これが私の意思 (05/3/27) 次へ 前へ
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情報が遅すぎだけど「百合姉妹」って休刊したそうで……
いつまでもvol.6が出ないと思ったらそーだったとは。
好きな作家が何人も描いてて楽しみにしてたので悲しい。
他で活躍してる人はまだいいけど他に描いてない人もいるから。
快楽天が路線変更してから森永みるくさんは描いてないし。
と言ってもこーいうのが描きたいなら他に雑誌はないのだった。
元のフィールドの美少女系は女同士はあまり受けないみたいだし。

今は「きらら」と「百合姉妹」しか買ってなかったので
たった1誌しか無くなった……と言いたいところだけど
「きらら」は別冊誌や増刊誌を増殖しついに月3回体制に。
ちなみに「きららMAX」が別冊(同系の別雑誌)で
「きららキャラット」がきらら本誌の増刊です。
なのでキャラットで人気が出ると本誌に昇格することがあります。
「たるとミックス!」がまさに昇格組っすね。


では今週のビデオネタを。

「Xenosaga THE ANIMATION 7〜12話」
1クールなんでこれで全部です。
6話にしてもうクーカイ・ファウンデーションに至るけど
ゲームだともっと後の方なので展開早いなって感じがしたよ。
でもその後は内容的にかなり重要なシーンが満載なので
たぶん前半を早足で後半をじっくり描くのだろうと思った。
で、実際にそんな感じになってます。

特にラストの方の緊迫感や感情の高まりは凄いものがあるね。
本筋のストーリーそのものは途中で終わってたりするけど、
(ゲームの方がそもそもそーなってるので)
一つの作品としてキレイに終わってて結構感動的なのでした。
ボロクソ言う人が多いけどRPGのアニメでは一番成功してると思うよ。

ゲームとアニメの最も違う部分と言えば自分で行動する部分です。
と言うかゲームはRPGという性格上、シオンたちがバトルします。
でもアニメでは時間的な制約で戦うシーンはほんの少しだけです。
(この内容でバトルシーンを入れたら2〜3倍の時間が必要です)
なのでバトルシーンのいろんな技を見る機会が無いのでした。
ゼノサーガのバトルシーンの技って結構見映えのする技か多いので
時間的に余裕のある人はゲームをやってみるといいです。

でも、実はちょっとだけバトルシーンの技を垣間見れる瞬間が。
U-TIC機関の陰謀によってシオンたちが星団連邦に捕まった時に
自分たちの身の証を立てるためエンセフェロンにダイブするのです。
※エンセフェロンとは擬似的な仮想空間のこと
そこにU-TIC機関が放った攻性プログラムが侵攻してきて
ビジュアル的にはシオンたちがロボットに襲われる展開に。
でもそこはイメージを実体化できる世界なので、それぞれのキャラが
自分のイメージした必殺技を使って撃退するのでした。
よーするにモモの魔法少女風の技もゲームに実際にあるので(笑)。
シオンは持ってる技の中で一番イロモノなやつだったり(爆)。
空中に魔方陣みたいのを描く技をやると思ったんだけど。

バトルシーンと言えばKOS-MOSです。
アニメで見てると無茶苦茶強力な兵器のKOS-MOSだけど
実は自分でプレイしてるとあまり強くありません(爆)
でも、ゲームでもムービーシーンではアニメと同様だったり。
力を出し惜しみすんな!って感じがしないでもなかったけど
ムービー同様の力をバトルで発揮するとゲームになりません(笑)。
一瞬で敵が殲滅するようなバトルシーンを誰が喜ぶかいな。
でも命からがら逃げてる時には一瞬で殲滅して欲しかった(汗)。
そーいう意味ではバトルシーン自体を全カットしたのは正しいかも。
バトルシーンまで映像化すると強さの整合性が取れないので。

