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長女の一美は現役女子高生の小説家。血みどろ猟奇趣味なので全然売れません。
次女の十子は筋トレマニアでクマも倒せます。学校ではモテモテです。女子に。
三女の百江はやおい好きのオタクで口調が変です。四女の千薪はしっか(字余り)
[芳文社・マンガタイムKRコミックス・大判]
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出会って。待ち合わせて。告白をされて。惚けて。部屋に行って。嫉妬をする。
私たちの関係のステップにはいつも本が有った。本になぞらえて。本が彩った。
時には本の中のお姫様に嫉妬もするけど、私たちは結構上手くやってると思う。
[竹書房・バンブーコミックス・大判]
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● 女子高生 Girls-High 1〜9
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大島永遠
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甘い響きからイメージする妄想とは別の、知らなきゃ良かった舞台裏みたいな。
しかもエッチネタなんか期待しちゃダメ。ある意味もっとヤバイネタが満載だ。
現実を見たくない人はやめとけ。現実を笑い飛ばせる人だけチェキラッチョ!?
[双葉社・アクションコミックスHigh]
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オタクであることを隠す彼に、バラせば自由なオタクライフが送れると誘惑し。
彼女と付き合ってたら、オタクならニ次元の女だけを愛さんか!!と別れを迫る。
言ってることは無茶苦茶なのに、異様な迫力に納得してしまいそうで、ヤバい。
[スクウェアエニックス・Gファンタジーコミックス]
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夢は現実の続き。夢は心を映す鏡。夢は心が作り出した、現実とよく似た幻影。
繰り返し見る悪夢には、忘れていた現実と、見落とした真実が、隠されている。
悪夢から逃れるために、真実に辿りつくために、今日も銀星館の扉は開かれる。
[スクウェアエニックス・Gファンタジーコミックス]
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仕事には相応の対価を要求して、と言うか金が無いやつは即刻帰れと言い放ち。
仕事は迅速確実だけど依頼内容以上のことは一切しない。追加料金が無ければ。
世間の少年探偵の印象を木っ端微塵にする史上最凶の探偵、その名も犬神ゲル。
[スクウェアエニックス・YGコミックス]
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赤ん坊の頃に教会の前に捨てられていて、教会で育てられた悪魔っ子のルルー。
人のために尽くせばいつか人間になれると信じ、今日もマジメに働いています。
ていうか一癖も二癖もあるシスターたちの中では一番純粋で、天使みたいです。
[芳文社・マンガタイムKRコミックス・大判]
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表の顔は名門女子高生。裏の顔はわりと危ない秘密の仕事人。正義の見方風味。
お淑やかになろうとしたけど、無駄だったし、お金も欲しいし、自分の力だし。
結局うまく乗せられた感じだけど、いつのまにかこの仕事が楽しくなってたり。
[小学館・サンデーGXコミックス]
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良く知るお伽噺をモチーフにしてるけど、ストーリーは原作そのままではなく。
物語の枠組みを現代の構図に置き換え、エッセンスだけ抜き出して描いた感じ。
構図から物語を組み立ててるのに凄く生身感があるのがこの人らしいと言うか。
[双葉社・アクションコミックスHigh・大判]
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長女の結花は一家の大黒柱。変なモノばかり置いてある雑貨屋を経営してます。
抜けてるとか、ガンバレ!とか、お店が潰れないのは奇跡、とか言われてます。
料理を作ろうとすると全力で止められます。(自分は)ちゃんと食べられるのに!
[芳文社・マンガタイムKRコミックス・大判]
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次女の実音は小学生。末っ子だけどしっかり者です。そうでないと大変なので。
髑髏が好きだったりと独特なセンスをしてます。言葉使いもどことなく変です。
「ゆかにっし」と一緒に読むと、ちょっとマルチアングルな気分が味わえます?
[芳文社・マンガタイムKRコミックス・大判]
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● ファミリーペットSUNちゃん! 1〜2
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岡崎二郎
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ひょんなことから家族の一員に迎えられた、オオサンショウウオのサンちゃん。
見かけは丸っこくてカワイイけど、中身は下世話でタヌキオヤジだったりして。
ペットの存在が心を癒すとはよく言うけど、こんなペットでも癒し系。なのか?
