Comic
Girls Recommend [Monotone]




これは面白い。これは凄い。これはイケてる。
そー感じられるものを、とにかく数多く紹介。
質より量。数撃ちゃ当たるぜ!リコメンデーション。
昨日より良い明日の豊潤なマンガライフのために。

ここで紹介されてる本を読んで、面白くないと感じた
としても当方は一切の責任は負えません。あしからず。

感想などはこちらへどーぞ → 掲示板(BBS)
月刊・特選コミック情報 ■△■


淡々としたストーリー 先頭へ

回転銀河 1〜6 海野つなみ
私の気持ちを伝えられるはずはなく。彼女の恋路の邪魔などできるはずもなく。
誰よりも彼女の幸せを願ってるのに。認めたくなくて。気づかないふりをする。
ホントは私が彼女を独占したかった。ずっと私のそばにいて欲しかった。から。
[講談社・KC Kiss]

Papa told me 1〜27 榛野なな恵
Papa told me 〜街を歩けば〜 榛野なな恵
Papa told me 〜私の好きな惑星〜 榛野なな恵
誰かが仕掛け、流れに溺れてるわけじゃない。自らで選んで流れにのっている。
自分に自信がないから。責任がなくて楽だから。他者の価値観をコピーしてる。
流されるのは勝手。流されないのも勝手。一つの価値観を強制して欲しくない。
[集英社・ヤングユーコミックス/クイーンズコミックスコーラス]

そどむ 完全版 上・下 小野塚カホリ
知らないことが罪なのか。弱いことが罪なのか。生きてることさえ罪なのか。
未熟で不器用で、自分のことで精一杯で、他人を傷つけても分からなくて。
間違えて、間違えて、間違えて。頼りなく細い糸は、絡まって切れそうな。
[講談社・KC Kiss・大判]

ゆびのわものがたり 1〜2 小野塚カホリ
一つ目は友情。諦めようとした。でも消せなかった。ならせめて友情だけでも。
二つ目は忠誠。他に好きな人ができた。嘘じゃない。でも変らない想いもある。
三つ目は愛情。過去のこと。わかってる。でもあの頃の想いは特別だったから。
[祥伝社・フィールコミックス・大判]

あなたはあの星の下に 池谷理香子
お兄ちゃんとずっと一緒にいたかった。兄妹の壁を超えてもいいとすら思った。
でもそれは昔のこと。兄はもういないし、時を経て私にも新しい家族ができた。
しかし一人の青年の出現が沈めた想いを甦らせる。平穏な日常に波紋が広がる。
[集英社・クイーンズコミックス]

ジグザグ丼 全6 石田拓実
お互いにタイミングが良すぎたのだ。いや悪すぎた、とも言えるかもしれない。
勢いで寝てしまって。後悔して。付き合うことにして。でも上手くいかなくて。
あんたはいったいどーしたいんだ?そしてワタシはどんな展開を望んでるのか。
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]

アナトミア 藤たまき
耳にしたのは奇行の噂ばかり。知り合ってみたら結構子供っぽかったりもした。
それでも僕は彼に引かれたのだ。近づきたいと、踏み込みたいと、願ったのだ。
過去の出来事に囚われバラバラになった彼の心を、拾い集めたいと思ったのだ。
[大洋図書・CRAFTコミックス]

パンテオン 全4 榛野なな恵
ただ待っているだけで出会えるのは凄いことで。当たり前なのに奇跡のようで。
彼の存在以外は重要ではなく。むしろ私にとって面倒でつまらないことだった。
その尋常でない執着は、どこで生まれ、どこへ向かうのか。まだ何も知らない。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]

夏の名残りのばら 藤たまき
学ぶことが、知ることが、聞くことが、君と僕の夢への道筋だとそう信じてた。
けれども、知識を積み重ねるたびに、音楽だけが僕の指からこぼれ落ちていく。
ただ奏でることが楽しかったのに。忘れてしまった。僕の音が分からないんだ。
[徳間書店・Charaコミックス]

ニコニコ日記 全6 小沢真理
血の繋がってない親子。結婚していない夫婦。家族のカタチを演じる他人同士。
ホントの親じゃないことは知っている。いつまでも続かないことも分かってる。
家族を知らないニコのため、いつかは終わる夢を見る。一緒に幸せな夢を見る。
[集英社・クイーンズコミックスコーラス]

雲雀町1丁目の事情 全8 遊知やよみ
なに不自由ない生活をさせてくれた。まるで特別な存在のように扱ってくれた。
本当の家族みたいだった。夢でも見てるようだった。ずっと不思議に思ってた。
私と宇賀神さんの間には何かある。本当のコトを知りたいけど、知るのが怖い。
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]

愛すべき娘たち よしながふみ
素敵な人に出会った。心の綺麗な人だった。結婚するならこんな人をと思った。
でも好きになれなかった。誰も好きにならなかった。それはダメだと思ってた。
全ての人を愛し、誰か一人を愛せなかった彼女。その彼女が導き出した答えは。
[白泉社・ジェッツコミックス]

