リンク依頼が来た日 (97/8/17) 次へ 前へ
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先週暑いって書いたら、ここ数日はなんか肌寒いし……
いきなり10度も気温が上下してたら、いくら人間は
ちゃんと体温調節機構を備えてるって言っても、やっぱり影響あるよ。
限度というものがあると思う。確かにこれも冷夏だけど……

そんなわけで、ちっと体調がおかしくなってしまいました。
こんな気候なんだから、当然だよ、とか言ってみる(笑)。
だからコンテンツの更新もちょっとだけです。

途中まで今週はサボるかな、とすら思ってた。盆休みなんだし。
リンクを追加した分のフォロー作業なんかもやってはいたけど。
とにかく作業が遅々として進まなかった……
なんかずっと眠いの。充分すぎるぐらい寝てるのに。
寒いからなんだろうか。まるで爬虫類のようだ(爆)。


そんなわけで、今回もさっさと裏話に突入じゃ。
タイトルにあるようにリンク依頼が来たのです。
あれ、リンクしてるとこは何ヶ所もあるのでは?と思うかも。
確かに現在までに確認してるのだけでも10ヶ所ぐらいあります。
でも、基本的にこちらが先に張ってるのです。つまり相互リンク
友達リンクとかは、先に相手が張ることもあるけど。
(検索エンジンの数は含まない)

だから全く知らない相手から連絡が来たのは始めてなのです。
しかもオフィシャルサイト。これはかなりびっくり。
個人のサイトを集めてるとは言っても、それこそ数は無数にあるわけで、
選ばれたのはとっても光栄なのです。なんか認められた感じ。

ずいぶん苦労してるわりにあまりに反応が鈍いので、
結構がっかりしてる部分もあったりして。見えないかもしれないけど。
よーするするに強がりなんだよ。性格がアスカだから(?)。

でも、少し光明が見えたような気分がしてきたので、
宣伝強化の大作戦を前倒しで実行することにしました。
ホントは盆休みの期間に新着情報に入るのは、
効果を考えるとあまりに空しいんだけど。

例の映画はいつまでも上映してるわけじゃないし。情報には旬とか
鮮度とかも当然あるので。盆休みの真っ最中のしかも土曜日に、
Surfersparadiseの登録を更新してきました。
効果がどの程度出るのか期待半分、心配半分といったところ。
まー減る可能性はほとんどないので、それだけはいいのだけど。
(つまりそれだけ宣伝効果が低かった)

せっかくなのでSurfersparadiseの広告バナーも登録しました。
見たことない人のためにここに貼っておきます。
これだけを目的でわざわざ見に行くのも空しいし(笑)。
なんとこんなのでも3時間もかけた労作なのだった(爆)。
あーだ、こーだといろいろ試行錯誤して。あげくが無難なカタチに(泣)。

(広告バナーは削除しました)

最初はもっと文字を並べたかったのだけど、
読めるサイズではこれが限界みたいなので、涙をのんで凝縮。
なんか一見すると通しで意味がありそうな感じに見える。
ここを見てる人だったら文字の意味は分かると思うけど、
知らない人にはどんな感じに見えるのでしょうか?興味津々。

お馴染みの白黒バージョンも作ったんだけど、周囲の色が明色と
暗色とどちらになるか保証されないみたいだったので保留に。
なんか苦労したわりにはイマイチな気がする……悲しい。
そのうち、また作り直すかもしれない。

そんでは今回はホントに短いけど、なんか眠いのでこれでお終い。
いつもこのぐらいの長さの方がいいかもしれないな(笑)。


補完計画は終わった (97/8/10) 次へ 前へ
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世の中はそろそろ夏休みって感じでしょうか。
もちろん、学生の話じゃなくて企業のことですが。
またまた暑くなってきたし。すっかり寝苦しい昼になった(爆)
今年は冷夏って言ってなかったっけ……
期待してるんだけどなー(笑)。

