってるので見てて面白いっす。
エロシーンが多いわりにはちゃんとストーリーになってるし。
自分の意思で穴にはまっていく感じがまさに調教って感じで。
あとスカトロに走らずキレイめの絵面にこだわってるのもよい。
エロシーンの見せかたも今まで見た作品では一番イイと思うよ。

映像に興味があってエロシーンに抵抗がないなら一見の価値あります。
(エロシーンが主なのでエロシーンを我慢して見るのは無意味)
美形で鬼畜な男が言葉攻めをするのを見たい人にもオススメ!?(爆)


「椿色のプリジオーネ 1〜2」
30分×全3巻の18禁OVA。エロゲーが原作らしいです。
大財閥の会長が死に、その息子だった主人公の青年は遺産を相続する。
彼にとって父は捨て去りたい過去で、当然遺産なぞ欲しくもなかった。
遺産を処分する過程で自らの生家であり悪夢の元凶である椿屋敷を訪れた。
この館では当主の務めとして夜の奉仕をメイドにさせるコトになっている。
馬鹿馬鹿しい因習だと思いながら、調べたいことがあってそれを実行する。

最初の日に指名されたのはことみ。彼女は奉仕の場で青年を殺そうとする。
前当主を慕い椿を愛してた彼女にとってこの館の処分が許せなかったのだ。
そして翌日。そのことみが椿の花びらの浮かぶ浴槽で死んでいた。
(↑これストーリーの流れ的に自殺かと思ったんだけどね)
この殺人を最初に、メイドが次々と何者かに殺されていく。
誰が彼女らを殺したのか。犯人は何を見せようとしてるのか。

最初のうちは絵柄(特に主人公)がちょっととか思ってたよ。
でも見てるうちに内容に引きこまれて気にならなくなった。
「そして誰もいなくなった」風のミステリーな展開がいいっすね。
カワイイ顔しながら裏に抱えてる感じのキャラ描写もいい。
誰が誰を殺しても不思議はないような疑心暗鬼な展開って言うか。
夜の奉仕といういかにもなエロシチュエーションを盛りこみながら
それがストーリー展開にちゃんと絡んでるのもお見事って感じです。

エロシーンに抵抗がなくてミステリーが好きなら結構いけるのでは?


「夜が来る! 1〜2」
30分×全4巻の18禁OVA。エロゲーが原作らしいです。
空にもう一つの月が出るようになってから3年後のある夜。
月が一際輝く夜に主人公の少年・亮は得体の知れない化け物に襲われる。
追い詰められ絶体絶命な亮の前に赤い瞳の少女が舞い降り化け物を撃退した。
翌日、呼び出されて行った天文部の部室でその少女と再会する。
いずみと言うその少女は光狩(ひかり)と呼ぶ化け物と戦う火者(かしゃ)の
一族で亮に一緒に光狩と戦って欲しいと頼むのだった。
そして亮といずみとその仲間たちの光狩との戦いの日々が。

ストーリーの説明でなんとなく想像つくかもしれないけど
この作品っていかにもライトノベル風味な内容だったりして。
(男女比が半々なので美少女アニメって感じじゃない)
オープニング曲まで付いてるのでまるでテレビアニメのようです(笑)。
つーか18禁シーンはたいして無いし、無くても作品が成り立つし、
普通に1クールぐらいのテレビアニメにしたほうが良かったような。
超変身コスなんたらの100倍ぐらい面白いし。ってそんなのと比べるな。

問題点は
主人公とその周辺のキャラの数が多いのでキャラ描写が薄くなってるとこ。
さとりの少女が過去の記憶を消されてるって設定だけ出されても……
もちっと個々のキャラを掘り下げて描けば断然良くなったと思うのに。
そーいう意味でもテレビシリーズにすれば良かったんじゃないかな。
まぁ、全4巻ではしょーがないか。