そーいやキルシュバッサー(99式)のことすっかり忘れてました(汗)。
確かにアルベドがそんな呼び方をしてたのは覚えてたけど
それが特定の誰かだというコトをすっかり失念してました。
さすがにアルベドに攫われるモモの姉妹がいるのは覚えてたけど。
※姉妹と言っても血が繋がってるわけではないです
それがあんなに重要な役回りだったことは覚えてなかったな。
アルベドとの決戦のシーンはおぼろげに覚えてたけど。
ちなみにアルベドの決戦が終わって脱出するトコで止まってるはず。
なのでホントにあとちょっとでクリアしてたよーで。
でも、そのあとちょっとでゲームだと数時間かかるんですよ……

さすがに1クールだと全部のエピソードは入れようもないので。
アニメではバッサリとカットされてる部分もあるのです。
でもストーリー展開上わりと重要なシーンはほぼ欠落無く出てきます。
だからゲームをやったのとかなり近いレベルの情報は得られます。
むしろバトルで内容が中断されないので分かりやすいとも言える。
説明不足に感じる部分も多々有りますが、ゲームからそーなので(爆)。
そもそもエピソード1自体が物語の最後まで行かないし。
意味がありそうででも意味がよく分からない部分が結構あるよ。

で、そのカットされた部分で特に印象的だったのは
巨大なグノーシスの戦艦にシオンたちの乗った船ごと飲み込まれて
その中で何故か(オリジナルの)ミルチアの街並を見るというシーン。
(ファウンデーションに辿りつく前のエピソードです)
そして天の車の上にある模様がシオンの記憶の中にある
母親が入院してた病院の庭にあった模様と同じというシーン。
この2つのシーンに関しては可能なら入れて欲しかったけど、
全12話中に削れるシーンがないのでしょーがないっすね。
たったの12話でよくこの内容をやったよ、とすら思えるので。
2クール有ればこのへんのシーンも入れられたんだろうけど。
ま、興味があって時間がある人はゲームで見てみてください。

そんなわけで原作ファンとしては結構満足でした。
こんな感じで是非エピソード2もアニメ化してくれんかな。
いちおーゲームは買ったんだけどやってる時間取れないし。

※DVD(セル・レンタルとも)は4月からリリース


「好きなものは好きだからしょうがない!! 1〜4話」
1月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
原作はボーイズゲーム(18禁?)でやったことはありません。
内容はよーするに学園ドタバタコメディちょっとミステリー風味。
ちなみに4話までは完全に男キャラしか出てきません。
きっとここは男しかいない世界で性別は攻と受なんだよ(笑)

つーわけでBLゲーがアニメ化です。ホント何でもアリだな。
いきなり冒頭から夜這いしてるし。もちろん男同士でですよ。
続いてシャワーシーンだし。もちろん男キャラがですよ
このままエロエロ路線で突っ走るのかと思ってたら……
イメージしてたのよりずいぶん軽いコメティ路線でした。

まぁ、軽いのはいいとしてキャラが薄っぺらいのが何とも。
事故の記憶とか二重人格とかシリアス設定が見え隠れするわりに
それが4話までだとあまりストーリーに絡んでこないし。
1話ごとの読みきりエピソードが今一つだし。
テイストがポップなんでそこそこ見れるけど、それだけと言うか。

これシリーズ構成が池田眞美子(D.C.やケロロ)さんなので
どんな作品を見せてくれるか密かに期待してたのでした。
でも今まで見た中では一番シナリオに切れがないよーな。
そして監督は宮崎なぎさ(D.C.やネギま)さんの別名と言う説が。
OPと1、3話のコンテをやってるのでたぶん事実でしょう。
どことなくフルバ(アニメの)っぽいと思ったら、なるほどね。
つまりあのD.C.と同じ組み合わせだったりする。しかしそのわりに……
※美術監督もD.C.と同じです。制作会社も同じ。