Cotton 紺野キタ
世界を広さを持て余し、自分の気持ちを発散する術を知らず、ただいら立って。
苦しいのは自分だけだと思ってた。大人は完全な存在で傷つかないと思ってた。
そう、確かに私にもそんな時代があったのだ。いつしか忘れてしまったけれど。
[ポプラ社・ポプラコミックス]

僕は探偵には向かない 亀井高秀
尾行をすれば撒かれ、立ち回ればのされ、人より特別に勘が良いわけでもない。
そもそも僕は探偵事務所の事務をやっていたのであって探偵なんて柄じゃない。
なのになんの因果か今は探偵をやってる。役に立ってるか甚だ疑問では有るが。
[幻冬舎(幻冬舎コミックス)・バーズコミックスGIRLS]

プライベート・ジムナスティックス 全3 藤たまき
君は悪くない。悪いのは僕だ。確かに君を愛していたよ。愛していた、けれど。
この恋は後ろめたくて。みんなを裏切っていて。親不孝をしてる。それが辛い。
疲れてしまった。未来図が描けなくなってしまった。だから、お終いにしよう。
[新書館・DEAR+コミックス]

カミング・ホーム 全4 もりひのと
好きだと言われるまで気づかなくて。好きかと問われても、よく分からなくて。
居心地がよくて、本当の姉弟のようで、上手くやっている。そう思い込んでた。
この先二人の関係は変わるかもしれない。でももう少しだけこのままでいたい。
[宙出版・ミッシィコミックス]

サムシング 全4 池谷理香子
二人の関係は元通りになった。修復したかに見えた。修復していけると思った。
だけどあの時の言葉が頭から離れない。胸の奥に刺さった棘のように疼いてく。
それは予感だったのかもしれない。関係の終わりの。炎が消えつつあることの。
[集英社・クイーンズコミックスヤングユー]

わたしのお気に入り 水玉ペリ
確かに幸せな時もあった。まだ幸せが取り戻せると思ってた。自ら貶めてでも。
でもそれは幻。選ばれることはなく、三人で幸せになることも有り得なかった。
だからもう会わない。二人が不幸になっても。幸せになっても。私は関係ない。
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]


不滅の花 亀井高秀
何も捨てられなかった。何も手に入れられなかった。ただ見ているだけだった。
期待しなければ裏切られることもないと言い訳をして、期待しないふりをする。
何も願わないわけがない。想いは沈殿するだけ。そして僕は井戸を掘り続ける。
[ソニーマガジンズ・ソニーマガジンズコミックスルチル]

優しくしないで 水玉ペリ
好きになった。告白した。めでたしめでたし。なんて人間関係は簡単じゃない。
付き合うことは手を繋いで一緒に帰るだけ。なんて何も知らない子供じゃない。
絵空事の恋物語では物足りないあなたに。皮膚で感じるリアルなラブはいかが?
[集英社・りぼんマスコットコミックスCookie]

香る水 1〜2 遠野一実
彼の背中から私の足へと続く火傷の傷痕だけが絆だった。届かないと思ってた。
似ているから好きだと錯覚してるのか、似ているから気持ちを抑えていたのか。
歳の差は永久に縮まらなくても、心の距離はいつしかこんなに近くなっていた。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス]

月の砂漠 亀井高秀
いつまでも愚かな殺し合いを続けたいなら、いっそ全て滅んでしまえばいい。
望んでたのは終末の静寂だったのか。それとも、ささやかな幸せだったのか。
西の地の果てには楽園があるという。人が生きて辿り着くことのない楽園が。
[ソニーマガジンズ・ソニーマガジンズコミックスルチル]

福家堂本舗 全11 遊知やよみ
歴史が積み重ねてきた伝統の重みと。手札を見せないコトバの駆け引きと。
だからこそ垣間見える感情の機微が、浮き彫りになる人と人との関係がある。
日本という歴史とか文化とかが凝縮された、京都という街と人々の心の物語。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]

チ・ヨ・コ・レ・イ・ト 水玉ペリ
どんなことでも知りたくて。鬱陶しがられても聞きたくて。聞いて自己嫌悪。
ホントに聞きたかったのは何だったのか。伝えたかったのは何だったのか。
一生懸命すぎて空回りして傷つけて。でも好きだから大事にしたいこの関係。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]

道草の日 小沢真理
最初は軽い気持ちだった。他人を装って素直な気持ちを表現しただけだった。
自分から切り離した人格が一人歩きして、まるで自分でないように怖かった。
誰しもふと狂気に陥る瞬間があるように、人は心の中に暗い闇を飼っている。
[集英社・ヤングユーコミックスコーラス・大判]

ピエタ 全2 榛野なな恵
たとえそれがオママゴトのような生活であっても、たとえ同性であっても。
お互いにとって一緒にいることが全てで、それが生きることの大前提ならば。
美しくて脆弱な一対の片翼の天使が、人の群の中で密やかに生きるがごとく。
[集英社・ヤングユーコミックス]