三姉妹の一番長い日 (04/2/19) 次へ 前へ
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去年はデキのいい作品がどんどん独立系で放送されて。
しかもスト4やD.C.は独立系+キッズだけどかなりDVDが売れて
(君望もamazonのランキングを見る限りかなり売れそう)
結果、独立系+スカパーの流れが加速していってる感じです。

キー局の関東ローカルモノもスカパーへ流れることが増えたし。
キッズ、アニマックスに続いてNECOも新番組ネットに参戦。
AT-Xも独立系をネットするように。
(その前にテレ東ローカルをなんとかしろ)
わりと全国どこでも見たければ見れる状況になりつつあります。
いい傾向ですな。


「R.O.D THE TV 9〜14話」
このへんからOVAに出てきたキャラが続々登場してきます。
OVA見た人だと「あ!」って感じだけど、見たことないと
何のことやらさっぱりですな。見てなくても話は分かるけど。

ストーリー展開の流れとしては三姉妹がねねねのボディーガードの
仕事を完了して香港に戻る……っぽい展開になるのです。
「っぽい」とはどーいうことかと言うと、それは見てのお楽しみ
つーか香港水没って、そんな無茶な……

香港に戻ると言うことは当然アニタは転校すると言うことで
日本でできた友達との涙の別れのエピソードがあったり。
でもすぐに再会するような……どんな顔して再会!?
まぁ、最終的には喜ぶんだろうけど。

転校→香港に戻るエピソードの前にクリスマスの話が。
ここで実は三姉妹が血が繋がらないってことが判明したり。
(アニタが血が繋がらないのは前にも出できてたけど)
それぞれ天涯孤独(?)な三人が読仙社の仕事の際に出会って
そして姉妹の契りを結んで一緒に暮らすようになったって話。
この作品は派手な紙技アクションがインパクト大で目を引くけど、
実は随所に感動的なシチュエーションが散りばめられてたりする。

読仙社がこの物語の重要なキーパーツであることもここで明らかに。
最初から散逸した希少本を探す仕事を三姉妹に依頼するという形で
登場してたし。三姉妹が出会うきっかけになった仕事の依頼主だし。
なんかアブナイ研究をやってるっぽい描写も出てきてたし。
(そこの説明は今まで全くされなかったけど)
そのへんの意味が分かるのです。ここ実はOVAと繋がってたり。

そして三姉妹vs読仙社という展開が。
って言っても読仙社は巨大な組織なので全面対決とはちょっと違う。
よーするに攫われたねねねを助けに香港支店(巨大なビル)に突撃!
わりと無茶な展開ですが、R.O.Dは元々そーいうノリなので(爆)。
12話「紙々の黄昏」13話「続・紙々の黄昏」とド派手な紙技大乱舞
これでラストかと思うような派手な盛り上がりっぷりです。

2クール目に入った14話。
これOVAも含めた総集編に近いかも(でも半分ぐらいは新作映像かな)。
ウェンディ(OVAにも出てきたキャラ)がこの世界の構図の現状をレポートに
するって感じの構成で、見てる人に今の状況を説明してくれます。
OVAではあまり説明されなかったあの事件の背景とかも出てきます。
ここにも映像は出てくるけどやっぱOVAも見ておいたほうがいい感じ。
ちなみにジュニアってジョーカーの陣営の人だったんだね。
ウェンディの顔が微妙に違う(歳とった?)ので分からんかったよ。

どーやら今後の展開は読子が鍵になるようで。

そうそう、
この作品はDVDレンタルをやってます(オンラインにもある)。
興味があるならそちらで見るという選択肢もあり。
※テレビでは長さの関係で少しカットされてる回もある


「十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲- 1〜4話」
1月からテレビ東京(のみ)で水曜深夜に放送してる新番組。
設定は前作と同じです。前作と同じキャラが続々登場します。
で、今回は柳生内の勢力争いに破れてシベリアに追いやられた分家が
十兵衛憎しとやってくる……ように見えて実は違うような。
今回のホントの相手は柳生フリーシャという十兵衛の実の娘!?
転校生としてやって来るし、自由の家に押しかけ居候になるし。
ひとなつっこい表の顔の裏で虎視眈々とラブリー眼帯を狙ってる。