ちなみに8話あたりから深刻な展開になるらしい。


「月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜 1」
去年AT-X、BS朝日と一部の民放で放送してた番組。
(放送は15分×12話+特別編でDVDだと16話+特別編)
原作は18禁の恋愛アドベンチャーでやったことありません。
内容は主人公の直樹とそのまわりの女の子たちによる学園モノ。

「Wind」と一緒に録画内容が消えてしまった「はにはに」です。
なのでレンタルビデオです。DVDレンタルも遅れて出ました(Windも)。
冒頭から主人公の直樹が廃墟をさまよう夢を見ていたり、
空から羽の生えた女の子が落ちてきたり、と思わせぶりだけど
その伏線はしばらく放置プレイで普通の学園生活が展開します。
と言うか1巻分の4話までは完全に学園モノになってます。
なので学園モノとしてのみ評価をした場合、
まるで抑揚のない内容というかなんというか……
まさに山なしオチなし意味なしって感じ。
キャラもいかにも作り物の記号キャラで魅力に欠けるし。
そこそこ見れるけど積極的に見たいとは思わないっすね。

録画分で12話と13話だけ辛うじて残ってたので見てみたけど
(1巻の内容で続きを見る気がなくなったので)
情報不足でイマイチよく分からんかった。当然ですが。
公式サイトのあらすじを見る限りは後半の展開が唐突過ぎ
裏設定の部分の説明も足りてないような気がするけど。


「HAPPY LESSON THE TV 1〜7 DVD版」
「HAPPY LESSON ADVANCE 1〜7 DVD版」
レンタルDVDを借りてみました。
ちなみにセル用と中身が同じで特典映像も入ってます。
(OVAの無印とTHE FINALも同じです)

ADVANCEはDVDのみ1分程度の追加シーンがあります。
後から追加したと言うより最初から余分に作ってあった感じ。
実は放送時のエンドフリップの絵が追加シーンの絵だったり。
※エンドフリップ=また見てねのところの絵
内容的にはカットしても話が通じるようになってます。
よーするにサービスシーンってことで。
でもあんまり露骨な感じのシーンは無いので念のため。
ふつーにテレビで放送できるレベルです。
(放送版の9話=THE TVの番外編と同レベル)
ハピレスにそーいうのを期待してる人はいないと思うけど。

DVDで初めて見る人のために追加シーンの位置を調べたので
書いておきます。その回の頭からのアバウトな時間です。
1話 6'25"〜 7'30"、2話 2'10"〜 3'20"
3話 11'10"〜12'15"、4話 5'25"〜 6'25"
5話 18'25"〜19'25"、6話 22'00"〜23'05"
7話 12'15"〜13'20"、8話 5'10"〜 6'20"
10話 9'50"〜11'15"、11話 7'10"〜 8'10"
12話 10'15"〜11'15"、13話 24'25"〜26'00"

カットしても話が通じる、と書いておいてなんだけど
実は5話(修学旅行の話)だけ該当シーンをカットすると
直後のシーンの意味合いがずいぶん違っちゃったり。

放送版の9話に関してはTHE TVの番外編なのでサービスシーンと
言えるような追加シーンは無いですが、放送時間枠の関係で
少しだけ(冒頭から約7'40"〜 8'00"の位置)カットされてます。

DVDの9話は放送版の9話と同じくカンナと子犬がメインの話。
カンナの過去話がクリスマスの景色に彩られて描かれてます。
放送の9話がコメディ基調でDVDの9話がシリアス基調なのが
THE TVとADVANCEの方向性の違いを如実に表してるっすね。

THE TVのDVDには追加シーンはありません。代わりに(でもないか)
映像特典としてチビキャラミニ劇場というのが入ってます。

他の映像特典としては
ハピレスらしく声優さんが出てくるものが大部分です。
無印1〜2巻が声優ライブのリハーサルや舞台裏の映像。
無印3巻が給食メニュー(を出すお店が有る)を食べに行く。
THE TVは魅惑のキャストルームと称して主要キャラの声優さんが
自分のキャラについて質問回答形式でいろいろ話します。
OVAの4〜5巻はキャストルームの続き。

