Comic
Girls Recommend [2002/9]




これは面白い。これは凄い。これはイケてる。
そー感じられるものを、とにかく数多く紹介。
質より量。数撃ちゃ当たるぜ!リコメンデーション。
昨日より良い明日の豊潤なマンガライフのために。

ここで紹介されてる本を読んで、面白くないと感じた
としても当方は一切の責任は負えません。あしからず。

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おすすめコミック・目次 ■△■
月刊・特選コミック情報 ■▲■

■▽■ 長篇連載 ■▼■ 短編集
■▼■ 連作ストーリー ■▽■ Hなストーリー
■▽■ 読み切り・シリーズ


長篇連載 先頭へ

7SEEDS 2 今月の1冊 田村由美
これはゲームではなく、ギブアップのボタンがあるわけでもなく、現実なのだ。
私たちが今ここにいるわけ。この異様な世界のわけ。現実は絶望を突きつける。
生きるしかない。生き延びて、この目で世界を確かめる。それ以外に道は無い。
[小学館・flowersフラワーコミックス]

夢の温度 あき 南Q太
物語というよりスケッチというか、シーンというよりエモーションというか。
余分な虚飾も過剰なサービスもなく、あるのは削ぎ落とされた人の営みだけ。
風景にカメラを向け撮影したら、そこに偶然にも物語があったようなカンジ。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]
→宝島社刊の1巻が「冬」として再発売されました。


連作ストーリー 先頭へ

Honey 5 橘裕
罪は償わなくてはならない。何もしなかったから罪じゃないなんて思えない。
助けたことが相手を追いつめ。恩人を加害者にしてしまった。その罪の贖罪。
マリアの微笑みは、無垢な優しさじゃなくて、傷つき血を流した天上の慈愛。
[白泉社・花とゆめコミックス]

オセロ。 2 池沢理美
自分の気持ちを表に出せない弱気な主人公と、友達という名のイジワルな悪役。
執拗なイジメを前に登場した正義のお助けマンは、隠れてたもう一人の自分!?
重くなりそうなテーマなのに徹底的に遊んでる、多重人格エンターテイメント。
[講談社・KC 別フレ]

秘密のサッコちゃん 1 よしまさこ
好きな相手の心を覗けたなら悩むこともないのに。そう思ってるかもしれない。
でも実際に心の中が見えたからって、期待した展開が待っているとは限らない。
全く脈がないのを思い知って諦められるなら、それこそ悩むことはないわけで。
[講談社・KC Kiss]


読み切り・シリーズ 先頭へ

西洋骨董洋菓子店 4 よしながふみ
甘いマスクでヒゲ面の胡散くさいオヤジがケーキの説明を流れるように語り。
魔性のゲイで伝説のケーキ職人と、ケーキ命の元リングのジャ○ーズが作る。
表現にセリフに語られる言葉が面白い。まさに言葉のエンターティンメント。
[新書館・WINGSコミックス]

Hold me tight 1 篠原烏童
砂漠を渡る足であって、頼もしい相棒でもあって、そして大切な家族でもある。
言葉が通じなくても、姿カタチが違ってても、心の水が馴染むように通じ合う。
砂漠に覆われた星。砂球。ここではどんな不思議さえも許容してしまえそうな。
[朝日ソノラマ・眠れぬ夜の奇妙な話コミックス・大判]

うまんが 2 新井理恵
つぶらな瞳の馬のぬいぐるみのような生き物が、ブラックな台詞を吐きまくり。
金髪碧眼の使用人の口は下ネタを垂れ流す。少女マンガの暗黒面とでもいうか。
よい子は泣いて逃げ出すような、いい歳した大人のための寓話。かもしれない。
[小学館・flowersフラワーコミックス]

ホラーのおすすめ 1 楠桂
ホラーマンガ家だって幽霊は怖いし、呪いも怖い。だって普通の人なんだから。
なのに怖い人と思われて、彼女はできないし、慕ってくれるのは幽霊だけとか。
血飛沫が飛んでも怖くない。むしろ笑える。かわいそうだけど、笑ってしまう。
[新書館・WINGSコミックス]


短編集 先頭へ

笑って!ピギー 入江紀子
三つ子の魂は百までと言うように、幼い頃に繰り返し言われた言葉が私を縛る。
自分に自信が持てなくて、素直に受け取れなくて、負の無限回廊にハマってる。
気づいて欲しい。誰もが君を傷つける敵ではないと。解けない呪いではないと。
[秋田書店・miuコミックス]


Hなストーリー 先頭へ

恋愛魂理論 小石川ふに
ラブの炎というものは、発火して、激しく燃え上がって、そして枯れて消える。
気持ちよくて心地かったコトも、炎が冷めたら、それはただの行為でしかない。
でもラブがないと味気なくて、分かってて繰り返す。永遠に絶えぬ炎を夢見て。
[宙出版・ミッシィコミックスピンクパンチ]

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