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原子力発電所は必要なのだという。
今の日本の電力使用量のかなりの部分を原子力に頼ってる。
それは知っている。そして、原発を止めれば日本の経済活動が大混乱に
陥るのも容易に想像できる。
だけど、それが過疎地に原発を作ることの理由にはならないと思う。
そこに原発を建設すると補助金が出る。
それを目当てに建設を期待する自治体も多いと聞く。
しかし、一度事故が起きると、その損害は利益の比では無かったことに
気が付くのである。事実は、たいした事故で無かったとしても。
それでも原子力は必要だ。そー言うなら、一つ提案がある。
原子力発電所を東京に作ればいい。だって、安全なんでしょ?
ちょーど、御大尽でずさんな計画のために、臨海副都心に広大な土地が
余ってる。ここに凄いのを作ればいい。
だいたい原子力の恩恵に最もあずかってるのは、首都圏の人間だ。
利益を享受する人々がリスクを負うのが相応だろう。
念のために言っておくが、NAVIは東京の23区に住んでいる。
もしも、大事故なんて起きた日には、生きてないかもしれない(爆)。
東京に作れないのなら、過疎地に作るのも変だ。
命の重さに違いはないのだから。
そして、今すぐ全ての原発を止めるべきだ。
たとえ多少生活が不便になったとしても。
東京電力のパンフを見て愕然とした事実がある。
それは、ほんの10年前は電力使用量は今のほぼ半分だったのである。
10年前からは生活はそんなに劇的に変化してないはず。
何がそんなに使用量を増やしている?
そんなトコにメスを入れれば。原発なしの生活も幻想ではなくなる。
原発を東京に作るか、原発を無くし電力使用量を半分に減らすか、
究極の二者択一。
どーせ、人はもっと愚かで消極的な選択肢を選ぶと諦めつつ……
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