ADVANCEはミニミニ☆キャラクターショーと称して
バラエティ番組風の内容を声優さんがやってます。
例えばなんちゃって「プロジェクトχ」とか「うたばん」とか。
「サンダルバード」(書き間違いじゃないです)なんてのも(爆)。
中身はタイトルから想像する通りフィギュアによる人形劇で、
所によりナイトライダーだったり、俺の歌を聴け〜だったり、
僕は死にましぇーんだったり、とやりたい放題好き放題ですが。
THE FINALの1〜2巻はビリヤード大会とその舞台裏。

特にどの声優さんのファンでもない人の感想としては
キャラについての話はそれなりに面白いっすね(これに限らず)。
ただ声優さんは基本的に自分の作品に対して好意的なので
これを普通一般のイメージと思わないほうがいいとも思ったり。
バラエティは知らない芸人がやってると考えればわりと見れます。
特に元ネタが露骨なやつほど面白いですな。


そんな○○はイヤ (05/3/22) 次へ 前へ
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なんかエルフェンリートを4月から地上波でやるそうで。
あのスプラッターなシーンは差し替えでもするんかな!?
いくらなんでもそのまま放送はできないだろうし。
でも1話は半分ぐらいスプラッターなシーンなんですが……

まぁ、でもせっかく地上波でやることだし
DVD初回版のみセットのサントラを単体売りしてくれんかね。
もう手に入らないし……とか書いてから楽天で検索してみたら
在庫が復活してるよーな。初回版なのに再生産したのか!?


では今週のビデオネタを。

「ブラックジャック 1〜4話」
※初回2話放送で3回まで。カルテ番号は0/1/2/4(3は未放送)。
去年の10月から日テレ系で放送してる新番組。
原作は手塚治虫さんの超有名なマンガでハードカバー版を持ってます。
内容は説明するまでもないと思うので省略(爆)。
知らない人は自分で調べれ

コミックスは何種類もタイプがあってそれぞれ収録順が違うけど
ブラックジャックの過去の話が最初に入ってるのは無かったはず。
だからいきなり事故に遭う話をやったのには??って感じだったり。
そして危惧されていたことだけど映像のデキが……ちょっとね。
特に一番最初のカルテ0の映像は表現技法が古すぎて眩暈が。
カルテ1はわりとまともでこれを1話にすべきだったっすね。
と言うかカルテ0は無かったことにしてくれ。

ストーリーはブラックジャックなんで面白い……んだけど。
設定がかなり変えてあって原作ファンには微妙な感じが。
シャラクと和登さんがレギュラーって何かの冗談ですか?
※二人とも「3つ目がとおる」のキャラです
あとB・Jは人間嫌いで人里離れた海のそばに住んでるはずなのに
シャラク達は同じ街に住んでてピノコと友達ってのも何だかね。
B・Jが良く行く喫茶店に本間先生の娘さんがいるのも何というか。
変えるなとは言わないけど原作とテイストが別物になってるよ。
こんな庶民的なブラックジャックはイヤん(爆)。

OVAや劇場版は原作とは絵もストーリーもずいぶん違ったけど
それでもこれぞブラックジャック!って感じがしたんだよ。
これは絵こそ原作に近いし原作のエピソードを使ってるけど
変にアレンジしてあって原作ファンに優しいわけでもないし。
見た目は比較するまでもないし……
て言うかOVAや劇場版を知ってる人にはテレビ版は悪夢かも(爆)。


「LOVE LOVE? 1〜4話」
去年、一部の民放で放送してた15分×9本のテレビシリーズ。
ビデオはすでに出てます。DVDレンタルはしてません。
「コス〜」「ヒット〜」と合わせて変身三部作と言います。
と言うことはよーするに内容が繋がっているのでした。
「超変身コス∞プレイヤー」という番組製作の裏側で
主役の女の子たちとメインキングカメラマン(で実は原作者)の
大泉直人がお色気タッチでラブコメな展開に!?って内容です。