[小学館・ビッグコミックス]
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負ければ食事代を全負担。やらせ一切なしの非情なジャンケン隊が帰ってきた。
一般的な社長というイメージとは違って、みなさん気さくで面白い人だったり。
年齢を感じさせない行動力とか発想力なんか、だから社長なんだと感心したり。
[小学館・スペリオールコミックススペシャル・大判]
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現実にも有り得るかもしれないけど、その可能性は限りなく0に近いというか。
そんなことあるかい!と思うようなコトも、現実で説明できるのかもしれない。
いつもと同じに見えて、いつもと違う。でもやっぱりいつもと同じようなもの?
[エンターブレイン・ビームコミックス・大判]
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趣味はお昼寝。特技もお昼寝。夫の帰るコールはモーニングコール。だったり。
見た目は幼な妻というよりチビッコ。でも出るところは出てる。例えば腹とか。
心はいつまでも少女。というか無邪気で天然ボケボケ。こんな妻いかがですか?
[双葉社・アクションコミックHigh]
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かわいい女の子を拾って同居する。女の子は宇宙人で、ご主人様と奴隷だとか。
わりと有りがちな設定から宇宙的に飛躍した物語へ、大胆かつ不敵に展開する。
スプーン一杯のシリアスと、バケツ一杯のアホっぽさの、絶妙(?)なブレンド。
[角川書店(メディアワークス)・電撃コミックス]
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第二次大戦が終わって廃墟になった日本で、未だ目に見えぬ戦争は続いていた。
陸軍中野学校出身の桐三五は、新たな主の元で再び闇の世界に生きる犬となる。
これはほんの数十年前に実在した事実である。有ったかもしれない物語である。
[講談社・イブニングKC]
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委員長といえば、やっぱり三つ編みメガネの学級委員長。それも一つの委員長。
みんなをまとめる委員長。学校に彩りを添える委員長。縁の下で支える委員長。
いろんな委員長の仕事っぷりとか、時にはロマンスとか!?ポップに描いてる。
[双葉社・アクションコミックス]
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かわいい屋。カワイイ物ばかり置いている近所でも評判のファンシーショップ。
例えば足が多いクモとか、足が多いタコとか、足が多いネコとか、足が多い……
一度来たお客さんは、二度と来ない。それはもう近所で大評判!違った意味で。
[芳文社・マンガタイムKRコミックス・大判]
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人は生まれた時から十字架を背負ってる。だけど死は漠然としてて実感がない。
生と死は表裏一体で光と影のようなもので、死の実感がないと生も実感がない。
だから必要な儀式なのかもしれない。死を肌で感じることが。生きるためには。
[小学館・ビッグコミックス・大判]
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美はそれを持つ人の心の中にあり。相応しい人が持ち初めて価値ができるもの。
ステータスではなく。知識ではなく。まして値段でもなく。皮膚で感じるもの。
美術品という心のないモノを通して、人の心のアレコレが見えてくる。ふしぎ。
[小学館・ビッグスピリッツコミックス]
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共感した歌は感情を映し、思い出の歌は記憶を映し、懐かしい歌は時代を映す。
人は歌に接する時、そこに散りばめられたコトバと自分の現実を重ねたりする。
そしてその瞬間の感情と世情は、歌と結びついて記憶の書庫に仕舞われるのだ。
[小学館・ビッグコミックス・大判]
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習性や常識がふつうとズレてることで、悲劇が喜劇になってしまったというか。
登場人物はシャレをやってる気はないのに、滑稽な出来事になってるというか。
マジメにやってるだけに気の毒な気がしてきて、そこがまた面白いっていうか。
[少年画報社・ヤングキングコミックス]
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青年アーガイルはある日空から落ちてきた見た目幼女な天使アップルと出会う。
その瞬間彼はロリコンとして覚醒し、伝説のロリソードで世界を救うのだった。
そう、これは一人のロリコンの愛と勇気と萌えと毒の冒険物語。かもしれない。
[スクウェアエニックス・Gファンタジーコミックス]
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スパイといえば神出鬼没でコスプレで?スパイといえば美女とのラブシーンで?
