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彼にとって何の意味もない一言でも、彼女にとっては聞きたくない一言だった。
恥ずかしいことで、嫌われたくなくて、知られたくなくて、そして許せなくて。
オンナが分からない?分からないんじゃなくて、分かろうとしなかった、だけ。
[少年画報社・ヤングキングコミックス]
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人は波乱を期待してる。ただし今の平穏を脅かさない程度のささやかな波乱を。
小さな波乱のはずだった。すぐに縁は切れるはずだった。なのに抜け出せない。
どこまでが真実で、どこまでが嘘か。辻褄の合わない悪い夢でも見てるような。
[小学館・ビッグコミックス]
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好きだからこそ一つに結ばれたいと思う。でも好きだからこそそれは出来ない。
便利だから好きになったわけじゃない。するために好きになったわけでもない。
ただ一緒にいるだけで幸せだと、そう思える人がこの世にどれだけいるだろう。
[講談社・ヤンマガKC]
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愛を信じられない、愛することが分からない彼女が、薬が生み出した愛を売る。
彼女を愛してると思った。真実の愛を教えたかった。真実が何か知りもせずに。
愛ってナニ?自分が愛してると思えばそれが愛?暴力だって愛?ねぇ、愛って。
[講談社・ヤンマガKC]
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一緒に暮らしてても夫婦と公言できない。そもそも関係が知られてはいけない。
ちゃんと結婚したはずなのに、まるで不倫してるような。宙ぶらりんな状態で。
だけど愛さえあれば体裁なんて関係ないし。前向き思考で困難も乗り越えるし。
[小学館・ビッグスピリッツコミックス]
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ひょんなことで私の中から出現した、私とそっくりな幽霊。生まれなかった妹?
私とそっくりな顔で私と違う態度を見せる。もしかして私の本心を代弁してる?
嘘が嫌いと言いながら素直になれない私へ、ハッパを掛けに出て来たのかもね。
[角川書店・角川コミックスドラゴンJr]
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誰かに認められたいと頑張って、それでも期待に添えることが出来なかったら。
言い訳をする?諦めて逃げる?それとも、諦めない?自分が壊れてしまうまで。
心があるから苦しみがある。そして喜びもある。神は人に厄介な贈り物をした。
[ぶんか社・ぶんか社コミックス・大判]
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その時私は死んで、後は抜け殻だけ生き長らえてた。過去をトレースしながら。
キライだってやれた、ただ欲望のままにやった、その意味に目を閉ざしながら。
激しくて痛くてキツイ、愛と欲望とセックスの物語。油断してると刺されるぜ。
[双葉社・アクションコミックス]
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偶然に出会って、なりゆきで寝て、なりゆきで同居して、なりゆきで結婚する。
自分で選んだわけじゃなく。巻き込まれ、流されて、できあがった奇妙な関係。
だからといって気持ちが無いわけじゃない。以前より幸せに感じる自分がいる。
[白泉社・ジェッツコミックス]
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知っているから優しくて、知られてるから心地よくて、そして思い知らされる。
過去に囚われていることに。過去に抱かれていることに。消し去りたい過去に。
夢と知ってて見せられる夢は、優しくて心地よくて残酷な悪夢。みたいなもの。
[小学館・ビッグコミックスIKKI・大判]
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オタク的な記号を散りばめてるのに、気色悪いと言うよりもユニークに見える。
美人とブサイクが結ばれるお約束の展開なのに、不思議と似合ってたりもする。
ただ妄想に逃避するだけじゃなく、ちゃんと現実も見えてるからかもしれない。
[講談社・ヤンマガKC]
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永遠に続くと思われた栄華も、揺るぎないと思われた大国も、いつかは消える。
世界の中心の輝きは薄れ、櫛の歯が抜けるように一人また一人と退場していく。
古い物語は終わる。そして新たな物語が始まる。話の終わりはいつも物悲しい。
[潮出版社・希望コミックス]
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表面に見える態度だけがすべてじゃない。人のココロはそんなに単純じゃない。