これなんかは派手なアクションで見せるタイプの作品ではないのに
1話の描きこみは半端じゃないっす。違う作品を見てるようです(笑)。
まさに前作と今作の違いが深夜アニメの変化なのかもしれないね。
もちろん暴走しまくりのシナリオと映像スタイルは健在ですが。
特に1話は凄い描きこみとえらい気の抜けた映像が同居してるし。
映像(見せかた)とかシナリオのテンポで一つの芸の域に達してるのは
さすが大地丙太郎さんだなって感じでした(脚本もやってる)。
結局のところ今期ではこれが一番面白いよーな気がする。

なんか感想が短いけど、この作品のキモは内容ではないので。
このノリを実際に目で見て体感してください。
関東でしか見れませんが……


「光と水のダフネ 1〜4話」
1月から一部の民放(5局)で放送してる新番組。
NECOでも3月からやるので見れない地域の人はそちらで。
主人公のマイアは成績優秀な学生でこの時代のエリートである
海洋庁の試験も高得点で合格は間違いなしだと思ってた。
海洋庁の寮に入るつもりで住んでた借家の返還手続きまでして……
そこへ届けられたのは予想外の海洋庁の不合格通知。
前途洋洋だったはずが一転して仕事も住まいも決まらない事態に。
お先まっくらなマイアの明日はどっちだ!?

先々週書いたけど、これ予想外にいいデキです。
コスチュームデザインを見た時はイロモノかと思ったんだけど。
ディティールがしっかり描かれてて作品世界に説得力があるよ。
作品の舞台のネレイスという零細の何でも屋にマイアが入ることになる
経緯が上に書いた流れだけど、翻弄されまくりな感じが楽しいっす。
マイアにしてみたらこんな人生イヤ!って感じでしょうが。
ちなみにネレイスに入った後も翻弄されまくりです。

4話がちょっと乱暴な展開(実は3話と対になってたり)なのと
キャラメイクがわりとステレオタイプな部分が減点ポイントかな。
このへんをも少し丁寧に作ってればもっと上を狙えたかも。
蓋を開けたら予想以上ってトコでストラトスフォーを思い出したよ。
(作品のジャンルは美少女アクションモノです)

このコスチューム……水着アクションとか書いてあるけど水着!?
水着で街を歩くのか???撥水加工のボディースーツだと思ったけど。
何にせよ凄いデザインです。これだと引いちゃう人いそうだよ。
もっとあたりさわりのないデザインにすれば良かったような。

とりあえず、興味があるなら何とかして1話から見た方が良いです。
1話から見るかどうかで印象がずいぶん違うと思う。


「みさきクロニクル 1〜4話」
1月からAT-X、BS朝日と一部の民放(4局)で放送中の新番組。
ダイバージェンス・イブの第2期です。話は繋がってるらしい。
前作の最後で何か大きな出来事があって主人公たちが時間障壁に
閉じ込められてしまうらしい。地球や月もその巻き添えに!?
なぜか基地(ウオッチャーズネスト)が月の上空にあって、
地球が時間障壁に捕らえられてるみたいな感じになってます。
調査のために地球に降り立ったメンバーの前には消えてしまった
みさきの姿が。そして降り立つたびに地球上は全く別の時代で。
今いったい我々に何が起きてるのか!?って感じの展開に。

前作を最後まで見てないので話がさっぱり……
前作をちゃんと見ててもさっぱり、と巷では評判ですが(爆)。
前作と同じように毎回冒頭に少しずつ状況を見せていく手法で
ある程度見ないと何をやってるか分からない気がする。
にしても、この手のシリアスっぽい内容をやりたいのなら
メリハリ異常なわざとらしいキャラデザインは何とかしようよ。
エロアニメのほうがずっと普通なんですが。