スパイ物のエッセンスをそこだけ濃厚に取り出して他は捨ててしまったような。
緊張感とか緊迫感とはまるで無縁で、スパイ物なんだけどいつものアレな感じ。
[メディアファクトリー・MFコミックスフラッパー]
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刑事として人の嫌な面を見続けて、人に嫌気がさして、ペットの探偵になった。
人助けでペットを探すのではなくて、迷ったペットを保護するために探すのだ。
そんな彼の好物は青汁。得意技は刑事のふりして聞きこみ。だって元刑事だし。
[日本文芸社・ニチブンコミックス]
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髪が細くて薄くて悩んでる人がいるなら、太くて多くて困ってる人だっている。
雨の人はいつもよりも爆発するし、ストレートパーマは世界で一番不毛な出費。
あげられるものなら髪の薄い人に分けてあげたい。ああ今日も頭がメデューサ。
[竹書房・バンブーコミックス・大判]
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地球を守るための力と言われ目を輝かせて受け取った。それは5年も前のこと。
敵は現れず時は過ぎて、変身ヒロインに羞恥を感じる程度は現実を生きている。
なのに今更敵が現れて変身して戦えだなんて。私の平凡で静かな日常を返して!
[スクウェアエニックス・ガンガンコミックス]
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目前の莫大な遺産を相続するためには、絵を見つけ出さないといけないわけで。
先代の名探偵でも見つけられないのに、私に見つけられるとは思えないわけで。
ってコトは私はずっとこのまま貧乏なわけで。宿題は子孫へと託されるわけで。
[講談社・KC DX・大判]
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昨日までレストランは味が全てだった。今日からレストランは洒落になった。
冗談みたいな立地と、冗談みたいなスタッフと、冗談みたいなオーナーと。
そして冗談みたいなレストラン。天国はそこにある。いろんな意味で(笑)。
[小学館・ビッグスピリッツコミックス・大判]
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おさんぽの道は三日にしてならず。体力も根性もなく、有るのは好奇心だけ。
へっぽこな作者が血反吐を吐きながら(?)綴るそのへんの街や人々の一断面。
なのにおよそ現実と思えない、このファンタジーな色彩はいったいナニゴト?
[エンターブレイン・ビームコミックス・大判]
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植物には意識はない。だから植物には意思はない。そう言い切れるのだろうか。
害虫に反応し化学物質を合成するのは、まるで何かの意思のように感じないか。
際限なく森を侵食する人間も、いつか害獣とみなされる日が来るかもしれない。
[講談社・アフタヌーンKC]
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ドジなOLのちょっと笑えるエピソード。みたいな内容を想像してるなら大違い。
ドジとかマヌケとかのボケではなく、いわゆるボケとツッコミのボケみたいな。
ここまで行ったら芸というか。オフィスは舞台というか。仕事しろよというか。
[芳文社・マンガタイムコミックス・大判]
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青年誌にありがちの清楚なシスターが出てくるエッチな話と思ったら大違い。
人形が喋り、虫が楽器を奏で、空間が歪んで、空想が現実に染み出してくる。
それは実にメルヘンでファンタジーでエキセントリックな世界だったのです。
[集英社・大判]
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ある日サボテンから魔女ッ娘があらわれて、世界はメルヘンチックに彩られる。
それはラブリ〜で、プリティ〜で、ふにゃ〜んで、だら〜んで、ほわほわ〜の。
いわゆる萌え要素を詰めこみながら、でも純粋で、まるでカワイイ絵本のよう。
[シュベール出版・零式コミックス・大判]
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納屋から出てきた古ぼけた人形が、言葉を話したり、人に化けて歩き回ったり。
それはもう背筋も凍る恐怖……ではなくて抹茶色でアイスクリンなメルヘン!?
天国のお友達の果たせぬ夢を叶えるため、今日もみんなを騒動に巻き込んでく。
[エンターブレイン・ビームコミックス・大判]
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世界を我が物にせんと企む悪の組織も。世界の危機を救う正義のヒーローも。
世紀末のこの世では、洒落か冗談かもはや子供だましにしかならない存在で。
リアルで生活感豊かで、実にしみったれた戦いこそ、らしいのかもしれない。
[講談社・アフタヌーンKC]
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あの漫画家やスポーツ選手、タレントや俳優など。誰でも知ってそうな人たち。
でも知ってる姿はメディアの向こうの虚像で、素顔は案外こんなだったりして。
食べることには趣味が出て。お金がかかると地が見える。なかなかに興味深い。
[小学館・スピリッツコミックス・大判]
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輝いていた夏を取り戻したかった。まだ初々しかったあの瞬間に帰りたかった。
でもそれは偽りの記憶。目を閉じ耳を塞ぎ。ありもしない郷愁に浸ってただけ。
巻き戻したくても、しがみついてても、時は容赦なく流れる。夏はもう終った。
[小学館・ビッグスピリッツコミックス・大判]
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