Music LA-PPISCH [Live '97]



人はどこまで馬鹿になれるのか。
人はどこまで自分が捨てられるのか。
閉ざされた空間に暴走した自我が開放される。
作りモノでは無いエネルギーが心地よい。
LA-PPISCH ■△■


ライブレポート(97) 先頭へ

日比谷野外音楽堂 97/7/12
なんと1年ぶりのライブ。とーっても久しぶりって感じだった。
あんまり久しぶりなんで会場に早く着き過ぎてしまったよ。
遅刻したらイカンと急いで出てきたら、ホントに30分で着いた(笑)。

心配していた天気も、雨はたまにポツポツ降る程度だったし。
数日前までの、でたらめな暑さでもないし。寒くもないし。
やっぱ、わたくしの日ごろの行いが良いってことでしょーか(爆)。

実は、バケツをひっくり返したよーな
どしゃ降りの中のライブってのにも、ちっと興味があったんだけど(笑)。
ホントになったら恐いので、ライブ前には言わなかったよ。
客がぜーんぜん居なかったりして。なんて、ことはナイだろーな。やっぱ。
たぶんみんな「美代ちゃんのカッパ(笑)」で完全武装して来るゾ。

と、カッパの話が出たところで、本日のそこのおねーちゃんズ。
ライブに早く着き過ぎちゃったんで周りを観察してたんだけど、
雨がポツポツ降ったり止んだりしてたので、
カッパを取り出して着てる人がチラホラいたのです。
それを見ていた後ろの人がのたまった。
「なんで、みんなカッパ持ってきてるの?
確かに言わんとしてることは良くわかる(笑)。
まー、レピの人たちは達人ですから、そのくらいで驚いてはいけない(爆)。

それよりも注目すべきは、バック(リュック)を包んでた黒いポリ袋です。
確かに濡れないよ、それなら……
でも、そこかしこにゴミが落ちてるよーに見えるんですが(笑)。
しかーし、東京都の指定のゴミ袋は半透明だから、
黒いポリ袋では回収してもらえないんだよ(←関係ねーよ)。

今回は特別に、本日のそこのおにーちゃんズ(笑)。
全国を行脚してるらしきピカリな人は東京にも出没しました。
しかも二人に増殖して。次に見るときには三人になってるかも(おいおい)。

さて、肝心のライブの内容に移ると。
いきなり「美代ちゃんの×××」ではじまって、
恒例の暴れ系の曲を続けざまに撃ち出してくる。
天気なんか無視して、異常に盛り上がるメンバーと観客であった。
たくましいというか、しぶといというか(笑)。
人のことはあんま言えないだけど(爆)。

あんまりテンション上がってたせーか、「胡蝶の夢」なんか
何がはじまったのか、しばらく分からなかったよ(笑)。
「水溶性」なんて、天井がないのになぜ外す(笑)。
まーツアーファイナルってことで、慣れたのかもしれないけど、
全体にはかなりマシではあった。ライブが練習かい(爆)。

そんでは、ほぼ完璧なセットリストを。

「美代ちゃんの×××」「胡蝶の夢」「旭タクシー」「ガンジー」
「リックサック」「FAMILY」「Toys」「いっそのこと」「room」
「パーティ」「プレゼント」「CONTROL」「パヤパヤ」「VIRUS PANIC」
「(恭一ソロ)」「満員電車は故郷をめざす」「ヒゲパワー」「ボルネオママ」
「H」「ありがとう」「COMPLEX」「水溶性」
アンコール
「バイバイ」「Magic Blue Case」「Love Songs」「KU・MA・MO・TO」

最初は、久しぶりだからメモしないで楽しもうと思ってたんだけど、
なんか曲名が頭の中をぐるぐる廻ってるもんで、
7曲目が終わったところでメモに取ってしまった。
その後は気が楽になって心置きなく乗れたよ。(暴れてたとも言う)
これ以上ないかも、ってぐらい渋い選曲だった。
不満があるとすれば、たった(?)26曲しかやらなかったコトでしょーか。

ほぼ完璧と言うのは、メモを途中からはじめた関係で、
3〜5曲目の順番がちょっと自身がない。間違ってるかも。
あと恭一のソロの曲はタイトルが特定出来なかった。
アルバムは持ってんだけど。

