Game Books



情報は待っていても手に入るわけではない。
自分から求めなければ、何も得られない。
そんなゲームの情報源について。

ここに書かれてる内容はくどいようですが主観です。
だから、あなたの感覚と違っても責任は持てません。
あしからず
ゲーム好き? ■△■

■▽■ ポポロクロイス物語のアートブック
■▼■ 私がハイパーPS誌を薦める理由
■▽■ お薦めゲーム情報源(雑誌・他)


ポポロクロイス物語のアートブック 先頭へ

ゲーム関係のムックと言うと、ほとんど攻略本ばかり。
あとアンソロジーコミックぐらいか。アンソロジーにはあんまり
いいイメージが無いというのは、この場合置いといて(?)。

直接ゲームに関係があるのが、攻略本ばかりというのはナゼ?
正直言って、攻略本に頼らなければいけないゲームなんていらない
って思うのに、攻略本に頼るのが当たり前って感じだし。
このへんに疑問を持つ人が少なすぎるんじゃない?
ま、反射神経が衰えちゃったから、
攻略法が分かっても進めないだけなんですが(笑)。

そんな中で手に入れた「ポポロ」のアートブック。
アートワークや設定集、インタビューのみで攻略に必要な情報は全くない。
でも、こんなのを待ってた
ゲームを最初からやり直すのは、とっても大変だから。
比較的短いとはいえ「ポポロ」も20時間以上かかるし。
またやってみたいのは山々だけど。

そーいえば、こんなシーンもあった、あんなシーンもあった。
へー、この設定にはこんな意味があったのか。
とか振り返ってイメージを膨らますことがデキる
そんな本を待ってた。

本当なら、こんな本をもっと出していいと思うのに。
なんか攻略本ばっかり。
「土器王紀」の時はそれでも買おうかと思った。
たいして売れてもないのに4冊も出てるから、全部買い占めようかと(爆)
結局、絵(画面写真)が少なすぎるから、やめたけど。

「土器王紀」のアートブック出してくれませんか、どっか。
あのアートワークは埋もれさすには余りにモッタイナイから。
言うまでもないと思うけど、「クーロンズゲート」もね。
あのブックレット欲しさに生まれてはじめて予約したぐらいだし。
「FF7」も、もー終わったし、もーやらないと思うけど、
アートブック出してくれるなら、買うから。
(40数時間もかかるよーなもの、そー何度もデキません)

攻略本ばっかしなのは、もーやめよーよ。


私がハイパーPS誌を薦める理由 先頭へ

私はハイパーPSを毎月買ってて、他のは買ってない。
というよりも、他のは買う気もしない
それどころか、ハイパーPSの存在を知るまでは、
ゲーム雑誌なんて買おうと言う気のするものじゃなかった。

なぜハイパーPSを選ぶのかを、その理由。

作りが音楽雑誌
全てのベースになるのだけど、作りが音楽雑誌なのがよい。
ソニーマガジンズはもともと音楽雑誌の出版社だからなのかもしれない。
多くのゲーム雑誌のアンチテーゼな作りともいえる。

紙面の作りが洗練されている
レイアウト・配色などがキレイで洗練されている。
このへんも音楽雑誌っぽい。
他の雑誌は全体にチャチっぽい。センス磨いて出直してこいと言いたい。

注意して欲しいのは、この雑誌が特別に良いのではなくて、他の雑誌が
特別に悪いのだということ。ゲームに対しての一般人のイメージの悪さは
ゲーム雑誌の与える印象も多分にあるのだと自覚して欲しい。

カタログ的な紹介に徹する
これもまた音楽雑誌だ。
より多くのタイトルを幅広く扱って、なおかつ内容はそのソフトを気に入ったか
興味がある人が、ソフトの魅力を紹介する。この方向性にとても好感がもてる。
(広告と紙面を隣り合わせにするとこもカタログ的)

だいたい評価とは主観的なものなのに、まるで鬼の首でも取ったかのように
語られるとしらけるよ。他人の評価はしょせんヒト事なんだから。

ソフトを購入する時の最も大きい基準は、それが好みかどーかなわけで。
どんなソフトなのかが判断できれば、ほとんど決まる。
好みなら、誰がなんと言おうとどーせ買うんだし。
愛で、評価なんてどんどんねじ曲っていくんだから(笑)。

NAVIはハイパーPSの紙面で選んで、外れたことは一本もない。
(最近では「FINALIST」と「すらいムしよう!」)

だいたい音楽雑誌で客観評価やら完成度なんて語ったら大変だ。
(評価が低かったアーティストのファンから抗議が殺到すると言うこと)