「BURN-UP SCRAMBLE 1〜4話」
1月から一部の民放(5局)とAT-Xで放送してる新番組。
前作にあたるバーンナップエクセスと同じ設定です。
と言ってもリオ、マヤ、リリカの3人の名前が同じって以外は
監督も脚本もキャラデザインもキャラ設定も声も違うので……
もはや別の作品と言ってもよいかと。
キャラデザインがメリハリ過剰なトコだけ前作と同じです(爆)。

で、中身ですが1話の冒頭から炎が凄いありさまで……
エンディングもたぶん未完成版だし。おいおい大丈夫かよ?と思ったり。
2話は1話とうってかわって映像的に断然マシなデキでほっと一安心!?
キャラ描写は前作よりも濃いめでリオの占い中毒な描写が面白いかも。
今日のラッキーカラーで自転車を塗り替え!?るほどの徹底っぷりが。
3人のキャラの性格づけもハッキリと描き分けられてるし。
1話のアレな部分に目をつぶれば(爆)わりと見れるんではないかと。


以下は18禁なので順位は別扱い。

「ピュアメール 1〜2」
30分×全2本の18禁OVA。原作はたぶんエロゲーです。よく知らん。
緒方圭と奈川碧は二人とも過去の出来事が原因で人付き合いが苦手だった。
そんな二人がチャット上でA.W.とEVEとして出会う。
自分を隠せるチャットの世界だから、二人は違う自分を演じつつ
でも少しずつ心を開いて互いに引かれていくのだった。
そんな時、緒方はEVEが同じクラスの奈川であることに気づく。
現実でも奈川とは多少の交流はあったけど、チャットでのEVEの
A.W.に対する態度との落差で、A.W.への嫉妬を覚えるのだった。

ふと、ユーガッタメールを思い出しました(笑)。
メールとチャットの違いこそあれ似たような構図だし。
でもこっちは最後まで同一人物だと言うコトは明かさない。
そして現実とチャットの対応の差異で微妙な心の変化を描いてる。
ネットを使った仕掛けとしてはいいトコ突いてるなと感心したよ。

この作品が今まで見たエロアニメの中では一番ストーリーがいいかも。
カイトやメゾフォルテはストーリーじゃなくて映像が凄いので。
あとエロシーンがストーリー上でちゃんと意味を持ってるのも珍しい。
つまりエロシーンをカットすると内容が成り立たないって意味です。
描写を甘くして君望みたいな普通のアニメにする選択肢もあるけど。
ただ最後の緒方と奈川のエッチシーンは展開が早過ぎな気もするね。
あそこはキスシーンだけのほうが、それっぽいような。
60分だけなんで仕方ないのと、エロアニメとしてのサービスかなと。

ところで主役の緒方くんって鈴村健一さん……
違う名前になってるけど喋り方のクセからして間違いないよ。
(聞き覚えがあっても名前まで出てくる人はそんなにいないが)
やっぱあれですか?
鈴村さんのファンの人はこの手の作品まで追っかけるんでしょうか?(笑)
まぁ、これはエロアニメとしてはかなりマシなデキだったりするし
見てもウゲゲって感じはそんなにしないとは思いますが。


実はこれを含めてエロアニメを大量に見たんだけど
時間切れなので他のコメントは次の機会に。


天職とはこのことかも (04/2/12) 次へ 前へ
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今月は余裕のはずだったんだけど結局ギリギリいっぱいに。
そして毎度のようにコメント落ちてます(汗)。


では恒例のおすすめを。12月分です。

女性誌の今月の1冊はよしながふみさんの「愛すべき娘たち」に。
全体で一本の話というわけではなく、それぞれ違う人たちの違うエピソード。
ただ全く無関係というわけではなく、少しずつ関係のある人たちのシリーズ。
それぞれの女たちの様々の愛の形態を、時には淑やかに、時には大胆に、
つーかその展開は大胆過ぎだろう(笑)、って感じで描いてます。
ちなみに大胆過ぎなのは読めば分かります。エロマンガかと……(爆)