花きゃべつひよこまめ 全13・完結編 篠有紀子
フツーの現実では、たぶん取るに足らない些細な出来事の羅列だったりする。
でもこの世界の中では、それら全てが大事件で、波瀾万丈の物語なのです。
ありきたりの現実でここまで楽しめるのなら、さぞかし人生は楽しそうだ。
[講談社・KC Kiss]

眠れる佳人 亀井高秀
よくあるお伽噺のように、最後はみんなで幸せに暮らしました、になればいい。
昨日と変わらない今日が有るように、今日がいつまでも続いてたならいいのに。
続くハズもなかったけど、その瞬間は続くと錯覚してた、淡く白い夢のような。
[ソニーマガジンズ・ソニーマガジンズコミックスルチル]

誓約の岸 亀井高秀
目の前に転がった死者の数だけ枷があった。果たすべき約束の枷があった。
何も望まず約束のためだけに生きて。それこそが生きるべき意味だったから。
でもほんの少しも夢見なかったわけじゃない。約束のない穏やかな可能性を。
[ソニーマガジンズ・ソニーマガジンズコミックスルチル]

世界でいちばん優しい音楽 全16 小沢真理
人生に波瀾万丈のスペクタクルはなくとも、小さな大事件や静かな感動がある。
いつものモノトーンな日常の中にも、カラフルに彩られた鮮やかな瞬間がある。
リアルな空気に一滴のファンタジーを染み込ませた、素敵なライフストーリー。
[講談社・KC Kiss]

P.S! 水玉ペリ
人を傷つければ自分も痛くなる。だから傷つけた分だけ優しくなれるのかも。
関係が壊れたって世界は終わったりしないし。間違えればやり直せばいい。
好意を素直に嬉しいと思える心があれば、また世界は動き始めるのだから。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]

彼は花園で夢を見る よしながふみ
別れがあるから出会いが彩られるのか。出会いがあるから別れが辛いのか。
人と人とが出会うことは奇跡のようなもの。だからこそ紡がれる感情がある。
ひどく懐かしいモノトーンの風景の中で、コトバが唄を奏でているような。
[新書館・WINGSコミックス]

好きさ好きさ好きさ 小野塚カホリ
好きと言ってくれた人を好きになりたいと思った。でも恋は本能だから。
まるで薄暗い道を進むように、不安な気持ちになる。でも興味もある。
目を閉じて身を委ねれば。行けるだろうか。塀を越えたその向こうに。
[宝島社・ワンダーランドコミックス・大判]

ONLY IF 藤たまき
欠けているから無垢なのか、無垢だから神様に取り上げられてしまったのか。
まるで一遍の濁りもないようなキレイで純粋な想いもあるのかもしれない。
針が心のひだをチクチクと刺すように痛み。あふれる感情が止められない。
[新書館・DEAR+コミックス]

ラブ・ホリック もりひのと
人は欠けた心のスキマを埋めるために何かを求め続けるのかもしれない。
たとえ愚かだと思われても。自分で気づいてても繰り返してしまうもの。
淡々と流れるシーンの中に見えるみょーに生っぽい表情にハッとさせられる。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]

花粉航海 小野塚カホリ
ワタシとは違う、彼の何も知らないキレイさが妬ましかったのかもしれない。
後ろ暗い欲望で汚したいという欲求。同じ位置まで貶めたかったからなのか。
誰でもいつかは、汚れたただの男とだだの女になっていくのさ。ざまあみろ。
[宝島社・ワンダーランドコミックス・大判]

双子座B型 水玉ペリ
本気になると壊れたときに死にたくなる。だから本気の恋はもーしたくない。
でも傷つかないよう一歩引いて付き合ってたら、幸せになれるのだろうか。
今も都会のどこかで繰り広げられてるかもしれない等身大でリアルな恋物語。
[集英社・ぶ〜けマーガレットコミックス]

ダブルハウス 榛野なな恵
男という額縁が嫌だったけど、女の額縁にも違和感を感じてる男(?)と、
女らしさや世間体のいい見栄えのいい家族に、一銭の価値も感じなかった女。
そんな二人の友達のような恋人のような関係。なんか素敵でいいカンジ。
[集英社・ヤングユーコミックス]

私小説 藤たまき
こんなにも彼に逢いたかったことに、こんなにも好きだということに。
文字として書いてみて、初めて見えてくる想いがあったりする。
まるで春の陽射しに包まれたような淡い淡い少年達の想いのカケラ。
[新書館・WINGSコミックス]

永遠の野原 全16 逢坂みえこ
永遠に変らないモノなんて何もないのかもしれない。
でも、この瞬間の幸せな想いは穏やかな光景は、記憶の中に永遠に残るだろう。
二太郎とマリコさんの、そして太と野沢の、絡み合った糸がキレイにほどけ、
エイエンノノハラここに完結。野沢よあんたはエライ。
[集英社・ぶ〜けコミックス・大判]

Copyright(C)1997-2012 NAVI All Rights Reserved.
先頭へ