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ま、個人的に高口さんの作品はなんでも好きなんですが。
最近はわたくしのあまし好きなジャンルでない作品が多かったのでねぇ。
(ほんと、ボーイスラブ系ってどうも駄目だわ。/笑)
でも、「明日のために」はひさかたぶりに高口先生のセリフパワー炸裂!
ってな感じで素敵だす。
もともと高口先生はハードボイルド的な(男女モノ問わず)脚本つーか、
セリフが光ってる人だと思ってるんだす。昔の作品を見てもね。「ルパン三世」
の脚本でも、やぱし高口里純だなぁ〜、と思わず頷いてしまいましたし(笑)
「おまえたち、育ち方を間違ったね」やら、「俺のオフクロ、垂れたオッパイ
かっこいいんだぜ」やら、もうシビレまくりのセリフオンパレード!(笑)
この作品の世界観も高口里純ならではですわねん。
人類の進化、ってなSF作品を、高口“節”で繰り広げてられております。
初めに「若さ」を選び、出産を拒否したのは女性の方だった、という事や、母性
とは何か?人間が人間として成長していく過程で不可欠なものを学びとるのに
何が必要なのか?などなど、ちと小難しいカンジに響きまふが、一読すれば、
心にズーッンとくること請け合いざます(笑)
[スコラ・スコラSC]
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