コメントは真ん中へんのエピソードから。
(ネタバレしないように鼻の詰まった感じの説明だけど勘弁して)
彼女が選んだ仕事って、普通は純潔を捧げるってイメージだから
どっちかと言うと「してはいけない」みたいに思いがちでしょう。
だけど、特別な誰かではなく、全ての人に分け隔てなく与えるのだ
と考えれば、まさに彼女ために天が用意した仕事って感じではないかと。
展開は読めなかったけど、確かにこれ以上相応しい答えはないっすね。

今月のいい感じだった作品は「君は宇宙」「諸葛孔明 時の地平線」でした。
「君は宇宙」は「サディスト神様マゾヒスト仔羊」と同時期の作品で
よーするに少し前のエルティーン・恋愛至上主義時代の作品です。
収録順は(いつもと同じ?)古い順でこの本に限れば前(古い)の2本が
インパクト強めって感じかも。特に2本目が一番印象的かもしれない。
(コメントは1本目の表題作について)

「crossroad」時間がなくて1巻目がコメント落ちたやつです。
そして、実はこのコメントは1巻目のものです(汗)。
この作品は花実(姉)とナツ(弟)の血の繋がらない兄弟の話が中心で
1巻は花実の視点で以前にナツを傷つけたエピソードが語られて、
2巻ではナツの視点でそれに絡んだエピソードが語られるのです。
と言ってもエピソードのメインはナツとすばる(従弟)の話。
なので2巻のコメントを書くよりは1巻の方が本筋っぽいかなと。


男性誌の今月の1冊はありません。
4冊しかないし。2冊ほど予定したの落ちてるけど(汗)。
まぁ、それは次の機会と言うコトで。

「エンジェル・ハート」このコメントは父親のリョウと香瑩のことを
書いてるんだけど、今回は香との親子って感じで描かれてたり。
ちょっと違うけど似たような意味だし、そのままにしておいたよ。
てのはただの言い訳です(爆)。

「ローゼン・メイデン」これも前回コメントが落ちたやつです。
PEACH-PITさんって月刊とはいえ3本も同時連載とは凄いっすね。
DearSはストーリー展開が変(笑)だけど、ZOMBIE-LOANとコレは
ストーリー的にはわりとシリアスっぽい雰囲気なのです。
ただノリはDearSと同じでポップコメディなテイストだったり。
徹底的に遊びつつシリアスに進められるバランス感覚は見事かも。
破天荒遊戯の遠藤海成さんを彷彿とするっすね。
DearSは中身が中身なので凄いのか凄くないのか判断に困ったけど、
わりと最近の新顔では群を抜いてハイセンスで上手いかもしれない。

ちなみにこのコメント最初はもっと普通でした。
一度書いたのを消して、ふと思い立った日記もどきにしたのです。
ストーリーを全く表現してないという素敵すぎるコメントですが(汗)。
まぁ、たまにはこんなのも良かろう。


同僚と恋人の違い (04/2/5) 次へ 前へ
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新しいウィルスメールが大量に届いてます
(ここを見てる人が感染してるってことです、ご確認を)
しかも発信元を偽装してるのでリターンメールまで……
ウィルスメールは返信しないようにしてくれんかな。


さて、今期の新番組ですが
現状ではそれなりに見れるって感じのが多いかも。
今のところ一番続きを見てみたいと思ったのは「マリみて」だけど
10月組継続分(R.O.D、プラネテス、ガンスリ)ほどじゃないかも。
あと今回は出てこないけど意外な大穴が「光と水のダフネ」かな。
今週からモンキーターンと被るのでどちらをビデオデッキに回すか
判断するために緊急で見てみたのです。なんか結構デキいいよコレ。
コスチュームデザインにはギョっとしたけど(爆)。
(コメントは4話が放送される今週末以降に改めて見て書きます)