内容がリンクしてるのでヒットと並行して見るとそれなりに
見れないこともないかな、って感じも多少はするけど。
この作品だけ単独で見るとテンポがだるくて中身ないです。
あまりにわざとらしくお色気シーンを(大量に)挿入してるし。
ハッキリ言ってヒット以外の2作は見る価値は無いかも(爆)。
最初からヒットをストーリーのベースにして他の2本の内容を
加えた1本の作品として作るべきだったような。


全ては火星の夢から始まった (05/3/13) 次へ 前へ
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今月は余裕とか思ってたけど、
やはりいつものように途中で詰まって時間が足りなくなったり……
そんなわけで毎度のようにタイトル落ちてます。


とにかく予定時間を激しく押してるので
さっさとおすすめに行きます。12月分です。

女性誌の今月の1冊は萩尾望都さんの「バルバラ異界」に。
今までバラバラに存在してて、偶然に一致してたキーワードが、
まるで霧が晴れるように互いの関係をあきらかにしていくのです。
時間や空間によって越えられないと思ってた両者の関係が
思いもよらぬカラクリによって結びついていたりもして。
得体の知れない何かが一つの絵に見えていく、まさにその過程。
ワクワクするというか。思考を激しく刺激するのでした。

今月のいい感じだった作品は「イブの眠り」でした。

「Hold me tight」
これで終わりです。
前巻の最後でもはや世界は終焉を迎えつつあって、
この後どんな展開でオチをつけるのだろうと思ってたら……
WOLF'S RAINと似たような展開だったり(ネタバレ)。
といってもあの状態まで行ったら他に選択肢も無いんだけど。
「癒しの獣はじまる」って言い伝えもそーいや似てるね。

「てんから」
表題作ではなく同時収録のグリーンワークスという作品。
これジョーカーシリーズのグリーン・パラダイスに似てたり。
多少の違いはあるけど植物を使って盗聴って仕掛けがそっくりです。
でもストーリーの展開は全然違ってて鮮やかなオチに感心したり。


男性誌の今月の1冊は無し。
余裕があれば「ローゼンメイデン」のコメントを書き換えて
入れようかなとか思ってたんですが、余裕などあるわけもなし。
あえて入れるならそれってことでヨロシク(汗)。
ちなみに4巻の内容はアニメとは全然違います。
(途中でマンガとアニメの展開が分岐していきます)
印象的なシーンだけは切りとって使われてたりもしますが。
なのでアニメが先でもマンガが先でもなんの問題も有りません。


違う名前で出ています? (05/3/6) 次へ 前へ
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他のことを調べてて偶然見つけたんだけど
アンバランス(エロアニメ)の監督ってやっぱ新房さんなのか!?
(ソウルテイカーや月詠の監督さん)
見てて映像の作りが新房さんとそっくりだなとは思ってたんだよ。

「とらハSSF」や「なのは」をやっててディスカバリーと縁がある人だし
(「リリカルなのは」の製作はセブンエイト=ディスカバリー)
エロは違う名前というのはマンガでもよくある話ではあるけど
二つの名前を並べて検索しても何も出てこなかったから自信なくて。
だからアンバランスのコメントではあえて触れなかったのです。
どっちにしろその情報も確証ではないんだけど。

ディスカバリーは最近エロアニメから撤退気味で
この人は今後どこで仕事してくれるのだろうと心配してたけど
新房さんと同一人物なら颯爽とテレビアニメに復帰してますな。
それもネコミミモードというここ最近で最大の話題を振りまいて

ちなみに最近はエロアニメはあまり売れないようで
(と言うかテレビで露出しないOVA全般が売れない傾向です)
撤退または撤退気味のレーベルがいくつかあります。
わりとマシなディスカバリーとグリーンバニーが撤退っぽいのが
エロアニメ全体の品質の低下に繋がるので痛いっすね。
(両者とも違うレーベル名でテレビアニメやってました)