そーそー、メンバーの服の話をしてなかった。
メンバーの服はとゆーと……よーく覚えてないっす(笑)。
ってゆーか良く見えなかった。遠かったから。
覚えてるのは、マグミが脱いだかどーかだけ(爆)。
強力な双眼鏡を持っていったんだけど、音が流れ出しか瞬間に
そんなものは全く役には立たなくなった(笑)。やっぱし。
頭にがっちり固定するような、暗視スコープみたいのじゃないと
用が足りないんではないかな。でも、そんなの怪しすぎ(爆)。

ここで恒例の、本日のストリッパー。
本編では、いつになったら脱ぐのだろうと注視してたのに
マグミは脱がなかった。(←そんなものを注視してどーする)
アンコールではさっさと脱いでるし。
油断(?)してたら、いつのまにか脱いでた。

続いても恒例の、本日のMC。
なにやら、マグミが神妙にMCをはじめたので、
どんなマグミギャグを言い出すのだろうと、聞き耳立ててたのだけど。
ふつーに天気の話を始めて……始まったのは、
全国でやってる例のしつこい前振りだったのです(笑)。
「今日の天気がどーなるかと心配してて、
もしも大雨で客が一人も来なかったらどーしようなんて考えたりして。
でも雨の中これだけの人が足を運んでくれて。
ここはひとつ、ウチの雪好の方から、是非ともみんなに礼を言いたいと
(↑こんな雰囲気、文面は正確ではない)
これをわざわざ2回繰り返して、もちろん2回目は、
「ゆ・き・よ・し〜〜〜」
ってみんなが叫ぶお約束でした(爆)。

そして始まる「ヒゲパワー」。
もともと曲そのものもそーなんだけど、
さらに曲の途中でまるで雪好のドラムソロみたいな展開があって。
あー、なんかロックバンドを見てるよーだとか、ボケボケ考えたりもした。
って、レピッシュはロックバンドだよ。最初から。

そーいえば、期待(?)のマグミギャグは炸裂しなかった。
時間が短かったから、珍しく(笑)音楽を優先したのか。
「最近の東京は暑いヒビヤ」
とか言うんじゃないかと、待ち構えてたのに(爆)。
丁度ライブの日は涼しかったから、ボツになったのか(おいおい)。

やっぱ、次は本日の芸か。
と言っても、ほとんど見えなかった。
現ちゃんが、無理矢理柱に登ろうとしてたとか、
マグミがマイクスタンドを足にはさんで何かやってるとか、
でっかい旗を担いで振り回しながら走ってたとか、
恭一と現ちゃんが寝転がって足をバタバタしてたとか、そんぐらい。
相変わらず、落ち着きというものが微塵も感じられなかった(爆)。

ライブも佳境に達してきた頃に、前の方で何かが吹き出してた。
何なのかは、見ていた位置からだと全然分からなかったけど、
前の方にいた人の話では、なんか水だったらしい。
ウォータースクリーンか、EASTを思い出すなー(←遠い目)。

そして、花火が上がる。
夏の野外の花火、って噂は聞いてたけど、これのことだったのか……
もっと、デカイのがドーーーンんと夜空に上がるんだとばかり。
ちっと非常識だけど、レピッシュならそれぐらいやりそう、
とか考えてしまって(笑)。

野音のライブは今回が始めてだったので、
貸し出し時間に制限があるなんて知らなくて、
きっと3時間やってくれるに違いない、と信じきってたのでした(笑)。
だから「KU・MA・MO・TO」が始まったときに、
えっ何で???って感じだった。
まさか、これで終わりなんて、短すぎるよ(笑)。って思ってたから。
ホントに終わってしまうとは(泣)。

会場のみんなも、しばらく唖然としてたし。
「KARAKURI」が流れ出した時なんか、みんな叫んでるし
でも、すぐにアナウンスが流れて追い出されてしまった。
くそー騙されたーー!」とか、
「東京は一日なのに、短すぎるよ」とか、
ぶーぶー言ってる人が会場のそこかしこに溢れてた。

2時間以上やって、26曲もやって「短い」と言われるのは、
ロックバンドは数あれどレピをおいて他にはあるまい(笑)。
NAVIも「短すぎ」とか思ったけど(爆)。
その足りなかった分は、その後の第2部で十分に取り戻したので、
まーよしとしよう(笑)。

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