てなわけで今週の感想を。
毎度のように面白かった順(好みの順)。

「ウィッチハンターロビン 12〜13」
やっとラストです。
プロモーションクリップに入ってたロビンプロジェクトってコレか。
そしてラスボスはこの人だったのねん(誰かは自分の目で確かめろ)。
堂島の裏の顔にもビックリ。そんな設定があったとは。
なるほどアレなら最初の方のあの態度でもクビにならんよな。
(上司の強力なコネで遊んでてもクビにならないと思われてた)
堂島は後半キャラが化けたっすね。署長も最後は大活躍してるし。

驚きと言えばマイケル。
彼ってSTNJに住んでたよーで(笑)。引きこもり状態だったとは。
家に帰らず夜でもずっとパソコンの前に居ると思ってたら。
建物から出ても敷地内の噴水?の穴の前で休憩してるだけだし。
つーかマイケルのゴハンは誰が買ってきてるんでしょう?

ところで
マイケルみたく同業者がカッコ良く描かれてるとちょっと嬉しい(笑)。
カッコ良いと言ってもうわべだけのペラいカッコ良さではなくて、
カッコ悪さや弱さも描いたうえでの魅力的な描かれ方というか。
BPSは確かにリアルだけど……やつは全然魅力的じゃないし(爆)。
(BPSでやってる内容はリアルではないっす)

この作品はラストに向かって怒涛のように盛りあがるわけではなくて。
最後のクライマックスも結果的にクライマックスって感じだし。
なんと言うか最後まで空間の雰囲気とかなにげない感情表現とか
そーいうディティールに徹底的にこだわった作品でした。
話の盛り上がりと反比例して人間描写が希薄になったLASTEXILEと
全く逆の展開だったっすね。最後まで人間のスケールの話だし。
作品は全く似てないけど「魔法遣いに〜」にスタンスが近いかも。
考えてみたら両方とも魔女っ娘ものだし(笑)。


「プラネテス 13〜16話」
ハチマキとタナベってやっぱりそーいう関係になるのか。
確かに恋愛光線(byリュシー)が出てる感じはあったけど。
でも社内恋愛禁止ってのもあながち無茶ではないかも。
上手く行ってるうちはいいけど別れた後はさすがに気まずいし。
事務系とか営業系ならまだしも、デブリ課なんて同じ宇宙船の中で
共同作業をやる時間が長かったりするし。居たたまれないものが。
別れたらどっちかが移動願いでも出すんかね。
などと付き合い始めて幸せな二人に水を差してみたり(性格悪っ)。

ところで
16話の内容って確か原作1巻の最後に入ってたような記憶が。
原作のエピソードって判別がついたのは実はこれだけだったり(爆)。
つーかこの時点でまだタナベは居なかったのだった。
どーりで、なんか見たこと無いキャラだと思ってたら(汗)。
原作でもこの先ハチマキとタナベは付き合うのかな?<自分で読めよ

タナベといえばアニメではこの時点でハチマキと付き合ってるわけで。
診察を待ってる間は祈るような面持ちで一言も言葉を発しなかったのに
少なくとも体は大丈夫って知って逆に泣き出してしまうのだった。
いつもの調子のいいハチマキの態度に怒るフィーと、泣いたタナベ。
これが同僚と恋人の違いってやつだね、とか思ったりして。


「マリア様がみてる 1〜4話」
1月からテレビ東京系(3局)で水曜深夜に放送してる新番組。
AT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はライトノベル(コバルト文庫)で読んだことありません。
内容は公式サイトを参照してくだされ(汗)。
ちょっと簡潔に説明するのが難しい基本設定なので。

見始めて数分はこの独特の雰囲気に面食らってました。
ロサ・キネンシスとかロサ・ギガンティアとかアン・ブゥトンとか
次々に出てくる固有名詞が人の名前に聞こえなくて(建物の名称かと)。
呼び名が三通りもあって誰が誰やらさっぱり分からないし。
しばらくは顔と名前が一致しないという素敵な展開に……(汗)
でも、いつのまにやら慣れました。名前と顔も一致するように。
人の適応力というもの思い知ったよ(笑)。