ここ数年エロゲー原作のテレビアニメが目立って増えたのも
エロアニメが売れないことと無関係ではなかったりして。
実は君望と「とらハ(18禁)」のエロ度はそう差がないぐらいで(笑)。
エロメインな作品はともかく純愛系とかストーリー重視の作品は
エロを薄めてテレビに持って行けるならその方が売れるのでした。
実際とらハはエロなしの「とらハSSF」(監督は新房さん)をOVAで出して、
さらに「リリカルなのは」(監督同じ)でテレビにまで進出したわけで。
個人的にOVAのもテレビのも脚本のテンポが合わなくてアレだけど
KURAUやダフネよりもずっと売れてるよ……


話は変わってCSの来月の予定が出てますが
なんか「ガンダムSEED DESTINY」を4月からキッズでやるらしい。
終了後ではなくて放送中(半年遅れ)にネットするなんて珍しいね。
あと「ああっ女神さまっ」もキッズでやるらしい(3ヶ月遅れ)。
キッズはTBSの資本が入ってるんたけど、それを珍しく実感したよ。
月姫とか忘却の旋律みたいにアニマックスに行っちゃうのも有るから。


ではビデオネタを。

「ヒートガイジェイ 17〜25話」
これで最後です(DVDだと+番外編で26話分あります)。
ダイスケが父親を殺したエチゴの正体にだんだん迫ってゆき
そして辿りついた予想もしない人物。という展開。
と言ってもずっと続いてるわけではなく基本は読み切りスタイル。

17話の冒頭で特務課は解散してしまうのです。
ダイスケも本局に戻るように言われたけど断って失業状態に。
そこからいろいろあって結局は新たな特務課として生まれ変わる
と言ってもメンバーは以前と変わらず。仕事内容も変わらず。
でもここから特務課は以前と違った様相を見せ始める。

アニメだとわりとよくある展開の一つだけど、
ダイスケと縁の深かった人たちが次第に特務課に加わっていく
それは一人で兎を追い求めていた獣人のボマだったり。
ジェイを我が子のように育ててきたアントニアだったり。
仕事のライバルのような腐れ縁のエジムンドだったり。
もちろんダイスケがエチゴに対抗するために仲間を求めたんだけど
それぞれが事情や想いがあって協力していくのだった。

話が見えてきたことでやっと人物配置の全容が明らかに。
フィアがとってきた謎めいた行動もやっと理解できたよ。
実は最初はショウグン=エチゴと勘違いをしてて、
ダイスケを我が子のように面倒を見ててナゼ!?って思ってた。
しかし……エチゴの正体を知ってある意味いい勘してたとも思った。
だって、ショウグンと似たような位置にいた人だったから。
(勘のいい人ならネタバレバレな書きかたですか)

にしても
やっぱ彼が自分から窓際に行ったように見えたのは正しかったんだ。
その後の緊迫した展開で目の錯覚だったのかと思ってたけど。
そしてエチゴが何をしようとしてたのかもやっと理解したよ。
裏社会の支配的地位にいてさらに何を望むのかと思えば
まさか革命を起こしたかったのだとは……
※革命とは現在の秩序を壊し新たな秩序を作ること

クライマックスはエチゴの革命をダイスケ達が阻止しようとする展開に。
なんとクレアが逃亡生活の時にダイスケに受けた恩を返すとかで
カンパニー(マフィア)までがダイスケの手助けをするのでした。
ショウグンの手の者やガザルドールたちまでダイスケに協力して
オールスターキャストで自分たちの街を守るために戦って。
そして最後にダイスケとエチゴは一騎討ちを。
結果どーなるかは自分の目で確かめてください。