さてさて、今週はすっかり更新作業に疲れてしまったので、
いきなり裏話に突入でーーーぃ。

題して補完計画は終わった。
と言っても、人類補完計画の話ではありません。
人類補完計画も終わったみたいだけど(爆)。
このホームページがいくらあの有り様(笑)だとしても、
それだけを語ってたりする訳じゃないのは、隅から隅まで読んでる人なら
先刻承知でしょう。でも、隅から隅までなんて人はいないか(笑)。

ある人曰く「濃い」ホームページらしいし。
あまりに適切な形容なんで、唸ってしまったよ(笑)。
これから宣伝するときに、その形容を自分で入れようか、と思ってるぐらい。

話を戻すと、
ようするにNetscapeNavigator見栄え補完計画が完了したのです。
2ヶ月余りかかったけど。ついについに(感涙)。
しかも最後のツリー表示を直してるうちに、微妙な位置ズレの原因が判明。
これは先週の更新が終わった次の日に分かったのだけど。
たいした作業量ではなかったので、全部を一気に直してしまいました。

その結果が今の状態。なーんとInternetExplorer(IE)での見かけと
ほとんど同じになりました。これが世に言う100%コンパチブル
うーーーん、やれば出来るもんなんだ。
これでNetscapeNavigatorを使ってる人も負い目はないはず。
そんなものは最初っからナイって。
良く見ると表紙の下にある注意書きとか、そこのリンク先の
「推奨のブラウザ環境について」の内容も書き換わってる。
ヒマな人は読み直して見るといいかも。

なんかこんな微妙な位置合わせを徹底的にやってると、
ホームページ制作のプロみたい、とか思ったりして。
生活はホントにそんな感じではあるけど。
でもそれで収入を得られるわけじゃないから、プロとは言わない(泣)

しかもInternetExplorer(IE)で見ている人には、
これだけの膨大な作業の意味ってほとんどないわけだし……
なんかそー考えると空しくもあり悲しくもある
なんか一句読みたくなったよ。でも出てこない(泣)。

そのへんのノウハウも兼ねて、近日中に「HTMLデザイン小技」を
書き直す予定です。どーも文章が簡潔じゃないし、
サンプルや例を増やしさないと、判りにくく感じるし。自分でも。

ただ、一言だけここに書いておきたいコトがある。
HTMLの仕様を作った人のバカタレーーー
こんな解釈の曖昧な規格作ってくれたおかげでエライ苦労したよ。
もっと厳密な仕様にするのが、プロの仕事だ。

まー微妙な解釈の違いも問題だけど、
それよりもっともっと言いたいのは、仕様の甘さ。
だいたい文字のサイズと画像のサイズの比率が全く保証されないとか、
横幅変えたら、文字の改行位置がどんどん変っていくとか……
ちょっとそれはあんまりでは。

そーでなくても、日本語の横書きは読みにくいというのに。
横幅が異常に長い行は、ことさらに読みにくいんだから。
しかも単語の途中で改行するのも、さらに読みにくい。
そのうえ行間は全然空いてないし……
これは、日本語のローカライズをした人が日本語を全く判ってない
だけだけど。なにしろ、英語モードではちゃんと行間がある。

このホームページを見続けてる人は気が付いてるかもしれない。
NAVIがこのHTMLの仕様に重大な不満を持ってるって。
なにしろ改行は全部自分で入れてる
すんげー鬱陶しいよ、この作業(爆)。でも読みにくいのよりはイイ。
あんた(ブラウザ)の勝手なんかにはさせない。
という意思表示なわけです。ブラウザなんか信用してないから。

やってはいないし、やったらかなり顰蹙買いそうなコトだけど、
実は一行毎に見えないビットマップを貼って行間を空けようか、
なんてコトも考えてた。作業量も半端じゃないし、
そんなトコまでフォローしてらんない、というわけでボツになったけど。