小説は文字なので問題は無いのかもしれないけど、
アニメとかの映像作品は固有名詞が乱舞するのは難しいっすね。
いっそ固有名詞を出しまくりの銀英伝みたくテロップ入れるとか(笑)。
この内容でそれやったらどーなるかな。非難轟々だったりして。
アニメで初体験の人は見た後に公式サイトで復習するのが良いかも。

舞台設定はちょっと現実離れしてる、
とは言え全く有り得ないわけではなくどっかには有りそうな舞台。
で、そこで展開する人間模様は、美しいけどわりと現実的な話。
祐巳が祥子様のロザリオを断る理由というのが、嫌いだからではなく、
むしろ好きだからこそ、そんな理由でスールになるのはツライってトコ。
とっても現実的で共感できる話が、幻想的な舞台で描かれるのです。
この作品が人気がある理由が分かったっつーか、みょーに実感できたよ。

そして学園祭の後に祥子様のロザリオを祐巳が受け取るシーンで
涙がボロボロ出てきてしまった(汗)。作中の二人は涙無いんだけど。
心が通じ合うシーンにいたく感動してしまったらしい。
さも他人事のように言うなよ……


「ごくせん 1〜4話」
1月から日本テレビ(のみ?)で火曜深夜に放送してる新番組。
原作は女性誌(YOU)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
赴任して来た新任教師が問題生徒が揃うクラスの担任することになり。
彼女は生徒の態度に怖がってるふりをしながら実は全く動じてなかった。
それもそのはずこの新任教師の山口久美子の実家は極道の大江戸一家で、
彼女は組長の跡取(孫)娘にして現在は組長代理でもあったのです。

考えてみれば女性誌のマンガからテレビアニメって初めてでは?
コバルト文庫のテレビアニメも珍しいけど(他は炎の蜃気楼だけか)。
ものすごい数の新作が放送されてる今日ならではって感じか。
正直言ってこの作品に関してはアニメ化されただけで奇跡ですよ。
夕方放送してとか、全国ネットしてとか、2クールやってとか、
みなさん今の少年マンガ以外のアニメの扱いを知らな過ぎです(泣)。
見れない地域の人はDVD(セル同時)レンタルまでしばし待て!

内容は……原作を知ってる人は驚くこともないだろうけど
全く基礎知識がないと青年誌のマンガのようにも見えるかも。
タイプ的には青年誌と女性誌をミックスしたような作風っすね。
あんまし多くはないけど女性誌にもこーいう作品はあるのです。
描線がシャープなのと女性がしたたかなのが女性誌っぽいトコかな。
(最近の青年誌は女性作家も多いので境界線は薄れてきてるけど)
にしても犬が喋るのってドラマではどーなってたんだろ?
ハリウッドみたいなSFXなしに犬に演技させるのは難しいような。

ところで作品そのものは全く似てないけど
ヤンクミ(山口久美子)と超GALS!の蘭ってタイプが似てるような。
クソマジメってわけではなく、適度に力を抜く要領の良さがあって、
でも曲がったことは大嫌いで、腕っ節が強くて浪花節なところが(笑)。
よーするに女に好かれる女キャラの類型というやつかも。


「エリア88 1〜4話」
1月からテレビ朝日(のみ)で木曜深夜に放送してる新番組。
アニマックスでもやってるので関東以外の人はそちらで。
原作は少年誌(確か少年ビッグ)のマンガで昔全部持ってました。
内容は親友に騙されて紛争地域の前線にパイロットの傭兵として
行くことになった主人公が、そこで遭遇する戦場と人間のドラマ。
戦闘機を中心にしたマニアックな兵器の描写も見どころです。