そうそう。
サントラを買ったんです。ずいぶん前に。
エスニックとロックが調和した感じでがなかなかイイっすね。
特に作品のメインテーマの「BAY SIDE SLIDER」が名曲ですよ。
※次回予告でも毎週使ってる曲
同じTRY FORCEがやってるワンダバよりもこっちの方がずっとイイ!
ワンダバのサントラはサビだけみょーに耳馴染みがいいけど、
サビ以外がいまいち展開がゆるいっつーか面白みが希薄なので。
(レンタルで事前に聞いてれば買わなかった)
アルバム全編通して聞けるって意味でもこっちの方がイイよ。

しかしamazonにある評価だと逆なんだよねぇ……
結局のところ良し悪しなんてその人の好みに過ぎないわけで
他人の評価はあまり鵜呑みにすんなということでした。
まぁ、amazonの感想はセンスのいい感想と論外な感想が玉石混交で
それらを見分ける能力も必要ですが(価値観の違いはまた別の話)。


「ああっ女神さまっ 5〜8話」
付き合うプロセスを経ないでいきなり同居モードになった二人だけど
蛍一があらためて付き合おうと頑張ったのには驚かされたよ。
告白して関係を明らかにしようとしまいと実態は変わらないのに
それでもちゃんと告白しようとする誠実な態度というか。
思わず「付き合ってください!」「どこまでですか?」なんて展開を
頭の中でイメージしてしまったのはナイショ(爆)。

でも地上というか現代の日本人を対象にしたマニュアル本なんて
それこそ女神には役に立たないじゃないの?とか思ったり。
ムードを演出するために庭にローソクを立てたのは正解だけど。
てゆーかマニュアル人間だとそんなアレンジできない……

いつも録画後に確認のタメにざっと早送りをするんだけど
その時に垣間見た蛍一に引っ付いてる女の子は誰?と思ってたら
なんと故郷から同じ大学に通うために出てきた妹だった。
そしてまた凄い家賃で部屋を探してるし……2万ってオイ!

最初にイメージしてた通り、蛍一とベルダンディの関係は
恋愛かそれに近い関係として描いていくような感じっすね。
ベルダンディはともかく蛍一はそーいうつもりだし。
周囲の人たちもそーいうイメージで捕らえてるし。
蛍一の妹(恵)やベルダンディの姉(ウルド)もそういう認識で
二人の関係を進展させようと手伝ってたり。ウルドは強引だけど。

ところでウルドが出てきたので余計に思ったけど
この作品ってうる星の設定とどことなく被るっすね。
そして作品のテイストはなんとなくめぞん一刻だし。
そもそも作品の第一印象がまんまうる星+めぞんだったよ。
ちなみに蛍一が妄想するのもルーツはめぞん一刻なのです。
世代的に直後の人なので色濃く影響を受けたのかなと思ったり。
で、うる星やめぞん世代の人間なので雰囲気が親しみやすいのかも。


「ギャラリーフェイク 1〜4話」
1月からテレビ東京系(6局)で土曜日の深夜に放送してる新番組。
BSジャパンやアニマックスでもやってるので見れない人はそちらで。
原作は青年誌(スピリッツ)のマンガでもちろん全巻持ってます。
内容は元ニューヨーク・メトロポリタン美術館の天才キュレーターで
今は贋作専門の画廊ギャラリーフェイクを営む藤田礼司を中心に
絵画や陶器、玩具に至るアートとそれに絡めた人間模様を描いたもの。

なんか1話からいきなりサラが出てたりして。
かなり初期からいたけど、最初はいなかったような。
まぁ、でも本数から考えても抜粋になると思うので
最初からサラがいることにしてもいいとは思ったけど。
ちなみに2話に藤田とサラが出会ったエピソードがでてきます。
(過去の話を振りかえるみたいな感じで)
三田村館長と藤田との因縁とも絡んで作品の中心キャラの
関係・構図を説明するエピソードにもなってるのでした。
つまり1話が作品の説明で2話がキャラの説明になってる。