ぜんぜん一言になってないような気がする(笑)

後日このへんの内容もきちんとまとめて「HTMLに物申す」に書く予定。
ケチばかり付けずに、もっと建設的な提言もいっぱいあるよ。
例えば日本語の何たるかを良く知ってる人を、ブラウザ開発の現場に
入れて欲しいとか。これはソフト全般に言えることだけど……
技術系の人だけでやってるから、こんなコトになるのさ

今回は短くするつもりだったので、こんなトコでお終い。
どこが短いって気もするけど(笑)。いつものよりは短い(爆)


カウンターテナーに思うこと (97/8/3) 次へ 前へ
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なんか、ほぼ1ヶ月ぶりに予定日に更新出来ました。なんてめでたい。
しかも今回は予定以上の作業までこなしてしまったし。
こんなトコで運を使い果たしてしまったら、事故にでもあったりして。
そんなバカな。

とゆーわけで、何日か前にエヴァの完結編を見てきました。
余裕で座れると思ってたのに、なんか立ち見してしまったよ。
だから来ちゃダメだって言ったのに(おいおい)。

それにしても……あそこまで主題に走るとは。
もっと判りやすいエンターティメント作品にでもするのかと思ってたのに。

以前、エヴァにとってのロボットやSFという設定は、
主題を描くための記号に過ぎなくて、
言ってみれば見せかけの着ぐるみみたいなもんだ
本質は観念的でディープな心理劇なんだよ、とか言ってたんだけど。
ホントにそんな感じになってしまうと、返す言葉もない。

よーするに、TVの最後の2話で描き切れなかった内容を補完してるだけ。
TVとは違った結末を求めてるとか、TVの最後の2話が謎だと思う人は
見てもしょーがないかも。現に終わってない、とか言ってた人もいるし。
ちゃんと終わってるよ。それに、最後の2話は謎でも何でもない。

個人的にはあーゆーの好きだからいいんだけど。
すっかり「Komm,susser Tod」がヘビィローテーションだし(笑)。
すでに2、30回ぐらい聞いた。これ出たのいつだよ(爆)。

このへんは、後で書き直してエヴァのトコに載せるかもしれない。
でも、気持ち的には何かケリが付いてしまったので、
以前からやりたかった新たな展開なんてのをするかもしれない。
具体的な予定は未定だけど。内容も内緒だよ(笑)。


さて、今週の更新ですが予告通りコミックのページを全面改訂しました。
これからは毎月、最初の週末に更新する予定です。あくまで予定(爆)
書くときの気分によって、全然違う方向性のコメントになってる。
まーいいか、舞台裏がそのまま見えるみたいで面白いから(おいおい)。

来週は、久しぶりにリンクの更新をしようと思ってます。
すでにいろいろ収集しているんだけど確認・連絡の作業が必要なので、
来週まとめてやります。でも来週って企業は夏休みかもしれない……
連絡しても返事がないかも。どーしよう。


そんなわけで、コミックのページに関係ある裏話を。
「もののけ姫」の主題曲を歌ってる米良美一さん。
言われないと女の人かも、と思えるような高い歌声。カウンターテナー。
ここで、この人のプロフィールや、
「もののけ姫」の話をはじめようというのではないのです。

まるで女声のような男声というと思い出す人。川上進一郎さんという人。
「11人いる!」の主題曲を歌ってた人。
そしてこの作品こそが、NAVIにとって重大な転機を生んだのです。

このタイトルを見て、あっ!って判る人はどの程度いるのかな。
誰も知らなかったりしたら悲しい……
(原作)作品も作者もマンガとしてはかなり有名なのだけど、
映画はそんなに有名じゃなかったし、客もたいして入ってなかった
これが映画化されてること知らない人も多いかも。