確か昔一度アニメ化されたはず。見た記憶があるから。
ただ昔のことで記憶が不鮮明なので比較のしようもないけど。
で、これなんですが……デキはあまり良くない(爆)。
キャラ絵とかの手描きの部分は、まぁ、それなりって感じだけど
作品の主要部であるメカ描写のCGの動きがちょっとヒドイと思う。
1話が特にヒドイ。着陸時に事故ったシーンの動きに眩暈がしたよ。
2話はこの4話中では一番マシで全部このレベルなら許容範囲なんだけど。

ストーリー的には……原作はかなり忘れたので忠実かはわからん(汗)。
ただ原作の長さから言って1クールや2クールでは量的に全部は無理なので
最後までやるならエピソードをかなり端折った感じになると思います。
一本のストーリーと言うよりエピソードを積み重ねて進むタイプだし。
その一つのエピソードをアニメでは1話分にして描いてるって感じ。
原作うんぬんを無視すれば、内容はそれなりに面白いかな。


「モンキーターン 1〜4話」
1月からテレビ東京系(6局)で土曜深夜に放送してる新番組。
BSジャパンでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(サンデー)のマンガで読んだことありません。
内容はよーするに競艇選手を目指す少年の話。<そんだけかい
とにかくそれしか見えないって感じで、日々の行動や経験の中で
競艇に関するノウハウを掴んでくハウツー成長モノです。

これもCGを使いまくりですな。
でもエリア88よりはずっといい。映像的にもずっとマシ。
同じ枠の前番(人魚の森)よりも見た目が断然マシだったりします。
ただ若干気になるのがモーターボートを上の人間の動き。
モーターボートは物理計算の直線的な動きでも違和感ないけど
人間まで直線的な動きなので変です。顔もみんな同じような……
FF10級の予算がかけられるわけはないので仕方ないんだろうけど。
(顔がアップになる時は手描きなのでそこは大丈夫)

内容的にはほとんど競艇に関わるものだけなので
主人公にシンクロして競艇に興味を持って見てれば面白いと思います。
レースシーンとかはわりと臨場感があってワクワクすると思うし。
でも競艇に興味が持てないと、ちょっと厳しいかも。


「ゆめりあ 1〜4話」
1月からBS-i(のみ)で木曜深夜に放送してる新番組。
原作はプレステ2のゲームでやったことありません。
主人公は智和は16歳の誕生日の夜に奇妙な夢を見る。
異世界のような風景と、変な物体と戦ってる少女という夢。
少女は敵らしき物体に攻撃されて智和の上に落ちてきた。
そして目がさめると、さっきまで夢にいた少女が隣に寝ていた。
この時から不思議な夢を巡る物語が始まる。

見始めて最初に思ったコト。ああ、なんかギャルゲーっぽい(笑)
美少女アニメは腐るほどあるけど、露骨にギャルゲーっぽいのって
実はそんなに多くないので、意外と新鮮かもしんない!?
いかにもなキャラメイクと配置、カラフルでありえない髪の色(爆)。
てなわけでリアリティとかそーいうのはあんまし無いです。
でも、オーバー気味のキャラ描写でみょーにノリがいいって言うか
シナリオが良く頑張った!?って感じでわりと面白いと思う。

ちなみにいわゆるハーレムモードな作品です。
主人公は彼女いない暦年齢なのにいきなりモテモテ状態です。
それって不思議ミステリー!<もう終わったし


「超重神グラヴィオンツヴァイ 1〜4話」
1月から一部の民放(5局)とキッズで放送してる新番組。
前作の続き……と言ってもここから見ても問題無いような。
あいかわらず得体の知れない敵が宇宙からやってきて
グラヴィオンというロボットで戦うって内容なので。
つーか前作ではいったい何が進展したのでしょう!?

この作品を一言で表現するなら、行きすぎた悪ふざけ(爆)
バカバカしい舞台設定でバカバカしい内容を仰々しく演じてる。
ギャグってるわけではなくマジで。よーするに歌舞伎みたいなもん。
まぁ、この(まさに)芸風についていけるなら面白いんじゃない?

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