そーいや初期の頃って三田村さんは藤田を目の仇にしてたっけ。
いつのまにか、仕事のしかたには多少の異論はあるけど
同じ美術を愛するものとして最も信頼できる人って感じになったけど。
長期に連載が続いて人間関係が変化してしまった最たるものです。
ちなみにサラも回が進むと美術への造詣が深くなっていくのです。
そんなわけで初期の雰囲気を思い出して懐かしい感じに。

アニメの内容に関しては原作ほとんどそのまんまっすね。
と言っても昔の巻は倉庫に行ってて確認のしようもないけど、
美神法廷だけはかなりハッキリ記憶してて、それと一致したので。
(セリフ一つ一つまで同じとは言いませんが)
見てて思ったけど原作の1エピソードは30分枠で丁度いいのかも
表現スタイルはオーソドックスで冒険はしてないけど、色がついてたり、
音楽がついてたり、喋ったり、と原作ファンでもそれなりに楽しいかな。


「時空冒険記ゼントリックス 1〜4話」
2003年にBS2で放送してたテレビシリーズ。
1月から一部の民放(TVKとサンテレビだけ?)で放送してます。
アニマックスでも3月からやるので地上波で見れない人はそちらで。
DVDもやっと4月からリリースするようです(レンタルあり)。

いまよりずっと未来。世界的な戦争と荒廃を経て再び繁栄を取り戻す。
それに重要な役割を果たしたのがバイオテクノロジーの結晶である
ゼントリウムを搭載し、人のような感情を持ったロボット達だった。
都市を制御していたのは最高の頭脳を持つオミクロンというロボット。
(なんかアップルシードと似た設定だね)
しかし人間的になりすぎたロボットは人と同じ権力を欲するようになり
ついには王国の実権を握るべくクーデターを起こすのだった。
異変を事前に察知した国王と博士はオミクロンの完成を止めるため
タイムマシンで過去へ。国王の娘のミーガンもそれを知り過去へ。
事態を知ったオミクロンが差し向ける追っ手を撃退しつつ旅をする。
果たしてミーガンは父と再会できるのか?オミクロンを止められるのか?
という内容のフルCGアニメです(香港製)。

これ当時予約枠の関係かなんかで録画しなかったやつで
いつまでもビデオがリリースされなくて悲しかったよ。
なんでもDVDのリリースは一度中止になったらしい
(そんな経験を経て可能な限り全部録画するようになった)
たぶんDVDリリース&ゲーム化の絡みで放送されたんだけど
なんにせよやっと見ることができて嬉しいっす。

アニメのテイストとしては完全な子供向けです。
わりと単純な勧善懲悪でわくわくする冒険ものって感じ。
でも記号化したデザインのCGがビジュアル的に映える感じです。
これたぶんそのまんま手描きのアニメにしたらショボイと思うよ。
そして日本のアニメとハリウッドのCGアニメの手法が混ざってて
とてもテンポ良くて、適度に緊張感が有って、わりと楽しいです。
ミーガンを守るゼウスの喋りも含めたすっとぼけたキャラとか、
放棄されたバイオ研究所に残された植物の姿をした生き物とか、
見てる人を楽しませようってサービス精神が旺盛でいいっすね。

にしてもアクアキッズの時も思ったけど
今の日本ではこーいうアニメを作れないんだよねぇ……
子供向けになるといきなりヘボくなってしまう。


「ぷぎゅる」
去年キッズで放送してた約3分×13話の帯番組。DVDレンタル。
原作は少年誌(マガジンZ)のマンガで読んだことありません。
内容はよーするにナンセンスもしくは不条理なギャグ。
元が4コマらしく細切れなネタを次々と撃ち出してきます。

で、アニメとして見た場合、驚くほどアニメしてません(爆)
作ってるところはデジガールPOPと同じなのであんな感じです。
ただデジガールはポップイラストが動いてる!って感じだったけど、
これは普通のアニメに近いマンガ絵なので動かないアニメに見えるよ。
まぁ、激しく気の抜けた映像を許容できるならそこそこ見れる内容ですが。

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