しかもNAVIはこれを見に行ったんじゃなかったし(爆)。
人に何か言える立場じゃないよ……
まー、あの当時マンガって少年マンガしか読んだことなかったので
少しは情状酌量してくれ。やっぱダメかい。
それが今じゃこの有り様だから、その間にとても重大な何かがあったのか。
その話をこれからするのだけど。

少し話を戻して、この時何を見に行ったのか、と言うことを。
この時に一緒に上映してた「扉を開けて」を見に行ったのです。
この当時、SF小説にとっても凝ってて、いろいろ読んでたわけ。
特に星新一さんは今でも一番好きな作家と言えるかも。

読みやすい文章なんで誤解されやすいけど、安易じゃないんだから。
昔はすんなり読めたんだけど、今では背筋が寒くなるようなコト
いろいろ書いてあるのに気が付いちゃって、迂闊に読めない
「声の網」とか「白い服の男」とか凄い重いんだ、テーマが。

そんな話は今はどーでもいいんだよ。なんか話がそれた。
そんなわけで新井素子さんなんかも熱心に読んでたのです。
今なら、心理描写を多用してるから映像には向いてないって判るけど。
当時はそんな判断つかなかったから、映画を見に行ったのです。

で、結果は……今なら想像が付く、かなり悲劇的なデキだった。
押井さんあたりが作ってれば、モノになってたかもしれない。
そのかわり、思いっきり押井さんの作品になっちゃうけど。

そんな悲劇的なデキだけなら、ガッカリで終わりなんだけど。
一緒にやってた「11人いる!」があまりに素晴らしい内容で、
当時はかなりの衝撃を受けたのです。何なんだろうコレは、って。
緻密な設定、隙のないストーリー。
タイムリミットに向けて怒涛のように収束してくあれこれ

そして、そこから原作コミックに手を出すわけです。
その時は良くデキてるぐらいにしか思わなかったんだけど。
なにしろ、映画はストーリーの細部を再構成してあって
もともとのデキのよい原作より、さらに隙がなかったから。

でも、せっかくだからと
同じ作者の「ポーの一族」と「トーマの心臓」を読んでみたのです。
説明しなくても判る人には判るとは思うけど、
この作者というのは萩尾望都さんのことです。
そして、いきなりこれらの作品というのが、どんな事態になるのか。
これも判る人には充分すぎるくらいよく判るとは思うけど。
価値観が全て引っくり返ったような、そんな衝撃を覚えたのです。

正直言って、それまでマンガはさほど熱心に読んでた訳でなくて、
面白いとは思ってたけど。そんな重要にも思ってなかったから。
凄いなんて思ったことも当然のように無かったのです。

それが、もー凄いとしか表現のしようがなくて。
マンガの表現力とか映像の凄みみたいなのを突きつけられてしまって。
当然のように転んでしまったわけです。萩尾望都さんに。
この後も「半神」「メッシュ」……と衝撃は立て続けて襲って来て。
そしてNAVIの中ではマンガ描きとしての絶対な位置になったのです。
これは現在に至るまで揺らいだことはない。

この後は、いわゆる24年組と言われる、大島弓子さん、竹宮恵子さん、
山岸涼子さんと、読み進んでいくのです。
「バナナブレッドのプディング」や「風と木の詩」等など、
マンガってこんなことも描いていいんだと言う衝撃の連続だったから。
だから、NAVIにとってマンガを意識して読み出したのは、
少女マンガだったのです。そして改めて少年マンガに帰っていった。

偏ってる理由はそれだけじゃないんだけど、
そのへんの話はまた機会があったらすることにしよう。

自分で言うのも何だけど、今までに膨大な数のマンガを読んできて。
でも、少女マンガ初体験が萩尾望都さんと言うのは、
やっぱり凄いことかもしれない、と思える。偶然に感謝してる
そーでなければ、ここまでマンガを追求することもなかったし、
マンガの凄さに気が付かなかった可能性が高いから。
普通の人と同じように、マンガを卒業してたかも。

マンガを卒業という表現は、かなり気に入らないけど。

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