センスをとても重要視
ソフトに対する視点でセンスをとても重視する。
このへんも音楽雑誌なのかもしれない。

ライターがビジュアルやサウンドについて、よく知ってるし。
「ワイプアウトXL」でいきなりXLレーベルの話をはじめられても、
わかる人しかわからないじゃないか(笑)
売れ線じゃなくても、センスが気に入ると紙面を大きく割いてくれる。
最近だと「FINALIST」の扱いが(売れ行きに比べ)別格だったし。
(↑この文章のオリジナルはその頃に書かれたのです)

言ってみれば、HMV等の輸入CDショップのリコメンデーション(お勧め)
のような。「誰がなんと言おうとこれは最高だぜー」的な選びかた。
そーいえばハイパー・リコメンデーションなんてコーナーも昔あったっけ。

ファミ通に代表される既存雑誌のソフト評価は、
完成度至上主義でセンスの視点が大きく欠落してるのです。
ハイパーPSでも点数評価をするようになったけど、センスがいいと
点数が高くなる。実際にやった感覚ではこっちの評価の方がしっくりくる。
主観評価なんて大胆なアプローチもいい。
デキはボロボロだけど好き!って何それ?な感じ(笑)

誤植や、誤配置が多い
という意見を良く聞く。だから嫌いだという意見。
確かに写真の誤配置は目立つ。

でも、見てて眼が腐りそうな紙面とありがちで面白くもない意見よりは、
キレイで洗練されてて鋭い意見を読んだ方が、誤植が多くてもまだイイ。

伝統的に、中身のある雑誌って誤植が多いんです。なぜだか。

まあ、だからと言って誤植が多くてもいいという訳じゃないので、
ハイパーPS編集部の人がここを見てたら、ぜひとも肝に銘じておくれ。

最後に一言
ここまで書いておいて何ですが……
どんな雑誌を買ったらいいか判らない場合。
人に聞かずに、自分の目で確かめることです。
あなたと他人の感覚が同じだという保証はなにもありません

自分がいいと思ったものを選ぶのです。
すくなくとも雑誌は、中身を確認できるのだから。


お薦めゲーム情報源(雑誌・他) 先頭へ

HYPERプレイステーション (雑誌)
ゲーム雑誌の常識を超える、洗練されたレイアウトの紙面が光る。
より多くのゲームを紹介しようという姿勢も有り難い。
ライターのセンスの平均値も他より断然マシ。
今となっては孤高の月刊雑誌で、情報の遅さが悲しいが、
それはオンライン(Web)版で補うという発想が鋭い。
[毎月末日発売]

HYPERプレイステーション Re-mix (雑誌)
最初は全然違う雑誌だった(笑)。
現在の雑誌は、体験版のCD-ROMと最新ニュース速報の増刊雑誌。
単純に刊行間隔を狭めて中身が薄くなってく他誌に比べると、
こんなアプローチは断然良い。さすが音楽出版社(笑)。
価格もどんどん下がって、ついに月刊に。めでたい。
後は、CD-ROM2枚組ですか(おいおい)。
[毎月16日ごろ発売]

オリコン The Ichiban (雑誌)
有名な週刊ランキングデータ雑誌。
ベスト50まで網羅したゲームソフトの売り上げランキングは圧巻。
最近、推定売り上げ本数まで載せるようになったので、さらに充実。
どっかの週刊×××通は特定メーカーのデータ誤差が大き過ぎるので、
信頼できるデータを求める人はこちらを利用しよう。
[毎週月曜日ごろ発売]

ランク王国 (TV)
TBS系で放映されている、週刊ランキングデータ番組。
ゲームランキングではオリコンのデータを元に放送。1週間遅いけど(笑)。
ベスト10だけとはいえ、動いてる画面が紹介されるのは有り難い。
パラッパみたいなのは、動いてるのを見ないと分からないでしょ?
(まだ出る前には、他人に薦めても意味が通じなくて大変だった)

他にも、レギュラーのコミックやレンタルビデオのランキングや、
身近ないろんなモノのランキングが面白い。
まー、流行ってるから買うかというと、そー甘くはない(笑)。

昔はSCEが提供してて、ここだけでしか見れない「変」なCMもあった。
かの「FF7始動」のCMもここが最初。

これとその前のカウントダウンTVが、数少ない毎週必ず見るTV番組の一つ。
[毎週土曜日の夜1:35ごろから30分]

PlayStation Club (その他)
会員制で、会員になると1年に6回プレプレと呼ばれる体験版CD-ROMを
送ってくる。また、時たま単独商品の体験版を送ってくることもある。

年会費5800円は高いか安いか評価が分かれるところ。
もっと頻繁に体験版を送ってくれれば、誰も文句は言わないだろうな。
NAVIはこれでハズレを1本引かなければ十分元が取れたと思う。
それに、注目してなかった意外なソフトに出会えることもある。

また、プレプレのムービーはちゃんと作ってあるのが多いので、ゲームの
オープニングをただ収録してる他のに比べると、ゲームの魅力を感じる
ことができる。でも、あの画質だけはなんとかして欲しい。
もっとマシな器材を使いなさい、って感じ。

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