自分にも他人にも甘くてお互いがひたすら落ちていくだけの愛なんていらない。
情けない姿に鞭をいれビシビシ鍛える愛だっていいじゃない。だって愛だもん。
[白泉社・ジェッツコミックス]
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祭りはいずれ終わる。永遠に続くわけじゃない。続くように錯覚してただけで。
喜びも悲しみも怒りも楽しみも、その瞬間その空間に全てを凝縮して燃焼して。
祭りはいずれ終わる。でもまだ生きていくしかない。人は死ぬまで生きている。
[講談社・ヤンマガKC]
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あの時こうしていたら良かった。なんて時間を巻き戻すことは出来ないから。
二人の関係のその時々が世界の分岐点で。考えて悩んで、選んで。間違えて。
でも少しずつ紡いだ糸はこんなにも太くなってた。とりあえず、オメデトウ。
[集英社・ジャンプコミックス]
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日本にいればまだ子供であれたのに、その地では大人になるしかなかった。
受け入れられるために戦士になったとして、誰がそれを責められるのだろう。
探すことが正義だったとして、探される側にとって果たして幸せだったのか。
[講談社・アフタヌーンKC]
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神様のお恵みかそれとも悪魔のイジワルか、同居を強いられた男と女。
しかし、いかにもお約束な同居生活は甘い幻想とはかなり違ってた。
スパイシーな現実を乗り切れるコトができるのか。そして二人の関係は。
[集英社・ヤングジャンプコミックス]
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開発と地域振興という蜜の前では、神秘的な伝説はあまりに無力だった。
空気と同じで常に存在するものは無くならないと有難さは分からないから。
でも人はとても小さな存在で、奢りはいずれ自然の手痛い反撃に晒される。
[美術出版社(B・S・P)・大判]
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優しくしてあげたいと思ってる。でもイジワルな気持ちになることもある。
カラダを合わせることで痛いほどに実感してた。スキなんだってコトに。
男女の関係の妙を優しく描いてて、なんかとってもカワイイのです。
[白泉社・ジェッツコミックス]
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カッコつけて気取ったところで、軽くあしらわれてあっさり撃沈。
でもたまに見せる素直でカワイイ一面にドキドキしたりもして。
なんか、いーやねー。見てるとこっちまで幸せな気分になるよ。
[スコラ・スコラSC]
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間が悪いというのか、人付き合いに不器用とでもいうのか。
ここまで巡り合わせの悪い関係も珍しいかもしれない。
はたから見てると喜劇でしかない、波瀾万丈の恋の物語……かも!?
[白泉社・ジェッツコミックス]
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つ、ついにお壊れになってしまったのでしょーーーか(爆)。
女と男とどっちが好きだったっけとホンキで悩む「やおい」くん。
モラルをゴミ箱に捨て、禁断の園まで暴走してしまいそうな勢いが。
[小学館・ヤングサンデーコミックス]
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ギャグはシリアスより難しい、なんて言葉は勢いよくぶっ飛ばしてる。
次から次へと繰り出される笑いのネタに、圧倒させられてしまう感じ。
でも結構芸が細かくて、目の付け所がシャープ。なかなかの秀作です。
[新声社・ゲーメストコミックス・大判]
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幸せって何だっけ?と立ち止まってまわりを見回してみる。
サラリーマンが見る夢。そんな感じでしょーか。たぶん。
[小学館・ビッグコミックス]
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ユニークな視点でクセのある話を描く人。
読み切りだとあまり生きてなかったキャラのクセが、一本の長い話で光ってる。
[小学館・ビッグコミックス]
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センスのイイ人だとは思ってた。けど、ここまで重い話も描けるとは。
どシリアスがただの重く暗い話しになってないのは才能か。
[主婦の友社(メディアワークス)・電撃コミックス・大判]
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