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久しぶりにゲームなぞをやってみました。
ゼノギアスは全然終わらないので、違うゲームをやってる(爆)。
もちろんゼノギアスもやってるんだけど、5ヶ月かけて25時間……
まだ2枚目に到達してないんだな、これが(笑)。
このペースだと年末までかかるかもしれない。
話の行方だけを、さっさと知りたいぞ。
だから今はダブルキャストをやってたりする。
1回プレイしても1時間ちょっと、2回目以降は見たシーンを飛ばせるし。
4回やって、やっとグッドエンドに(笑)。ヒントマークを選択し続けて(汗)。
なんて言うか、映像とかテーマとかがまんま押井さんのノリだったりして(笑)。
軽いノリなんかは思いっきり「うる星やつら」だし。存在がどーとか言ってるし。
でも、シーンの絵はまんまエヴァなのも何ヶ所かあったりする。
エヴァの映像ってあちこちで押井さんの映像を引用してるからなー。
と言うことは、直接的なルーツはエヴァなのかもしれない。
ただし、ダブルキャストには元の作品ほどのインパクトはないっす。
いろいろ書いたけど、ここまで動いてしまうのは凄いかもしれない。
単純に言ってしまえばアニメみたいなモノなんだけど。
選択肢によって展開が変化するアニメって前代未聞だし。
こーゆー企画って、比較的誰でも思い付く内容ではある。
けど、現実に実現するにはそれ相応の予算と人材が必要なんだから。
実際に作り上げてしまったってことは、やっぱ凄いコトだよ。
にしても、かなりギャルゲーっぽいぞ(笑)。
見た目なんか特にそーだし。キャラデザインなんかもろに。
この人ってナデシコの人だっけ?ちっとしか見てないから自信はないけど。
ストーリー展開も簡単にラブラブモードに入りすぎだし(笑)。
ラブストーリーの鬼(爆)だから、安易な展開は見過ごせないぜ(おいおい)。
で、そのわりには最初にも書いたけど押井テイストが入ってるので、
存在がどーとか記憶がどーとか言ってたりするわけです。
劇中劇のセリフもストーリー展開にワザトらしくかぶってるし。
けっこー緊張感の有るサスペンス(スリラー?)な展開になったりして。
最終的には存在とか記憶とかのキーワードが重要な鍵になるのです。
そんなわけで、見た目は軽めだけど、けっこーマジで重い内容なのだった。
ストーリーやセリフまわしも平均的なゲームよりは断然マシだし。
分業が徹底してるアニメなんだから当たり前だけどね。
もちろん映像も最上級とは言い難いけど、かなりいいレベルだし。
Production I.Gなんだから、この程度は当たり前だけどね。
(↑エヴァや、攻殻機動隊の映像を作った制作会社です)
昔のゲームはハードの制約から、ろくな表現が出来なかったけど、
今のゲーム機ならこれだけ出来るっていい見本かもしれない。
ただし表現力が上がったら、それに見合う人材が必要なのです。
映像にしろ、ストーリーにしろ、音楽にしろ、
やっぱりプロとして通用するような人材を使わないと。
社内にいる人を間に合わせで使ってしまうようだと、作品のデキもだけど
それを作ったプロデューサーの手腕が疑われることは間違いない。
もちろん社内に無名だけど素晴らしい人材が埋もれてたら、
どんどん活用すべきでしょう。重要なのは人材を見極める力ですな。
話がすっかり脱線しまくったけど、ゲームとアニメの融合という意味では
最も最先端を行ってる「やるドラ」シリーズ。
時間があんまりかからなくて、手軽に出来るし。
選択肢によっては全く違った展開になるとか、何度も楽しめるし。
見かけはギャルゲーだけど、けっこー本格的なドラマだし。
なんか面白いゲームはないかー?とか思ってる人はやってみませう。
個人的には「季節を抱きしめて」のほうがもっと楽しみだったりして。
設定もだけど、予告編の映像がすんごく気になる。
すんごい意識的に仕掛け映像を作ってるし。
絵コンテ切ってる人のレベルがダブルキャストと違うよーな感じ。
唯一の心配は声ですな。なんか主人公(相手役)の娘の声がキンキンした声で。
いわゆるアニメ声なのがちょっと。あの手の声は生理的にダメなのです(泣)。
今さら差し変らないだろうな……
せめてトーンを落として喋ってくれることを祈りたい気分なのです。
(「こんな話、そんな話」1998/7/21版より)
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